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【個】『観覧席』【ミ】
1
:
名無しは星を見ていたい
:2021/04/30(金) 19:56:44
┌───────────────────
│・『アリーナ』の観戦
│・『イベント』の見物
│その他、あらゆる『観客』を歓迎します。
└───────────────────
★当スレッドの使い方について★
・GMを問わない『共用スレ』になります。
・メインとなるミッションやイベントの『応援』や『観戦』を行うスレッドです。
・メインミッションのGMが許可した時のみ、使用できます。
2
:
『六道辻』
:2021/04/30(金) 20:00:06
【過】『武闘列伝』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453728318/47-
(※以下は『過去ログ』のため、『移住』を行っていないPCのレスを含めます)
--------------------------------------------------------------
>東雲以外
「ヘッヘッヘッ、『闘い』をお求めの御方に是非、
ぜぇひとも、お見受け頂きたい『チケット』がございまして――――」
背筋の曲がった汚い外見、自らを『曳舟』と名乗った卑屈さを隠さぬ小男。
怪しげなチケットを『五万円』で売り付けると、小男は何度も頭を下げて路地裏へ消えていく。
かくして、『久染』、『鈴元』、『スミシー』、『穂村』、『トミー』の五人は、
てんでバラバラのタイミングで『アリーナ』へとやってきて、観客席に腰掛けた。
>東雲
『太田垣 VS 慧観』のマッチング情報が公開されると、
『東雲』はラクアクアに問い合わせ、チケットの購入を行った。
そして、当日には『アリーナ』へと現れ、観客席へと腰掛けたのだ。
3
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2021/04/30(金) 20:04:11
>>2
□服装□
赤いレンズのメガネ。
白シャツの上に黒いジャケットを羽織る。
□持ち物□
財布、ティッシュ、ハンカチ、タオル。
スマホ(電源は落としてある)
―――――――――
「ここが『アリーナ』……かァ。」
ダイナー
職場 が関わってるとかなんとか。
以前小耳にはさんだような気がする。その時は興味なかったが。
・・・・まあこの機会だ。
(*PCは今回の対戦カードを知っていますか?)
-------------------------------------------------------
※過去ログのため、能力詳細は省いています。
4
:
穂村公康『フー・シュニッケンズ』
:2021/04/30(金) 20:04:56
『老師ッ!
此処がアリーナデスネ!
我ラモゆくゆくハ挑戦者トシテ、
この場ニ出向クコトニナルトオモウノデスガ!』
「いや、ならねーけど。
そもそもよ、
俺が此処に来たのだってよ。
マッドマックスの上映会と間違えて来た訳でよ」 『エー…』
「人間、殴り合わせて見世物にして、
殺しはなしよって趣味悪すぎだろ。
カイジの人間競馬に出てくるきたねえ金持ちかよ」
ジュースを飲みながら、
試合が始まるのを待つ。
【服装】
虎柄模様のYシャツにストライプの黒スーツ。
革靴。右手中指にシルバーアクセ。
【所持品】
スマホ、財布、自撮り棒、煙草具
駅前で貰ったポケットティッシュ。ケータイゲーム機。
-------------------------------------------------------
※過去ログのため、能力詳細は省いています。
5
:
久染 墨彦『インク・フィッシュ』
:2021/04/30(金) 20:05:37
『スタンド使い』同士による『興行バトル』……『アリーナ』。
最初は『そんなまさか』って半信半疑だった。
そんなマンガみたいな世界の話が、
まさか僕の住むこの『黄金町』に実在しているなんて……
「…………していた、なんて…………」
目の前に広がる観客席。
独特の血気と非日常の空気感。
ここにあるのはまぎれもない現実だ……ということは、これから始まるのはつまり。
空いている席になんとかたどり着いて腰を下ろす。
が、まだ半ば夢心地だ……落ち着きなさげにキョロキョロと周囲を見渡す。
誰か見知った顔でもいれば心強いが……
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【持ち物】
・スマホ、財布、ペン、コピック、スケッチブック、総星柄のハンカチ
【服装】
・総アメコミ柄フード付パーカー、グールドのプリントTシャツ、ドリップペイントチノ、スニーカー
6
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2021/04/30(金) 20:05:55
服装・外見:安物のグレースーツ。革靴。身長199cm。金銀マダラに染めた髪。
所持品:スマホ。財布。名刺入れ。
「んっふっふっふ」
「前から興味はあったんですよね」
背が高いので足も長い。窮屈だ!
「(しかしあの売人のひと、もう少し堂々としててもいいのに)」「さて、おっと。時間はそろそろかな」
7
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2021/04/30(金) 20:06:17
どうしてこうなったのだろうか。
元はといえばあの怪しい男の風貌などに
路地裏に捨てられた犬のような悲しさのような不思議な感情を抱いてしまったからだ。
5万。学生には大きい数字だ。
だが、恐いもの見たさ。
そして後学、もしも自分に闘いの火の粉がふりかかるとき
少しでも闘いの知識、知恵、慣れ、あったほうがいい。
「お店、休んできたけど。
……大丈夫やろか。」
なんともいえない感情を胸に、今この観客席にいる。
持ち物
和傘 巾着袋(大福 饅頭 入り) スマホ 財布
服装
朱色の和服 足袋 下駄
8
:
名無しは星を見ていたい
:2021/04/30(金) 20:07:09
.
9
:
『六道辻』
:2021/04/30(金) 20:08:01
>>3
(スミシー)
『太田垣 VS 慧観』、対戦カードは予め聞かされていた。
座席に座るスミシー、女性の売り子がコーラやハンバーガーを売っている。
ビールサーバーを背負っている女性もいる。雰囲気は『野球場』に良く似ている。
ドサッ
隣に長身の男が腰掛けた。マダラ模様の髪色が目立つ。
随分と窮屈そうだが、満席では仕方ない。
ドサッ
隣に五分刈りの大男が腰掛けた。スラブ系の顔立ちだ。
随分と窮屈そうだが、満席では仕方ない。
……随分と窮屈なのだが、満席では仕方ない。
>>4
(穂村)
「ハッハッハッ、言ってくれるじゃないか!
