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【ミ】『念然』

1『敗残者』:2020/11/02(月) 22:28:48
手繰る糸は張り詰めない――――

【過】『武闘列伝』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453728318/

【ミ】『想貌』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1547738761/

【ミ】瞳憬
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1601890582/

204斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/12/22(火) 20:02:59
>>201

 つまらない?……つまらない。
 面倒な事を言ってくれる、思い出したくないというのに。
 肉を焼くのが面白いというわけではないが。笑顔を絶やした覚えは無い。

 ――まあ鋭い人間には、眼が笑ってない事くらいは気づくだろう。
 そういう手合いという物か ……面倒な。

>>199

 「まさか、僕はこんな事をした事がないだけですよ。」
 「大体は家族でやる事をこうして(赤の他人と)やるのですから、新鮮です。」

 「首領も、ああゆうのは1人いると退屈しない。向こうでもそうだったのでは?」
 
 「――なんなら代わりに肉を焼きますか、横着してトングでなく箸をつかうと胃が痛くなるとか。」

>>202

 「……。」

肩をすくめて呆れたように呟く。

 「君は鉄の母親か。」


>>196

 「……まあ、そうだなあ」
 「これで女の子に強けりゃ『鉄 夕立』は完璧超人だ。人間弱みの一つくらいあった方が『可愛げ』が有るよ。」

弱みの無い人間は排斥される。十人十色なんて言葉がある癖に
人と違うと矛先を向けるのが大衆だ。

 「――そうでない人間とか気持ちが悪いものな。」


>>200

 「やめてくれよ夕立、こんな所に女性を連れてくる?」
 「女の服に匂いがついてしまうだろ、呼べないさ…もっと洒落て匂いの薄い、金のかからない所にするよ、学生だからな。」

トングを使って肉を焼く、何度もしてしまえば手慣れた作業だ
他人と目を合わせなくていいのは、この退屈な作業の良い点だろう。

 「なんなら今度女連れで君に教えてもいい」
 「でも、アリスの件を君に話した覚えはないぜ……どうせ彼女の友人経由か本人だろ。困るな。」

苦笑するしかない
随分と口が軽いものだ、まあ女の子とはそんなものか・・・。

205塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』:2020/12/22(火) 22:59:41
>>200
「……ああ、そうらしいな、『夕立』。
そして、あんたはたったひとりで成し遂げた。立派なもんだ。
正直、あんたのことを舐めてたよ。その意思もな」

『朝陽』が『朝山』の方を向いている内に、
どこか冷ややかな口調で『夕立』へ答える。

「あんたが本当の危機に陥った時には、
今度は『朝陽』が命を賭けるだろうよ」

>>202
「…………難儀な奴だ。
もっと単純に考えれりゃあ、楽なんだがな」

『一抹』の問いには答えず、
自らに言い聞かせるような口調でぼやいて、目を逸らした。

>>204
「あっ、そ。
別に……あんたがそれで良けりゃ、私は構わねーよ。
悪かったな、妙なこと言って」

>>203 >>201
「私はいいんだよ。あんたが食べな。
それか、『アサヤマ』にくれてやれよ。
私は『肉』なんざ、そんなに食わねえんだから……………」

ふと違和感を覚えて、手にしたグラスの『ビール』を一息に飲んでしまう。

206朝山『ザ・ハイヤー』:2020/12/22(火) 23:48:28
>>201

「凄いっス! 花郎のお肉はとにかく凄まじいパワフルな
食欲を引き立たせるなんかを秘めてるっス!」 ムシャムシャ!

カルビも、ハラミもタンもいっぱい食べたのにまだまだ腹が膨れないっス!

「トントロとホルモンを二人前、いや三人前頼むっス!
さらにミスジ二人前っス!」

追加注文を行うっス!!
いちまっつんや、あきあき先輩がなんか失礼な事を言ってる気が
するけど、今はこの抑えきれぬ底なしの食欲を満たすほうが先決っス!!

肉を食べる! サンチュを巻いて食べる! コーラ、ぶどうジュースを飲む!

キムチをちょっと食べる! 肉を食べる!! 肉を食べる!!!

肉を食べる!!!! キムチをちょっと含んで肉を食べる!!!!!

――焼肉を食べて食べて食べまくるっス!!!!

207鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/12/23(水) 20:06:02
>>201(朝陽)

「そうは言うがな、苦手なものを克服するには時間が必要なんだぞ…」
「お前だって、まだアレを食えないじゃあないか」

と苦手な食べ物を挙げて小さく反論しながらも、次々と焼かれた肉をタレにつけて食べていく。
取る、付ける、食べる、味わう。取る、付ける、食べる、味わう。その繰り返しだ。
同じ肉を食べ続けても飽きる気がしないが、間に別の肉を食べると
一度記憶を失ったかのような、最上級の喜びがまた襲ってくる。
満腹という感覚を忘れてしまったかのようだ。
もっとも自分は運動部で高校生なので、元からかなり食べる方だが。

>>202(一抹)

「『カルト宗教』…確かに一抹くんの言葉と能力(ちから)なら、容易く人の集まりを築けそうだ」
「とはいえ、それは『タカウジ』のようだから嫌なのか。『カルト宗教』はともかく、
 『心理カウンセラー』なんかも悪くはないと思ったが」

朝陽の手前、適度にぼかした表現をしつつ、己の意見を口にする。
『インダルジェンス』は人の心を安らげる能力がある。優しい、稀有な力だ。

「いや、朝山さんも一応女の子だろう…?キミは時折、天然で言い方が厳しくなるな」
「氷山さんは、女性だからな…いや、それはその、ゆっくり慣れていくつもりだから…」

段々と語尾が小さくなるのを感じる。
言われてすぐに治るものではないし、他の人に見られているとなると、尚更緊張する。
見つめ合うなどともってのほかだ。

>>203(氷山)

> ゆ、夕立先輩!どうなんでしょうかそこら辺!?」

などと考えていたら、一抹くんに焚き付けられた氷山さんがこちらを見ている。
なんて末恐ろしい子なんだ。悪意がないのが唯一の救いか。
など思いつつ、両手を上げて、赤くなった顔を横に逸らした。
それとは別に、どう思っているかと訊かれ、心の中で印象を一つ一つ紡いでいく。

「い、いや。朝山さんも女の子だと思っているが、こう方向性的には、
 マスコットとかペット的な可愛さだな…と、個人的には感じている」
「氷山さんは、しっかりとした女性だと思っているよ。敵に対しても慈しみを持って接した事は
 スゴいと思っているし、以前も言ったが年下ながら尊敬している」
「顔立ちも整っていると思うし、そもそも自分が女性として見られているか、
 それを気にしている点でとても女性らしいとオレは認識している」
「あと、『スタンド』がカッコいいな」

顔を合わせるのは恥ずかしいが、こういう率直な感想は特に何もない。
美味しい料理を食べたり、美しい絵画を見た時の感想を恥ずかしがる人間はいないだろう。
そう、『スタンド』がカッコいい、あのデザインは極めてセンスがある。
まぁ意識して作り出したものではないだろうが。

>>204(斑鳩)

「…え、服に焼肉の匂いが付くのは駄目なのか。イイ匂いだと思うんだが」
「成る程。女性用の香水に、焼肉の匂いはないということか…勉強になるな」

ふむふむ、と心のメモに斑鳩くんの言葉を刻んでおく。
自分はあまり女性の事を知らない、彼の言葉は参考になる。

「確かに、今回は結果的に無料でここに来る事が出来たが、普段からコレはとても無理だな」
「アリスに関しては本人から聞いたぞ。…あぁ、やはりあまり言わない方が良かったのか」
「すまない、色恋沙汰をどう取り扱うべきなのか分からなくて…む、だが思い出した。
 オレと塞川さんの関係をどうこう言っていたのも斑鳩くんだと聞いたが」

氷山さんからそう聞いた。つまりお互い様という事で許して欲しい、と微笑する。

>>205(塞川)

「恐れ入ります。ですが、それも『スロウダイヴ』の時と同じく、塞川さん達が助けてくれたからです」
「…ですが、正直オレの為に命は懸けられたくないですね。今回は、大変助かりましたが」

話していて思う。
何となく、普段の塞川さんとは感覚が違う。周囲にあまり知らない人間がいるからだろうか。
少しばかり、距離を感じる。それとも、元から近付いてなどいなかったのだろか。

「それでも、塞川さんの言葉はしっかり胸に刻み付けていますよ。何かを守る為でも、
 決してやり過ぎてはいけない。唯の『暴力』となってしまわぬように」

208『飽食狂時代』:2020/12/23(水) 22:33:40
>>202(一抹)
>「ずっと食べてられるぐらい美味しいですね。
> でも、食べた分だけ『太る』から気をつけないと!」

『一抹』の軽口を聞いた『スンイル』が、遠くからニコリと笑った。
無論、それを気にして箸が止まる『一抹』ではない。
『ハラミ』を喰らい、『ミノ』を貪り、『骨付きカルビ』を骨まで噛り付き、

     ――――バリリィ
                  ボリ  バリッ

『骨髄』の奥まで堪能する。

>>203(氷山)
>そんな思いが胸中に飛来し、冷静に今までに食べた肉の量を思い出す・・・・
>美味しいからいっぱい食べられるとかそんなレベルを超越して、
>明らかに異常な腹具合だろうか?

『花郎』ではなく『すたみな太郎』であれば、
『食べ放題』の『元』が取れるか気にする者もいただろう。
だが、無料での食べ放題であれば、その心配は杞憂となる。
よって、正確な肉の量を思い出せるかは曖昧だが――――

ざっと考えて、『5kg』は既に食べている。
それは『氷山』だけではない。周りの者たちも同じく、
中でも『朝山』は『氷山』の二倍は食べているだろう。

>>204(斑鳩)
自身の心中を読み取られ、『斑鳩』は疑念を抱くが、
口に出さずとも不平不満は顔に出るものだ。
無論、その逆も在り得る。その証拠に――――

     ――――バリリィ
                  ボリ  バリッ

『肉』を堪能していた『一抹』は、『骨』まで食し始めた。
女子のようにほっそりした『顎』や『首』は太く逞しく発達し、
衣服がはちきれんばかりに『肩幅』や『胸筋』が膨れ上がっている。

>>205(塞川)
>「あんたが本当の危機に陥った時には、
>今度は『朝陽』が命を賭けるだろうよ」

    「あははー、ど、どうですかねー……」

『命』の話となれば、『朝陽』も引き攣った笑みを浮かべている。
――――だが、『似た者同士』という『塞川』の見立てが正しいなら、
『夕立』の危機を知れば『行動』を起こす度量はあるのだろう。

      グビッ   グビッ

『塞川』は一息に『ビール』を飲み干した。
既に酔いが回っておかしくない量のはずだが、
心地好い『ほろ酔い』が維持されたまま、意識が揺らぐこともない。

>「私はいいんだよ。あんたが食べな。

気を遣う『氷山』へ肉を勧めながら、
既にバクバク食べている『朝山』へと視線が向いた。

    ググッ
          ――――グニッ

『焼肉屋』ならではの金属製の『箸』。
衛生面を考えれば『ステンレス製』だろう。
――――『朝山』の指の力だけで『しなり』を作っている。

209『飽食狂時代』:2020/12/23(水) 22:33:56
>>206(朝山)

     ガツガツ   バクバク!!

