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【ミ】『星のダイアローグ』

1『朝山』:2020/12/01(火) 10:52:21
――星も時をかける旅行者だった。
どれだけ多くの太古の光の点が、今は死んでいる
太陽の最後の響きだったのだろうか?
        『ランサム・リグズ』

―――――――――――――――――――――――――――――

★ここは『朝山』がGMのミッションを行うスレです。

349『サマー三連星』:2021/06/21(月) 19:37:40


   ジリジリ・・・

            ミーンッ  ミーンッッ   ミーーンッッ!
 時間帯は日中……本日は暑い日照りが地面を灼いてセミの鳴き声が煩く感じる。

『貴方達』は、私用か何かで星見町の何処かを歩いているところだった。

特に何時もと代わり映えのない環境音と真夏の陽が鬱陶しい日常……
それがもう少しで、急変する事を全く予期しないままに。

―――――――――――――――――――

お待たせしました。


小翠PC・小石川PC・ソラPC

以下のテンプレートでレスをお願い致します。

┌─────────────────
│2〜5行ほどのスタンド能力の概要

│『スタンド名』
│破壊力:〇 スピード:〇 射程距離:〇
│持続力:〇 精密動作性:〇 成長性:〇
└─────────────────
┌─────────────────
│スタンド能力詳細:
│能力詳細へのURL
└─────────────────
┌─────────────────
│持ち物、服装
└─────────────────
┌─────────────────
│簡素なプロフィール
└─────────────────

また、もし一週間レス返信が不可能等と状態に至った場合には
相応の処理(※デスペナとかは無いが、敗北措置)となります。
今回のミッションは少し特殊であり、一人、敗北になると別PCに
そのNPCが援軍となり負担となる可能性も高いので、その点だけ
注意を願います。

350小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/21(月) 20:47:49

  コッ コッ コッ……

着慣れた『喪服姿』で、この街の通りを歩く。

       コッ コッ コッ……

『墓参り』を終えた所だった。
以前は、そこに行く事にも辛さを感じた。
忘れる事の出来ない記憶と向き合う事が苦しかった。
けれど、心に誓った。
きっと『彼』は『未来』で待っていてくれる。
だから、私は『今』を生きなければならない。
『過去』を忘れるのではなく、それを受け入れて――。

             ……スゥッ

ふと立ち止まり、バッグの中身を意識する。
思い出すのは『そこにあったはずの物』の事。
『鎮静剤』――何よりも甘美な『死の誘惑』に抗えなくなった時、
いつも支えられてきた。
だけど、それが今はない。
代わりに存在するのは『第二の刃』。
決して他者を傷付ける事なく、
自分だけを傷付けられる『不殺の刃』。
自分の中にある『それ』に思いを巡らせ、しばし目を伏せる。

                 コッ コッ コッ……

やがて正面に向き直り――再び歩き始める。

◆能力概要◆

己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』Suicide Life
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』Be Hurt.
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

◆能力詳細◆
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/140-141


◆所持品◆
財布・スマホ・包帯・ハンカチ・ティッシュ・500mlミネラルウォーター
手製の香り袋(中身は乾燥させたラベンダーとアロマオイル)
以上の品物を入れたハンドバッグ

◆外見◆
年齢28歳・身長170cm・黒髪のアップヘア・色白の肌・細身の体型
洋装の喪服・黒いキャペリンハット・ミドルヒールパンプス
左手薬指に結婚指輪・右手薬指に形見の指輪

◆簡易プロフィール◆
『自殺願望』と『自傷癖』を抱える未亡人。
『亡き夫の分まで生きる』という約束を果たし、
命を全うした先で『再会』するために生きている。
かつては自傷用の『果物ナイフ』を『鎮静剤』として持ち歩いていたが、
『スタンドの成長』を経て、『決意』を新たにする目的で手放した。

351ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/21(月) 21:10:33
ジリジリジリジリと蒸し暑い熱気
       ミンミンミンミンと煩いセミ

さっき公園で買ったかき氷を食いながら、街中を歩くソラ

(うるっせぇなこいつら…)
―――――――――――――――――――
俺の名はソラ
俺には過去の記憶が無い
誰かに何かされたのか?まぁ、そんな事は今はどうでもいい
俺はこれから昼飯を食いに二郎に行く所だ
―――――――――――――――――――
雲の冠と、ステッキのスタンド。
ステッキで触れたものを浮上させて『雲』で覆って浮かせ続ける。
冠をつけているときの本体のみが、雲に干渉したり、上に乗れる。
雲にした無生物が『氷点下』の場合、そこから雪を降らせる。

『ステインド・スカイ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/177-178

所持品・服装:うさちゃんフード付き黒パーカー
スマホ、財布、ピンポン玉4つ、野球ボール2つ、今食ってるかき氷

簡易プロフィール:
赤い瞳と白い髪が特徴、身長120、多分7歳くらい、女、記憶喪失

352小翠『タキシードムーン』:2021/06/21(月) 21:48:01
┌─────────────────────────────
│『豆電球』サイズの『ゲンジボタル』のヴィジョン。 
│ヴィジョンの『光』を浴びた『本体』は、
│己の『理想』たる『男性』に『持ち物』と共に『成長』する。
│『女性』と共に光を浴びることにより、
│その女性の抱く『理想像』へと『成長』できるが、
│本体を『子供』と知る者には『理想』を投影できない。
│ 
│『タキシードムーン』
│破壊力:E スピード:D 射程距離:A(50m)
│持続力:D 精密動作性:D 成長性:A
└─────────────────────────────
┌──────────────────────────────────────────
│スタンド能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453644099/127
└──────────────────────────────────────────
┌─────────────────────────────────────
│持ち物、服装:半袖のワイシャツに長ズボン、背中にはランドセルを背負っている
│ランドセルの中:ノート、筆箱、教科書、防犯ブザー、たくさんの輪ゴム、スマホ
└─────────────────────────────────────
┌──────────────────────────────────────────────
│簡素なプロフィール:星見町の『ドンファン』と呼ばれ、多くの女性と愛を交わした祖父に憧れる少年
└──────────────────────────────────────────────

★外見―やや色素の薄いくせっ毛をボブカットにした髪型
 幼さを残す顔つきはやや華奢であり、男子というよりも女性的なイメージを相手に与える
 
★小翠の『理想像』―ラテン系の彫りが深い顔立ちをした金髪の男性
 年齢としては20代後半くらいに見え、髪はオールバックにして撫でつけている
 一昔前の『ハンサム』というような印象を与える
 
 実際の所、この姿は小翠の祖父が若い頃の姿である
 祖父は戦後の日本に単身乗り込み、経済の混乱の中で一財産を築いた傑物であった
 その活動は多岐にわたり、裏社会の人間と激しくやり合う事もあったという

>>349

「あちぃ〜〜〜〜〜〜!」

日がカンカンに照り付ける道路を一人の小学生が歩いていた
午前中の授業を終え、これから自宅へと帰る途中だ

「めちゃくちゃ暑いけどさ、来月になれば夏休み!
 家で1日中ごろごろしたり、ゲームしたり出来るぞ!」

353『サマー三連星』:2021/06/22(火) 14:37:03
>>350(小石川PC)

貴方は墓参りを終え、並べられた墓石を抜けて蒸し暑い空気の中を抜けていく。
以前は心苦しさのあった道のりも、数々の邂逅や経験を経て 胸の内側を疼く痛みを
一つの力へと変える事を覚えられた。

 「あれ? あらっ 小石川さん、久しぶりじゃないのーっ!」 たったっ

丁度墓地を抜けた所だったであろうか……横から元気な声と共に駆け寄る女性が居た。

興味「元気にしてたかしら? 私、ここら辺で取材があって丁度終えた所なの!
それにしても奇遇ねーっ、何だか前より小石川さん綺麗になったんじゃない?
力強い雰囲気になったって言うか……」

何時ぞやの新聞記者、興味 有菜だ。変わりなく彼女はテンション高くに
最近起きた世間話をしてから、そうそう! と思い出したとばかりに告げる。

興味「実はねっ、昨夜に××番地付近のアンティーク店で強盗騒ぎがあってね! 
店に居たのは店長だけで、幸い拘束されたぐらいで怪我人は居なかったんだけど……。
盗まれたのが、ちょっと変で金庫とかじゃなく幾つかの年代物の棚とかだったの。
確かに、そう言うのって結構な価値があって良い値段するだろうけど盗むにしたって
嵩張るじゃない? 店長曰く、『岡山の品』だけど、結構傷んでいるし値段としても
良くて15万するかしないかなんですって。それに、強盗の三人組もどうやら車なり
何なり乗らずに棚をどうやってか運んで消えたらしいし」

これってミステリーよね!? と、興味はキラキラとした目で言い切る。
確かに、これは奇妙な事件と言える。三人組の強盗、そして余り価値のない大きな
物品を車などで運搬する事もなく盗んだ……。

>>351(ソラPC)

セミの喧しさに苛立ちを覚えつつカキ氷を食す貴方。
記憶の空白は今の貴方にとって差し支えるものではない。ニンニク増しまし
油がこってりのったラーメンが待ってるのだから。

   スゥー……。

すると、貴方の歩く目前の横側にある細道部分から『白い雲』が地面を這うように
浮遊してきた……どうやらスタンドで出来てる物体のようだ。

>>352(小翠PC)

炎天下に悲鳴を上げつつも、貴方は来月に待ち受ける楽しい日々に胸を昂らせて
下校中だ。その間、十字路となる通路で複数の走る音が喧しく接近してきた。

 ダダダダッ ピタ……。

道を駆けてたのは黒服スーツの男女が5,6名だ。この猛暑の中を長袖で真っ黒な
衣服で団体で居るのは見るだけで暑苦しさすら覚える。
 その集団は貴方を見ると一瞬立ち止まった。だが、直ぐに視線を反らして
眼中にないと言う態度で仲間内で会話をする。

「……違うな、この辺は小中学校が近いから紛れ込んでる可能性が高いんだが」

「もう既に他の仲間と合流してても可笑しくない。急ぐぞ!」

 ダダダダダッ……ッ。

口早に、会話しつつ明後日の方角へ去っていく。……一体何だったのだろうか?

354小翠『タキシードムーン』:2021/06/22(火) 17:27:15
>>353

「うわ〜〜〜・・・凄い、暑苦しそうな人達
『クールビズ』とか考えてないのかな? そういう『ブラック企業』?
 やだなー、俺が大人になったときにそんな会社に入っちゃったら」

熱い中に暑苦しい連中を見てちょっとうんざりとした気分になる

「何かあったのかな?
 誰かを追いかけてるとか?
 よ〜〜〜し!」

幸い、今日はもうこの後に予定はない
ちょっとした好奇心に惹かれて、黒服達の後を追いかけてみる事にした

355ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/22(火) 18:07:56
>>353
今日が二郎デビューの日だ
ヤサイマシマシアブラカラメニンニクチョモランマだったか…
態々長ったらしい呪文を詠唱できるように練習してきたし、ロットバトルのルールも予習してきた

だのに!

これから何か大変な事に巻き込まれそうな予感だ
君子危うきに近寄らず!
この様なあからさまに怪しい物には近寄らないのが賢い選択だ
しかし、このまま素通りしたら話が進まねぇだろうが!という気がする
それこそギルティ…!という物だろう

恐る恐る、『白い雲』の発生源を辿ってみる事にしたソラ

356小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/22(火) 20:23:55
>>353

  「――……ご無沙汰しています」

           スッ

意外な相手と対面し、再会の喜びに表情を綻ばせながら、
丁寧に頭を下げる。
彼女と初めて出会ったのは、
『不思議な工場』について調べた時だった。
あの頃の自分は、
自らに宿る『スーサイド・ライフ』を自覚したばかりで、
スタンドについて、まだ何も知らなかった。

  「『クリスマス以来』ですね……」

彼女と二度目に顔を合わせたのは、
ちょうどクリスマスのシーズンだった。
あの時は、『イルラ』というスタンド使いの女性と知り合い、
追われている彼女を逃がすために、
『追っ手のスタンド使い』との争いに身を投じる事になった。
同じ場に居合わせた『白い髪の少女』は、
今頃どうしているだろうか。

  「『強盗』――ですか……」

興味の話に耳を傾ける。
アンティークを扱う店から棚が盗まれた。
実物を見た訳ではないし、専門的な知識はないので、
実際の価値は分からない。
ただ、確かに運びにくい品物だとは思える。
持ち去った方法が明らかではない事も奇妙に感じた。

  「……他になくなってしまったものは?」

  「その棚よりも高価で……
   持ち運びのしやすい品物はなかったのでしょうか?」

心に浮かんだ疑問を、ぽつりぽつりと口にする。
興味には、『クリスマスに起きた事件』の際に、
手助けしてもらった事を覚えている。
それを返すために、
今度は自分が出来るだけの事をしたい。

357『サマー三連星』:2021/06/23(水) 00:10:55
>>354(小翠PC)

黒服A「よし、俺たちは彼が良く通っていたゲームセンター付近に向かう。
そっちは、通行人に聞き込みがてら周辺の探索だ」

黒服B「了解。……ん? おぉ、この辺の子かな?
いや、怪しいもんじゃないんだ。少し人探しをしていてね」

小翠が好奇心のままに後を追うと、黒服数人がゲームセンターへ向かうと
言って走り去り、残る数名が散らばると共に一人が貴方に気づいて
胸ポケットから二枚の写真を取り出す。

ttps://picrew.me/image_maker/407340/complete?cd=Af7khrAkaT

ttps://picrew.me/image_maker/8386/complete?cd=8BfJZQVABp

「この二人を何処かで見かけなかったかな?」

>>355(ソラPC)

白い雲は細道より、貴方が居る通りをフワフワと浮遊する。
軽く警戒心をもって近づくと共に、雲はそこで停止する。

?「お〜〜やぁ〜〜スタンド〜〜きみ〜〜見えてるよ〜〜だね」

すると、間延びした声と共に雲より遅れて細道から人影が出てくる。

ttps://picrew.me/image_maker/678875/complete?cd=sfpGROpiip

奇しくも貴方に良く似た髪の色の、何処どなく軽薄さと感情が読みにくい
空気を醸し出す男性だ。

?「け〜〜〜ど〜〜〜ひと〜〜ち〜が〜いかぁ。きみ〜〜
こんな人たち〜〜〜見かけた〜〜〜?」

そう言って、彼は写真を無造作にソラへ見せびらかす(小翠PCのと同上)
小麦色の健康そうなギャルと血色が悪い中学生程度の男子の写真だ。

>>356

興味「そりゃーアンティーク店だものね。大体が日本の古い品物だけど
価値のある茶器とか持ち運びやすいものなら結構あったから、盗まれたのが
大棚だけって言うのは店主も不思議そうだったらしいわよ。
あと、強盗の一人がレジの小銭とか一万円札を二枚ぐらい盗ってた見たい。
何だかその時の様子からして、犯人の一人は大人見たいだけど残りの二人は
どうも子供っぽかったようね」

ゲーム代ゲットーとかレジの金を盗みながら言うのと、それを諫める大人の
声を店長が縛られて転がりながら聞いたみたいだから。
と、興味は付け加えた。

興味「警察関係者の知り合いとかに聞いたら、その店の周辺にある
防犯カメラには走ってく三人組らしい人は居たけど肝心の大棚は
映ってなかったようなのよ。
 うーん! 一体どうやって強盗団は短時間で、その棚を盗んだのかしらね?」

これはスクープの予感がするわ! と興味は目を光らせる。

興味「それにしても暑いわねーっ 小石川さん。
近くに、そう言えばアイスクリーム屋さんがあったと思うから
寄っていく?」

手でパタパタと顔を仰ぎつつ、興味は貴方にそう誘う……。

358小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/23(水) 01:05:30
>>357

棚よりも持ち運びやすく、棚と同等以上の価値がある品物。
それらが手を出されず、棚だけが消えたという事は、
やはり最初から棚だけが狙われていた事になる。
単純にお金が目当てなら逆になるはず。
辻褄が合わない。
または、その棚に、
『店主が気付いていない価値』があったのか。

  「……どこかに隠したのではないでしょうか?」

  「後から運び出すつもりで……」

思い浮かぶのは、その辺りだった。
逃げる時に持っておらず、現場にもなかったという事は、
別の場所に隠したという線が考えられる。
というよりも、それ以外には思い付かない。

   ――……『スタンド』。

『その可能性』を除いては。
犯人が『スタンド使い』ならば、
不可能に思える事も可能になる。
三人の中に『スタンドを持つ人間』がいたのだろうか。
あるいは、その『全員』が。
万一そうであったなら、これだけで終わるとは思えない。

   ――……。

『スタンド使いの派閥』とは、
これまでに何度か遭遇してきた。
『遠島高校』で対峙した『リンゴ・ナイチンゲール』一派。
『紅鏡町』で向き合った『イズ』一派。
彼らは、それぞれが何かの『目的』を持って動いていた。
もし今回の件も同じであるとするなら――。

  「ええ……ご一緒します」

興味に同行し、彼女と共に歩く。
その最中も、頭の中では考え続けていた。
仮に『スタンド』だとしたら、
どんな『能力』を持っているのだろう。
おそらくは、それを使って棚が盗み出された。
幾つかの可能性は浮かぶものの、情報が少ない状態では、
どれも決定的と呼べるものではない。

359小翠『タキシードムーン』:2021/06/23(水) 01:28:05
>>357

「うーん? 知らない顔だね?
 ていうか、目ッあかっ! 徹夜明けの写真?」

見せられた写真に驚きながらコメントを返す
ちなみに、目の前の黒服は男性でしょうか?女性でしょうか?

「こっちのおねえさんも全然知らない・・・・
 この人たちって何かやっちゃったの?」

360ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/23(水) 10:18:28
>>357
「…この雲はお前のスタンドか」

男の間延びした声に妙に気が抜けてしまうソラ
だが、男にはあまり近寄り過ぎないように
気を付けるに越した事は無い

テンポの悪い喋り方に若干ゃイラつきつつ写真を拝見する

「いやぁ、知らないな
 アイドルユニットか何か?」

361『サマー三連星』:2021/06/24(木) 10:17:34
(レス遅れ失礼しました)
>>358(小石川PC)

興味「そーねぇ、多分どっかに隠したんだろうけど、何処に隠したのかしら?
犯行は、ほぼ5分足らずで終わったようだから、隠すにしたって成人二人分程度の
大きさでしょう? 重いし、目立つし、周辺には都合の良い空き家とか倉庫なんて
無いんだもの。犯行現場近くには、多分暑いから打ち水したんだろうけど
『幾らか水の痕』がある位ね。店長はした覚えが無いって言うから近くの住民だろうし
変って言う変な事は無いのよね……うーん、このまま迷宮入りなのかしら」

アイスを食べつつ、興味は唸りつつ呟く。クーラーが効いて今まで外の熱気を
耐えてた体にホッと冷たい癒しが駆け抜ける。

興味「まっ! 強盗団に関しては情報不足だし、あとは警察なり任せて吉報を
待つしかないわねっ。さーてっ、あらかた取材は終わったし、このまま会社に……」

客A「そうそう、この辺の近くの廃ビル。見たのよ、梟マスクした男」

客B「えー 怖いー。新手の変態かしら?」

 その時、アイスクリームを食べていた近くの客の談笑を耳にとらえた。
記者として、地獄耳な興味も同様で。劇的に反応すると共に、その客が後ずさりする
勢いで『その話、もうちょっと詳しく!』と、迫って話を聞く。

客は、勢いに押されて軽く委縮しながら告白すると。興味は貴方に振り返り
目を輝かせて饒舌に言う。

「スクープ! スクープよぉ小石川さん! 今から、一時間程度まえに
此処から数分歩いた閉鎖ビルで、こぜにくろうマスクらしきした体格の良い男性が
入る所を見たんだって、この人達!
 三人組の強盗も、同じ覆面をしていたのよ! こうしちゃ居られないわ!
警察……いえっ、不確定な話だけじゃ来てくれないかも! 現場に言って
そいつの写真を撮影するわ! 今月の一面大スクープよぉー!!」

そう、彼女は夏の太陽に負けないテンションで意気揚々とアイスクリーム屋を出る。
何とも危なっかしい感じだ……彼女を遠くから、もしくは同行して直ぐ傍か選べるか
ひとまず後を追ったほうが、安全だろう……。

362『サマー三連星』:2021/06/24(木) 10:44:00
>>359(小翠PC)

目の前で片膝をついて貴方に写真を見せたのはサングラスをしてる
ロングヘアが特徴な位の平凡な顔立ちの女性だ。

「この子達は、ちょっと色々事情があって保護観察をしてたんだけど
『ある物』を誰かに唆されて盗む片棒を担いだようなんだ。
今なら、まだ盗んだ物を取り戻せば情状酌量の余地もあるだろうし
被害に遭った人も起訴を取り下げてくれる可能性もある」

だから、見かけたら教えて欲しいんだ。と、言葉を区切り終えた時だった。



 「おい、見つけたっ、見つけたぞ!」
        「そっちだ、そっちへ行く!!」


黒服B「なに……っ!」

屈んでいた黒服が立ち上がり、体を強張らせ服の裏にホルスターで
取り付けてたらしい特殊警棒のようなものを取り出す。

君(小翠)が振り返ると、其処には多数の黒服を引き連れるように
息を切らしつつ水色っぽい髪を揺らしながら走ってくる写真で見た
男子が迫ってくるのを見た! 距離……約10数メートル!


?「……っ    『ステイション・トゥ・ステイション』」キィィンッ……!

    パサパサパサパササァッッ……!!

 少年が顔の位置に掲げた、片手の甲に描かれる枯れ葉模様のスタンドヴィジョン。
それが、輝くと共に彼の周りに実体化スタンドらしき『枯れ葉』が十数枚
本体を中心に舞うように発現される!

黒服B「きみ! 下がってなさい! 『彼野』! 
『アリーナ』は君を決して傷つけないっ。だから大人しく――」

?「……」ギリィ……!

 
 黒スーツ2,3名と貴方。そして、少年の背後から約10数名が枯れ葉の
スタンド使いであろう彼を捕縛しようと迫る。

数はどう考えても、彼を捕えようとしてる勢力が上。だが、能力未知数の
少年は決して抵抗を諦めない表情で迫ってきている……!

君の選択肢は幾つもある。無関係ゆえの傍観、アリーナと言葉にした
黒服達への加勢、または何か事情あって犯罪を行い決死の逃避行をする少年に
力を貸すなど、取れる行動は自由だ。

363『サマー三連星』:2021/06/24(木) 11:04:18
>>360(ソラPC)

出雲「う〜〜う〜〜〜ん、そいつらね〜〜〜僕から〜〜〜逃げてる〜〜〜
わるい人たち〜〜〜それで〜〜〜僕は〜〜〜正義の味方〜〜〜ははは〜〜」

間延びした、人によっては夏の暑さも相まって不快になりそうな間延び声と共に
要約するとソラに説明された内容は、こうだ。

曰く、彼等は不思議な力(スタンド)を以て、とある古い棚を盗んだ。
そして、そのグループの内。この写真の二人は能力者としてアリーナの保護に
至ってたが、隙を見て姿を晦まし、そして見つけた時は窃盗グループとして
行動してたのを発覚。

一度、喋ってる当人はグループ三人と接触する事が成功して捕縛しかけたものの
色々な偶然が噛み合って、三人は散らばり逃走してしまったと言う。

そして盗まれた古い棚も結構曰くがあるとの事だ。強盗グループの誰が保有
してるか不明だが、自分も含めて配下に追跡させてるが、現状誰一人
捕まえられてないと、深刻な内容を感じさせない陽気な笑い声を交えつつ。

出雲「盗まれたの〜〜〜早めに回収しないと〜〜〜けっこ〜〜
まずいからさ〜〜それで僕がぁ〜〜出張ってるの〜〜暑くて動きたくないのに〜」

勘だと、この辺に一人潜んでる筈なんだけどねぇ〜〜。と男が呟いた時だ。

 
          ――ザッ……。

?「……クラウド・ナイン…………アリーナのばけもんがっ!
おめーの所為で……っ」   ズギュンッッ

 !! 男を尾行してたのか、またはスタンドで偵察したのを気づき
背後をとったのか不明だが、ミニスカと幾らか肌の出た服から見える小麦色の肌に
顔だけは梟のマスクをしてるが、十中八九写真の女らしき人物。
その人物が男の通ってきた細道より近寄ってくる。耳が遠いのかどうなのか
間延び声の目の前で空を仰ぐ男は背後より殺気を放つ女に振り返る事すらない!

『雪男の像』のスタンドを発現し、その雪男の手に除雪用具の先端が鋭い
木柄のショベルを産み出して投擲のフォームへと移る!

このままだと、妙な貴方と似た能力である雲の使い手にショベルが脳天向けて
放たれる事だろう……。

364小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/24(木) 18:58:59
>>361

たとえば、棚が分解できるような作りになっているなら、
元の大きさに関わらず隠せた可能性はある。
ただ、『5分』で全てを終えたとなると、それも難しく感じた。
気になるのは『水の跡』があったという部分。
それを故意に残したとは考えにくい。
状況から判断すると、
『残さざるを得なかった』という方が妥当に思える。

  「――……そうですね」

注文したジェラートを口に運びながら、
興味の言葉に相槌を打つ。
同時に、頭の中では別の事を考えていた。
犯人が『スタンド使い』だとしたら、警察には対処できない。
この街で対応が可能なのは『アリーナ』だろう。
今まで『アリーナの人間』と関わった経験は何度かあった。
『コハル』・『葛西』・『防人』・『ベリル』・『アルキス』・『笹暮』。
彼ら『アリーナのスタンド使い達』も、
事態の収拾に当たっているのだろうか。

  「興味さん……『危険』があるかもしれません」

             スッ

  「……どうか十分に気を付けて下さい」

興味が退店する際に席を立ち、会釈をして彼女を見送る。
けれど、このままにはしておけない。
この事件に『スタンド使い』が関係しているのなら、
興味に被害が及ぶ恐れがある。
同じように外に出て、まず人目がない事を確かめたい。
それが確認できたら、『次の行動』に移る。

    スラァァァァァ――――――z______

利き手である『左手』に、一振りの『ナイフ』を発現。
『第一の刃』――『スーサイド・ライフ』。
そこからの『準備』は迅速に行う。

  ザグゥッ! 
         
