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【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】 その2

1『星間通信局』:2023/07/10(月) 17:28:20

現代の星見町においては学生から老人までスマホを携帯し、
距離や時間は、もはや『連絡』や『交流』の制約とはならない。
遊びの誘いや他愛ない雑談、仕事や任務の伝達まで、今日も電波が駆け巡る。

★―――――――――――――――――――――――――――――――――――――☆

  このスレはPC間の電話、メールアプリなどでの連絡に使用するスレです。
  特定の相手を指定して連絡する場合、相手にそれが分かるように書くことを推奨します。

  また、連絡ではないネット上の活動は『 インターネット ―電脳星海― 』で、
  PCを介さない、PL同士の連絡は『点呼スレッド』でどうぞ。
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051129/

  マナーを守って、楽しいネットライフを!

☆―――――――――――――――――――――――――――――――――――――★

※前スレ ⇒ ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/

2斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/15(土) 04:53:05

 「気にはなるから聞きに行こー」

ジーコ シャー ジーコ シャー ジーコ シャー

 「いちおー、知らない仲ではないからな……とはいえ」

トゥルルルルルル トゥルルルルルル

 「今、繋がるかな……『一抹貞世』」

3一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/15(土) 10:31:30
>>2
「はァ〜い! 一抹貞世です! お久しぶりですね!」

「もしかして何かありましたか…?」

4斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/15(土) 12:54:05
>>3

 「おっもしもし一抹?僕、斑鳩。」

声が遠くなると同時に間延びした声が響く

 「おーいばあさん!ちゃんと繋がったぜ、『100年物』」

その声の背後ではヒグラシの鳴き声が混ざっていた。
7月……蝉が鳴き始める季節、もはや春の残滓すらなくなった日々。

再び声が近づく。

 「まあちょっとな、どーよそっち?」

 「最近はちゃんと夜毎に夢を見れてるのか?」

5一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/15(土) 14:40:12
ひぐらしの鳴く声に物思いに耽りそうだか今はその時じゃない。
斑鳩先輩が声を掛けている相手は祖母だろうか?

「不思議なことに夢で死んでから一切夢を見ないのです…」

「元気どころか氷山先輩の身代わりに人柱になったり最中派なる
 外道な集団の一員にされて大変でした…」

今年は今のところは平和だがいつ何時、自分の身に再び厄災が迫るとは限らない。

6斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/15(土) 19:39:41
>>5

 「Oh……」

受話器の向こう側から(オイオイマジかよ)と(よく生きてるな)という
二つの感情がない交ぜになった感嘆が漏れる、前者は兎も角、後者は流石に予想外だったらしい。

できてたまるか。


 「大活躍だな?ダイ・ハードにブルース・ウィリスの代わりに出演する時は知らせてくれ。」
 「サイン貰いに行くから。」

      ダ イ ・ ハ ー ド
実質、君は『中々死なない』なと言ってるのと同じである。

 「まぁー夢を見ないのは僕も同じだが、その辺りは今度ゆっくり話すとして……」

 「今日君と話すのは3つだ。」

7一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/15(土) 21:56:06
>>6
「ダイ・ハードに巻き込まれてるのか巻き込んでるのか時々ですが
 よく分からなくなります」

「夏のクリスマスとか大暴れしたのに街中の協力で救われたり…」

自分に人望など欠片も無いとは思っているが街は自分を助けてくれた。
だが、星見町の片隅で途方もない年月を『夏の風物詩化』に費やした『夏の魔物』を打ち倒す最初のちっぽけな原因の一部だったはずだ。

「斑鳩先輩も夢を見てないのですか。もう『夢世界』へは行けない
 のは良いのか悪いのか分かりませんが…寂しいです」

「3つですか? 今年はまだ何もしてないのにおかしいな…」

いよいよ何もしてなくても何かしらの厄災を引き寄せるように…?

8斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/15(土) 22:48:19
>>7

受話器の向こうから苦笑が漏れる

 「寂しい……ねぇ?」

異常事態に対しての感想が寂しいなあたり、
一抹 貞世という人間は紛れもなくスタンド使いなのだろう。

 「まぁ神様が忘れてなけりゃ、何時か治るさ       たぶん(ボソッ)」

いい夢も見なけりゃ悪夢も見ない。いい夢については兎も角
すくなくとも悪夢を見ない方に限っては、斑鳩は感謝したい気分だった。

 「ところで話についてなんだが。」

ラッパ型の受話器を頭と肩で挟む。

 「『いい話』と『悪い話』と『どうでもいい話』がある。」
 「どれから聞きたい?」

9一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/15(土) 23:17:15
>>8
「うーん、まぁ、こればかりは神頼みですね」

「どこからそんなにネタを仕入れてきたんです…」

ここ一年は何事もなく平和に暮らしてきたはずだ。
まさかとは思うが最中派が何かしたのかもしれない。

「『どうでもいい話』からでお願いします。後の2つを聞くのが怖い
 ですよ…」

しかし、『どうでもいい話』とは一体なんだろうか?
自分にとっても斑鳩先輩にとってもどうでもいい話とは一体…

10斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/15(土) 23:29:48
>>9

 「オッケー『どうでもいい話』からな」

正直、斑鳩としては最後に話したかったチョイスではあるが
まぁこれも運命だろうと彼は思う事にした。

 「おたく、『20歳以上40歳未満』で『成人女性』の『親族』っているか?」

そして一つ、一抹 貞世は誤解している点がある。

斑鳩 翔は自分にとって『よい』『わるい』を決定しているのであって。

受話器の向こうの相手の心情などは、推し量る事が出来ないのだから
最初から相手の事は考えてないという事である。

11一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/16(日) 00:24:22
>>10
「えっ、義理の祖父母としか繋がりはありませんよ?」

「仮にいるとしたらそれは私を捨てた『母親』ぐらいです」

『どうでもいい話』というより『不思議な話』だったのでホッとする。
それより何故、斑鳩先輩が私の親戚を気にしているか。
今はほんのちょっぴりだが嫌な予感がし始めた。

12斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/16(日) 01:30:58
>>11

「へー、僕も母方の祖父母んとこに世話になってるから……おいおいおい。
 オイオイオイオイ、ジョージ・A・ロメロ監督からキャラ被りだっていう追及が避けらんねーじゃーぁ……ねぇーか」

右手首に巻いた時計が針を刻む。

 「今の内に僕たちが新手のプリキュアだってことにしとくか!フレッシュ夢死!マックスゾンビバリュー!」グッ

脳みそ使用率0%の反射神経だけの答えの裏では
斑鳩は二つの脳みそをフル回転していた。

 (まず状況を整理するか。)

チッチッチッ

 (僕は一抹によく似た顔の30くらいの女を見た。)
 (そして当の一抹本人は、祖父母とつながりがあって母親に捨てられたと言っている)

チッチッチッ
 
 (と、なると…僕の眼がガラス玉でない限りはあの女性は8割方捨てた方の母親だろうな
 捨てられた息子はイイ思いは無いだろ。)

チッチッチッ
 
 (しかしそうなるとあの母親、捨てておいて今頃戻ってきたって事か?何故?
 ……いや、子供の僕に理解できる訳ねぇんだけど。)

チッチッチッ

 (兎に角このファミリーボード案件に口突っ込むのは、
 一抹の傷口にマイナスドライバー突っ込んでぐりぐりした挙句、荒塩と日本酒ぶちまけるが如き所業。)

チッチッチッ

 (いや、『どうでもいい』から突っ込んでもいいんだけど。その勇気ちょっとない。)

チッチッチッ カチン

 「よっしこの話終わりな!」オワリオワリ

 「次どっち?『いい』ほう?『悪い』方?」

13一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/16(日) 11:33:21
>>12
「あのぅ、あのー、斑鳩先輩…?」