『朝山』の食欲は留まるところを知らない。
注文を受けた『サラン』が戻るや否や、すぐに『ウジュン』が肉を持ってくる。

    「イッパイ食べる。素晴らしいデス」

変わらぬ早口で『朝山』の健啖ぶりを褒める。
幾ら食べても『満腹』にはならない。『ウジュン』がトングを取り、
『朝山』の目の前にある七輪に『肉』を並べ始める。

>>207(夕立)
>「お前だって、まだアレを食えないじゃあないか」

    「むぅー……。『ナス』は関係ないじゃん……」

『朝陽』は眉を顰め、小さな唇を窄めて歯向かった。
その間にも『夕立』は肉を喰い続ける。普段以上の食欲だ。
視線は『七輪』に肉を並べる『氷山』の腕へと移り、

     スラァ――――

長袖越しにも解る。
まるで『テニスプレイヤー』のように『前腕筋』が引き締まっている。
手の甲から浮き出た『血管』はドクドクと力強く脈打っている。

>ALL

     「皆様、お楽しみ頂けているようで何よりです」

巨躯を静かに滑らせながら、『スンイル』がやって来た。
先程まで『調理場』にいたのだろう。ひよこのエプロンを身に着けている。

     「さあ、どうぞ『食事』を続けてください」

     「『満腹』以上の『満足』こそが、
      『ミート・イート・マニフェスト』の到達点でございます」

    ニコォォォ〜〜〜〜〜〜ッッ

『スンイル』の朗らかな笑みが丸い顔に貼り付いた。

210塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』:2020/12/23(水) 23:08:59
>>207 >>208
「同じだ。あんたが感じるように、『朝陽』もそう思うんだよ。『夕立』。
だが………今回の件は、あんたじゃなきゃあ駄目だった。
あんたの運命だけが、あいつを止められたんだ」

「……私には、それが『悔しい』」

顔を上げ、ふと周囲の人間の様子を見る。
『ソファ』を立ち上がり、『スンイル』の方へと詰め寄る。

「『説明』は、あるんだろうな?
今のところ『実害』は無いようだが……
勝手に『仕込まれる』ってのは、誰もあまり気分が良いモンじゃあない。違うか?」

211氷山『エド・サンズ』:2020/12/23(水) 23:32:18
>>205(塞川)

「はっ! すいません、勢い余って焼き過ぎてました!
 すぐに私たちが処理します!」

(し・・・・しまった―――――っ! 塞川さんはそんなにお肉を食べないんだ!
 そっかー、あの体型を維持するために食事にも気を使ってるんだろうなー、きっと
 そんな事もわからないなんて・・・・・私の馬鹿!)

『肉』をあまり食べないと言った意味を曲解し、
『肉』を朝山と自分の皿に分けて取り分けていく

>>207(鉄)(一抹)

「うっ やっ やだなー、ふっ、ふへへ・・・
 そんなに褒めないでくださいよぉ、ふふふ・・・へへ・・・
 絶対に買い被りですってぇ・・・・」

夕立の褒めちぎるような呟きにこちらの顔も赤くなってしまう
照れくさそうに顔を下に向けるが、思わず笑みが漏れ出てしまった

>「あと、『スタンド』がカッコいいな」

「ですよね! ええ!そうですよね!
 そうなんですよ!『さんずさん』ってすっごくカッコイイんですよね!
 武器を構えた時なんて、思わず私も見惚れてしまうくらいキマってて・・・・」

自分の事を褒められたときはあれだけ恥ずかしがっていたのに、
自身のスタンド『エド・サンズ』の事になった途端に顔を上げて生き生きと語り始める
その眼は、同じ推しを戴く同志を見つけたかのように輝いている

「あっ・・・・」

ふと、傍を見ると『朝陽』の目がある事に気が付いてしまった
『スタンド』や『戦い』など不穏な言葉がこの場に飛び交っている事に気づき、
『あっこれ不味い』と思った

「・・・・・っと、まあ、私の兄貴分の話なんですけどねー
 夕立先輩とこの前一緒に会った事があって、その時の事を話してるんですよー」

咄嗟に言い訳をするが・・・・

>>208

「えっ・・・・・?」

塞川の肉を自分の皿に取り分け、いざ食べようとした所で気づく
明らかに『食べた量』がおかしい・・・・
普段であればこれだけの量を食べる事なんてありえないはずなのに

(・・・・っていうか、この『量』は不味いですよ!
 いくら病院食で少し痩せたとはいえ、流石に女子として・・・・女子として、えっ?)

気付く
箸を伸ばす自身の腕が明らかに『パンプアップ』している
確かに最近ではトレーニングで筋肉を浮かせた筋トレ女子が話題になっている
しかし・・・・この盛り上がり方は少し・・・・いや、大分ヤバイ! 女子として!

「えっ えぇ!?」

思わず、両手で身体を掻き抱くようにして自身の異常を確かめる
同時に周囲を見て気づく・・・・愛玩動物のように可愛かった一抹や朝山の変化に
(具体的に言えば作風が範馬〇牙とかになってそうな変化に)

「『スンイル』さん! これは一体・・・・!?」

おもむろに立ち上がり、その筋骨隆々とした指先を『スンイル』に向ける
仁王立ちの様に雄々しく屹立したその背中には恐らく『鬼神』が宿っているだろう

212一抹 貞世『インダルジェンス』:2020/12/24(木) 00:42:47
>>208-209
「ふぅ、『サイダー』で口の中をリセットしたら肉旅行を最初からやり直しましょう」

また、最初の『タン』が恋しくなり『サイダー』で口内の脂をリセットする
その前に『キムチ』が食べたくなってしまった。
辛いのは苦手だが本場仕込みのものを食べる機会は今回だけかもしれない。

「『キムチ』お願いしまァ〜す! 辛くないです?」

>「『満腹』以上の『満足』こそが、『ミート・イート・マニフェスト』の到達点でございます」

『スンイル』さんの言葉に首を傾げる。
だが、一向にやってこない『満腹感』に疑問を持つ。
ここまで肉という肉を喰らった経験は無いが限界は絶対に来るはずだ。

「あっ、もしかして細菌クラスの極小スタンドの使い手
 さんですか?」

「それはそうとエプロンが可愛い…」

この現象を最大限に利用すれば、用意された肉を『満足』するまで食い尽くせるのでは?
最高ではないだろうか? これ以上のおもてなしが存在するだろうか?
私は味わって食べるつもりだが嬉しいものだ。

>>204
「『遊ぶ』のは楽しいですよ? 感情を注いだ分だけ反応する姿は可愛らしいですから」

「斑鳩先輩は独りの方が好きなタイプでしょうか?
 周囲を気遣ってる感じがします」

>>205
「それじゃ駄目なんです。人間は繊細です。
 『自覚』した後は止まれませんよ?」

「焦らずとも塞川さんの求めるものは勝手に来ますよ。
 スタンド使いになれば、そういったのが絶対に…」

自分の場合は『憎悪』の根源と巡り会うことだが有り得ないことだ。
捨てたらものを拾いに来る人間は稀な存在だからだ。

「あー、『実害』は無いと思います。
 似たような目に見えない細菌っぽいスタンド使いと
 遭遇しましたが狙いが狙いなら効果はサクッと
 出るようですからね」

>>211
「『サンズ』さんって動かずとも絵になるヴィジョンで独立した意思を宿してて風変わりな方です」

「頼りになる近所のおじさんって感じの性格ですし、
 一緒に居たら楽しそう。料理、家事、掃除を分担すれ
 ば年末が楽になりますよ」

>>207
「私の事は認めずとも『インダルジェンス』の能力は
 認めてましたからね…
 あのような者たちの居場所を作りたいとは思いますが
 救いそのものにはなれません」

「自分を救えるのは自分だけ。その場しのぎの安易な
 解決や結末を求める姿勢が『タカ』たちにはありました」

「そういった者たちほど自分の『痛み』と向き合いたがらず開き直る。で、こうやって刺々しいから義父には神父向きじゃないと言われるのです…」

「つまり、氷山先輩から逃げてはいけませんよ!
 可愛いと思っているのですね? 言葉に出来ただけでも
大きな進歩です!」

213斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/12/24(木) 01:02:13
>>208-209

 「いや、部活帰りの男友達じゃないんだからさ……僕にだって恥じらいという感情くらいはだな。」

そこまで言ってふと一抹が眼に入った。

 「――は?」
 
Welcome to the eat meat ROAD このいかれた肉屋にようこそ
君はタフボーイでもなんでもないし目の前の惨状はどうした事だ。

 「…………」

週刊ジャンプの炭酸抜けたソーダみたいな作画から
急にヤンジャンの劇画めいた筋肉モリモリマッチョマンの変態に。
劇的ビフォーアフターでもここまですまい……いや、そういう回はあった気もするが。

自分とほぼ手を付けていない『塞川』にそういう作用は見受けられない、となれば原因はただ一つ 肉屋だ。

 「――テメェ!新手の『スタンド使い』か!」

全身に『銀の鎖』を纏った『俺』が即座に立ち上がり、右腕の鎖を増大させ迎撃の構えを取ろうとする

近距離型に対しての強烈なメタを張るスタンドだが
それは距離があってこそだ、『座席』では動きにくいことこの上ない

 (くそ、このままでは刺し違える事すらできん、だが下手に動けばやられる……!)

214鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/12/24(木) 01:30:31
>>208-209(GM &朝陽)

七輪に肉を並べる氷山さんを見て、思う。これが女子力というものか。
それにしても、細い腕だ。自分も男子の中では太いとは言えないが、やはり女性の腕は─────。

『コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛』

「何だ?!この『上腕筋』はッ!テニスネットをも破りかねないサーブを打ちそうだッ!」
「一朝一夕で身につくものではないッ!それは確かにさっきまでなかったものだ!
 気をつけろみんなッ!『スタンド攻撃』を受けているぞッ!!」

『調理場』からやってきた『スンイル』を見て、立ち上がる。
彼女が自ら白状した通り、この現象を起こしたスタンドの『本体』のらしい。

「『スンイル』さん…何のつもりですか?男はいい。むしろ筋肉はありがたい」
「だが、説明もなく女性にこのような事をするのはいかがなものかと」

>>210(塞川)

「…『悔しい』?それはどういう事ですか?」

塞川さんは変化に乏しく、まだ冷静だ。
この『スタンド攻撃』も気になるが、それとして塞川さんの言葉の意味も頭から離せない。
自分は未だに運命というものを感じたことはなく、努力や行動がその先を作っていくと信じている。
彼女の言葉、その真意は何なのだろう。

>>211(氷山)

「ひょっとして、キミとは話が合うかもしれないな」
「だが、それよりも。この『スタンド攻撃』の原因を突き止める方が先かもしれない」

朝陽の前だが、意思の疎通を優先し、氷山さんの顔を見て警戒を促す。
もしこれで何もなかったなら、朝陽には仲間内での隠語のようなものだと適当に伝えればいい。

だが、これが本当に敵対意思故の行動なら。『オーナー』とやらの独断なのか?
それとも、『タダヒト』さん含めアリーナの総意なのか?
後者ならば、極めてマズい状況だ。

>>212(一抹)

「優しい言葉だけで人は救えない時もあるだろう。そんな言葉の方が、人に伝えやすいからな」
「厳しい言葉こそ、迷っている人には必要なる時もある。もっとも、それを受け入れてもらうのは大変だろうが」
「あ、ああ。それは勿論思ってはいるが。ともかく、今助けが必要なのはオレ達かもしれない」

一抹くんにも悩みがあるようだ。しかし、そこまで悲観することはないだろう。
彼の言う通り、『痛み』と向き合わねば成長できないこともあるのだから。
だが、今成長し過ぎなのは一抹くんだ。少し羨ましい。
剣道は無差別級の武道だ。速度が落ちない範囲でなら、ウェイトはあるに越したことはない。

>>213(斑鳩)

「キミが一撃をブチ込んだら、オレが追撃で殴り飛ばす」
「その後は、オレと一抹くんが前衛に立とう」

斑鳩くんにぎりぎり聞こえる声量で、先手を取ろうとする彼と連携する。
もっとも、彼は冷静だ。攻撃するかどうかは、これから見極めるだろう。
自分も『シヴァルリー』を発現、攻撃に備えていく。

215朝山『ザ・ハイヤー』:2020/12/24(木) 09:41:57
>>209

ガツガツッモグモグッブチィッッグニュグニュッモニュパクパクッ

 ドクン ドクンッドクンッッ゛!!

