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レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
1
:
名無しさん
:2004/11/27(土) 03:12
コソーリ書いてはみたものの、様々な理由により途中放棄された小説を投下するスレ。
ストーリーなどが矛盾してしまった・話が途切れ途切れで繋がらない・
気づけば文が危ない方向へ・もうとにかく続きが書けない…等。
捨ててしまうのはもったいない気がする。しかし本スレに投下するのはチョト気が引ける。
そんな人のためのスレッドです。
・もしかしたら続きを書くかも、修正してうpするかもという人はその旨を
・使いたい!または使えそう!なネタが捨ててあったら交渉してみよう。
・人によって嫌悪感を起こさせるようなものは前もって警告すること。
2
:
名無しさん
:2004/12/02(木) 15:36
2get&試しに投下
潤があまり笑わなくなった。
もちろん漫才中には笑うし、悲しそうな顔もするし、俺と喧嘩なんかしたら怒る。
でも前よりも、感情表現が乏しくなったのは分かる。
本当に小さな変化だからきっと周りの人には解っていないだろう。いつも隣にいる俺だって、解るか解らないかぐらいだ。
それくらい潤は表情を作るのが巧い。…そうやって、いつも自分の本心を隠している。
俺達二人の力は、「言葉」を基にする。
逆を言えば、条件さえ満たせば何だって出来る…たとえ人を殺すことであっても。
さらに石の力は感情にも左右される。
現に感情の揺れにつけ込む「黒ユニット」もいるわけだし、感情が暴走し過ぎて石が芸人の思考を奪うことだってあった。
潤はそれを恐れている。自分の力で他人を傷付けることを。
前に一度だけ潤の力が暴走したことがあった。
原因は何だったか覚えていない。
ただその時俺が見たのは、怒りの色に満ちた潤の顔と橙の閃光。
何とか人に当たることは無かったのだが、辺りの物は強い「存在否定」を喰らって消し飛んでいた。
今でも、もし人に当たっていたらと思うとゾッとする。
俺にとってはそれ以上に、力を使った後の潤の辛そうな顔を見るのが苦しかった。
…それきり潤は自分の感情を抑えるようになった。
自分が辛くても、俺や周りの人の心配ばかりしてくる。
それを見てると余計に泣けてくるんだ。
俺らは立場上、暴走した石を封印したり、黒ユニットと戦うのが使命となっている。
でも、俺はもうわからない。何をして良いのか、何をするべきなのか。わからない、わからないけど…。
手の中のアパタイトが強く光る。「欺き」の力。
俺は決めたんだ。これ以上潤が傷つかないように、俺は全てを護る。
笑顔を護るためなら自分が傷付いても構わない。
誰も悲しむことが無いように、俺はどんなことでも欺いてやる。
3
:
名無しさん
:2004/12/02(木) 15:36
小沢さんってさ、なんでいつも無茶ばかりするんだろ。
ドツキ漫才とか妙な罰ゲームとかは嫌がるのに、石のことになると別だ。
他人を守るってのは分かる。俺だって能力上攻撃を回避できるから、他人の為に前に出る事だって多いし。
でも小沢のは違う。庇うのだ。つまりは自己犠牲。
一般市民とかなら分かるけど、能力を持った俺とか他の芸人まで庇うんだからさ。
ちょっと前に小沢が俺を庇ったことがあった。
敵の発した能力が分からずに戸惑った俺の前にヒラリと現れて。
咄嗟に手を伸ばした次の瞬間には、小沢が血だらけで俺の腕の中にいた。
そっから先はうろ覚えなのだけれど。
俺の石を使った後、すぐに「認められなかった」小沢の怪我が無かったことになってて。
それで辺りの物が吹き飛んでた。
石の力が暴走したのだと分かるのにそれほど時間はかからなかった。
ただ単に俺は、俺を庇ったせいで(もう無かったことになってしまったが)怪我した小沢に腹が立っていた。
なぜ、自分を犠牲にするのだと。
ふとした感情の爆発で、俺の石は暴走して何もかも消してしまう。
俺はそれが怖い。他の芸人だって多分そうだ。
そしてそれ以上に、俺は小沢が怖い。自分を犠牲にしてまで他人を庇うから。
俺の力が発動しないこともある。小沢の命を助けられないかもしれない。
小沢を失う?そしたら俺は、俺はどうする?
