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【場】『自由の場』 その3

1『星見町案内板』:2022/10/15(土) 22:39:13
特定の舞台を用意していない場スレです。
使いたい場スレが埋まっている時や、
現状スレのない地域での場活動にご利用下さい。
町にありえそうな場所なら、どこでもお好きにどうぞ。

2夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/10/15(土) 23:50:12
前スレ>>998-999

『アリス』と『グリム』の祝いの席に、颯爽と現れた『ベリル・ストック』。

    と――――――

           フ ワ ァ …………

突如として、その視界が何かで覆われてしまう。
どうやら、薄い『布切れ』のようなものが、
ちょうど顔の上に被さっているらしい。
ベリルの側からは、それ以上の事は分からなかった。
一方、グリムからはベリルよりは分かる事があった。
『ハーリキンチェック』の『ハンカチ』が、
ベリルの顔面に乗っかっている。
しかも、それはベリルの背後から飛んできたように見えた。
まるで『自らの意思』を持つかのように…………。

         (・ω・)「フミィ」

ベリルの顔に乗っている『ハンカチ』の正体は――――『猫』であった。
『ハーリキンチェックのハンカチ』を、
『猫の形』に切り抜いたような姿の『スタンド生物』。
その体には厚みが全くなく、狭い場所に入り込んだり、
風の流れに乗って飛んだり、その行動は『神出鬼没』だ。

「お、『チェシャ』!!ひさしぶり!!
 『アリスのニオイがしたからきた』??
 でも、ちょっとやせたんじゃない??
 こんなに『ペラペラ』になっちゃって…………」

    「――――いや、ソレはモトからか!!」

そして、その存在を一番よく知っているのはアリスのようだ。

3グリム『グリム・ランタン』:2022/10/16(日) 18:13:51
>>2
「ん・・・? ベリルか。
 お前も『アリス』に誘われて・・・・・・」

『ベリル』の顔に乗る『ハンカチ』――いや、『猫』?
・・・『猫ハンカチ』か。それの動きを視線で追った。

「なんだ。こいつも『アリス』の友人か?
 ま、祝賀会は賑やかな方がいいが・・・」

4ベリル『シンプリー・レッド』:2022/10/16(日) 19:03:51
>>2-3

>フミィ

「……こりゃ、驚いた。珍妙なスタンド生物だな」

ベリルは、狼狽する程でなくも本当に驚きはあるらしく
軽く目を見開いて、そのハンカチ猫のような不思議の国にしか居ない
存在の胴体部分。つまりハンケチの真ん中あたりを指で摘まんで
顔から放しつつ、感想を呟いた。
 驚きはあったものの、彼女もアリーナで多くのスタンド関連の事件に
関与した経験もあるのだろう。それ以上、そのハンケチ猫に追及する事なく
席へとついた。

「あぁ、グリム。私も誘われた口だ
参上一番に、こんな突飛な歓迎を受けるのは始めてだな」

アルカラの友人でないと得られない体験だよ。と、喉を鳴らすようにして
肩を軽く揺らして笑い、そして真顔へと顔つきを変えた。

「……で、だ。この前はドタバタしてたから出来なかった話をしたい。
辛気臭くなるかも知れないが済まんな。
 『最中派の銃の所持』
それと『フーヴィアン派に組する事での注意事項』
大まかに、この二つの用件を話したいと思う」

グリム。後者はお前にも関係するかも知れないから耳を傾けてくれと
彼女は、この場に居る面子には幾らか重要らしい話題をする気のようだ。

無論、祝勝会である事も忘れてない。
 彼女も、話を本格的に始める前に飲み物を注文するだろう。

カルヴァドスと、みかんのフルーツ酢を使った
すっきりとした甘さの一杯 『ゴールデンベリル』だ。

5夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/10/17(月) 02:18:01
>>3-4

「コレは『チェシャ』。
 もと『アリスのハンカチ』で、いまは『ハンカチネコ』。
 ウチでかってるワケじゃないんだけど、
 ときどきいるんだよね〜〜〜〜」

『チェシャ』と名付けられた『スタンド生物』の表面には、
しっかりと『猫の毛』が生えており、
落書きのような『猫の顔』が描かれている。

     (・ω・)「フミャミャ」

                 モゾモゾモゾ

ベリルに退かされた『チェシャ』は、アリスの頭に乗った。
普通に考えれば、動物の入店は断られそうなものだが、
生物には見えないフォルムのため、見逃されているようだ。
興味があるのか、三人が注文した品々を眺める『チェシャ』。