新手のスタンド攻撃か? または秘めたる最高の肉のアドバンテージの
影響か? 既に朝山は皆の反応に構わず高み(ギャグ)の領域に至っていた。

 プチ  プチプチィッッ!!

                ゴオォォォ゛ォ゛ッッ

イメージ変化↓
ttps://booklive.jp/product/index/title_id/269866/vol_no/003

「まだだァ……まだ喰い足りねェ……更にサーロイン・ロース
シャドーブリアンとレバー、そしてキムチッッ!!
タンとバラを二人前貰おうかァ。ついでにブドウジュースとコーラも
飲み干しちまった…………。 ――牛乳を貰おうっっ゛ ッス!!」

>>210

   クス  クスクス

「塞川ァぁ……何を怯えてる?
百聞は一見にしかず 百見は一触にしかずだゼぇ〜。
――何を前にし何を食べているのか意識しろっ!!
それが命喰う者に課せられた責任 義務と知れっっ゛!!」

要約:とりあえず美味しいし特に気にせず食べようっス!

>>211

「狼狽えるナッッ゛競うな 持ち味をイカせッ!
貴様のサンズも出し、共に食べる事だなぁぁ゛、あきあきよォ……
たかだか1時間余りで蚊トンボを獅子に変化(かえ)る勝利とはそういうものだ」

要約:サンズさんと一緒にもっと食べるっス! 美味しいっス!!

>>212-213

「負け犬どもが ハネッ返りおって………!!
強くなりたくば喰らえ!!! 朝も昼もなく喰らえッッッッ
 食前食後にその肉を喰らえッッ 飽くまで食らえッッ
飽き果てるまで食らえッッ 喰らって喰らって喰らい尽くせッッ」

要約:とりあえずスンイルさん達が何をしてるかなんて気にせず
食べまくろうよっス!

>>214

「黙れッ小僧!! お前にサ(ーロイ)ンが救えるかっっ゛!!
この最高の肉に対しての礼儀は、ただただ飽くなき闘争(食欲)に
身を任せる事、それのみ!! 
たかだか人間(ひと)の肉体を破壊する(※お腹いっぱい食べる)
という単純な行為に友情(喧嘩)だの結びつき(スタンド攻撃)
だの愛(恋バナ)だのとーー
上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想!!!」

要約:とりあえず喧嘩は止めて食べようっス!!!

216『飽食狂時代』:2020/12/24(木) 23:12:31
>>210(塞川)
>「『説明』は、あるんだろうな?

     ググッ

卓抜と引き締まった『下腿』に力を込め、『スンイル』に詰め寄る。
長身の『塞川』より頭一つ高い『スンイル』の笑顔は崩れない。

    「『説明』でしたら、彼らにお願いしましょう」

    スゥゥ

『スンイル』が太い五指を揃えて示した先、『七輪』。
『炭火』に紛れて幽かに見えるのは――――

>>211(氷山)
>「・・・・・っと、まあ、私の兄貴分の話なんですけどねー
> 夕立先輩とこの前一緒に会った事があって、その時の事を話してるんですよー」

    「えぇー、カッコいい人なんですねー。
     写真とかないですかー?」

『朝陽』もまた無邪気に『エド・サンズ』の話を聞いている。
――――だが、『氷山』は肉体への異変に気付き、

     サス
            スリ

己の身体に腕を回し、肉付きの度合いを確かめる。
『男性陣』のようにムキムキにはなっていない。
引き締まった柔らかい筋肉の弾力が、掌に小さく跳ね返ってくる。
――――『腹筋』が割れている。『脂肪』もまた『燃焼』されている。

>>212(一抹)

      バリ    ボリィ

他の者達に比べ、『一抹』の態度は落ち着いている。
キムチに箸を伸ばし、その逞しい『顎』で白菜を噛み砕いた。

    「素晴らしい『筋肉』……。ここまでの『逸材』がいるとは……。
     失礼ながら、『アスリート』に勧誘を受けた経験はありますか?」

感服の眼差しを浮かべる『スンイル』であるが、『一抹』にその記憶はない。
いや、唯一例外を上げるとしたら、あの『夢』の中でのこと。

┌───────────────────────────────────
│    「白髪のガキ、お前の身体を乗っ取ってやるッ
│     年は若そうだ。身体を鍛え、一から技術を磨き直すのも悪くない……」
└───────────────────────────────────


>>213(斑鳩)
>自分とほぼ手を付けていない『塞川』にそういう作用は見受けられない

『肉』は平等だ。その『生命』と引き換えに、食べた者へ『恩恵』を施す。
『ロスト・アイデンティティ』を発現し、右腕の鎖を引き伸ばし――――
『鎖』の伸長が遅い。違う。『鎖』を巻いた『右腕』が太くなっている。
『斑鳩』の筋肉も『ビルドアップ』している。

217『飽食狂時代』:2020/12/24(木) 23:15:14
>>214(夕立)
> 気をつけろみんなッ!『スタンド攻撃』を受けているぞッ!!」

    「何言っているの、お兄ちゃん?」

『朝陽』が怪訝そうな視線を送ってくる。彼女の『肩幅』も確りしている。
明らかに『ステロイダー』となった『一抹』を含め、『男性陣』の肉体は、
いますぐ脱いでも恥ずかしくない程に、逞しい筋骨を生み出している。
一方、女性達は程度の差はあれ、元の輪郭を保ったまま、健康的な肉体になっている。

>「だが、説明もなく女性にこのような事をするのはいかがなものかと」

    「実際の『筋トレ』であっても、『女性』がボディビルダーのように、
     『肥大化』した『筋肉』を手に入れるのは、容易ではありません……」

    「発達した『筋肉』の産む『新陳代謝』は、『脂肪』の燃焼さえ加速させます」

『スンイル』の回答はズレているものの、
彼の言う通り、『朝陽』は異様な『マッシヴ』にはなっていない。

>>215(朝山)
食欲に任せて『肉酔い』とでもいうべき『ランナーズハイ』に至った『朝山』は、
普段とは異なる『妄言』を吐きながら、追加オーダーを注文していく。

    「お楽しみ頂けて、何よりでございます」

『スンイル』が満足そうに笑っていた。

>ALL

      HOO-!   HOO-!

『スンイル』が指し示した『七輪』の炎に揺らぐ『ヴィジョン』。
米粒ほどの『悪魔』達が炭の上で踊り、楽しそうにはしゃいでいる。

    『喰エバ太る!』   『腹モ膨レル!』

    『デモ、ソレジャア足リナイ!』  『足リナイ!』  『満タサレナイ!』

    『花郎ノヨウニ!』  『強ク!』  『凛々シク!』  『タクマシク!』

    『ソレガ我々ノ――――』  『マニフェスト!』

『シヴァルリー』と『ロスト・アイデンティティ』を前に、『スンイル』は怯まない。
二人に対抗する自信があるのか。――――殴られても構わないという覚悟があるのか。

    タッ   タッ

    「おっ、やってるやってる。
     ――――ハロー、今日はどんどん食べてってね」

    「『オーナー・キム』、お疲れ様です」

裏口からやって来たのか、『調理場』から現れたのは『キム・クァンガン』だ。
ストールを首に巻いて、『マッシヴ』になった全員を見回し、満足気に頷いた。

218斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/12/25(金) 00:47:41
>>216
>>214

 「……そうしたいが夕立よ、ちっと遅かったらしい。」

気づいたのは腕の違和感、鎖の伸縮が遅いという、使うもの以外には解らぬ違和感
……ではない 違う、これは。

 「俺の…黄金比に基づいた完璧な『俺の腕』ェがァあああッ!『ランボー』みたいにいいいッ!」

例えるならまさしく『丸太の如き』腕、筋肉の塊
僕の腕がシオマネキもかくやの構造に。

 「あんまりだぁ〜〜ッ!」

>>215

 「うるせぇ馬鹿!mgで残ってた女を理性ごと不法投棄してんじゃねえよ!訴えて勝つぞ!」

>>217

 「クァンガンーー!」

その姿を視界に入れた瞬間、丸太の如き腕で指差す

 「おうこら落ち目の韓国スター!誰が肉食うついでに『シルヴェスター・スタローン』にしろっつったよ!」
 「アンタ知ってただろ!笑えねぇんだよ『スタンド使い』同士で説明なしのサプライズはよぉ!!!」

219一抹 貞世『インダルジェンス』:2020/12/25(金) 01:16:48
>>216-217
「えーっとですね、気にせず『焼肉』しましょうか。
 朝陽先輩も『骨付きカルビ』をキメましょう」

『インダルジェンス』を発現して朝陽先輩の『悪感情』を『鎮静』しておく。
我々が護り抜いた『日常』の象徴に要らぬ不安や疑念を抱かせたくない。

「予想通りですね、性質は真逆ですが似たようなスタンドの性質を見て悪質なものではないと判断しました」

『七輪』の炎に潜み『焼肉』の持つ旨味を限界まで引き出していたと思われる米粒サイズのスタンドを見つめる。
『脂肪燃焼』の速度を加速させるのが能力だろうか?

>「素晴らしい『筋肉』……。ここまでの『逸材』がいるとは……。失礼ながら、『アスリート』に勧誘を受けた経験はありますか?」

「そんなにです!? 『アスリート』の勧誘なんて…」

>「白髪のガキ、お前の身体を乗っ取ってやるッ!
 年は若そうだ。身体を鍛え、一から技術を磨き直すのも悪くない……」

ふと、二週間前の『死闘』で太門が斑鳩先輩でもなく自分に目星をつけていたのを思い出す。
よく考えたら『サンダー』の棒高跳びなどに必要な筋力は太門の肉体に依存したものだ。

「あ”っ…『太門』は本気だったんだ…
 率直に喜べない相手が…えぇっ……」

思わず頬が引き攣る。乗っ取られなくて良かった。
何とも言えない複雑な真実を振り切るように『タン』を焼き始める。

>「おっ、やってるやってる。
    ――――ハロー、今日はどんどん食べてってね」

「こんばんは。今回はお招きいただき誠に恐縮です。
 一緒に食べませんか…? 疲れた身体には焼肉です!」

>>213-214
「お二人とも朝陽先輩の目の前なので落ち着いて落ち着いて…」

「あちらが引けなくなったら面倒です。また『半導体』にされちゃいますよ」

「……斑鳩は御愁傷様です」

>>215
「えっ、なぜに牛乳を…」

同じく『マッシヴ』な生き物と化した朝山先輩のテンションには驚かないし、おかしなことになるのは朝山先輩だから気にしても無駄だ。

「『骨付きカルビ』の骨もどうぞどうぞ。
 いい感じに旨味が詰まってますよ」

朝山先輩の皿に『骨付きカルビ』を置く。
私のようにボリボリ食べれるだろうか?

220鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/12/25(金) 17:34:24
>>216-217(GM &朝陽)

「いや、これは…そこまで冒涜的な変化ではない…か…?」「…むしろ、有りだろうか」

怪訝そうな朝陽や、敵の掌の上でブレイクダンスをしている朝山さんはさておき、落ち着いて変化を見れば、許容範囲のものだろうか。
常々、世の中の女性は痩せ過ぎの人が多いと感じていたし、これくらい健康的な方がいいかもしれない。
それに自分とて男なのだから、筋骨隆々といった体付きに憧れたことは一度や二度ではない。
つまり、この変化を受け入れるべきなのか…?