まぁまぁ、楽しもうよおにーさん! トッポギ食べる?」
首に薄いストールを巻いた優男が、朗らかな笑い声と共に肩を叩く。
馴れ馴れしい態度だが、悪意はないようだ。『穂村』の隣に座り、笑顔を絶やさない。
タッパーに詰めた『トッポギ』と呼ばれる甘辛餅を、『穂村』と『シュニッケンズ』に差し出す。
「君も食べなよ!
遠慮しないでさぁー、どうだい!?」
『穂村』を飛び越えるように差し出されたタッパーは、
『シュニッケンズ』の隣のアメコミ風パーカーを羽織った少年へと差し出された。
>>5
(久染)
おっかなびっくりの様子でアリーナへとやってきた『久染』。
周囲を確認するが、見知った顔は見かけない。
むくつけき大男や、でっぷりとした金持ち、意地悪そうな中年女性、
『アリーナ』の客層なのか、そうしたいかにも怖そうな人たちばかりだ。
「君も食べなよ!
遠慮しないでさぁー、どうだい!?」
ヌッと、目の前に『トッポギ』が差し出された。
ストールを首に巻いた優男が白い歯を見せ、朗らかな表情を作る。
『久染』と優男の間にある二つの席、そこに座るのは『虎柄シャツ』の男。
そして、『スタンド』だ。中華風の偉丈夫が座っている。虎柄のスタンドだろうか。
>>6
(トミー)
ドサッ
『トミー』は好奇心を抑えきれぬまま、少年の隣に腰掛けた。
赤いレンズの眼鏡とは中々変わった趣味の持ち主だ。
ドサッ
彼を挟んで反対側、大柄なロシア人が席に座る。
Tシャツがはちきれんほどのマッチョだ。背丈はトミーと同じくらい。
少年には不憫だが、他の席も埋まっている。随分と盛況だ。
>>7
(鈴元)
怖いもの見たさか、小男に惹かれたか。
座席に腰掛けた『鈴元』はアリーナを見下ろす。
ガラララララ・・・
黒服の男達が、何か大きなものを運んでいる。
恐らく、試合に用いられるのだろう。
「ほう、『太田垣』の策略家か?
随分と手の込んだ真似をするじゃあないか」
着流しを纏った男が『鈴元』の隣で腕を組んでいる。
解ったような口を利いているが、鼻に張られた大きなガーゼのせいか、鼻声になっている。
10
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2021/04/30(金) 20:09:05
>>9
(GM)
(なんつーか、これからやり合うって感じじゃねーな。
エンターテイメント・・・・・・野球の試合でも見るかって空気だぜ。)
ビールって気分でもない。コーラでも買うか――
ドサッ
……横に知ったまだら模様が坐った。
店の客として知ってるだけで、たしか喋ったこともないが。
(ウオッ……)
ドサッ
「……」
(な、なんだってこうデケーやつばっかりよォ〜〜)
まあ仕方ない。
しかし――
「太田垣……か。」
あの太田垣なのだろうか。
いやまあありふれた苗字でもないし、スタンド使いだし、多分そうなのだろうが。
(闘技場ってキャラだったか……?
いやまあ、大して親しくもねぇが……)
11
:
東雲 忍『ザイオン・トレイン』
:2021/04/30(金) 20:10:26
>>3
「片方はわしと同じ学生か」
「なんにせよ・・・わし以外の『スタンド使い』の勝負を見るのは初めてじゃけぇの」
「参考にさせてもらおうか」
観客席に腰を下ろし、腕を組んで試合が始まるのを待つ。
(当PCは、太田垣PCや慧観NPCに関する噂などを得ている可能性はありますか?)
【服装】巨躯を覆う学生服に、青海波紋柄のバンダナを頭に巻いている
【所持品】:財布、スマホ、ロープ(ポリエステル製、9mm×1m)
12
:
穂村公康『フー・シュニッケンズ』
:2021/04/30(金) 20:10:58
>>9
相も変わらず死んだ魚のような目で
ストールを巻いた優男を見る。
「いや…俺、
知らない人からお菓子をもらっちゃダメって
ママに言われてるんでスンマセン…」
『老師、アナタ天涯孤独デスヨネ!?
ナンデソンナ嘘ヲつくノでスカ!』
「ばッか、
お前、俺が甘いもん嫌いだって知ってんだろ。
この『冬ソナ』な兄さんを傷つけないようにだなぁ。
この間『冬ソナFINAL』で3万負けて、
俺の心は既にズタボロだけどよ」 『ハァ…』
ジュースを啜りながら。
「オタク、この馬鹿見えてるって事は、
もしかして此処のランカーだったりすんの?
つか、試合まだかって話ですわな」
13
:
久染 墨彦『インク・フィッシュ』
:2021/04/30(金) 20:11:12
>>9
マッチョ! 富豪! いじわる婦人!
…………この客層!
マジにマンガの世界に迷い込んだみたいだ。
この人たち、
やっぱ『どっちにいくら』の『賭け』とかしてんのかなァ…………
と、周囲の非日常に妄想が膨らみかけたところで
目の前に差し出される日常たっぷりの『赤煮込み』。
手元のタッパーと隣席のサワヤカお兄さんの笑顔を交互に見比べる。
「ええ…………?」
裏表のなさそうなスマイルだが、
さすがに着席直後に見知らぬお兄さんから差し出された
タッパーをガッといく勇気は僕にはない。
「は、ハハ……」
と曖昧な笑みで返す……実に日本的な奥ゆかしい断り方だ。
が、優男のさらに隣席の様子が視界に入ったとたん、その笑顔もカチンと固まる。
スタンドが……席とってる……。
14
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2021/04/30(金) 20:11:26
>>9
試合はまだ始まらないようだ。
何かしたいことがあるわけではないし、したいこともない。
ふと、隣に座る男を見る。
(今時珍しいカッコのお人さんやなぁ。)
自分も男と同じ着流しの癖にそんなことを考える。
和装が二人並んだわけだ。
「あの、あんさん……今から始まる『闘い』っちゅうん?
