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9172/4:2007/12/02(日) 18:39:53 ID:xHdu/sHc
 スク水を着てくれたら仕事もやる気が出るかと思い、そう言ってみる。
「仕事……? なんだ、仕事に関係があるのか。それなら最初から言え。着てやろう」
「やった! 着て着て!」
 踊りながら引き出しを漁り、取り出したスク水を娘に渡す。
「いちいち踊るな、鬱陶しい」
「む、すまない。父は嬉しいと、つい踊ってしまうのだ。喜びが体の外に漏れ出す性質なのだ」
 そう言いながらも、父の体は踊るのを止めようとはしなかった。
「だから、踊るなと言っている!」
 叱られたので、体育座りで娘が着替えるのをじぃーっと待つ。しかし、いつまでたっても娘は着替える気配を見せなかった。
「うはうは生着替えショーはまだか、娘?」
「出てけ」
 部屋から追い出されてしまった。廊下で暗がりをじっと見つめて待つ。数分の後、暗がりが得体の知れない何かに見えてきたところで、娘から声がかかった。
「いいぞ、父」
「む、娘! 暗がりに何かが潜んでいるという想念が父を捕らえて離さないのだ! 助けて!」
 ドアを開け、そのまま娘の足元に滑り込み、すべすべの足にすがりつく。
「触るな」
 お腹を思い切り踏まれた。痛い。
「いたた……娘よ、手を出すのはよくないことだ。気をつけよ」
「足だ、問題ない」
「娘よ、父が言いたいのは手か足かではなく、暴力全般はよくないと……」
 視線を足から上に向けた瞬間、言葉を失ってしまった。
「……父? どうした」
「あー……いや」
 一体なんと説明したものだろうか。そこにあるのは確かに娘がスク水を着ただけのモノなのだが、それだけのモノがどうしてこんなにも心惹かれるのか。
 やはり乳か? 膨らみは一体どこに消えたかと思わんばかりの平らさを誇る胸部が父の心を惹き付けて離さないのか? それとも……
「や、その、……とてもよく似合うぞ。流石は父の娘だ」
「ふん。褒められたところで、全く嬉しくもない」
 そう言いながらも、娘の頬は少しだけひくついていた。
「うん、可愛い可愛い。流石は自慢の娘、どこに出しても恥ずかしくないな」
「まったく、何を言っているのか。親馬鹿にもほどがあるぞ」




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