「いや、だが…自分だけ『スタンド能力』で容易く筋力を手に入れるわけにはいかない」
「でなければ、もう竹刀を握ることはできなくなってしまう」

そこで、七輪の上で炎と共に踊る『ヴィジョン』に気が付いた。
これがこの現象を引き起こしているのか。

「クァンガンさん。あなたは、この現象も織り込み済みだったのですか…?」
「せめて、説明があって欲しかったものですが。いえ、肉は大変ものすごく美味しいです」

>>218(斑鳩)

「え、ダメだろうか…?『シルヴェスター・スタローン』…」
「あるいは『ドウェイン・ジョンソン』、若い頃の『アーノルド・シュワルツェネッガー』」
「誰しも一度はなってみたいものかと思ってたが…」

斑鳩くんはそうではなかったようだ。トム・ホランドのような若々しいタイプが好きなのだろうか。

>>219(一抹)

「むしろ、朝陽がいるからこそ危険な目に遭わせるわけにはいかない、と思っていたが…」
「しかしこの現象…確かに今のところ、悪意はないのかもしれないな」

既に順応している一抹くんを見て、頷いた。
彼は『インダルジェンス』なしでも、悪感情はコントロールできるようだ。

221氷山『エド・サンズ』:2020/12/25(金) 17:43:20
>>219(一抹)

「一抹くん・・・・・その『体格』・・・・ッ!」

日本人にあるまじき『体格』にまで急成長した一抹の姿に言葉を失う
『逸材』とはまさにこの事か・・・・ 行く末が恐ろしい・・・・
つくづく、『悪霊』に乗っ取られなくてよかったと実感する

>>216(朝陽)

「う、うーん・・・・ 写真とかは撮らないひとだから・・・・
 でも、すっごく強くて逞しいひとなんですよ」

     サス
            スリ

朝陽と会話をしながら、自身の肉体に生じた変化を確かめる
どうやら先ほどの認識は急激なボディイメージの変化による妄想であったらしい
流石に背中に『鬼神』が宿るほどの筋肉ではないが・・・・

「これは・・・・・っ!?」

  スル・・・   スパンッ

試しにお腹の肉をつまもうとするが、指先を皮膚がすり抜ける
そう・・・・ お腹周りの余計な脂肪が明らかにスッキリと『燃焼』されているのだ!
それを自覚すると喜色を浮かべながらお腹周りを摩り、感触を楽しんでいる

>>214(夕立)
>>218(斑鳩)

    ズギャンッ!

 『オイオイ・・・・ナンダカスゲー「愉快」ナ状況ニナッテルジャネーカ!
  あきはモヨォォ〜〜〜〜、ソンクライ「肉」ガツイテタ方ガ健康的デイイト思ウゼ!』

夕立が『シヴァルリー』を構えたのを確認し、こちらも『エド・サンズ』を発現する
だが、スタンドを出した理由は『攻撃』を目的にしたものではない・・・・

【夕立先輩、斑鳩先輩・・・・これって『攻撃』を目的にしたものじゃないかもしれないですよ】

朝陽にこの『異常事態』に関する話を聞こえないようにするため、
二人にスタンド会話で話しかける

>>215(朝山)

「朝山さん・・・・そんな・・・・こんな怪物に変貌してしまって・・・・!」

明らかに常軌を逸し始めた朝山の姿に『もしかして麻薬的な成分が・・・?』とも思ったが
朝山がおかしな言動なのはいつもの事なので逆におかしくはない
・・・・・・・・という事で自分を納得させる事にした

>>217(クァンガン)

【キムさん・・・・流石にこれはやりすぎではないですか?】

お腹周りがすっきりした事は嬉しいが流石にこれは怖い
難色を示しながら、スタンド会話でキムを問い詰める

222塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』:2020/12/25(金) 20:48:48
>>217
「ち……『説明』になってんのか?これは」

開き直った(?)『スンイル』の様子にため息をついて席へと戻り、
網の上で踊る『スタンド』を眺める。

「全員が『そう』じゃあないって話は、聞いてなかったのか?
うまい事誤魔化してくれるなら、なんでもいいけどな。
はは、男どもはエラい事になっているようだが」

唯一『スタンド使い』でない『朝陽』のリアクションを気にしながら、
『ビール』を空にして、店員を呼ぶ。

「次は『マッコリ』を持ってきてくれるか?」

223朝山『ザ・ハイヤー』:2020/12/26(土) 10:02:50
>>218
>うるせぇ馬鹿!mgで残ってた女を理性ごと不法投棄してんじゃねえよ!
「イヤミか貴様ッ!!!!」
>>221
>そんな・・・・こんな怪物に変貌してしまって・・・・!
 エフッ エフッ エフッ!
「闘争とは力の解放だ 力みなくして解放のカタルシスは有り得ねェ・・・」


>>219
>『骨付きカルビ』の骨もどうぞどうぞ
「――まだ喰わせてくれると言うのか  ―――感謝ッッ゛!!」

  シュッッ  パキィンッ!! パキポリポリパリッ!!

大いなる肉の力によって並大抵のグラップラーを超えた咬筋力により
骨付きカルビをクラッカーでも砕くような調子で食べ進め。更に残る
網の肉も食べ進めていく。ついでに、わかめスープもそろそろ
到着して良い頃だろう!!

「うぉおおおおお゛お゛っ 愚か者共(肉)めがぁ゛!!
皆喰いにしてくれるわぁぁぁ゛!!」

 ガギュボキュゴキュモギュモギュパクプチィ!!

食べる、食べる、食べる!! ついでに並々一杯の熱いスープも
片手で悠々と掴み取り、一気に飲み干す。

 「ぬぅぅ〜〜〜〜ぅうううううぅんんん゛ん゛っっ」

       ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!!

 「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉ゛ぉ゛―――!!!」

       パァァァァッッ!!!

イメージ変化→ttps://bibi-star.jp/posts/14065

「――うまい! うまい! うまい! うんっ、これはうまい!!」

 わかめスープの御蔭か、少しだけ人らしい顔付きに戻った。
尚、暑苦しさや喧しさは未だ変わらない。
>>217
>ハロー、今日はどんどん食べてってね

「! おぉっ! キム殿っ、御覧の通り! 某(それがし)等っ
この花郎の数々の馳走を頂いております故っ!!
養生の為に痩せ細っていた腕も、ほら! この様に負傷以前よりも
更なる健常を四肢に!! この朝山! 感服つかまつった次第!!」

膨らんだ上腕筋を掲げつつ礼を告げる。

224『飽食狂時代』:2020/12/28(月) 00:58:03
>>218(斑鳩)
> 「おうこら落ち目の韓国スター!誰が肉食うついでに『シルヴェスター・スタローン』にしろっつったよ!」
> 「アンタ知ってただろ!笑えねぇんだよ『スタンド使い』同士で説明なしのサプライズはよぉ!!!」

    「ハッハッハッ、中々似合ってるじゃないか!」

    「『焼き肉』を喰えば『太る』。
     けれどね、体重を気にしてセーブした『焼肉』は美味しくない」

    「『ウジュン』の力はそれを解決できるってわけさ。
     『筋肉』は『脂肪』を燃焼するからね。まぁ、楽しんでってよ」

喰って掛かってくる『斑鳩』に対し、逆に嬉しそうに微笑みを浮かべ、
『ジープ』でも乗ってそうな『斑鳩』の肩を、『クァンガン』はポンポン叩いている。

>>219(一抹)
この『ビルドアップ』は一時的なものだと『クァンガン』は言うが、
もしも『太門』に肉体を奪われたら、眠る『才覚』は遺憾なく発揮されていただろう。

>「こんばんは。今回はお招きいただき誠に恐縮です。
> 一緒に食べませんか…? 疲れた身体には焼肉です!」

    「いやいや、お客様とは一緒に食べられないなぁ。
     気にせず食べてくれ! 『花郎』の焼肉は最高だろォ?」

>>220(夕立)
>「せめて、説明があって欲しかったものですが。いえ、肉は大変ものすごく美味しいです」

    「ハッハッハッ、君達が戸惑う気持ちも解るさ」

『斑鳩』への話を聞くに、『ビルドアップ』は一時的なもののようだ。
鷹揚に振る舞う『クァンガン』だが、その視線は『一抹』と『朝山』に向き、

    「……だが、まさかここまでとは予想出来なかったな」

その変貌に冷や汗をかいている。

>>221(氷山)
>【キムさん・・・・流石にこれはやりすぎではないですか?】

   「普通は君達くらいで収まるはずなんだけどね……。
    ここまで『肉』に愛された者がいるとは、予想外だよ……」

この状況下でも肉を喰らい続ける『朝山』の肉体は、
まるで『宇宙』が膨張を続けるように、留まるところを知らない。

   「オーナー、そろそろ此方を」

『サラン』がお盆に『タピオカドリンク』を載せて持って来たところを、
『クァンガン』は受け取り、『朝山』の傍に置いた。

>>222(塞川)
>「次は『マッコリ』を持ってきてくれるか?」

    「かしこまりました」

『スンイル』の言葉からしばらくし、『サラン』が『マッコリ』を持って来た。
ドロリと濁った酒からは澄んだ匂いがする。

    「『朝山』さん。あんなに食べて大丈夫かなー?」

『朝陽』は茫洋とした様子で『朝山』を心配しているが、
特に気にした様子はない。彼女の背中に『インダルジェンス』が触れ、
『悪感情』を鎮静化させたのを『塞川』は目撃した。

>>223(朝山)
>「! おぉっ! キム殿っ、御覧の通り! 某(それがし)等っ
>この花郎の数々の馳走を頂いております故っ!!

    「ボス、健在そうで何よりです。
     さあ、此方の『タピオカドリンク』もお楽しみください」

既に『ボス』と呼ぶのがピッタリなほど『可愛げ』がなくなってしまったが、
『クァンガン』は優雅に一礼をし、『朝山』の傍に『タピオカドリンク』を置いた。

225一抹 貞世『インダルジェンス』:2020/12/28(月) 07:26:37
>>224
「天は二物を与えずと言いますが大嘘ですね…」

未だに未知なる部分が多い『インダルジェンス』の筋肉質なボディを一瞥する。
まさかと思うがパワフルな部分は『才覚』が影響を及ばしているのかもしれない。
我ながら恐ろしい。いつの日か『目覚める』時が来なければと願うばかりだ。

「そういえば、韓流スターとして活躍されていたとか。
 なぜ、日本で『焼肉屋』のオーナーを? ここに至る
 まで相当な苦労をしたはずです」

「日本じゃなくても韓流スターの道を極めることだって…」

文化も、言語も異なる地に根を降ろすことは並大抵の覚悟では出来ないものだ。
人の思考は言語が形作る。土地、組織、交友関係、信仰、などが決して融け合わずにいるアメリカを見れば分かる。
それを覚悟の上で根を降ろすほどの魅力が星見町に存在したのだろうか?

>>220
「狙いがそっちの使い手は回りくどいこともせずにサクッ
 と一瞬です。『悪意』が別格ですよ」

「やはり、夕立先輩の妹離れは先になりそうですね。
 朝陽先輩のことになると熱くなるところが本物です」

「折角のお肉を朝山先輩に食い尽くされるまえに食べましょうか?」

>>221
【お久しぶりですね、『サンズ』さん!】

【『サンズ』さんも『焼肉』をどうぞどうぞ!
 『半自立型』だから大丈夫ですよ、きっと!】

「朝山先輩がおかしくなるのはいつもですよ。
 溶けたり弾けたりしない限りは放置しましょう」

>>223
「豪快な食べっぷり見事です、素晴らしい。
 もっともっと食べましょうね」

「『タン』でキムチを巻いておきました。
 程よい肉の主張と本場キムチの肉巻きですよ〜!」

朝山先輩の皿に『キムチ』の肉巻きを置く。
しかし、一抹は忘れていた。自分に運ばれた『キムチ』は『ピーマン』入りである。
朝山先輩にとって『猛毒』だ。

226氷山『エド・サンズ』:2020/12/28(月) 13:58:13
>>224(焼肉)

「つまり、『この状態』になれるのは一時的で、
 その間はお肉を食べても太らずにいられるって事なんですね?」

「すっごく良い能力じゃないですか!」

そう言いながらお腹に手を当てる
服の上からでもわかる程に皮下脂肪がなくなっている
しかも、満腹感もそこそこでいくらでも食べられそうだ!

