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「仕方ないだろう、可愛いのだから」
娘の黒髪をすくように、頭をゆっくりなでる。
「む……こ、子供じゃないんだ、こんなことやめよ」
言葉とは反して、娘は満更でもなさそうに目を細め、俺のされるがままに頭をなでられていた。
「いやいや、小学生は立派な子供だと思うが」
「精神的な話だ。私の心は成熟していると思うが」
「成熟、というか、侍みたいな口調だけどな」
「……父のせいだぞ。父がそんな口調だから、私に移ったのだ」
「父はそんな口調じゃないもそよ?」
「父が急に安っぽいキャラづけを!?」
「娘も語尾に“にょ”とかつけるもそ」
「断固断る。父もそれやめよ」
少し残念。
「……それで、いつまで私の頭をなでているのだ?」
「あ」
言われて気づいたが、ずっと娘の頭をなでていた。
「確かに、二人差し向かいで頭なでるのは変だな。よし娘、ここに座れ」
その場にあぐらをかいて座り、膝の上をぽんぽん叩いて娘を促す。
「そ、そういうことではなくて、頭をなでることを……」
「ほれ。な? 座れ?」
「……しょ、しょうがないな、父は。……特別だぞ?」
娘は頬を染め、恐る恐る俺の膝に腰を下ろした。ほにゅんとしたお尻の柔らかさが脳髄を刺激する。ちょっと狂いそう。
「ち、父? どうした? 何か危ない薬に手を出してるのか?」
「だ、出してない、父は出してないぞお……」
父性から誘ったものの、性の欲が顔を出しそうで怖すぎる。こんな時は沈静呪文だ! 俺は父俺は父俺は父。
……よし、大丈夫。もうこれで完全に父モード。
「父、お尻の下に何か固いものがあるのだが……これは何だ?」
ちっとも父モードじゃねえ。最低だ、俺。とにかく、今はこの状況を回避せねば!
「む、娘よ。ちょっとだけどいてはくれないだろうか」
「むぅ……なんだろうな、これは」
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