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【個】『観覧席』【ミ】

1名無しは星を見ていたい:2021/04/30(金) 19:56:44

     ┌───────────────────
     │・『アリーナ』の観戦
     │・『イベント』の見物
     │その他、あらゆる『観客』を歓迎します。
     └───────────────────

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503美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2022/09/04(日) 15:58:00
>>499(GM)
>>(門倉)

「わぉ!ものスゴい高さまで跳んじゃいましたねぇ〜!
 こういう『普段は絶対に見られない場面』が見られるなら、
 『大盛況』になるのも納得です!」

扇原の『大跳躍』に目を見張る。
ちょっと目を離している間に、
『大技』が繰り出されていたようだ。
もっとも、これが『能力の初披露』である事を考えると、
まだ先があるのだろう。

「ただ私の場合、『自分のスタンド』が全然動かないから、
 『自由に動くスタンド』っていうだけでも新鮮なんです」

こうした形式の試合に、『プラン9』は出場できない。
どう考えても、
『参加する以前の時点』で弾かれてしまうだろう。
逆に、『既存の派閥』で補いきれない部分があるからこそ、
『門倉派』が介在する余地もある。

「『意思があって動くスタンド』も見た事はありますけど、
 『動きすぎる』のも考え物ですね」

『ヴァンパイア・エヴリウェア』と『コール・イット・ラヴ』。
あの二体は、どちらも常識的で、
まともな性格の持ち主だった。
やはり、『あれ』だけが『異質』なのだろうか?
あの『狼藉』は許したものの、
はっきり言って『第一印象』は『最悪』の一言に尽きる。
美作くるみとしては、
いきなりメチャクチャな事をやられたのだから、
当然の感想だ。

「勝手に『人の番組』に割り込んだりしますから」

冗談めかした口調で、門倉に言うのだった。

504ソラ『ステインド・スカイ』:2022/09/04(日) 20:34:09
>>498-499
「言われなくても入れないっすよ…」

こんな所に指なんて入れようものなら、指が消し飛びかねない
そんなのに好き好んで突っ込む馬鹿がいるか?
…いるから言ってるのか?

「にしても、電流が流れる金網ってのはよく見るけど
 凍り付いた金網は珍しいっすね…」

というか初めて見る

バリッ バリバリバリ

ホットドッグを食い進めるが、おっさんに監視されてると何とも食い辛い


冷え過ぎたビールを飲みながら試合を観戦する

しつこくターゲットを追いかける荊には
何が何でも相手を捕まえようという執念を感じる
荊という形を取っているのは相手を束縛して離さないという願望の表れなのか?
別に知らないが

開花する荊の花に注目する
荊というと、やはりノイバラなのだろうか?
ノイバラの花言葉は確か、「上品な美しさ」「素朴な愛」「孤独」…とかだったか
特段、上品さも素朴さも感じないが

505『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/05(月) 22:56:16
>>501(宗像)

「いやぁ、やりますね扇原! 能力でアレが出来ても、中々実行は出来ないですよ!」

                パチパチ

手を叩いて、扇原の判断を褒めたたえる吾妻だが――――

「ただ……そうですね! 上手〜く逃げたと思いますけど、
 あの位置は考えなしだとかなりまずいでしょーね。
 柱に連打を打ち込めば、鉄棒の上に無限に荊を伸ばせる。
 そうなったら飛び降りてデカい隙を曝すか、あの上で対応するか」

       「『どうするか』 まさにそれですよ!」

見栄えが良く、戦局を変える一手でもある。
だが、それ単体で勝利を齎す手ではない。

「その賭け……オレはあんまり得しませんよね!
 ま、別にいいですけど。
 そーいう楽しんでいく姿勢、オレは嫌いじゃないです!」

      「賭けるなら――――――『結城』」

   グビ

コーラを一口飲みこんで、彼は続ける。

「と、言いたかったんですけど。今のを見たら、『扇原』ですね!
 こっから結城相手に上手い事持って行けるかどうかに、オレは賭けたい」

              「そーゆーことでオッケーですか?」

>>500 >>502-503(門倉派)

『扇原』の闘い方はまだまだ見えていない。
美作と違って、彼のスタンドは『戦い』そのものには工夫すら要さない。
近付いて殴る。それだけで、格闘家でも軍人でも一撃で仕留められよう。
工夫を見られるとすれば、今回の様に、同格の相手から勝利を勝ち取る機会でのみ。

         ――――それを見られる場。そこには価値がある。

同時に、『それが要求される』なら……『戦う事自体に工夫がいる』ような。
或いは戦い以外の場でこそ輝くようなスタンドのための場も、価値を作り出せるはずだ。

>>504(ソラ)

「言わなくても分かってくれる人間ばかりなら、良いんだが。
 そうではないから…………一応、何でも言うようにしている」

            チラ

冬川が一瞥する先には、熱狂しビールのカップを握りしめる観客たちがいる。
格闘技観戦、あるいはそれ以上の白熱の中では『馬鹿になる』人間は多いのだろう。

「金網は『能力』だ。――――一応言っておくが、何もしなければ何も危なくはない」

口ぶりからするに、『能力』の使い手は彼自身なのだろう。

――――荊は花をつけたが、それは『薔薇の花』のように見えた。
イバラといえばノイバラ、というのは花にある程度詳しい人間の知識。
彼のような花を愛でるタイプには見えない人間からすると、能力の像もまた直球なのかもしれない。

                ・・・バラの花言葉は本数や色により変わる。
                   少なくとも色は赤。『情熱』あるいは『熱烈な愛』か?

506『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/05(月) 22:59:57
>全体

「まだ……『先』があったッ!」

攻め手に驚愕を見せる扇原だが――――彼もまた、攻めに転じた。

「これを一番効果的に使える場所を考えていたけど」
                               「『減圧』」

懐から取り出した財布には、既にレバーが付いている。
いつの今にか仕込んでいた。豪快なだけの能力者ではない。
そのレバーを引いて、空中へと投げだし――――――

『シルバーダスト』―――――――その能力は『反発』を生む『加圧』だけではない。

「ありがとう『結城』、今、ここが『ベスト』だ。
  ・ ・
 撃ち下ろせ『シルバーダスト』ッ!」

             打撃によって、地上の結城へと叩き込んだッッ!!!

            /l ,イ,イ              <加圧――――
           >                 それに加えて減圧。
            // レ'レ'                使い勝手もさることながら、
        / ニニフ                  用法を良く練っている>
          //  .__
        ./´. /´ > ,.イ
           ´ ̄  /_/
              .//
          //
            |/,イ,イ ,イ
              レレ //
              /'.
           ,ィ
            / }
          ./ /
          .//
          .´
       ., イ      ≪あぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っとぉ!! 単なる『飛び道具』ではないッ!!≫
       .レ'
           「なッ……んだっ、これ! すげえなッ!!」

   「『アセティック』ゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」 

                ≪そして跳ねるだけが能力でもなァいッ!!!
                 扇原選手、その攻撃力はC級において間違いなく上位ッッ!!!≫

                          <……見込み通りと言える>
その理合いは『炸裂弾』だ。
『シルバーダスト』の一撃は爆裂に匹敵し、無数の硬貨を流星雨の様に叩き付けるッ!!

     『シュゥゥゥゥゥ』
                                「あれが扇原の攻め方かッ!!」
                                     「単なる超パワーじゃあない……」

              ドドドドドドドドドドドド
        ドドドドドドドドドドドドド
                  ド  ッ パァァァ――――――――――― !!!!
 
                            「攻めにも守りにも応用があるネェッ!!」

『結城』は全力のラッシュでそれを迎撃する――――この時。
彼のスタンドの両腕――――轍紋様をなぞるように巻き付いていた荊は消え、
同時に、『扇原』の脚に巻き付いていた荊もまた跡形も無く『消滅』した。

507『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/05(月) 23:00:07

                ドッ ・・・

           ≪爆発的空襲ッッ! 流石の結城選手も膝をついたァァァーーーーーー!!!≫

「――――――――――――っはァ……!! アンタ、こんな事もしちまえるんだなァ!!」

          ワ アアアアアアア ――――――――――――――――――――――――― 

『アセティック』の高速連打は五円玉を防ぎ切れたようだが、
絶大な破壊力に、減圧でさらに爆発力が増したような形だ。
防げたのは致命部位への直撃に限った話と言える。
結城は額や露出した上身から流血し、膝をつき、歓声の中、獰猛な笑みで扇原を見上げる。

                   <だが、倒れてはいない。
                    ……結城の一戦目は、
                    互いに重傷を負い、
                    血みどろの中での殴打戦。
                    結果は引分けだったが>

「まだ全部じゃねえよな。まだまだこっからだよな……!」

                         バシッ

                    <あの男は、
                     傷つくほどに燃える。
                     そういう気質だ>

そして、『アセティック』で足元の――――拳大はありそうな木片を拾い上げさせた。
膝をついたのは崩れ落ちただけではなく、自身も飛び道具を確保するためもあったらしい。
対する扇原は足元の縛りを失い、今はまだ問題ないが、軽微な動作でもバランスを崩しかねない状況。

※位置関係に変化が無いため、MAPは省略※

508宗像征爾『アヴィーチー』:2022/09/06(火) 09:46:00
>>505

「だからこそ、あんたに『選ぶ権利』を渡した」

こちらとしても、見込みの薄い賭けだ。
だが、動かなければ手掛かりは得られない。
どのような可能性でも当たってみなければならなかった。

「俺が負けたら『エクリプス残党』の情報も教える。
 一人は仕留めたが、まだ終わっていない話だ。
 そちらにとっても無関係ではないだろう」

脳裏に浮かぶのは、吾妻との初遭遇だった。
『能力の開示』を条件に、一時的な協力関係を結んだ。
やがて、吾妻から舞台に視線を戻す。

「では、俺は『結城』に賭ける」

>>506-507

「――『応用』が利くらしいな」

「少し前の仕事で、『日本軍』から『小銃』の銃弾を浴びたが、
 あれに比べれば児戯に等しい」

『結城』が防御に徹したのは正しい判断だ。
まともに食らっていれば、
そのまま終わっても不思議はない一撃だった。
それでも到底『無傷』とは言い難い。
現状、『ダメージレース』では『扇原』に分がある。
『荊』を取り除いた事も含め、この一瞬において、
場の流れは『扇原』に傾いた。

「今のところは、あんたが『優勢』のようだ」

だが、『結城』も『防御しただけ』ではなかった。
守りに支障を来たさない範囲で、
同時に『反撃の準備』を行っている。
『アセティック』の能力を考慮すると、
単純な投擲で済ませる事は考えにくい。

「しかし、次は『扇原』が対処を迫られるだろう。
 『負傷の度合い』では『結城』が不利だが、
 依然として『足場の悪さ』は否定できない。
 ここから引っくり返される可能性は十分に残っている」

「『扇原』も当然それを見越しているだろうが――」

不意に言葉を切り、自身の『右手』を見下ろす。

「獣は『手負い』ほど恐ろしい」

かつての戦いで、俺自身が、
『高天原咲哉』に言われた言葉だった。

「虎視眈々と『逆転』を狙う」

それは、『硯研一郎』から掛けられた言葉だ。

「最後まで気を抜かない事だ」

呟くように発した一言は、隣に座る吾妻に対してであり、
『扇原』に対するものでもある。

509ソラ『ステインド・スカイ』:2022/09/06(火) 21:18:08
>>505
酒は飲んでも飲まれるなだ
自制が出来なくなる奴に酒を飲む資格は無い

「へぇ〜…
 ちなみに触ったら?」

別にそこまで興味は無いが、参考までにといった感じで尋ねる

>>506
空から降り注ぐ硬貨の雨は圧巻だ
マジの弾丸だったらと思うとおっかない
『加圧』・『減圧』、単純だが攻防隙の無く、使い道の多い強力な能力だ

>>507
血を垂れ流しながら笑ってる結城を見て思う

あいつが花言葉なんて知ってるかどうか分からないが
『情熱』っていうのは確かに合ってる
確かに情熱的な奴だ

荊を手に巻き付けて痛くないのかと思ってたが
その痛みが良かったりするのか?

