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【場】『自由の場』 その3

692小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/06/08(土) 20:42:07
>>690(笑美)

  「涙音さんにも、よろしくお伝え下さい」

そして、笑美は『二人分の会員証』を受け取る事になる。
『小林の件』について朝山に話す時、小石川が笑美に視線を送った。
『あの事は黙っておいて欲しい』という意味だろう。

  「……朝山さんが持ってきてくれたお饅頭を頂きましょうか」

やがて、朝山を気にする笑美を見て、率先して饅頭に手を伸ばす。

  「――美味しいです。お二人もどうぞ……」

>>691(朝山)

  「ええ――『小林さん』の事も……是非そうしましょう」

『小林丈の足取り』は、既に掴んでいる。
だが、小石川は口外しない。
彼が自らの意志で姿を消したのなら、無理に暴くべきではないだろう。
その代わり、手伝ってもらう事も否定しなかった。
『多くの人が捜している』と知れば、小林も気が変わって、
自分から真実を明かしてくれるかもしれない。

  「……覚えていますか?
   以前、ここでパーティーをしていた時、
   朝山さんは私を励ましてくれましたね」

  「朝山さんは、いつも私を勇気づけてくれて……。
   あなたが悩んでいる時は、力になりたいと思っていました」

小石川文子と朝山佐生が出会ったのは、もう随分と前の話になるだろう。
大抵の場合、小石川は『励まされる側』だった。
二人の立場が逆になったのは、今が初めてかもしれない。

  「話しづらいのでしたら、無理に教えて欲しいとは言いません。
   でも、私は朝山さんの味方ですよ」

朝山の手の上に、自分の片手を添える。
お互いを理解するというのが『サロン』の目的であり、
それは付き合いの長い朝山に対しても同じ事だ。
あくまでも相手の気持ちを尊重した形で。

  「だから、今日でなくても……いつか打ち明けてくれますか?」

>>690-691(両者)

  「笑美さん、朝山さん――ありがとうございます。
   お二人が助けて下さる事が、私には大きな支えになります」

  「……さっき朝山さんが言われたのは『一抹貞世』という方ですね?
   私は面識がありませんが、『あの事件』で被害に遭われたという……」

  「お二人とも、一抹さんの連絡先はご存知ですか?
   差し支えなければ、その方と話してみたいのですが……」

  「『サロン』については、いずれ『烏丸』さんにも伝えておきましょう。
   今はお忙しいようですから、また日を改めて連絡を取ってみます」


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