「しょうがないなぁ〜〜〜〜。
 オチャがマズくなるから、チャッチャとしゃべってよ??」

「あと、わたしは『フーヴィアンのナカマ』じゃないぞ。
 よなかにデンワでよびだしとかされてもキョヒするから。
 そこらへんキチッとしといてくれよな」

テーブルの上に頬杖をつきながら、
夢見ヶ崎は話の先を促した。

6グリム『グリム・ランタン』:2022/10/17(月) 21:46:23
>>4-5
「今更『ハンカチ猫』ぐらいでは驚かないが・・・。
 ・・・交友関係の広さには、驚かされる」

珍妙な乱入者も今は落ち着いたようだ。
正直、興味がある。後で触らせてもらいたいが・・・今は。

「この前の話の続きか。
 『最中派』とやらは・・・分からないが。
 『フーヴィアン派』から参加した自分には多少関わりがあるのは確かだな」

グイッと、『シンデレラ』を飲み干し、テーブルの上に置く。
『ベリル』の話を聞くとしよう。

7ベリル『シンプリー・レッド』:2022/10/19(水) 11:01:53
>>5-6(お待たせしました。また、夢見ヶ崎PCから
『サキュバスメイドとドリームご奉仕』ミッションの概要は
ある程度伝えられていたとして問題ありませんか?)

夢見ヶ崎こと『アリス』と『グリム』。
二人の返事に頷きつつ、注文された黄金色の液体を一口飲んで彼女は説明を始めた。

「まぁ、最中派の銃の件は後で良い。
……アルカラ、そうは言ってもな。お前は『89位』の闘士として
フーヴィアン派の戦士として登録された。
 会合とか、無理やり仕事に参加させる事はなくてもだ。お前は既に
フーヴィアン派の他の奴等からは競い、敵視される事は避けられないって事を
覚えておいた方が良い」

そう言う業界だからな。と、ベリルは真剣にアリスに忠告するだろう。

「グリム。お前もアルカラと共にアージェントとオブシディアンを
打ち破った。その見事な闘いぶりを陰で見てた奴も少なくないだろう。
 アリーナの闘士は一癖も二癖もある。街中で、見かけたお前に
力を試そうって言う奴が居ても可笑しくない。
 ……話が脱線したがな。まず、最初の注意事項としてだ。
この前も仄めかしたが。私が所属するアリーナは『フーヴィアン派』
そして現在のリーダーは『出雲』 クラウド・ナインの出雲。
 見かけの年齢は、グリムと大差ない。白や青っぽいロープを羽織って
ちゃらちゃらした雰囲気だから、出会えたら直ぐわかる。
 
で、本題だが。
 この前の『動画』で出雲も少し重たい腰を上げて真意を確かめる為に
最中派へ近々接触するようなんだ。
 あの内容の真偽がどうあれ、結論が出たら出雲は間違いなく何かしらの
対策を講じる筈だ。例え他の派閥や街に影響が殆ど無くても、アリーナに
泥を投げつけたって言う事実がある。リーダーとして出雲はその行為に
けじめを付ける筈だ。……そうなると、懸念されるのはアリーナの上位陣だ。

出雲は、アリーナの経営を回してる政治家見たいな奴等から抜擢されたが
他の一位から八位。そいつ等が出雲を完全にリーダーと認識しては居ないだろう。

例え、そいつ等が今回で動く気が無くても。出雲の出方次第では
一位から八位のシンパが失脚させようと企む可能性も高い。
 自分の長がアリーナの実権を掌握してくれた方が遥かに旨味があるしな」

 そう、長々とフーヴィアン派の情勢を説明して
一息つく為にグラスの中の黄金の比率を遥かに減らした。


 「……『ヴィナーボズ』の事は、覚えてるよな?
あいつには、気を付けておけ。それと……」


 『ゾロ目』のランカーには、下手に喧嘩を買うな。
そうベリルは重々しく告げた。

8夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/10/19(水) 14:03:30
>>6-7

「あぁ〜〜〜〜、
 アルカラが『ピストルかりたハナシ』ねぇ〜〜〜〜」

           ズズズズズ

お茶を飲みながら、のほほんとした表情で相槌を打つ。

「ジツはさぁ、それ『ユメのセカイ』のハナシなんだぁ。
 わたし、『ユメのセカイ』に、
 『3かい』いったコトあるんだけどね。
 その『3かいめ』のときに、
 『ユメのなか』で『ピストル』つかったんだよ。
 ちなみに『1かいめ』のときは、
 『サブマシンガン』つかったコトある!!」