  ・・・・・これはとんでもなく凄い能力なのでは?

  ・・・・・この能力があるなら、もっと食べてもいいのでは?

肉への誘惑を全肯定するこの状況下
さらなる暴食のため箸を伸ばす・・・・・・が

>>223(朝山)

箸を伸ばしたその先には・・・・・明らかに『作風』が変わった朝山がいた
肉どころか、骨をも砕くその咬力、女子力がどうのこうの以前に人類をすでにやめかけている

    ニ ク サイノウ
朝山は『特別な才能』を持っているからこうなったという・・・・
だが、自分も我を忘れて食べ過ぎたら、ああなってしまうのでは?
その不安が氷山を襲う

「ま、まあ、腹八分目くらいがちょうどいいといいますし・・・・・
 私はこの辺でやめておきますよ」

>>225(一抹)

『ソウイヤァ・・・・俺ッテ食い物ヲ喰エルノカ?』

【『音仙』さんに聞いてみたらわかるかもしれないですけど・・・・ダメですよ?
 『さんずさん』が食べた栄養が私に回ってくるとしたら太り損じゃないですか!
  あっ 肉に手を伸ばさないでください!】

自分のスタンドの手を払うように動かし(当然、透過してしまうのだが・・・・)
『エド・サンズ』が焼き肉に手を伸ばすのを妨害する

>>222(塞川)

「おぉーっ!」

気持ちのいい飲みっぷりでビールを空にする塞川を憧憬の籠った眼で見つめる
能力の影響もあるとはいえ、酒を豪快に飲む大人への憧れの気持ちがあるのだ

227塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』:2020/12/28(月) 23:33:06
>>224
「成程……便利な能力だな、二人とも。
お、やはり旨いな。こいつは、こういう所じゃあないと中々呑まないからなァ」

『マッコリ』を少し口に含み、満足げに笑みを見せる。

「確かに『セーブ』せずに飲み食いできるってのは、素晴らしい能力ではあるが……
中々に『中毒性』が高そうで、『危険』だな」

>>226
「こんなもんに惹かれない方が良いぜ、『氷山あきは』。
『酒』は然るべき時に、然るべき量だけを飲めよ。
雑に飲むんじゃあなく」

少し酔いが回って来たのか、
饒舌に説教めいた事を喋りつつ、『マッコリ』の入った器を揺らす。

228斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/12/29(火) 00:00:28
>>224

 (クァンガンにもあれ、予想外なんだな……)

遠い眼で何処かを見やる。考えたくない。


>>220(夕立)

 「……そうか?なってみたいのか、変わってるな。」

かつての自分には単純に自分以上がいなかった、故になりたい相手すら思いつかなかった
ドラマの中であろうと、映画の中であろうと……今の自分は劣化している。

故に憧れるのは『精神』だけだ、その辺りの感覚がズレている
治るかどうかは友人次第だが、別に病理でもない。

ぐったりと席に戻る
こういう効果が有ると知れば、猶更肉に手を付け難くなってしまった。

そういう効果だと言われても、信用できない相手では猶更だ。

 (ま、兄妹の姿を見れただけで良しとするか……しかし)

後輩とはこうもよく解らないものだっただろうか……。

229鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/12/29(火) 01:34:00
>>224(GM、キム)

「成る程。筋肉を増やす事で基礎代謝を上げて、脂肪となるのを防ぐ」
「単純に肉を楽しんでもらう為の『サービス』というわけですか」

理屈は納得できたが、それでも説明は欲しかったものだ。
ただの高校生が、つい先日まで命のやり取りに身を置いていたのだ。
過剰に警戒してしまうのも致し方ないと、我ながら思う。

「…え?いや、二人の状態も計算の内ではないのですか…?」

何故か、かなり不穏な言葉を耳にした気がする。大丈夫なのか?これは本当に戻るのか?

>>221(氷山)

「おや、こうして挨拶を交わすのは初めてですね」
「オレは鉄 夕立、こちらは『シヴァルリー』です」

今泉さんの『先生』と同じく、一人で思考や会話ができるスタンドのようだ。
ならば自己紹介はしておくべきだろう。

「確かに、昨今の女性は痩身を目指し過ぎているのでは、と常々思います」
「ストイックなのは素晴らしいと思いますが、健康を損なってしまっては意味がありませんからね」

>>225(一抹)

「誰か、信頼して任せられる相手ができれば少しは変わるかもしれないが…」
「これがオレの性分だからな。取り越し苦労で済むならそれが一番だ」

「そうだな…せっかくの気遣いを無下にするわけにも行かない」「食事を再開しよう」

『シヴァルリー』を解除して席に座り、再び肉を焼き始める。

>>228(斑鳩)

「む?そうか…筋肉の鎧を身に纏ってみたいというのは、誰にでも共通する願いかと思っていた」

この辺りが、運動部とそうでない人の違いなのだろうか。きっとそうなのだろう。
疲れたように椅子に座る斑鳩くんに訊ねる。

「どうする、また新しい飲み物でも頼もうか?」

230朝山『ザ・ハイヤー』:2020/12/29(火) 12:31:05
>>224

>此方の『タピオカドリンク』もお楽しみください

「はっはっはっ!!! キム殿! 心得ておりますな!!
美味し肉を引き立てるのに、タピオカドリングは切って離されませぬ!
有難く頂戴致します!!! ささっ! 皆もこの采配と天上に昇るまでの
宴を楽しもうでありませぬかっっ!!!!!」

辺りから恐れ慄かれるのは悪の首領として致し方が無しッッ!!
 オーナーに対し礼を言いつつ、肉を食べ進める手は止まらない!

モチャッゴキュモギュパクパクッグニュッムシャガリッモグモグッッ!

>>225

>『タン』でキムチを巻いておきました。
>程よい肉の主張と本場キムチの肉巻きですよ〜!

「おぉ! 気が利くな一抹殿!
うむっ! やはり君には才があるっ!! 是非とも私の継子(幹部)に……」

ガチャンッ

 「ぬ゛……ぅ……? こ、の味は……甘唐、辛子(ピーマン)っ!!?」

 う゛   ぁあああああ゛ぁ゛

    ゴキュゴキュゴキュッ!!

絶叫と共に、口の中に感じる朝山にとって憎むべき毒(ピーマン)を
与えられた恐るべき刺客に対応しようとタピオカドリングの入ったグラスを
一気に飲み干す。だが、それでも未だかつてない衝撃に肉体は震え。

 ああああああぁぁぁぁぁぁぁ―――――ッッ゛!!!!!


 パァアアアアアアァァァァァ―――ッ゛!!!!


イメージ変化↓
ttps://search.yahoo.co.jp/image/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E6%81%8B%E6%9F%B1#4450242bdce2acdcf008a18860206bc1ca4f440e7fed95f04c961063960f797a

「ぐ……ぐすん、酷いわ……一抹君
私が嫌いって公言してるのに、わざとソレを口の中に入れるようにしちゃうなんて
そんなのキュンキュンしないわ」


な ん か 乙女に変化した。
ようやく男性チックな筋肉質から、女性的な筋肉質に変わり性格も乙女寄りになる。
苦手なピーマンとタピオカの化学変化によるものだろう……。

メソメソと両手で顔を覆いつつ一抹をなじる。

231斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/12/31(木) 01:14:03
>>229

 (夕立を見る)

 「御免だね、何人いようと自分の身体が一番だよ」
 
 (変わり果てた朝山を見る)

 「そんな着ぐるみじゃある…まい…しぃ……」

 (再び夕立を見る)

 「……いや、これ見て飲みたくはないだろ。」

斑鳩の2つの心が今一つに。もう1つは寝ている。

 「どうなってんだ。」
 (どうなってんだ。)

232『飽食狂時代』:2020/12/31(木) 01:26:33
>>225(一抹)
>「そういえば、韓流スターとして活躍されていたとか。
> なぜ、日本で『焼肉屋』のオーナーを?

    「ハッハッハッ、色々とあってね。
     国の誇れる文化を広めたい、というのはあったかな」

『クァンガン』は含みのない答えを笑いながら発した。
単純に『儲けたい』ということならば、『大都市』で店を開いた方が、
より『集客』は見込めるだろう。『一抹』の懸念通り、
この『町』に拘る理由でもあったのか……。

>>226(氷山)
『食欲』をセーブさせるほどの『朝山』の変貌。
恐れをなした『氷山』はギブアップを宣言する。

    「それじゃあ、此方をお召し上がりください。
     『ミート・ビート・マニフェスト』を解除するには、
     『タピオカドリンク』を飲まなければなりませんので」

『スンイル』が人数分の『タピオカドリンク』をテーブルに並べた。

>>227(塞川)
『マッコリ』の喉ごしを味わいながら、『塞川』は『氷山』に釘を刺す。
『マッコリ』の隣に『タピオカドリンク』が置かれた。
これを飲めば『筋肉』ともお別れのようだ。

>>228(斑鳩)
『筋肉』に対する見解の相違を覚えながら、
既に『モンスター』となった『朝山』を白い目で眺めた。
『夕立』が別の飲み物を頼もうとしていたが、
『斑鳩』の前に『タピオカドリンク』が並べられる。

>>229(夕立)
>「…え?いや、二人の状態も計算の内ではないのですか…?」

    「いや、ここまでとは思わなかったな……。
     おかしいな。普段通りのはずなんだが……」

『クァンガン』も困惑している。
その横ではうっとりとした目をした『ウジュン』が、
ガツガツと肉を貪る『朝山』を眺めていた。

    「ワタシ 大食いのヒト 好きヨ……」

    「『マッチョ』も……ステキ……」

>>230(朝山)

     ズゾゾゾゾゾゾゾ!!!

『キムチ』と共に『タピオカドリンク』を一気に飲み干した。
『化学変化』を終えた肉体に迫るのは『スタンド効果』――――

     シュゥゥゥゥ ・ ・ ・ 

『朝山』に纏わりついた筋肉の鎧が萎み、
中学生らしい肉体へと戻っていった。

    「フゥゥ〜〜〜〜ッッ  なんとかなったか」

『クァンガン』はホッと胸を撫で下ろしている。

>ALL

    ズビビィー

    「あっ、美味しい〜〜〜〜っっ」

『朝陽』も『タピオカドリンク』を飲み干し、満足気に一心地付いた。
彼女もまたワンピースから覗く二の腕が、元通りに細くなっている。

    「『ネタ』も明かされたことですし、『宴もたけなわ』ですな。
     ――――ところで、『朝陽』様。一つ、お願いがございまして」

『スンイル』が掌を差し伸べた方向には、布の掛かった置物があった。
『ヨンギ』が布を払い、そこから現れたのは――――

     バサァァァ〜〜〜〜〜ッッ

    「へぇー、『ピアノ』じゃないですか」

    「はい。『オーナー・キム』から、優秀な『ピアニスト』と伺っています。
     食後に恐縮ではございますが、是非とも『一曲』聴かせて頂けないでしょうか」

    「もっちろん! 『タダ食い』なんて気が引けますから!
     じゃあお兄ちゃん。ちょっと弾いてくるからねー」

『朝陽』が席を離れ、店の隅へと歩んでいく。
今であれば、彼女に声が聞こえることはないだろう。

    「普段は用意してないけれどね。
     押収した『アルモニカ』の一つを、店に置いているんだ」

    「――――ああ、勿論ちゃんと『修復』は終わってるよ。
     今じゃあ唯の『楽器』に過ぎないさ」

『クァンガン』が説明を加えると、ゆっくり後退っていく。

233朝山『ザ・ハイヤー』:2020/12/31(木) 01:41:08
>>232

ゴキュゴキュ

 ポンッ! シュゥゥゥゥ ・ ・ ・ 

「おりょ? 一瞬すごいナイスバティなキュンキュンする
大人な女性になれた気がしたっスけど、気の所為だったみたいっス」

>じゃあお兄ちゃん。ちょっと弾いてくるからねー

「わぁ! それじゃあ、あさひー先輩。ちょっと弾いて
手が温まったら、また皆で合唱しようっス!
今度はてっちゃん先輩に、さいかわおねーさんも一緒っス!
良かったら、花郎の人達も一緒で唄うっス!
みんなで歌うともっと楽しいーっス!!」

あさひー先輩のピアノは大好きっス!
 それに、また皆で歌えたら、もっと素敵っス!!

