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●事情によりこちらでSSを投下するスレ●
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ここに一つのベットがある。通常のシングルサイズ…一人用だ。
そこに1人の男とその男を挟むように2人の少女が寝ている。
3人ともスヤスヤと寝息をたてているようだ…
少女達は男の肩にそれぞれ頭をのせ、腕にしがみつくようにしている。
おや?…狸寝入りでもしているかのようにもぞもぞ動いている影が。
この羨まし…ゲフゲフ…非現実的な状況で平然と寝ている男の気が知れない。
先に動いたのは、男の左腕にしがみついていた少女
―聡明な印象を持たせる顔立ちに切れ長の瞳、真っ黒な長い髪に雪のように白い肌を持つ少女―ちなみだった。
(・・・・2人とも・・・寝てる・・よね?昨日タカシさんの唇と・・・・)
少女は愛おしそうに男の唇を指でなぞる。
やがて指先で男の唇を堪能した少女は身体を起こし、男の唇に自分の唇を重ねた。
(・・・・♪)
「おやすみ・・・たかしさん」
そう呟いて少女は頬を赤く染めて嬉しそうに身体を横にし、幸せそうな笑みを浮かべて眠りについた。
男は…相変わらず寝たままである。
次に動いたのは、男の右腕にしがみついていたもう一人の少女
―吸い込まれそうな大きな瞳に利発そうな顔立ち、短パンにキャミソールという真冬に似つかわしくない露出度の高い格好の少女―かなみ。
(うーん・・・なんでこんなバカにこの私が・・・)
少女はいたずらな笑みを浮かべ男の鼻をつまんだ。
「フガ・・フガっ」
男が苦しそうな寝息をたてる。少女はクスッと笑い手を離した。
(なんで兄妹なんかに生まれちゃったんだろ・・・昨日はちなみちゃんに負けたくなくて思わずあんな事を・・・)
少女は先ほどもう一人の少女が男の唇にしたように…唇を重ねた。
(これでちなみは1回。私は2回!!私の勝ちね♪)
少女はにやにやした表情のまま眠りについた。
うーん…これって間接キッス(ry
正月編終わり
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