「で――――『3かいめ』のときは、
 『サキュバス』とかなんとか…………。
 とにかく『ニンゲンじゃないヤツら』がいて、
 そいつらとたたかったワケよ。
 まだどっかにいるっぽいから、
 グリムもチューイしといたほうがイイぞ」

(※該当ミッションの内容については、
   当PLに考えがあるため、上記のレス以外の内容は、
   ベリルには伝えません)

「うわ、メンドくせぇ〜〜。だったらヤメちゃおっかな。
 なんつって!!ジョーダンだよジョーダン!!
 だって、グリムから、
 イカした『キャッチコピー』もらわなきゃいけないし!!」

『光の国のアリス』として、色んな世界を冒険する上で、
『足枷』になるようなものは好ましくない。
ただ、『アリーナ』とコネを持っていると、
色々と役に立つのは確かだ。
だから今まで関わりを保ってきたし、メリットを考えると、
多少の事は割り切れる。

「でもさ、『アルカラがスキなヒト』もいるんだよね??」

             チラ

「『アルカラのファンのコエ』みたいなのを、
 もうチョイきかせてくれたら、
 わたしの『やるき』もアップするのになぁ〜〜〜〜」

わざとらしく言いつつ、ベリルを横目で見やる。

「――――――ふーん」

上層部うんぬんの話題には、特に言う事がなかった。
実際、『89位』程度のランカーにとっては、
ほとんど蚊帳の外の話だろう。
何かするような事がある訳でもないだろうし。

「『ケンカ』っていくらくらいすんの??『200マン』くらい??
 いま、チョキンが『207マン』あるからギリギリかえるな!!
 でも、かいたいモノいっぱいあるし。
 『ムダづかい』してるオカネなんかない!!」

と、ここで『不思議の国のケーキセット』が運ばれてきた。
バランスの取れたショートケーキに、今が旬のモンブラン、
風味豊かなチーズケーキと、濃厚なガトーショコラ。
トランプの『スート』をモチーフにしているらしく、
どれも繊細なデコレーションが施されている。

「ふたりとも、どれたべる??
 『ショートケーキ』は、わたしのだ!!」

言うが早いか自分のケーキを確保し、早速食べ始めた。

「いや〜〜やっぱ『フェミレス』のケーキはサイコーだな。
 デザインがイケてるし、アジもゼツミョウ。
 『たべられるゲイジュツ』ってカンジ??
 なんコでもはいっちゃうよね〜〜」

        ムシャ ムシャ ムシャ

「あ――ぼちぼち『コッチのハナシ』してイイ??
 アレよアレ。『デンワでいってたヤツ』。
 そろそろソレききたいんだけど」

ケーキを食べながら、ベリルに『例の情報』を催促する。

9ベリル『シンプリー・レッド』:2022/10/20(木) 10:09:39
>>8(グリムPCを抜かして済みませんが、本日夜間に返信難しいので
ペース速度を重視して返させて頂きます)

「夢、か……」

君(夢見ヶ崎)の言葉に、少し黙考してから軽く髪を弄りつつ続きの答えを紡ぐ。

「となると、基本的にアリーナ組織は重火器の携行を良しとしないが……。
夢の中に持ち込めるタイプで、銃を能力で発現した可能性もあるし
グレーゾーンって所だな。まぁ、リーダーには報告しておく。
 直接、今度雑談がてら最中派のトップに質問するだろう」

正直に答えてくれるとは思ってないがな。と、ベリルは軽く眉を顰めて
その件は言い終えた。

>アレよアレ。『デンワでいってたヤツ』

「ん……グリムと一緒に話して構わない。と言う事で良いんだな?」

前置きをしつつも、同席してる彼がいながら告げたので
暗黙の了解だと意図を汲んで、彼女は獲得した情報を話し始めた。

「まず、あの『ヤジ』って渾名の青年が報告書にも記載してた中に
私が知る人物も居たから、裏付けも取れてて間違いない事は証明されてる。

『村田瑛壱』『関 寿々芽』『小林 丈』
『朱鷺宮 笑美』『朱鷺宮 涙子』
『小石川文子』『鉄 夕立』『七篠 譲葉』

この八名と、その送迎をしていたのが『芦田 裕』。
芦田って奴が、ちょっとした事件で協力して面識があるんでな。
報告書にも記載してんで、会って正しいかどうか確認した」