それに出はるお人さんについて、なんか知ってはるん?」
「や、別に答えたなかったらエエんやけど。」
この男、アリーナの関係者なのだろうか。
15
:
『六道辻』
:2021/04/30(金) 20:11:44
>>14
(鈴元)
「ハッ、無論だ。
いいか、ここに集まるは明日の闘いを見据えたファイターだ。
俺を含めて、だ。当然、ガキんちょを相手にするヒマはない。
小僧、貴様はアメでもシャブリながら驚き役に徹するがいい」
『着流しの男』は不遜な態度を隠さず、『鈴元』を相手にする様子はない。
事実、周囲の空気はピリピリしている。場内に運ばれる『箱』へ無数の視線が注がれている。
――――と、そこにバンダナを被った大柄な学生が現れた。
チラリ、と『着流しの男』は彼へ視線を送り、顔を引き攣らせる。
「――――が、折角だから教えてやろう。
『慧観』はアリーナが最も注目するファイターだ。
ヤツの息子はアリーナの試合で『死亡』しているからな」
「『復讐劇』、『遺恨試合』。
いずれにせよ、ヤツは『物語』を背負っている……」
>>11
(東雲)
『慧観』の噂は、アリーナ会場でしばしば囁かれている。
『ファイター殺し』、『非業の菩薩』、注目度の高さが伺える噂ばかりだ。
(『慧観』の情報については、『東雲』氏の裁量で知って頂いて構いません。)
「何だ、『東雲』じゃあないか。
さながら、貴様も『敵情視察』といったところか」
ふと、以前に倒した『尾藤』が『東雲』を見付け、開口一番に偉そうな言葉を吐く。
先程までは隣に座る和装の少年へ、『慧観』についての解説を加えていたようだ。
意外と面倒見の良い性格なのか、はたまた先輩面したがる気質なのか……。
>>12
(穂村)
>>13
(久染)
「おおっと、シャイボーイ&シャイメンに唐突だったねッ!
何にせよ『遠慮』は無用、これからは『ショータイム』だからさッ!
そして、自己紹介を失礼。『キム・クァンガン』、お見知り置きを。
――――君もお察しの通り、『B級ファイター』をやらせて頂いている」
『久染』は眼前の非日常に若干引いてしまいながら、
『穂村』はマイペースな態度を崩さぬまま、『クァンガン』の自己紹介を聞く。
>>10
(スミシー)
>トミー
『エンターティメント』、『スミシー』の発想は間違っていない。
購入したコーラを一口啜りながら、盛り上がった会場の空気を肌で感じる。
「チッ、アリーナも地に堕ちたモンだな。
お涙頂戴の『メロドラマ』が見たけりゃ、
民法でも流してろよ、意識低ィんだヨ」
巨躯のロシア人だけが殺伐とした雰囲気を崩さず、試合会場を灰色の目で見下ろす。
苛立ちのままに手にしたビール入りの紙コップを握り潰し、
グシャッ
ボチャビチャッ
「――――悪りィな、坊主。
これで拭いてくれ、昨日買ったばかりだ」
飛び散ったビールは『スミシー』の衣服とメガネに引っかかる。
ロシア人は仏頂面を崩さず、低い声色で謝罪の言葉を述べる。
その場で着ていたTシャツを脱ぎ、半裸になってシャツを差し出した。
広く逞しい胸板に彫られているのは『カラシニコフ銃』で『イコンのマリア』の両目を撃ち抜く刺青だ。
>ALL
試合会場に運ばれた四つの箱、それは直立した『冷蔵庫』だ。
恐らくは『業務用』だろう。直立した人間一人が入ってしまいそうな大きさだ。
フッ
≪紳士淑女の皆様、おまたせしましたァ!
遂に、遂にあの『白岡慧観』がB級チャレンジに王手を掛けましたッ!
『怒り』、『同情』、歓声は皆様の心のままに! ですが、ですが、それが何でしょう!
『死別』を乗り越えた『仏僧』にとって、外野の言葉など些事に過ぎるッ!≫
サングラスが特徴的なオールバックの中年男性は大汗を掻きながら熱弁を振るう。
腹の底から絞り上げるシャウトに、観客達も思い思いに声を上げる。
「うおおおおお!!!! 『慧観』ンンン――――ッッ!!!」
「テメェの試合を息子に魅せてやれよォォ!!!!」
≪さぁ、まずは『挑戦者』の入場です!
赤コーナー、『太田垣良』、出てこいやァ!≫
――――フッ
会場の照明が全て消え、壁面に埋められたLEDライトが戦場を照らす。
吹き上がるスモーク、ライトに着色された真っ赤な煙が『挑戦者』の道筋を浮かばせる。
16
:
穂村公康『フー・シュニッケンズ』
:2021/04/30(金) 20:12:09
>>15
「おう」
「俺、穂村公康君な。
此処には暇つぶしと、スト4の練習の為に来たから。
やっぱ春麗じゃあどうにも力不足でよォ」
>>43
(久染)
「あ」
気付いた。
『ドウゾドウゾ!
ソコノ少年!
我ノ横の席ガ空イテマス!
