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デジスコ

17名無しさん:2009/06/08(月) 01:03:45 ID:rCUT036o0
> 合成焦点距離=(望遠鏡の焦点距離/アイピース焦点距離)Xカメラレンズ焦点距離、 
> 合成F 値=合成焦点距離/望遠鏡口径
> この式、少しおかしいです

おかしくはないよ。数年前までの天文年間の天体写真のデータのページにも
コリメート法の計算式として出ているし、アマチュア向け天体写真でコリメ
ート法での撮影の先駆者である藤井旭氏、白尾元理氏、高橋実氏がこの計算式
をそれぞれの著書の中で紹介されている。また、各氏ともこの計算に基づく
露出の実写データも示されている。藤井旭氏なり高橋実氏は30年以上前から
何度も解説していることなのだが。白尾元理氏はネイチャー系のサイエンス
ライター兼カメラマンだしね。おかしいと思うなら、直接、藤井旭氏なり
白尾元理氏に聞いてみれば?自然科学関係の講演会で講師をされているから、
そういうところに出かけるとかしてみれば。もっと、一般カメラマンに近い
人ならば、八板康麿氏とかなら接点もあるのでは?八板氏は、フジフイルム
の天体写真講座の講師をされているしね。

コンデジが計算上の合成F値以上に露出を要する原因で、重要なポイントを
お忘れではないのかな。コンデジを使う場合、レンズの有口径が、射出瞳径
より小さければ、望遠鏡の対物レンズで集められた光の全てを合成焦点位置に
もって来れないからロスするよ。
因みに射出瞳径の計算式は以下の通り
射出瞳径 = 口径 / 倍率
だから、口径60mmの望遠鏡で30倍でコリメートする場合、射出瞳径は2mmと
なり、コンデジのレンズの焦点距離が7mmの場合、カメラのレンズの開放F値
がF3.5より明るくないと光量をロスする(実際には接眼レンズの焦点距離の
誤差を考慮するとF2.5位はないと射出瞳径を有効に使えないこともある)。
これは、肉眼で望遠鏡や双眼鏡を見る場合も同じ。この射出瞳径で眼視で
望遠鏡を見る場合も最低倍率の限界が決まる。だから、カメラのレンズの
有口系が射出瞳径を下回ったら、露出は計算上よりも余計にかかるよ。


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