嘘はついてないようだし、間違いないだろうとベリルは断言する。
(※ラッコは送迎していた芦田は目撃してないので、情報から抜けてる)

「芦田の奴は、今言った通りに送迎していただけで夏の魔物の中核に
赴いてない。詳しい詳細を聞きたければ、その七名に会う事だな。
 これ以上、相手の詳しい情報はアリーナは渡せない」

そう、彼女は君の要請した件に答え終えた。
 アリーナの権限を使えば、その人物の連絡なり何なり知るのは
容易かも知れないが。中立を担う事も踏まえて、その行為は特例を除いて
する事は無いのだろう。

「さて、暗くなりそうな話はここで終えるとしよう。
私は、モンブランだ。……こいつは、食べるのか?」

ハンケチの浮遊する猫を一瞥して、興味深く唱える。

>でもさ、『アルカラがスキなヒト』もいるんだよね??

「私は、お前の事が好きだぞ。アルカラ」




「……良き好敵手と、友人として、と言う意味だかな」フフッ

どんな反応を君(アリス)が浮かべたとして、彼女は
そう茶目っ気を出しつつ、モンブランの一角をフォークで切り取って
口に運び、美味いなと味わい深そうに呟く。

「真面目な話。三戦も勝利の華を飾っているんだ。
少なからずファンも居るだろうし。今日は無かったが
ラブレターかファンレターなり、貢いでくる奴も出てくるかも知れないぞ?」

私も数回ある。とリラックスした様子で雑談を始めた。
 関心ある内容を突けば、返してくれる筈だ。

10グリム『グリム・ランタン』:2022/10/20(木) 17:13:08
>>7-9
「『好戦的』な戦士・・・加えて、『派閥内部』の勢力争い。
 これら二つが今後、『壁』になるかもしれない、ということか」

とは言え、顔を知られる、活躍をするというのはそういう事だ。
『フーヴィアン派』に名を知られること。メリット、デメリット。両方あるだろう。

(こうやって、一介の人間では知り得ない事を知ることが出来る『コネ』。
 これも『メリット』だな・・・)

「・・・『ガトーショコラ』を貰おうかな」

しっとりとした食感の『ガトーショコラ』を口に運ぶ。
濃厚なチョコレートの味が広がり、思わずため息が溢れた。

(『夏の魔物』・・・・・・町ぐるみの大規模な『お祭り騒ぎ』らしいと聞いていたが。
 『アリーナ』に加えて、相当な人数が動いていたんだな)

(そしてそれが、今も尾を引いている・・・一つの組織の派閥を動かすほどに)

先の動画配信を思い出す。
どこまでが配信者の狙いかは分からないが、
どうもあの動画は巨大な岩に打ち込む楔の一打になりえそうだ。

11夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/10/20(木) 20:17:05
>>9-10

「――――――ふむふむふむ」

口の周りにクリームを付けたまま、ベリルからの情報に頷く。

「いや、ジューブンジューブン!!ベリル、サンキュー!!」

そして、グリムの方に向き直る。

「あのさ、わたしに『サクセン』があるんだよね〜〜〜〜。
 ベリルに『ゼンインのナマエ』おしえてもらったのが、
 スッゴイやくにたつの!!」

「もしかしたらグリムにも、てつだってもらうかもしれないから、
 ココロのジュンビだけしといてくれる??
 『ガタイのイイの』がいると、ナニかとアンシンだし」

今度は、ベリルとグリムの二人に向き合い、
得意気な表情で笑いかける。

「このツヅキは『あとのオタノシミ』。
 『アリス』と『アルカラ』は、
 さきのさきまでケイサンしてるのだ!!」

高らかに宣言して胸を張った後、
頭の上に乗っかっている『ハンカチ猫』を見上げる。

「ネコって『チーズケーキ』たべるっけ??
 『チェシャ』、ソコのトコどうよ??」

          (・ω・)「フミィ」

『マシュメロ』によって生み出された『スタンド生物』は、
猫が食べるものなら何でも食べられる。
そして、『チーズ』は猫でも食べられる食品だ。
『人間用のチーズ』を多量に与えるのは良くないが、
ごく少量なら問題ない。

