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二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所3
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まだ規制……代行お願いします……
名前欄は出来れば、???+国崎のトリップのコピペでお願いします。
>>67
アルトが国崎に向け放った拳は、最速をもって国崎に向かっていった
今の国崎にその疾風を回避する手段は無く、直撃すれば、再生能力の落ちている
国崎の身体を文字通り「貫く」結果となるだろう。
しかしながら、それに対する国崎の一撃もまた渾身の暴撃。
飛礫で撃たれ腕で払われても尚、弾かれた凶器である両腕のうち、片腕は生きていた。
驚きながらも、その超常に強化されて視力で、国崎はアルトの疾風の拳を何とか確認する。
そして考えるより早く、腕に掛かる負荷を無視し、ミシミシと骨を鳴らしながら無理矢理に
加速した、自身の骨すら切らせる覚悟の片牙を、アルトの胴体目掛けて放った。
骨をも削ぎとるの執念の牙は、或いはアルトの攻撃が届いた直後、回避の余裕すらなく
アルトの身体へ届いていたかもしれない。
――――だがしかし、直撃したのはアルトの攻撃だけだった。
国崎の攻撃は、突如、まるで糸で引かれたかのようにその軌道を変えた。
いや、『変えさせられた』。
「いやー、私君いいタイミングでしたカ? 全ク、17年ぶりデスネ贄クン!
おっト、今は国崎サンでしタカ?とにかく、私君は国崎サンとまた再会できて
とても嬉しく思ってマスヨ?」
響く声。そこにいたのは、白いスーツに白い仮面の怪人。
機関No13極東地区総轄兼特殊実験部所長『オマエ』だった。
「……な、ガ……なん、で……お前が生き、て……ゴハッ!」
国崎の表情に浮かんでいたのは、アルトとの戦闘の最中でさえ見せなかった驚愕の色。
絶対に有り得ない物を見たような表情のまま、アルトの腕に貫かれたダメージによって、
国崎は口から血を吐き、ドサリとその場に倒れた。
「ハイ、私はオマエですよ国崎サン。
いやー、国崎サンの能力が弱ってなけれバ、私君、軌道を逸らせなかったと思いマス。
流石、私君が作った能力デス!本当に立派に成長しましたネ!
……オヤオヤどうしましたカ国崎サン?ああ、失血して死にそうなのデスカ?」
どこか調子が外れた様な、狂ったように人間的でない声で、オマエはケタケタと話す。
「さーテ、それでは早速国崎サンを持ち帰っテ、分解して、色々調べちゃいマショウ!……うン?」
と、そこで初めてオマエはアルトの方へ視線を向ける
。
「おやオヤ?アナタは誰ですカ? 機関の方の臭いがシマスが、
でも私君ハ、アナタとは初対面ですよね?
それじゃア、自己紹介デス!私君は、機関のNo13、オマエと言いマス!よろしくお願いシマスネ?」
【機関No13オマエ。アルトと国崎の戦いに介入。国崎:重傷】
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