手に持っている薔薇型のアイスと、結城を交互に見る
こうして見ると、このアイスも何か気持ち悪く見える

510門倉『ソウル・ダンジョン』:2022/09/06(火) 23:05:46
>>502-503(美作)

「『口コミ』で『ビギナー』や『戦闘に向いていない』
 スタンド使いを募集する………って感じかな。
 上手く、『噂』のようなものを広められるなら、それもまた良さそうだね」

『門倉』は頷く。こういうアイディアは多ければ多いほどいいだろう。
『アリーナの試合』を見ながらの話し合い………
有益なものになっている『手応え』を感じる。

「『音声を出す機能をファンにする』―――
 改めて聞くとそれはまた、『美作さん』に本当に『ピッタリ』の能力だね。
 いや、君の『精神の発露』なんだから当然とも言えるが―――」

『能力範囲』などにもよるが、『ショー』の『演出』などにも
十分に役立ちそうな能力に思える。つくづく有用な人材を確保したと思う『門倉』だった。

「『いざ』という時、助けを呼ぶ、なんていう使い方も出来そうではあるね。
 まあでも、今後、『門倉派』が大きくなってきたら、
 もう少し、『自衛方法』は、『派閥全体』で考えた方が良いかもしれないな」

ピンポイントなタイミングであれば『門倉不動産』の四階で
居候をしてもらっている『アラン』を『護衛役』にしてもいいが、
さすがに日常的にというわけにはいかないだろう。

 ………

「ああ、『夏の魔物事件』では、何体かの
 『自立型スタンド』が活躍したみたいだね。

 『夏の魔物』自体もおそらくはそういった類のものだったのだろうが………」

『美作』の言葉に、『門倉』が『アリーナ』を本格的に知る
きっかけとなった『夏の魔物』事件を思い出す。

「そういう変わり種を集めた『ショー』というのも面白いかもね」

『スタンド使い』ではなく『スタンドそのもの』に主眼をおいた『ショー』。
さすがに特異すぎるので、『軌道』に乗ってからが無難そうではあるが、
『アイディア』の一つとしてストックしておくのも良いだろう。

>>506-507(GM)
そうこう話しているうちに闘いは進んでいる。
ヴィジュアル的には『荊』は映えそうだが、
『加圧』と『減圧』という能力には『スタンド利用』の応用による華がある。
この闘い、他の者とは見るべきポイントが違うようにも思うが、
今後に予定している『演武』の参考になりそうだ。

511美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2022/09/07(水) 10:14:40
>>510(門倉)

「『そこに行けば話が聞ける』……
 なんていう『噂』がいいかもしれません。
 今回の『アイドルショー』の『関係者』が、
 上手く広めてくれたら嬉しいんですけど。
 『ショー』が終わった後は、
 『それぞれの場所』に帰る訳ですから、
 『種まき』には丁度いい機会になりそうですよ」

「そうそう、『これ』を渡しておきますね」

        スッ

『名刺入れ』を取り出し、『美作くるみの名刺』を差し出す。

「『私の連絡先』は既に伝えてますけど、
 どこかで役立つと思います。
 たとえば、誰かの『信用』を得るための、
 『助け』になるんじゃないでしょうか?」

「自分で言うのもなんですけど、
 それなりに『知られている』つもりですので」

『美作くるみ』には『知名度』があり、
それは『社会的な信用』に繋がる。
その『知人』である事を『証明』できるのは、
いくらかの『足し』になるのではないだろうか。
無論、『美作を知っている事』が前提だが、
相手によっては効果を発揮するはずだ。

「もし『私の能力』を『ショー』で使うとしたら、基本的には、
 『機器から私の声が出せる』と思ってくれていいです。
 門倉さんには教えますけど、
 具体的な距離は『120m』ですね」

「よっぽどの『大舞台』じゃなければ、
 『会場全体』をカバーするのも難しくないですよ」

やろうと思えば『ここ』でも可能だろうし、
こう言ってはなんだが、現在の『門倉派』の規模なら、
まず困る事はない。

「ええ――『防犯ブザー』的な使い方も出来ます。
 ただ、やっぱり『環境』が大きなウエイトを占める能力だと、
 『普段からの心掛け』次第なところはありますよね。
 『災害』と同じで、『スタンド関連』にも、
 『0次の備え』を意識しておきますよ」

『プラン9・チャンネル7』は、そういった傾向が特に強い。
『危険を認識した時』には、
既に『手遅れ』になっている可能性も有り得る。
そうならないためには、
日頃から心構えを怠らない事が一番だろう。

>>506-507(GM)

美作にとって、『スタンドを使った戦い』というもの自体が、
初めて目にする世界。
ここで見た事は『自分自身』にも活かせると考えていた。
『彼らのように戦うために』ではない。
『身を守る方法』を思案する『情報』の一つとして。
自分とは違う『戦えるスタンド使い』が、
どのような行動を取ろうとするのか。
それらを知っておく事は、『もしもの時』のための参考になる。
これも『0次の備え』の一環だ。

512『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/09(金) 01:17:52
>>508(宗像)

「『エクリプス』――――――なるほど、なるほど、
 ええ、それは全ッ然終わった話じゃーありませんね。 
 まだまだ残党は残ってる。監視してるヤツもいれば、雲隠れしたヤツもいる」

          「じゃ、賭けは成立ってコトで!」

追加で提示した条件は、どうやら有意な物だったようだ。
闘技場であると同時に治安組織の側面も持つ彼らには、
その名前は少なくとも『無関心』を貫けるものではない。

「ニホングン? 小銃? ははっ、どーゆー仕事してるんですか?」

笑いの中で一瞬、信じ難い物を見る目をされたが――――――

「ま、ジョーダンってよりはマジっぽいですね!」

                    ニッ

「ともかく! 扇原もそれを出来る方ではあるでしょーけど、
 結城の強さは『準備が要らない』とこですからね!
 能力を使うのに『仕込み』やら『触媒』ってやつが要らない。
 発動してからジワジワ苦しめるような能力でもない」

              「つまり戦闘特化タイプ」

宗像の右手に向けられた視線には、再び笑みの色が戻っていた。
裏社会の住民とはいえ、流石に件の地下壕と護国の徒らの話は知らないのだろう。

「『同じタイプ』って言ってもいいヒトの言う事なら、油断ナシで観ときますか!」

それでも――――元よりこの試合の観戦に、彼は気を抜こうとはしていないようだ。

>>509(ソラ)

「――――どうにもならない。金網の方も、どうにもならない。
 『破壊できなくする能力』とでも思っておいてもらっても構わない」

      「危ない事があるとすれば。 
       何か妙なことが起きたなら、
       私が『対応』する事になる。
       その時だけは、危険になる。
       ――――もちろん一応の話だ」

触れる事自体が危険なのであれば、
ビールを冷やす試みも、もっと血相変えて止められたのかもしれない。
 
      ワあああああああァァァ ―――――――――――――――――――――

                      「やれェ結城ぃィィイ!!!」

周囲の観客たちも流血試合にドン引きするような様子はない……
仮にドン引きしていれば騒がない分、単に目立たないだけでいるかもしれないが、
少なくともこの闘技場において大勢は『血を流す』事に盛り上がるようだ。
 
もっとも――――見ている彼らと、実際自分が血を流して笑う結城ではまた話が違う。  

                  情熱的であり、常識的では無く、気味が悪くても不思議はない。          

>>510 >>511(門倉派)

スタンド戦闘には『戦局判断』と『能力応用』の二つの花がある。
能力応用という面では戦闘に向かない『美作』のスタンドでも、
戦いを見て知見を蓄え判断を磨いておけば、もしもの時に振るえる強さになる。

あるいは『門倉』からすれば、『闘いの要点』を実際に見て知る事がショーの演出を――――――
また、今後選べる程増えた後の『選手の選定』等といった分野にも活かせる知識へと繋がるだろう。

513『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/09(金) 01:18:05
>全体

「今ので倒れてくれれば、
 というのは流石に虫が良かったか」

鉄棒の上、扇原は一瞬だけ後方を一瞥する。その目的はすぐに分かる。

「ははッ、こんなくらいで倒れるならとっくに死んでるって!」

              ≪結城選手ッ、戦意の炎は確かにより強く燃えるッ!!
                肉体のダメージは決して軽微ではないはずッ!
                尋常の格闘技試合であればストップがかかるがッッ!!≫

小銭の弾幕は強烈だった。戦意の薄い者なら降参まで運べた可能性すらある。
だが、結城から流れ出す血には、ひとかけらの怖れも乗ってはいない。

「『結城』、僕は君に敬意を表するよ。
 だからこそ――」「『次』だ」

「次の一手で君を倒す……『一手』だ」

己の胸を叩く彼の姿は既に表を生きる社会人を離れ、『闘士』そのものだ。
彼自身がどこまでそれに自覚的なのかは分からない。
熱狂の渦の中、己の姿を気にかける余裕は流れを断ち切る冷や水となる。
扇原が、バックステップのように鉄棒を降りるその瞬間―――――――――

            ≪ここではこれからが本番だァァァーーーーーッッッ!!≫

「そんでオレは―――――――『今』、だッ!」

           『結城』には瞬間で十分だった。
           すでに木片を拾っている。
           能力を使ってこそ、いなかったが。
          
       ヒュ
           ン!!!

結城の、投擲――――――木片に荊が生えているとか、そう言った様子はない。
それをしなかったのか、出来なかったのか、それとも作戦があるのか。

                       <素の投擲。
                         燃えてはいるが、
                         血が昇ってはいない>

唯一分かるのは、これは能力を帯びていなくとも十二分に危険な攻撃という事だ。

「アンタ、『現場』に顔は出してんだろ?
 だったら知ってるんじゃねーのかな! 
 『2m』ってのは『脚立』が禁止されてる高さ……十分危険だってな!」

2mからの飛び降り、そして着地は一瞬だが、全く隙を曝さず行えるような動作ではない。

                <能力の応用――――
                 それだけではない。
                 攻防の要点となるのは、
                 やはり本体の判断だ>

              オ オ オ オ オ ォォォォ――――――――――――

この至近距離―――――飛び降りて、扇原が着地するその瞬間に『木片』は着弾するだろう。
木片の重さはそれほどでもなさそうだが、『アセティック』は怪力かつ高速、かつ精密。
勢いだけで言うのであれば、『弾丸』にも匹敵しかねない物だ(パス精BBB)
扇原が後ろに跳ねたのは正解だった。前に飛び降りていれば、有無を言わさず撃ち落とされていた。

「―――――――――――もっとデカい危険も足してやろうって、そういう話だ!」

                            スーパールーキー
                   ≪飛び道具! 扇原選手はどう対応ッ≫

                            ダ  ッ!!