一緒ニ血沸き肉躍ル戦イヲコノメにヤキツケマショウ!』
>ALL
「ッて、なんだ。すげー大層な実況だな。
最近やったクソゲーよりよっぽどバックボーンが重厚みてーだな坊さん。
冷蔵庫出て来たけど、あそこから太田垣が出てきて、
ドッ!ワハハ!でオモロー!で会場ドッカンドッカンだろ。知ってるぜ」
モグモグ
売店で買ったホットドッグを喰いながら、
「いいぞー行けー。
期待してんぞ」
17
:
東雲 忍『ザイオン・トレイン』
:2021/04/30(金) 20:12:34
>>15
「『ファイター殺し』…か」
その噂が虚構でなければ、もしあの少年が負ければいずれは自分とも戦うのだろう。
むしろ、吉田サンが許可してくれるならば次は自分が名乗りを上げたいところだ。
何の理由があるかは知らないが、この『アリーナ』はより強者たる力を得るために。
そしてこの町を取り巻く不気味な何かに近付くために、ここを潰されては困る。
「…ン?」「尾藤サン。…あんたも同じか?」
『敵情視察』かどうか、問い返す。鼻のガーゼには触れない。
言いたければ言うだろうし、言いたくなければ訊ねはしない。
その傷がとある意味を示しているのかは分からないが、同じファイターとして、触れられたくない事もあろう。
ついでに初対面の、和装の少年へとも声をかける。風流な子だ。
「わしは東雲 忍(しののめ しのぶ)じゃ。あんたもファイターっちゅうことか?」
と、そこで選手入場の実況が聞こえた。
> ≪紳士淑女の皆様、おまたせしましたァ!
> 遂に、遂にあの『白岡慧観』がB級チャレンジに王手を掛けましたッ!
> 『怒り』、『同情』、歓声は皆様の心のままに! ですが、ですが、それが何でしょう!
> 『死別』を乗り越えた『仏僧』にとって、外野の言葉など些事に過ぎるッ!≫
そしてそれに応じる観客。なんとなくだが、あの仏僧の事情を察することができた。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
18
:
久染 墨彦『インク・フィッシュ』
:2021/04/30(金) 20:12:49
>>15
(GM)
「あ、ご丁寧にどうも……
僕は久染 墨彦(ひさぞめ すみひこ)です。
いや、実はこういうところに来るのは今日が初めてで。
ちょっと緊張しちゃって……アハハ。なんか独特の緊張感ありますね」
我ながらちょっと落ち着きなさすぎたかな……。
そこにきてキムさんのフランクな態度は助かるかも。
この先分からないことが出てきたら色々訊いてみようかな……
アリーナのシステムについては
ある程度の説明を直前になんとか飲み込んだつもりだが――
「って……キムさん、『B級ファイター』、なんですか?」
目の前の優しげな風貌とその肩書が頭の中で噛み合わなくて
思わず聞きかえす。
>>16
(穂村)
「喋るんですね!」 「しかも結構フランク!」
強面な外見にちょっと引き気味だったが一気に心を掴まれた!
勧められた席に移ろうとして腰を上げたところで……
>ALL
「っと。始まった……」
腹の底に響く実況、闘争心をこれでもかと掻き立てる演出。
観客たちの熱狂が会場のそこかしこから噴き出している。
すごい。本当に一級のエンターテイメントだ。
息を呑み、『挑戦者』の入場を見つめる。
19
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2021/04/30(金) 20:13:14
>>15
(なんつーか、現実感がねーっつーか……
いや、娯楽ってんなら、そーいうもんか。
一応、殺しはナシらしいし――)
ここにいる全員が『予習』や『見学』目的でもあるまい。
ともかく――
グシャッ
ボチャビチャッ
「ウゲッ……」
(こ、このデカブツ〜ッ……!
ただ物じゃあねェオーラ漂わせてやがるが……)
「……ああ、ドーモ。
こいつはずいぶん、恐れ多いぜ。」
グシ
グシ
特に躊躇せず、シャツで眼鏡と衣服を拭く。
それにしても。
> ≪紳士淑女の皆様、おまたせしましたァ!
遂に、遂にあの『白岡慧観』がB級チャレンジに王手を掛けましたッ!
『怒り』、『同情』、歓声は皆様の心のままに! ですが、ですが、それが何でしょう!
『死別』を乗り越えた『仏僧』にとって、外野の言葉など些事に過ぎるッ!≫
> 「テメェの試合を息子に魅せてやれよォォ!!!!」
「……『死別』……『息子』だ?
そいつは、ずいぶん、ケッコーな坊さんらしいが――」
息子。親子二代でのファイターってとこだろうか?
そして息子は――
「……」
(不慮の事故、ってやつか……?)
ありえない話でもあるまい。
スタンドでやり合うのだし、絶対の安全ってのもないだろう。
・・・・さて、太田垣の登場を見守ろう。
20
:
『六道辻』
:2021/04/30(金) 20:13:27
>>16
(穂村)
>>18
(久染)
「さあて、そんなイリュージョンも有りだろうね。
僕もやってみようかな? ――――と、始まるみたいだ」
試合が始まると一転、『クァンガン』は真っ直ぐな視線でアリーナを見つめる。
周囲の観客も同じだ。それだけ、選手には強い期待が掛かっているのだろう。
「今日は、少し特別だ。緊張も、呑まれるのも、無理はない。
この試合は、多くのファイターが注目しているんだ。
――――向こうにも、同じB級の『ニコン』がいる」
>>17
(東雲)
「当たり前だ。
……『義務』も兼ねて、な」
それだけ言い捨てると、『尾藤』は『アリーナ』へと視線を向ける。
本気の視線だ。今にも会場ごと喰らい付くさんと身を乗り出している。
周囲の観客達も、同様の姿勢を見せる。彼らは『ファイター』なのだろう。
>>19
(スミシー)
「『白岡知空』は中々のファイターだったと訊いている。
俺も、一度は手合わせをしてみたかったが」
>ALL
ポップな入場曲と共に、赤コーナーから『太田垣』が現れる。
スモークを分け入るその姿は、何処か軽薄な印象を受ける。
首筋の蝶ネクタイも、その一因だろう。
入場曲:JINDOU『WILD CHALLENGER』
ttps://www.youtube.com/watch?v=_IWg-mmO_6Q
≪身長170cm、昨今のアリーナを騒がせる『学生ファイター』!
彼もまた、その波に乗れるのでしょうか!?
