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【「ヘブンズドアー! 『ツンできない』ッ!」】
矢に貫かれ、スタンド能力を身につけた。よし、好都合なことに遊びに来たボクっ娘で試してみよう。
「ヘブンズドアー! 『ツンできない』ッ!」
ボクっ娘の顔がまるで本のようにめくれる。そこに『ツンできない』と書き込み、スタンド解除。さてどうなる?
「う、ううん……タカシ、ボクに何かした?」
梓は頭を振って俺に尋ねた。自分に何が起こったか理解していないようだ。
「何もしてないよ?」
「……そう? それならいいんだけど」
さて、見た目上は何ら変わっていないようだが、はたして俺のスタンドは機能しているのだろうか。実践だ。
「ところで。梓、ちゅきちゅきー」
我ながらとても気持ち悪いが、これくらいやった方が分かりやすいだろう。いつもの梓なら「タカシが狂った! ……いや、いつも通りカナ?」とか言うに違いないが、さて。
「な、なんだよ、いきなり。恥ずかしい奴だなあ」
む、ちょっと反応が違うが概ねいつも通りか。失敗か。
「……まあ、ボクもちゅきちゅきだけどね」
梓はぼそっと付け足した。成功だ。さて、こうなったらエロいことしたいよね。例えば、ふ、ふ、風呂に一緒に入るとか! で、洗いっことか! 手が滑らせもにゅもにゅやーんえっちとか! とか!
ほとばしる妄想に鼻息を荒くしてると、梓が俺をくいくい引っ張った。
「ね、ねぇ……本当にボクに何もしてない?」
「してないっての」
「うー……でも、でもね、なんか知んないけどね、タカシがすっごい好きなんだよ。好きすぎて、むきゅーって感じなんだよ。なんかしたでしょ?」
なんだ、むきゅーって。つーかなんでそんな恥ずかしい事を真顔で言いますか。こっちが恥ずかしいジャマイカ。
「し、してない」
「ホントにぃ……? うー、なんだろ、うー……やっ!」
気合を込めて梓が俺の背中に抱きついてきた。
「なんですか」
「なんか知んないけど、すっごくタカシに抱きつきたいんだよ! したでしょ、なんか!」
「だから、してないっての」
『ツンできぬ』とは書いたが、『抱きつけ』とは書いてない。
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