              ≪―――――するかを待たず!
                  血みどろの鬼が駆け出したッ!≫

膝立ちの姿勢から、一歩目をふらつかせつつ、一気に駆け出す構えの結城。
まだ駆け出し始め。間合いを離すバックステップの甲斐もあって、すぐに距離はつまらない。

どちらも近接戦闘で後れを取る姿の想像しがたい猛者。だからこそ――――この局面は勝負を分ける。

∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■┃□□□□□□□☆■∴∴
∴■━╋━━━━━━━╋━■∴
∴■□┃□□□□×結×┃□■∴
∴■□┃柱柱□□◎×柱┃□■∴
∴■□┃柱柱□□□×柱┃□■∴
∴■□┃□□□□□□□┃□■∴
∴■━╂━━━━━━━╋━■∴
∴∴■┃□□□□□□□┃■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴

☆:扇原の着地地点。
※結城はまだMAP状の位置が変わる程は移動していない。

514宗像征爾『アヴィーチー』:2022/09/09(金) 14:52:13
>>512-513

「『特殊防空壕』の調査を引き受けた。
 仕事を終えた後で、
 『依頼主』は俺の口を封じる気でいたそうだが、
 この話は『エクリプス』とは関係ない」

『スタンド』という概念が存在するとはいえ、
実際に現地に踏み入るまでは、
『本物の日本兵』と戦う機会が巡ってくるとは思わなかった。

「――『恐らくは』だが」

あの件の背後には、『大きな力』の存在を感じた。
どこで何が繋がっているかは分からない。
複雑に入り組んだ暗い『地下壕』のように。
そこで目にした光景を思い返すと、
奇妙な『懐かしさ』が脳裏を掠める。
外界から隔離された『穴倉』に、
自らの意思で留まり続ける『過去の亡霊』の姿が、
『かつて過ごした場所』の記憶を連想させるからか。

「『条件』を選べば優位に立ち回れるが、
 選ばずとも『必要な戦力』は発揮できる」

「そういった印象を受けるな」

吾妻の言葉に同意を返す。
『事前の準備が不要』という点で、
『アヴィーチー』とは共通点がある。
しかし、『応用力』という側面に関しては、
双方が似ているとは言い難い。

「少なくとも『即時決着』とはならないようだ」

『扇原』が放った一撃は、
『突破口』に相応しい威力を持っていた。
しかし、『終わらせる』には至っていない。
手傷を負った『結城』にも、『まだ先がある』と感じられる。

「そうでなければ『賭けた意味』がない」

吾妻に零しながら、飛び降りる『扇原』を見やった。

「だが、さほど長い時間は掛からないだろう」

相手が即座に降りる事を決断したなら、
そのまま投げるのは妥当な判断と言える。
一瞬を争う状況では、
僅かな遅れが致命的になる事も少なくない。
今の戦況は、まさしく『それ』だ。

「場合によっては、まもなく『決まる』か」

次の瞬間、『扇原』は『対応』を迫られる。
これまでの戦いを見る限り、『能力の応用性』においては、
『シルバー・ダスト』に分があるらしい。
現在の状態で、それを何処まで活かせるのかが、
一つの焦点に成り得る。
『結城』としては、活かさせる前に叩きたいところだろう。
俺が同じ立場でも、やはり『そうする』。

515ソラ『ステインド・スカイ』:2022/09/09(金) 19:23:56
>>512
「対応ね」

そういう奴が出て来る度に一々この男がぶん殴りに来るんだろうか?
そう思うとご苦労な事だが…
まぁ実際はもっとスマートに事を済ませるのかもしれない


ボクシングやプロレスっていうのは流血沙汰になれば盛り上がるもんだ
殴り合いの格闘技はエスカレートする程面白い
観客達は客席から勝手に騒いでりゃそれで良い、そういうもんなんだろう
戦ってる本人が何を考えているかは知った事じゃない

>>513
「勝利宣言ってのは…」

残っていたホットドッグを平らげる

「決めらりゃ格好いいけど、外したらだせぇな」

それでも次の一手で倒すと宣言するのは
それだけ自信があるのか、宣言をする事で自分を追い込んでるのか?
無意味に勝利宣言をしたわけじゃないんだろう


ビールももう飲み干してしまった、後はデザートのアイスだけだ

516門倉『ソウル・ダンジョン』:2022/09/10(土) 06:30:56
>>511(美作)

「これは―――

                 ………ありがとう」

『美作くるみ』の表の『名刺』。
それを『宝物』をもらうかのように丁寧に受け取る『門倉』。
『これ』を『門倉』が存分に発揮するのならば、
意図せず彼女の本業に被害が及ぶことも十分にありえる。
それでも『美作』はこれを託してくれた………
その事実に身の引き締まる思いがする『門倉』だった。

                     ………

「『120m』―――それなら十分に『声』を会場に伝播させられるね。
 もちろんただの『スピーカー』の代わりってわけじゃあなく、
 たとえば、『観客のスマホ』なんかからも『声』を出せるわけだ。
 『いざ』という時、面白い演出ができるかもね―――」

『実況』という本人の技量のみならず、『音声機器のファン化』という
『ショー演出』にも有効利用できる『スタンド技能』。
更に『スカウト』でも発揮されるその有能さ―――
つくづく、『美作』を勧誘できたのは僥倖だったなと思う『門倉』だった。

「『スカウト』で色んな『スタンド使い』に声をかけてもらっている手前、申し訳ないけど、
 少しでも怪しい場合は、『身の安全』を優先して、『退いて』もらって構わないからね。
 ………もっとも、『スタンド能力』は怪しさなんて無視して飛び越えてくる事もあるけれど」

『夏の魔物事件』だって、最初のトリガーであったらしい、『老婆の家で夏を楽しむ』
などという行為に『怪しさ』を感じるのは難しいだろう。
日常を普通に過ごしていただけでも無遠慮に『スタンド能力』に巻き込まれることはある。

『門倉』は『不動産屋』の傍ら、『オカルト関連の事件の解決』が出来ると吹聴している。
『実績』もそれなりに積んでいるので、今でもポツポツと『依頼』が飛び込んできていた。
大抵、根っこには『スタンド能力』が絡んでおり、その手の事例にはまあまあ詳しいと言えた。

>>513(GM)
闘いは『佳境』といったところか―――
『ソウル・ダンジョン』で能力込みで戦うなら、
『部屋』を用いた待ちの戦法になりがちだ。
こういうシンプルに責め立てる戦い方は、
能力的にも性格的にも『門倉』に向いていないように感じられた。

「だからこそ、魅力的―――というところもあるか」

『スタンド能力』を持ちながら、自分ではできないことやってのける相手。
見ると思わず『感嘆』してしまう。これは『ショー』でも同じことが言えるかもしれない。
『シンプルなタイマンでの闘い』に向いてなくても、
『ショー』を盛り上げられる能力はそれだけで見る者を『魅了』できるはず―――

517美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2022/09/10(土) 08:37:24
>>512-513(GM)

『プラン9』が最も得意とするのは『情報戦』。
『それ以外の立ち回り方』についても、
『ある程度の考え』は持っていた。
強力なスタンド使いに襲われたとしても、
必要な道具と準備を整える時間を確保し、
その上で相手の不意を突ければ、
『どうにか出来る可能性』は十分ある。
『実況』を務める『桜島』が語ったように、
『本体の判断力』の見せ所だ。
相応の『困難』を伴うものの、決して『不可能』ではないし、
『ハードル』は高ければ高いほど『魅力的』に映る。

(『避けて通れる』なら、それに越したことはないんだけど)

もっとも、『危険に遭遇しないようにする』のが、
最強の回避策なのは確かだ。
ただし、『危険の方からやってくる』場合も否定できない。
その時には、普段からの『心構え』が、
精神的な支えになってくれるだろう。

>>516(門倉)

『名刺』というのは『配る物』だが、
『誰にでも渡す』という訳ではない。
少なくとも『最低限の信用』がなければ。
『門倉良次』に対しては、『それ以上の信頼』を持っている。

「『特定の相手』に『声』を送る事が出来ますから、
 ちょっとした『抽選』にも使えますよ。
 そういうのってワクワクするじゃないですか?
 手間は掛かりませんし、
 一考の余地はありそうに思いますね」

『プラン9・チャンネル7』の能力。
『自分自身の力』を今よりも使いこなし、
『キャリアアップ』を目指したい。
そういう意味で、一人の『スタンド使い』としても、
『アリーナ』は『挑戦の場』と言えた。
そのためには『千思万考』。
『打ち合わせ』と同じように、誰かと会話しながらだと、
新しい『アイディア』も浮かびやすいものだ。

「あははは…………ええ、分かってますよ。
 私だって、『命』が惜しいですから。
 まだまだやりたい事が沢山ありますからね。
 もっと『リスナー』を増やしたいですし、
 『他の分野』でも仕事をしてみたいと思っています」
 
「――――もちろん『ショーの成功』も」

改めて『舞台』に目を向け、激しさを増す戦いを見守る。

518『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/10(土) 23:24:58
>>514(宗像)

「へェ〜〜〜、世界広いッすね!
 防空壕の中に戦前からの――――あ、いやいや。
 あんま詮索すると、オレも『口封じ』されちゃいますか!」

吾妻がその件に介入する事は無いだろう。
宗像にとって、それが望ましいかどうかは分からないが。

「その代わり、仕掛けた時の爆発力はそんなでもない。
 そーゆータイプですね。
 ま、ヴィジョンの破壊力だけで十分なんですけど」

             ゴッゴッ

           ズズッ

コーラを底まで吸い尽くしたらしく、
カップを横に置いた吾妻は戦局を睨むように見下ろす。

「十分な破壊力の激突。――――そーですね、もうそんなには掛からない」

>>515(ソラ)

男がスタンドのヴィジョンを見せる様子は今の所ない。
彼の対応とやらがどんなものなのかは、
まあ、観客としては見ないに越したことはないのだろう。

「一応、『ブラフ』の可能性もある。
 ああも堂々と一手で決めると言われれば、
 次の攻防の意識は、大仕掛けや大ぶりな一撃に向く。
 ……『結城迦楼羅』が、そうした深読みをするかは微妙な所だが」

血みどろで敵へと駆ける結城の目には戦略知略という言葉は似合わない。
だが、考えなしで手足を振るうだけの狂犬というわけでもない。

「いずれにしても、狙っても狙わなくとも、決着は近いはず。
 ルーキーの虚勢となるか、戦局眼の逸話となるか……答え合わせはすぐだ」

薔薇のアイスクリームは少しずつ解け始めているが、まだ形を保ってはいる。
場内の熱気は増す一方――――その極点もまた近い。早めに食べた方が良さそうだ。

>>516-517(門倉派)

スタンド使い同士の衝突は、幾度かの攻防を経て直接の『衝突』へと至りつつある。
圧倒的な超パワーと、力と速度を兼ねた猛攻の激戦は『初見』の要素に満ちる。
あるいはこの闘技場に来ている客の中にも、単なるエンタメでは無く、
そうした『学習』の為に来ている者も――――いや、そうだとして、『興行』の熱は通る。

           ワ アアアア ――――――――――――――――!!!!

観客たちは口々に選手らの名を叫び、あるいは拳と能力の衝突に目を爛々と輝かせる。

                ・・・そして、それは終局へと達しようとしている!

519『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/10(土) 23:31:44

「パワー、スピード――それに『精確さ』!
 そこまで備えていたのか『アセティック』……!」

敵を褒める扇原の顔に、しかし降伏や諦めの色は無い。
行動は守りだが、『防戦』――――戦っている。

       ヒュルルルルルルルル――――――

                   「能力ナシだ喰らっても問題ねえ!」
                「だが動きは止まる……結城に食われる!!」
 
腕を交差させ、致命部位は防げるであろう構えだ。
扇原にはパワーがある。速度と精度では負けているとしても一撃で『返せる』。

「そういうアンタもパワーと移動と飛び道具、
 色々あるけどさァ、それだけじゃねえ、それだけじゃねえんじゃねえかァ!?」

               ダダダッ!!!!

