したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【場】『自由の場』 その3

47夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』&『チェシャ』:2022/11/07(月) 13:45:18
>>46

「――――おん??」

「クロガネくんもしてたんだ。『セーチョー』ってヤツ」

「『なんかチガウきがする』とおもってたら、
 『そういうコト』かぁ〜〜〜〜」

『シヴァルリー』の成長は初耳だったが、すんなり納得した。
何となく『一皮剥けた雰囲気』があるというのは、
前々から感じていた事だったからだ。
その理由までは知らなかったが、これで理解できた。

「『しおんちゃん』がいってたんだけど、
 『ドクター・ブラインド』は『トクシュ』だったんだって。
 『スタンド』と『ほんたい』って、
 フツーはピッタリあってるモノでしょ??」

「でも、わたしのばあいは、さいしょから『ズレてた』」

『ドクター・アリス』のヴィジョンは、
本体の雰囲気と非常に良く似ている。
逆に言うと、元々の『ドクター・ブラインド』が、
『現在の夢見ヶ崎』とは全く似ていなかったのだ。
有機的なシルエットを持ち、
『アリス』が前面に押し出された『ドクター・アリス』と比べ、
『ドクター・ブラインド』の佇まいは無機質で、
『医者』の要素を強く感じさせた。

「『ドクター・ブラインド』は、
 ホントなら『ムカシのわたし』にめざめてるハズだったんだ。
 だけど、わたしのほうが、さきに『めざめちゃった』。
 そのせいで、『ドクター・ブラインド』は、
 わたしに『おいてかれちゃった』の」

本来『ドクター・ブラインド』は、
『目の見えない本体』を補助するためのスタンドだった。
しかし、目覚めるきっかけがないまま時は流れ、
本体である夢見ヶ崎は『視力』を得た。
その結果、『スタンド』と『本体』の間に、
大きな『ズレ』が生じてしまったのだ。

「『いろんなセカイ』をまわって――――」

「『いろんなモノ』をかんじて――――」

「それで『イマのわたし』に『おいついた』んだってさ」

           ピ ッ

『ドクター・アリス』が人差し指で自身の『両目』を指す。

「だから、『こっちのアリス』も『みえる』ようになった」

今まで持っていなかった『視覚』の獲得。
これが最も『象徴的な変化』と言えるだろう。
『本体に追いついた』という点において。

「もちろん、ソレだけじゃないぞ!!
 『かわった』っていうか、『かわった』し『ふえた』!!」

              チョンッ

『ネイル』の先で、『クロガネくんの手』に触れる。
その『接触点』と『金髪』の一条が『接続』された。
ただ、それ以上の何かが起こっている様子はない。

「コレはね〜〜〜〜。
 『ナニやってるか』は『アリス』じゃなきゃ『わからない』」

         ニヤッ

「まぁ、その『バターどらやき』でもたべてみない??
 ゼッタイおいしいよ!!」

さっき行ったのは『味覚』の『共有』。
つまり、『バターどら焼き』の『味』をシェア出来るという事だ。
しかも、かんぜん『0カロリー』で、
ダイエットちゅうのココロづよいミカタ!!
いまだけのトクベツげんていショウヒンとなっております。
おはやめにゴチュウモンを!!


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板