       スゥゥゥゥゥ――――z____ッ
                             
                           スパッ

一切の躊躇もなく、自らの『眼窩』に『ナイフ』を突き刺し、
外科手術のような精密さで『左目』を抉り取る。
摘出した『眼球』はバッグの中に移動させておく。
次にスカートの裾を軽く持ち上げ、
『スーサイド・ライフ』を太腿に突き刺す。
これで傍目からは、
『スタンド』を発現しているようには見えない。
最後に、帽子の角度を傾ける事で、
『空洞』となった『左の眼窩』を隠す。

        コッ コッ コッ……

全てを終えたら、興味の後を追って『ビル』の近くに向かう。
彼女を一人では行かせない。
だからこそ『同行』する。
それは興味を守るためであり、
彼女を愛する人を悲しませないためでもある。
そして――『スーサイド・ライフ』は、
『こうした状況』には長けている。

365ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/24(木) 20:09:54
>>363
この男の言っている事が本当かどうかは分からないし
もしかしたら、悪党はこの男の方という可能性もある
そもそも、無関係のソラには彼らのいざこざなどどうでもいい事だ

それでも助けに入るのは
不意打ちをしてきた卑怯な女が許せないからか?同じ雲使いの誼か?
単に、今日はそんな空模様だっただけか

『ステインド・スカイ』を発現と同時に、手に持っている『かき氷』を『浮上』
『浮上』した『かき氷』は『雲』に覆われ、しんしんと『パウダースノー』を降らせる

ダッ

出雲と敵の間に割って入り(スB)、『杖』でこれから投げて来るであろうショベルを弾き返す構えを取る
まるで『野球』の様に(打てなさそうなら素直に避ける)

この間延びした男も、敵の接近に気付くだろう
いや、元々気付いていたのか?余計なお世話だったかもしれないな…

366小翠『タキシードムーン』:2021/06/24(木) 20:38:22
>>362

「へぇ〜〜・・・ 悪い人のせいで悪い事をしちゃったなら
 なんとかして謝らせてあげたいね・・・・ うん!わかった!俺が・・・・」

> 「おい、見つけたっ、見つけたぞ!」
>        「そっちだ、そっちへ行く!!」

目の前の女性の力になるべく、『承諾』の言葉を口にする寸前で遠くの方から声が上がる
振り返ると、写真の少年が遠くにいるのが見えた

>「……っ    『ステイション・トゥ・ステイション』」

黒服B「きみ! 下がってなさい! 『彼野』! 
『アリーナ』は君を決して傷つけないっ。だから大人しく――」

目の前で起きる光景を見つめる
驚いた事に、写真の少年はスタンド使いのようだ
だが、それに対抗する黒服の彼女らはスタンドを使う様子はない

小翠の持ついくつかの選択肢・・・・
黒服たちに加勢するか、逃げるか、はたまた少年に協力し事情を聞くか・・・・
その上で、選んだ道は・・・・

(何が起きてるかは全然わかんないけどさ!
 目の前でおねえさんが困ってるんだ! 助けないと!)

黒服・・・・(正確に言えば先ほどのおねえさん)に協力する道だ!
だが、この状況では『タキシードムーン』の能力をフルに活用する事は難しい
普段の『変身』よりもより強力な『変身』を行うには、人目が気になる
だから・・・・・

「う、うん!わかった! 俺は逃げる!」

『逃げる!』と言葉に言ったうえで、一歩後退!
その上で、黒服の女性の背後に回り・・・・『タキシードムーン』の『光』で自身と女性を照らしたい!

その目的は『女性の理想像』への『変身』を行う事だ
通常、自分が子供だとバレている状況で『女性の理想像』に変身することは出来ない
だからこそ、この女性の背後に回り、小翠だとはばれない形で黒服女性の『理想像』に変身しようとする!

367『サマー三連星』:2021/06/25(金) 00:09:34
>>364(小石川PC)
(ご心配おかけして、すみません)

想像通りだとすれば、警察には見えない力(スタンド)と言う
人智を超えたものは手に負えない。頭に浮かぶ『アリーナ』
その手を借りる、または既に彼等は動き出してるのかも……。

だいじょーぶ! 小石川さん、また今度ねーっ。と元気に立ち去る
興味が視界から消えると共に、貴方は能力を駆使して『左目』を分離。
 何時でも興味を遠目から見守れるように備えて移動を開始する。



 「うーんっ、やっぱり暑いわー! ここら辺、蚊も多いし嫌ねー」

3分程歩いた後に、目的地となる廃ビルに貴方は辿り着く。

興味はまだ中に入らず、外観を少し写真で収めてから雑草が生い茂る
玄関口のほうへ向かい、錆びついてるらしい前後に動く曇りガラスのドアを
押して入ろうとするのを見かけた。

廃ビルは5階建て……建物は老朽化してるようだが、壁などは壊れておらず
出入り口は興味が入るドアだけのようだ。
 彼女は開けっ放しでビル内へと侵入を開始する。このまま後を付けるも良いし
別の形で偵察を続けるのも良いだろう。

368『サマー三連星』:2021/06/25(金) 00:22:21
>>365(ソラPC)

 ゴッ――! と言う勢いでフクロウ覆面の女が雪男のスタンドを扱い
投げたショベルは飛ぶ(スC)

 ズギュンッ   シュッ  ガンッ……ッ

?「ちぃ! ガキが、邪魔してんじゃねぇっペ!」

出雲「お〜〜ありがと〜〜〜ねぇ〜〜〜」

だが、間一髪のところで貴方が発現した『ステインド・スカイ』が
カキ氷を雲へ変えて、そして共に発現された杖が男の後頭部に突き出されると
共にショベルが当たり、弾かれて射程内から外れたのか消失した。

?「アリーナの傘下かぁ!? けっ んなガキまで
てめぇ等の言いなりにしてんのか、いけすかねぇ!!」 タンッ

出雲「あ〜〜まって〜〜〜よぉ〜〜〜。
あ きみ〜〜〜も〜〜来る〜〜?」

不意打ちが邪魔され、不利を悟ってか女は細道の反対側へ背を向けて
走る。それに対し、気づけば雲らしきものを両足に纏っていた男が
軽く宙にドラ〇もん宜しく地面より少し浮いて女を追いかけようと言う
態勢に移りながら、貴方へ確認をとる。

出雲「袖振り合うも〜〜〜ってね〜〜〜手伝ってくれたら〜〜〜
いくらかお礼は〜〜〜出すよ〜〜〜」

 どう言う地位の人間だか不明だが、懐から万札を数枚取り出して
ソラへと、へらへら笑いつつ見せびらかしてきた。

君を懐柔しようとしてるのか、奇襲してきた女の目的や男の思惑も不明だ。
だが、報酬に関して虚偽は恐らく無いだろう。

369『サマー三連星』:2021/06/25(金) 00:40:19
>>366(小翠PC)

貴方は、女性に対し大人しく逃げると告げる。だが建前と異なり
小翠の中に燃えるのは正義か? 
 幸い、残る黒服2名ほども女性と共に『枯野』を捕えようと進み出て
君がスタンドを発動するのを邪魔するものは居ない。

一瞬の輝きが眩しく貴方を包み、黒服Bの『理想像』……それに
変化したと共に、黒服の女性越しに見える彼野が目を見開いて叫んだ。

枯野「! クラウド・ナイン…………っ!」

黒服B「え……い、出雲さん!? 街のほうで最重要の彼女を
探してたんじゃ!?」

そう、サングラス越しに驚愕の目で黒服の女性は貴方を振り向きつつ聞く。

どうやら、君の見た目は太陽で反射するサングラスの鏡像からして
少しビジュアル系バンドのような白髪の軽薄にも見て取れる男に変化してるようだ。

枯野「お前だけは……っ ……許さない……ぞ……!!」

 パサパサパサ  ゴォォォォ!!!

黒服B「っ! 出雲さんっ、とにかく今は彼を無力化するのに
お力を貸して下さい!」

どうやら彼(枯野)にとって宿敵と言える姿だったのか、厳しい目で
貴方を睨みつけ、纏うように浮遊させてた枯れ葉が一挙にこちらへ
飛来する!(スC) 

 黒服達も警棒を構えて応戦するようだが、相手が飛来させる枯れ葉の質量は
3名ばかりの黒服達の武力では少々厳しいものがある!
 君(小翠)の判断が状況を左右するだろう!

370小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/25(金) 13:27:22
>>367

興味の様子を見て、まだ入っていない事に安堵した。
目撃されたのが一人だけだったとしても、
ここに一人しかいないとは限らない。
もしかすると、全員が集まっている事も考えられる。

               ソッ……

  「――……興味さん」

後方から歩み寄り、彼女に声を掛ける。
興味を一人にはしない。
中に入るのであれば、
『スタンド使い』である自分が前に出るべきだろう。

  「……私も行きます」

  「一人よりは二人の方がいいかと思いますので……」

了解が得られたら、先に立って廃ビル内へ踏み込む。
まず、音や声が聞こえないかどうか確かめたい。
もし近くに誰かがいたら、
鉢合わせになってしまう可能性もある。
それを確認してから一階を見渡す。
フロアの構造は全ての階で共通していると思われるので、
今の内に大体の広さを頭に入れておきたい。

371ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/25(金) 18:15:15
>>368
「逃げおったか」

ストン
雲の消えたかき氷は『浮上』を解かれ落下
重力に従い落ちて来たかき氷は、ソラの手に収まった

シャク
かき氷を一口食べて答えるソラ

「こんな小娘をあてにするなんて、正気か?」

スタンド使いとはいえ、(恐らく)10にも満たない子供を雇うか普通?

「それに、そんな金で買収しようとは
 俺も甘く見られたものだな!俺はそんなに安くはないぞ!」

この男がどういう人間なのか、この金の出所はどこなのかも分からない
怪しい金には手を付けないのが得策だ

だが…

「しかしまあ、手伝ってやってもいい
 あの小汚いかっぺ小娘は俺に向かって凶器を投げつけてきやがった
 その罪は万死に値する」

どうやら手伝う気になったらしい
さぁ、小娘を追いかけよう!奴を八つ裂きにするんだ!

372小翠『タキシードムーン』:2021/06/25(金) 20:46:36
>>369

『タキシードムーン』の『光』を浴びて、数秒後
小翠の小さな身体はまたたく間に大きく成長し、『変身』が完了する!

「僕が来たからには〜〜〜〜〜〜もう安心だよ〜〜〜〜〜〜」

(『クラウド・ナイン』・・・・?
 誰だかよくわからないけど、『実在する人』を『理想』としているタイプか!)

正確に言えば、『タキシードムーン』の『変身』で実在する人物そのものになる事は難しい
この姿はあくまでも『黒服B』のイメージする『理想の出雲』であり、
本人そのものではないため、よく観察すれば色々とぼろが出るだろう

(枯野ってやつの反応を見る限り・・・・
 どうやら『コイツ』は相当に恨まれているみたいだな)

だが、『理想の出雲』が持つ『技術』や『知識』などは自動的にインストールされ、
小翠が完全に使いこなすことが出来る
まずは、この『理想像』がどんな能力を持つ人物なのか、知識に手を伸ばす事にする
※『理想の出雲』はどんな『技術』や『知識』を持っていますか?

「勿論だとも〜〜〜〜ぉ 僕のこの力は〜〜〜〜
 君たちを守るためにあるんだからね〜〜〜〜」

「さあ〜〜〜〜、僕の力は君もよくわかっているだろ〜〜〜ぉ?
 だ〜か〜〜〜らぁ〜〜〜〜よそ見をせずに全力で来なよぉ〜〜〜!」

相手の攻撃はどうやら、そこまで素早い攻撃ではないようだ
『理想の出雲』としての威圧感をフルに発揮して、敵を挑発し、
枯れ葉による攻撃を全てこちらに集中させる事で黒服達の攻撃をサポートしたい

(スタンド使いとはいえ、能力の全てをこちらに向ければ本体は無防備
 武器を持った大人が3人もいるんだ・・・・どうか冷静さを失って俺を攻撃してくれよ!)

373『サマー三連星』:2021/06/27(日) 16:35:31
(皆さま、お待たせしました)
>>370(小石川PC)

ビル内詳細画像:ttps://imagenavi.jp/search/#!/%E3%83%93%E3%83%AB%E5%86%85
(※ページ内の左側に掲載している3F建てまでのMAPとなります。3Fより上は
テナントで階段以外何もないと考えて頂いて結構です)

貴方が声を掛けると、あら! 何時も小石川さんには迷惑かけるわね、ありがとー!
と、言った具合に結構力まないと開きにくいドアを開いて中に入る。
先導する貴方は入り口近くに上記のビル内の地図があるのを見つけた。
左上のほうに昇降用の階段があるようだ。見渡した限り、乱雑してるゴミ以外で
1Fの現在の周辺では物音や不審な人影は見当たらない。

興味「ほら! あれ、見て小石川さん。あの床に散らばってる生ごみとか結構
真新しいものよ! 強盗グループは最近まで、いえ! もしかしたら今も
生活してるのかもっ」

床に散らばってる中には、使用済みの のり弁など入ってたプラスチック皿や
空き缶なども見えて、確かに彼女の言う通り、つい最近のもののようだ。

興味「よーし、探索よー! 直ぐに警察に連絡出来るようにスマホも用意してるし
襲い掛かってきたって平気よ! いざと言う時に催涙スプレーや防犯ブザーも
記者の嗜みとして持ってるし、私って逃げ足も結構早いから!
 小石川さんも、一緒に居てくれて心強いけど無茶はしないでね?」

私、2Fに一足先に向かってみるわ! と勇気か無謀かどちらか不明だが
足早に彼女は階段のある方面へ向かうようだ。
 同行するも、此処ら辺にある他の室内を探して強盗団の痕跡を見つけるも自由だ……。

374『サマー三連星』:2021/06/27(日) 16:51:30
>>371(ソラPC)

い〜〜い返事だ〜〜ね〜〜っ と、間延びした声と軽い笑い声と共に
彼(出雲)はスケートをするかのように音なく雲の具足と共に滑り出す!(スB)
 早い! 覆面をしたギャルっぽい体の女の逃げ足も速いが、スタンド能力を
駆使して追いかける男のほうが時間をかけずに細道を抜けて今は改装中らしい
コンビニのほうへ駆けこんでいく女に対して、もう少しで手を伸ばせば届く
距離まで彼が迫るのを貴方は道が開けたと同時に認識する。

出雲「はい〜〜〜つかまえ〜〜〜」

                 パ   シュッッッッ!!!

出雲「――へぇ?」

 彼が手を伸ばし雲らしき白い筋を袖から出しかけた瞬間、コンビニと隣にある
建物にある狭い空間からだ。何やら『黒い茨のようなもの』が彼の眉間を狙い
飛来して、それを間一髪のところで出雲は足の雲をバックさせて回避する。

その間にも、貴方と彼目掛けショベルを投げつけた女はコンビニの中に入ったが
出雲の関心は、狙いが外れると共に高速で建物の隙間へ戻っていった謎の
襲撃者に移ったらしく、余り穏やかに感じない微笑でそちらに意識を注いでる
彼は貴方に目配せしつつ告げる。

出雲「バトンタッ〜〜〜チ。ちょっと、あっちに居るらし〜〜奴
そっちを片付けるから、君はコンビニのほうの彼女を頼むよ〜〜。
だいじょ〜〜ぶ。勘だけど、逃げた娘以外で待ち伏せは無いと思うよ〜〜」

 シュオォ――!!

肯定や否定の声を貴方に与える間もなく、急変する天候の雲のような速さで
彼はコンビニの隣にある建物がある塀のほうへ飛翔していく。
 
謎の敵に割かれ、恐らく強者であろう彼の助力は期待出来なさそうだ。
コンビニのほうには事務所の裏口などもあるだろう。
 急がなければ、覆面の彼女を見失ってしまう……。

375『サマー三連星』:2021/06/27(日) 17:20:05
>>372(小翠PC)

自動的にインストールされる『タキシードムーン』の『技術』と『知識』

まず『技術』は、貴方は変身が完了すると共に目を瞑ってでも周囲一帯に流れる
『風の軌道』が研ぎ澄まされるように、どのように流れ どのようなタイミングで
強く緩やかに吹くのかを感じられる。『※技術 風の知覚』

そして、『知識』 ソレは目の前で貴方を憎々し気に見つめ攻撃を繰り出してる
『枯野』の背景だ。

― ― ― ―  ― ― ― ― ― ― ― ― ―
『枯野 銅(かれの あかがね) 性別:男 年齢:12歳

父母共に幼少期 死別。以降は祖父母の元で10歳まで生活。
お前の所為で息子と娘は死んだと恨まれ育てられた過去背景を持つ。
スタンドに覚醒したのは大体二年程前で、コントロールが出来ずに
育て親に重傷を負わせたのを機にアリーナにスタンド使いと発見。
以降、組織の下の監視で生活。性格は内向的
アリーナに対する忠誠・好意の感情は無し。閉鎖的な環境が要因で
対人関係の形成に難あり・・・
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

>君たちを守るためにあるんだからね

枯野「   っっ何が守るだ!! 何時も、あんた達は口先ばっかりだ!
本当に僕をっ 先輩の事を想ってくれるんなら…………!!!
もう放っておいてくれ! 放っておけよ―――ッ!!!」

         ――シュゥ オォォォ!!!  パァァアアアッ!!

少年は貴方の言葉で予想通り、いや予想以上の激情を覚えたようだ。
 風の流れが強まる、枯れ葉が舞いうねり 螺旋を描きながら上昇して
一つに纏められながら出雲……否、貴方(小翠)の頭上へと降り注ぐ!(スB)

枯野「うああああ嗚呼ぁぁぁぁっっっ!!!!」  ピキキキキッ!!

飛来しつつ、擦れあう枯れ葉はまるで擦り合うガラスのような音を立てている。
直撃するのは不味い……! そんな予感がヒシヒシと貴方の背筋を襲う!

376小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/27(日) 18:09:09
>>373

  「――興味さん……」

止めようとした時には、彼女は既に歩き出してしまっていた。
興味が行動的な性格である事は理解している。
ただ、このビルには犯人が潜んでいて、
それは『スタンド使い』かもしれない。
単独行動は間違いなく危険を伴う。
興味に同行して二階に向かいたいが、
もし一階に誰かがいたとすれば、
上に行った時に挟まれてしまう事になる。
それは避けなければいけない。
よって、『階段を見張りながら一階を調べる』。

  フワッ……

バッグから『左目』を浮遊させ、後方『5m』に配置。
階段方向に視線を向けておき、
自分は手早く一階を見て回る。
生活ごみ以外の何かがないかを調べたい。

       ――スルッ

同時に、太腿から『スーサイド・ライフ』を引き抜く。

                スパッ

          スパッ

そして、両手の『小指』を切り落とす。
それらを左右のポケットに入れておく。
『用心』のために。

377ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/27(日) 18:23:23
>>374
「手伝うだけだっつったろ…」

あくまで手伝うだけ、主動は出雲にも任せるつもりだったソラだったが…
ついさっきあったばかりのソラに丸投げしてしまっていいのか?
このままソラがばっくれてしまう可能性もあるというのに

まあ、こうなっては仕方がない
一度殺ると決めたからには、殺らなねば気が済まない

奴が逃げる前に奴を捕まえなくてはならない
急いでコンビニに入店するが、警戒は怠らない
入店時にいきなり凶器が飛んでくる可能性もある
杖を構え、慎重に入店して周りを見回す

378小翠『タキシードムーン』:2021/06/27(日) 18:32:57
>>375

(『風』・・・・? 黒服のおねえさんも変わった人が好みなんだな
 でも、今はその『特技』が有難い!)

目の前の少年の激情を観察する
どうやら、少年にとってこの『理想像』のモデルになった男は
『地雷』ともいうべき存在らしい
攻撃も一気にこちらに集中して・・・・・

(い、いやいや! 集中し過ぎだろ!
 こうなったら・・・・・!)

「皆〜〜〜ぁ! 僕が君達を護るからさ〜〜〜ぁ!
 だから君達は君達の仕事を全うしてくれない〜〜〜かな〜〜〜ぁ!」

「それに、僕を応援してくれる人がいないと寂しいから〜〜さ〜〜〜〜ぁ!
 ちょっとだけ〜〜〜応援してくれないかな〜〜ぁ? がんばれーでも、戦えーでも、避けろーでもいいから」

通常の『理想像』と違い、『女性の理想像』は対象となった女性の『望み』を叶える時、
超人的な力(全ステータスがBのレベルに達する)を発揮する!
(その分、女性に『幻滅』されてしまうとリスクが生じるのだが)

『黒服B』からの応援を受けて戦うという事はつまり、『望み』を叶える条件を満たしているはずだ
その状態であればスピード:Bの身のこなし+『風の知覚』により、風に舞う『枯葉』の回避は容易いはず!

頭上から迫る『枯葉の群れ』を回避して、枯野の目の前まで接近したい

379『サマー三連星』:2021/06/27(日) 19:40:39
>>376(小石川PC)

貴方は『左目』で階段を昇る興味を見守りつつ、一階の状況を調べる。
 興味が慎重に折り返し部分を昇って見えなくなるまで、彼女の身に
何か起きる様子はない。

一階を左目が解除されない範囲で動き回った成果は余り芳しくない。
生活痕と見られるゴミ、ビルの工事の為に使用するのか大きめの配管や
一応鈍器に仕える鉄パイプが少し転がってるが、その程度だ。

 ――ドダンッ!

と、それ等を調べ終わると共に興味が赴いた二階より物音が聞こえた。
結構大きい……何か、人が結構勢いよく倒れたような鈍く強い音だった。

380『サマー三連星』:2021/06/27(日) 20:00:10
>>377(ソラPC)

コンビニMAP→ttps://downloadx.getuploader.com/g/goldenrectangle/14/cvs.gif

ギャル「あん? 入ってきたの、ガキのおめーだけ?
んだよ、オラ一人だけなら、てめーだけで十分ってか……ぺっ」

完全に舐めてるっぺなー。と、暑苦しかったのか、覆面を剥ぎ取り
写真で見た通りの勝気そうなギャルが、愛嬌のある顔を忌々しそうに歪めて
貴方(ソラ)を睨む。

そんな彼女の立ち位置はカウンター付近……ひと際、異様なのは
ショベルを持つ雪男の他に、レジカウンターがあったであろう場所に
『雪だるま』が鎮座してる事だ……。

ギャル「けど、好都合だっぺ。まだツキがどうやらあるみてーだな。
クラウド・ナインが余裕かましてんなら、利用してやる。
オラが、おめーぶっ倒して、盾にしてでも此処を切り抜ける。
ガキだからって容赦はしねーぞ、オラは」

『グゥ――!』

ギャル「おうよ、『フロスティ・ザ・スノーマン』
こが坊達と、もう一度会うんだ、こんな所じゃ終わっちゃいられねーっぺよ!

――オラは、『佐保』だ! 可愛いからってあめー感じに見てたら
霜焼けどころじゃ済まねぇっペ!!」
  
   ギンッ!

ギャルこと『フロスティ・ザ・スノーマン』の使い手、佐保は雪男に
更に二本目となる雪かきスコップを発現させ
自分の手に持つとフルスイングの要領で雪だるまを打って貴方へ飛ばす!(スC)

佐保「ぶちんのめす!」

381『サマー三連星』:2021/06/27(日) 20:23:44
>>378(小翠PC)

>ちょっとだけ〜〜〜応援してくれないかな

黒服B「なに言ってるんですが 出雲さん……

――そんなの、謂われずともですよ! フレー! 頑張れぇ!」


黒服他一緒にいる二名『うおぉぉぉ! 風雲神、出雲さん出雲さーん!!』

幸運か、計算かは知れないが。理想像が現実に居る男性ゆえに……
彼女や、その仲間はどうやら彼のファンか 又は忠臣に近い感じの部下らしい。

効果覿面! ソラは後で正体が知れた時が怖いものの劇的に風の神のような
速さに他の力も常人を超えたぞ!!

  シュゴォォパリパリ゛パリ゛パリィィ゛ンッッ゛!!!