                  <急所を守るのに専念。
                   良い判断だ。
                   今は攻め時ではない>

                        「結城ッッやれェェエエエエ!!!」

      ―――ガ
                   
           ズぅッ

         ≪あぁ〜〜〜〜〜〜ッ上手く防いだが、アレはかなり痛いぞッ!!≫

             ワ アアアアア ――――――――――――!!!!!!!

『ガード』に全力を注いだ事が幸いしたのだろう。
『木片』は、クロスさせた腕、その右腕に『刺さる程度で済んだ』!

             ダ

            ダッ

「――――要するにさ! それを出し切る前に倒すのが、アンタの攻略法ってことだッ!!」

その間にも結城が駆ける。
血を流し、決して楽な状況ではない。だが、勝負を決めに掛かる。攻勢だ。

             <扇原の『シルバーダスト』
              応用力と発想力――――
              同じ土俵で挑む興もあるが、
              畢竟、それは勝利の手段。
              より合理的な手段がある以上、
              結城の選択は正しいだろう>

       ≪『結城』選手、合理故の突撃か! それとも野生の衝動か!?
         守りに徹する『扇原』選手を追撃するッ!!
          痛みと流血を意に介さず、射程圏内まであと一歩で到達だァァァーーーッ!!!≫

   「仕掛ける隙も! 逃げ道もやらねえ。

        喰らわせてやる、『アセティック』ゥゥーーーーッ!!!!」


―――――次だ、次の瞬間には一撃が叩き込まれる!

扇原は守りの構えは出来ている。破壊力では勝っている。ダメージも与え、体力を奪えている。
だが――――彼の腕に突き立てられた楔は、次の動きを制限する。迫る結城の血濡れの笑みは暴威を宿す!

                                    「扇原ッッ!!!」
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴      
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴             
∴∴■┃□□□□□□□☆■∴∴
∴■━╋━━━━━━★╋━■∴       「『アセティック』で潰せェェーーー!!」
∴■□┃□□□□×××┃□■∴         
∴■□┃柱柱□□◎×柱┃□■∴           「逆だ! カウンターブチこめっ!!」
∴■□┃柱柱□□□×柱┃□■∴        
∴■□┃□□□□□□□┃□■∴         
∴■━╂━━━━━━━╋━■∴         
∴∴■┃□□□□□□□┃■∴∴     「――――結城はまだやる。あいつは強い」      
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴             「扇原も強ェ! だからもう終わるッッ!!!」
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴


★:結城の現在位置。頭上には鉄棒が通っている。

             ―――――――――――――――――――――双星が今、衝突する。

520宗像征爾『アヴィーチー』:2022/09/11(日) 13:55:25
>>518

先程の『開花』が達成されなかった事は、
『結城』にとって好ましくない結果だったのだろう。
拘束から逃れるために、
速やかに引き千切ろうとするのは自然な行動だ。
だからこそ、『荊』を野放しにさせるのは難しい。
『スタンド』と同時に攻めて、相手の対処を遅らせる。
その手が上手く通じていれば、
完全に咲いていたかもしれないが。

「近頃は『花』を目にする機会が多い」

自然公園で見た『鈴蘭畑』が、記憶の中で鮮明に蘇る。
『鈴蘭の怪物』の話を耳にしてから、
花に対して『危険な印象』を抱くようになった。
あの『薔薇』の正体は定かではないものの、
安全だったとは考えていない。

「『鈴蘭』という花について何か知らないか?」

眼前の戦いを忘れたかのように、不意に問い掛ける。

「『鈴のような形をした花』だ」

吾妻が『花に詳しい』とは思っていない。
だが、『常識』の持ち合わせに関しては、俺よりも上だろう。
その範囲内の知識であれば、
未知の情報が残っている可能性はある。

>>519

「――『扇原』は判断を誤らなかったようだな」

今しがたの『結城』と入れ替わりに、
今回は『扇原』が防御に専念した。
いずれも致命的な隙を曝さない立ち回りだ。
それゆえに最後の瞬間まで分からない。
『結城』は攻めているが、『優勢』とは呼べない。
『扇原』は守勢に回っているものの、決して『劣勢』ではない。

「あの距離では新たに仕込む猶予もない」

同時に動いた時に速いのは『アセティック』だが、
腕力では『シルバー・ダスト』が勝る。
どちらが先に倒れても不思議はない。
結局のところ、最終的な勝敗を決めるのは、
『本体の差』になるだろう。

「互いに『真っ向勝負』になるか」

両者が背負う闘志は、盛んに燃える『炎』を思わせる。
あの場所に上がれば、俺も同じように振る舞えるのか。
おぼろげに浮かんだ考えは、
頭の中で『灰』の如く崩れ去った。

「見せてもらおう――」

舞台に立つ『結城と扇原』。
二人に賭けた『俺と吾妻』。
片方が勝ち、片方が負ける。

「『どちらが勝つか』」

521ソラ『ステインド・スカイ』:2022/09/11(日) 21:08:40
>>518-519
確かに結城からは戦略や知略というのはあまり感じられないが
その場その場の判断で、標的を確実に追い詰める手を取る凶暴な肉食動物といった印象はある
深く考えないだけで、むしろ頭は良い方なんじゃないか?

次の手で勝負が決まるかもしれない
そんな所でアイスクリームを食べ始める
薔薇の形が少し崩れて歪になっているか

アイスっていうのはちょっと溶けてきたくらいが美味い
アイスはここからが本番だ

…勝負は、これで決まるのか?

522門倉『ソウル・ダンジョン』:2022/09/12(月) 23:47:12
>>517(美作)

「『ショーの成功』………いい言葉だね」

『美作』の言葉に賛同する『門倉』。
改めてここに二人で来てよかったと思う。
ただ事務所で打ち合わせするよりも、
実際の『アリーナの試合』の前で話し合う事で
打ち合わせにある種の『熱』が入ったように感じる。
『試合』をダシにしたような形になってしまったのは申し訳ないが、
その一方で、他者に迷惑をかけなければ
『試合』をどう消費するかは、観客の自由とも思えた。

『美作』の能力の可能性、そして『美作』自身の成長しようとする意欲。
これは『門倉派』のひとつの強靭な『軸』となるだろう。
そして、それに負けないよう『門倉』自身も、『発展』していかなければならない―――

>>518-519(GM)

そんな『門倉』の決意と呼応するかのように、
『試合』もそろそろ終わりを迎えるようとしているのではないか。
熱々の『バトル』―――爆ぜるとしたら、それはどちらなのか?

523『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/13(火) 00:43:50
>>520(宗像)

「『アセティック』が咲かせる花は、
 愛でるようなもんじゃないですけどね!
 や、まー鈴蘭も危ない花ではありますか」

吾妻も知識が根付いているというより、
半ば思い出すような調子で続ける。 

「『毒の花』で一番有名なやつですよね。
 って、そんな事は知ってるかもしれませんけど!」

調べればすぐに分かるような情報ではあった。
宗像にとって益があるかは分からない。
吾妻はその後何か続けようとしたが、
動きを見せる試合の方に色を向けた。

「でしょーね、一動作で仕込めるとしても、
 あの距離ならぶん殴った方がよっぽど早いですし!」

        「結城のスピードが勝つか、
         扇原のパワーが勝つか」

                 「――――――それとも」

>>521(ソラ)

知識と知能は違う。
『結城迦楼羅』という男に前者はあまりに合わないが、
ソラの見立て通り、決して『愚者の闘い』は見せていない。

          ・・・だからこその『激戦』だ。

   ドロ ・・・


一度溶け出したアイスは、案外早く崩れてしまう。
それを試合に重ねられるか、それとも、
あくまで試合は試合――――そう突き返せるかは『いまから』だ。

>>522(門倉)

試合中に無関係に近い話をしているのは、
本来あまり褒められた話ではないのだろう。
だが、それを気にしている観客はいなさそうだし、
もしいたとして、その借りはいずれ返せる。
なぜなら今日ここにいる人間は全員、
将来の『門倉派』を知る資格があるのだから。

灼熱はやがて収束する――――その時はもう、目の前だ。

524『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/13(火) 00:47:18

「『逃げ道』は確かに無い……
 だが、それは……君もだ、『結城 迦楼羅』」

苦悶をかみ殺すような表情で、しかし彼は決して追い詰められていない。

この局面で『扇原』が選んだ策はガードでは無かった。
『守るだけ』で勝つ事は出来ない。
だが――――――『守りを捨ててでも攻められる者』はそう多くはない。

「それにまだ『全部』じゃないと言ったのは、君だ。
 ――そして、これで『全部』だ」

            ギュ
               オオオ
                  ッ!!

『扇原 映華』は、その決断を下せる人間だった。

       「なッ……」

            ≪なんだァァ〜〜〜〜〜〜〜ッ!?
              先ほどまでの攻防とは全く異なる応用ッ!
               扇原選手の『圧力』には底が無いのかァ〜〜〜〜!!!≫

そして、守りを捨ててただ投げ返すだけ――――ではなく、
伏せていた能力の側面、『圧力操作』のその先にある物を活かした。

この反撃ばかりは――――『結城』にも読めなかった!

                ゴ
              カッ
 
    「グ
      ぉっ!?」          <『自身への能力使用』
                      有力な札を、伏せていた。
                      素振りこそ見せていたが、
                      すでに使った札と思わせた>
 
  ワ   ァァァ ――――――――――――――――  !!!!!!

木片は『シルバーダスト』が破壊した荒々しい断面を?きだしており、
突如迫る凶器に『結城』は――――咄嗟に『防ぐ』動きも間に合わない。
露出した胸元にそれは直撃し、浅く刺さりながら、『結城』の足を止め仰け反らせる!!

                          <天晴だ>
        ギ
 
         ロ    「…………ッ、や、ってくれる、なァ!」
        ッ

仰け反った状態、『結城』の目だけが鋭く『扇原』に向く。
スタンドの『右腕』にのみ『轍』に沿った『荊』が生じる。
この男は今の状況を敗色と捉えていない。猛攻を終えるつもりでいない。

周囲の観客たちはヤジを飛ばさず、歓声のみを叫び続ける。

         「すげェよなァ!!
           ――――『扇原』ァッッ!!!!」

                      <だが、試合は“まだ”続く。
                       ――――終わらせられるか?>

あるいはそれすらも出来ず、攻防の行方を見守る――――――――!!

――――精神だけだ。結城の肉体はまだ追い付けていない。扇原が一歩を踏み込むだけの隙は、ある!

