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【ミ】『アラバマに星落ちて』

1『朝山』:2020/07/24(金) 22:31:27
―――あなたの心の傷を星に変えなさい。
        『ロバート・H・シュルラー』

―――――――――――――――――――――――――――――

★ここは『朝山』がGMのミッションを行うスレです。

786夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/05(金) 19:27:08
>>783-785

「『サルみたいなウサギ』はいるかな??
 『ウサギみたいなサル』でもいいぞ!!
 シンシュはっけんしたら、わたしのナマエをいれてくれよな」

軽口を叩きながら、前方の木々を見据える。
自分達に有利な環境を構築する意図のようだが、
そういう意味なら、こっちの方が『発想の規模』は上だ。
このフィールドにおいて、
『超触覚』が十分に機能する事も確認できた。

「――――――『だろうね』」

『グリムの意見』に同意する。
リスクは大きいものの、
ここで待っていても事態が好転するとは思えない。
むしろ、時間が経てば経つほど、
『敵側の有利』に傾いていくだろう。
ハッキリ言って、『突入』するのは危険を伴う。
しかし、そうする以外の手は思い付かなかった。

「『それしかない』みたいだし、グリムに『オネガイ』しとく。
 『アリスのアリス』じゃ『パワーぶそく』だから」

『グリム・ランタン』なら、たとえ奇襲されたとしても、
ある程度は跳ね除けられる地力があるはずだ。
現状、『ドクター・アリス』は『聴覚』を『封印』しているようなものだし、
『嗅覚』はグリムに貸している。
『味覚』が役に立たない状況では、
残っている『触覚』に頼るしかない訳だが、
それだけで敵の動きを完璧に探知するのは、
少しばかり『工夫』が要るだろう。

「じゃ、オコトバにあまえて『つかっちゃう』ね」

           チョンッ

再び『爪』でグリムに触れ、『視覚共有』を発動させる。

「私は『世界の全て』を見てみたい。
 だからこそ、『ドクター・アリス』の『輝き』は、
 『この世界』を隈なく照らし、『闇』を払い、『全て』を明らかにする。
 その眩しい『光』の前では、どんな『悪魔』であろうと、必ず『正体』を曝け出す」

     シュルルルルルゥゥゥゥゥゥゥ――――――――ッ!

「『ドクター・アリス』の『第二の能力』――――『シンパシー・フォー・ザ・デビル(悪魔を憐れむ歌)』」

これにより、『ドクター・アリス』の頭部から伸びる金髪が、
グリム本体に『接続』される。
その射程は『100m』――十分すぎる距離だ。
『グリムの見た光景』は、
全て『ドクター・アリス』に伝達される事になる。

「コッチのイバショは『チョコのニオイ』でわかるから、
 ふりむかなくてもダイジョーブだよ」

グリムに『前衛』を任せ、その後ろからついていく。

「『グリム・ランタン』の『て』があいてるときに、
 もしかしたら『アリス』の『ツメ』わたすかも」

            ヒソッ

密かに『提案』しつつ、『樹木』の手前まで行って、
そこで立ち止まる。
生長の勢いを計算すると、今すぐに踏み込んだとしても、
『ジャングル』に囲まれる事は避けられない。
『グリム・ランタン』が相手の手の内を引き出してくれる事を信じて、
後方での『バックアップ』に努める。

787 『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/06(土) 13:34:01
>>785-786

グリムとアルカラ。互いに短くも作戦のやりとりを行い、決めた方針は『攻め』
 間違っていない。このまま『待ち』の状態で動かず迎撃をとっても、ベリルの助言も
踏まえれば確実に相手の優位を許す事になる。

進化した『ドクター・アリス』の能力
『シンパシー・フォー・ザ・デビル(悪魔を憐れむ歌)』にて感覚共有する際中。
アルカラだけは地面にスタンドを足付かせてるから気付くだろう。

 ―ゴゴゴゴゴゴゴッ ダダダダッ

大樹へと若木か成長する振動に混じって別の振動が感じる。
これは、恐らく『誰かが走り回っている音』だ。こちらに近づいては居ない。
恐らくアージェント達の居る地帯で動き回っている。
 目をそちらに走らせれば、既に大人サイズまで木々が伸びてきてるので
高身長のオブシディアンの頭部が辛うじて見える程度だったが、既に
『アージェント』が向こう側で何をしてるか視認するのは困難だ……。

アルカラは樹木の前に立つ。グングンとその樹は逞しく伸びていく。
 恐らく獣のパワー(パB)超怪力(パA)で破壊を止めようとしても、自然のパワーで
変形しつつ伸びるのでは? と感じられる。もしこのフィールドを全壊するとすれば
最初に種を撒かれた(掃射)段階で、どうにか地形破壊などしなければ
止める術は余りないのだろう。あとは、スタンドを直接破壊する。

その合間にも、グリムは前進する。木々の伸び具合からも考えて消去法から
一番移動空間が広そうなのは右だ。君の考えは正しい。

 ――ザッ

アージェント「――おっ」

 ! まだ距離は5m程あるものの木々の向こうで『アージェント』が
こちらの方向に進もうとしてるのと一瞬目が合った……!
 相手が施した障害物(木)もある為。行き成り飛び道具で攻撃を
仕掛けられる事はない。だが、相手は相棒の能力を熟知して『仕掛ける』。
 色々と想定して進まないと思わぬ奇襲を喰らうぞ!

