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【場】『自由の場』 その4

81乙街 澄『プロリフィック』:2025/11/08(土) 13:32:06
>>80

「凄い力……というのは、」

「ど」

「────は」

マオが『イントロ・マモン』を発現した瞬間、女の目が見開かれた。
ずっとノンストップだった筆記の手も止まっている。
間違いなく、『見えている』。

「あ……その」

「えっと……マオ、さん」

一瞬の後、女は先ほどよりも増したスピードで筆記を再開した。
マオの『翼』を観察し、記録しているようだ。
しかし、その視線はすぐにふいと別の方向に向いた。

『──その『翼』は、なんですか?』

その声は、『マオには聞こえるが由楽には聞こえない』。
由楽からすれば、女は単に反応に困って黙っているように見えるだろう。
『見える』前提で話すと由楽が置いてけぼりになってしまうし、
『見えない』のを装えば、マオが傷付くかもしれない。
僅かな時間で考えた苦肉の策であった。


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