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我は吸血鬼の姫である、名はクラード。
現在は別府タカシという性根の根元から腐った下僕を従え、人間界の生活を楽しんでいる。
しかし、この下僕は忠誠心の欠片も無く、あまつさえ我を叱るという
時代が時代なら打ち首獄門にされても可笑しくない不敬ぶりだ。
その上、我が寝ている間はあの、デカチチポンコツ兵器とイチャイチャしていると言う、全く持って許せん。
そもそもなんだ、あの下僕は大きければいいのか?我も好きで貧しい胸をしているわけではないぞ。
むしゃくしゃしてきたのであのポンコロイド(?)を破壊しに行こう。
俺は日曜日の通例行事となった社会見学と称したクラードの夜の散歩に付き合う
「ヴァン・奉天のココアとホットレモンティー、それから緑茶、それとオムライス二つ」
その前に、久々の外食(と言ってもファニレスだが)を三人で楽しむ。
「まだ寒いですねー、タカシさん」
隣に座ったニシキさんが寄り添う。
ちなみに席割りはニシキさんの席に座りたがったクラードが武力行使寸前まで行ったが
その後夜の散歩があると言う事で落ち着いた。
「貴様には温度を感知する機関があるのか?」
仏頂面でクラードが呟く、ニシキさんは胸を押さえて
「うわ、グサッときましたよグサッと」
そういった後、両手で胸を寄せて上げるして俺に突き出し。
「タカシさん、故障してないか触診してください」
「ちょっとニシキさん、クラードが・・・」
当てられたネズミが泡を吹いて失神しそうなほどのさっきをはらんだ目でクラードは俺とニシキさんを睨みつける。
で、ニシキさんは気付いていないように、且つお色気たっぷりな声で
「タカシさん・・・早くしてくださいよ〜」
引くに引けず、進むに進めず・・・
「ココア、レモンティー、緑茶でございます」
「ぶー、残念」
ウェイトレスが飲み物を持ってきたので、ニシキさんは唇を尖らせて座りなおす。
ウェイトレスさん、GJ
そう心の中で呟いて、俺はレモンティーに口を付けた。
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