――――ピンクの蝶ネクタイがイカしてます!≫
≪その能力は明らかにならず、未だに『片鱗』を見せるのみッ!
温存されたパワーは、果たして『開放』されるのか!?≫
≪さあ、『選手入場』です!
青コーナー、『白岡慧観』ン!≫ ≪出てこいやぁ!≫
ブシュゥゥゥゥ――――z______
『太田垣』の入場が終わり、『慧観』が現れる。
袈裟に金縁眼鏡、剃髪した大柄の坊主だ。
しかし、曲だけは妙にあっていない。随分と『ゴシック』な印象だ。
入場曲:ALI PROJECT 『六道輪廻サバイバル』
ttp://youtu.be/u3NvNKjXRg4
両者、対峙する。――――何やら、会話をしている。
ここからでは聞こえないが……。
21
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2021/04/30(金) 20:13:45
>>15
(GM)
「へぇ。なるほど。」
口の悪い言われ方をしたが気にはしない。
事実であることだし。
「息子が『死亡』……?」
「一体なにがあってそんな……」
死。それはもっとも身近にあってもっとも非日常であること。
これから現れるファイターも色々なものを背負っているという事だろうか。
「まぁ、教えてくれはっておおきに。」
死んだことについては今は深く聞かないで置こう。
>>17
(東雲さん)
「あぁ、こんにちは。
や、僕はここで闘うたりはせんけどぉ……」
そう言うと聞こえる選手入場。
なんというか、あからさまというか、期待感は片方の天秤に傾いているように感じられる。
「東雲さんはこっちのお人さんと知り合い?」
そろそろ闘いが始まるだろうから、闘士の方をみつつ聞く。
22
:
穂村公康『フー・シュニッケンズ』
:2021/04/30(金) 20:13:58
>>20
>>18
(GМ・久染)
「おーッ、おーッ。キムさん、 『シマショウ!
坊主、せっかくだし一緒に見ようぜ」 シマショウ!』
ジュボッ
煙草に火を点け、コミカルパンクなBGМと共に現れる学生と、
変則的な曲調と共に現れる坊主を眺める。
「ボボボーボーボ・ボーボボにアリプロかよ。
あれ?ボボボーボ・ボーボボだっけ」
『老師ッ!茶化サナイデクダサイ!
ソレニタバコは身体ニ悪イカラヤメテくださいと何度イエバ!
後、此処は禁煙デス!!』
「いーじゃねか。うぜーな。
おー、おー、始めろ」
23
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2021/04/30(金) 20:14:21
>>20
(GM)
「手合わせねえ。ファイターの血……ってやつか?
そのへん、オレにはゼンゼンわからねー感覚だが……」
スミシーは戦いを望まない。
正しくは、『無用な戦いを』だ。
もちろん当人達には無用でもないのだろう。
だから、とりあえず試合を見る。
ブシュゥゥゥゥ――――z______
「……」
(あの坊さんには似合わねー曲だな……
おおかた、息子の曲を使ってるってとこか――)
・・・・なるほど『泣かせる』演出だ。
「……しかし、マジに坊主な坊主だな。
マンガみてーな破戒僧ってぇ空気でもねー。」
『慧観』を見つつ、コーラを飲む。
もっと見た目からしてヤバそうなのを想像していた。
もちろん見た目と強さに何ら関係はない。
24
:
『六道辻』
:2021/04/30(金) 20:14:37
>>21
(鈴元)
『東雲』の自己紹介に答え、『鈴元』は互いの関係を伺う。
>>22
(穂村)
『シュニッケンズ』を会話を続け、タバコを吹かしはじめる。
>>23
(スミシー)
奇怪な『選曲』に想像を巡らせ、『慧観』に注目する。
>ALL
≪ステージに用意しましたのは『巨大冷蔵庫』です!
電源こそ入っていませんが、『太田垣』選手はどうやって扱うか!?
これだけの巨物を扱える、圧倒的パワーを有しているのか――――≫
『太田垣』を真っ直ぐに見据える『慧観』。
互いに交わらぬ、静かな『闘気』が場内を満たす。
≪さぁ、互いに戦意は十分ッ
いざ尋常に、始めェッ!≫
カァァァ――――z_____ ンンッ!!
鳴り響くゴング。『慧観』は空手から『弓』を発現する。
大きく引き絞られたそれは、中空より現れる『矢』を番えられ、
≪出ましたァ! 『エンプティ・エステート』ォ!
その片鱗の一つ、『弓矢』の発現ですッ!≫
≪『慧観』選手は弓道の有段者でもあり、
地元の高校では指導も行っております!≫
「南無ッ!」
―――――バシュッ!
『太田垣』目掛けて、野球のストレートを上回る速度で放たれる『矢』!
25
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2021/04/30(金) 20:14:54
>>24
(GM)
カァァァ――――z_____ ンンッ!!
開幕、そして発現される『弓』と、矢!
間違いなく、当然だがスタンド能力。
「……!
ありゃ、弓矢?」
「『エンプティ・エステート』……
『武器を発現する』系のスタンドか!?」
(……つっても、ただの弓矢じゃあねえだろ。
いくら弓がウマくても、それだけで強ェはずがねー。)
つまり様子見だろう。
太田垣はどう対処するのか――?
(……あの冷蔵庫!
あれをどう、使うかだが……!)
26
:
久染 墨彦『インク・フィッシュ』
:2021/04/30(金) 20:31:22
>>20
>>24
(GM)
「………………『特別』、ですか?」
先ほどの『実況』と『観客席の声』を思い返せば、
僕のような門外漢にもその意味を察することはできる。
単なる遊興にとどまらない『この場所に立つ理由』が
彼らの背後にはある……そういうことなのだろうか?
「しかし、挑戦者の方は……コレ、学生のような……
それも僕とそう年の変わらない……」
一体どんな理由で、彼はこの場所に?
