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9463/3:2007/12/28(金) 19:16:49 ID:LU2s4P3w
「騙しましたね?」
「……やはりえっちな気持ちで計測するんだ。……計ってる最中にえっちな気持ちが暴走して、私は襲われるんだ。……ああ、可哀想な私」
「襲いません」
「…………」(ほっぺぷくー)
 嫌なのか。
「まーなんだ、どうしても嫌なら別に服の上からでも」
「……別に、タカシに見られるのなんてへーきだし」
 ちなみは俺に背を向け、するすると上着を脱いだ。肩から覗く肌は蛍光灯に照らされ、まるで宝石のように光っていた。その輝きに呼応するように、俺の動悸が激しくなる。
「ちょ! ちょっと待って! ストップ!」
「……?」
 ちなみは首だけ回し、不思議そうにこちらを見た。いや、不思議なのはこちらもそうだ。
 なんだってちなみの肌を見ただけでこんなドキドキしますか、俺。あれほど二次元で鍛えたじゃないか。今こそ、その真価を見せる時じゃないか!
「……どしたの?」
 ちなみは体ごとこちらに向いた。自然、裸が俺に晒される。無論、そこには、ち、ちく、
「ぶばー」
「……おおう、タカシが大量の鼻血を。……漫画みたい」

「……ん、んう」
「……あ、起きた。……おはー」
 気がつくと、俺はちなみに膝枕をされていた。もちろん、すでにちなみは衣服を着ている。
「……まったく、いきなり気絶とか。……迷惑にも程がある」
「あ、いや、ごめん。しっかし、この程度で気絶とか……我ながら情けない」
「……どーせこの程度な裸だもん」
 機嫌を損ねてしまったのか、ちなみは俺の頬をうにうに引っ張った。
「いや、そうでなくて。ちなみの裸体はこの程度レベルではなく、大変素晴らしいと思いますよ?」
「……な、何を言ってるのかな、この人は。……まったく、恥ずかしい人だ」
 機嫌が直ったのか、ちなみは俺の頬を優しくなでた。
「というわけで、第一回チキチキ貧乳だけの身体検査は失敗に終わったが、第二回大会では頑張りたいと思います。目指せおっぱい鑑賞!」
「……目指すな」
 再び引っ張られる俺の頬だった。




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