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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●
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本スレ>>14より
・自分の前では恥ずかしがってあんな態度だけど本当は…と思っていたら、女友達と話しているツンデレが自分の事をボロクソに言っていました
昼休み。
「痛てて……」
額に貼られた絆創膏を手で撫でつつ、俺は呟く。
『どしたの別府ー?その怪我……またかなみ?』
そう言い近づいてくるのは友子。話題に上がった『かなみ』は、俺の幼馴染だ。
長い付き合いではあるが、俺は最近かなみの事が良く分からないでいた。
「ああ、ちょっと手が触れただけで顔真っ赤にして押されてさ。壁に頭ぶつけちまってな」
俺の話を聞き、友子はため息を一つ。
そして右手の人差し指を俺に突き出す。
いつもだ。俺がかなみの話をするとこの仕草をし、そして言う。
『別府?別にかなみはアナタの事を嫌ってはいないから、勘違いしちゃダメよ?』
……やっぱり。
「……そうか?流石に毎日やられるとなぁ」
『照れてるのよ。幼馴染なんだから、分かってあげてよ〜?』
そんなもんだろうか。
「んー……。まぁ、分かった」
友子は『そ。ありがと』と微笑み、教室を出た。
アイツは、友子の言う通り、照れてるだけなのかも知れない。
……可愛い奴。
下校までは、そう思っていた。
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