234一抹 貞世『インダルジェンス』:2020/12/31(木) 02:19:57
>>232
「過程はどうであれ『花郎』はキムさんの言う通り
 のお店ですね。細かいことは気にしても無駄ですから」

「店員の皆さんとキムさんの努力で『花郎』は有名店に
 まで上り詰めたのが全て。ご馳走さまでした!」

こっそり残った『焼肉』と『キムチ』を食い尽くす。
最後は『タピオカドリンク』を味わって飲み尽くし年齢相応の姿に戻るとしよう。

「『アルモニカ』ちゃん…あの日で解体されたとばかり
 思っていましたが修復されていたのですね…」

「彼女の手助けがなければ、全員が死んでました。
 これで本来の役目を『アルモニカ』も果たせます」

『インダルジェンス』を解除して朝陽先輩を見送る。
『夢』の中でとはいえ『アルモニカ』の意思を知った私にとっては嬉しいサプライズだ。

「朝陽先輩〜! リラックスですよー!」

>>226
【半分独立してるから食べられるのでは?
 ……ちょっと怖いから音仙さんに聞いてからにしましょう?】

【それとですね、あの日は何度もお世話になりました。
 『サンズ』さんも気をつけてくださいね。
 この町には『エクリプス』以外にも色々と…】

【兄貴分として氷山先輩をお守りください】

>>229
「ううっ、私のことを信用してないのですね…
 女装して剣道部の朝練中に隅から見るの刑をしますよ」

「また困ったことがあればLINEで相談してください。
 例えば、朝陽先輩と喧嘩して仲直りしたいとか」

「一回で500円となります。深夜料金は1000円で」

>>230
「朝山先輩が女の子にッ! 女の子になってしまったッ!
 どうにかして朝山先輩に戻さないと…」

「あっ、戻った。元の朝山先輩に戻りましたね。
 良かった良かった。女の子の朝山先輩なんて朝山先輩
 らしくありませんから」

235氷山『エド・サンズ』:2020/12/31(木) 13:00:30
>>227(塞川)

「は、はい! お酒を飲めるようになったら気を付けます!
 えへへ・・・・でもかっこいいですよね、斎川さんは
 様になるっていうか、格好がつくというか・・・・・」

こちらは目の前に置かれた『オレンジジュース』をちょびちょびと飲みながら言う

>>234(一抹)

『ソウダナ・・・・確カニ「この街」ニハ「エクリプス」以外ニモ「悪」ノ匂いガプンプンスル・・・・
 上手ク「裏側」ニ隠レチャアイルガ、ソレデモ抑えキレネエ部分ハ出テルミタイダナ』

『あきはモナァ・・・・ コンナ奴ダカラナ、今後モソンナ連中ト関ワッテイクダロウゼ
 ダケドヨォ・・・・・』

ジュースを飲む氷山の頭をぽんっと叩く

『コイツモ・・・・俺ニ守ラレルバカリジャアナイト思うゼ
  チカラ           ココロ
 「力」ッテ意味デモ・・・・ 「精神」ッテ意味デモヨォ・・・・』

>>229(鉄)

『オオ! 「あの時」ノ坊主ジャアネエカ!元気ソウデ何ヨリダゼ!
 ヤッパ、ソウ思うヨナァァ、お前モ!
 言ッテヤッテクレヨ、あきはニ』

『チョットクライ肉がツイテテモイイッテヨォ
 コイツ、地味ニ気にしてるミタイデヨォ〜〜 この前、体重計ニ乗ッタ時ナンテ・・・・』

  ズギャッ!
              ヒュバッ

瞬間的に氷山の手元に短い『捕縛縄』が出現する
目にも止まらぬような決断的な速さで『縄』が『エド・サンズ』の口元を覆い、
締め付けるようにそれを抑え込んだ

「それ以上は・・・・・ッ!」
                  『ンゴゴ・・・・・・ッ!』

氷山自身もDFで口元に縄目を浮かばせながら、必死の表情で自分のスタンドの言動を止める
『エド・サンズ』も抵抗するが、縄のような筋肉が浮き出た今の氷山には敵わない!
数秒の後、『エド・サンズ』は氷山と重なるようにして消えていった

>>232(朝陽)

「はぁ・・・ はぁ・・・ ちょっと喉が渇きましたね」

 ズビビビ―――――ッ!

    もっちゃ   もっちゃ   もっちゃ

「あ・・・・」

目の前に並べられたタピオカドリンクを一気に口に含み、
タピをもちゃもちゃ噛みながら流し込んでいく
それと同時に全身を覆っていた『筋肉の鎧』が徐々に解けていく

「うぅ・・・・・・」

引き締まり、しなやかな強度を誇っていた腹筋が萎み、
元々の柔らかな状態に戻っていく様子を名残惜しそうに見つめる
一度、お腹に指を当て、『摘まめる』事を確認するとため息をつきながら手を離した

「朝陽先生の演奏! そういえば、コンクールでは聞けなかったから久しぶりですね!
 曲は何を・・・・・?」

>>233(朝山) >>231(斑鳩)

「斑鳩先輩・・・・・ 人体って凄いですよね
 人は神にも悪魔にもなれるって事を実感しました・・・・
 とはいえ、これで元の可愛らしい朝山さんが戻ってきましたね」

「『合唱』って『COSMOS』の事ですか?
 でも、あの曲は練習しないとなかなか・・・・塞川さんとか夕立先輩もいますし」

236鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/12/31(木) 20:22:19
>>232(GM)

「二人とも、筋肉に選ばれるだけの『素質』があったという事ですか…」

納得したように頷く。
体格や筋肉量といったものは、努力である程度は手に入るものの限界はある。
体質がハードゲイナー、またはそれに近いものであったなら、筋肉の鎧を纏うことは極めて困難だ。
二人の場合は、『スタンド』と適合したのだろう。

「・・・・・・・・・・」

『ウジュン』さんを見て、思う。この人に好かれた人は大変だろうな、と。
自分も『タピオカドリンク』を飲み、名残惜しいが筋肉に別れを告げる。


>    「もっちろん! 『タダ食い』なんて気が引けますから!
>     じゃあお兄ちゃん。ちょっと弾いてくるからねー」

「…ああ。楽しんでこい」

頷き、朝陽を見送る。コンクールではない、こうした場で披露するのもまた楽しいだろう。
『アルモニカ』の名を聞き思わず身体に力が入るが、既に無力化が済んでいるなら。
『シヴァルリー』を解除して、腰を下ろし曲に耳を傾ける。

>>233(朝山)

「合唱?構わないが、オレが知っている曲なんて、校内の合唱コンクールで歌った曲くらいか…」

現代楽曲も勿論知っているが、合唱に適した曲となると、自分や他のクラスが
コンクールで歌った曲なら、辛うじて知っているくらいだ。
花郎の人達も歌うとなると、もっと知名度の高い曲でなければならないか?

>>234(一抹)

「そういう意味じゃあない。一生を懸けて、添い遂げてくれる相手の事を指しているんだ」
「もっとも、キミが名乗りを上げてくれるならオレも歓迎するが?」

一抹くんにそう言って、にっこり笑う。この子ならば、朝陽を手酷く傷付けることはないだろう。
少なくとも、その辺りにいるどこの馬の骨とも分からない男共よりよっぽど信頼できる。

「いや、女装しようが一抹くんは一抹くんでは…?」
「ちゃっかりしっかり料金は取るんだな…まぁそれを利用しなくて済むように、心掛けるよ」

>>235(氷山)

「・・・・・・・・・・」

女性に疎い自分でも分かる。いや、正確には妹によって蹴りと共に覚えさせられたのだが。
痩せている、という話ならともかく、具体的な体重の話になると容易く踏み込んではいけない。
姿を消した『エド・サンズ』に対して合掌して、追悼の意を(死んでないが)示した。

「…巧みな縄捌きだな。捕縛にも優れた『スタンド』だ」
「『道具』を発現し、それを扱うスタンドなのか?」

明確に話題を逸らしていこう。

237塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』:2020/12/31(木) 20:37:49
>>232
「『タピオカ』ねえ……普段なら重たいと思うところだが……
大した能力だぜ、本当」

マッコリを飲み干して、タピオカドリンクを飲み始める。

>>233 >>229
「『合唱』。いいじゃあねーか。
存分にやりなよ。私は、遠慮しとくぜ。
あんたは、歌ってきなよ。『夕立』」

普段と変わらない、飄々とした態度で『夕立』へと声をかける。

>>235
「はは、私に惚れたか? 『氷山あきは』。
もう一軒行くか?」

238斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2021/01/02(土) 00:11:01
>>232

 「ウソォ合唱?するの?僕恥ずかしいんだけど?」

タピオカなんちゃらを強引に流し込む
ところでタピオカはでんぷんの一種なので本日の摂取カロリーはえらい事になる筈だ
スタンドを完全に信用したくもない以上は、運動を考えなくてはならない。

 「イヤダナー、妹さんのピアノ聞くだけじゃダメかなー駄目か。」

ダイスはイカサマ、カードは積みこみ、回るルーレットは電子制御
この世はなべて不公平の極みだ、人は生まれを選べないし、己に降りかかる運命も等しく選べない
なのに何故僕達は抗おうとしたり、中々受け入れずに苦しんでのたうち回ったりするのだろう?
 
 「…………。」

それは…今日のような僅かな『成功』があるからだ
希望と名のつくそれは人を病原菌の如く蝕み、届かぬ夢に向けて邁進させる
結果がどうあれ、その過程こそが尊いのだと嘯いて、今日も人が死んでいく

 「というか割とひどいな一抹君、君慣れた相手には容赦ないタイプと見たぞ。」

それでもと骸の上を目指すのは、人の悲しいサガなのだろうか
僕もあのように…家族がここで笑うのを何時か見れるのだろうか?

誰も答えはしない、自分は舗装されてもいない荒れた先の見えない道を、明かりも無しに歩んでいる

 「…どうしようかなあ。」

239『飽食狂時代』:2021/01/04(月) 00:17:48
>>233(朝山)
『朝山』の肉体はキレイさっぱり元に戻った。
胃袋はちょうどいい『満腹感』に満ちている。

    「モット 食べても イイノニ」

空いた皿を回収した『ウジュン』が肩を落とし、
トボトボとキッチンへ戻っていった。

>手が温まったら、また皆で合唱しようっス!
>今度はてっちゃん先輩に、さいかわおねーさんも一緒っス!

    「あはは、『合唱曲』じゃないからねー。
     『朝山』さんも、のんびり聴いててよ」

ヒラヒラと手を振って、『朝陽』はピアノへと向かっていく。

>>234(一抹)
>「『アルモニカ』ちゃん…あの日で解体されたとばかり
> 思っていましたが修復されていたのですね…」

    「ああ、今じゃあ唯の『ピアノ』だよ」

『クァンガン』は安心させるように、柔らかい口調で答えた。

    ズゾゾゾ
                シュゥゥ……

『タピオカドリンク』を飲み終えた『一抹』は、
元の中学生らしい肉体を取り戻した。
『朝陽』に声援を送ると、ヒラヒラと手を振って『朝陽』が応える。

>>235(氷山)

    ヒュバッ!