ステージ上の挑戦者の姿を食い入るように見つめる。
>>21
(穂村)
「じゃあ、失礼して……」
ボフッ
改めて勧められた席に座る。
煙いのは……まあ、我慢しよう。
にしてもスタンドに健康を注意されているなんて、なんとも不思議な光景だ。
「ってェ……先制攻撃はまさかの『弓矢』!?
これは―――」
挑戦者、太田垣の行動を見守る。
27
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2021/04/30(金) 20:31:41
>>24
「冷蔵庫?なんに使いはるんやろか。」
(中に隠れたりとか?まぁ、純粋に盾として使えるけど。)
あまり振り回したりできる武器ではない。
よほどパワーに自信があるのかそれとも何か別の理由か。
「え?弓矢?」
「この距離で弓矢はアカンわ。」
突如として現れた弓矢に少し面食らう。
鉄砲にその立場を追われてはいるが現代でも十分に通用する武器だ。
矢は速い。この距離なら那須与一でなくとも扇を射抜けるだろう。
彼は弓道の有段者なのだから。
28
:
東雲 忍『ザイオン・トレイン』
:2021/04/30(金) 20:31:53
>>20
(GM)
「そうか」
頷き、自分も同じように試合へと視線を向ける。
他人の戦いを見たいのは己とて同じ事だ。
尾藤に勝ったとはいえ、自分はまだまだ未熟。戦いを目の当たりにすることで見えてくるものもあるはずだ。
>>22
(鈴本)
「違うんか」
少年の返答に頷く。確かに、ギラついたこの場の雰囲気にはあまりそぐわない出で立ちだ。
「あぁ、わしと尾藤サンは先日ここで戦ったんじゃ。同じ『ファイター』じゃけぇのぉ」
>>64
(GM)
「…『得物』を発現しおったのぉ。武器を取り出す能力っちゅうことか?」
だが『片鱗』と称するからには、それだけの能力ではあるまい。
何らかの形で、放たれた矢に特性があってもおかしくはない。
太田垣の対応に注目する。
29
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2021/04/30(金) 20:32:13
>>24
じーーーー っ
と、集中している。
傍目にはクソぼんやりしているようにしか見えないだろうが、集中して戦いを見学している。
「(弓矢)」
「(坊さんが弓。僧兵みたいだが鎧は着てない)(んふっ)」
次は薙刀か? 武器を取り出すだけの能力だとしたら、あの坊さんは強いらしい。素でかなり強いということだ。
果たして・・・
「おや」「君、『ダイナー』の。奇遇ですねえ。こういうの興味あったんですねえ。んっふっふっふ」
隣りの『スミシー』に気付いたので、一声かける。
返答を期待とかそういうわけではない。独り言のようなものだ。
30
:
穂村公康『フー・シュニッケンズ』
:2021/04/30(金) 20:32:28
>>26
>>24
(久染・GM)
「おいおいおい」
いきなり弓矢を発現した坊主に面を食らう。
「いきなり『弓矢』取り出したぞ。
天津飯みてーなナリしてんのにやる事が汚ぇぞ。
凶器攻撃は流石に早すぎんだろ。
武道がどうこう言ってるくせに、
武器使うとかまるでどっかの誰かさんみたいだな。おい」
『老師ッ!ヤメテクダサイ!
我ハアナタのスタンドデスヨ!!』
「るっせータコ!
卑怯なもんは卑怯なんだよ。
んな生臭坊主。ボッコボコにしろー」
31
:
『六道辻』
:2021/04/30(金) 20:32:44
>ALL
ズバ
シィッ!!
発現される『ザ・サードマン』は放たれる『矢』をキャッチする。
そのまま、『太田垣』は西の冷蔵庫へとにじり寄り、
『ザ・サードマン』の握っていた矢が解除される。
≪『太田垣』選手、ガッチリと捕獲しました!
矢の勢いを逸らす技量、要チェックです!≫
>>25
(スミシー)
>>29
(トミー)
トミーは隣の少年に挨拶を呟く。
>>27
(鈴元)
>>28
(東雲)
「『矢』は牽制だ。
あの和尚、今の一発でパワーとスピードを計算したか」
『尾藤』はアリーナを睨み付けたまま、独り言を呟いた。
>>26
(久染)
>>30
(穂村)
「いやいや、『武器』を用意するのも立派な戦術さ。
このアリーナで生き残るには、『多様』な闘い方が求められるからね」
『クァンガン』は飄然としつつも、フォローの言葉を忘れない。
32
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2021/04/30(金) 20:33:00
>>28
(東雲さん)
「へぇ。ここで闘ってお人さんでしたか。」
以前闘ったらしいこの二人。
普通に会話しているし、ドロドロとした関係ではないのだろうか。
男同士、河原で殴り合えば心通う可能性があるが、この二人もそうなのか?
>>31
(GM)
「ふぅん。止めれるんや。」
矢を正確に受け止める速さと精密性。
闘いになれぬ鈴元にもそれは感じ取れた。
ここの闘士であるあの和尚もそれを感じ取っているはずだ。
「また矢ぁ出しはるんやろか?
でも、太田垣さん。冷蔵庫盾に出来そうやし。」
冷蔵庫の陰に隠れれば矢の攻撃は防げるだろう。
もっとも矢の攻撃は、であるが。
33
:
東雲 忍『ザイオン・トレイン』
:2021/04/30(金) 20:33:12
>>31
>>32
『ピクリ』
「ほお、止めたか」
太田垣のスタンド、速度は『ザイオン・トレイン』と同等のようだが
その精密さは比較にならないようだ。何なく迫り来る矢を掴んで見せた。
もっとも、尾藤の言う通り初手から致命傷を期待していたわけではあるまい。
まずは小手調べと言ったところか。少なくとも、触れて何か変化が起きるわけではなさそうだ。
「じゃがその戦闘力が割れたところで、ただ多様な武器を出せるだけの能力じゃあ、
結局のところ『太田垣』のスタンドと殴り合いになってもうたら不利じゃ」
「近付かせずに封殺する手段があるんか、あるいは能力値の差をひっくり返すことができるんかのぉ」
34
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2021/04/30(金) 20:33:27
>>29
(トミー)
>>31
(GM)
話しかけられた。
驚きはしない。
「あ、ども……大食いの。
キョーミっつーか、まあ、折角だからってトコッスね。」
「ウチも関わってる? らしいッスし。
まあ、その辺の『上』のアレコレはよく分からねーが……」
ダイナーは単なる飲食店ではないらしい。
そこについては、スミシーも分かっている。
・・・・ともかく。
「矢を……キャッチしたぜッ!
