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雑談など その3
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私の場合は、実質某モデル事務所の専属なので、撮影は90%がポートレート
ですね。一部、ハンガーに掛けたりトルソーに着せたレースクィーンやキャン
ギャルの衣装やキャンペーン用のグッズのちょっとしたブツ撮りがあるくらい
です。屋外のロケは前からそこの事務所の撮影を請け負っていたカメラマンが
引き続き担当しているという分担です。ただ、その方は動画主体の方で、スチル
は専門じゃないそうで、丁度屋内のスチル撮影の私と上手く分担されている
感じです。
最近、ブツ撮りで面白い方法を発見しましたので、紹介します。レースクィーン
の衣装はご存知の通り、エナメルの加工されたものが多いのですが、これが
曲者で普通に屋内でストロボつかうとかなりテカリが出ます。モデルが着用
している状態やトルソーに着せた状態ならば、デフューザーカバー付の大型
アンブレラ(傘トレのパーマネントタイプ)で前面から弱く光を当てて後は
上方にブームで支えた大型のレフ板へのバウンスで大体自然な感じに撮れ
るので、普段はこの方法ですが、ハンガーに掛けた状態だと衣装が平面に
なる為、なかなか曲者です。周りに黒レフ立てたりして映り込みを押さえ
て居ましたが、衣装を撮るだけで仰々しいセットを組むので、事務所の社長
からももっと手軽にポンポン撮れないかという要望がありました。そこで、
編み出したのが、ソフトボックスの前面にガラスやアクリル部品の歪のチェック
に使う大型の工業用偏光版を設置し、カメラのレンズにはCPLフィルターの
角度を調整して装着して撮るという方法です。CPLの角度によっては、ほぼ
完全な無反射で撮れます。実際は多少の反射があった方が自然なので、偏光板
とCPLの角度はわずかに90度から外してます。欠点は、定常光照明だと恐ろしく
光が減衰してシャッター速度が数秒以上になってしまうことです。なので、
光源はストロボです。でもストロボを使えば使ったで、今度はフラッシュ
メーターでの測光が入射光では上手く図れず反射光で図ることになります。
もちろん、測光時にはフラッシュメーターにもレンズに装着したのと同じ
角度でCPLフィルターを装着した上で測光します。更に細かところは、試写
して調整ですね。ガラス製品や光沢のあるプラスチック製品の撮影にも
使えます。但し、金属の場合は当たり前ですが、効果なしです。
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