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【ペプシ?】ソニーEマウント総合スレッド【成田?】

25774:2010/05/22(土) 22:53:32 ID:K/Wq.Rd60
>>23

> 天体望遠鏡の世界では、不思議と余計な光学系を挿入する事への抵抗感は
> ありません。

天体望遠鏡の場合は、基本は極力シンプルな光学系の筈ですよ。屈折式望遠鏡
の場合、最大口径の限界は1mですが、これはなんでかというと、レンズのガラス
材による光の吸収が口径を大きくすることによる受光面積拡大による採光率を
超えてしまうから、口径を大きくしても実効集光率があがらなくなるからです。
だから、大望遠鏡は口径に関係なく反射率はほぼ一定である反射式一辺倒に
なってます。だから、アポクロマートでも出来ればシンプルな2枚構成にしたい
ということが本音なのです。
天体望遠鏡は基本は眼視用なので、焦点面が湾曲(像面湾曲)してますので、
写真用に転用した場合、写野中心と周辺ではピントの位置が異なり、中心で
ピント合わすと周辺はピンボケ、周辺で合わすと中心はピンボケなり、更に
屈折系だとアポクロマートでも残存色収差があるので、焦点面のフラット化
と残存色収差の除去の為にフォーカルレデューサーやフォーカルエクステン
ダーを使うわけです。写真用のリアコンバージョンレンズと異なり、全体で
収差補正をすることを考慮してあるので、意味合いがことなります。
ただ、D300以降のニコンのCMOSセンサー採用のデジ一は、レンズに関係なく、
自動検出で倍率の色収差のボディ内補正をするので、ビクセンのスーパー
アクロマートの様な眼視には十分色収差補正されていても、写真用には色の
滲みが出る光学系との組み合わせでは、像面湾曲の問題がありますが、APS-C
までならそれ程影響を受けずによい結果が得られます。天体望遠鏡は合焦した
場合には、ピントそのものは写真用レンズより鋭い(無限遠の点像を見るには
そうする必要がある)ので、使い勝手の悪さを補えるなら臨時の望遠レンズ
としては、代用光学系としては優秀です。
尚、フォーカス速度は遅非常に高価ですが、デジ一のライブビューの信号を
解析しながらコントラストAFの要領でヘリコイドを電動で調整してピントを
あわせるβ-SGRという装置が出てます。


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