788 『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/06(土) 13:36:43
〜〜〜地図〜〜〜

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□★□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン
∴■□□∴□∴□∴□∴●□■∴  ●=アージェント
∴■□□□∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長中
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  1、2レス程度で『大樹』となるだろう。
∴■□□□□□□☆□□□〇■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

789グリム『グリム・ランタン』:2022/08/06(土) 19:47:30
>>787
「やはり『動いて』いるな・・・」

『アージェント』の能力・・・。
一番最初にエレベーターを降りた時の光景を思い出す。
もしあれを一人で成したとすれば、複数人を相手にしても問題の無い能力。
そして、時間をかければかけるほど、有利になる・・・・・・。

(『仕込み』が必要だが『大規模』になりうる力か?
 『オブシディアン』が『武器の放棄』で『地面』を選んだのなら、
 彼女こそが『武器』を持っている可能性があるが・・・・・・)

右手側の金網によりつつ、前に進む。
『ジャック・ホワイト』に近づきすぎると成長に『巻き込まれる』可能性があるため、
正面以外の『木』には近づかないようにしよう。

790夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/07(日) 02:53:32
>>787-788

樹木の前で足を止め、その場に『スタンド』だけを残して、
2mほど後退する。
絶対に『ジャングル』には踏み込まない。
これが普通の木であったとしても、
『ドクター・アリス』のパワーで破壊は不可能だ。
ならば、入るべきではない。
少なくとも『敵の情報』が手に入るまでは。

『アリス』が持つ『超人的四感』。
基本的に、『超味覚』が使える状況は限定されるが、
『超聴覚』や『超嗅覚』は汎用性が高く、
それゆえに『多用』している。
それらと比べると『超人的触覚』は、
主に『敵』に対して使う事が多く、
『自分自身』で活用する場面は少ない。

だが、今は『アリーナ』の『タッグバトル』。
おあつらえ向きに、足元は『柔らかい土』。
こうした『特殊な状況下』では、
『超触覚』を最大限に活かす事が可能だ。

>>789

    「グリムの『め』、『アリス』にかしてもらうよ」

「そのかわり、『テキのウゴキ』は『ドクター・アリス』がつかむ」

          バ ッ ! !

『匍匐前進』をする時のような体勢で、
『ドクター・アリス』が素早く地面に伏せる。
そのまま進もうという訳ではない。
『能力』をフル活用するためには、この姿勢が『ベスト』。

  「みえなくてもドコにいても――――」

              「『アリス』は『ウサギ』をにがさない」

さっきまでは『両足だけ』だったが、ここからは『全身』だ。
すなわち、『超触覚』を『総動員』した『振動探知』。
接触する『面積』が大幅に増えた事で、
『探知精度』は更にアップするだろう。
もちろん、敵が目の前にいる状態では『的』になるだけだ。
『超聴覚』や『超嗅覚』が使えるなら、
そちらに頼った方が手っ取り早い。
その『二つ』が使用できず、十分な『距離』が開いており、
なおかつ『仲間』がいる状態でなければ、この技は使えない。
まさに『今』のように。

「『アージェント』ってさぁ、『オブシディアン』のコト、
 よくしってそうだよね〜〜。
 『あのナカにいればゼッタイかてる!!』とか、
 タブンおもってるんじゃないかなぁ??」

   「――――だから、ぎゃくに『ユダン』しやすい。
    『ユウリなトコでまける』なんて、
    フツーかんがえないだろーからさぁ〜〜」

       「ソコを『ねらいうち』してやろっかな〜〜って」

『ジャングル』の中で分があるのは、間違いなく向こうの方だ。
裏を返せば、それは『慢心』にも繋がり得る。
『有利な場所』にいるからこそ、
『破られるはずがない』と考えてしまいがちだからだ。

       「『うごいた』ら『しらせる』」

『超触覚』を限界まで駆使した『全開振動探知』を行い、
『アージェント』の動きを捕捉する。
『それ以外の振動』も含めて。
『オブシディアン』の能力には、まだ隠された部分がある。

791『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/07(日) 16:27:50
>>789-790

グリムはアージェントとの邂逅時を思い出す。4、5人は積み重ねた犯罪者達を
椅子にして座っていた彼女。機動力があるのか、または単純に破壊力があるのか?
 その回答は、予想よりも早く……『アージェント』自身が行動で齎してくれた。

アージェント「よう、グラサン野郎」

木々が邪魔して、彼女がどう言う表情で声かけたか解りづらいが、間違いなく
挑発めいた感じで告げる。

アージェント「――鬼ごっこだ」

 タンッ ダッ ニョキ  ダッ ニョキ ダッ ニョキ ダッ ニョキ ダッ ニョキ……!

