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「かなみが俺を、なぁ……いや、ないないない」
「何の話?」
「うあっ!?」
独り言に答えるように、角からかなみが顔を出したので、びっくりした。
「……なーに驚いてんだか」
「いや、誰だって角から急に頭の両端から昆布垂らした奴が現れたら驚くだろ?」
「昆布違うっ! 髪! ツインテール!」
「そう怒るなよ、はるぴー」
「かなみよっ!」
すごく怒られた。
「……ったく。ところでさ、風邪、治ったの?」
「?」
「なに不思議そうな顔してんのよ……ま、その顔見たら治ったみたいね」
風邪……? ……あ、そういや今朝、そんな話したような。
「なんだ、心配してくれたのか?」
「べっ、別にアンタなんかを心配なんて……」
「勘違いしないでよねっ! 心配なんてしてないんだからねっ!」
「どやかましいっ!」
超怒られた。
「はぁ……で、帰らないの?」
「最近俺んちの近所に頭の両端から昆布垂らしてる変な妖怪が住み着いたようで、帰るの怖いんだ」
「それあたし! 最近じゃなくて昔っから住んでる! 昆布じゃなくて髪! つか変な妖怪言うなっ!」
いっぱいつっこまれた。
「んじゃ帰るか、かなみ」
「うう……髪型変えよっかな」
「いやいやいや、それダメ! 禁止! 貧乳+ツインテールの黄金コンボを崩すと、かなみの価値なんてあとは八重歯くらいしか残ってないぞ!?」
無言でさっくり目を突かれたので、きっと気に障ったのだろう。
「うおお……なんか出そう。ビームとか」
「出るかっ! もー怒った、絶対髪型変える!」
「待て待てWait! ダメですダメなのです! そんな可愛いのにもったいないと思う人がちらほら!」
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