『捕縛縄』によって『エド・サンズ』の口を塞いだ。
『スタンド』によって本体を移動させることは出来ないが、
本体が『スタンド』を移動させることは出来る。まさに『逆転』の一手。
『氷山』の秘密は守られ、パーフェクトな肉体も『タピオカ』によって戻る。

>>236(夕立)
>「二人とも、筋肉に選ばれるだけの『素質』があったという事ですか…」

    「左様でございます。
     ですが、こうした『逸材』がいらっしゃるとなれば、
     この『サービス』も考え直さなければいけません……」

『スンイル』は大きな肩を竦めると、筋肉の萎んだ『朝山』と『一抹』に視線を這わせた。
『朝陽』は『合唱曲』を奏でるつもりがない為、この場で歌うことはなさそうだ。

>>237(塞川)
『マッコリ』を飲み干し、『タピオカドリンク』で喉を潤した。

     シュゥゥ...

引き締まった『筋肉』は元に戻ったが、
『塞川』のスタイル自体に大きな変化は見受けられない。
同じく肉体の戻った『氷山』に『ハシゴ』を誘う。

>>238(斑鳩)
『斑鳩』の懸念通り、『タピオカドリンク』のカロリーは『ラーメン』に匹敵する。
しかし、『焼肉』で摂取したカロリーが『筋肉』で昇華されたのであれば、
この場でのカロリーは『タピオカドリンク』のみに収まるだろう。

――――そうでなければ、『スタローン』と化した肉体も浮かばれない。
マッチョになっただけの仕事はしているだろう。

>ALL
『朝陽』がピアノの前に座り、鍵盤へと十指を置いた。
静かな音色が流れ始める。

┌───────────────────────
│ttps://www.youtube.com/watch?v=qIqmd1g8GMQ
└───────────────────────

『ショパン前奏曲』より『雨だれ』。
『天気の子』などのメジャー作品でも使用されており、
比較的認知度の高い演奏曲だ。

『朝陽』は『演奏』に没頭している。
今であれば、彼女に声が聞こえることはないだろう。

240一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/04(月) 05:05:44
>>239
「『アルモニカ』は『悪霊』を現世に呼び寄せることを
 望んでいませんでした。
 こうやって楽器本来の役割を果たせて彼女も喜んで
 いるはず。死んだ甲斐がありました…」

不思議と『雨だれ』を聴いている内に高揚した気持ちが鎮まり、普段の内向的な自分に戻っていく。
『夢』を見れない私は自分に『インダルジェンス』を施せない。精神に関わるスタンドは『魂』に影響を及ぼす。
『夢』を見ないということは…

「来年こそは死なずに生き延びたいものです。
 『タカ』の夢を継いで真っ当な形にするのが目標です
 から…」

『タカ』が『多数派』の形作る『常識』を武器とするのも自分たちが爪弾き者という自覚からだろう。
奴は『王国』の完成の寸前までたどり着けた。
であれば、『インダルジェンス』を使う私だって…

>>235
「アダージョの魂を救ったほどの方です。
 『サンズ』さんが追い抜かれてしまうかもしれません」

「あなたを発現した氷山先輩なら大丈…あ”っ!
 前言撤回します。しばらくは追い抜かれませんよ…」

「『インダルジェンス』に意志がなくて良かった。
 心の底から思いましたよ、今の光景で」

彼の解除を見届けて胸元で十字を切る。
『サンズ』さんが夕立先輩化するのではないと心配になる最後だった。

>>236
「ぇつ…『過程』が消し飛ん…えっ…?」

「そっちの『信頼』できる方でしたか。
 先ずは夕立先輩を倒せるぐらいじゃないと…」

「あの『サンダー』すら無力化する夕立先輩の相手は…」

『切れ味』を失った『慈悲の刃』を鈍器代わりに使う珍妙な戦いになるかもしれない。
ここまで相性が悪いのに出会い、援軍に向かうまでに至ると奇妙な『運命』さえ感じてしまう。

「私程度では朝陽先輩の『運命の人』にはなれませんよ
 棄てられて独りで生き足掻き、自分だけの道を探し、
 最後は独りで死ぬ気がしますから…」

私は誰かに殺されるまで独りだろう。
『タカ』の言う通り『スタンド』だけが私の『価値』だ。
私自身に『価値』などない。
だからこそ自分自身を誇りに思える何かを得るまでは…

「同級生は割り引き無しで1000円。お金を取ること
 で信頼と責任が生じます。『負い目』を感じさせない
 のがコツとなります」

最後の最後で謎のビジネス理論を展開する。
夕立先輩なら剣道一筋で大丈夫そうだが少し心配だ。

>>238
「本当に『痛い』場所に触れないようにするのは得意
 ですから。たぶん…?」

「お腹と足を雑巾絞りにされた時に宗像さんって方の
 呼んだタクシーにタダ乗りしたり、出会う敵全員が
 私にマジギレするのは事故です。た、たぶん…」

「後日、ちゃんとタクシー代は返しましたよ!」

241斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2021/01/04(月) 14:20:17
>>239

 「……これで優勝できないんだから、レベル高かったんだなぁ、先の大会。」

さらばスタローン、今だランボーやロッキーになるつもりは無い
というか自分がその立場になる時は多分、『世界の終わりに主人公がいない場合』とかだ。

 「今なら聞こえもしないか…夕立、君に聞きたい事が有ったんだが」

 「妹さんの件はこれで曲がりなりにも解決して、『通り魔』も出ないんだ
 これで奇麗さっぱり『スタンド』絡みからは手を引くんだろ?」

これはつまり、彼からの協力…『斑鳩 翔の目的に手を貸すコト』も
無かった事になるという話だ、まあ向こうは公園で一度きりの会話なぞ覚えてないかもしれないが。

 「君の目的は無くなった、下手に今後も首突っ込んで 帰ってきませんでしたー……なんて
 それがどういう事か解らない君じゃないものな。」

ああ、妹さんが悲しむぞ。
それが僕にとってどう言う事かは、既に言ったはずだ。

――だからどうか、軽い気分で答えてくれるな。

242氷山『エド・サンズ』:2021/01/04(月) 22:18:03
>>236(夕立)

「ふぅ・・・・    ・・・・・・。」

口封じした後の疲れを払うように息を整える
ふと見ると、『エド・サンズ』の冥福を祈る夕立と目が合った

「は、はい! 時代劇に出てくるような『捕具』を作るのが『さんずさん』の能力で
 私も上手く扱えるように色々と練習してるんですよ」

周囲を確認し、朝陽がピアノに向かって席を離れた事を確認する
病院でした約束通りに、スタンドの話は朝陽には聞かせないようにするためだ

「この『捕縛縄』も・・・・・」

ひゅんひゅんと両手を使って複雑に縄を動かす
いくつかの手順を危うげなく行った後、『結び目のない縄の巻き目』が現れる

「『早縄』っていうやり方らしいんですけどね
 『さんずさん』に習って、結構うまく出来るようになりました」

話題は完全に逸れたようだ

>>240(一抹)

「一抹くん・・・・・なんだかちょっと失礼な事を言ってません?」

にこやかな笑顔を浮かべながらも、口元がぴくぴくと動いている
ちょっとした怒気を含んだ表情で、両手に『捕縛縄』をぴんっと張りながら一抹を見つめる

>>237(塞川)

「・・・・・・!? ほ、惚れたなんてそんな・・・・おこがましい・・・・
 でも・・・・『もう一軒』行くのであれば喜んでお供させてください」

「この辺にとんでもなくおっきなパンケーキを出してくれる店があるんですよ
 塞川さんも是非味わっていただきたいので・・・・・一緒に行きましょうよ!」

未成年ゆえか氷山の発想に『ハシゴ酒』という考えはなかった
どう考えても『アルコール』をお出しする事はなさそうな店を提案する

>>239(朝陽)

「ああ・・・・・」

朝陽の演奏が始まると同時に、それまでの喧騒が過去のように静かに聞き入る
『捕縛縄』は鑑賞の邪魔だ、解除しておく

「良かった・・・・」

あの事件の後に朝陽の演奏を聴くのは、氷山にとってはこれが始めてだ
音楽には全然詳しくない身ではあるが、これだけはわかる事がある


      ・・・・・・・・・・
彼女の演奏はあの事件の前と同じだ、と


悪い意味ではない
彼女の音楽が、あの事件に疵付けられていないという意味だ
ほっとするような安堵の心から、思わず呟きが漏れる
思えば、この瞬間こそが本当の報酬なのかもしれない

243鉄 夕立『シヴァルリー』:2021/01/04(月) 22:22:25
>>237(塞川)

「ああいえ、どうやら朝陽が奏でるのは『合唱曲』ではないようですね」

ピアノの方へと歩いて行った朝陽。そして椅子に座ると、静かに指を動かし始めた。
すると流れ出した、この旋律は。病室でも、撮影した動画を何度も見返して聴いていた曲だ。

「これは─────朝陽が『コンクール』で演奏した曲です」
「…ショパンの『雨だれ』」

>>239(スンイル)

「確かに。自分達は『スタンド』を知っていますから、すぐにこの変化も治ると知っていますが」
「何も知らない一般人にこんな現象が起きてしまったら、ちょっとした騒ぎになってしまいます」
「ですが、それを差し引いてもここまで上質なお肉を、実質カロリーゼロで頂けるのはスゴいサービスです」
「お客様を選んで、口コミで伝えればあるいは大ヒットするかもしれませんね」

減量中、あるいはダイエット中の人間にとって、何も気にせずこれ程の肉を食せるのであれば、金に糸目をつけない人間も多いだろう。
もっとも、『花郎』ならばそんな付加価値がなくてもこのお肉の味だけで十分やっていけるだろうが。

>>240(一抹)

『コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛』

「『過程』…?何を言っているんだ、一抹くん」
「異性と交際関係にあるということは、当然その先の『結婚』を念頭に置いているはずだろう?」

「はは、安心してくれ。一抹くんなら、そういった事態になることはないはずだ」
「朝陽に相応しくない馬の骨がやってきたなら、叩きのめし家の敷居を二度と跨がせないが」

笑顔を浮かべたまま、はっきりと口にする。

「まだまだ人生は長い、自分はこういう人間だと決めつけるには早過ぎる。それが悲観的なら尚更な」

自身の人格に自信を持っていないのが一抹くんの玉に瑕なところだが、
それとは別に、こうしてビジネスライクに物事を割り切れる点はすごい事だ。

「ホントにそういう辺りは尊敬するな。オレには真似できない所だ」

>>241(斑鳩)

「去年より、参加者も審査員も更に気合が入っていたようだ。わざわざ初等部と中等部を分けた程だからな」

あるいは、審査員が割れる原因となった、朝陽の『雨だれ』の演奏に対する拘りがなければ、優勝もあり得たかもしれない。
だがそれはもしもの話で、逆に三位以下になっていたかもしれないし、
どちらにせよ朝陽がその解釈を選んだのだ。自分にはそれだけでいい。

「ん?いや、確かに自分から突っ込むつもりはあまりない、はずだが」
「今そこにある事件に対して、手を引くつもりも毛頭ない」「だから、キミに言った事を撤回はしない」
「そもそも、斑鳩くんにもまだ恩を返せてはいないからな」

朝陽を悲しませたくはないが、その為に友人や一般人を犠牲にするつもりもない。
彼らを悩ませる『壁』があるならば、全て切り開いて道を作るまでだ。

「オレは将来、『警察官』になるんだ。今回の事件で、現場から引退せざるを得ない人がいた」
「その人の代わりというわけではないし、そもそも代わりになれるとは思わないが」
「だから、どちらにせよ今後、そういった事件には関わっていくことになるんだろうな」

だから、キミは気にしなくて良い、とまでは言わないが。そこまで口にするのは野暮だろう。

244塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』:2021/01/04(月) 22:56:27
>>239 >>242
「『パンケーキ』……まだ食うのか? あんた。
ま、あんたが、それが良いってのなら、別に良いぜ」