「お??たべる??
 そんじゃ、ここらヘンをチョコッとだけあげよう。
 ここのカドっこのトコ」

      ス イ ッ

           (・ω・)「フミュ」

                「――――おいしい??」

チーズケーキの端っこをスプーンで切り取って、
『チェシャ』の口元に運ぶ。
およそ生物とは思えないペラペラの『ハンカチ猫』は、
鼻を鳴らして匂いを嗅いでから、
落書きみたいな顔でケーキを食べた。
厚みの全くない体のどこに入るのかは謎だが、
『持ち主』や二人と同じように、『味』には満足したようだ。

「のこりは3にんでヤマわけするとして…………。
 いや〜〜〜〜さすがベリルはいいコトいうね〜〜〜〜。
 コレにはアルカラもイッポンとられた!!
 イマだけの『トクベツげんていボーナス』で、
 『アリスポイント』を『250』プレゼント!!」

「『ファンレター』でも『ラブレター』でもウレシイから、
 ドンドンおくってきてほしいな!!
 あふれるぐらいバスタブにいれて、
 そのなかにうもれたらキモチよさそうじゃない??
 でも、ヘンジかくのタイヘンだなぁ。
 かえりに『レターセット』かっとこ」

      ムシャ ムシャ ムシャ

「で、きょうイチバン『ジューヨー』なコトはナンでしょう??
 はい!!わたしの『キャッチコピー』!!」

      センケツ リョウケン              クロ カクメイカ
「ベリルが『鮮血の猟犬』でしょ。アージェントが『黒き革命家』だっけ??
 ナンかそういうヤツ!!『バッチリにあうナマエ』がほしいな〜〜〜〜。
 『お、イイね』っておもうカンジの!!」

     「グリム――――――『まかせた』!!」

言いたい事を言いたいように言って、グリムに話を投げる。

12グリム『グリム・ランタン』:2022/10/22(土) 20:02:14
>>11
「『荒事』なら俺に任せてくれて構わない。何時でも声をかけてくれ。
 ・・・『アリス』なら、大抵のことは出来てしまいそうだがな」

『アリス』の言葉、その期待に答える。友人として、相棒として出来ることなら力になろう。
付き合いはそこまで長くないが、『面白いこと』はやっても『悪事』を働く人間ではないのは分かる。
気兼ねなく手助け出来るだろう。

「『キャッチコピー』・・・・・・ああ。
 考えてきたが・・・・・・少し、緊張するな。
 俺の『センス』が他人と比べてどう映るか・・・」

スマホを取り出して、メモ帳に文字を打ち込み、二人の前に画面を差し出す。
そこに表示されているのは、以下の文字だ・・・。

 ユメミ  ヨル シンセイ
『夢見る夜の新星』

「色々と・・・意味を込めてみた。
 どうだろうか?」

13夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/10/23(日) 14:49:04
>>12

「まぁね!!アリスは『そこそこツヨい』から!!
 でも、『ニラミ』をきかせるのって、
 『コワモテ』のほうがよかったりするし。
 アリスだと、そのヘンがイマイチだから、
 グリムがいてくれるとココロづよいな!!」

『夢見ヶ崎明日美』という人間の内面は『混沌』としている。
心の中に『不思議の国』を持っていて、
そこには沢山の『住人達』が住んでいるからだ。
その一人一人が『一つの側面』であり、
夢見ヶ崎を構成する『心の欠片』。
『アリス』は『不思議の国の代表者』として存在し、
『ハートの女王』のような残酷な者も混じっている。
しかし、それが顔を出すのは、『必要に迫られた時だけ』だ。

      「おん??どれどれ??」

          ズ イ ィ ッ

グリムのスマホに顔を近付け、
そこに表示されている『二つ名』を覗き込んだ。
かつて『全盲』であった夢見ヶ崎は『漢字』が苦手だ。
『平仮名』や『カタカナ』は問題ないが、
『漢字』となると『小学校低学年レベル』にもてこずる。
しかし、自分の『本名』と同じだったため、『二つ』は読めた。
残りの『三つ』も、少し前に勉強したところと被っていたので、
どうにか読み取れた。