525宗像征爾『アヴィーチー』:2022/09/13(火) 13:05:43
>>523

「――『毒』があるのか」

『鈴蘭』自体の情報よりも、
『鈴蘭の少女』を探す事に意識を割いていたため、
その事実を知らずに動いていた。

「興味深い話だ」

『本人』と接触する前に、
『鈴蘭そのもの』に対する理解を深める必要があるようだ。
それが能力に関係している可能性も否定できない。
外見と中身が一致しない事は珍しくないが、
考慮に含めておく余地はある。

>>524

「『決まるべくして決まった』と言えるな」

瞬間の攻防を見定め、端的な感想を漏らす。

「結果に繋がるまでの『礎』が築かれていた」

『結城』は『硬貨』を防ぎながら『木片』を拾い上げた。
『木片』を食らった『扇原』は、それを反撃に利用した。
どちらも『防御』と『攻撃』を両立させる動きだが、
『完成度』という点において『扇原』が上回っている。

「『結城』の『即応性』は侮れないが、
 『扇原』は『先を読む力』に長けている。
 至近距離で不意を突かれた局面を、
 『その場の対応』だけで切り抜ける事は困難だろう」

序盤こそ『結城』が押していたが、
『扇原』が攻勢に転じた中盤から終盤に至り、
戦局は大きく傾いた。
『結城』に策がなければ、『咄嗟の判断』で凌ぐしかない。
それは『扇原』も予想している筈だ。
『結城』の対応を踏まえた上で、『次の一撃』を放つ。
再び状況を覆すためには、
さらに『その先』を行かなければならない。

「だが、体内から『爆破』されて生きていた人間もいる」

「『確実に殺した』と思っていた人間が、
 まだ死んでいなかった場合もある」

舞台上の『アセティック』と『シルバーダスト』の戦いが、
廃ビルの『エフェメラル』と『アヴィーチー』に重なる。

「甚だ分の悪い勝負でも、どう転ぶかは最後まで読めない」

そう考える根拠は『知識』ではなく、自分自身の『経験』だ。

526美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2022/09/13(火) 14:18:28
>>522(門倉)

『プラン9・チャンネル7』の積極的な使用は、
これまで避け続けてきた。
迂闊に使う事の出来ない能力であり、
本体である美作自身が自制していたからだ。
ただ、無意識の内に心の片隅で、
『存分に力を発揮できる場』を求めていたのかもしれない。
一度『アリーナ』に出場した動機にも、
それと近いものがあった。
『門倉派』に手を貸す気になったのは、
『エンターテイナー』としての共感だけではない。
『スタンド使い』としても、新たな段階に進む事を望んだ。
『美作くるみ』にとって、
『門倉派』は『自らを向上させる場』でもある。

「――――――………………」

一通り語り終えて落ち着いた時、
『黒猫堂の一夜』を思い出す。
かなり酔っていたので覚えていない部分も多いが、
『恋愛の話』をした事は記憶の中にある。
眠目から『いい人が職場にいないのか』と尋ねられ、
『仕事に影響するのが不安だ』と答えた。

(ま、『いい仕事仲間』ではあるわよね)

隣に座る『門倉良次』を一瞥し、心の中で呟いた。

>>523(GM)
>>(門倉)

「二人ともォ――――ッ!!ここが『正念場』よォ――――ッ!!」

口元に添えた両手で『メガホン』の形を作り、
あらん限りの声量で言葉を送る。
展開を見ている限り、もうじき『終幕』が近いだろう。
せっかく『客席』に座っているのだから、
完全に終わってしまう前に、
『ギャラリーらしい事』をしておきたい。

「煮え滾った『興奮の坩堝』の『真っ只中』の『ド真ん中』!」

「高らかに『凱歌』を上げるのは『巧妙なる策士』か『獰猛な肉食獣』か!」

「『熱いハート』と『クールな頭脳』が『勝敗』という名の絶対的な『境界線』を引く!」

『仕事の邪魔』をして睨まれたくはないので、
これくらいで自重しておこう。

「『身体の芯』の『奥の奥』まで伝わるくらい、
 最高に『シビれる決着』を見せてちょうだいねェ――――ッ!!」

           フゥ…………

思い切り叫んだ後、短く深呼吸して門倉に向き直った。

  「――――『お熱いの』が必要な時は、
         『こんな感じ』でいかがです?」

527ソラ『ステインド・スカイ』:2022/09/14(水) 20:52:27
>>523-524
守りを捨ててでも、攻められる時に攻め続ければ
結果的に相手の攻撃を防げる場合もある
攻撃は最大の防御だ

肉を切らせて骨を断つ
扇原の守りをかなぐり捨てた攻撃は相手に隙を作らせた
勝気は扇原にあるように見えるが


結城のスタンドの右腕の荊を見る

「一手じゃ無理だろ」

徐々に溶けていく薔薇のアイスを食べる

528門倉『ソウル・ダンジョン』:2022/09/14(水) 23:34:34
>>523-524(GM)

『スタンド能力』の応用………自身の『圧力』の能力をバトルに見事に転嫁している『扇原』。
もちろん、『結城』も強力なスタンド使いである事には間違いないのだが、
『扇原』が一歩上を行っている印象を受けた。

せっかくの『美作』との二人きりの会話―――
多種の意味で非常に『魅力的』な彼女との会話を、
少しでも継続していきたいのはもちろんのこと。
しかし、眼前にて繰り広げられる『激闘』に『門倉』は、瞬間的につい心を奪われてしまう。
いや、本来、この場においてそれは正しい姿勢ではあるのだが………

>>526(美作)

 と―――

そんな最中、突如、隣から『美作』の力強い声が響く。
普段の会話や流暢に語るラジオでは、なかなか聞けない『美作』のパワフルな『実況』。
この闘いの佳境の中でも、思わず『門倉』は『美作』の方を向いてしまう。
きっと『観客』の中でも、そういった者は多く居たはずだ。

『この声』―――
『この存在』―――
『美作くるみ』を『門倉派』の中で輝かせる事が、
『門倉』の新たな目標の一つとなっていた。


「『お熱いのがお好き』―――?

  と問われたのなら、

    そうだね。

             『とても』―――

                          と 応えようか」


『アリーナ』と『美作』。
この場所には『門倉』が欲しいものが揃っている。
今日、ここに来て本当に良かった。
あとは真っすぐ、『最初のショー』に向けて突き進むだけだろう。

529『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/16(金) 20:45:04
>>525(宗像)

「なーんだ、武器としての興味ですか!
 『らしい』っちゃらしいですけどね。
 それとも、賭けの中身に関係あったりとか?
 ま、そこは結果が出るまでネタバレナシですけど!」

    「鈴蘭の毒は確か結構強いですよ。
     その割にキレーな花なんで、
     子供が間違って食べたりとか、
     食べさせたり……なんて事故も聞きますね!」

それも調べればわかる情報ではある。
だが、点がつながれば線になるもの。
宗像だけが持つ情報と、いずれ繋ぐことも出来るかもしれない。

「一つの動作にいくつも意味を持たせる。
 結城もそれをやってはいましたけど、
 扇原は『意味を隠していた』わけですね。
 初試合とは思えないぐらい、まさにアッパレ」

        「あの破壊力は伊達じゃない。
         まあ、とはいえ、
         手負いの獣は……でしたよね!」

>>526 >>528(門倉派)

美作の張り上げた大声に振り向かれはしても、訝しみやざわめきなどはない。
むしろその声を呼水にして歓声が渦を巻く。波ではなく渦だ。中心に二人がいる故に。

――――それでも、今はまだ美作の『熱』は歓声に飲まれ、この場に響かない。

                  ・・・だが幾つかの視線には意味があった。
                     ここからの声が聞こえたかは分からない。
                      だが、天井。『実況席』に座る男の視線が、
                       確かに新たな『実況者』を、僅かに捉えたように思えた。
              
>>527(ソラ)

扇原の守りは攻めを兼ねていた。
熟練の戦士の定石ではなく、土壇場で見せた技の冴。
だが――――結城もまだ何かを残している。

「同感だ。結城は馬鹿じゃない」

冬川がつぶやく。
そして続ける。

「だが――――
 この場の『熱』がある。
 それは、観客だけが乗せられるものじゃあない」

530『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/16(金) 20:48:40
>全体

  ――――ギュ
        オ 
          オ
            オッ!!!

    「『アセティッ』」


荊の発現した腕が、『アセティック』のヴィジョン自体を打つ。
そしてもう片腕を用いて『シルバーダスト』の一撃への防御を――――――――

                     __.  イ / ___  ___
                γ´   / / / //
                  /   / / / //
                ./  / / / //
               /  /  < / γ⌒
              ./  / 。o≦
             /      /
               /  / ー- ´
            /  /
           γ⌒´
              rー--
             /  /
               / /
          __,、  / /
       /  廴丿  ̄ ̄ ̄>
        /    -≠ミ   ζ
     /  /   /  /_..、 rー ラ
     ¨´    ./  // γ´ /γ´
          ./  / / / ノ /  ヘ
         ´ ̄   γ´   //
                  イ/


                  「―――――――――ッッッ ぐ ・・・!!!」



辛うじてガードに挟もうとした荊巻きの右腕は『シルバーダスト』の拳に破壊され、
そのままヴィジョンの腹部に半ば減り込む――――――――――――――!!!

               ガ

             く

              ッ

『結城』本体が膝から崩れ落ち、しかし倒れはしない。
その胴にはヴィジョンの破壊がフィードバックされ、
口から血を吐きだしながらも、扇原を見上げ続ける。
『アセティック』のヴィジョンからは荊が伸びだし、
それが『シルバーダスト』の突き入れた左腕にまとわりつく。


                   ≪虚飾の無い一撃。
                    只一打を見舞う、
                    ――――真の『禁欲』だ≫


       「…………」


まとわりついた荊が花をつける。

            ギ ィィーーーーーーーー ッ ・・・

食いしばり噛み締めた歯の隙間から溢れる血がマット敷の床へ落ちる。
結城の視線はそれにつられない。膝が崩れ、前のめりに体が倒れても、首だけは上を向く。


             ・・・

                 ・・・

                     ・・・

ほんの僅かな静寂なのだろう。

だが、『扇原』にだけ―――――『勝利』を、誰かに告げられずとも噛み締められる時間を得た。


                   カン    カン

                      カァァァ―――――――――――――――  ン!!!

 
                ≪―――――――――決着ゥゥゥゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜;ッッッ!!!!!≫

    ワ アアアアアアアアア ――――――――――――――――――――――  !!!

                              ――――――――花が枯れ、熱が会場を覆う。

531宗像征爾『アヴィーチー』:2022/09/17(土) 12:10:50
>>529

勘の働く男だ。
吾妻の洞察力は時として厄介であり、
同時に頼もしい場合もある。
今この段階においては、どちらとも言えない。

「人間の身近に存在する毒物か」

単純に新たな情報が欲しかった事もあるが、
考え得る可能性を視野に入れると、
異なる観点からの意見が必要だった。

「『参考』になった」

俺自身の見解だけでは、
気付けなかった点に気付けたという意味で、
吾妻の言葉は決して無意味にはならないだろう。

「『苦境』に立たされた状況は、そいつの『度量』が試される」

『扇原』が致命的なミスを犯さない限り、
逆転の見込みは極めて薄い。
しかし、諦めてしまえば、僅かな確率さえも消え失せる。
最後の瞬間まで思考を止めず、戦い続けられるかどうか。

「どのような結末に至るにせよ、俺は見届けさせてもらう」

それが俺にとって、
『結城迦楼羅』という『スタンド使い』を推し量る尺度となる。

>>530

『シルバーダスト』が『アセティック』を砕く。
場の流れを掴んでいたのは、明らかに『扇原』であり、
当然の帰結と言える。
おそらく『結城』も、それを半ば悟っていたはずだ。
だが、牙を剥き続けた。
選手である以上、当然の姿勢なのだろうが、
精神的な強さは優劣を付け難い。

「――あんたの『勝ち』だ」

闘争の『終結』を認めてから、改めて吾妻に向き直り、
自らの口で『賭けの結果』を告げる。

532美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2022/09/17(土) 14:25:13
>>528(門倉)
>>529(GM)

今は『ギャラリーの一人』でしかないし、
その枠の中から外れるつもりもなかった。
だから、この行動も『観客としての権利』を行使しただけ。
ただ、隣に座っている『パートナー』には、
『実力の一端』が伝わっただろう。
どんな注文にも応じられる『引き出しの多さ』が。
これだけは自信を持って言える。
どれほどの人間を連れて来たとしても、
『カナリア』の代わりは務まらない。
『喋り』という分野の『筆頭』は、この『美作くるみ』だ。

>>530(GM)
>>(門倉)

純粋な『力』と溢れ出る『血』。
どちらも『自分の世界』には縁遠いもので、
瞬間的に思わず息を呑んでいた。
その『凄まじさ』に圧倒され、しばし言葉を失ってしまう。

「『The show is over』――ですね」

やがて場内に響いた『試合終了』の宣言を耳にして、
我に返ったかのように、
先程とは対照的に呟くような声を紡ぎ出す。
他ならぬ自分自身の目で、
初めて目撃する『スタンド使い同士の戦い』と、その『決着』。
新鮮な『驚き』と『発見』に満ちた時間だった。