『氷山』の提案に笑みを見せる。


>>243
「…………」

「………良い演奏だな。
穏やかだが、感情を揺さぶられる音楽だ」

中空を見ながら『朝陽』の演奏に聞き入る。
『夕立』の解説に、何となく答えた。

そして、『夕立』へ何かを話しかけようと口を開くが、
『斑鳩』と談笑する姿を見て、口を噤んでソファへと凭れ掛かり、目を瞑って『演奏』を最後まで聞き届ける。

245朝山『ザ・ハイヤー』:2021/01/04(月) 23:13:14
>>239

「『ウジュン』さん、ご馳走様っス!
わあっ! 綺麗な曲っス」

じっと目を閉じて朝山は『雨だれ』を聞く。

「っと、そう言えば『プレゼント』っス」

そして、演奏を邪魔しない程度に持ってきた荷物の
リュックへと忍び足で近づく。

246『飽食狂時代』:2021/01/05(火) 22:59:00
>>240(一抹)
己の思いを『インダルジェンス』に乗せ、
『一抹』は『雨だれ』の音に耳を澄ませた。

>>241(斑鳩)
『朝陽』が場を離れた契機を見計らい、
『斑鳩』は『夕立』に対し、今後の身の振りを問うた。

>>242(氷山)
『捕縛縄』を解除し、『朝陽』の演奏を聴く。
穏やかな音色に感じられる繊細さは、あの事件から変わりはない。

>>243(夕立)
『斑鳩』の問い掛けに対し、『夕立』は己の目標を話した。
緩やかな音色に気負いは感じられず、『夕立』の言葉を後押しするかのようだ。

>>244(塞川)
『夕立』が『斑鳩』に答えを返すのを見届けながら、
『塞川』は静かに目を瞑り、夢見心地で『演奏』を聞き届ける。

>>245(朝山)

     スゥゥ

傍へと近づいた『ヨンギ』が声を立てず、
ウィンクと共に『リュック』を差し出した。

>ALL
間もなく『演奏』は終わる。
麗しい旋律の中、満腹と安堵に彩られた一日が終わる。
――――今日は休息。『戦士』達にも肩の力を抜く時があるだろう。
だがそれは、次なる『戦い』への『モラトリアム』に過ぎないのかも知れない。

247氷山『エド・サンズ』:2021/01/06(水) 00:22:34
>>244(塞川)

「ぅえ”っ・・・・・・・・!?
 た、確かに・・・・『MEマニフェスト』のおかげで程よい満腹感ですけど
 よく考えたら凄い量のお肉を食べてるんですよね・・・・・私たち・・・・」


今になって、食べた肉の恐ろしいまでの物量に打ち震える
完全に『甘いものは別腹モード』に入っていたのだが、
流石に現実を直視するとヤバイ・・・・・・・どうする!?

「・・・・・・・・ッ   ・・・・・!  ・・・・・・ッ!」

行くべきか・・・・
行かざるべきか・・・・
瞼を強く閉じ、顔をしかめながら、苦悶するように出した『結論』は・・・・ッ

「い・・・き・・・・ましょう!」


『欲望』の勝利である!

>>245(朝山)
「『プレゼント』・・・・・?
  ソ ト バ
 『あの板』以外にも何か持ってきてたんですか!?」

驚きの表情で朝山のリュックを見つめる

>>246
「・・・・・・・うん」

『演奏』が終わりに近づく
楽しかったこの時も終わりを迎える
自分の心を自覚した今、またいずれ、どこかの『戦い』に身を投じる事になるだろう
だが、少なくとも・・・・・今はこの『日常』を精一杯楽しもう

248一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/06(水) 05:00:04
>>246
この曲は嵐に見舞われた恋人の無事を願い、自らも持病で死の淵を彷徨うショパンが不安に苛まれながら作曲したものだ。
曲の最後は嵐が過ぎ去り、差し込む朝陽と恋人の帰還に安堵するような優しい曲調だった気がする。

「………」

得体の知れない傷を負った私を叱る義父母も似たような気持ちだったのかもしれない。
たまには義父母の元に帰ってみるのも悪くない。
血の繋がりはなくとも二人は…

>>242
(朝陽先輩に救われた…危ない危ない…)

(氷山先輩は怒らせたら怖いですね。怒るところも可愛らしい方ですが…)

こっそりと一安心しながら冷汗を拭う。
塞川さんの舎弟にでもなってしまいそうだが細かいことは気にしないでおく。

>>243
「ほ、『本物』だ。朝陽先輩の気持ちが分かりました…
 私より斑鳩先輩…あっちの方が、ほら、強いですから…」

「ううっ…私は役立たずなのに…」

どれだけブラコンを拗らせれば、夕立先輩の域に到達するのだろうか。
なんとかして斑鳩先輩に矛先を向けようとする。

「一方的に奉仕するだけでは利用者様も気を重くする
 はずです。お金は別に…私を必要としてくれれば…」

「将来の夢が警官とは夕立先輩らしい。
 私の夢は爪弾き者の居場所となる曖昧なもの。
 始まりがド悪党の『タカ』で悪の意思を継ぐ形になり
 ます。あれと過程は異なりますが」

「また、困ったことがあれば使ってください。
 今回は『焼肉』で帳消し。貸し借りなしですね」

>>245
「また悪事(ワルさ)を…?」

例のブツと異なるブツの存在に首を傾げる。
どうやらリュックに収まるサイズのようだが心配だ。
朝山先輩は我々の予想を軽く越える存在なのだから…

249斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2021/01/06(水) 23:20:17
>>243
>>246
>>248


 「…………。」

目線を落とし、苦笑しつつも呆れたように呟く。

 「君って奴は本当に…」(…友達甲斐のない奴だぁ ホント。)

もっとも、十中八九そう返ってくるだろうという反応を想定しての問いだ
期待通りでないというのは……酷か。

 (……俺が優先するべきなのは家族だ、他人もそうであってくれと思う。
 『友人や他人を犠牲にしないために、助けた家族を犠牲にする』等ととれる物言いが、俺に許せる筈もない。)

これで、『君を助けない』と嘘でもいいから返ってくれれば
まだ、自分の気持ちに幾らでも誤魔化しようが有ったものを。

 (よせよ夕立 言ってくれるな、友というならどうか『俺を見捨てて家族を取れ』、さもなくば……)

君は僕がどれだけ請うても得る事ができていない、欲しかったものを、目の前で乱暴に扱おうとしている
その気が有ろうとなかろうと、結果に浮かれて、喉元を通り過ぎた痛みを忘れているように見える

やめてくれ 君は困れば助けるだろう?故に友ぐらいは見捨てていけ
僕はそれが嬉しくない 嬉しくないから……

 (――殺したくなってしまう。〉



拳が強張る 表に出さない事を これ程苦労した覚えもない



 「……一抹よぉ、手前の発言には手前でケツを持てよォ?」

 「だからテメー嫌われるんだよ、無節操に抉り込むのは時に薬になるかもしれねえが
 裏返せば大体は劇毒ってこったぞ ぇえ?」

 「ま、今はこの演奏を耳に入れてぇから これ以上とやかく言わねーけど。
 次ィやったら剣道部に突き出すからなァ……根性鍛えて貰えよォ なァ?」

帰ったら 泥のように眠りたい
あまりにも己が惨めすぎるではないか。

250塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』:2021/01/06(水) 23:59:08
>>246-247
『氷山』へと笑みを見せて応えて、
『演奏』が終わったなら、ソファから立ち上がって静かに拍手をする。

(実際の所、私はあいつに何を望んでいるのだろうか?
ただ真っ直ぐで、自己犠牲を厭わない頑固者に。
退屈な『愛情』ではなく、刺激的な『破滅』でもない。
その答えは、今もわからないが…………)

(今回のところは………そうだな。
この『演奏』が『報酬』だと。そういう風に思っておくか)

251朝山『ザ・ハイヤー』:2021/01/07(木) 00:47:07
>>246

 パクパクパク

『ヨンギ』さん ありがとう っス!

口パクで声を出さず礼を告げ、リュックサックの『プレゼント』を
取り出し、あさひー先輩が演奏を終了すると共に・・・っ

「ジャジャーン! っス!!
あさひー先輩、コンクールと、此処での見事な演奏を表彰して
この悪の首領からタオルのプレゼントっス! おめでとーっス!!」

ニュー・エクリプスタオルをプレゼントっス! 頑張って町内に
配る為にいっぱい作ったタオルは此処ぞとばかりに皆に配るっス!
寒い日はマフラー代わりにすればあったかいっス!!

「あきあき先輩、いかるん先輩、いちまっつん、てっちゃん
さいかわおねーさんに、キムさんにサランさん
ウジュンさん、ウジョンさん、スンイルさん、ヨンギさんの分もあるっスよ!!
みんな、この前は色々とありがとーっス!!
キムさんと花朗のみんなも凄く美味しい焼肉ご馳走様っス!
また今度、大勢友達と部下を引き連れて来るから楽しみにして欲しいっス!」

ニュー・エクリプス・ダンスを交えつつ礼を皆に告げるっス!

252鉄 夕立『シヴァルリー』:2021/01/07(木) 01:10:03
>>242(氷山)

「『時代劇』か。いいセンスだ」
「差し詰め、あの男達を追い詰めたキミたちは『八丁堀』だったわけだな」

自分も同年代に比べて、時代劇はかなり見ている方だと思う。
かく言う自分の一番好きな映画は、『七人の侍』だ。
氷山さんの良き兄貴分である事も含めて、良いスタンドだ。

「何より『捕縛』というのが良い。殺さずに済むというのは、何よりだからな」

>>245(朝山)

(一番実用的なプレゼントがここで出てくるとは…)

「ありがとう、朝山さん。タオルは本当に、何枚あっても困らないからな…」

部活はもちろん入院生活でも、結構な数を使っては洗っていた。
礼を述べて、プレゼントを受け取る。

>>246(GM)

友人らと美味い食事に舌鼓を打ち、妹の奏でる旋律が耳を打つ。このような幸福な時間が訪れるとは。
『通り魔』との戦いは、『スロウダイヴ』との一戦から始まり、極めて苛烈なものだった。
同じ体験は、正直もう二度としたくないと思った程だ。
だが、そのおかげでこうしてかけがえのない時間を過ごせたなら。それも悪くないものだと今なら思える。

>>247(一抹)

「強いかどうかもある程度は大事だが、一番は朝陽を何よりも愛しているかだ」
「もっとも、キミには流石にそういう話は早かったかもしれないな」
「中学生に一生の伴侶を決めさせるのは酷だろう」

もちろん朝陽の意思もある。だからこれは半分冗談だ。一松くんにその気があるかどうか、確かめてみた。

「いいんじゃあないか。国も法律も、得てして全ての人間を助けることはできない」
「そういった人たちの拠り所となってくれる人が、この世には必ず必要だと思う」
「『焼肉』は別にオレが奢ったわけじゃあないからな…これは数えられないさ」
「どちらにせよ、友人であるキミの為なら、オレは『貸し借り』なしで協力する」

>>249(斑鳩)

「友人も助ける」「妹も守る」
「どっちも出来るくらいじゃあなきゃ、この街で『警察官』はやっていけそうにないからな」

斑鳩くんの胸中は分からない。彼がその境遇に、何を感じているかも分からない。
ならば、自分も取る行動は変わらない。ただ、自分が正しいと感じた道を歩むだけだ。

253『飽食狂時代』:2021/01/09(土) 23:03:27
>ALL
全員の耳に流れる『雨だれ』は、
一連の事件の終わりを告げるようだった。
安寧に満ちた音色は、心に染み渡るように響いてくる。

    ・

    ・

    ・

    「ありがとうございました。
     またのお越しをお待ちしております」

『スンイル』達が出口まで見送り、深々と一礼をする。
満ちた胃袋に軽やかな肉体。舌に残る弾けるような肉の味。
宴の余韻を残しながら、それぞれの帰路へと歩んでいく。

    『飽食狂時代』 → 『完』

    『全員の食した肉』 → 『50kg』


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