     「『ユメミ・ル・ヨル・ノ・シンセイ』」

文字を覚えたての子供のように、拙い口振りで声に出すと、
見る見る内に満面の笑みに変わっていく。

「うんうん、いいカンジじゃん!!ベリルどう??
 アルカラは『ナカナカにあってる』とおもうんだけど」

しきりにはしゃぎながら、『ベリルの感想』を尋ねる。

「あ、『イミ』は??そこジューヨーだよね〜〜〜〜。
 『イミ』ききたい!!ききたいききたい!!」

14ベリル『シンプリー・レッド』:2022/10/23(日) 15:47:08
>>13(すみません。話の流れから自分の番は後で良いかなと思って
返信しませんでした)

「あぁ、良いんじゃないか?
お前の名を取って、語感も良い」

 ユメミ  ヨル シンセイ
『夢見る夜の新星』

良い名だ。アルカラの為に自分も2,3は作ってみたが
グリムとアルカラが互いに背中を預けて89位の称号を獲得した事を
考えると。親しいとは言え、自分が口出しするのは違うだろうと思う。

「そうだな。グリム、どんな意味を込めた?」

一歩引いた立場の上で、先を促す。

15グリム『グリム・ランタン』:2022/10/23(日) 20:39:47
>>13-14
「ふぅ・・・一先ず、好評なようで安心した」

ほっと胸を撫で下ろす。
二人には納得してもらえたようだ。

「そうだな・・・まずは『夢見』はそのまま、『アリス』の事だ。
 『夢見る夜』。これは『アリーナ』を指している。非日常的な戦いの場・・・というニュアンスだな」

「『新星』は、『ランカー』として称号を得た『ニューフェイス』として意味合いもあるし、
 『夜の新星』・・・つまり、暗闇で一際輝く『ドクター・アリス』も意識している」

「合わせて、『夢見る夜の新星』――『アリーナ』での『キャッチコピー』として、どうか使ってくれれば・・・幸いだ」

『アリス』に頭を下げる。

16夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/10/24(月) 04:40:57
>>14-15

「そんなにイッパイ『イミ』があったんだ!!
 かめばかむほどアジがでるってカンジ??
 なんとなくだけどさぁ、
 『グリムらしいネーミング』だよね〜〜〜〜」

夜空の中で強く輝く一つの星――――
そんなイメージが湧き起こってくる。

「こういうのがほしかったんだよね。
 『グリムからみてどうおもうか』っていうの??
 ソレいがいのコトはゼンゼンきにしないで、
 『グリムのかんがえ』でジユウにつくってほしかった」

「だから、スッゴイうれしい」

夢見ヶ崎は『アリス』を名乗っていて、
友達からは『ユメミン』と呼ばれていて、
『アリーナ』では『アルカラ』で通っている。
呼び方というのは、
相手から『どう思われているか』という事だ。
だからこそ、『グリムの気持ち』が分かった事が、
何よりも嬉しかった。

「ベリルにもおしえたっけ??
 『グリム』っていうナマエ、わたしがあげたんだよ。
 そんで、イマはグリムから『ナマエ』をもらったワケ」

「ソレってさ、なんかイイよね。イイでしょ??イイよね!!」

しみじみと納得しつつ、うんうんと首を縦に振る。

「そういえば、『アルカラ』ってキンイチがつけたんだよ。
 さいしょが『トゥモロー・ビューティー』で、
 そのツギが『グロリアス・マインド』。
 どっちもわたしが『ボツ』にして、
 サイゴにだしてきたのが『アルカラ』」

ふと、何かを思いついたかのように、ベリルに顔を向けた。

「スタンドだって『イメチェン』したんだし、
 いっそのコト『ゼンブ』かえちゃおっかな??
 ほら、『アルカラ』は『セーチョーするまえのナマエ』じゃん。
 いまの『セーチョーしたわたし』とは、
 ちょっと『ズレ』があるかなって」

「それに『キンイチがつけた』ってトコがきにいらない!!
 『ランカー』になった『ごほうび』に、
 ベリルからも『ナマエ』もらいたいな〜〜〜〜。
 『ユメミルヨルノシンセイ』とマッチするような、
 あたらしい『リングネーム』!!」

夢見ヶ崎と関わりが強い『アリーナ関係者』は、
『ベリル』と『金一』。
『スタンド使い』としても『ファイター』としても、
大きな『一区切り』を迎えて、金一からもらった名前も、
そろそろ『更新時期』だろう。
『アリーナ構成員』の中では、
最も繋がりが深いと言っても過言ではないベリルから、
改めて『命名』してもらいたい。