「まだ『帰る』には早いですけど、今の内に話しておきますよ」

そして、もちろん『もう一つ』。

「今日は誘ってくれてありがとうございました。
 お陰様で『貴重な経験』をする事が出来ましたから」

「それに『有意義な話し合い』にもなりましたし。
 お互いに『いい刺激』が得られたんじゃないでしょうか?」

    「率直に言って――――『文句なし』です!」

明るい表情で、門倉に笑い掛ける。
普段と変わらない『完璧なスマイル』。
違いがあるとすれば、この時に見せていたのが、
『素の笑顔』だったという事だ。

533ソラ『ステインド・スカイ』:2022/09/17(土) 18:47:09
>>529-530
本当に一手で倒した扇原
予想が外れたが、何か賭けてたわけじゃないので別に良い

しかしあの薔薇の花、何か能力があると思ったが何も無かったのか?
能力が発動する前に押し切られたのか
まぁそういう事もあるだろう

すっかり溶けて原型を留めていない、残り半分くらいのアイスを食べながら
そろそろ帰り支度をしようかと思う

534門倉『ソウル・ダンジョン』:2022/09/19(月) 01:02:49
>>529(GM)
>>532(美作)

『美作』の美声に聴き惚れてからほどなくして、闘いの『決着』はついた。
『結城』と『扇原』の”本気”がぶつかりあい、そして訪れる、一方の『勝利』。
それは『興奮の最高潮』………『バトル』はこれがあるから興行として『強い』。
おそらくバトル以外のショーだとしても『クライマックス』と言える
『最高潮の瞬間』を用意するのがベストなのだろう。

今後、自らが主催する、『アイドル』達のめくるめく『ショータイム』。
それを盛り上げる『美作』の『実況』。
今回、その形を明確に思い描く事が出来たのは『門倉』にとって大きな収穫だ。

>>532(美作)

「付き合ってくれて本当にありがとう。
 『アリーナ』を共に、肌で感じる事ができた事で、
 より『目標』が、実感として明確になったように感じるね」

『美作』に対し、『門倉』は大きく頭をたれ、礼をする。

「何度も言っている気もするが―――
 『美作さん』………君が『門倉派』に入ってくれて本当に良かった。
 こちらこそ、『文句なし』―――『パーフェクト』な時間を過ごせた。

                   今はその事に、心から感謝するよ」

『門倉』もまた、『美作』に明るく笑いかける。

おそらく今度ここに来る時は、『観客』としてではなく、『主催側』としてとなるだろう。
今回は『興行』として楽しませてもらったが、今度はこちらが楽しませる番―――
今日以上の盛り上がりを見せつける―――
それは容易いことではないだろうが、『派閥の長』としては、
そのくらいの気概がなければ、やっていけないだろう。


 ………

「さて―――『美作さん』。試合の余韻はもう少し続くだろうが、
        それが終わったら、その後、よければ食事でも。

 まだまだ話したい事があるしね………

                 たっぷり語り合おうじゃあないか」

  そして、『門倉』は、『美作』を食事に誘う。

   いつもの飄々とした調子で、その『真意』はぼかされている。

535『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/20(火) 05:27:29
>>531(宗像)

    イマ
「まー現代だと洗剤とかのが身近だと思いますけど、
 花っていうのが事故になりやすいとこなんでしょーね」

そして――――試合は決着した。
吾妻は拍手をしながら宗像に向き直る。

「ええ、扇原選手に勝たせてもらいましたよ!」

            ニッ

「――――それで。賭けの内容を清算しましょうか?」

勿論口約束ではある。
吾妻はそれを反故にしたとて強い追及はしてこないだろう。

だが――――この男に『教える』事が、宗像の損失になるとも限らない。

>>532 >>534(門倉派)

観客らは思い思いの大声を張り上げているが、
いまとなってはそれは声の渦となっている。
試合中の選手らに届くものとなれば、
この局面ではもはや『熱』だけなのかもしれない。
だが、隣にいる『派閥の長』には実力を十全に示せた。

そして門倉も――――この戦いを見て多くの学びを得られた。
更に、既に得られていた『至宝』たる声を改めて理解も出来た。

             今はまだ、それだけ。

だが――――今日『第一歩』を刻んだのは、『扇原』だけではないのだろう。

>>533(ソラ)

「一応言うが、初試合の選手は『完勝』も『完敗』も多い。
 マッチメイクが困難だからだ。
 『善戦の末の勝利』を掴んだ扇原は、人気を得るだろうな」

冬川はそう独り言つ。
無論、ソラには関係の無い話ではあった。
熱気沸き立つ会場の中、アイスは口内から全身に冷感を伝えた。

「『アリーナ』はスタンド使いの居場所だ。またいつでも来るといい」

               「タダとはいかないが」

536『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/20(火) 05:37:44
>全体


      ≪灼熱の激戦ッッ!! 制したのはルーキー!

            『扇原』選手ゥーーーーッッ!!!≫

扇原は倒された結城を屈んで受け止め―――――

                        |l|_|l
                  \\ ,>'゙´ |
            \       ,>'゙´    |             |l|
                  \\>'゙´  ,>'゙´|  |              「「 ! |l
               〈    >'゙´    |  |                 | .|「 |l .//,
               ∨ ∧       |  |         ,>'゙´ ア| .|| |l / ,/
                     ∨ ∧      .|  |      ,>'゙´'´  >'゙  | .|| レ′/
                 \∨ ∧     |  |  >'゙´ ,>ァ>'゙´     W||,,/  /
                 \__/    |  |/]>'゙´  '´           /  /
                        |l| |                    /  /
                        |l| |                ////
                         |l|              //

        ≪『アセティック』の猛攻を捌き切り、
          見事大木をへし折る一撃を叩き込んで見せたッ!
          確かな戦局眼と実力を持つ男の『一歩目』を!
          いま、俺達は目撃したッッッ!!!!!≫

                       「扇原ぁああああああああああっ」
                    「『アセティック』を潰し切りやがったッ」

ゆっくりと地面に寝かされたその身を観客らが認めると、
扇原を、そして健闘を称える声の渦はより大きくなっていく。

                            「スミノフより強ェーんじゃないか?」
                          「そう? 戦術は彼の方が上でしょ」
                                 「後、最中派にもまともに強いのが――――」

                  <結城の攻防の判断も、
                   二戦目以上に磨かれていた。
                   荊を切る判断が遅れれば、
                   ペースは彼が握っただろう>
                                               「どいつも所詮はB級には……」
                                     「言ってなさいな。もう刃は喉元に迫ってるよ」
マイクを握る威武の顔は表情に乏しい。
剃髪した頭には汗一つかかず、あくまで冷淡に解説を続ける。

537宗像征爾『アヴィーチー』:2022/09/20(火) 16:43:28
>>535

一度口に出した言葉を翻すつもりはない。

「『残党』の一人に『下村右京』という男がいた。
 この町のスタンド使いを無差別に襲っていたそうだ」

やや順番を前後させ、『エクリプス残党の話』を始める。

「襲撃の目的は、『他勢力』に対する『アピール』らしい。
 俺は『青山流星』という少年と共に、そいつを殺しに行った」

『依頼人』と『白い本』の事を伏せているのは、
そこまで言う必要はないと考えたからだ。

「『下村のスタンド』は『鮫の背鰭を模した銛』だ。
 『物体の中に潜り込む能力』を持っていた」

振り返ってみれば、これも『奇妙な縁』だった。

「『仕事』は成功したが、
 『俺達の能力』は『下村の仲間』に伝わった。
 『中務真尋』という女だ」

一通りの説明を済ませ、僅かな間を置く。

「入院中、風の噂で『青山が死んだらしい』と聞いた。
 『中務に殺された』なら、次は『俺の番』だろうな」

入院中に襲ってこなかったのは妙だが、
警戒が緩むタイミングを計っていたとも解釈できる。

「――『残党』に関しては以上だ」

一旦そこで話を中断し、不意に舞台の上へ視線を戻す。

>>536

「『扇原映華』――見覚えがあるような気がしていた」

先程から『既視感』を覚えていたが、その理由が分かった。

「あの男を見ていると、『硯研一郎』を思い出す」

人間的には似ているという程でもないにせよ、
『種類』は近いように感じられた。
『応用性の高い能力』と、それを活かす『本体の工夫』。
その『戦い方』に重なる部分があったのかもしれない。

「万一『敵に回した時』は、
 『ここで見た戦い』を参考にさせてもらおう」

知己の間柄であったとしても、立場が違えば対立する。
敵対してしまえば、
相手を潰す事に全力を傾けなければならなくなる。
そうした状況は、決して『起こり得ない事』ではない。

538美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2022/09/20(火) 18:04:34
>>534(門倉)

今日ここに来た事は、間違いなく『正解』だった。
『門倉派』としてもそうだし、『美作くるみ』としてもそうだ。
実際に『現場』を目の当たりにし、
そこに満ちる『熱気』を自分自身で体感する。
『旗揚げ前の足がかり』として、これ以上のものはない。
目指す『目標』に向かって、心置きなく邁進できるだろう。

「実を言うと、私も喋り足りない事が残ってるんです。
 あんまり遅くならない程度なら、
 喜んでお付き合いさせてもらいますよ」

眠目に語ったように、まだ『本当の恋愛』はした事がない。
しかし、『ちょっとしたやり取り』は好きだった。
遊びみたいなもので、別に本気じゃあない。
もちろん門倉の事は信用している。
ただ、そういう話とは違うのだ。

「仕事上、私も色んな場所に出掛けてますから。
 どんなお店に連れて行ってくれるのか――――」

           クスッ

    「『期待』してますからね?」

悪戯っぽさを含んだ笑みを浮かべ、
どこか試すような視線を門倉に向けた。

>>535-536(GM)
>>(門倉)

「『門倉不動産』にも、また近い内に顔を出しますよ。
 事務所の中とか、もう少し見ておきたいですし」

『スタンド使いの戦い』を目にした事で、
改めて得られた『気付き』もあった。

「『念のための備え』をしておこうかと。
 どこに何があるか正確に知っておきたいんです」

そこで、ふと『アラン』の話を思い出す。

「さっきの『アランさん』の件なんですけど、
 『私の存在』は伝えてませんよね?」

「私は『まだ言わない方がいい』と思います。
 深い理由はないんですけど、一応『念のため』に」

「ちょっと怪しすぎるくらいの怪しさですし……。
 これくらいの『警戒』はしても、
 『失礼』には当たらないんじゃないでしょうか?」

頭から疑っている訳ではなかった。
しかし、『不審さ』が度を越しているのも事実。
『未知のスタンド使い』は一人いた方が、
何かあった場合は格段に対処しやすくなるだろう。

539『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/21(水) 02:02:19
>>536(続き)
                                  「威武のお気に入り……
                                   コケ脅しの称号じゃないらしい」

               <――――多くの言葉で、       「威武派の再起の一歩目、
                飾る必要も最早ない。          どこから見つけてきたんだ……?」
                誰の目にも明らかに、
                決定的な勝利を獲った>

だが、無関心とは違う。
彼なりの賛辞は顔にも表れていた。

              <だがこれだけは言おう。
               ―――――おめでとう。
               闘技場は今、君の世界だ>

観客席にいる面々には試合結果を見ての話し声も聴こえなくはないが、
空気を揺らすように唸る歓声は事実として会場を熱するほどだ。


             /  /                 /  /
       lー ''''" ̄ ̄"    ̄ ̄`'、       lー ''''" ̄ ̄"    ̄ ̄`'、
      ∠,,、 -z    ,r――― ''"      ∠,,、 -z    ,r――― ''"
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                       {_,l゙    .〈/!_|     lニ ニl      {_,l゙     .〈/!_|   lニ ニl   .,/,_ |
                                〈/!_|                〈/!_|   .l_,'" | .|
         
                                                    {_,l゙ .