黒服1「うぉ、痛っっ゛」

黒服2「離れろっ、ガラス化してる。ったく……子供ながら
こう言う能力を持ってるのは末恐ろしいな。出雲さんも、もっと
厳しく彼を見てやって矯正してくださいよ」

ソラが勢いよく前に出ると共に枯れ葉はどうやら『ガラス』のような
素材に変化してたらしく、直撃で砕けた鋭い葉の破片が周囲に飛び散って
数名の衣服の防護しない手や顔に浅い傷をつけるが重傷では無い。
応援してる黒服Bも、少々手に切り傷が付いたが軽傷だ。
黒服2が溢す発言に結構余裕ある感じなのは、何も傷が浅いからだけでない。
前にある状況が自分達にとって悪い結果でないからだろう。

追跡してた黒服達「隙ありだぁ!!」  ブゥンッ

 ガゴォ―ッ

枯野「――っ゛」 がくっ……っ

何も彼にとっての敵は目の前に居る貴方達だけでない、挟み撃ちにしてた
背後にいた黒服達は案山子でない故に、追いついた一人が勢いよく
振り下ろした警棒が肩に直撃する。骨か何か固いものが砕ける音と共に
枯野は膝から崩れ落ち倒れ込み、そのまま残る数人が覆いかぶさって
彼を抑え込む。常識的に、これ以上子供と大人の体格差で抗うのは
普通ならば不可能。チェックメイトであろう……。

黒服B「お疲れさまです! 流石出雲さんですねっ
攻撃をあんなに軽やかに回避して、捕獲の華は私達にくださるなんて!
あっ、大棚を盗んだと思われる『佐保』さんの件は此処に来たと言う事は
既に終わったんですね。なら、今回の件の発端と思われる例のリーダーを
追ってください。この後の処理は私達でしますので……」

そう、黒服Bは貴方に居ずまい正して告げる。

枯野は、抑え込まれながら子供とは思えない負の感情が集約されたような
表情で膝に力を込めて痙攣しつつ両手を丸めている……。

382小翠『タキシードムーン』:2021/06/27(日) 21:10:59
>>381

「ハハハハ! 礼には〜〜〜〜及ばないよ〜〜〜ぉ!
              ・
 だって〜〜〜、ここにいる『俺』は・・・・・」

押さえつけられる枯野の目の前に立ち、『変身』を解除する
『理想の出雲』の姿は消失し、その場には小学生の少年の姿が残る

「『出雲』って人じゃないんだから・・・・
 ごめんね、おねえさん、緊急事態だったから『出雲』って人の姿を借りさせてもらったよ
 おい! お前ら! 相手はまだ子供じゃないか! 少しは手加減ってものをしなよ!」

少年の姿に戻った小翠は黒服Bに対して、勝手に『理想像』を借りた事を謝ると
枯野に覆い被さる黒服たち(多分男性?)に荒い言葉を投げかける

『理想の出雲』の姿を解除した理由は一つ
枯野の瞳に尋常ではない程の『怒り』を感じたためだ
『怒り』の焦点である『出雲』の正体がその辺の子供だという事を目の前で見せつける事で
『怒り』の集中を妨げ、一瞬なりとも発散させる事が目的だ

「枯野・・・・事情はある程度、『出雲』って奴の『知識』で理解したけどさ
 何も考えずに『力』で暴れるのはやめておけよ
『コイツら』が気に入らないなら、俺が少しは手伝ってやるから・・・・さ」

383小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/28(月) 08:28:50
>>379

パイプや配管――
『器具型』のスタンド使いである自分にとっては、
それらは荷物でしかない。
ただ、『人型』や『身に纏うタイプ』のスタンド使いが扱えば、十分な武器になる。
もし相手に使われた時は、こちらが不利になるだろう。

  「――……!」

その音を聞いて、思わず足を止めていた。
真っ先に考えたのは、先に二階に上がった興味の事だ。
彼女の身に危険が及んだのなら、急がなければいけない。

   ――私がついていれば……。

後悔が脳裏をよぎる中、早足で二階に続く階段へ向かう。
しかし、警戒は怠らない。
『目』を自分の『5m』前方に配置し、
その視界を利用して二階の様子を窺う。

   ――ごめんなさい……。

        スゥッ

   ――少しの間だけ……。

        スルッ……

   ――『あなた』を体から離す事を許して下さい……。

右手の『指輪』を外し、バッグの中に入れる。

        スパッ

同時に、『右手』を切断。
『切断面』は袖の中に隠しておく。
第三者から見れば、普通に繋がっているように見えるはず。

384ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/28(月) 14:17:48
>>380
何故、こんな真夏に、こんな所に雪だるまがあるのか
それは、このかっぺの能力に他ならないのだろう

ソラへ向かって打ち飛ばされて来た雪だるまを斜め移動でかわして
一旦、化粧品コーナーの棚で身を隠したい(スB)
ついでに、何か使えそうな物が無いか探す

「佐保っぺ、お前が名乗るなら俺も名乗ろう
 俺の名は『ソラ』」

何も無い、空っぽで、いい加減で、この世に存在してる価値の無い彼女が
唯一大切にしている物が『名前』だ

「覚えておかなくていい」

――これから脳天をかち割られて死ぬのだからな…

385『サマー三連星』:2021/06/29(火) 00:37:02
>>382(小翠PC)

貴方は『変身』を解除し、元の姿で枯野の近くへ歩み寄り言葉をかける。

『タキシードムーン』の真実の姿に、黒服達は大小の異なる驚きも
見せるが、貴方を詰って避難するような事はしない。黒服Bも、だから
さっき姿が急に消えたのねと納得した表情だ。

さて、君は有りの姿のままに協力の姿勢を見せる。その気遣いは
常識の範囲内、理性を保った人間ならば心動かすだろう。

だが……。

>相手はまだ子供じゃないか! 少しは手加減ってものをしなよ!

黒服「悪いがな、坊主! こいつは俺たちの恩を仇で返して
指導してくれてる出雲さんにも泥塗ってるんだ。おら、さっさと手を出せ!」

>何も考えずに『力』で暴れるのはやめておけよ

枯野「―――な に も 考え…………ず……?」

――――――――――――――――――――

こが坊 苦しいよな。私ら
 神様だか悪魔だかしらねーけどさ。行き成り突拍子もなく
こんなもん貰って、そんでもって目を付けられて見えない縄見たいな
規則でがんじ絡めでさ。

 ――『自由』をさ 私らで手に入れるっぺ!
こんな息がつまるような場所を出て 何時か夏の夜空の流星群を
オラ達だけで見ようぜ なぁ こが坊

―――――――――――――

枯野「は  はは…………はは。よって……たかって……どいつもこいつも
誰も本当の僕を…………見てくれようとしなかった……『先輩』を除いては」

   パサパサパサァ……

黒服「! おい、また枯れ葉だ!」

黒服「抵抗させるな、気絶させろ!!」  

  シュッ  ドガッ   シュオッ  ゴガッ

枯野は、再び自分の周囲に未だ健在な空いてる手から『枯れ葉』を
丸まった姿勢の隙間から噴き出す。それに危険を感じて黒服達の何人かが
彼の頭に警棒を振り下ろす。強い衝撃に頭が割れて少なくない血を流しつつ
その目は未だ荒々しい光が生きている。

枯野「僕は…………『夏の空(自由)』を手に入れる。先輩の為にも
その為にはアリーナだろうと誰だろうと……
 ――僕の前から砕け散れ」  カチッ  ボ……チチッ

枯野の手は地面に置かれ……その地面についた手には服に忍ばせてたのか
『千切れた花火』らしきものと、残る手は枯れ葉ヴィジョンに当てるように
『ライター』が火を灯され、手の甲を軽く炙っていた。

 ・・・枯野の周りを舞う枯れ葉が全体的に瞬く間に赤く変色する。

386『サマー三連星』:2021/06/29(火) 00:54:40
>>383(小石川PC)

『目』を先行として偵察させつつ階段を上がる貴方。
その間にもスタンドの刃を扱い、体の分離を澄ませて いざと言う時の
為に対処可能な準備を済ませる。

 階段を上がると第二、第三ミーティングルームの存在する居室が両脇に
点在する通路が見え、十字路となる場所に資料室と総務室が見える。


   ・・・ずるずる。

 『……キーィ゛』

! 貴方の『目』が階段を上がる先で捉えた光景は、引きずるようにして
興味が総務室のある方面に連れていかれるのと。そして興味の居る周辺で
階段を見張るように佇む『ハクビシン』だ。
 ハクビシンは、スタンドヴィジョンで成人男性の腕ぐらいの大きさ。
顔の中心に縦に描かれた白い体毛部分の下にある鼻部分は少々噴射口
のようになっているのが見てとれた。

 威嚇するように謎のスタンドは鳴いて目を睨みつつ、総務室の入り口が
開く音と共に通路の死角へ去っていく……。

387『サマー三連星』:2021/06/29(火) 01:12:22
>>384(ソラPC)

佐保「おー! そうかっ ソラか。そーだなっ」

佐保「――すぐ倒される奴の事なんぞ、オラの頭の中には
春の雪解けよりも瞬く間に記憶から流れるっぺよ!」

 ス――ッ   グググッッ――  ゴォッシュンッ!

佐保「どあたまカチ割ったらぁ!」

 !! な、何と『雪だるま』は滑ると共に壁にバウンドする感じで
滑り、追尾機能を持ってるのか貴方へ接近。
 と、同時に雪だるまは溶けるように形を崩したかと思いきや……
一気に、その雪が頭部の部分が『レジ機』そして胴体部分が『消化器』
へと変化して貴方に飛来する!(スC)


尚、化粧品コーナーの棚には幾らか未使用の化粧品なり
陳列していても可笑しくない道具(言い切り可)が置かれてるだろう。

388小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/29(火) 07:10:52
>>386

   ――……!

興味と『ハクビシン』――優先しなければいけないのは、
興味の安否だ。
ここに何人のスタンド使いがいるかは分からないが、
もし一人だとすれば、総務室の中に本体がいる。
その仮定を前提にして考えると、
相手はスタンドと本体を離している。
つまり、射程距離は短くない。
そして、それぞれが別々の位置にいるという事は、
何かの布石だろう。

     ススッ……

『目』を自分の背後に移動させ、後方からの奇襲に備える。
考えられるのは、総務室に踏み込んだ時を狙って、
背後から『ハクビシン』に忍び寄られる危険性だ。
『前後』を同時に見る事で、その可能性に対処する。

  「興味さん――」

         スッ

  「私の声が聞こえますか……?」

室内に声を掛けながら、扉の開いた総務室に踏み入る。
無抵抗で引きずられていた所を見ると、
おそらく興味の意識はない。
それでも声を出すのは、
『明確な敵意がない』事を示すためだ。
捕らえられた興味が、
『人質』に使われる可能性は十分に有り得る。
そういった状況で決断を迫られた経験は『二度』あった。
片方は相手の『取引』に応じる形で、
もう片方は相手に『交渉』を持ち掛ける事によって、
『争い』を終わらせた。
今度の相手に通じるかは別として、
『話し合いで解決できない』と判断するまでは、
こちらから『積極的な攻撃』はしない。

389ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/29(火) 16:24:13
>>387
雪だるまの化けの皮が剥がれ、中身の『レジ機』と『消火器』がソラへ襲い掛かる
何だこいつらは?何故追ってくる?
このまま逃げても、ずっと追いかけて来るのか?

『消化器』…
敵のめくらましにも使え、打撃武器としても使える強力な武器だ
ここで手に入れば大きな戦力になるかもしれない

ここは『杖』で迎え撃つ!
叩き落しても止まるという保証は無いが
かわしても追われ続ける可能性もあるからだ
ここはリスクを負ってでも迎撃する事を選択する

しかし、その間にも敵が新たな凶器を投げて来るかもしれない
一応、佐保の方にも気を配っておかなくては

390小翠『タキシードムーン』:2021/06/29(火) 19:40:43
>>385

「・・・・・・ッ!?
 おい・・・! オッサン達、離れろ!」

しまった・・・!と、そう思った
『タキシードムーン』で得られる人物知識は客観的な事実ではない
もっといえば、『黒服B』が『理想の出雲』に期待する『出雲の主観』による情報でしかないのだ

つまり、手にした情報には抜けが・・・彼らの『主観』が欠けている!

(言い方を間違えたか・・・・それにこの感じ
 アイツは『花火』を使って、『アレ』をやろうとしている!)

思い返すのは『おじいちゃん』の語る『武勇伝』・・・・!

(かつて『おじいちゃん』はヤクザに追われた時・・・・小麦倉庫を爆破して難を逃れた
 確か『燃えやすい粉』を空気によく混ぜてから火をつけると
 凄い爆発・・・・『粉塵爆発』が発生するとか)

(アイツは『火薬』と『風』を使ってやばい事をやろうとしている!)

「・・・・・・『爆発』が起きるぞ!」

このまま、この場所にいるのはマズイ!
急ぎ、近くにいる『黒服B』の手を引き、何か遮蔽物の影に隠れようとする

391『サマー三連星』:2021/06/30(水) 09:27:24
>>388(小石川PC)

ゴホ ゴホ ゴホ・・・

?「……おんな、か。ゴホッ……クラウド・ナインめ。くたばりかけてる俺なら
アリーナの使いの一人で十分だって、か? はっ グッ……」 ゴホ ゴホ ッ……ッ

総務室に居たのは、一人の男性だった……。室内は中心にPCなどが置かれてたのであろう
長机が陳列して、撤去し忘れたか持ち込んだパイプ椅子が数台机近くに転がる。
 その内の一台に、返事をすることも気絶して叶わない興味が力なく座るように
凭れかかり、それに軽く腕を回し何時でも危害を加えられる体勢で一人の男が
待ち受けていた。

 イメージ画:ttps://picrew.me/image_maker/58992/complete?cd=8hskhREm9B

茶に近い髪を後ろに纏め上げ、何処にでも歩いてそうな印象に残らない既製品のスーツ
黒手袋の嵌めた片方の手に煙草を挟んで、顔色悪い様子で咳き込みを時々している。

『 シー ィ゛……』

『ハクビシン』のスタンドは、意識を失ってパイプ椅子に凭れかかる興味の膝で
貴方を威嚇する様子で睨む。背後の『目』に、『資料室』の開放されたドアより
もう一匹の『ハクビシン』が見えた……! 一瞬、飛び出しかけたのも認識したが
貴方の『目』に、そちらも気づいたようで瞬時に今度は貴方が移動した通路の死角に
滑り込むようにして蔭から様子を伺う体勢に移る。

『ハクビシン』……何か病気か怪我によって体調芳しくない男のスタンド。
どうやら二体を操作出来るか、自立して移動してるのか。少なくとも前と後ろの
挟み撃ちが何時でも可能となっている。

?「こっちの仲間は……気絶させただけさ。アリーナも人手不足か? 
何の警戒もなく、歩いてた……ゴホッ……! フーッ で、だ。
あいつ等は無事なんだろ? だったら、こっちを解放する代わりに引き渡せ。
 『道しるべ』に関しての取引きを要求するにしても、まず、そこからだ……」

……男は、何やら貴方をアリーナの組織の一員か何かと勘違いして話してるようだ。

そして、この光景で奇妙なのは男の背後の壁で強烈に存在を誇示する『大棚』だ。
 恐らく興味が話してた、窃盗団が盗んだ代物……。

392『サマー三連星』:2021/06/30(水) 09:38:34
>>389(ソラPC)

   ガキ ガギィーン!!  ガシャンッ!  ガンッッ!

貴方は『ステインド・スカイ』の『杖』を巧みに使い
『消火器』と『レジ』を迎撃して地面に叩き落とす。
少しでも反応が遅ければ重たいどちらかが頭の上に落ちて昏倒してたかも知れない。
(※出来れば迎撃する時のパス精も記入してくれると有難い)
地面に転がった消火器とレジは再び動いて貴方を襲ってくる等の現象は無い。
 どうやら、物体を雪だるま化して。その状態では狙った相手を幾らか補足して
遮蔽物に隠れても解除されるまで追跡する力はあるようだ。

  ブゥンッッ ガシャァァン……!

『……グオゥンッ』

 その間にも敵の手は止まらない。どうやら飲み物などが置かれてるコーナーの
棚に移動すると共に、陳列してる缶のドア部分のガラスを本体で装備してる
ショベルを使って粉砕するのが棚の隙間から貴方は確認出来る。

そして、除雪用具のショベルから『スノーダンプ』を持つ雪男は。その
砕けたドアガラスの破片を用具を使って受け止めている……。

佐保「そこで一生隠れてるっぺさ! なんならガキはママのおっぱい吸うのに
家に帰りな! オラもそのほーがフケるのが楽で、えー!」

 凶器のショベルを貴方が隠れてる方角に突き付けるポーズと共に
彼女は挑発してくる……。

393『サマー三連星』:2021/06/30(水) 10:12:54
>>390(小翠PC)

彼等(アリーナ)は悪たる者達では無い。だが、人間は決して完璧でなく
間違いを犯し、相互の認識に差異を持ち、ギャップに苦しんで諍いも生じる。

貴方に責任があるのでは無い。彼(枯野)の怒りは根深く、一時の『理想』が
冷や水となって収まるもので無かったのは誰しも思いつかなかったのだから。

 夥しい枯れ葉が紅葉よりも赤く発光、そして目を灼くような光と熱が
包み込む前に、貴方は黒服Bの手を繋いで遮蔽物に隠れようとする。

だが、如何せん動きが遅く感じる。まだ貴方が理想の出雲の状態を維持してれば
枯野の自爆攻撃を制止するか、彼女を助けるか。違った結果を産み出せた。


   ――カッッッッッ゛ッ゛




         ・・・  ・・・


                   メラメラメラメラ……。

……背中が少し痛い、恐らく強めに吹き飛んで強打する形で背中から倒れ込んだ。
 胸が苦しい。まるで誰かに覆いかぶされてるように。
体の痛み。爆発を受けたのだ、全身が火傷になっても不思議でない
きっと酷い…………?  
 変だ……貴方(小翠)は確かに背中に少し痛みを覚えるが、それ以外に
特筆として痛みが無いのだ。反射的に強く瞑ってた目を開けると。


           黒服B「……ぁ……ぶ…………じ………ね?
…………よか……………った………」

     「……おね……が………ぃ…………あ……の……子…………を
…………と……めて……あ……げ」  




背中に深刻な火傷、熱した肌と焼けたスーツが張り付いている。
君は、彼女に庇われる形で再起不能のダメージを避けられた……。
 気絶した彼女が崩れるように貴方が起きるのを邪魔しない位置に転がると
開けた視界に、燃える火の粉が点在する十字路の塀とアスファルトの床。
 そして呻きつつ彼女と同等の深刻な火傷で倒れる黒服の集団。

 ――そして……。


  ググッ……   スクッ――ッ

   「――――僕は……あの人を……先輩を……夏空の先へ 導くんだ……っ」

  (枯野、この息子 娘殺しがぁ! おめぇは悪魔だっ)

      (可愛気もねぇ孫だよ……ほんと恥ずかし。その目も忌まわしくて
オマエを見てると死神か何かでねぇかと薄ら寒くなる)

 (君の力は訓練すればアリーナのトップになれる。だから今は我慢して
アリーナのルールに基づいて生活するんだ。忍耐だよ、忍耐)

  「『自由』の為なら……悪魔にでも……っ 死神にだってなってやるよっっ゛」

拘束しようと覆いかぶさった黒服達が皮肉にも枯野が爆発に巻き込まれる
ダメージを軽減したようだ。軽く炙られたようながら、まだ強く光り輝く
枯れ葉のヴィジョンマークが描いた手を握りしめ、そのマークに呼応するような
激しい意思を携えた光を伴って枯野は少し焦げた体をものともせず
しっかりとした足取りで別の道へ駆けようとする。

 枯野「邪魔は……誰にもさせないっ!!
追ってくれば……命の保証はしない!!!」 タンッ!!


彼は、走る    その先が自分の信ずる光だと信じてか、信じ込もうとしてるのか・・・。

394小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/30(水) 15:53:09
>>391

『二体のハクビシン』を『両目』で視認する。
挟まれる事自体は想定していた。
もし今すぐ『同時』に来られたとしても『同時に対処できる』。

  「……私は『小石川』と申します。
   『このビルにいるスタンド使い』を捕らえる役目を、
   『アリーナ』から依頼されました」

  「既にお見せしている通り、『これ』が私のスタンドです。
   能力は『本体の体を切り離す事』……。
   私に対しては無害ですが、『それ以外』に対しては、
   『普通の刃物と同じ結果』を生むとお考え下さい」

  「その方は偶然居合わせた『一般人』です。
   『アリーナ』とは何の関わりもありません」

まずは、そこまでを一息に話す。
『アリーナに雇われた』というのは作り話だが、
確認する手段がない以上、
頭から否定する事は出来ないはず。
そして、『スタンド』の事を教えるのは、
こちらを信用してもらうためだ。
ただし、『もう一つ』は伏せておく。
そちらまで明かしてしまう必要はない。

  「私が知っているのは、
   あなた方が『棚』を盗んだ事だけです。
   それ以外の事情は何も知らされていません。
   出来る範囲で構いませんので、
   何が起きているのか教えていただけませんか?」
 
  「あなたの要求に応えるためには、
   『状況』を正確に理解する事が必要になります。
   それが分かれば、
   私から『アリーナ』に話を通す事も出来るでしょう」

  「『その方』の安否のために――
   私は最大限の努力をするつもりです」

今は何よりも興味の身が最優先。
決して強行手段は取らず、あくまでも話し合いに専念する。
その間も『ハクビシン』に対する警戒は緩めない。
ただ、どうしても気に掛かってしまう。
自分の目の前で、苦しそうに息をする人がいる事に。

395小翠『タキシードムーン』:2021/06/30(水) 17:51:21
>>393

「しまった! 間に合わ・・・・・・!」







・・・・・気が付いた時には、周囲に熱を感じた
思っていたよりも痛みは少ない・・・・
それを不思議に思いながら動こうとしたところで、
自身に覆い被さる『人物』の存在に気が付いた

           ・・・・・
「あぁ・・・・ああああ! おねえさん!」

熱と痛みで意識を一気に覚醒させる
周囲を見回してみれば、同じように倒れる黒服の集団が見えた

「枯野・・・・・! 枯野ォォォォ――――――ッ!!」

黒服達を蹴散らして『枯野』が去って行く
だが、この場ですぐに追いかけるわけにはいかない
負傷したおねえさん達を助けるためにも、助けを呼ばないといけないからだ

小翠はズボンのポケットからスマホを取り出して、
『119番』に電話をかける

「早く・・・・早く来てくれ・・・・おねえさん達が!」

396ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/30(水) 18:15:10
>>392
(スペック表記忘れ申し訳ありません)
「吸わせてくれるようなママがいれば良かったんだけどね…
 お前こそ田舎に帰ったらどうだ?」

今、追い詰められているのはソラの方だ
このままでは防戦一方…!
何とか攻めに転じたい所だが、ソラには飛び道具が無い
いや、あるにはあるのだが、相手程の制度があるわけでもなければ威力も全く足りない

攻撃するにはどうにかして接近する必要がある
それには、こちらから近付くか、相手をこちらに誘き寄せるしかない

『レジ』を『ステインド・スカイ』で『浮上』させ、
『杖』を脇に抱え『消火器』を拾いスナック菓子の棚まで駆け抜ける
そして『消火器』の栓を抜き敵に噴射ッ!
この一連の動きをスBで行いたい

『消火器』の射程には届かないかもしれないが、煙幕代わりになる事を期待して

397『サマー三連星』:2021/07/01(木) 02:03:05
>>394(小石川PC)

男は興味の首に腕を回しつつ、黙って貴方の話を聞き終える。

?「……おーけ、OK。全部信用はしないし、時間稼ぎがあんたの狙いかも
知らないが、俺もそれに関しちゃ願ったりだ」ゴホ ゴホ

咳き込む男は、興味に密着して何時でも危害を加えられる体勢を崩さない
ままに話に乗る事には同意したようで喋りだした。

?「後ろにある棚。そいつは『星尾神社』に所縁ある家の品でな……
『流星落下伝説』ってのが、その地には存在していて三つの隕石がその地に
落ちてきたってのが大まかな内容でな。

肝心なのは『その隕石』を、とある一族の匠が神のお告げだの何だので
落下地点の素材を使い『ある道具』を作成して、それを隠した」

で、その隠し場所の在りかを記すものとして、この棚に秘密が隠れてる。
と男は煙草を挟む手の親指で後ろを示して説明を終える。

?「……俺は謂わば、裏社会のブローカーでな。
最初は合法で何食わぬ顔で普通に購入しようと思ってたが、先に別の奴等に
気付かれて布石を打たれたんで強奪する手段を選ばらざるをえなかった」

「そんでもって俺のヘマに仲間の二人をアリーナの化け物に決死の
鬼ごっこをさせられて、毒雲を吸わされて体ん中をボロボロにされて
一人アジトに逃げ帰って今に至るってのが事の顛末よ」

事情は話し終えたぜ、次は お前さんの番だと煙草に一度火を灯し
深く吸ってから男は睨みつけるように鋭い口調で貴方に告げる。

「『佐保』 『枯野』
仲間二人が今もアリーナに追い掛け回されてる筈だ。
すぐに手を引け そう電話で依頼したアリーナの上に連絡しろ。
でなけりゃ、この、お前さんの言う一般人の女の首が明日から
ネックレスも巻けない有様になるぜ……」

男の目は本気だ。どうやら貴方と出会う前から交戦して軽くないダメージを
体に宿してるようだが、興味が人質として傍に居れば容易に手出しは出来ない。
何か、工夫をして男の気を逸らすか、何か手段を考える必要がある……。

398『サマー三連星』:2021/07/01(木) 02:21:46
>>395(小翠PC)

君は叫び、スマホを取り出し急ぎ救急車を呼ぶ。
 直ぐに来てくれるらしく、倒れる黒服達も大分酷く火傷を負ったが
今すぐ命に係わりはしない。

地面には数本、武器になる警棒が転がって倒れてる黒服達を調べれば
更に市販の防犯グッズ程度の装備はあるかも知れない
(※常識の範囲内の防犯道具・武器なら2,3入手出来て構わない)

 
  ちょっと、なになに!?
            爆発? 物騒ね

十字路の、被害のあった現場にゾロゾロと集まってこようとする
人影が増してくる。もう少しすれば、この辺は野次馬が囲うだろう……。

急いだほうがいい……枯野は黒服達に傷めつけられたダメージもあり
移動のスピードはそこまで大きくないだろうが、時間を掛ければ
かけるほど彼を逃がしてしまう。

399『サマー三連星』:2021/07/01(木) 02:34:22
>>396(ソラPC)

清算レジ。貴方の頭部か、少し大きい程度のソレをスタンド浮上させると
共に『消化器』をスナック菓子棚から駆け抜けつつドリングコーナー
付近の佐保向掛けて噴射!


    プ  シャーァァアッッッ!

