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【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』 その2

584『晴れ……時々 雨』:2023/06/15(木) 13:46:09
>>582-583(たびたびレス遅れ申し訳ない)

 「そうっスね! 悪の小角っチ、番号ゲット大作戦は大成功っス!(小声)」

同じく、朝山も斑鳩に対しハイタッチをする。そして、!ケゲラパニの隣に
居る少女に遅れて気づくと、物怖じせずに近寄って挨拶するだろう。

 「こんちわーっス! ケゲラパニ先輩の友達っスか?
自分は朝山 佐生っス! うちゅーとーいつ部の部長もしてるんっスよ!」

宜しくっス! と握手の手を差し出す。




 「それじゃあ、僕も用事終えたんで失礼します。また何かあったら
宜しくねー、先生」

 雨田も、職員室から少し遅れて出てくる。

「朝山ちゃん、斑鳩君ー。どう? バッチし成功した?」

そして、糸目を僅かに片方開いてケゲラパニと見知らぬ女性に視点を移動させる。

(……『蛇竜』……謎の幽霊が消えた後に、謎の女の子、か)

 偶然か? または、これは符号が合っているのか……。

雨田は、先程起きた未知なる遭遇と、未知なる女性の繋がりも一瞬考えたが。
 それ以上に気になったのは、色黒の女性の『ミミ』だった。

ケゲラパニのミミに対しても関心は抱いてる。愛する存在(ミミ)に対して
性別や人種の境界など無いのだから。


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