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二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所3

536国崎 ◆tAr9W7Gca2:2008/11/17(月) 00:50:05
まだ規制……代行お願いします……
名前欄は出来れば、???+国崎のトリップのコピペでお願いします。

>>67
アルトが国崎に向け放った拳は、最速をもって国崎に向かっていった
今の国崎にその疾風を回避する手段は無く、直撃すれば、再生能力の落ちている
国崎の身体を文字通り「貫く」結果となるだろう。
しかしながら、それに対する国崎の一撃もまた渾身の暴撃。
飛礫で撃たれ腕で払われても尚、弾かれた凶器である両腕のうち、片腕は生きていた。
驚きながらも、その超常に強化されて視力で、国崎はアルトの疾風の拳を何とか確認する。
そして考えるより早く、腕に掛かる負荷を無視し、ミシミシと骨を鳴らしながら無理矢理に
加速した、自身の骨すら切らせる覚悟の片牙を、アルトの胴体目掛けて放った。
骨をも削ぎとるの執念の牙は、或いはアルトの攻撃が届いた直後、回避の余裕すらなく
アルトの身体へ届いていたかもしれない。

――――だがしかし、直撃したのはアルトの攻撃だけだった。

国崎の攻撃は、突如、まるで糸で引かれたかのようにその軌道を変えた。
いや、『変えさせられた』。

「いやー、私君いいタイミングでしたカ? 全ク、17年ぶりデスネ贄クン!
 おっト、今は国崎サンでしタカ?とにかく、私君は国崎サンとまた再会できて
 とても嬉しく思ってマスヨ?」

響く声。そこにいたのは、白いスーツに白い仮面の怪人。
機関No13極東地区総轄兼特殊実験部所長『オマエ』だった。

「……な、ガ……なん、で……お前が生き、て……ゴハッ!」

国崎の表情に浮かんでいたのは、アルトとの戦闘の最中でさえ見せなかった驚愕の色。
絶対に有り得ない物を見たような表情のまま、アルトの腕に貫かれたダメージによって、
国崎は口から血を吐き、ドサリとその場に倒れた。

「ハイ、私はオマエですよ国崎サン。
 いやー、国崎サンの能力が弱ってなけれバ、私君、軌道を逸らせなかったと思いマス。
 流石、私君が作った能力デス!本当に立派に成長しましたネ!
 ……オヤオヤどうしましたカ国崎サン?ああ、失血して死にそうなのデスカ?」

どこか調子が外れた様な、狂ったように人間的でない声で、オマエはケタケタと話す。
「さーテ、それでは早速国崎サンを持ち帰っテ、分解して、色々調べちゃいマショウ!……うン?」
 と、そこで初めてオマエはアルトの方へ視線を向ける

「おやオヤ?アナタは誰ですカ? 機関の方の臭いがシマスが、
 でも私君ハ、アナタとは初対面ですよね?
 それじゃア、自己紹介デス!私君は、機関のNo13、オマエと言いマス!よろしくお願いシマスネ?」

【機関No13オマエ。アルトと国崎の戦いに介入。国崎:重傷】




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