失うなんて、到底「認められる」ものか。
手の中の石を強く握る。内部から、熱さにも近い波動を感じる。
―お前をこれ以上暴走させないようにするから。今はただ、俺の力になれ。
シトリンは応えるように僅かに光を放った。
4
:
名無しさん
:2004/12/02(木) 15:36
スピワの小説でしたが、とんでもなく二人が壊れました。
小沢に依存する井戸田と、井戸田に依存する小沢。
これ書いてる私の精神状態おかしいですよねorz
あとなんかホモ臭くなってます。
誰か私に文才を下さい。
5
:
名無しさん
:2004/12/02(木) 22:18
文自体は別におかしくないですよ。でもチョト苦手な人がいると思う
自分の脳内イメージに合って、メンタル的な文が好きな人は好きだと思うよ
自分は嫌いじゃなかった
気を悪くしたらスマソ
6
:
4
:2004/12/04(土) 00:12
>5
早いレス&温かいお言葉有難うございます
精進します
7
:
</b><font color=#FF0000>(F5eVqJ9w)</font><b>
:2004/12/18(土) 14:42
どうも、ロンブー編のものです。
ロンブー編のついでに書いてみた上田さんショートを投下しようと思います。
その日も、上田はラジオの生本番にぎりぎりで滑りこんだ。
「ったく、なんでこんなに忙しいんだかなぁ・・・」なんて、ぼやきながら。
仕方のないことなのかもな・・・と彼は思った。
そのせいか、この日のラジオはマネージャーに愚痴を言う、と言った感じで始まった。
「ホントな、あいつおかしいんだよ!
この間も『開けといてくれよ』って言った日に、あいつ仕事いれやがってさぁ・・・」
ブースには笑いが溢れていた。
仕事の間だけは裏で起こる石の争いなんか、忘れる事が出来た。はずだった。
「メール行くか」
その一言で、上田はラジオあてに届くメールをどんどん読んでいく。
・・・と言っても、ラジオネームに茶々を入れたりして、結局読めるのは番組内でせいぜい6通。
何事もなくメールを読み終わり、曲紹介をする。問題は一切ない。
そしてそのままCMに移る。
「・・・さて。」
上田は改めて、自分の目の前にある紙の束を眺めていた。
「・・・これどうした?多くねぇ?」
「いえ、なんかメールがたくさん届いてて、いっそのこと今読むやつ決めてくださいよ」
はぁ?なんて無茶を言うんだこのスタッフ!
そうはいっても、すぐにCMは終わってしまうし。仕方なしに、紙の束から幾つか選び出す。
CM明けの番組で、リスナーはきっと上田の異変に気付いただろう。
彼のいつもの調子良いだみ声(?)が聞こえてこないのだ。
どうしたんですか?とのスタッフの声も聞こえていないようで、手元の紙を凝視している。
ややかすれ気味の声がやっと耳に届くか届かないか。
「なんで・・・どうしてこんなメールが・・・・・・?」
その場にいた者達は、彼の持つ紙に書かれた文章を確かめようとしていた。
『お前の事は全て知っている
石を持っている事も、それで何をやっているかも
そして、その力さえもこちらは把握している
覚えておけ
我々はお前の力を知っているのだ』
内容が特に彼の動揺を誘ったとは到底思えない。
だが、上田の精神を揺さぶるためには、石という単語だけで十分過ぎた。
その上で『その力さえも把握しているのだ』と言う文章――――
それからは、彼の周りに冷たい雰囲気が渦巻いていた。
これが、間違いであって欲しいと願ってみたものの、あまりにも知りすぎた内容だ。
『黒』か――――
上田はそのメールを印刷した紙をジャージに突っ込み、そのまま家へと帰った。
誰かに話したほうがいいのか?このままやり過ごそうか?
その結論はその日中には出ず終いだった。
8
:
名無しさん
:2004/12/24(金) 20:27
GJ!本スレに投下してもいいくらい。リアルに想像できて面白かった。
9
:
</b><font color=#FF0000>(F5eVqJ9w)</font><b>
:2004/12/25(土) 23:36
>8
感想ありがとうございます。
・・・これ、クリスマスプレゼント替わりに投下しようかな。
・・・なんて、思っただけですよ。
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