             ≪扇原選手、良ければ勝者の声を聴かせてほしいッ!
              いま、そちらに『マイクを向かわせた』ッッ!!≫

                          ピョーン

扇原の手元に、『機械のバッタ』のようなものが跳んでくる。
あれがマイクらしい。アリーナ側の『スタンド』なのだろう。

彼から何かコメントがあるのか、それとも無言のままで去っていくのかは分からない。

540ソラ『ステインド・スカイ』:2022/09/21(水) 18:25:38
>>535-536>>539
パチ パチ パチ
つまらなさそうに3回ほど拍手を送る

こんな所で人気者になって嬉しいのか?
そんな思いが頭の中を過る

ファイトマネーはそこそこ出るようなので、
金目当てで上を目指すというのは分かる
しかしそれ以外、ここで上を目指す意味はあるのだろうか
こんな閉じられた世界で得る名声に価値なんてあるのか?
金や名声以外で上を目指すのは、後は戦うのが大好きなイカれた奴らくらいじゃないか?

扇原っていうのは、どれに当てはまるのか

「こんな所を居場所にしたくはないぜ」

そんな事を考え、アイスを食べながら勝利者インタビューを見る

541『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/22(木) 08:27:43
>>537(宗像)

「律儀で助かりますね!
 『下村』も『中務』も知らない名前ですけど、
 まー、向こうも『派閥』はあるみたいですし」

       「『極道組織』『武器商人』
        『人身売買』『怪物信仰』」

「オレが知ってるだけでも、
 ルーツの違う色んな『悪いヤツ』が集ってた。
 残党が暗躍してるなら――――
 暗殺があっても、何もおかしくはないですね」

    「未然に防げなくて残念です」

彼の目には何ら冗談の色はない。
青山については大きな反応は無いが、
こと『エクリプス』の話においては、
『死人』すらも決して珍しくは無いのだろう。

「ま、そんな大っぴらには動けないでしょうけどね」

とはいえあくまで今いるのは『残党』だ。
少なくとも星見町を堂々とは歩けない。

「残党がいるとしたらいの一番に逃げ出してたヤツか、
 そもそもが潜伏して暗躍してたようなヤツか、
 ……何かの理由でアリーナから見逃されてたヤツか」

       「ともかく、貴重な情報ありがとうございました!」

吾妻は笑みを浮かべて、舞台にいる『扇原』への拍手を再開した。

>>538(美作)

試合は終わった。『門倉派』もまた一歩を踏み出した。

ここにはいない『仲間』も含めて……
ここで見た光景が、より先への足掛かりになるだろう。

>>540(ソラ)

        パチパチパチパチパチパチ

あちこちから聴こえる拍手。
彼らの全員がこの場所の意味を信仰しているのか、
少なからず『ソラ』同様冷静な者もいるのだろうか?

            パチパチパチパチパチパチ

渦巻く破裂音は心を読み取らせるものではない。
独り言つ言葉に食ってかかる者もおらず、
会場はただ、『勝利者』の言葉を待っている。

「それならそれでもいい。
 だが、『ここもある』」

        「一応、覚えておくといいだろう」

冬川も反論はしない。

僅かに残ったアイスは既にほとんど溶けていたが、
それでも固さの芯を僅かに残し、食感と共に冷やし続けた。

542『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/22(木) 08:32:43
>全体

一人は星を見て、一人は泥を見る―――――――――
闘技場の熱は二人の闘士が生み出し、そして勝者へと収束する。

                 ジジッ

『マイク』は『扇原』の手元に来ると、それ以上は動かない。

             ―――――――――――そして。

「皆さん、応援ありがとうございました。
 今、僕が……『扇原映華』が言いたいことは、次に言うことだけです」

『扇原』は――――左耳にバチバチに開けているピアスを
右手で一撫ぜすると、闘技場内に向けて堂々と言い放つ。

「僕はここに『星』を見に来たつもりでいました。
 しかし今日、『掴める』ものだと感じ――『一番上』を取りたくなりました」

          「いつになるか、まではわかりません」
                                 「それでも必ず」
             アリーナ・スター
「この『扇原映華』は『闘技場の星』になります」

「――以上です」


  ワアアアアア  アアアア
    
      「扇原選手〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
                        「扇原ァァアアーーーーッ」

          「また来いよッ!!!」 
                       

     ァァァアアアア   ァァァァ  

実況解説者は、扇原に――――歓声に水を差す事はない。

    「『C級』から早く上がって来なさァい!!!」

                ァァァァァアアアアアアアアアアアアア

暖かいだけではない、虎視眈々と戦いを望む闘気の声も渦巻く。

             「結城ィィィーーーーーッ次は勝てよッッ!!」

                        「威武ッ! 扇原逃がすなよッ!!」

                アアアアアアアアア ―――――――――――


その中を、勝者は外に向けて歩いていく。

試合観戦はもうじきに終わりだ。
帰り支度や、何か話しておく事があるなら今のうちかもしれない。

543宗像征爾『アヴィーチー』:2022/09/22(木) 16:32:59
>>541-542

「厳密には、その連中は『エクリプス』が滅びる以前の段階で、
 組織から『独立』を図っていたらしい」

「自らの『旗色の悪さ』を悟ったというところか」

『扇原』の『宣言』を聞きながら、そのように付け加える。
互いに『闘志』を燃やした両者の戦いを見届け、
その中で一瞬の『羨望』を覚えたのも事実だ。
しかし、やはり『この場』は、
俺が立つべき場所ではないのだろう。

「『廃ビル』で『四人の死体』が見つかった話を知っているか?」

ここから立ち去る前に、
もう一つの『清算』を終えなければならない。

「俺が『目撃者』から聞いた内容によると、
 『スタンド』が関与している疑いが強い。
 それが『鈴蘭のスタンド』だったという話だ」

『本体』に関しては伏せておく。
『熊野の証言』が真実である保証もない。
現段階で『犯人』だと断定できない以上、
悪戯に情報を広める事は『当人』の今後に関わる。

「自分も同じ場に居合わせ、襲われて辛うじて逃げ延びた。
 その結果、自分は助かったが、他の者は殺されたと――」

『熊野風鈴』についても、
明かすのは『必要な部分』のみに留める。

「だが、『目撃者のスタンド』は、何かを隠している」

『フォー・エヴァ・ロイヤル』の不可解な態度が脳裏に浮かぶ。

「そいつは『自立した意思』を持つ。
 『ノコギリザメ』のような『低知能』ではなく、
 人間と同等の『知恵』を備えていると見ていい。
 『本体の証言が真実かどうか』を質問した時、
 『そのスタンド』は明らかな『動揺』を示した」

『ノコギリザメ』は『一つの事』しか考えていない。
同じ『自立意思』という範疇に属する機能だが、
その『思考能力』には比べようもない程の開きがある。
だからこそ、『あの反応』が気に掛かった。

「『鈴蘭のスタンド』が『危険な存在』であるなら、
 『相応の対処』をすべきだろう。
 そして、現状では『目撃者の証言』も信憑性に欠けている」

「――『真実』を確かめるために、
 俺は『鈴蘭のスタンド使い』を探している」

言葉の最後に、改めて会場内を見渡す。
『鈴蘭の少女』がいない事は確認したが、これだけの規模だ。
この中の数人と街中で出くわす機会がないとは言えない。
それぞれの素性は知らないが、
おそらく『スタンド使い』ではあるだろう。
全員は不可能にしても、ある程度の顔を覚えておけば、
どこかで役に立つ可能性は有り得る。

544美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2022/09/22(木) 17:30:37
>>541-542(GM)
>>(門倉)

扇原の『マイクパフォーマンス』。
それを見て、『過去の経歴』を思い返す。
『アイドル』として『ステージ』に立っていた日々の記憶を。

「いいですねえ。『ああいうの』って」

かつての『美作くるみ』は紛れもなく『スター』だった。
ただ、ずっと光り輝き続ける事は出来なかった。
『MIMI』は『流れ星』だったのだ。

「私達も頑張らないといけませんねえ。
 『他の追随』を許さない『無二の地位』を築くために」

今、自分は『星になる』のではなく、
『星を作り出す側』に回っている。
もしくは、『アリーナ』という大きな世界で、
『新たな星』を目指す側かもしれない。
または、その『両方』だろう。

   「『門倉良次』と『美作くるみ』なら、
    『それが出来る』と思ってますから」

            ニコッ

明るく、それでいて自信に満ちた笑みを浮かべ、
門倉を見つめる。

「ああ、そうそう――
 今度『星見駅前フリーマーケット』が開催されるんですけど、
 そこで『公開収録』をやる予定があるんです」

「『人が多い場所』って、『スタンド使い』も増えるでしょう?
 地元のパフォーマーも出演するみたいですし、
 『良さそうな人材』がいないかどうか、
 ついでに気を付けておきますよ。
 『本来の仕事』に支障が出ない範囲で」

この町に『スタンド使い』は数多い。
そして、『裏の世界』で名を馳せている者も、
決して少なくないはず。
しかし、『表の世界』で『知名度』を持つ『スタンド使い』となると、
その人数は一気に激減する。
もちろん、知られているからこその『リスク』を伴う。
一方で、『情報』と同じように、
使い方によっては非常に強力な『武器』だ。

「そのためにも――まずは『作戦会議』ですね」

『試合』が終わったら『食事』に付き合う事になる。
今日は『愛車』で来てはいないが、
『アルコール類』は控えておこう。
別に『警戒しているから』ではなく、
これが『話し合いの延長』だからだ。

545門倉『ソウル・ダンジョン』:2022/09/22(木) 22:23:22
>>538
>>544(美作)

「よし―――それじゃあ………」

『門倉』は頭の中で星見町内の『それなりの店リスト』を検索する。
『派閥の長』とその右腕が『会合』するのだから、
これはもうリッパな『派閥運営費』の一環だろう。
自分で自分を納得させ、脳内で『それなり』の予算を確保する『門倉』だった。

 ………

「アラン………そうだね。大人しくしてはいるようだが、
 確かに素性も分からぬ存在。
 一定の『警戒』はしておいた方がいいだろう」

『門倉』が頷く。『門倉』自身の性質としては
そういう『胡乱な存在』を許容する傾向がある。
ただ、『門倉不動産』はすでに『門倉』だけが用いる場所ではない。
『門倉派』も同様だ。『美作』の『警戒』は最大限に尊重すべきだろう。

                    ………

>>542(GM)
 『勝利』した『扇原映華』の言葉―――
『闘技場の星(アリーナー・スター)』になる、というフレーズが胸に来る。
『アリーナ・スター』………『美作』の言うとおり『門倉派』もそれを目指していくべきだろう。

 「そうだね、『門倉良次』と『美作くるみ』なら―――」

『夜空』に浮かぶのは『一番星』だけではない。
『無数の星』の中で自分たちにふさわしい『無二の星』を目指していく。

 『門倉派』という『宇宙船』はきっと、その星に、

                         「辿り着けるよ」

                       ………

「『フリーマーケット』………そういうところなら多種多様の人材が集まりそうだね。
 そこはもう『美作さん』の嗅覚にお任せするよ」

『門倉』自身も勧誘はしたいところだが、『本業』や『副業』含む、
込み入った案件があり、なかなか町に繰り出して勧誘している状況ではないのが実情だ。
また、『門倉』が『美作』のようなスマートな勧誘が出来るかどうかという問題もある。