佐保「ぷへっ! ちっ、消化器なんぞ雪だるま化するもんじゃなかった
げほげほっ…………」

 成功だ。煙幕化するように噴射剤が上手い事 貴方の姿と佐保の間に
白い壁を生み出す。ちょっとすれば(2レス)晴れるだろうが
それでも容易に相手を攻め込ませない猶予は作れるだろう。

佐保「ヘンッ けど、こん程度でオラを怯ませられると思ってんなら
お焼きよりあま過ぎる考えだっペ。
 これ晴れたら、霜柱よりどえれぇ背筋凍るような攻撃みせてやるっぺぇよ……」

消化器の煙の向こうで、何やら準備を彼女はしてるようだ……。

400小翠『タキシードムーン』:2021/07/01(木) 18:23:38
>>398

「はい・・・・ ええ・・・・ すぐに来てください」

     ピッ

救急車を呼び、スマホの通話を終える
これだけの『騒動』を起こした相手だ・・・関われば小翠自身どうなるかわからない
幸い、枯野はこちらの事を気にしていないようだ・・・・安全な所に逃げる権利が小翠にはある

「でも・・・・おねえさんは俺を庇ってくれたんだ・・・・
 あんなに大きな『爆発』を前にして・・・・俺を・・・・」

自分を庇った『おねえさん』の呻き声が聞こえる
そして、彼女が最後に口にした『言葉』は小翠の耳に残り続けている
『枯野を止めろ』という・・・・その言葉が!

「わかった・・・・おねえさんに代わって俺がアイツを止めてやる!」

そうと決まれば、こんな所で立ち止まっている時間は無い
だが、『枯野』を追うにしても準備が必要だ
だからこそ・・・・小翠はこの場で『工作』を開始する

「『アレ』を使うぞ・・・・!」

まずは筆箱を開け、中の『鉛筆』と『輪ゴム』を用意する
それらを取り出し、まとめて、一つの『道具』を作り出す
『輪ゴム』を射出するための『わりばしゴム鉄砲』だ!
ttps://www.city.fukushima.fukushima.jp/bunka-bunkazai/fureai/kakonotenji/documents/48733.pdf

そして、『タキシードムーン』の『光』を浴びて『理想像』に変身
小翠の姿が大きく成長し、強気の表情をした金髪の青年が現れる
『わりばしゴム鉄砲』には『光』を浴びせずに、今は懐に隠しておく

「行くか!」

一連の準備が終わったら、枯野を追いかける
枯野は黒服との戦闘で殴られている・・・血も流れているはずだ
血痕を追いかけるようにして追跡を開始する

401小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/01(木) 18:33:26
>>397

現在の問題は、既に対峙した状態であるために、
『新たな仕込み』が困難な事。
興味の安全を確保するまでは、
『現状の用意』だけで切り抜けるしかない。
『スタンド』と『本体』の『三者』を、
同時に相手取るつもりで掛かる必要がある。

  「……ありがとうございます」

思い起こすのは、『幻の町』に存在した『刀』の事だった。
『町の消失』と同時に消えてしまったが、
あれも『隕石』から作り出されたと聞いている。
もしかすると、『同じ類の品』なのかもしれない。

  「お話は分かりました。
   今から『連絡』させていただきます」

         スッ

空いている手でバッグからスマートフォンを取り出して、
『アリーナのスタンド使い』に連絡を取る。
繋がるのなら相手は問わないが、電話を掛ける前に、
『このビルの場所』を文章で送っておく。
ここに『人を遣してもらう』ために。
もし別の人間がビルに近付けば、
そちら側に注意を向けさせる事が出来るはず。
そこに生じるであろう『隙』を狙う。

  「――『小石川』です」

  「『棚を盗んだ犯人』を見つけました」

  「今、私の『目の前』にいます」

『通話』を始めると同時に、相手の方から何か言う前に、
こちらの状況を簡潔に伝える。
詳しく話している猶予はない。
簡単な説明でも、大体の事情は伝わるだろう。

  「『人質』の身柄と引き換えに、
   『佐保さん』と『枯野さん』の安全を要求されています」

  「お二人から手を引いていただく事は可能ですか?」

話しながら、それぞれの『位置関係』を確認する。
『前方』と『後方』の両方。
具体的には『二体のハクビシン』と『本体』までの距離を。

402ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/01(木) 18:38:01
>>399
こちらの狙いは攻め込む事だ
『消火器』の中身は残っているだろうか?
残っていようがいまいが、一旦その場に置いておく

スBで急ぎ雑貨コーナーからライターを
アルコールコーナーから適当な酒を手に取る

そして、飲料水コーナーの佐保がいると思われる場所に
アルコールをぶっかけ、点火したライターを投げ込むッ!

巻き込まれないようにスBの跳躍力を利用したバックステップで
置いておいた『消火器』の位置まで戻るッ!

「オーナーのおっちゃん、すまないっぺよ」

403『サマー三連星』:2021/07/02(金) 09:35:57
>>400(小翠PC)

MAP→ttp://tamatamakonet.com/park/suge-banba/

『あの子を止めて』

アリーナに属する彼女の意志を貴方は継ぐ。『タキシードムーン』により
貴方は祖父の若き頃の憧憬の姿へと変化し、輪ゴム鉄砲を携行して
集まってくる人達を超えて枯野が去った方向に力強く駆けていく。

黒服達の残した成果は無駄では無い。一人が強く打ち付け、頭からの流血が
落ちた痕が貴方を導いていく。それは少し先の階段を上った先の公園の中に続いた。

 ザッ……。

枯野「! …………さっきの奴か………お前」

公共トイレより、僅かに血で染まったトイレットペーパーらしきもので頭を抑え
軽く毛先を濡らしつつ出てきた彼野と貴方は目が合った。

暑い気温、頭部の負傷を少しでも早く洗い流して患部を応急手当するのに
足を止めざるを得なかったのだろう。
 姿は変化したが、戦闘により研ぎ澄まされた直感からか枯野は貴方を『敵』だと
認識したようだ。枯れ葉のヴィジョンが描いた手が横に翳され十数枚の枯れ葉が
本体である彼を中心に舞って、旋風が吹いてるかのように螺旋状に飛来する……!

枯野「言った……よなっ……命の保証は…………しないって」

枯野「僕は…………僕達は自由を得る……誰にも、邪魔はさせないっ」

(※立ち位置としては、MAP上の階段付近に小翠。
男女トイレの入り口付近にて枯野が居ます)

404『サマー三連星』:2021/07/02(金) 09:50:06
>>401(小石川PC)

(※電話する『アリーナのスタンド使い』ですが、GМごとに派閥も異なったり
行動も異なってくるので、以下の措置で進行します)

貴方は自身の知るアリーナのスタンド使いに連絡する。
だが、その人物と会話すると少し困った声色でこう返される。

『アリーナの組織は枝分かれしていて、それによって秘密裏に動いたりしてるので
今から他の者に伝えて情報共有して対応するが聊か時間が掛かる』

要約すると、そう言った内容。目の前の男に真実を伝えるか別の会話で
時間を稼ぐ方法もあるが、どちらにせよアリーナの援軍が到達するのは
少々この切迫した状況の打開として望み薄のようだ。

興味に張り付くように男と共に居るハクビシンとの距離は『4m』
貴方の背後から警戒し、何時でも襲撃可能なほうの距離は『3m』

本体を攻撃するにしても、この距離では分が悪い事が貴方にも分かる。
咳き込む男からすれば、未知数の障害である貴方への絶好の盾として
興味を易々と離さないのは自然な事だ。

男「……ゴホ、ゴホ…………その顔だと、あんまり良い返事は
貰えなかったか? まぁ、そっちも俺達をみすみす指銜えて
見逃してくれる程、甘い奴等だとは、これっぽっちも思ってないが」

「……あんた、子供とか居るか?」

顔色悪くも、男は少しでも肉体の内側の苦痛から意識を逸らしたいのか
小石川に雑談を投げかけて来る……。

405『サマー三連星』:2021/07/02(金) 10:09:08
>>402(ソラPC)

 タタッ  タタンッ!!

消火器を置き、スタンドによる恩恵の速さを得つつ雑貨コーナーを
走りがてらライターを手にし、アルコールコーナーより酒を取る。

佐保「其処に居るか、おんどらぁ!!」  タンッ  『グオゥッ゛!』

走る音は、コンビニでたった二人だけしか居ない空間だと容易に相手も
こちらの位置を捉える。そして、ただ見逃す程に彼女も甘くないようだ。

 ! 消火器の煙を抜けるように、スノーダンプを押してるらしい雪男
ショベルと肩に何か乗せた佐保が一緒に煙から出てこようと
しているのが見えた!

 どうやら、何らかの準備を終えたようだ……。

(※行動が多いのと、敵対NPCの行動が変化したので途中のシーンで区切り。
投擲を続投するか、別の行動に変えるか自由に決めて良い)

406小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/02(金) 10:40:10
>>404

(派閥に関しては理解しています。
 相手は問わないというのは『GMに一任する』というつもりでした。
 もし選択可能であれば、
 ミッションGMの所有するベリルかアルキスを指名させていただきたく思います。
 それが不可能であれば、このまま進めていただいて大丈夫です)

407『サマー三連星』:2021/07/02(金) 12:00:47
>>406(小石川PL)

こちらとしても常勤で参加して頂いてるPCには面識あるNPCと
接触させたいのが山々ですが、生憎以前のミッションでは連絡先を直接
交換(多分合コンも追跡ミッションも、細かく交換はしてなかった筈)が
なされてなかったと思いますので。今回に関しては指定のNPCとは
後日談で連絡先の交換に至るかと思いますが、ミッション途中で指名は
不可能と言う形にさせて下さい。

これは、どちらかと言えば以前のミッションで、こう言った
やりとりを、ちゃんと行わなかったGМの不手際です。申し訳ない。
ただ、ミッションに対し大きな悪影響は特に無い事だけ明言させて頂きます。

408小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/02(金) 13:06:00
>>407

(了解いたしました。
 お手間を取らせてしまい申し訳ございません。
 丁寧に対応していただき、ありがとうございます)

409小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/02(金) 13:22:25
>>404

前方『4m』、後方『3m』。
少なくとも『距離』は十分。
あとは『一瞬の時間』を作る事が出来れば、
『チャンス』の生まれる余地はある。

  「ええ……」

     スッ

  「『私の言葉だけ』では難しいようです」

口元からスマートフォンを離す。
状況の打開を諦めた訳ではない。
既に『次の策』は考えてある。

  「……いいえ」

思いがけない言葉を聞き、胸中に微かな痛みを感じた。
それでも目は逸らさない。
眼前の相手からも、自分自身の現実からも。

  「――あなたは?」

彼が話を続けるなら、それに耳を傾ける。
もしかすると、何か新しい情報を聞き出せるかもしれない。
会話が途切れたら、そのタイミングで『策』を実行に移す。

410ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/02(金) 19:23:40
>>>405
気付かれてしまったが、やる事は変わらない
しかし、敵が何をするつもりか分からないのは不気味だが…

スBの跳躍でアルコールの棚に乗る
そして頭上から、佐保に酒(適当に選んだが、出来れば瓶でなるべく度数が高いといいな…)を
そして点火したライターを投げつける
火葬パーティーの始まりだッ!!

こんな程度で炎上するか不安な所だが…

それにしても、一々五月蠅い女だ…
彼女はこれだけ怒鳴っていて疲れないのだろうか…?

411小翠『タキシードムーン』:2021/07/02(金) 21:41:16
>>403

「勘がいい奴だな!」

元より奇襲を仕掛けようなんて考えは毛頭なかったが、
あまりの勘の良さに驚きの声を上げる

「そうだ、俺の名前は小翠蒼輝・・・・10歳の小学生だ
 子供同士、ここで話をつけにきた」

枯野を会いかけた理由は『止める』ためだ・・・『倒す』ためではない
あの『歓楽街の夜』はそこを履き違えてしまったからダサイ姿を晒した・・・・今は違う!
まずは『枯野』を止める為に会話を始める

「なあ、さっきは俺も悪かったよ、お前の話も聞かずに一方的に話しちゃってさ・・・・
 だから、俺に聞かせてくれよ・・・・お前らが求める『自由』が何なのか
 それは・・・・『あいつら』がいると叶わない事なのか!?」

「それにさ・・・・」

小翠自身も『自由』は好きだ
何しろ、大好きな『おじいちゃん』は飛びっきりの『自由人』であったのだから
だが同時に、『自由』は時として報いを与える時があるという事も知っている

(おじいちゃんは『自由』のために死んだ・・・・)

「お前には『自由』の使い方を間違わないで欲しいんだ」

説得に応じないようであれば、今度こそ『武力』を使うしかない
懐の『わりばしゴム鉄砲』を握りしめ、いつでも『変化』出来るようにしておく

412『サマー三連星』:2021/07/03(土) 12:54:02
>>409(小石川PC)

>――あなたは?

「ゴホッ……一姫二太郎ってな。娘と息子が一人ずつ。
けど、こんな仕事ばっかりでな……妻にゃ愛想つかれて出て行かれたよ」

後悔は、多少あるがな。と男は煙草を吐きつつ、告げる。

「…………大人になってな、久しく忘れてた感情が。いま仕事してる
あいつ等と短い間だが過ごして蘇ったんだ。今じゃ、俺にはあいつ等が
自分の子供見たいに思えてな。
 ――だから、俺達は『自由』を得る。今回の仕事を終えた報酬の大金と
今までの貯蓄を合わせれば外国なりで第二の人生を、あいつ等と共に出来る
その為なら……俺はなんだって――」

              ガシャンッッ  ボォッ

「――っ!? くそっ、おい 止せ!
『ブライアン・アダムス』!」     『キーィ゛ッ!』 プシャァ!

 ! 膠着状態を壊した一投の石、と丸めた紙に火が灯された投擲物。
それが、この室内の大棚の頭上にあった窓を破壊して燃えた紙が運よく大棚の
上に落下する。調達しな品が、今回の彼の依頼を左右する物ゆえに男は一気に
狼狽して、興味を離して大棚に駆け寄る。『ハクビシン』も同時に彼と一緒に
大棚の着火地点に跳ぶと共に、その鼻先から黒紫色の噴霧状のものを火の付いた
場所へ放った。火はすぐ鎮まる感じの弱さに至る。

『キーィ゛!』 

そして、貴方を背後で監視してた『ハクビシン』も行動を起こした。
誰の邪魔が知らないが、この一手により状況が一斉に不利になった事を悟り
貴方のほうへ迫る!(ス:B)
 後頭部……うなじ目掛けて嚙みつこうと、跳ぶハクビシンの口元が大きく開き
短い牙が『眼球』の視界の中で捉えられる!

413『サマー三連星』:2021/07/03(土) 15:16:14
>>410(ソラPC)

佐保「うおっしゃあ、見つけたぜガキ!」  ズァッ!

消火器の煙を抜けて出てきた彼女は、貴方を睨みつけつつ前進する。
その肩と、ショベルに乗ってるのは……『雪だるま』! 
ショベルと人の肩に乗る程度のサイズだが、先程貴方に襲い掛かる直前に
レジや消火器に変化したのと同様の存在。恐らく、これ等も何らかが
雪だるま化してる。それが、彼女の能力なのだろう。

雪男ごと、『フロスティ・ザ・スノーマン』の押すスノーダンプにも
それに乗るサイズの大きめの雪だるまが鎮座してる。

佐保「スノーマン、出なぁ!」 ピョーンッ!

   シュッ   パキャッ  ボゥ!!

佐保「っちちぃ! スノーマンっ!!」 ピョンッ……パシャァ!

彼女の肩に乗ってた雪だるまは、ソラが投擲した酒瓶の軌道上に
佐保を守るように飛び出す(ス:C)が。如何せんスピードの差があり
雪だるまが酒瓶に当たる直前に解除され、元の物体であったのだろう
大きめの飲料水へ変化したペットボトルに当たり、それでも勢いは殺しきれず
砕けた酒瓶の中身が彼女の首回りに掛かり、次に投げたライターが命中する。

だが、彼女の体に火が回る前にショベルに飛び乗ってた雪だるまが彼女の首
元に当たり、体がその衝撃で崩れると共に元の変化してた小さめのペットボトル
にも損傷したらしい飲料水。振ってた炭酸水らしいジュースが彼女の首元に
掛かって鎮火する。少しだけ皮膚がミミズ腫れらしきものが見えるが軽傷。

佐保「てんめぇ乙女の柔肌傷つけた覚悟は出来てるっぺなぁ!!?
おらぁスノーマン ぶち撒けさらせやぁ!!」

 『グモォ―!』  ブンッ  シュオォ―!!

フロスティ・ザ・スノーマンと言われた雪男のスタンドがスノーダンプに
勢いつけ前に振り。その勢いにのって子供サイズ程度の『雪だるま』が
無表情のままに棚の上に乗った貴方目掛け飛来する!

 グググッ  ピキピキィ!

『雪だるま』は接近しつつ、軋むような嫌な物音を立て鳴らしてる!

414『サマー三連星』:2021/07/03(土) 15:33:23
>>411(小翠PC)

>『あいつら』がいると叶わない事なのか!?

枯野「そうさ……『アリーナ』は、僕を、先輩を保護観察の下に置いてる。
いずれ、僕が成人となって能力の行使も教育終えたらアリーナの構成員として
活動する。それが、僕が祖父母を傷つけた責任に対する義務だって……!」

 ギュッ……ッ゛

枯野「……っざけんなよ……! 父さんに母さんが死んだのは、お前の所為だ。
そう言って爺さん婆さんは俺に家の為に働き続けろって責められて生きてきた。
僕に何の『責任』があるって言うんだよ!?
 確かに弾みで、育ての二人をスタンドで怪我させたよ!
だけど、死ぬまで僕は見えない監視の下で生きなくちゃいけないのかよ!?
小翠……僕が悪いのか? 僕が自由を求めて別の場所に、先輩達と一緒に
この街の人間が知らない場所で生きていこうって言うのは、そんなに悪いのか!?」

 ――だったら、僕はその『悪(自由)』のままに生きる!

    僕の『場所(station)』は僕自身が決める――!

枯野「だからさっ……そこを退けよ! 小翠!」  ゴォォォ!!

 枯野は自分自身の周りに竜巻状に枯れ葉を展開(ス精:BC)しつつ
貴方に接近する(ス:C)。その枯れ葉が彼自身の手元を見え辛くしており
どのような能力を行使してくるか不明だ。
 だが、一連の経過を見れば彼の枯れ葉は直接自分の手で触れてる物体と
同等の性質にさせていると推理出来る。今の舞ってる枯れ葉も
単純な枯れ葉ではないだろう……。

415ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/03(土) 16:52:49
>>413
「元々小汚い肌だったんだ、その位で文句言うなっぺ
 むしろ前よりかっこよくなったんじゃないっぺか?」

雪だるまの中に物入れて飛ばす能力
先程、飲料水コーナーのガラスを割っていた佐保
あの雪だるまの中には、ガラス片が入っている事は想像に難くない

飛び交うガラスの散弾銃…!
確かに背筋の凍るような攻撃だ

だからソラは、腹を括った
例えガラスのシャワーが降り注ぎ、全身を切り刻まれ
四肢を切断され臓物を晒す事になったとしても
決して怯みはしない覚悟…!

ソラには背負う物も、失う物も何も無い
何も無いからこそ、ソラは『無敵』だ…!
何も無いからこそ、命を平気で賭ける事が出来る…!

飛翔してくる雪だるまを杖でいなしながらも
佐保に目掛けて飛び掛かり、杖で頭部を叩く事を狙う!(パス精CBC)


雪だるまがこちらを追跡してくるのならば
佐保も巻き添えにする事が出来るのではないか?という狙いがある
この命懸けの作戦、果たして成功するのだろうか…

416小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/03(土) 17:47:01
>>412

こうした状況において、『不意打ち』は効果的だ。
しかし、『見えている動き』は『不意打ち』にならない。
『飛び掛かる前兆』が見えた瞬間には、
こちらも行動を起こせる。

    ダッ

        クルンッ

               シュバァッ!!

興味に向かって走り出しながら、
手の中で『スーサイド・ライフ』を『逆手』に持ち替え、
自らは正面を向いたまま振り返る事なく、
『ハクビシン』の頭部めがけて『突き』を放つ(破ス精CBB)。
こちらから当てるというよりは、
『ハクビシン』の軌道上に『置いておく』感覚だ。
『後出しの不利』を考慮し、
相手の方から『刃』に突っ込ませる形にする事で、
最小限の動作で迎撃する。

しかし、相手も黙って刺されるとは思わない。
『ナイフ』で迎撃するまでは想定しているだろうし、
あの『噴射』を使って何かしてくる可能性は十分に有り得る。
『回避』か『更なる攻撃』かは分からないが、
単純な『突き』だけでダメージを与えられるとは考えない。
だから、これは『対応させるための攻撃』。
立て続けに『次の攻撃』を行う。

       ドシュッ!

             ドシュゥッ!

『突き』の成否を問わず、
間髪入れずに『小指』を射出(破ス精DCC)。
全くの『ノーモーション』で放たれる二発の『指弾』。
それらは、すなわち『不意打ち』に成り得る。
狙いは『背後のハクビシンの両目』。
たとえダメージの伝達がなくとも、
『スタンド自身の視界』を阻害出来たなら十分。
これにも対処されたとしても、まだ『次』がある。
『本体との連携』こそが『スーサイド・ライフ』の『真骨頂』。

同時に、『本体の視界』で『前方のハクビシン』を注視する。
こちらに来るか、それとも興味の方に行くか。
それによって『対応』は変わる。

417小翠『タキシードムーン』:2021/07/03(土) 18:51:11
>>414

「どかねえ! お前に『事情』があるように・・・・
 俺にだって『約束』があるから!」

「大人の思惑なんて関係ねえ・・・・!
 子供同士・・・・・・喧嘩しようぜ!」

枯野の接近を見るや否や、懐に握りしめた『わりばしゴム鉄砲』を『大人化』する
『ゴム』を飛ばす『鉄砲』・・・・・つまりは『ライアットショットガン』に変化させる

「いくぜ!」

『理想像』となった今なら、常人以上の精度で狙いを合わせることが出来る
枯野の腹部を狙って『ゴム弾』を放つ!

418小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/04(日) 08:57:15
>>416

419『サマー三連星』:2021/07/04(日) 18:28:48
>>415(ソラPC)

「だーれが小汚ねぇっペだ! クラスメイトにゃ
きめやわらかって毎日絶賛だっぺよ!」

    ググッ   パ キャ――ッ!!

予想通りと言うべきか、雪だるまは原型を崩すと共に大量のガラスの破片へと
変化する! そして、勢いのままにソラ目掛けガラスのシャワーが浴びせられる!

全身へと飛来するガラス。頭部、手の甲 膝と衣服が露出してない部分も
覆ってる部分にも大小の破片が突き刺さり痛みが生じる!

「はっはー! これで、てんめぇも……っな!!?」

だが、『覚悟』をしてたソラは怯まない! ダメージで止まりはしない!
心頭滅却すればと言う気持ちのまま、破片が突き刺さったまま
『ステインド・スカイ』の杖を頭部目掛け振り下ろす!

「ぅ お……しゃオラぁっっ!!」  ブゥーンッ!!

     パキャッ    ガァン!!

佐保「がふっ……ぐっ……こんガキ……いい度胸してるじゃねぇっぺかよ……!」


ソラの杖は、佐保の額に命中し彼女は飲料水コーナーに叩きつけられるように転倒。
そして、ソラ自身も杖が命中するのと同時に瞬間的に彼女が振ったスノーショベルが
脇腹に強かに叩きつけられ(ス:C)
スナック菓子:ジュースコーナー付近まで転がり滑る。

佐保「だが、残念っぺな……オラは結構石頭なのが自慢っペ。
これ位じゃ……まだ倒れねぇ。こが坊と……先生のところに戻らなくちゃなんねぇ」

オラは倒れる訳にはいかねぇ……! と気炎を吐きつつ
『フロスティ・ザ・スノーマン』にスノーダンプを解除させ『雪かき』を
発現させる。1、5m程ある長物だ……佐保自身もスノーショベルを解除させて
スタンドに一本、自分にも同じ獲物を持って構える。

佐保「おめーも相当なダメージだろ? フラフラでねぇっペか。
早く外に出て、そっちにいるクラウド・ナインに泣きついて治療して貰えば
いいっぺ。私はこのまま逃げ切ればいいんだから」

若干、足が震えつつも佐保は勝気な調子を崩さずに言い切る。

客観的に見て、体中にガラスが幾つか突き刺さってるソラのほうが
ダメージが深刻に見えるが。先程の特攻による頭部への攻撃は間違いなく
効果があり、彼女自身の眉間から流れる血は中々負傷が深刻である事を表してる。

次に、確実なダメージを与えたほうが。このコンビニで最後に立つ者になろう……。

420『サマー三連星』:2021/07/04(日) 18:43:30
>>416-418(小石川PC)(メ欄 許可)

>  ドシュッ! ドシュゥッ!

『ギィ――!?』

「『ブライアン』っ! ぐ……っ」

貴方(小石川)がノーモーションに近く、片腕で『スーサイド・ライフ』を
敵のスタンドの前に突き出す動き。更に予測不能の小指鉄砲は、踊りかかった
『ハクビシン』がナイフの動きを見て、躱そうと宙で一旦体勢を変化しようと
動きが止まった目に対し、見事に命中する!

そして、男の反応はと言うとスタンドの名を呼びつつ片方の目がギュッと強く閉じて
眉間と閉じられた目元の筋肉が収縮する。どうやら、片方のスタンドに視覚もリンク
しているようで、目突きは彼自身にもDFを及ぼすようだ。小石川の一メートル付近にて
着地しつつ軽く毛を逆立て硬直する『ブライアン』

「仲間が潜んでたのか……! 注意を逸らす為にわざと話で時間稼ぎを。
これだから、アリーナの奴等は嫌いなんだよ!」 ガシッ   プシャァ!

男は、大棚の消火を見ると共に。長机に存在してる複数のパイプ椅子の内の一つの
足を持って持ち上げる。そして、彼の肩に飛び乗った『アダムス(ハクビシン)』が
先程のように黒紫色のスプレー状の何かの液体をパイプ椅子の男が握る足と座席の
根本付近に振りかけた。

「ゴホッゴホッ! ……女を倒すのは気が引けるが。仲間が居るってんなら
包囲も時間の問題だ。悪いが、気絶させて人質になってでも
この街から三人で脱出させて貰う!」  タッ!