やりやがるな、あのスタンド捌き。」
(人型のヴィジョンがあるスタンドってのは、あーいうとこ便利だな……)
牽制の一発とはいえ、見事。
相当に高度なスピードと精密さ。
(……だが、どう攻める気だ、こっから? あの冷蔵庫を使うのか?)
35
:
久染 墨彦『インク・フィッシュ』
:2021/04/30(金) 20:33:40
>>31
(GM・穂村)
ズバ
シィッ!!
「! うひゃあ――――――」
「挨拶代わりの一射も、
『弓矢なんて屁でもない』って余裕のキャッチ!
挑戦者は精密さに自身ありって感じだ!」
初手の攻防だけで二人の手練具合を感じるぞ……
挑戦者は僕とそう変わらない年のはずなのに……ムムム、スゴイなァ!
にわかに興奮してきた。
「和尚さんはヴィジョンが見えないけど……
弓矢を出したり消したりするのが能力なんですかね――?
接近されると厳しそうだけど……」
36
:
穂村公康『フー・シュニッケンズ』
:2021/04/30(金) 20:33:54
>>31
>>35
(GМ・久染)
「太田垣のスタンド、
マジやべーな。
この馬鹿と交換して欲しいくらいだわ」
『シュン…』
「手元離れてるのに矢消したな。
ムムッ、よくわかんねーぜ」
37
:
『六道辻』
:2021/04/30(金) 20:34:06
>ALL
バカァ!
『太田垣』は『冷蔵庫』の扉を開く。
……心なしか『嬉しそう』だ。
ザッ シ
ザッ ャ
ラ
・.
≪『慧観』選手、接近です! ’
弓矢を捨て、錫杖に持ち替えて『接近』ッ!≫
シャラ ン
・ .
≪生身とスタンド、その戦力差を知って尚、歩みを止めなァァ―――い!!≫
『弓』を解除し、『錫杖』に持ち替えた『慧観』は『太田垣』へと接近する。
迷いのない足取りだ。
>>32
(鈴元)
>>33
(東雲)
「一つ、気になる点がある。
チェーンソー・パフォーマーの『反町』との試合、
ヤツは『引き分け』に持ち込んだ。『不死身』と名高い男だった。
スタンド使いが二人掛かりで、ようやく『鎮圧』したと聞く。
どうやって能力を『無効化』したか、――――チッ、喋りすぎだ」
>>34
(スミシー)
「あれはヴィジョンの技量、ヤツの実力じゃあねェ。
あの『冷蔵庫』をどうするか、『太田垣』を褒めるなら、そこからだ」
『ニコン』は静かな口調で呟いた。
>>35
(久染)
>>36-37
(穂村)
「確かに君の言う通り、
ヴィジョンがなければ『格闘戦』は困難だ。
だが、あの接近は『勝算』があってのものだろうね。
今の一射から判断するなら、『技量』を封殺出来る方法があるか――――」
38
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2021/04/30(金) 20:35:19
>>38
「……そーいうモンか?
ファイターがそう言うならそーなのかね。」
(別にホメてもいいじゃねえかよォ。
……ファイター的には、そーいうのはいらねえってことか?)
ともかくだ。
坊主が次に発現したのは――
「……ありゃあ、杖? 錫杖ってやつか。
坊主っぽい武器を発現する――」
「それだけなら……
近づくなんてことはしねえわな。」
太田垣の様子も気になる。
『ニコン』も言っているが――あの冷蔵庫。
(スピードや精密さはスゲーが……
あれを投げたりするパワーはねえだろ。
能力でどうにかするんだろーが……)
いったい、何をする気か?
39
:
久染 墨彦『インク・フィッシュ』
:2021/04/30(金) 20:35:40
>>36
(穂村)
あッ、
スタンドさんが露骨にシュンと落ち込んでいる……
公共の場でそんなこと言われてちょっとかわいそうだ。
「ス、スタンドさん、
ポップコーン食べますゥ? コーラとか……」
なんとか外野からフォローを試みる。
>>38
(GM)
「! そんな……
まさか自ら接近していくなんてッ!」
予想に反する慧観の動きに驚きの声をあげると、
横からキムの冷静な解説の声。
「『封殺できる方法』」
「単に消したり出したり……
だけじゃあないってことですか?」
「ゴクリ…」
生唾を飲み込み、
心配げに太田垣の次の一手を見守る。
40
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2021/04/30(金) 20:35:51
>>38
「(弓に。錫杖。ふむ)」
「(冷蔵庫で何をする? 何か入れている――のかな。そういやアイス買っとかないとな)」
おやつの心配をしつつ、観戦だ。
ここから、一体どう転がるのか・・・
41
:
穂村公康『フー・シュニッケンズ』
:2021/04/30(金) 20:36:04
>>38
>>40
『イインデスカ!!
我ハ武道ヲヤッテイルノデ
常ニ空腹デス!アリガタキ幸セ!』
「ダンスやってるから、
みてーに言ってんじゃねーよ。
あんまり餌上げすぎると、たまごっちみてーに病気になっから。
ほっとけほっとけ」
『我、食事ヲ摂取シタ記憶ナイノデスガ・・・』
「『弓』の次は『杖』出したぞ。
てっきり『弓矢』がヴィジョンかと思ったけどよ。
ッと太田垣が冷蔵庫に近づいたぞ!