17ベリル『シンプリー・レッド』:2022/10/24(月) 11:37:49
>>15-16

「あぁ、本当に良い名だぞ。グリム
以前の記憶など無いとかの話だったが……幾らか文学を齧ってたのかもな、昔のお前は」

それとなく、会話の中で聞いたが。彼も謎めいた背景を背負っている。
 だからと言って、アリーナに害する人物と言う訳でもない。
過去を秘匿して、そんな目的を掲げてるなら。わざわざアージェントを
助ける道理も無いだろうし。何より、私自身が彼は善人だと認めてる。

>ベリルからも『ナマエ』もらいたいな

「私か……?」

少し鳩が豆鉄砲を喰らった感じに顔が変わったと思う。
 嬉しさもあるし、私で良いのかと言う疑問もあるし……まぁ悪い気はしないが。

「――ヴォーパル」

 頭を巡らせ、この目の前のアリーナと言う世界に飛び込んできた
幾つもの冒険を渡ってきた少女の瞳を見据え、そしてスタンドを見遣れば
自然と、その名が浮かび上がった。

「『夢見る夜の新星』の『ヴォーパル・アリス』
私には、これ以上。相応しいと思える名は無いな」

「なぁアリス。幾つもの夢なり様々な世界を見てきた
お前には、どんな障害すらも退けられる『剣』が既に備わってる。
その剣の銘を告げるなら、ヴォーパル以上の名は私から与えられないよ」

18夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/10/25(火) 16:58:20
>>15
>>17

「『ヴォーパル』――――」

ベリルから受け取った『名前』を、自分の口から紡ぎ出す。
『鏡の国のアリス』に登場する『ジャバウォックの詩』。
その中で怪物を倒した『剣』の名前だ。

「いいね。うん、いいよ。カッコいいじゃん。
 わたしにピッタリなだけじゃなくて『ベリルらしさ』もあるし」

「じゃ、こんどから『アリーナ』では、
 『ユメミルヨルノシンセイ・ヴォーパル』で!!
 でも、ベリルはイマまでどおり、
 『アルカラ』ってよんでくれない??
 そのナマエつかうヒトがいなくなるのも、
 ソレはソレでサビシーんだよね〜〜〜〜」

「ベリルとは、けっこうナガイつきあいだしさ。
 『ムカシからしってるナカ』として、
 トクベツに『ふるいナマエ』でよぶケンリをあげよう!!」

          (・ω・)「フミフミ」

「まぁ、とにかく…………グリム!!ベリル!!
 わたしに『あたらしいナマエ』くれてありがと!!」

二人へのお返しは、とびっきりの『笑顔』だ。
眩く輝く『光』のように、底抜けに明るい表情。
頭の上に乗っかる『チェシャ』も、
今はどことなく笑っているように見えたかもしれない。

   「ふたりから『プレゼント』もらって、
    イマすっごくキブンいいんだよね。
    だから、『アレ』をおごっちゃおう!!」

           ド ン ッ ! !

「――――『ティターニア・ロイヤル・ジャンボパフェ』!!」

『妖精の女王』の名前を冠する大型スイーツ。
そのネーミングに相応しく、
優雅で豪華な雰囲気を漂わせている。
多種多様なフルーツが彩りを添え、
盛り付けも繊細で洗練されていた。
『大きさ』にも貫禄があり、まさしく堂々たるサイズ。
複数人で『シェア』して食べる事を前提とした一品らしい。

「でっかくみえるケドさぁ、いつだったか『フェアチャイルド』と、
 ふたりでコレたべきったコトあるし、
 『3ニン』いたら『ヨユー』だよね??」

   ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………

『フェミレス』に集う三人の勇者の前に姿を現した『女王』。
果たして、彼らは勝利する事が出来るのか??
ドラマティックな結末を見逃すな!!

19グリム『グリム・ランタン』:2022/10/26(水) 17:54:44
>>18
「『ヴォーパル』・・・力強さを秘めた良い名前だな。
 新生『アリス』のアリーナでのお披露目を楽しみにしているぞ」

『ベリル』との二人で、最高のプレゼントを渡せたかもしれない――。
そんな気持ちは、姿を表した『デザートの女王』の堂々たる姿にかき消された。

「これはこれは・・・・・・」

(甘いものがたっぷり――パフェの『底』が見えない・・・!)

「・・・・・・心してかからなければ」

グリムの胃が甘いものを大量に受け入れられる事を信じて!


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