長机に飛び乗り、男は小石川目掛けパイプ椅子を振りかざしつつ迫る!(ス:C)

どうやら興味を盾にする事なく、貴方自身を直接打倒する気だ!

421『サマー三連星』:2021/07/04(日) 18:58:06
>>417(小翠PC)

『タキシードムーン』自身のスペックは相手を傷つけるには乏しい。
だが、その『理想像』は生物だけでなく無機物にも作用する!
『輪ゴム鉄砲』は『成長』し……犯罪者も昏倒させる『ライアットショットガン』だ!

>いくぜ!   ドォンッ!

枯野「!? 銃っ……クラウド・ナインに変身するだけでなく、そんなのまで……」

     ギィンッッ!!

枯野「…………だが…………小翠……って言ったな?
・・・・・
みくびるな。

僕の……枯れ葉は……先輩が褒めてくれた『力』は……弾丸を凌ぐぞ……!」

  ゴォォォ――!!

枯野の吹きすさぶ枯れ葉の一枚が、ゴム弾と命中し……ゴム弾が枯れ葉を
貫く事はなく、その周囲の地面に跳ねるように弾かれた!

そして、吹きすさぶ枯れ葉の防壁の隙間より僅かに彼の掌に見えたのは……。
アレは 恐らく 『ボルト』だ。

枯野「トイレで拾った……工事現場か誰かの落とし物かな……鉄じゃない
『ステンレス』製。だけど……硬度は十分だ。弾丸から守るには十分な……」

 ギンッ……。

枯野「そして…………相手を切り刻むのにも……十分だっ!」

 枯野は、鋭い目で貴方に対して枯れ葉のヴィジョンが輝く手を銃のポーズに
変えて狙いを定めるように突き付ける。嫌な予感がする……!

422ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/04(日) 21:03:22
>>419
勝利の女神はどちらに微笑むか?
全身をズタズタにされて、死にそうなのはソラの方だ
女神は今、佐保に微笑んでいる
だが、女神が相手に微笑んでいるのなら、強引にでもこちらを振り向かせるまでよッ!

今のソラは、『ガラスのハリネズミ』
この状態になるために突っ込んだと言っても良い、使わない手は無いだろう
そして恐らくだが、敵はソラの攻撃手段が『杖による打撃』しかないと思っているのではないだろうか?
この状況に置いては、背が低いという事も助かる
攻撃するのに丁度良い位置に潜り込めるからだ

ダッ

「ゴミはゴミ箱に」

スBで敵の元へ駆けるソラ
目指すは佐保の懐だ

少し勿体無い気もするが、切り札はお守りじゃない
使う時に使わなきゃ意味が無い
ここが切り所だ

『レジ』にかけていた『浮上』を解除し、床に叩き落すッ!
その衝撃はさぞ大きな落下音を響かせるだろう
たった一瞬でも、相手の気を反らし、隙を作れれば十分だ

423小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/04(日) 21:32:10
>>420

『今の状況』は、こちらにとっても予想外だった。
しかし、それを言葉で説明したとしても、
分かってはもらえないだろう。
『家族の話』を聞いた事で、
心の中には『彼を逃がしたい気持ち』が芽生えていた。
それは道義に背く考えなのかもしれない。
ただ、彼にも『愛する者』がいる事は確かなのだと思える。

  「……どのように受け取っていただいても構いません」

まず警戒すべきは至近距離にいる『ブライアン・アダムス』。
お互いが、既に『攻撃範囲』に入っているからだ。
本来ならば放置は出来ないものの、
この『ブライアン・アダムス』は『目潰し』を受けたばかり。
すぐには動き出せないと判断する。
現時点で優先しなければならないのは『目の前の脅威』だ。

   ――あの『液体』は……。

わざわざ振り掛けたという事は、何らかの『意味』がある。
つまり、それに触れるのは好ましくない。
ゆえに、敢えて『前進』する。

           ドシュンッ!!

相手と擦れ違う形で『スーサイド・ライフ』を振り抜き、
『足』を狙って斬り付ける(破ス精CBB)。
『スーサイド・ライフ』のスピードは、
基本的に『ナイフを振る動き』だけに適用されるが、
斬り掛かる際の『踏み込み』は例外だ。
その瞬間に限り、
『野生の豹』を思わせる敏捷性で動く事が可能になる。
すなわち、相手がパイプ椅子を振るよりも『速い』。
その『瞬発力』を利用して、
椅子が振り下ろされるよりも先に擦れ違う事で、
攻撃を回避する。
もし避けられなかったとしても、
『スーサイド・ライフ』を盾にする事で、
本体と直接接触する危険だけは阻止したい。
また、自ら『前進』する事によって、
もう一体の『ブライアン・アダムス』と距離を取る目的もある。

   ――おそらく……まだ『何か』……。

そして、『彼自身の攻撃』だけでは終わらないだろう。
『スタンド』が肩に乗った事から考えると、
『本体の攻撃』と同時か、
あるいは直後に『スタンドの攻撃』が来る可能性が高い。
それに対処するために、『右手』を持ち上げておく。
また、二本の『小指』は自身に追従させる。
先程のような『不意打ち』は不可能だが、
いつでも『発射可能』であるという姿勢を見せる事で、
ある程度のプレッシャーを与える事は出来るはず。

424小翠『タキシードムーン』:2021/07/04(日) 22:31:14
>>421

「勿論、この程度でお前を止められるなんて思ってもない!」

(とはいえ・・・・あいつの『スタンド』め・・・なんてスピードなんだ!
 銃弾にも対応できる速さなんて反則だろ!)

枯野がこちらに指先を突き付けるのを見る
意趣返しというわけだろうか・・・・同等の『射出攻撃』の意志を感じさせる動きだ
小翠はそれに対し・・・・・

「それに・・・・お前の方こそ見くびってないか?
 俺はそう易々と切られる気はないぜ!」

左手の親指で自身の胸をトントンと叩き・・・・『心臓』を示す
これは枯野に対する挑発だ・・・・狙えるものなら狙ってみろ、という

だが!当然、この心臓をくれてやるつもりはない
枯野の『枯れ葉』攻撃がこちらに着弾する瞬間に変身を『解除』する

それによって、身体を一気に縮小し、上半身の攻撃を避ける事が狙いだ

「そして・・・・次の一手はすでに考えてある!」

攻撃を上手く避けられたら再び『理想像』に変身する
それと同時に枯野に再び『ライオットショットガン』の銃口を向けたい

425『サマー三連星』:2021/07/06(火) 01:30:03
>>422(ソラPC)

>ダッ 「ゴミはゴミ箱に」

佐保「おっとぉ! そー迫るだろうって思ったペ!
フロスティっ!」    『ゴァ゛!!』

  グゥ……ッズンッ!

! 何と、雪男のスタンドは。その怪力で強引に隣にある『アルコール』陳列棚を
掴んで引きずり! その棚を即席の障害物にしてソラが間合いに入る前に
佐保の進行上に置かれ接近を拒まれた。

佐保「さっすがにー、おめー素早いからな……一呼吸、準備万全にして
やらねば倒れるっぺ」

単純なスピードでは分が悪いと、先ほどの攻防で彼女は理解したようだ……。
自分で塞いだアルコール棚より離れ、ガサゴソと何やら発現された除雪用具に
棚のものを乗せているのが見て取れる……。

(こちらのNPCの行動によって行動途中で区切られたので『レジ』の浮上の
解除は中断しても問題ない)

426『サマー三連星』:2021/07/06(火) 02:10:09
>>423(小石川PC)

 > ドシュンッ!!

「ぐぉ゛……ぅぐ。はや、いな……あんたのスタンドは」

貴方が振り抜いた『スーサイド・ライフ』
 それは、見事に相手の足を切り裂く。
男は、掲げられたパイプ椅子を振り下ろす間もなく…………?
 妙だ、男は貴方と交差する瞬間。攻撃するタイミングはあったのだが
『椅子を振り下ろす素振り』を欠片も見せなかった。

「不思議か? 安心しろ……いや、逆か」 プシャァ……ッ 
        「『警戒』しろ 最大限に」」

                ゴゴゴゴゴゴゴ……ッ

ッ ……男の傍に戻った『ブライアン』が男に切り付けられた片足の傷口目掛け
あの黒紫色の噴射液を少し長めに掛けると共に。
 黒紫色の液が付着した傷が泡が大きくなるように膨らみ、一定の大きさまで
至ると軽く弾け、ゲル状の皮膚と化して傷口が閉じた……っ。

「ぐぅ……っ……ゴホッ……ゴホ
俺は……こが坊見たいに万能に変化出来るものや佐保のようなパワーに
優れてるわけでも無い。だが……それでもクラウド・ナインに拮抗して
逃げ延びる程度の『生存能力』に長けてる」

  パキンッ……コロン。

喋りながら、男がパイプ椅子の『アダムス』の噴射した部分の椅子の根本に
指を掛け、強く引っ張ると共に。本来、人が引っ張っただけでは
びくともしない筈のスチール製の根本が軽い音と共に折れた……!

男の傷口を直すのと、パイプ椅子の足を折れる程に力を弱めた。

この能力……『ブライアン・アダムス』の力は一体……?

「一度自己紹介しておくか……とは言え、裏社会に、ありふれた俺は
『じゃがいも』みてーに、名に価値なんて無い。
だが、強いて俺が好む名前があるとすれば…『レックレス』
『ブライアン・アダムス』の『レックレス』だ。
改めて、あんたを倒すぜ……」 チャキン  『『シィ――ァ゛!』』

パイプ椅子のスチールの足を警棒のように正眼で油断なく構え。
両肩に、『ブライアン・アダムス』が威嚇の鳴き声を上げる。

窃盗団のリーダー『レックレス(むこうみず)』の男は
小石川と距離、3mで武具を掲げ何時でも攻めに移れる様子だ……!

427『サマー三連星』:2021/07/06(火) 02:35:14
>>424(小翠PC)


>俺はそう易々と切られる気はないぜ!

ゴォォォ――!!

枯野「ならっ…………証明……してみろよ!」

彼が放つのは! 前もって準備していた>421メ欄 ステンレス硬度枯れ葉弾だ!

能力によって殆ど本日は微風しかなく猛暑を涼しくする突風は起きなくても
彼の枯れ葉は突風の勢い(ス精:BC)で小翠のほうへネジと同じ硬さの
枯れ葉が約20数枚飛来する!

 それを認識して小翠は襲い掛かる枯れ葉は銃弾のように真っすぐな軌道で
心臓を狙うのでなく、本物の風に舞う枯れ葉のように狙いは多少粗い感じで
ステイション・トゥ・ステイション(枯れ葉)は小翠の足から頭の全体を
掠めるコースで飛んでくる事が理解出来た。

 このままでは、単純に子供の姿に変身解除したとしても大ダメージ必至だ!

何か、別の方法で枯れ葉を回避する方法を思いつくか。自身に対する
ダメージを極力少なくする為の行動が必要だろう。

428小翠『タキシードムーン』:2021/07/06(火) 18:11:52
>>427

「クッ・・・・・・!」

思っていた以上の広範囲に『枯れ葉』が散らされている事を見るや
作戦の練り直しを頭の中で行い・・・・実行に移す!

       バッ!!

この状況であれば、能力解除による回避はやはり難しい・・・
なので、野球のヘッドスライディングのような姿勢で、
両手を伸ばして腹を滑らせるように、地面に着地を行う事とした

「そんなにバラバラの攻撃が・・・・俺に通用するかよ!」

本来、恐れていた事態は『枯れ葉』が一点を攻撃する事による『集中攻撃』であった
『枯れ葉』一枚一枚はそれ程大した事はないが、一点に集中されると致命傷になりうる

だが、枯野は『枯れ葉』を分散して攻撃に活用していた・・・・!
それならば、当たる面積を最小にするこの姿勢であれば、
いくらかのダメージは受けるものの、致命傷にはなりえないはず!

(致命傷じゃないなら・・・・俺の『攻撃』につなげる事が出来る!)

そして、攻撃が通過したなら先ほどと同様に
『ライアットショットガン』の銃口を枯野の胴体に向けたい

429小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/06(火) 18:58:57
>>426

液体が掛かると『火が消える』。
液体が掛かると『傷口が塞がる』。
液体が掛かると『脆くなる』。
『消火』は分かりやすいが、他の二つは繋がりが見えない。
少なくとも『応用力』は高いように思う。

  「それでは――『レックレスさん』とお呼びします……」

           タンッ

大きくバックステップを踏み、現在の場所から後退する。
その際、『小指』は動かさず、元の位置を保っておく。
自分だけが下がる事によって、
自身の手前に『小指』が来るようにするために。

  「レックレスさん……先程おっしゃいましたね」

    シュバッ!!

               ドヒュッ!

                      ドヒュゥッ!

  「――『家族がいる』と……」

跳躍と同時に『スーサイド・ライフ』を振り、
『刃の側面』を二本の『小指』に打ち付ける。
これにより、『レックレスの胴体』を狙い、
『速度』と『精度』が増した『指弾』を発射する(破ス精CBB)。
先程とは違い、『銃弾』にも匹敵するスピード。
不意打ちではない『見えている攻撃』だが、
無視すれば当たる。
ただし、『本当の狙い』は『その先』だ。

  「……どうか『大切』になさって下さい」

           トッ

  「たとえありふれていようと……」

           クルンッ

  「あなたは――たった一人の『父親』なのですから……」

着地後、『スーサイド・ライフ』を『順手』に持ち替えながら、
レックレスの『次の動き』を見据え、『タイミング』を計る。
『本体が攻撃する』というのは、
自分のような『器具型のスタンド使い』でなければ、
スタンド自体に戦闘力がないか乏しい場合が多い。
しかし、『ブライアン・アダムス』には十分な攻撃能力がある。
ましてや、レックレスは衰弱していたのだから、
なおさら本体自身で戦う理由はない。
考えられるとすれば――おそらくは『本体とスタンドの連携』。

430ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/06(火) 20:37:52
>>425
     じ ご く
「かっぺは限界集落に」

笑止!そんな物で今のソラは止められはしない
このままの勢いに任せスBのジャンプで棚を飛び越えてくれる!
しかし、このジャンプは間違いなく隙を生んでしまうだろう

ここで『レジ』の『浮上』を解除し、敵の注意を逸らしたい
そして、全身に突き刺さったガラス片の一枚を抜き取り
上空からの血飛沫で目潰しをしたい
更に、当たるかどうかは分からないが
抜き取ったガラス片を佐保の腕に投擲し、除雪用具から手を離させたい(パス精CBC)

とにかく、これ以上相手に行動をさせるわけにはいかない
次に何か攻撃を受けたら、待っているのは『死』!
勝利の女神どころか、死神に微笑まれちまう!

431『サマー三連星』:2021/07/07(水) 09:00:40
>>428(小翠PC)

 回避! 否! この距離では小翠が横に回避を行おうとしても枯れ葉の刃当然は命中!

 防御! 否! 生半可に頭部や急所を防いでも大ダメージは必至!

故に、こおおおおおーッ これしかない!
 『当たる面積を最小にして』の前進だああああ!

           ザシュゥッ!     ガチャンッ!

見事! 小翠はスライディングと共に相手と距離2m程度まで間合いを縮める。
両足のズボンを切り裂き、浅い裂傷が膝や太ももに生まれるが我慢すれば
問題なく走ったりする事も出来る! 君の『勇気』が産んだ結果だ!

枯野「っ! 耐えきった……だと!?」

       パサァ……ッ!

驚きつつ、彼は未だ発現してなかったのであろう10枚程度の枯れ葉を自身の
前に発現させる! 恐らく、防御用だ……。

432『サマー三連星』:2021/07/07(水) 09:17:49
>>429(小石川PC)

> シュバッ!! ドヒュッ! ドヒュゥッ!

『スーサイド・ライフ』の刃の側面で打ち付ける事によって速度の増した
分離されてる『小指』 衰弱してる『レックレス』一人であれば、回避は出来ない。

レックレス「……『アダムス』」  『シャ―ァ゛』  タンッ! ガプッ!!

だが、肩で唸り声を上げていたハクビシンの一体。アダムスと呼ばれた
スタンドの片割れは弾丸に増すスピードで『小指』に飛び掛かり銜えた。

レックレス「あんた、自分の肉体を分離出来るんだな。
眼球・手……幅広い用途で対処出来るようだが、俺達も結構万能なんだぜ?
――フゥ!」 ダッ!

レックレスは、身を低くしてタックルのような体勢で椅子の足を持つ手を引き
突きを繰り出す構えで小石川に迫る! 現時点で互いの距離は2m程度。

 『シャー―ーァ゛』  ググッ

一方、『アダムス』でないほう。『ブライアン』は彼の頭のほうに移動して
頭部を踏み台として前傾に跳躍するように小石川を睨みつける。

アダムスは、貴方の分離能力によって奇襲を警戒してか走る本体の後方1m程にて
動かず何時でもレックレスの死角から来る攻撃に備え待機してる。

433『サマー三連星』:2021/07/07(水) 09:37:19
>>430(ソラPC)

> かっぺは限界集落(じごく)に    ターンッ!!

        ガダンッッ゛!!

佐保「むんっ!?」

 スタンドの恩恵による身体の強化の跳躍。それに続いて布石として
置いていた『レジ』の浮遊を解除しての音による隙を作る行動。

彼女は、確かにそれに反応して振り向いた。絶好のタイミング
貴方の体には武器となる破片が幾つも刺さっている。
 軽く血飛沫が飛びつつ、ソラの手には結構大きめに感じる破片を抜いて
構えると同時に……。

 『ゴァ―ッ!!』   ブンッ   パシィ――ッ!!

視界一杯に広がる雪かきのプラスチックの除雪する面!
 それが額を強かに打って、痛みと共に次の瞬間には大きめに尻餅をついて
ソラは元の跳躍していたアルコール棚を超えようとした地点に戻された!

確かに『佐保』は隙を見せてた。だが『フロスティ・ザ・スノーマン』は
警戒を貴方に続けてた! ある程度の自我を有したスタンドは余り賢くない
本体をフォローする周到さを備えてる!!
 ソラは感じる。生半可な攻撃では……負ける!

佐保「っだーあぶなかったっペ! へっ、でもざんねーんだぁ!
オラのフロちゃんは賢いっペ。おめーが素早くてもオラとフロちゃんの
コンビネーションに敵いっこねぇぞぉ」  がががっ

佐保「んでもって……次の攻撃で、こんのくらしあい(殴り合い)も
終わらせるでぇ……!」

彼女は、持ってる雪かきの上に陳列棚の商品を幾つか載せる。
大体幼児ぐらいの大きさまで商品が乗ったらしいのが、棚の隙間から伺える……。

434ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/07(水) 11:50:55
>>433(GMへ)
(すいません、物体を雪だるまに入れる能力とは全く関係の無い
 自我を持っているため本体をフォローするというのは、ありなんでしょうか…?
 wiki等を少し見ましたが、自分が調べた限りでは能力と関係の無い自我が有利に働くような項目は見当たらなかったのですが…
 それから、これは自分の観察力が足りなかっただけかもしれませんが、
 これまで『フロスティ・ザ・スノーマン』に自我があったような描写は無かったような気がするのですが。
 初心者ですのでよく分からないのですが、GMに意見申し訳ありません)

435『サマー三連星』:2021/07/07(水) 17:45:18
>>434(回答)

wikiなどで明確に書かれてる事はないと思います。スタンドが自立及び半自立の場合
『私の』板の経験と他板の戦闘やミッションを読んだうえでスタンドに自我がある場合
本体をフォローする場面など幾らかあったので、自然とこう言う行動を加えました。
ただ指摘されると、このように行動に優位性を出せるか疑問に思えてきたので
板のルールの質疑に本日提出して討論させて頂きたいと思います。

『フロスティ・ザ・スノーマン』の自我に関しては、細かく説明するような描写は
しませんでしたが
>380
>『グゥ――!』
>ギャル「おうよ、『フロスティ・ザ・スノーマン』

>413
>おらぁスノーマン ぶち撒けさらせやぁ!!」
>『グモォ―!』

>425
>フロスティっ!」    『ゴァ゛!!』

と、フロスティ・ザ・スノーマンと佐保が掛け声を出し合ってスタンドの方に
幾らか自我があるのを仄めかしてましたが、事前に。この雪男のスタンドは
自分自身だけの人格を有してるようだ、等の1文を投下させて頂くべきだったと
思います。その点に関してはCCミッションを参加して頂く手前、こちらの
情報に不足があった事を謝罪させて頂きます。

436ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/07(水) 18:01:47
>>435
お手数かけてしまい申し訳ありません。
自我の有無に関しては、
やはりこちらの観察不足だったかと思いますので、お気になさらないでください

437小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/07(水) 18:10:15
>>432

  「――……先程お話しましたね」

銃弾並みの速度で射出された『指弾』。
これが『人型スタンドの投擲』なら『真っ直ぐ飛ぶ』しかない。
だが、『スーサイド・ライフ』は『違う』。

  「『私の能力』について……」

                      パーツ
             発射したのは『部位』だ。

       パーツ
  そして、『部位』は打ち出した後でも『遠隔操作』が可能。

               パーツ
  「『それ』は――私の『一部』です」

              グイィィィッ!

『指弾』は『ただ直進させた』訳ではない。
『最初の軌道』は、あくまでも『見せかけ』。
レックレスが『アダムス』に命じた直後、
『遠隔操作』(>>429remotecontrol)を行い、
『指弾』の『軌道』を変化させて、
不意を打つ形で『レックレスの両目』を突く。
レックレスからは一瞬たりとも目を離していない上に、
発射直後から『タイミング』を計り続けていたのだ。
『目の前に立つ相手』に対して、
『軌道変化』の瞬間を誤る事は『有り得ない』。

  「『手当て』を終えたら……ここを出ましょう」

『軌道変化』の目的は『時間稼ぎ』。
レックレスに反応させる事で、こちらが動く時間を作る狙い。
当たっても当たらなくても、『指弾』に対処していれば、
そこには少なからず『隙』が生じる。
隙が生じれば、その間に動く事が出来る。
言い換えると、『時間』が増える分だけ、
『回避』もしやすくなるという事。

       バッ! 
           
  「『あなたを愛する人』を悲しませないために……」

                   バッ!

『その時間』を使って、
レックレスが突っ込んできた直後に身をかわし、
同時に『本体から離した右手』を逆方向に飛ばす。
これにより、突撃の進路上から退避すると同時に、
『本体』と『右手』で『二手』に分かれ、
『中心』に位置するレックレスを『左右』から『挟み込む』。
『右手』と『本体』の距離は『5m』を維持。
『アダムス』は『レックレスの背後』を守っている。
ならば、守りの手薄な『レックレスの側面』を攻めるまで。

  「そのために――あなたを『倒します』」

           スッ

『スーサイド・ライフ』を握る左腕を前に出し、
半身の構えを取って、レックレスと『ブライアン』を警戒する。
『右手』は軽く開き、『アダムス』に備える。
『目』は本体の背後に配置し、
万が一にも『背面攻撃』は許さない。
今の状況は、実質『一対三』だ。
『ブライアン・アダムス』は確かに脅威ではあるものの、
決して『全能』ではない。
『スーサイド・ライフ』が『万能』ではないのと同じように、
目に見える『弱点』が存在する。
だからこそ、『そこ』を突く。

438小翠『タキシードムーン』:2021/07/07(水) 18:27:08
>>431

「クッ・・・・アッ・・・・・でも!」

完全な回避ではなく、致命的ではないものの浅い裂傷が身体を襲う!
だが、今の小翠は『おじいちゃんの姿』なのだ・・・小翠にとっての『ヒーロー』が・・・・

「この程度で音を上げるわけがないッ!」

通り抜けた・・・・だからこそ、先ほどからの狙いを実行に移す!


枯野が自身の目の前に『枯れ葉』を集めるのが見える
このまま単純に『ライアットショットガン』を撃ち出しても先ほどと同じだろう
だが・・・・・

         ドオォォォォンッ!

頭の上に『タキシードムーン』を乗せ、前方を照らしながら、銃を撃つ
破れかぶれの行動か!? いや、違う!

『ゴム弾』を放った後、枯野は先ほどと同じように枯れ葉で防御をしてくるだろう
それに合わせるようにして、『ゴム弾』を一時的に『解除』する!

  ブオォォォッ!

『ゴム弾』は元々『輪ゴム』である
つまり、解除によって『輪ゴム』に戻ることで、
『銃弾』の時とは比べものにならない程の『空気抵抗』を受けるはずだ!

狙いはこれだ!
本当の狙いは空気抵抗を利用して、射出後から軌道を修正し、
枯れ葉による防御をすり抜ける形で・・・・枯野の頭部へと攻撃軌道を変更する事(>>428メール欄)

勿論、輪ゴムのままでは攻撃力は低いため、
一瞬だけ解除して軌道を変えた後はすぐにまた『タキシードムーン』の光で『ゴム弾』に戻す

439ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/08(木) 20:39:58
>>433
佐保の姑息な遅延行為によって攻撃の準備を完了させてしまった
攻め込もうにも、一々回り道していては間に合わない
                リザイン
もはやソラの手札は0、このまま『投了』するか?
しかし、ソラは大人しくリザインするような玉ではなかった
ソラにはまだ、たった1枚だけ手札が残っている
『命』という札が

グサリ

手の中のガラス片を、元々刺さっていた箇所に突き立てる
この『痛み』こそが、自分がまだ生きている証だ
チェックはかかってるが、チェックメイトじゃない

回り道していては間に合わないなら、どうすれば良い?
答えは単純明快だ、目の前のバリケードをぶっ倒すまで

ドンッ!

