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デジスコ

16dai:2009/05/16(土) 09:28:35 ID:le7Jkl120
回折ボケの影響を計算してみました。

二つの点光源分解能 δは 
δ(分解能)=0.61 ×λ(波長)/NA(開口数)
NA=0.5/F(F値)

δ(分解能)=1.22 ×λ×F
λ=0.5u(グリーン)とすると、δ(分解能)=0.61×F

F=1  0.61u
F=2.6 1.56u
F=4  2.4u
F=5.6 3.4u
F=8  4.8u
F=11  6.6u
F=13 7.8u
F=16 9.6u

キヤノン 50D APS-C 1500万画素 22.3×14.9mm=3300mm^2 画素ピッチ 4.7u
F8ぐらいから、影響が出始めて、F16で、等倍なら、完全ボケ
実用上 F=11
実用上 ISO=1600とする
口径60mm 焦点距離 800mm APS-C換算 1280mm(35mm換算) F=800/60=13

1/1.7インチのセンサーのコンデジ
1500万画素 7.3x5.5mm=400mm^2  画素ピッチ 1.6u
F2.6ぐらいから、影響が出始めて、F5.6で、等倍なら、完全ボケ
実用上 F=4
APS-Cサイズ ISO=1600と、面積比で、同等な感度は、ISO=200
口径60mmで、コリメート法 焦点距離800mmとなるよう 倍率を合わせると 274mm(35mm換算)
F=274/60=4.56

結論
一眼リレーレンズでも、コリメート法コンデジでも
回折ボケ、SN比換算の明るさは、変わらない
レンズの収差を除けば、影響のあるのは、対物レンズの大きさである。

ただし
被写界深度は、ちゃんと計算していませんが、コンデジのほうが深そう
合成焦点距離=(望遠鏡の焦点距離/アイピース焦点距離)Xカメラレンズ焦点距離、 
合成F 値=合成焦点距離/望遠鏡口径
この式、少しおかしいですね
カメラのf値を、超えるはずがないので、なんかのルート二乗和になるはずです。
(実際は、コリメート法のほうが、合成F値 少し大きくなる)


実際、フィールドスコープに、コンデジつけて、撮影してみました。
オートフォーカスも、そこそこ利きますので、非常に簡単です。
ただし、同じ拡大率で、50Dと比べると、接眼、コンデジレンズの影響か
2倍ぐらい解像度が悪くなります。

一眼レフの欠点は、
1.フィールドスコープに、長いアダプタ、重いカメラを取り付けるので
  バランスが撮るのが難しい
2.ミラーアップ、シャターの振動を拾うので、ライブビューが必要
3.ファインダーからのマニュアルピント合わせは、至難の業
4.ライブビュー 10倍にして、ピント合わせようとすると
  画面が振動して、合わせるのが難しい
  落ち着くまで、少し時間がかかる
5.簡単に撮影すると、コンデジの画質まで、いかない
  利便性が、まったくない
たぶん、一般の人は、我慢ができないと思います

1280mm(35mm換算)ライブビュー10倍で、月を見ると
クレータが次々に現れ、月面の上空にいるような感覚になります。
この動画は、とてもキレイなのですが、写真を撮るとイマイチです。

現在、いろいろ調査中、BORGを、買ってしまおうかな


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