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書き込みテストスレ
120
:
名無しさん
:2019/05/12(日) 23:29:37 ID:Et9Cqc5k
『今宵
月の光が満ちる時
【女神のアメジスト】
を頂きに参じます
JK大怪盗 より♡』
「JK大怪盗......ねぇ」
可愛らしい装飾の予告状を手にしながら一人で呟く。
顔を上げると、360度、見渡す限りのモニター群。
俺は集中力と観察眼を買われてこの監視室に配属された。
そして現在時刻21時37分。
予告状がただのイタズラじゃなければいつターゲットが来てもおかしくない頃合いだ。
一応、もう一周監視カメラの確認でもしておくか。
「A-1、よし。A-2よし。A-3、よし......」
「......G-1、よ.........はぁ!?」
俺としたことが図らずも間抜けな声をあげてしまった。
けどこれは仕方がない。ブラウスにネクタイ。チェックのミニスカートに紺のハイソックス。極めつけは無造作に腰に巻かれたカーディガン。モニターの向こうには、女子高生という記号がそのまま歩いていたのだから。
「ほ、本当にこの子がターゲットなのかよ......」
未だ半信半疑のまま、改めて目をやる。うん、どっからどう見ても制服で女子高生だ。
一体この格好でどうして中まで入ってこれたのかはサッパリだが、そこから先はもうこれまでと同じようには進ませない。
上下左右に埋め込まれたカメラのお陰で頭の天辺から足の先まで丸裸。高精度のマイクはどんな小さな音も聴き漏らさない。
この子には悪いが、万一にも逃れる術はない。そんなことを考えてる時だった。
「はぁ、あっつ......汗かいちゃってるし、少し脱ごっかな......」
女の子はそう言うとおもむろにブラウスのボタンを外し始める。
ひとつひとつボタンを外す度、しっとりとした肌が少しずつ露になっていく。
しゅり、ぱさ......という衣擦れの音がやけに大きく聴こえて、思わず生唾を飲み込みそうになる。
「んっ......はぁぁ......っと」
いくらかボタンを外し終えると、背中で手を組み、艶っぽい吐息を漏らしながら前にぐーっと伸びをする。
その反動で真っ白な二つのふくらみがブラウスの隙間から溢れてきそうになる。彼女は、それほどの巨乳の持ち主だった。
「うわー、おっぱいの奥までベタベタ......」
組んだ手をほどくと、汗が滲んだ巨乳にゆっくりと指を這わせていく。
ほっそりとした人差し指が大きなふくらみを伝う小さな雫を拭う。
同時に指にどけられたネクタイが谷間へと沈み込んでいく。
「う...............っ」
気づけば俺はその光景に夢中になっていた。
いつのまにか女の子の胸のことばかり考えていた。
どうせ俺が一報入れればこの子はすぐに捕まる。
それを建前に彼女が映るモニターだけを食い入るように見つめていた。
「ぷっ」
不意に、女の子が笑い出す。にいっと意地悪く口を三日月のように曲げてカメラに近づいてくる。
......何かがおかしい。明らかに彼女と目が合ってる。画面越しの筈なのに。向こうからは見えていない筈なのに......
「くす くす」
女の子は着崩したブラウスを左右からひっぱって、挑発するように谷間を見せつけてくる。
一歩、また一歩と歩く度にピンクの可愛らしいブラから巨乳がこぼれ落ちそうになる。
ぽよんっ、たぽっ...ぽよんっ、たぽっ。
わざとらしくゆっくり歩いてみせたり、身体を揺らしながら歩いてみせたり。
俺がその動きに見とれているうちに、女の子とカメラの距離は殆どなくなっていた。
そして彼女は、キスでもするかのようにレンズに唇を近づけて――――
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