行く手を阻む棚にタックルを仕掛ける(パスCB)
1発では倒れない?
なら倒れるまで何度でも繰り返してやる
全身のガラス片が体に食い込み、その身を切り刻もうともお構い無しに

               ブラッドステインドスカイ
              『血に染まるソラ』の完成

                                リザイン
この体の『痛み』を感じなくなり、『命』が尽き果てた時がソラ流の『投了』だ
逆にこの城壁を打ち破り、進軍する事が出来ればゲーム続行

今、ソラは過去最高に『生きている実感』を覚えている
自分が出血性ショック死でくたばるのが先か、邪魔くせぇバリケードをぶっ倒すのが先か
人生最大の大勝負だ

440『サマー三連星』:2021/07/09(金) 23:54:29
>>437(小石川PC)
(※メ欄が通った事により、場面を少し巻き戻しての描写となる)

>『それ』は――私の『一部』です」    グイィィィッ!

レックレス「なぁっ!? ク……『ブライアン』!」

  『キィ――ッ゛』   ドスゥ!  『ギャゥ゛――ッ!』

レックレス「痛ぅ……ッ 変則の動き! あんた……『修羅場』を経てるなっ
己の力を、如何に高めて引き出すのに最良かを理解している……!」

小石川の『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』 、その分離された己の肉体の
動く方向は自由自在。虚を突く動きは見事にレックレスが肩より『アダムス』を
指に飛びつかせようとする瞬間に軌道を変えた!
 だが、敵もまた一筋縄とはいかない。残る肩の『ブライアン』を瞬時に飛来した
指弾が目に直撃する間際に割り込むように自身の眼前を横切るように跳躍させ
ブライアンの横腹を強かに銃弾並みの速度の指突が命中する!
 短い悲鳴を上げ、墜落しようとするスタンドを本体が片腕で抱えると共に
バックスステップで貴方より後退した間合い3、4m程の位置で忌々しそうに
顔を歪め、それに連動するように威嚇の声で再度レックレスの肩に飛び移った
アダムスも貴方を睨みつける。

そして、この短くも激しい攻防の中で理解出来たのは『ブライアン』がダメージを
受けたと共に、彼 レックレスの肩から手の片方が痺れるように痙攣が見えた事。
どうやら二体のスタンドは彼の上半身を分かつようにしてDFを備えてるらしい。

『ブライアン』は今の鋭い指の一撃で苦しそうに本体に抱えられつつ震えてるが
回復する可能性はある。ただ、時間は間違いなく掛かる。

『アダムス』と本体である『レックレス』は片割れが脱落しかけてるものの
戦意は少しも落ちていない。

レックレス「……何処かで、俺はこれ以上自分でも踏み外したくない部分が
あると自覚した上で相手に対し引け目を感じてたのかもな。
――感謝するよ、あんたは俺の『心の引き金』をどう引くか思い出させてくれた。
今の今まで倒す倒すと発する言葉には何の重みも無かったんだ。
――Ī am reckless reckless (俺は命知らずな恐れ知らず)
若き頃の夏の想い出(過去)と共に、俺は勝利(未来)へ向かう……ッ!
 『ブライアン・アダムス』! Summer of '69 fire!!!」

  『『キィ――シャァ゛ッッ!!』』 プシャ―ッッ!!

!! 黒紫色の噴射液、それは霧状に小石川を包囲するようにして発射された!

距離は3mほど離れてる故、命中するまでに時間は掛かるし恐らく直撃しても
肉体的なダメージを引き起こすような劇薬の類では無いだろうが……当たれば
何か良からぬ事が起きそうな感覚が貴方には走る!

441『サマー三連星』:2021/07/10(土) 00:14:40
>>438(小翠PC)

>ドオォォォォンッ!

枯野「また銃か! だが『ステイション・トゥ・ステイション』の前では……!」

>ブオォォォッ!

枯野「――なぁっっ!!?」

 『解除』 それによる『輪ゴム』に戻しての空気抵抗による思わぬ軌道の
変化! それは運も幾らかあったが小翠の読み通りに彼野の頭へと吸い込まれる
ように向かい……さらに『タキシードムーン』のヴィジョンたる蛍が放つ
眩い光は懐中電灯並み! 相手の動きを硬直させる二段階の構え!

   ド  ギャ  ァ゛ ッ ッ ン!

枯野「――がっ゛  …………ぁ…………れ…………せ」

   ド  サ・・・

枯野の頭……流石にタキシードムーンには銃弾の追尾などの力は無い為
眉間や頭の急所では無いが、脳を揺らす程のダメージをゴム弾は命中して
後ろへと倒れ込む少年(敵)

今の一撃は、かなりの有効打だった……。


……やったか?

442『サマー三連星』:2021/07/10(土) 00:32:42
>>439(ソラPC)

ソラにとって、いま己を襲う痛みは『苦痛』でない『賛歌』なのだ。

『生きている』と言う事の証明。

己の過去が虚無である貴方にとって、自身の意思で勝ち取った選択を
無意味にする事は決してない。だからこそ、どんなに無謀だろうと第三者には
映ろうとも、自身にとって譲れぬ価値観の元に突き進む!!

ドンッ ドンッッ ドンッッッ!!  ドガッッアァァ゛!!

佐保「は……っ!? マジか、おめー……いかれてるっぺ?
しんじらんねー……回り道でもして、ちょいとは自分のガラスの破片抜いて
息つぎすりゃーいいのによぉ。
 なぜそんなにタフだ? 脳ミソがクソになってるっぺか?」

『グゥゥ――ッ!』

ソラは、酒棚を破壊した。
ブラッドステインドスカイ
『血に染まるソラ』の齢10にも満たぬ児童と思えぬ威圧に、僅かに
怯みつつ佐保は幾つか棚の乾物なり調味料など人が抱える程度の大きさの
量の物品を除雪用具に乗せ、それをソラが突破した頃合いで『雪だるま』化を
完成させたところだった。

『フロスティ・ザ・スノーマン』は、貴方の異常とも言える迫力に
警戒の唸り声を上げつつ佐保を庇うように彼女の前に立つ。

佐保「……てめぇーの面を見てると、たぶんクラウド・ナインに何処か
面影感じるような面構えだからかなー。すげームカムカするっぺ
 そして、そんな風体に似合わないガッツさに、おめーがあいつとは違うって
事も理解したぜ……おめーは強いっぺ 認める。
けど……それでも最後に『自由(勝利)』を得るのは、このオラだ……!
フロちゃん、頼むっぺよ! おめーの第二の切り札でぶちんのめせぇ!!」

『グォオオオオオオオッッ゛―――!!!』


呼ばれた『フロスティ・ザ・スノーマン』。彼女のスタンドは叫びつつ
彼女の雪だるまが乗る雪かきを手渡されて、振り落とそうとするよう
大きく腕を掲げ、残る片腕の除雪用具は何も入ってないが何時でも
ソラを突き出せるように腰に据えた体勢でソラ目掛け突進する!(ス:C)

上から降りぬいて貴方へ直撃させようとする『雪だるま』
 先程までと同様なら、当たっても幾らか痛いかも知れないが倒れる程ではない
硬さの調味料なり酒のつまみの入ってる筈だが……何か嫌な予感がソラには
感じられる! あれは、恐らく危険な『雪だるま』だ!

443小翠『タキシードムーン』:2021/07/10(土) 00:59:46
>>441

「枯野ォォ―――――――ッ!!」

自由を求めて大人達を何人も敵に回す枯野のガッツが!
この程度の攻撃で終わるわけがない!

「『まだ』・・・・なんだろ!
 『まだ』やる気なんだろ・・・・お前は――――ッ!」

だからこそ、着弾を確認した瞬間には足が動いていた
大人の足取りで枯野に向かって全速力で駆け出す
『ステイション・トゥ・ステイション』は恐ろしいスタンドだ・・・・
だから次に攻撃が来る前に終わらせないといけない

「おおおおおおおおおお!」

踏み込み、駆け、奴の目の前へ!
そして拳を握りしめ・・・・・

「せいりゃああああああああ!」

枯野の腹部をめがけて渾身の正拳突きを放つ!

444小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/10(土) 16:10:52
>>440

>>437で行った『挟み込み』は、まだ出来ていない?

445『サマー三連星』:2021/07/10(土) 18:41:29
>>444

失礼、描写抜け。

『挟み込み』は出来てると考えて構わない。

446ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/10(土) 20:30:50
>>442
あの雪だるまを食らったら、今度こそ死ぬだろう
雪だるまが死神に見えてくる…その瞬間、『走馬灯』を見た
『白紙』全てのページが『真っ白』、『空っぽ』
何の為に生まれ、何の為に生きてきたか分からない、くだらねぇ人生だった…
だが、最後の1ページだけは色が付いていた、『藤色』のページ
自分が親のように慕う、『藤原しおん』との思い出のページ

―――もうちょっとだけ待ってろ、死神

今は、お互いにチェックがかかった状態と言える
後はもう、どっちが先にチェックメイトをするかだけだ

降り落される雪だるま、そして雪かきに
うさちゃんパーカーを『浮上』させ、包み込む(浮上パスCB)
まぁ、気休め程度にしかならんだろうが、んな事はどうでもいい
『殺られる前に殺りゃいいだけの話』だろ?

その間にもソラの進撃は止まらない
除雪用具の突きを、小ジャンプでかわしながら雪男の足元に移動したい(スB)
避けられそうにないなら、めんどくせぇが受けてやるよ、『頭』で
ソラの頭の『雲冠』は、『鉄製』に近い強度を持つ
そいつで受け止めて、軌道を無理矢理逸したい

足元に付いた瞬間、体中のガラス片の3枚を雪男の体に向けて『浮上』させたい(スB浮上パスCB)
少なくとも、1枚は喉元に、1枚は心臓部に刺さるように
『ステインド・スカイ』の『浮上』を受ける物体は、スタンドに干渉する事が出来る
そして、人体やスタンドに突き刺ささるガラス片は、空間に固定される
その状態で動けば、『自らの身体を切り刻む刃』となる

              ブラッドステインドグラス
             『血に染まる硝子』

447小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/10(土) 20:42:52
>>445

回答感謝。

>>440

『指弾』の一つを『レックレスの後方』に浮遊させる。
もう片方の位置は『レックレスの側面』だ。
既に配置してある『右手』とは反対の方向に浮かばせておく。
そして、『レックレスの正面』には『自分』が立っている。
すなわち、『本体』と『部位』で、
『四方向』からレックレスを『包囲』する。

  「……あなたにも『背負うもの』があるのでしょう」

  「ただ――私にも『譲れないもの』があります……」

黒紫色の『噴射』。
それが与える影響は『三つ』目撃している。
今、頭の中にあるのは、その内の一つ。
パイプ椅子の強度を低下させた作用だ。
あれは『通常の物体』だったが、
もし『スタンド』にも『同様の変化』を及ぼすとしたら――。

  「私の『それ』が……
   あなたの『それ』より『軽い』とは思いません」

         ダンッ!

  「――私の『覚悟』を甘く見ないで下さい」

本能的に『危険』を察し、即座に後方へ飛び退く。
このままでは近付けない。
ここで足止めされている間に、
『ブライアン』が回復する時間を与えてしまう。
ただし、あの『噴射』にも欠点がある。
いくら範囲が広かったとしても、
同時に『全方向』はカバー出来ない。
そして、『本体を狙う』という事は、
必然的に『部位は放置せざるを得ない』という事。
レックレスが『本体』を狙ってくるなら、
それが『攻めるチャンス』に繋がる。

            バ ッ

飛び退きと同時に『右手』を操作し、
レックレスの足を『掴ませようとする』。
狙うのは『スーサイド・ライフで切り裂いた足』だ。
確かに『傷口』は塞がっている。
しかし、『完治』した訳ではないはず。
その『弱み』を突く。
レックレスが避けようとしたなら、
顔を狙って再び『指弾』を飛来させる。
気を散らす事で集中力を散漫にさせ、
『右手』の行動を成功させる狙いだ。
あるいは、無事な『アダムス』が邪魔してくるかもしれない。
だが――『それでいい』。

448『サマー三連星』:2021/07/11(日) 09:41:21
>>443(小翠PC)

>枯野ォォ―――――――ッ!!
>『まだ』・・・・なんだろ! 『まだ』やる気なんだろ・・・・お前は――――ッ!

グ     ググッ

枯野「ま……ぁ……け  れ……い。負けられ……ないっ
先輩と先生は……僕自身を見てくれた……んだっ」

ギンッ――ブ ァ アァ――zノ ッア!!

>せいりゃああああああああ!

枯野「お前ら……なんぞ……にぃ――!!」

             ガァッンッ!!!

枯野「ッッッ゛――ァ゛アッ」   ズサァァァ゛ッッ!!

さきほど(>441)、彼(枯野)は間違いなく小翠の『タキシードムーン』の力を得た
『理想ゴム弾』はダメージを与え、彼は倒れ込む姿勢に至った。
 故に、理想像の若き祖父の肉体を纏う小翠が正拳突きを放とうとすれば自然と
枯野の顔面、上半身の腹部より上が渾身の一撃をスムーズを放てる軌道だ。

それを見越してか、拳が当たる直前に未だ衰えぬ気炎の声と共に枯野が掲げた拳の
枯れ葉ヴィジョンが輝くと共に枯れ葉の束が発生する。
 と、同時に枯れ葉を叩くと言うよりも薄いステンレス板越しに人の肉を打つ
生々しい感触が拳に伝わった。枯野は、衝撃で地面を転がりつつ小翠より
数m程向こうに離れる。そして、勢いに任せ転がりつつ前屈の姿勢で止まった彼は
枯れ葉防御をしつつも、幾らか受けたダメージで切った口の中に沸いた血をペッ! と
吐き捨てつつ懐から取り出したのは……『ナイフ』と『ガム』らしきもの。
 ガムは、既にこの猛暑を受けて半ば溶けているようだ……。

枯野「僕は……っ!! 僕は……っ!!!
 自由に……!! 未来へ行くんだぁぁああああああああ゛あ゛!!!」

   キィィィンッッ゛!!!!

!! 『ステイション・トゥ・ステイション』こと産み出された『枯れ葉』が
枯野に引き寄せられるように線上に、繋ぎ合わされた!
 それは4,5m程ある枯れ葉で紡がれたロープのようなもの!
君(小翠)と枯野の距離は3,4m離れてる。普通の枯れ葉の材質なら
本来命中しても痛くもかゆくもないのだろうが……。

枯野「おおおおおおぉぉぉ゛―――ッッ゛!!!!」

その枯れ葉の先端を握りしめつつ、枯野は小翠目掛けソレを真横状に振りぬいた!!

449『サマー三連星』:2021/07/11(日) 10:03:21
>>446(ソラPC)

  シュォッ!!

佐保「んぁ!? 目晦ましなんぞ、そう何度も喰らうわけねぇっペ!
引導を渡す時だぁ『フロスティ・ザ・スノーマン』!!

 『グォォ゛ッッ!!」   ぶぅーーーッン!!

パーカーの浮上、それにより雪だるまと雪かきの地面に振り落とそうとする
モーションが一瞬遅れる。普通ならば単なる誤差
 だが、この死闘の中では己の『活路』を作る上で盤石の一手となろう。
その間にも、君は走る。それに応戦して雪男の手に握られていた雪掻きは
吠えつつ『ソラ』の頭目掛け突くのだが……。

  ――ガギィンッッ!

佐保「はぁ!!!?? んだ、その王冠みてぇなの!
鉄か何かで拵えてんのか……くそ、だらずが舐めしばくか、おんどらぁ!」

『雲冠』で君は受け止められた……見た目では想像つかぬ硬さ。
雪かきの雪を載せる部分が破損し、取り落とす。残る最後の獲物を雪男の
ヴィジョンのスタンドは、唸り両手の構え持ちに変更する。
 だが、その間にも君は動いていた。
そう!

ブラッドステインドグラス
『血に染まる硝子』だ!!

   ザシュ   ザシュゥ  ザシュッ!!

佐保「ごぉ゛!??  ぐぁ゛――ッ゛」

 予期をせぬ、己の肉体に生えたガラス自体を『ステインド・スカイ』により
浮上させた上での獲物が暴れれば暴れる程に命中すれば喰いこむ魔の破片を
貴方は作り上げたのだ!!

 ……そして。

佐保「……ぉ゛……ご  が  ぼ  ぉ゛
 ――おぉぉぉ゛ぉ゛  お゛  お゛  ん゛ ど  り゛ゃ゛ あ゛っっ゛!!!

  ――ギュンッ!!  ブゥン!!!!

 最後の『馬鹿力』と言うところだろうか?
『フロスティ・ザ・スノーマン』が振り下ろそうとした雪だるまが解除されて・・・
『漬物石』! かなりの重量のある石と言うより岩に近い大きさの物が
雪だるまより出現する! 今まで、そのような物が出現する事は
無かったと言うのに!!

佐保(調達、係で……大棚を盗んだのも、『フロスティ・ザ・スノーマン』。。
フロちゃんなら、雪だるま化したまま破壊したりなどして溶かして形を失ったものは
再び別の同じ大きさのサイズの『雪だるま』を発現すれば再び以前に雪だるま化
したものを再度呼び出す事が出来た!!
 先生に付き従うのが悪か善なのか知った事じゃねぇ!
私は私の、したいように人生を謳歌するって決めてんだ!!

『どぅおおおぉぉ/グゥオおオォォ  ラァァッ!!」

 最後の雪かきも放り捨て、むんずと宙に浮かんだ漬物石を掴むと
ソラ目掛けて振り下ろしにきたぞ!!(パス:BC)

450『サマー三連星』:2021/07/11(日) 10:25:36
>>447(小石川PC)

>――私の『覚悟』を甘く見ないで下さい

レックレス「そうだな……死中に活を見出そうとしてるのは、あんたもか?
――ならば、俺(レックレス/無謀)を凌げると、今この局面で証明してみろ!
 『既に』  『ブライアン・アダムス』は!!  貴様を狩る準備は出来た!」

     ジュ  ァ  ァ゛  ァ゛!!

!!? ブライアン・アダムス。レックレスのスタンドが噴射した黒紫の
霧状の散布されたものは小石川のほうへ向かいつつ、そのいくらかは重力に
従い地面へ撒かれて……『青』や『赤』などの色合いにビルの床が変化した!

レックレス「『デンプン反応』って奴だよ……」

「ブライアン・アダムスの放つ液体の正体は……『ヨウ素液』
とは言え、普通のヨウ素液じゃねぇ。ブライアン・アダムスの凄さは
噴射した液に掛かった無機物・生物に対し『デンプン』と言うものを作り出す。
要は『弱点と言うのを意図的に作成し浮かび上がらせる』んだよ。
他にも、応用の種類があるが……そこまで説明する程に俺は優しくない。
 今この床自体が全て……このビルの『弱点(デンプン)』と化してる!」

 説明を終えると共に彼は大きく足を振り上げ・・・!

レックレス「 う  お  らぁ゛ ! ! ! 」

  ドゴォ――ォ!!

!! ビルの床が、普通の成人男性の蹴りであっけなく抉られ、その破片が
貴方目掛けて飛来する!(ス:C)

451<削除>:<削除>
<削除>

452小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/11(日) 15:42:07
>>450
申し訳ありません。
改めて確認させて下さい。
飛来する破片の数や大きさはどれ程でしょうか。

453『サマー三連星』:2021/07/11(日) 18:48:34
>>452(回答)

破片の数は10数程、大きさは小石サイズから人の顔程度で最大。
『捌く』際に、打ち漏らしの小石程度の破片が肩とか腹部に当たる可能性は
あるが『スーサイド・ライフ』の技量をもってすれば無傷で現時点の
行動は成功出来ると確信を持っていい。

454小翠『タキシードムーン』:2021/07/11(日) 18:54:05
>>448

「進ませない・・・・ここで止めてやる!
 それが、俺を守ってくれたお姉さんとの約束だ!」

身をかがめ、前傾姿勢・・・・地面に対してほぼ平行と言えるような姿勢を取り・・・
そしてそのまま地面を滑るかのように枯野に向かって突進する!
普通に考えれば、この経路では横薙ぎの『攻撃』に被弾する事になるだろう・・・・だが!

「おおおおおおお!」

走っている最中・・・・横薙ぎの一撃が自身に襲い掛かってくるだろう
だが、被弾するその瞬間に『理想化』を解除
足の長さが一気に短くなる事で攻撃を回避したい

(横薙ぎの一撃なら・・・・普通に考えれば急所、俺の胴体を狙ってくるだろ
 それならほんの少し高さを変えるだけで避けられるはずだ!)

攻撃が回避出来たら、そのまま小学生の体躯で枯野の顎に頭突きをかましたい!

455ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/11(日) 20:43:04
>>449
自分の『自由』を掴むために、誰かの『自由』を踏み躙る佐保
空っぽで何も無いが故に『自由』過ぎてどうすればいいのか分からない、
『自由』に縛られているソラ
改めて考えてみると、対照的なようで、全く違う二人だったかもしれない
ただ一つ共通点があるとすれば、どちらも『自由』に振り回されているという事だろうか

降り降ろされる巨岩、ソラは動かない…
ギリギリまで

「ふん」

ギリギリの所で、身を反らし最小限の動きで巨岩をかわす(スB)

そして、一瞬だけ全ての『浮上』を解除する
再び、雪男に蝕む3枚のガラスに『浮上』を与え、突き上げるッ!
駄目押しに4枚目も『浮上』させる…
人間の最も重要な機関、『脳』が詰まっている箇所、額に向けてッ!
(ス精BC 浮上パスCB)

「チェックメイト」

誰に言うでもなく、ボソリと宣言する

456小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/11(日) 21:58:38
>>453

回答感謝。

>>450

             ヒュッ

  「……あなたに申し上げなければいけません」

  バババババババババババババババババッ!!

『達人の技量』によって、
飛来する破片を『スーサイド・ライフ』で『捌く』(破ス精CBB)。
『大きな破片』に対しては質量を考慮し、
正面から叩き落すのではなく、
横から打って『軌道』を逸らす事を重視する。
レックレスの『弱点』は、もう一つある。
それは、『スーサイド・ライフ』と違い、
本体自身は何の強化もされていないという事。
床を脆くして破壊し、その破片を飛ばしてきたとしても、
『人間以上の力』には達しない以上、『迎撃』は可能。

          カ
            キィ
               ンッ!!

さらに、『小石サイズの破片』を『反撃』に利用させてもらう。
『刃』の角度を調整する事で、
『飛んできた破片』をレックレスに向けて『跳ね返す』。
もっとも、これは『本命』を隠すための『囮』に過ぎない。

  「私にも――『お伝えしていない事』があります」

『本体』を狙ってきたという事は、
周囲の『部位』は『野放し』になっている。
レックレスにとって、
『スーサイド・ライフ』を握る『本体』こそが『最大の脅威』。
『最優先』に考えなければならない対象だ。
彼の判断は決して間違っていない。
『ある一点』を除いては。

    スラァァァァァ――――――z______

『右手』を遠隔操作し、『第二の刃』――
『ビー・ハート』を発現(>>447be hurt appearance)する。
『自傷の刃』である『スーサイド・ライフ』とは対照的に、
『本体以外の生物』を両断する『不殺の刃』。
同時に、レックレスの死角から『指弾』を発射(破ス精DCC)。

          トンッ

                トンッ

シンプルに『レックレスの頭を押す』だけでいい。
現在、レックレスは『蹴り』を行っている。
言い換えると、『片足』で全身を支えている状態だ。
その不安定な体勢なら、
体の末端部分に少し力を加えるだけでも、
十分に『バランス』を崩せる。
そして――。

          スパァンッ!!

レックレスが揺らいだ瞬間、『ビー・ハート』の『能力』で、
『レックレスの足』を『斬り落とす』(破ス精DCC)。
『片足だけ』で床の上に立っている時に、
『その足』が『なくなったら』どうなるか?
『結果』は明らかだろう。

457『サマー三連星』:2021/07/12(月) 23:27:35
>>454-456(ALL) (レス遅れ失礼しました)

>進ませない・・・・ここで止めてやる!
 >それが、俺を守ってくれたお姉さんとの約束だ!

『約束』

>空っぽで何も無いが故に『自由』過ぎてどうすればいいのか分からない、
 >『自由』に縛られて

『自縛』

>あなたにも『背負うもの』があるのでしょう
 >ただ――私にも『譲れないもの』があります……

『覚悟』

三者三様に、鏡合わせのように譲れぬものを抱えてる。
目指すべき道筋に対し、誰もが苦悩を持ちつつも先にあるものを
輝きと見据えて。暗き空間に一点の輝きがあると信じつつ手を伸ばして歩くのだろう。

少年(小翠)は雄たけびを上げ
少女(ソラ)は乾性の殺意を浮かせ

そして……少年少女の併せもつ先に痛み『想い』を経て進む人は刃を振るい。

      ガッ  ツンッッ゛!

 枯野「っ! 僕……はっ……」  が……くっ……  ドサッ
  
        ド  シュッ゛ ドシュッッ!!

 佐保「ぁ゛……ぐ……っ゛そぉ……っ」  ドサッ


 レックレス「っ捌ききったか! だが、まだ破片の猛撃は可能……」

          スラァァァァァ――――――z______
  トンッ                           トンッ
               スパァンッ!!

レックレス「な   にぃ―――z____ノ!?」  ガ ダンッッ!