あの中に俺のお母さんが入ってるサプライズか!?」
42
:
『六道辻』
:2021/04/30(金) 20:36:46
> 「それでは、しばしのお別れ…でもってShowtime!」
バタムッ!
≪な、な、何を考えているんだァァァ〜〜〜〜〜!?
『太田垣』選手、引きこもったァァァァ!!!!!!≫
≪い、今ほど『解説』が欲しいと思ったことはありません!
誰か説明してください!? 一体、意味あっての行動なのかぁぁ!!!≫
≪これには『慧観』選手も思わず苦笑いィィ―――≫
『太田垣』は冷蔵庫に入ると『サードマン』を重ね合わせ、扉を閉める。
「摩訶般若波羅蜜多心経」
「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五」
「蘊皆空度一切苦厄舎利子色不異空空不」
『慧観』は念仏を唱え、悠然と歩み寄る。
>>39
(スミシー)
>>41
(トミー)
「どうやら、『棺桶』は自前で用意したみたいだな。
――――四つの箱、あれが能力に関連しているのか?」
「いずれにせよ、杖や矢じゃあ『破壊』出来ねぇ。
つまり、あれを『打破』する手段が『慧観』に求められるわけだ」
真剣な表情で試合を観戦する『ニコン』。
面白みには欠けるが、ファイターらしい姿勢なのだろう。
>>40
(久染)
>>42
(穂村)
無言の笑顔で『クァンガン』はトッポギを『シュニッケンズ』に差し出した。
「『オモニ』にせよ『アボジ』にせよ、
『格闘戦』とは全く別のアプローチが必要になる。
ヴィジョンを封じる、使えなくする方法、『慧観』に問われるのはそこだ。
先の二戦は『ミツバチ』と『刀』、ヴィジョンの格闘はなかったからね」
43
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2021/04/30(金) 20:37:31
>>42
「ん?なんで?」
冷蔵庫に隠れて何をするつもりだろうか。
しかも内部に。
杖で冷蔵庫を叩ききることは出来ないかもしれない。
しかし袋小路だ。
「尾藤さん。どう思いはる?」
とりあえず聞いてみよう。
44
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2021/04/30(金) 20:38:04
>>42
「ぼくなら一撃だが」「・・・ン」
そう、どうするつもりなのか。
つい『自分なら』って考えを口に滑らしてしまった。
「余裕はあるようですよ。お坊さんには」
「ただ」
ちょっと声も出した方が考えもまとまりやすい、と思い直して、ちょくちょく会話もすることにしよう。
「何の意味も無く用意した箱、というわけでもないでしょうし。自分で入るのはびっくりですけどね」
45
:
久染 墨彦『インク・フィッシュ』
:2021/04/30(金) 20:38:36
>>42
(穂村)
「えッ
病気になっちゃうんですか? ……ウッ。ふふ」
二人の漫才みたいなやりとりに思わず吹き出しそうになる。
仲いいんだなこの二人……。
食べたければ好きにつまんでどうぞって感じのスタイルはとっておく。
そして試合に注目だ。
>>43
(GM)
生ツバを飲み込み注視していた太田垣の次の一手、
それはなんと―――『引きこもり』ィ!?
「な、なんだそりゃああああ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?
こんなのアリですかッ? キムさんッ!?」
「冷蔵庫に出口なんてないッ! カンヅメになるだけだ!
こんなの相手に接近&仕込みの時間を与えるだけでは――」
「な、なにやってんだ挑戦者―――
早く出ないと近づかれるぞ――――ッ!」
思わず大声が出る。
46
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2021/04/30(金) 20:39:03
>>43
(良の能力――
社交界でチラっと見た気もするが……)
詳細までは知らない。
どういう能力なのかも。
「棺桶ってよりは――
脱出マジックでもやる気っぽいが。
……まさか隠れるための仕掛けとは思えねー。」
ここはアリーナ。
逃げも隠れも、意味はないはず。
(ショータイムだと?
なにかイカす策でもあんのか――)
・・・・何をする気だ?
対する慧観は。
「近づいてくってことは、手はあるんだろうぜ。
焦ってる感じもね―。様子見って感じもねー。」
物体を発現する能力はいくつか知っている。
それらはたいてい、物体に副次的な能力がある。
(念仏なんて唱えてやがる。
……坊主だからか? それか、あれも能力か?)
47
:
.
:2021/04/30(金) 20:39:28
.
48
:
『六道辻』
:2021/04/30(金) 20:39:45
>ALL
ザッ
「異色色即是空空即是色受想行識亦復如」
ザッ
「是舎利子是諸法空相不生不滅不垢不浄」
ザッ
「不増不減是故空中無色無受想行識無眼」
至近の冷蔵庫に左手を翳し、『慧観』の足が止まる。
念仏だけが響き渡り、実況の声も止まっている。
どうやら、互いに出方を伺っているようだ。
>>44
(鈴元)
「ははぁん、『読めた』ぞ。
四つの『冷蔵庫』、これがスタンド能力のキーか」
「『箱』と『箱』の中身を『瞬間移動』させる。
『太田垣』め、そういう『脱出ショー』を見せる気か」
悟ったような表情を作り、『尾藤』は『鈴元』へ自慢気に語る。
>>45
(トミー)
>>47
(スミシー)
「何にせよ、注目すべきは『慧観』だ。
どういう能力かは、ハッキリ言って『二の次』だ。
未知の能力にどう対処するか、ファイターの真価はそこで問われる」
>>46
(久染)
「あ、ありかなしかでいうなら」
「――――な、なしかな……」
これにはB級ランカーの『クァンガン』も予想外のようだ。
明らかに戸惑っている。
49
:
穂村公康『フー・シュニッケンズ』
:2021/04/30(金) 20:41:55
>>48
「ブフォッ」
予想外の行動に思わず、
飲んでていたオレンジジュースを吹き出した。
「志村ー!後ろー!出てこい出てこい!
身をもって冷蔵庫の安全性を確かめてる場合じゃねーって。
おまッ、おまっ!これマジやべーわ」
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