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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
3
:
名無しさん
:2004/12/02(木) 15:36
小沢さんってさ、なんでいつも無茶ばかりするんだろ。
ドツキ漫才とか妙な罰ゲームとかは嫌がるのに、石のことになると別だ。
他人を守るってのは分かる。俺だって能力上攻撃を回避できるから、他人の為に前に出る事だって多いし。
でも小沢のは違う。庇うのだ。つまりは自己犠牲。
一般市民とかなら分かるけど、能力を持った俺とか他の芸人まで庇うんだからさ。
ちょっと前に小沢が俺を庇ったことがあった。
敵の発した能力が分からずに戸惑った俺の前にヒラリと現れて。
咄嗟に手を伸ばした次の瞬間には、小沢が血だらけで俺の腕の中にいた。
そっから先はうろ覚えなのだけれど。
俺の石を使った後、すぐに「認められなかった」小沢の怪我が無かったことになってて。
それで辺りの物が吹き飛んでた。
石の力が暴走したのだと分かるのにそれほど時間はかからなかった。
ただ単に俺は、俺を庇ったせいで(もう無かったことになってしまったが)怪我した小沢に腹が立っていた。
なぜ、自分を犠牲にするのだと。
ふとした感情の爆発で、俺の石は暴走して何もかも消してしまう。
俺はそれが怖い。他の芸人だって多分そうだ。
そしてそれ以上に、俺は小沢が怖い。自分を犠牲にしてまで他人を庇うから。
俺の力が発動しないこともある。小沢の命を助けられないかもしれない。
小沢を失う?そしたら俺は、俺はどうする?
失うなんて、到底「認められる」ものか。
手の中の石を強く握る。内部から、熱さにも近い波動を感じる。
―お前をこれ以上暴走させないようにするから。今はただ、俺の力になれ。
シトリンは応えるように僅かに光を放った。
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