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『へ、へぇ…なかなかの知識ですわね。貧乏人の知恵、と言うやつですか?』
そしてこんなことを言ってしまう自分に激しく…激しく自己嫌悪。
「うん、まあそんなもんだねw」
悪口をほとんど気にせずに彼。だからこそ罪悪感が大きいわけで…orz
「それでも今月分払えるかちょっと怪しいかも…。待ってもらえるかなぁ…」
…ちょっと待ってください…もし…もし彼がこのまま今月分の借金を支払えなかったら…
〜妄想開始〜
「おうおう別府さんよォ、まだ今月の分、払えねえのか? あ?」
「ご、ごめんなさい…今月お金無くて…あと少しだけ…」
「何回目だその台詞、あ!?」
「ご、ごめんなさい!」
「なんならよォ…身体で払っても良いんだゼ?」
「そ、それはどういう…」
「ククク…こういうことだ!」
「え、あ、やめて…だめ…ひぁ、あぅ、く、ひゃぅ…」
〜妄想終了〜
『きゃあああああああああああ! だだだだだだだだだだだだ駄目ですわ! それだけは…それだけはなんとしてでも阻止せねば!!』
「ど、どしたのリナちゃん!?」
『…ハッ! べ、別になんでもありませんわ!(////)』
「?」
『自惚れないでくださいね! あなたの事を考えていたとか言うことは一切ありませんから!(////)』
「???」
なんかいらんこと発言しまくりんぐですわね…落ち着きなさい神野リナ。
うーん、しかし妄想みたいなことにまでも彼の身になにかあるのは確実ですわ。一体どうすれば…………………………そうですわ!
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