  かくして  夏の夜空(未来)に焦がれた流星は三つ 燃え尽きた……

458『サマー三連星』:2021/07/12(月) 23:47:57

2人(小翠・ソラ)は、自身の攻撃。小翠のヘッドスライディングを受けて
顎を打ち付け吹き飛び倒れた枯野。
ソラの、『ステインド・スカイ』の応用技。己の肉体に突き刺さった破片を
応用した必殺の舞う刃 
ブラッドステインドグラス
『血に染まる硝子』が『フロスティ・ザ・スノーマン』の肉体に刺さった
DFにより白目を剥き吐血しつつ倒れた佐保を認識した。

だが、苛烈な激闘による負傷。そして炎天下での激闘によって敵が
倒れた事により緩んだ意識の結果なのか、小翠とソラは見届け終えてから
膝をつく。

 『よく頑張ったね〜〜』

 『おい大丈夫かっ……よく頑張ったな、少年』

そう、意識が途切れる前に二人は労いの声が振り落ちるのを聞いた。


 
― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


レックレス「く、くそ。まだだっ 俺はまだ……っ」

小石川の目の前で、レックレスは足を切り落とされ転倒しつつも
未だ自身の敗北が受け入れられないらしく。両手を地面につけ何とか
起き上がろうとする形相を見ていた。

声をかけるか、他に行動をしようとした時だ。後方にある、この部屋の
ドアが軽く動いたのを認識する。風もないのに勝手に

 レックレス「俺は……っ 俺たちは……自由に……っ」

            『シュン』

         ――もう、諦めるんだ

瞬間、レックレスの背に跨るようにして人影が出現する。
まるでカメレオンが景色に同化してたのを解いたかのような出現の方法で
その男性は流れるような一連の動作で彼の首に腕を回すと共に頸動脈に
力を入れて圧迫する。

レックレス「ガっ……っ゛……く…………」

 
アルキス「……これで、終わった。
…………久しぶり、だな」

 そして、彼を捕獲した。貴方にとって久しい知人は、そう静かに
目線を合わせて
 有難う、小石川 文子。と感謝の言葉を口にした……。



 (※エピローグへと移る。場面転換としてアリーナの医療施設からに
しようと思うが、それ以外で何かご希望があれば進行前にお願いします)

459小翠『タキシードムーン』:2021/07/12(月) 23:52:08
>>458

「はぁ・・・・ はぁ・・・・」

恐るべき相手に対して全力で戦い、体力の限界が訪れたようだ
自身の勝利を確信して意識が緩んだことも原因かもしれない
そのまま大地に膝を突き、眠る様に意識が途絶えた


エピローグの開始場所についてとくに希望はありません

460ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/13(火) 16:29:36
>>458
「…」

今まで何をしても虚無感しかなかったソラ
自分にとっては名付け親である『藤原しおん』との思い出以外どうでもいいと思っていた
『自分の命』すらも

そのソラが、生と死をかけた本気の殺し合いを通して
初めて『生』を感じた
自分に『生』の実感を与えてくれた相手に、ほんの少し感謝する

「…」

何も持っていない自分とは違って
何かを背負っていた事だけは何となく感じていた

「ありがとう」

白目を向いて倒れる佐保の目を、そっと閉じる
ソラの中には藤色のページ以外に、向日葵色のページがひっそり追加された

「忘れるまでは覚えといてやるよ、佐保」

そう言って自分もそっと目を閉じた

追加された向日葵色のページは、すぐに消えるかもしれない
こんな戦い、結局無意味な事になるかもしれない
けど今は、とりあえずソラはこの色を覚えている

(エピローグ、医療施設で問題無いです)

461小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/13(火) 19:15:58
>>457-458

きっと、彼には『背負うもの』があった。
それがあるからこそ、『片足』を失っても、
なお立ち上がろうとしているのだろう。
同じように、私にも『背負うもの』がある。
『この命を全うする』という『約束』と、
『その先で再会する』という『決意』。
だからこそ、決して退く事は出来なかった。

  「あなたは……私を『甘く見すぎた』のです」

『ビー・ハート』を握る『右手』と、
『支配権』を得た『レックレスの片足』を、
同時に本体の下まで引き戻す。
『レックレスの一部』を手に入れた時点で、
レックレスは『一切の抵抗』を封じられている。
何故なら、『部位』が受けた『あらゆる感覚』は、
その『持ち主』にフィードバックするからだ。

  「……動かないで下さい」

         スッ

  「少しでも動けば――『刺します』」

『警告』を送りながら、
静かに『スーサイド・ライフ』を持ち上げる。
この刃を『レックレスの足』に突き刺せば、
『痛み』を味わうのは『持ち主』である『レックレス自身』。
つまり、離れた位置から延々と、
『終わりのない苦痛』を与え続ける事が可能。

  「『あなた』は……」

だが、その手が振り下ろされる事はなかった。
目の前に『別の人間』が姿を現したからだ。
自分にとって、それは見覚えのある顔だった。
前に会ったのは一度きりだったが、
自分と同じく『隔てられた愛』を抱えて生きる者。
忘れられるはずがない。

  「――……お久し振りですね」

『指』、『指』、『目』、『手』、『レックレスの足』。
切り離していた全ての『部位』を元通り『接合』する。
自身の両手に残るのは『二振りのナイフ』――
『スーサイド・ライフ』と『ビー・ハート』。

               クルンッ

          クルンッ

その『二つ』を手の中で回転させ、音もなく『解除』した。

    コッ コッ コッ……

それからアルキスとレックレスに近付き、
バッグから『包帯』を取り出す。
『自傷』した際の『止血用』に持ち歩いているものだ。
『スーサイド・ライフ』で切り裂いたレックレスの足に、
手際良く包帯を巻いて『応急処置』を施す。
『手当てを終えたらここを出る』と、
レックレスに伝えていたからだ。
ここを出る前に、その『約束』を守る。

462『サマー三連星』:2021/07/14(水) 23:01:27
>>461(了解 小石川PCのみレスの返信を願う)

アルキス「……そうだな。随分 久しぶりだ」

彫りの深い顔立ちを、感傷めいた再会に対する喜びや色々な感情が混ぜ合わさった
大人気な微笑と共に短く返しつつ、気絶するレックレスを応急手当をする小石川を
暫く見てから、ぽつりと呟く。

アルキス「変わらないな、貴方は……いや、でも少しだけ
以前よりも……しなやかさが増した。そんな気がするよ」

その後、アルキスは自身の通信機器で任務達成の報告をして、廃ビルに十分足らずで
黒塗りの車が数台、駆け付ける事になる。

「お手数をかけるが、是非、貴方にも同行して欲しい」

気絶したレックレス、そしてまだ覚醒しないが命に別状はない興味を運び終えてから
アルキスは一台の車へと案内して総合体育館のある道へ走る。

アルキス「小石川……。
君の他にも強盗グループを捕獲するのを手伝ってくれた市民が二人居てね。
会ったら少し驚くかもな。まだ中学にも上がってない子供と、小学生上がりたて
ぐらいの子が打倒したんでな」

少し怪我をしたんで、今は医務室で軽く処置をしている。
他にもいろいろ説明したいので、上司にあたる人物が君を待ってるよ。と
小石川を案内するのだった……。

(※何か道中で聞きたい事などあれば、幾つか答える。なければ
そのまま次レスで三人に返信)

463小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/15(木) 15:47:54
>>462

かつて『興味』と共に『工場』へ赴いた事がある。
そこには『ゴースト』と呼ばれる謎めいた女性がいた。
私は彼女と言葉を交わし、そして別れた。
しばらくして、私は『別の場所』で『アルキス』と出会い、
彼が『ゴースト』を愛している事を知った。
アルキスは、ただ想い続けていた。
『叶わぬ愛』と知りながら『変わらぬ愛』を捧げ続けていた。
その姿に自分自身を重ねた事を思い出す。

>「正直に言うと……私はあなたを『羨ましい』と思っています」

>「あなたは愛する人を支えることができる。
> 愛する人のために、何かをしてあげることができる。
> たとえ直接的なものでなかったとしても、たとえ遠くから見守るだけだったとしても、
> それはとても尊いことだと思います」

>「私には――もうそれができませんから」

>私にできることは『想う』ことだけ。
>片時も忘れることなく、この命が尽きる瞬間まで、変わることなく『想い続ける』こと。
>それだけが、愛する人に対してできる唯一のこと。

>愛しているのに、焦がれているのに、私は『彼』に決して会うことができない。
>会うことが許されていない。
>『彼』に会うということは、『彼』との約束を破るということだから。

>だからこそ、希望が残されているアルキスが羨ましかった。
>心の苦しみや葛藤があるとしても、会うことが不可能ではないのだから。

あの頃の私は『彼に会う事が出来ない』と考えていた。
けれど、今は違う。
たとえ何十年掛かったとしても、『彼』に会う事が出来る。
この『命』を全うし、私の『寿命』が尽きた後、
『その先』で『会う事が出来る』。
『あの頃』と変わった事があるとすれば、
きっと『それ』なのだろう。

  「――……分かりました」

        スッ

アルキスの言葉に従い、迎えに来た車に乗り込む。
行き先は分からないが、彼は信用できる人間だ。
だからこそ、興味の安全を託す事も出来る。

  「そんな方達が……」

若いスタンド使いと共闘した事や、
同じ危険に居合わせた経験はある。
ただし、いずれの場合も、極端に幼い年齢ではなかった。
『スタンド』の強さは『精神』の強さ。
強い心の持ち主であれば、たとえ子供であっても、
大きな脅威に立ち向かう事が出来る。
それは理解していたつもりだったが、
やはり少なからず驚きは感じた。

  「そう……なのですね……」

幼い子供が争いの中で傷付いた。
その場に自分がいれば、助ける事が出来たかもしれない。
怪我を負わないようにする事も、
もしかすると可能だったかもしれない。
それを考えると、思わず胸が痛んだ。
もう終わった事だと分かっていても、
考えずにはいられなかった。

  「彼は――どうなるのですか……?」

ぽつりと口にしたのは、『レックレス』の事だった。
拘束されるのか、それとも何らかの処罰を受けるのか。
それは分からないが、彼には『家族』がいる。
『アリーナ』にも事情はあるのだろうし、
『犯した罪』をなかった事には出来ない。
無条件で解放する訳にはいかない事も分かっている。
ただ、出来る事なら、
これ以上レックレスを苦しめたくはなかった。
『彼を愛する人』のためにも――。

464『サマー三連星』:2021/07/16(金) 17:33:06
>>463(ALL) (レス遅れ失礼しました)

>彼は――どうなるのですか……?

アルキス「そうだな……俺からは気休めな言葉は告げられない。
裏社会に身を置いてるものとなると、その処遇を簡単にはいかないからな……。
ただ、今の上司なら」

そこまで、悪い判断はしないでくれる。そう願おうと、彼は呟くと共に
医務室の扉を開いた。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

『ソラ』と『小翠』、貴方達が目を開くと見慣れぬ白い天井と共に
自分が糊のきいたシーツと温暖色の毛布。そして怪我した場所に包帯を巻いて
横になり、額には冷えピタがされつつ覚醒したのを理解した。
ソラと小翠は両隣となるベットで、その横側に見慣れぬベッカムヘアーの青年。
そして、ソラはついさっき協力を要請してた『出雲』が傍に座っていた。

 バタン。

そして、大人びた落ち着いた雰囲気の喪服の女性、それと共に彫りの深い男性が
扉を開き、読書をして暇つぶしをしてたらしい出雲は持ってる本を閉じて
愛想のよい笑顔で片手を上げて声をかける。

出雲「あ、お〜は〜よ〜。そして、おかえ〜〜り、アルく〜〜ん
あらぁ〜〜、そんなびじんさ〜〜んが、僕らに協力してくれたの〜〜ね〜。
あ〜〜り〜〜が〜〜ぁ〜〜とぉ〜〜〜。

とりあえず〜〜〜 みんな〜〜自己紹介しよ〜〜ね〜〜。
僕は出雲〜〜アリーナの闘技者の九位で〜〜町でテロとか起きた時の先発隊の一人〜。
今はリーダーとして此処に居るよ〜〜〜。
一緒に空の雲を寝そべって見てくれる美人さんがタイプだよ〜〜。

で、こっちが部下の一人で『メゾ』っち〜〜〜。
それでもって、おね〜さんを連れてくれたのがアル君こと『アルキス』ね〜〜。
はい、みなさ〜〜んもじこしょ〜〜か〜〜い」

場の音頭を出雲はとる。
『メゾ』と言う人物は、小翠が気絶するまえに労ってくれた男であると君は思い出せた。

各自、互いに自己紹介を終えた後に。出雲は間延びした声を維持しつつ告げる。

今回、アリーナにとっても重要な道具となる指針が秘められた品物を確保するのに
対して一般人である三人に偶然であれ何であれ協力してくれた事に深く感謝との事。

また、今回の謝礼と共に負傷した二人(小翠・ソラ)の治療の負担はこちらで補うと
出雲は告げた。

出雲「幸い、二人とも命に関わる程の酷い怪我じゃないからね〜〜。ま〜深刻でも
優秀な医者が居るから何とかなるけど〜〜アリーナも慈善事業ばかりじゃ
お仕事になんないから〜〜〜そー言うケースだと幾らか治療費貰うか、こちらの仕事を
して貰ったりとかするけどね〜〜」

へらへらとリーダーは話しを終え、そして三人をゆっくり見渡して告げる。

出雲「それじゃ〜〜三人とも、なんか今回の事で聞きたい事あるか〜〜い?
み〜〜んな、とっても頑張ってくれたからね〜〜〜僕、なんでも答えるよ〜〜。
流石に口座番号は深い仲じゃないと教えてあげられないけど〜〜〜」

どうやら、今回の事件について気になる事なり幾らか答えられる範囲の事は
回答してくれるようだ……。

465小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/16(金) 19:17:56
>>464

  「……ありがとうございます」

  「私も……『そう願っています』」

返ってきたアルキスの言葉を噛み締める。
『誰も傷付かない事』。
それが自分の望む結末だ。
同時に、それが難しい事も理解している。
たとえそうであったとしても、
『願い続ける事』だけは捨てられない。

  「――……初めまして」

         スッ

医務室に入り、その場にいる全員に頭を下げる。
それから、アルキスから聞かされていた二人を見下ろす。
無意識の内に、表情に陰が差していた。
幼い子供が傷を負った姿を見るのは辛い。
適切な手当てがなされている事が、せめてもの救いだった。

  「『興味さん』――」

  「私と一緒にいた方は……
   今どちらにいらっしゃるのでしょうか?」

少なくとも、ここに彼女の姿は見えない。
どこか別の場所に運ばれたのだろうか。
大きな怪我はしていない様子だったが、
それでも気に掛かる事には変わりない。

466ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/16(金) 20:54:02
>>464
この雲男の喋り方はどうも気が抜ける
どうにかならんもんかね?
そんな脱力感を覚えた表情のソラが、上体だけを起こしながら
出雲に問いかける

「なぁおっさんよ、聞きたい事はいくつかあるんだが
 まず一つ教えてくれよ」

「俺が殺したあの田舎…佐保
 あいつは『自由』がどうとか言ってた
 あいつ…あいつ等は何でコソ泥になんてなったんだ?
 あんた等は奴等を保護してるとか言ってたが…
 あんた等一体何だ…?」

話してるうちに段々不機嫌な顔になってきたソラ
今にも殺しにかかりそうな、そうでもないような
静かな殺意を含んだような、そうでもないような表情で出雲を見る

「…別に俺には関係ないけど
 興味本位で聞いてやるよ、『アリーナ』」

467小翠『タキシードムーン』:2021/07/16(金) 21:24:20
>>464

「う、う〜ん・・・・ここは・・・?」

全身がヒリヒリと痛む、背中を預ける寝具の感触に実家とは違う違和感を覚える
状況を把握するため、上体を起こそうとするが痛みで起き上がる事が出来ない
首を曲げて隣を見ると、見知らぬ子供、謎の青年、そして姿を借りた『出雲』が居た

「あんたは・・・・」

どうやらここは『アリーナ(この言葉の意味は理想の出雲の知識から知った)』の施設らしい
自身の状態について聞くとともに、軽く自己紹介をした

「聞きたい事・・・・そうだ! 『黒服のお姉さん』は無事なのか!?
 爆発で大変な目に遭ったけど、怪我は!?」

「それと・・・・枯野のやつはどうなったんだ?」

468『サマー三連星』:2021/07/17(土) 00:41:51
>>465-467(ALL)

>『興味さん』――私と一緒にいた方は……
>今どちらにいらっしゃるのでしょうか?

アルキス「ああ、あの記者さんらしき人なら別室で休んでる。
こちらの医者の手で、いま暫く眠って貰って……能力でビル付近で
気絶させられた事は忘れるだろう。その方が彼女にとって一番良い筈だ」

出雲でなくアルキスが小石川の質問に答える。アリーナの医師は
スタンド能力を扱え、その力の一環でビル内に潜入してレックレスに
気絶された事は忘却し、日射病なりで倒れたと後で本人に伝えて
無事に返すとの事だった。
レックレスによって、脳震盪を与えられ意識を失ったが。特に後遺症もなく
跡が残る怪我はないので安心して欲しいとも伝えられ。

>俺が殺したあの田舎…佐保
>あいつ等は何でコソ泥になんてなったんだ?
>あんた等一体何だ…?

出雲「そ〜〜うこわい顔したら〜〜かわいい顔がだいなし〜〜。
あと、あの娘(佐保)は生きてるからねぇ〜〜」

ソラの威圧を滲ませた問いかけは、飄々さを崩さぬ出雲の態度を一変させるには
効果が薄かったようだ。また、敵(佐保)は不幸か幸か命は奪ってない。

詳細を追求すると、彼女のスタンド『フロスティ・ザ・スノーマン』は
パワー型で、そのスタンドの体も相応の力があった事が上手く嚙み合って
『ステインド・スカイ』の必殺ブラッドステインドグラスは心臓や脳の
ある個所に食い込んだが、それでも本体の命に関わる場所に到達する前に
上手く止まったとの事だった。

出雲「佐保ちゃんが犯罪者になった切っ掛けはね。
元々、あの娘は普通に都会に憧れて上京して。そして、ちょっと火遊びで
援助交際もといの事を、他のお洒落な娘達の仲間になる為に参加したら
その相手が性質悪く肉体関係を迫ってさ。
それが原因でスタンドを開花して、衝動で能力で半殺しにしちゃって。
 で、僕らの『アリーナ』がソレに運よく気付いて確保。
矯正・保護観察が大分嫌だったよ〜だねぇ……」

「で、その火遊びの誼で知り合ってた犯罪関係のブローカーと。
保護観察仲間の少年とアリーナ憎さで打ち解けちゃって、そんでもって
アリーナなんて抜け出してやる〜って事で、今に至る……って訳だよ〜」

出雲は、そう軽く後悔してる様子で頬杖をついて あらましを語った。
また『アリーナ』については色んなスタンド使いが試合をするのを
エンターテインメントとして稼いでる、裏で黙認されてる非公式の組合だと
ソラに簡潔に教えてくれた。

>『黒服のお姉さん』は無事なのか!?
>枯野のやつはどうなったんだ?

メゾ「どの黒服を指してるのか、ちょっと困るが……俺が駆け付けた時に
出雲さんの部下の彼等は全員アポロンの病院に送って貰って、全員結構な
火傷はしたが無事だって報告はきてるから安心して欲しい。
……そう言えば『ヨモギ』さんって人だったかな。背中が、かなり酷く
焼けてたのと、あの子が危ないって譫言呟いてた女性……。
うん、彼女も病院で安静にしてるが命に別状ないよ」

「『枯野』君なぁ……佐保ちゃんと一緒に治療中だが、その後の扱いに
少し悩んでるんだ。何せ、アリーナの環境が元の今回の事件だから。
また再犯しないとは言えないし、だからと言って緩めるのも更に束縛するのも
どちらもデメリットが付くから……」

出雲「うん〜〜メゾ君の言う通りなんだよ〜〜ねぇ。

君たち、何か良い意見とかある〜〜?
今回、『枯野』君って子が。アリーナの監視下で育つのが嫌で友達と組んで
暴れたのが事件の発端だから」

出雲は、そう貴方達に聞く。
アリーナと言う『社会』に『憎悪』を抱いた少年・少女。
背景は軽く説明されたが、彼 彼女が再起可能となれば第二、第三の
仲間を募って再度、今回より酷い事件が起きないとも限らない……。

出雲「あ、それと他にも聞きたい事あれば、ど〜〜ぞ〜〜」

469小翠『タキシードムーン』:2021/07/17(土) 11:03:54
>>468

「『ヨモギ』さんっていうのか・・・・良かったぁ」

自分を守ってくれた女性の安否を確認し、安堵の声をあげる
他に何人も『黒服』は居たが、まあ男ならなんとかなるだろう

「その・・・・『枯野』から聞いたんだけどさ
『アリーナ』の連中があいつから自由を奪ってるって
 なんとかならないのかな? あいつだって根はそんなに悪いやつじゃないんだ・・・」

枯野の処遇について出雲に懇願するように言う
小学生である自分の身では、社会的に彼を救う事なんて出来ない
大人に頼み込んでどうにかしてもらう事しかできないのだ・・・・

470小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/17(土) 15:14:54
>>468

  「――……そうですか」

興味が『スタンド』の事を知れば、必ず関心を抱くだろう。
そして、今回のように危険に飛び込もうとするかもしれない。
彼女の安全を考えれば、『忘れる』事が一番いいはずだ。
ただ、止むを得ない理由があるとはいえ、
『人の記憶』を操作するのが本当に正しい事なのか。
そのような考えが同時に湧き起こったが、
言葉に出す事はしなかった。

  「あの……」

この場の代表者らしき出雲を見つめながら、
控えめに口を開く。
『佐保』と『枯野』――自分は名前しか知らないが、
大体の状況は察している。
彼らはレックレスの仲間であり、
三人は一種の『信頼関係』で結ばれていた。

  「レックレスさんと話をしてもらってはいかがでしょうか?」

レックレス自身が語ったように、
彼は二人と『自分の子供』を重ねていた。
だからこそ、二人の世話を焼いていたのだろう。
それならば、『その想い』を最後まで全うしてもらいたい。

  「彼に――二人を『説得』していただきたいのです」

  「彼に……もう一度『導き直して』もらうのです」

もう一度だけ彼らを『導き』、二人の『心』を救って欲しい。
争いの中で言葉を交し合った時、レックレスは、
二人が『自分と同じ道』に進む事は望んでいないと感じた。
『アリーナ』に身柄を拘束されている現状では、
どうあっても『脱出』は不可能。
どうする事が二人の将来のためにベストなのか、
彼は理解してくれるはず。
『信頼する人間の言葉』なら、
二人も頭から否定する事はしないと信じる。

  「それによって二人が考え直してくれたなら……」

  「レックレスさんの『罪』も……少しは軽く出来るはずです」

そして、これは『レックレスのため』でもある。
『二人が更正するきっかけ』を作ったのならば、
当然それは考慮されるべきだ。
だからこそ、『彼に二人を説得してもらう事』を提案した。

  「私にレックレスさんと話をさせていただけませんか?」

  「それが許されないのなら……
   彼に『二人を説得するチャンス』を下さい」

          スッ

  「――……お願いします」

言葉と共に、出雲に深く頭を下げる。
自分がレックレスを説得し、レックレスが二人を説得する。
『アリーナ』側が許すなら、そうしたいが、
もし自分がレックレスと会う事が許されないなら、
せめて彼が二人と話す事だけは許して欲しい。
これ以上、もう誰も傷付かないように。
その『願い』を『願いだけ』で終わらせたくはなかった。

471ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/17(土) 20:01:05
>>468
佐保が生きていると聞いて、少しほっとしたようになる

「ふっ、そうか…すげぇ生命力だな
 田舎者はみんな、ゴキブリ並みにしぶといのか?」

佐保が犯行に至った理由を聞き
呆れ果てたような表情になる

「何から何まで自業自得だろうが、馬鹿か?」
「で、スタンド使い同士の戦いを見世物にしてる『アリーナ』
 そんな意味不明な連中が、警察気取りの上から目線で監視・管理してるわけか
 そりゃ確かにストレス溜まるな」

こんな連中が町を牛耳っているとか、ここはディストピアか?
とでも言いたげだが、彼らがいるからスタンド使いの多過ぎるこの町で
一定の秩序が保たれているのだと思うと何とも言えない

「良い意見ねぇ…
 まぁ、そこのご婦人が言うようにリーダー格が話付けるのが一番だろうな
 そいつが大人しくこっちの言う事聞くか、そいつの説得で
 今更あいつらの意志が変わるかは疑問だがな」

しばらく考え込み、再び出雲に問いかける

「おい、俺も佐保に会わせろ
 それと…」

「俺も『アリーナ』とやらに入れるか?」

472『サマー三連星』:2021/07/18(日) 17:39:11
>>469-471(ALL)

出雲「おっ? い〜いの〜? そちらが、応じてくれるなら〜
願ったり 叶ったりだよ〜」

小石川の『説得』の話に対し、彼は陽気な笑顔を更に深くして快く応じる。

出雲「じゃあ、三人とも〜 ついてきてね〜」

ならば善は急げだと、アリーナのリーダーにあたる彼が先導して幾つかの
通路を移動した後に、小石川はアルキスに。
 小翠とソラは出雲によって分かれて別の室内に案内される。

アルキス「こちらに、居るよ。そこまで酷い怪我はしてなかったから
既に拘束している。……入るぞ」

室内に小石川が入ると。レックレスが手錠で後ろ手に拘束されつつ顔を俯けて座り。
 それを冷たい顔で見下ろす赤いジャケットの女性が居た。この女性とも貴方は一度
ある場所で面識があったのを思い出す。ベディと、アルキスに呼ばれていた女性。

アルキス「ベディ あとは、この人に任せて欲しい」

ベリル「わかったよ。よぉ、久しいな
そっちも暫く見ない間に色々経験したって感じだが……仕事中なんでね
私との、お喋りは。また時間ある時で頼むよ」

一旦場を離れ、喋りやすいようにしと監視をしてた彼女と案内のアルキスは出入口の
外に待機する。

レックレス「…………」

彼は、無表情で固く唇を結び地面を見つめて言葉を発さない。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

出雲「それじゃあ、こっちに二人とも居るよ〜。
残念だけど、目を覚ますのは ちょっと時間が掛かるよ〜」

小翠とソラは別室の、二人が居たのとは異なる医務室らしい場所。
それでもドアの施錠など厳重で、多分そう言う手合いの人物を隔離する目的もある
場所へと入ると、色々と手当てを終えたあとらしく眠る枯野と佐保が眠っていた。

出雲「やろうと思えば、短い時間は起こしてあげれるけどね〜。
それと、君(ソラ)
『アリーナ』に入りたい、って話だっけ。
 僕からも、君にはちょっと色々話したい事あったから丁度いいかな〜。
・・・君(ソラ) 何者だい?」