「ちょっと考え事でもしてましたか?」

よく分からないが斑鳩先輩なりに何か考えていたのだろう。

「そうですね。次は悪い方をお願いします」

14斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/16(日) 12:23:51
>>13

何とか誤魔化せたかもしれない。
そうでないかもしれないが、次に追及されるまでは心の内にしまっておこう。

 「おたく、ショートケーキの苺最後に食うタイプだろ。悪い方ね……悪い方。」

そして何故悪い方から聞かれるのか……いや、既に理由は聞いていたな。

 「…………。」

しばしたたずむ。

 「ばあさん!きなこ棒とボンタン飴、あとスプライト……ない?じゃあサイダーでいいよ!」

電話を借りてる駄菓子屋のばあさんに注文をつけると
心の何かを奮い立たせることにした、正直僕にとっては恐ろしい事でしかないからだ。

 「なんだったっけな……ああ、悪い方ね。」



 「……『アリーナ』っておたく、知ってる?」

15一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/16(日) 12:35:22
>>14
「アリーナですか? たくさん派閥が存在してるヤクザみたいな組織
 でした。私は無理やり最中派閥とやらに入れられましたよ…」

「少なくとも味方ではないけど敵ではない人達ですね」

めちゃくちゃおばあちゃんに注文してるが品揃えが良い。
さては今居るところは品揃えからして…

「駄菓子屋のおばあちゃん品揃え良いですね」

「苺は好きじゃないので最初から食べちゃうタイプです」

16斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/16(日) 13:57:47
>>15

 「だろ?学校の近くだけど穴場なんだよ此処……失礼」

瓶の蓋を歯で取ると、そのままラッパ飲みする
冷えた炭酸がこの季節は最高に気持ちがいい。きなこ棒も押し流せるし。

 「まあモナカ派だの何だのは僕には関係ないけど……その、なんだ」

奥歯に何か挟まったように……いや、唐突にそれは冷めた声で切り出した。

 「『アリーナ』で俺と戦ってくれる『スタンド使い』が一人欲しい」
 「知り合いで血気盛んな奴、いないか?」

17一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/16(日) 14:25:13
>>16
『アリーナ』に参加するぐらい血気盛んなスタンド使いの知り合い。
よく考えたら今まで日常を愛するスタンド使いばかりとしか連絡先を交換してこなかった。

「血気盛んとまでは行かずとも私のお願いとしてなら行きそうな
 方々が少し」

「近距離パワー型ですが特殊な枠に入る宗像さん。
 アリーナで再開した夢見ヶ崎さん。アリーナに慣れてるようでした」

「最後にリクエスト通りの血気盛んなスタンド使いの鷲見さん。
 人外の膂力とスピードを併せ持つ纏うタイプのスタンド使いです。
 しかし、今彼は『アリーナ』との面接があるから空いてません」

「お力になれずすみません」

18斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/16(日) 15:06:28
>>17

すみませんの『す』で待ったまったと止めに入る。
 
 「あーいや、言い方が悪かった。」
 「アリーナに参加する必要があるんじゃなくて、僕と戦ってくれりゃあいいのさ。」

まあ、最善はアリーナで戦う事だろうが……なにせあそこはいざという時の治療もあるし
ファイトマネーも入るし。『便利な闘技場』それ以外の印象はアリーナにほぼまったくない。

 「僕ぁここ最近の日常、美人とご一緒することばっかりでさ。これじゃあ何時までも怠けるままだ。」
 「自分をぶん殴って活を入れないと、いざという時目が死にそう。」

うんだりぐだぐだと言いながら、ボンタンアメを口に放る
この周りの透明な紙はなんだろか?中で溶けるけど。

 「いや、いけねぇのかな……」ボソ

 「参加要項がなぁ……2勝だもんな。」ボソボソ

19一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/16(日) 15:22:25
>>18
「なるほど勝ち星が欲しいのですね。それに2連勝が必要…
 もしかしてB級ファイターに挑むおつもりで…?」

