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【場】『自由の場』 その3

88花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2022/11/26(土) 02:51:24

          ガァァァァァ――――――――ンッ!!

        ガァァァァァ――――――――ンッ!!

      ガァァァァァ――――――――ンッ!!

    ガァァァァァ――――――――ンッ!!

  ガァァァァァ――――――――ンッ!!

星見町の外れにある『農園』に『五発の銃声』が鳴り響いた。

「おっと、ちっとばかり『距離』が遠かったかァ?」

       「だいぶ外しちまったな」

両手で『リボルバー』を構えているのは、
全身を『レザーファッション』で固めた『赤毛』の男。

「だが、まぁ『一発』ブチこめりゃあ十分だからよォ〜」

畑の中で、『偽死弾』の直撃を受けた小型の『イノシシ』が、
悲鳴を上げながら悶え苦しんでいる。
きっかり『4秒後』、
イノシシは何事もなかったかのように起き上がり、
一目散に畑から逃げていった。
その後姿を見送り、
『リボルバー』――『スウィート・ダーウィン』を、
手の中で回転させる。

「ハハハッ!!二度と来るんじゃねえぞォ〜〜!!」

『花菱蓮華』が、ここにいる理由。
それは『スタンド能力を使った仕事』を請け負ったからだ。
『畑を荒らすイノシシの撃退』である。
『彼もしくは彼女(>>89)』は、
『同じ仕事』を引き受けていたのかもしれない。
もしくは、『銃声』を聞いて様子を見に来たのかもしれない。


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