出雲は、おどけた調子は崩さないが。目は真面目にソラを見つめていた。


枯野「……ぅう……せん……ぱい」

小翠は、枯野が呻きつつ目を覚ましそうなのを確認出来た。

473小翠『タキシードムーン』:2021/07/18(日) 18:15:35
>>472

小石川、アルキスの二人と別れて部屋に案内される
そういえば、先程の女性(小石川)は以前、お話した事もあるおねえさんだったが・・・・
あの時は『変身した後』だったため、向こうはこちらの顔を知らないだろう


「枯野・・・・おい、枯野!」

部屋に入るとベッドの上に横たわる枯野の姿が目に入った
傍に移動して、彼の名前を呼びかける

474小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/18(日) 19:00:48
>>472

  「……ありがとうございます」

出雲に感謝の言葉を告げ、再び頭を下げる。
そして、アルキスと共に『別室』に足を踏み入れた。
そこで、『もう一人の人物』と再会を果たす。

  「『ベティさん』――ご無沙汰しています……」

彼女とは『二度』会った事がある。
二度目に出会ったのは『クリスマス』の頃だった。
『魂鎮めの民』である『イルラ』を逃がすために、
『シュン』と戦った際に顔を合わせた記憶がある。
彼女いわく『香港マフィア』が関わっていたという話だった。
久方振りの対面ではあるが、
今は他にしなければならない事がある。

  「――……『具合』はいかがですか?」

労わるような視線で、自らがレックレスに与えた『傷』を見る。
目立つのは『足の切り傷』程度だろう。
全体としては『ほぼ無傷』と呼んでも差し支えない状態。
自分にとって、それは心から喜ぶべき事だった。
もしレックレスが重傷を負ったとしたら、
『彼を愛する人』が苦しむ。
だから、彼が大きな怪我を負う事がなかったのは、
不幸中の幸いだった。
もう誰も傷付かずに済むのだから。

  「『佐保さん』と『枯野さん』は……」

  「……『アリーナ』に『保護』されました」

レックレスを真っ直ぐ見つめながら、静かに口を開く。

  「……あなたに『お願い』があります」

  「二人を『救って欲しい』のです」

  「今、彼らは『分岐点』に立っています。
   確かに『過ち』を犯したのかもしれません。
   でも――まだ『戻れます』」

  「『今回の件』が失敗した事で、
   彼らも心の中では考えているはずです。
   『生き方の是非』について……」

  「『体の傷』は『アリーナ』にも治せます。
   ただ、『心の傷』を治せる人間は『一人』しかいません。
   たとえ短い時間であっても、
   二人と行動を共にしていた『あなただけ』なのです」

そこまで一息に言った後、短く息を吸い、両目を伏せる。

  「……あなたは私に話してくれました。
   二人の事を『自分の子供のように思っている』と。
   その『想い』を最後まで全うして下さい」

  「それが――私からの『お願い』です」

話を終え、レックレスの言葉を待つ。

475ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/18(日) 21:05:16
>>472
すやすやと眠る佐保を見て

「呑気にグーグーしやがって
 寝ながらでいいから聞いてろ」

かるーくデコピンをする

「俺が何かだって?
 さぁな、俺が聞きたいくらいだ」

出雲に自らの記憶が無い事
『藤原しおん』に縋りつく事で辛うじて自己を確立しているだけの
薄っぺらで空っぽな存在である事を話す

「一つ確実に言える事は、今の俺には『物語は無い』って事だ」

「そ れ で
 入れるのか入れないのかどっちなんだ?」

476『サマー三連星』:2021/07/19(月) 18:08:37
>>474(小石川PC)

レックレス「……俺に、何が出来ると?」

小石川の言葉に、俯かせていた顔を上げ。彼は鋭く決して友好的に思えぬ目で
貴方の瞳を見つめて問いかける。

「俺は、数々の悪事に染めてきた。人を殺すまではしてないものの、貴方が思うより
良い人間じゃないさ。そんな奴が未来ある若者を支えてやれと?
 ……こがらし(※枯野の愛称)と、佐保の事は確かに心配さ。
だが、だがだ。俺は悪人だぞ?
 また、俺があの二人を焚きつけて更に酷い事を起こさないと、あんたは信じれるか?
……信じれるって、言うんだろうな。
けどな、誰もが性善説を信じて生きてる訳じゃないんだ。どれ程、真っすぐ生きようと
したって、俺……いや、あの二人のように回避出来ない定めで歪んじまう事はザラだ。

――なぁ、これだけ聞かせてくれ。

頼みは受けても良い。けど、これから先、あいつ等の運命を俺に背負わせて。
それで、二人が耳を塞ぎかねない結末が降りかかったら……あんたにも、その『責』は
否定しようとも迫るんだ。それを、受け入れる覚悟を」

あんたは、持ってるか? レックレスは重々しく確認をとった……。

477『サマー三連星』:2021/07/19(月) 18:29:43
>>473(小翠PC)

枯野「……ぅ……? ……っ! お、まえ……っ!」 ガバッ

枯野「此処……は……アリーナに……連れ戻されたんだな。
! っ先輩は……っ ……良かった、無事、なんだな」

「……何でだよ…………何で、止めたんだよ……小翠」

「僕達は……アリーナを出て自由に生きたかっただけだ。
先生(レックレス)と、先輩と一緒に誰も知らない場所で……自由に」

「僕が爺さんに、婆ちゃんを傷つけたのは悪い事だよ。
でも、だからって死ぬまでアリーナの指図で生きなくちゃいけないのかよ……っ」

シーツを握り、手を震わせつつ小翠を枯野は詰る……。


>>475(ソラPC)

出雲「そぉ〜〜〜だ〜〜〜ねぇ〜〜〜 じゃ〜〜〜ぁ 条件〜〜〜として


   ――僕の子になろうか?」


……出雲は、なんてことのないように。さらっと夏の空から雹でも降るような
トンでもを告げる。

出雲「いやね、これでも真面目な話なのさ〜。
戸籍も、君を証明するものはな〜んも無いって話でしょ?
この街の供与者ちゃんは、確かに多少は君の生活を助けてくれるかもだけど。
今後、生活する上で確実にガタがどっかでくるだろうね〜」

そう、のほほんとした調子を出雲は続け。そして、最後に声色を鎮めて
流暢に告げる。

出雲「それに、これって僕達アリーナとしても身元不明のスタンド使いを
保護する体で身内になってくれば、『エクリプス』の分派に下手に粉つけられるより
ずっと良い。無論、こちらは等価交換として色々と仕事は君に出来る範囲で
して貰うつもりではあるけどね。
……それに、君ってば 僕になんかみょ〜に似てるじゃない?
 もしかすれば本当に億の一の確率で僕の子だったりしてね〜!
あ〜〜は〜〜〜は〜〜〜は〜〜〜〜」

最後は結局普段通りのフワフワした調子に戻ったが。

ソラを、出雲は自分の子。と言う体でアリーナの傘下として保護、そして
この街に蔓延る悪に対する抑止の星の一つとして育成したいようだ。

勿論、強制ではない。
ソラが断れば、出雲は残念がるだろうが執拗に引き留める気はないだろう。

478小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/19(月) 20:41:51
>>476

真っ直ぐにレックレスの両目を見据える。
彼の『意思』と『覚悟』を見届けるために。
同時に、私の『意志』と『覚悟』を彼に伝えるために。

  「『あなただからこそ』――です」

  「『その道』を歩んだあなただからこそ、
   あなたの『言葉』は彼らの『心』に届くはずです」

レックレスは『歪んだ道』を歩んできた。
その事実は変えようがない。
だからこそ、その言葉には『重み』がある。
口先だけの説得では、聞く側の『心』に響く事は決してない。
他でもないレックレスだからこそ、伝えられるものがある。

  「『救って欲しい』のは……
   『彼ら』だけではありません……」

  「私は『あなた』を救いたいのです。
   彼らが救われる事で、
   『あなた自身』も救って欲しいのです」

  「あなたの『家族』は、きっと忘れてはいないはずです。
   たとえ離れ離れになっていたとしても、
   ずっと心の中で想い続けているはずです」

  「あなたは、たった一人の『父親』なのですから……」

『佐保』と『枯野』だけではない。
二人を救う事で『レックレス自身』も救われる。
レックレスが救われる事で『レックレスの家族』も救われる。
誰も傷付かないで欲しい。
もう、これ以上は誰も――。

  「私は――あなたを『信じます』」

  「あなたが私を信じなくとも、私はあなたを信じます」

『棚』を盗んだ時も、最初は普通に買い取ろうとした。
興味を気絶させた時も、それ以上の危害は加えなかった。
自分と対峙した時も、『家族の話』をしてくれた。

  「あなたは、あなた自身が思っている程、
   『道を外れた人間』ではないと信じています」

レックレスを『信じる』。
もし裏切られたとしても、その『責任』は自分だけのものだ。
この胸の中だけに留め、
決して他の誰かに背負わせる事はしない。

  「あなたに『それ』をさせたのは私です」

  「『全ての責任』は――私が負います」

誰かを傷付けてしまうのは、自分自身が『弱い』からだ。
苦しみや悲しみに耐えられないから、
その重荷を軽くするために、
他の誰かにも『同じもの』を背負わせてしまう。
誰も傷付けないためには、『強くならなければいけない』。
襲い掛かる苦しみや悲しみに耐えられるようになれば、
誰かを傷付けてしまう事もない。
それらを全て『自分のもの』として共に生きていく――
それこそが、私の辿り着いた『心の強さ』。

          「もし――」

 スラァァァァァ――――――z______

   「彼らが再び『道』を踏み外した時は……」

          スラァァァァァ――――――z______

『スーサイド・ライフ』と『ビー・ハート』。
両手に発現した『二つの刃』を持ち上げていく。
『指輪の交換』のように、その切っ先を胸の前で交差させる。

            キィンッ

   「私が『この手』で『止める』と『誓います』」

誰も傷付けさせない。
どんな事情があろうと、どんな人間であろうと、
それは変わらない。
傷付くのは『私だけ』でいいのだから。

479小翠『タキシードムーン』:2021/07/19(月) 21:17:49
>>477

「死ぬまでなんて・・・・違う!そうじゃない!
 俺はただ・・・お前に危険な目に遭って欲しくないだけなんだよ!」

「なあ、枯野・・・俺もお前も子供なんだよ・・・まだまだ大人じゃない
 家も貯金もないし、仕事をしてお金を稼ぐことも出来ない子供なんだ
 だからさ・・・・自由に生きるのは大人になってからじゃあ駄目なのか?」

「お前が大人になるまで待つのなら、俺だって大人になるまで待ってやる
 待って・・・・それでもお前に『自由』が与えられなかったなら
 その時は俺も一緒に暴れて、お前を『自由』にしてやる!」

「だから・・・・・待っててくれよ」

480ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/19(月) 21:22:32
>>477
「…折角の申し出だが、断るぜ」

佐保の眠るベッドに勝手に腰掛ける

「俺は『藤原ソラ』だ」
「俺にとっての『親』はあの人だけだ
 浮気するつもりはないな」

彼女はソラにとっての唯一の拠り所だ
出雲の子供になってしまったら、
彼女との薄い薄い繋がりが断ち切られてしまう
それだけは絶対に譲れない

「こいつらが『先生』ってのに対する想いと似たようなもんか?
 よく分からんが」

佐保の髪を適当に弄りながら言う

「ずーっと一緒ってわけにはいかないなんて事は分かってんだよ
 そん時はてめぇでどうにかする」

出雲の顔を、じーっと見て発言する

「お前と俺が似てる?冗談だろ…
 …まぁ、もしお前が俺を子供と思いたきゃ勝手にそうしろよ」

こんな可愛気の欠片も無い餓鬼なんかいらねぇだろ、と小さく付け加える

>でも、だからって死ぬまでアリーナの指図で生きなくちゃいけないのかよ……っ

「…」

傍で話していた枯野の、悲痛な声を聞いたソラ

「他の条件なら飲んでやる
 だからこっちにも条件を出させろ」

枯野の方をチラリと見る

「こいつらはお前らの束縛が我慢出来なくてコソ泥になったんだろ?
 だったら少し束縛を緩めてやればいい」

ベッドから降りて、出雲の方と向き合い

「俺にこいつらの監視をさせろ
 その代わり、もう少し『自由』にさせてやれ
 こいつらの保護観察が終わるまではな」

「今度また何かやらかしたら、その時は俺が責任持ってぶっ殺してやる…」

481『サマー三連星』:2021/07/20(火) 11:52:29
>>478(小石川PC) (※次で〆ます)

貴方は『レックレス(向こう見ずな者)』の前に
『スーサイド・ライフ』と『ビー・ハート』を掲げ、誓った。

レックレス「……あんたはエゴイストだよ」

レックレス「『信じる』ってのは、口で言うだけだと、どんなに簡単か。
けど、不思議だ……いや、奇妙に『納得』出来る。あんたの言葉は」

それ位、俺と同じ。いや、もっと過酷な道を歩んできたとな。
レックレスは、達観と同時に未だ残留していた小石川に対する不信や敵意と
言った感情の光が段々静まっていくのが合わさった視線から読み取れた。

レックレス「…………出来る限り、傍にいるさ。あの二人の 元に。
血の繋がりより、時に深いもので繋がれる事がある。それは知ってるつもりだからな。
……最後に、もう一つだけ聞いていいか?」

 尋問室のドアのノックが控えめに鳴る。そろそろ話しの出来る時間が終わりに
近いと察せられ、窃盗団のリーダーは静かに聞いた。

「『救いたい』 そう言ったな。
……今回、あんたは……小石川、貴方は自分が思う以上に上手く物事を進んだと思う。

だが……世の中は、綺麗事で終われる事を願っても……絶対に『救えない』ものも居る。
俺は世界の闇に少なからず数回は足を踏み込んだ事があるから……知ってるんだ」

物憂げな瞳は、室内の点滅する照明を反射して昏い光も連動して瞬きながら聞く。

「……あんたは、言葉を、手を差し伸べても決してどうにも出来ないものと
巡りあった時に……その刃で、終わらせるのか?」

 「それも一つの『救い』かも知れないぞ。
……何時か、あんたは決断しないといけない場面に 運命に立ち向かう時までに
俺の言葉を覚えてくれる事を願う……」

 尋問室の扉が開く、レックレスは抱える秘密を吐き終えるまで座る椅子から
立ち上がる事も解放される事も無い。そして、これ以上の温情を彼に施すのは
小石川には難しいだろう……。

482『サマー三連星』:2021/07/20(火) 12:10:19
>>479(小翠PC) (※次で〆ます)

枯野「……っ゛……僕は」

少年は、シーツを強く、爪が手の平に喰いこみ血が出そうな程に握りしめつつ
目元から熱い雫を溢しながら震え声で口開く。

枯野「確かに……っ……ガキみたいな癇癪と我儘で
アリーナの、たくさんの人に迷惑を……かけたっ゛
それでも……決して、僕はした事が全部間違ってたなんて言わないっ゛
先輩か、先生が見せてくれようとした夢(未来)は誰にも否定なんてさせない!」

だから……っ 小翠っ

枯野「僕は……君に負けたっ。だから……『待つ』さ!!
 けど、社会が認める法律の18や20まで待ってやるつもりはサラサラ無い!
僕は僕の『理想』をアリーナに突きつけてやるっ゛!!!
 何であれ利用して、吸収して! クラウド・ナインがアリーナの大勢を動かす
ように、僕自身がアリーナを動かす存在(大人)に昇り詰める!」

「――自由は与えられるもんなんかじゃない、自分で勝ち取ってこそだ。
そう、夏空(僕の仲間)が教えてくれたから」

……枯野は、『待つ』事は選択しなかった。『進む』のだろう
彼が望む、理想の『夏の夜空』 憧憬の未来予想図へ向けて。

その先には危険があるかも知れない。
 そして、貴方が再び彼の危機に交錯する事もあるかも知れない。

ただ、わかる事は……此処から本当に枯野は『出発点』なのだろう……。

483『サマー三連星』:2021/07/20(火) 12:32:13
>>480(ソラPC)

(※次で〆ます。尚、こう言う感じで終わるのはGМの嗜好であり
出来れば笑って許して頂ければ有難い)

>折角の申し出だが、断るぜ    『ゥ゛ ゥーン……ウーンウーン゛……』

ソラは、佐保の横たわる場所に堂々と腰かけた。尻に、何か柔らかい
腹部分を押してるような感触と、苦しそうなうめき声が下から聞こえた。
 髪の毛を弄る佐保の顔が段々血色悪くなってく。

>俺にこいつらの監視をさせろ。その代わり、もう少し『自由』にさせてやれ

出雲「ぅ〜〜ンッ! 良い啖呵だね〜〜。半分ぐらい本心だったけど
本当に、君みたいなガッツある子は僕の跡継ぎって宣伝したかったかも〜〜。
うん、良いよ〜! それじゃあ、その仕事をする代わりにダミーの保険証とか
危険な事件に遭遇した時に色々面倒な詰問されない証明書をあげるね〜。
 ・・・これから結構、仕事も大変になるみたいだし〜〜」

   シュッッ!  ゴンッ!!

出雲の、へらへらした言葉の引っかかる最後の内容に貴方が疑問を
浮かべる暇もなく、背後から強い殺気と共に頭を棒でど突かれた衝撃と
痛みが生じた。

 
 佐保「 て  ん  め  ぇ゛  ごら゛ グソガキ ! !
心臓近くに未だガラス喰いこんだ傷の痛みが残ってるってぇのに
殺す気が おら゛ぁ!!
 てんめぇが うち等ぶっ殺してやる前に、今! ここで!! てんめえを
このナイスバディな佐保っペが空より向こう側に昇天させてやるっペぇ!」

ベットに座った時に、運悪く完治してない佐保の腹を押しつぶしてたようだ。
危うく傷が開きかけた彼女は、そのストイックな性格のままに切れた。

結構死にかけてたようだが、アリーナの医者の力と怒りにより一時的に
回復したらしい佐保は貴方に形相のままに空気を読んで少し後ろで待機する
フロスティ・ザ・スノーマンに出してもらった雪かきでソラの後頭部を
強めに叩きつつ啖呵を切った。

出雲は、へらへら面白そうに笑って一歩身を引いて傍観してる。

子供らしく、笑顔で謝って仲直りをするのも良いし。
まだ残ってるフラストレーションを佐保にぶつけてやるのも良いだろう。
 (※ギャグ的な描写なので、言い切りで佐保に攻撃仕掛ければ良い感じに
倒せるか後を引かぬ怪我で双方手打ちな感じで収まる)

484小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/20(火) 18:16:45
>>481

自分に向けられるレックレスの言葉からは、
確かな『説得力』と『信憑性』を感じた。
実際に経験した者が紡ぎ出す言葉には、
聞く者の胸を打つ『力』がある。
だからこそ、彼の『言葉』が『心』に響いたのだろう。

  「――……分かりません」

           スゥッ

両手に握る『二振りのナイフ』を静かに下ろす。
どんな相手だとしても、他の誰かを傷付ける事は望まない。
ただ、この『刃』は他人を傷付ける事も出来る。
場合によっては、『命』を奪う事も。
それは目を背ける事の出来ない『真実』だ。

  「ただ……『これだけ』はお約束します」

  「たとえ『希望』が見えなかったとしても、
   『最後の瞬間』まで、私は『願い続ける』事を諦めません」

            フッ

手の中の『ナイフ』が、儚い幻影のように消え失せる。
代わりに取り出したのは『銀の指輪』だった。
『彼』から受け取った『形見の品』。

  「かつて『ある人』が私に言いました。
   『自分の分まで生きて欲しい』と……」

  「だから、私は『生きています』」

戦いの前に外していた『指輪』を『元の位置』に戻す。
『右手の薬指』。
そこが『いつもの場所』だった。

  「もし『そうなった』時は……」

  「私は――『その人の分まで生きる』つもりです」

『その時』が訪れたとしたら、『重荷』は自分だけのものだ。
誰かに渡す事も忘れる事もせず、
この命が尽きるまで胸に抱いて生きていく。
そして、『その人』のために『祈り続ける』。
自分が関わってきた全ての人達と、
これから関わる全ての人達と同じように。
『願い』と『祈り』――
自分には『それだけ』しか出来ないのだから。

  「『あなた達の幸せ』を願っています……」

  「――……どうか『お元気で』」

それだけを言い残し、開いた扉から『尋問室』を後にする。
『人の数』は『想いの数』。
形の善悪を問わず、その『想い』は等しく純粋。
それらを見守り、見届ける。
『今まで』も、そして『これから』も――。

                  コッ コッ コッ コッ コッ……

485ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/20(火) 20:47:53
>>483
「……お前は」

ギャーギャーとヒステリックに喚く佐保に対して、
反撃もせずにただ、その目を真っ直ぐに見る
その顔は『マジ』だ
空気が読めないようだが、どうやら今回はギャグで済ますつもりは無いらしい

「俺を殺す事に『責任』を持てるのか?」
「お前今まで、自分の行動に『責任』持った事あるか?」

その声は殺意を含まない、しかし非常に低く冷たく重い

「お前らは自分の『自由』のために誰かの『自由』を踏み躙った
 そんな奴等は『自由』を剥奪されて当然だ
 だが俺はお前らに助け舟を出してやる事にした、どうしてか分かるか?」

「俺の『心の自由』のためだ」

「俺は説教は死ぬほど嫌いだがな…
 『自由』を履き違えてるお前らにイライラするんだよ…
 だから特別に一度だけ言ってやる」

見た目だけは10歳にも満たない少女だが
その姿は、まるで厳しい親の様な雰囲気を醸しだいている

「『自由』って言うのはな…
 『数ある選択肢を責任持って選び取る事が出来る事』を言うんだよ…
 無責任に好き勝手暴れて他人の『自由』を奪う奴は、
 ただの馬鹿だ」

「お前らはまだやり直せる、本当に『自由』な奴になれ
 それまで俺が見守っててやるから…な?」

佐保…そして枯野を見る
その声と目は、先程までの冷たく重い物と違い
子供達に優しく言い聞かせる母親のように優しかった

「クッソ、つい感情に任せて説教しちまった…」(小声)

486小翠『タキシードムーン』:2021/07/20(火) 21:31:04
>>482

「・・・・・好きにしろ!
 でもな、二つだけ言ってやる!」

これからの『決意』を語る枯野に近づき、睨みつける

「一つ、お前が成長して『自由』を掴み取った時!
 その自由が『ヨモギ』さんみたいに優しい人を傷つけるようなら、俺はもう一度お前を止める!」

気迫を込めて枯野に叫ぶ
『自由』を振り回して暴れるようなら容赦はしない、と
これは『警告』だ

「二つ・・・・二つ目だ」

「お前が成長して、それでもなお悪い奴らに捕らわれてるようなら・・・・
 その時は、俺がお前を助けに行く・・・・!」

「大人として・・・・絶対にだ!」

二つ目の言葉・・・・それは『約束』だ
自分が『大人』になった時、枯野が『大人』になった時・・・
大人としての力で枯野を助けるという『約束』・・・・

「その・・・ なんだ・・・・ 『約束』して欲しい」

そう言いながら枯野に向けて小指を突き出す
この年齢では少し気恥ずかしい『約束の証』・・・・

487『サマー三連星』:2021/07/21(水) 20:08:27
>>484-486(ALL)

かくして、今回の夏空の夜空駆けぬいたような流星が如く眩しさと激しさを感じた
騒動は、同じく流星が如く想いを併せた街の住人達によって終止符を打たれた。

佐保「……ちっ 調子くるうガキだなーてめぇは。マジでクラウド・ナインが
こさえた隠し子とかじゃねーっペか、おめー。
わーったよ。さっきドついたのは済まん……こが坊が『自由』になるんなら
オラだって幾らでも『責任』を果たすさ。 ――あいつの自由が、オラの『自由』だ」

枯野「あぁ……っ゛ 約束だ、小翠!
もう僕はっ…………先輩や先生を……周りを傷つけるようなやり方はしないっ゛
それが……『大人』なら……僕らが目指す『自由』の為ならなっ゛」

佐保は気恥ずかしそうに鼻をかき、枯野は赤い目を更に泣き腫らしつつも小指で固く握り

レックレス「…………『お元気で』 か……また、貴方の顔を見る時が来れたらいいな」

尋問室を出て、その扉が閉じる間際。微かに哀愁まじえた笑みと呟きのみ残した……。
かくして今回の流星劇は幕を閉じる。

小翠は後日、『ヨモギ』に感謝の言葉を告げられて、アリーナから報酬を貰い。
ソラは暫く地下闘技場のアリーナに足を運ぶ事になる。佐保が時々起こす癇癪や
闘技場の選手と思わぬ出逢いもあるかも知れない。

そして、小石川はアリーナの拠点となるエレベーターを出て、外へ出ていこうと
する前に呼び止められた『アルキス』へ連絡先を交換する事になる。

アルキス「……『あの人』は、今日も元気で『あの場所』で子供たちと共に過ごしてる。
ちょっと変な言葉かも知れないがな……あの人に元気と言う言葉は。
…………気を付けるんだぞ、小石川 文子。
今回、俺達が押収した品は『弓』を指し示す。ソレは星見町を下手すると揺るがす
かも知れないものだから。
……ソレを巡り、今後『エクリプス』を受け継ぐ者達と激しい衝突が予想される」

 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

バーネ「あぁん、もぉ! クラウド・ナインってば本当ーいけずな子なんだから!
殆ど傷を付けれなかったわ、リーダー! まぁ、こちらも素性は割れなかったけど」

「構いませんよ。全て、予定調和ですからね」

バーネ「えぇ、そうねぇ。これで、アリーナは私達の代わりに『弓』へ向かう。
肝心の物が掴まれた時こそ、本番よねぇー!」

「えぇ…………我々の悲願の為に、ボスが成し遂げようとした『想い』
それは我々レコーダーが成就するのですからね」

           To be continued...


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