「むむっ、私がお相手でもよろしいなら…いや、ちょっと忙しいか…
 うーん、無理をしたら…いや、鷲見さんの件が始まったら…」

「誘えば戦ってくれそうなのは宗像さん、夕立先輩、夢見ヶ崎先輩
 鷲見さんしか思い浮かびませんね」

「ちなみに斑鳩先輩は何勝ですか? 私は1勝だけです」

20斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/16(日) 16:30:04
>>19

 「1勝。」

 「…………。」

 「勘違いすんなよ、あの勝利は……僕達にとってなにより価値のある1勝だった。」
 「でも僕にとってどんなに価値のある1勝でも、規定数にはトドカネエンダナー。」

 「あのキサンドリア相手だったんだから2勝分にならねぇかな?ダメカー。」

 「アリーナ持ちじゃないとファイトマネーもでねぇし、下手したら致命傷だし。メンドイナー。」

塗装の禿げたベンチにごろごろしながらきなこ棒をぱくつく。
実に美味しいが、この美味しさで問題は解決しないのである。

 「50万まで自腹斬るか…いや…うーん……入院費……いや、斬ろう、50。あと夢見ヶ先と女の子はナシな。ナシ。」
 「というかおたく、ホント顔広いし1勝ってなにしたの?聞いていい?」

21一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/16(日) 19:17:59
>>20
「どんなにヤバい相手でも1勝は1勝ですからね…
 私も忙しくなかったら戦いたいものですが」

ちょっと今はやることを増やすとキャパオーバーだ。
自分の出来る範囲で事を済まさせねばならない。

「えっとですね。今所属させられてる最中派閥のトップの最中に
 捕まり安っぽいAVっぽくて敗者には何をしても許される試合に
 出させられまして…」

「たぶん、私が負けるの期待したのでしょうが勝ちました」

「相手のスタンド使いは人外の膂力とスピードを兼ね備えた特殊な
 スタンド使いで煙草の副流煙を飛ばして劣化させる能力持ちで…」

「普通に考えたら勝敗は明らかなんですが靴下に尖った岩と砂を
 詰め込み縄跳びで結んでチクチクと本体にダメージを与えて強引
 に勝ちました」

「斑鳩さんの勝ったキサンドリアって方もヤバかった感じですか?
 スペックの差を突きつけられたりすると能力で補わないといけない
 からみんな大変ですよね…」

22斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/17(月) 03:08:14
>>21

 「いや、やっぱやだな。」
 「50万はなぁ、あと10万あれば大人を二ヵ月入院させることができる金額だからな……」

それにしてもAVの例えは無いだろAVは……
品が無い連中におたくが引っ張られる必要ないだろ?と続ける

 「にしても言っちゃあなんだが、面白過ぎないかその状況。」
 「決まり手が即席ブラックジャックと縄とびぃ?……パワーと速度差をリーチで補ったのか?」

おたくブチギレてるな?と斑鳩はケラケラ笑う
なんならその場で見たかった。即席BJ鞭で打たれた相手の間抜け面も。

 「……キサンドリアの能力については『敬意』を表して言わないが」
 「バカでかい『石柱』が頭上すれすれを飛んでったことは今でも覚えてるぜ。」

 「最終的に腕一つ犠牲にして、頭突きで勝ったけどな!……あー、僕も人のこと言えないな。」

瓶の中身を飲み干すと、口を拭う。

 「さて……残ったのは、『いい話』だったな。」

23一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/17(月) 15:06:57
>>22
「最後は『慈悲の刃』を振り降ろしながら縄跳びで相手の傷口を
 開いて胴体まで真っ二つです」

