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とある冬の日、俺はいつものようにかなみと下校していた
タ「うぅぅ〜さび〜」
か「ほんと、寒いわね〜 昨日とは大違い」
タ「あぁ早く帰って、【コタみか】してぇなぁ」
か「なによ【コタみか】って?」
タ「あぁ、【コタツに入ってみかんが食いたい!】略して【コタみか】だ」
か「なにそれ、馬っ鹿みたい」
タ「ちょ、ひでぇなおい」
そんなことを話しながら、俺たちはいつもの帰り道を歩いた
か「でも、ほんとーっに寒いわね〜」
タ「さぶいっすね〜」
か「凍えちゃうわね!!」
タ「え、あぁ、うん(?)」
か「・・・・・・・・・・・・・寒いわねっ!!」
タ「???」
か「フンッ・・・・・・・」
急にかなみが大声を出したので、俺は困惑した
そしてかなみは、そのままむくれてしまった
タ「(な、どうしたってんだ?)」
訳も分からず、俺はかなみのほうを見た
ふと、かなみの手元が視界に入った 何だかモゾモゾと変な動きをしている
俺の指に触れそうで触れない、そんなところを行ったり来たりしていた
タ「(あぁ・・・・なるほど)」
俺はすぐに理解した
つまり、寒いわね!!=寒いんだから、手くらい握ってくれてもいいじゃない!! ということだ
タ「(はぁ〜・・・・素直じゃないねぇ〜)」
そう思いつつも、俺は依然もがいているかなみの手を握った
か「!!!?っ」
かなみがこちらを向き、目が合う
俺はかなみを見つめながら言った
タ「これで満足かな?」
か「!!!っ・・・・・べべ、別に手握ってくれなんて言ってない・・・・じゃない(////////)」
タ「じゃあ離すか?」
か「あ、うぅ・・・・・・・・・・・・やだ(/////////)」
タ「そうそう素直なのが一番だよ、かなみ君♪」
か「むぅ・・・・・・いじわる・・・・・」
そう言いつつもかなみは何処か嬉しそうだった
タ「なんかこうやって帰るの久しぶりだな」
か「うんそだね・・・・・・・・・・ねぇタカシ・・・・・・」
タ「うん?」
か「えと・・・・・・その・・・・・あったかいね(//////////)」
タ「・・・・そうだな」
その日はとても寒かったけど、とてもあったかかった
ちょっと変な部分もあるかもしれませんが、ご了承ください
よっしゃ、次も頑張ろう!
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