       ………

  「さて―――」

『闘技場』の熱気は十分に感じる事が出来た。
この熱を自分の中で熟成させ、すべて『門倉派』に注ぎ込みたい気分だ。
『美作くるみ』―――志を共にする彼女と『門倉派のショー』を作り込んでいく。

 そのために次に考えなくてはならないのは―――

      『一体どの店ならば、二人の語り合いを最高のものに出来るか?』


                            という事か………

546ソラ『ステインド・スカイ』:2022/09/23(金) 18:38:50
>>541
「一応な」

こういう時に聞きたいのは勝者の言葉だけだ
敗者の言葉を聞きたいという奴はあんまいない
そういえば、勝利者インタビューはよく見るが
敗北者インタビューというのはあんまり見た事が無い
まぁ、敗者もそんなインタビューは答えたくはないだろう
たまに無神経にインタビューを強要する奴もいるが…

>>542
あいつは何でこんな所の天辺を取りたいのか
理由は分からないが、単に金目当てかもしれない
アリーナの頂点に立てば賞金も莫大な物になるだろうし、それなりの権力も手に入るだろう
それに何かを極めたいと思う事に別に深い理由なんか無いのかもしれないし
こっちも別に深く考える必要は無い

「閉会式は?」

アリーナに開会式とか閉会式とかお上品で畏まったもんがあるとは思わないが

すっかりと溶けてしまったアイスを一気にかき込む
冷たいとは溶けているからキーンとはこないだろう

547『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/25(日) 00:23:24
>>543(宗像)

              「扇原!!」

                  「扇原さぁあああああああん!!」

観客席にはそれなりの数の人間がいるので、
顔を覚えるのであれば近くにいる者や目立つ者がせいぜいだろう。
その中で強いて言えば――――鈴蘭の少女を探していた事もあってか、
10にも満たないであろう『子供』(>>546)が一人でいるのが気にかかった。

「ありそうな話ですね。『エクリプス』は一枚岩じゃない。
 それでも辛うじてまとまってたのは―――――
 利害の一致なのか、なんなのか、オレには分かりませんね」

          ――――そして。

「…………」
「ええ、知ってますよ。オレの個人的な情報網でね。
 『スタンド絡み』なのもなんとなーく察してはいましたけど、
 その情報は初耳ですね。鈴蘭のスタンドも聞いたことはナシ!」

軽薄な声色を張る吾妻は、恐らく情報を持ってはいない。
一瞬の言い淀みは隠すための物では無いように思えた。

「無差別殺人を繰り返すスタンド使いなら話は別ですけど、
 確証ってやつが無いその件だけじゃ、アリーナは多分どの派閥も動かない」

      「――――いや、知れば動くとこもあるかもしれませんけど!」

少なくとも今の段階でアリーナの協力を得るのは難しそう、だが。


「ただ、『オレ個人』としてはその件、興味アリですんで。
 連絡先を教えときます。スタンド使いひとりの人手が必要なら呼んでください」

              スッ

名刺――――電話番号と名前だけが書かれたそれを差し出された。その真意は読めない。


>>544-545(門倉派)

勝者の大言壮語は見る者達にも火を点ける。
選手としてでは無くとも――――
一流にして唯一無二の人材達を抱え、謎めいた刃を秘める男を御しながら、
二人の描く未来予想図は、さらなる『飛躍』のためにある。

           ……あくまで『作戦会議』だ。
              ……無論そこに楽しみも見いだせはする。

                       「扇原ぁああああっ」

   ワァァアアアアアアアア ―――――――――――――― !!!

             「また来やがれよォ〜〜〜〜〜〜〜!!」

この熱をやがては自分達のショーで、
集めた『人材』達に向けられるだろうか?

そこのところは新たな『派閥の長』と、『実況者』の手腕にかかっている。可能性は無限だ。


>>546(ソラ)

アリーナの試合でどの程度儲かるのかはよくわからないが、安くはないはずだ。
また以前の『仕事』のことも考えれば、アリーナは単なる『競技団体』ではない。
一流のプロアスリートが競技の運営者に対して一定の影響力を持つように、
勝利を重ね名声を得ればそれは虚栄ではなく『実』に結びつくかもしれない。
様々な理由は思いついても答えに至れるのは『扇原』本人だけだろう――――

「大きなイベントならする事もある。
 今日のような単発の試合ではそういう物は無いな」

溶けたアイスからは甘味と僅かな冷たさを感じた。

                            「結城ぃィィィイ」
                                         「扇原ァ〜ッ!」
                      「扇原!」
  
歓声の熱はそれを中和する物でもない。
ほかならぬソラの中にある冷えた芯は、外からの熱で容易く溶ける物でもないだろう。

「事実、『観戦』でなく『視察』に来ていた人間は帰り始めている」

冬川の言葉通り、出入り口に向かって行く人間の姿も見える。帰るなら帰っても問題なさそうだ。

548宗像征爾『アヴィーチー』:2022/09/25(日) 14:53:48
>>547

一定の秩序が保たれているとはいえ、
真っ当な世界とは言い難い。
誰が紛れていようと不思議はないのだろうが、
それでも目立つ存在である事には変わりがなかった。
本来なら、幼い子供が一人で訪れるべき場所ではない。
だが、子供であっても油断ならないのが『スタンド使い』だ。
自分の身を守れるだけの力を持っているとすれば、
自らの責任において自由を行使する事は、
間違いではないと言える。

「個人としては『承服しかねる』が――」

独り言のように呟き、子供から視線を外す。
同時に、吾妻の言葉が耳に響く。
『アリーナ』と同じ理由ではないのか。
そのように考えたが、意識の中だけに留めた。
口に出したところで何の意味もない。

「今の段階で『アリーナ』に動かれるのは、俺としても困る」

「あんた達が動けば、事は確実に大きくなるだろう。
 始まってしまった後に『間違いだった』では済まされない。
 どうするにせよ、まずは『事実』を確認する必要がある」

「――その『仕事』は俺がやろう」

そして、差し出された名刺を見下ろす。

「あんたからは以前もらっていた筈だが、
 『携帯電話』を爆破した時になくしてしまった」

「丁度いい機会だ」

受け取った名刺を胸ポケットに収め、席を立つ。

「生憎、俺は電話を持ち歩いていない。
 もし掛かってくるとすれば『公衆電話』になるだろう」

「それだけを覚えておいてくれ」

この場でやるべき事は全て終えた。
溢れんばかりの熱気で覆われた会場に背を向けて、
出口に向かって歩き出す。
『地獄』に戻る時だ。

「『ドクターペッパー』だったか――」

片手に握ったボトルを、おもむろに持ち上げる。

「――『悪くない味』だった」

549美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2022/09/25(日) 15:43:50
>>545(門倉)
>>547(GM)

「もう大興奮!!とっても凄かったわよォ〜〜〜〜!!」

    パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ

『二人の選手』に向けて、惜しみない『歓声』と『拍手』を送る。
彼らが織り成す『試合』は、実に見事なものだった。
自分には、到底マネの出来ない立ち回りだ。

「――――次は『私達』の番ね」

それと同じく、『美作くるみ』の存在も、
彼らには決してコピー出来ないだろう。
『パーソナリティー』という名の『インフルエンサー』としての地位は、
名前だけの『ハリボテ』ではない。
『喋り』・『話術』・『トーク』の技術に関しては、
誰にも負けないと自負している。
もちろん彼らだけではない。
この町の誰にも負けるつもりはない。

「さて……『ヒーローインタビュー』も終わりましたし、
 ボチボチ出ましょうか?」

志を同じくする『パートナー』に声を掛ける。
試合も終わりを迎え、本格的に幕が閉まる頃合だろう。
この『熱』が冷めない内に、
『話し合い』を続けたい気持ちだった。

「『今日の行き先』はお任せします。
 あぁ――でも『最終目的地』は決まってますよね」

改めて、『会場全体』を見渡す。
ここまでの規模に仕上げるには、
相当な尽力が必要になるだろう。
しかし、不安は感じない。
何故なら、『それが出来る』と確信しているからだ。
『アリーナ』にとって『門倉派』は、
じきに『無視できない存在』になる。

「――――『楽しみ』にしてますよ」

             フフッ

とりあえず、今は『次の場所』へ進む事が『今夜の目的』だ。

550ソラ『ステインド・スカイ』:2022/09/25(日) 19:27:39
>>547
「そうか」

結局、今日はホットドッグとビールとアイスを食いに来ただけだった
そこそこ美味かったが特別美味いというわけでもない

「今度はもっと美味いもん用意しといてくれ」

冬川に言ってもしょうがない事だが
そもそも今度なんてあるのか?

まだ熱の冷めやらない会場の出口へ向かって歩いて行く
ゴミを捨てたいんだがゴミ箱はあるのか?

…家、鍵かけたっけ

551門倉『ソウル・ダンジョン』:2022/09/25(日) 21:11:51
>>547(GM)
>>549(美作)

    パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ

『美作』の拍手にあわせるかのように、『門倉』も大きな拍手で選手たちを称える。
『闘い』について、『門倉』は極力避けたいと思っているし、
必要ならば『委託』するのがベストだと考えている。
しかし、それはそれとして、単純な『強さ』への憧憬というものがある。
今回、それを存分に堪能させてもらった。

 ………

 「それじゃあ、そろそろ、出るとしようか」

『駅前』の高級ホテルの高層レストランがスマホで予約出来た。
そこそこ『高級』ではあるがドレスコードみたいなものもない。
『美作』を連れていくのは、ここがベストだろう。

「『最終目的地』は、もちろん決まっている。
 ただ、そこ行くまでに、様々な道程を経なくてはならない。
  これから行くのは、その一歩」

『門倉』は『美作』をそっとエスコートする。
まだまだ『語るべき』事は、多分に残っている。

             フフッ

           「――――ああ、実に『楽しみ』だ」

とりあえず、今は『次の場所』へ進む事が『今夜の目的』だ。

552『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/27(火) 12:27:29
>>548(宗像)

「誰が困っても――――動くときは動きますけど!
 ま、今がその『とき』じゃないのは共通認識ですよね」

      「前の名刺はアリーナのです。
       今度のはオレ個人のもの。
       オレも今回は個人的に調べてる」

デザインに大きな違いこそ無いものの、
もし覚えていればだが――――電話番号が前回と違った。
個人としての名刺を作っている理由は分からないが、
彼には彼なりに、アリーナ職員以外の顔もあるのだろう。

「死んだヤツはオレの知り合いですんでね!
 復讐ってのをする気はないですけど、
 黙って知らんふりしてる気はしないんですよ」

          ニッ

「『爆弾』を買い換えたら教えてくださいよ。
 こっちから連絡する方法も欲しいんで!」

       「それじゃー、またどこかで。
         試合が見たくなったってときも、
          連絡してもらって構いませんよ!」

      ピッ

片手をあげて、立ち去る宗像を見送る吾妻――――
闘技場の熱が業火をひととき退けても、帰る先はいつでも――――無間の地獄。

>>549 >>551(門倉派)

               パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ
    パチパチパチパチパチ
      パチパチパチパチパチパチパチ―――――――――――!!!!!


美作と門倉の拍手と声に触発されるように拍手と歓声は過熱する。
二人が立ち去った後も、闘技場にはそれが残り続けるだろう――――

>>550(ソラ)

「善処しよう。お客様の意見は重要だ」

            スッ

冬川が頷き、ゆっくりと一歩離れる。

    「気が向けばまた来るといい」

ソラにその気があってもなくとも、
アリーナは『今度』の機会を用意しているだろう。

ゴミ箱は出入り口の近くに発見できた。
心配事は日常の中。ここを出れば再び、熱の外の星見町だ。


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