「あっ! アリーナの石柱ですね! 最高クラスのパワーを持つなら
 ブンブン振り回せますからね…」

「よくそんな恐ろしい相手に接近して頭突きを決めましたね。凄い…」

やはり、Cランクでも恐ろしい相手が跋扈しているのがアリーナだ。
自分も斑鳩先輩みたいに機転て手札が用意できれば…

「そう言えば最後に良い話が残ってましたね。
 どんなお話なんですか?」

24斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/18(火) 08:37:22
>>23

 ヒューッ

事の顛末に口笛を捧げる。
対戦相手が自分じゃなくてよかったという所だ。

 「うん、まあ……忙しそう何で先になると思うが。」

脚を組み直す、『カナリア』はいいことを教えてくれた。
今は楽しむべき季節だって事をだ。

 「おたく『釣り』は好きか?海は?」

 「落馬した人間は、さっさと馬に乗らないと生涯乗れなくなるという話だ。
 要は学生らしく夏を楽しもうぜという誘いだぜ。」

25一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/18(火) 09:55:03
>>24
「釣りですか…? 食料確保という面では好きです!」

「う、海は最近になって泳げるようになったから好きな方ですよ!」

鱗が邪魔だが取り除いて塩だけで焼いた時の美味しさ!
なぜ、海を泳ぐ生き物はあんなに美味しいのだろうか?

「遊びですか。これまでずっと誘われたことが無かったので新鮮です」

去年にやろうものなら『夏の魔物』を喜ばせてしまう危険行為だった。
音仙にも学生らしくしろと言われてるからには誘いに乗ってみようか…

26斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/18(火) 18:03:19
>>25

僕が人間について一つ理解してる事があるとすれば。

 「そうそう、テメーで釣ったものをテメーでさばいて頂くのもいいし!」

人間は『メモリー』で構築された生き物だという事だ。

苦しいメモリーで構成された人間は、自罰的な生き物になるなら。
美しいメモリーで構成された人間は、素敵な生き物になれると信じている。

 「素敵な女の子をグラサン越しに引っ掛けに行くのもオールオッケー!」

運命とやらが、何処かに消え失せたくなるような苦い思い出を飲み込ませるなら
僕達は、それに耐えられる思い出をアリのようにため込まなければならない。

 「僕らの学生時間は一過性の現在進行形なんだ、過去形になる前に誰か暇な奴もついでに誘ってさ」
 「キラキラした青春のメモリーってヤツ、作りに行こうぜー?」

糞みたいな戦いに明け暮れる後輩は、本当なら戦う努力なんざしなくてもよかった筈だ。

……じゃあこれも先輩の務めだろう、たぶん。

27一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/18(火) 20:18:34
>>26
「ちょっと見かけが焦げてるぐらいが最高なんです!」

家が有るだけと言われかねない食生活ノウハウに光が当たった瞬間である。
野草を分別して野草サラダを作れるのは一抹ぐらいのものだろう。

「ナンパってやつですか? 斑鳩先輩はナンパ経験アリです?
 ナンパが青春だとして出来る…か…な…」

電話越しでも分かるほど自信の無さが伝わってくるだろう。
見た目は良いが隠れファンなど一切存在しない悲しい後輩のナンパ術などお察しなものだ…

「よく見ると私の連絡先って歳上の女性ばっかりだ…
 夢見ヶ崎先輩とか美作さんや小石川さんを誘ったら来るかな?」

28斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/19(水) 01:38:14
>>27

魚の焼き方に一家言有りそうな後輩殿だ
まぁ好みは人それぞれだものな……世の中にはキノコかタケノコかで争える人間もいる。

 「チョコの箱を開けなければ中身は解らない、何事も挑戦だぜ。一抹後輩!」

ナンパは数だと考えている斑鳩は失敗するつもりが無い……いや、仮に失敗しても
挑戦したことを思い出にすべきである、何か起こったらその時考えよう。切迫した状況でもないのだから。

 「まぁ、行くなら7月の終わりくらいか……楽しみだな?」



 「そんじゃ、他におたくからなければ切るぜー。」


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