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【ミ】『クレアデルネ』

1『朝山』:2022/12/05(月) 20:34:06
―――100万の太陽のように私の周りで輝く永遠の愛は
宇宙を越えて私を呼んでいる。
Limitless undying love which shines around me like a million suns,
it calls me on and on across the universe.

ビートルズ
『アクロス・ザ・ユニバース』歌詞の一文より

―――――――――――――――――――――――――――――

★ここは『朝山』がGMのミッションを行うスレです。

138『常寂の檻』:2023/01/21(土) 13:34:56
>>135(御影PC)

佐保「わかったっペ。空『キィィ――ッ!』っぶねぇ!?
殺す気かっ! ふぅ……あー、空は今のところ、雲が増えてるだけっぺ」

レックレス「気を付けろ。こがらし、お前は右を。俺は左を見るからな」

枯野「うん」

佐保と言うギャル少女の後ろから、蟹を突破してきた枝原チームの車が
急停止する。そこまで肉薄してなかったが、想定より接近した事で
怒鳴りつつも彼女は空を仰ぎ睨んで、異常なしと告げる。
 他二人も、同じ報告だ……今は不気味な程に君達の周辺は静かだ。

君は、鴉へ更に近寄る。一番近くのレックレス達は君に何か起きれば
10秒足らずで駆け付けられる距離だ。鴉とは大体3〜4m程。

その死体をよくよく観察して、君が不審に感じたもの。

それは『匂い』だ。
 鴉の死臭にしては、変。濃い柑橘の匂い……蜜柑や柚子といった
フルーツの香りが、その鴉の死骸から漂っているようだ……。

139『常寂の檻』:2023/01/21(土) 13:55:54
>>136-137(グリム・烏丸PC)

『決断』を下したのは、『グリム』だった。

>『銃撃』だ!

       カチ

 乾いたスイッチのような音。と、同時に前方の蟹達が一斉に。

  ダダダダダダッッッッ゛ッ゛     パキャァリィッ゛ッ……!

 吹き荒れる銃弾の嵐!

枝原のスタンドのスリンキーバネ越しに、オブシディアンと黒山が
構えていた小銃から繰り出される本物の弾丸が、あれよあれと蟹達の
残骸を産み出す。それと同時に一気にグリムと烏丸達を乗せた車が
その死骸すら潰して一気に駆け抜けようとする!

   ―カチャカチャカチャカチャッッッッッ!!!

ハナナ「はやっっ!?」

ミーナ「問題ないわっ!」

 蟹の大河も、只では君達を通さない。
先程までは人間の早歩き程度しか見てとれなかった。
 だが、車へと急接近しようとする今の蟹達の速度の速い事!!

銃弾の嵐を凌ぎ、車の速度にも追いつき、追い抜くような弾丸に近い速度で。
その速度のままに弾雨とシュリンガラの鉄輪を抜けた数匹の蟹達が
車の下へ潜り込もうとする!

 ……がっ!



  ――キキキィー-……っ!!

ハナナ「〜〜っ抜け……たぁ!」

ミーナ「ナイス、指示よ……っ。撃ってなかったら確実に囲まれて
絶対に良くない出来事が起きたわ」

 蟹達の総量がガードレールから次々と来て減らないとは言え。
前方の枝原達の車が弾き、更にオブシディアンと黒山が放った
2000発は撃ち尽くせる小銃の弾丸。
 蟹達が飛び掛かろうとしても、シュリンガラの鉄輪が阻む。

 グリムの『機転』が、この場で持ちうるカードの中で最高の札を
現時点で引けたのだろう。無事、君達は『突破』した……。


      

     ――ドシィ……ン


           ――ドシィン

                   ――ドシィンッッ

オブシディアン「? ……なんだ、この音……?」

ハナナ「え? 聞こえます? 皆さん」

 蟹の無数の河を抜け、一息つきたい心境だったが、直ぐに妙な音が聞こえた。

決して小さくは、無い。かなり、大きな何かが……。

 ――ガードレールより下。蟹の河が流れる方面のガードレール付近の下だ。

そこから、大きな物音が、近づいている……。


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