アージェントは、動き始めた……! その動きは、早い……速い!
 常人以上、まるで草原のチーターが獲物を追い詰めるが如く残像する
見えかねない(スB)勢いで、ステップを刻むかのように動く!
 ただ、君(グリム)目掛け突進するような軌道ではない。その周辺一帯の
木々の障害物のない地面一帯を動き回る、読めない動き。
 何故? と感じる前に『超嗅覚』が答えを示す。

……草の強い香り。これは……『雑草』 
 もしアルカラから能力を譲渡してなかったら気付かなかったかも知れない。
周辺から生やす木々と共に少しだけ生えてくる周辺の草の匂いだろうと
気にも留めなかっただろう。だが、アージェントが動き回る度に、その踏んだ先に
『雑草が生えてくる』匂いを君は感じ、そして嗅覚に促されるまま彼女の
足先を見れば理解出来るだろう! 黒い少し襤褸も見えるブーツのようなスタンドを!

アージェント「――『二グロ・スピリチュアル』 舞うぜっ!」

 タンッ ダッ ニョキ  ダッ ニョキ ダッ ニョキ ダッ ニョキ ダッ ニョキ……!

そのまま彼女は縦横無尽に、ステップを刻ん大地に雑草を生やしながら
グリムより左の森の木々生える場所へ移動する……!
 追うべきか? または……別の行動をとるべきか。

ー ― ー ― ー ― ― ― ― ― ― ― ー

アリスの目の先でも、ジャングルは着実に成長を終えようとしているのが見えた。
目の先の大樹は、4〜5m程だろうか? 既に一端の頑丈な障害物だ。
それでいて、超嗅覚など持たずとも爽やかな甘さすら感じる香りが上から届く。
 その匂いの元を目で追えば、ふさふさと生えた葉と逞しい枝から幾つもの
赤く丸々とした『リンゴ』らしいものが生えていた。
 つまり、このジャングルは単なるジャングルでなく『果樹園』らしい。

DJ司会者『ウェーイ! ザ・ホワイト・ストライプスっ、ジャック・ホワイトと
呼ばれるフィールドは、なんとリンゴの木が生えそろっている!
 ガトリング銃から放たれたのは、リンゴの種! 何とも物騒な代物の割に
メルヘンチックな能力じゃねーの!』

ベリル「木々が、特別選手を攻撃するとか、そんな感じは無さそうだな。
見た所、本当に普通のリンゴの木と言う感じ。食料を生産する能力としては
中々希少だが、戦闘に応用するとなると障害物以外で特に用途は無さそうだが……」

司会席の声を耳に流しつつ。『ドクター・アリス』を大地へ添える。
君の『超触覚』は『ソナー』だ。故に、大地を激しく動き回って果樹園を
練り動き続けるアージェントの喧しい程の振動を感じ取れた。
 君の元に接近していない。どうやら、フィールド全体を自分の足で踏む事に
集中しているようだ……。

 …………カサカサカサッ   ス――ッ

? 何だ? アージェントではない。そしてオブシディアンが歩いてる感じでもない。
 もっと軽い……しいて言うなら金属板程度の何かが地面を這うような感じで
動いてるのを感じ取った。まだ距離もそこまで近くないが……。
 数は『三つ』だ。

792『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/07(日) 16:31:11
〜〜〜地図〜〜〜

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□★□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  ?=何かが這いずり回ってる。
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン
∴■□□∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント
∴■□?□∴□∴?∴□□□■∴  ☆=アルカラ
∴■∴□∴●∴?∴□∴□∴■∴  〇=グリム
∴■□∴□∴□∴□∴□∴〇■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  大半が『果樹』となっている。
∴■□□□□□□☆□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

793グリム『グリム・ランタン』:2022/08/08(月) 13:52:02
>792
「早い、な。このスピード・・・かなり厄介だ」

(ましてや『ジャングル』の中では、『小回り』が効くのは『有利過ぎる』。
 それだけが狙いではないだろうがな・・・)

木々の間を抜け、ジャングルの反対側へと足を踏み入れる。
その後、『アージェント』がその『スタンド』で踏んだ後に生えた『雑草』に、『蛍光灯』で触れてみる。
『蛍光灯』には『蝋燭』が埋め込んであるが、その反対側で触れよう。
もし『蝋燭』の先端が破壊されてしまえば、能力も解除される・・・。

(これは『地雷』か? さて、何が来るか・・・)

今更だが『蛍光灯』は、左右の電極とガラス管の内部に封入されたガスによって『点灯』という『機能』を果たす。
もし割れたり、僅かでも欠けてガスが失われれば、『直す』事も出来ない・・・つまりは『終わり』だ。
自分の能力は、『終わり』に繋がる僅かな破損も起こり得ない。

(折れず、曲がらず、割れず、欠けず・・・俺の能力との『相性』は抜群だ。
 そして『能力による変化』・・・・・・こればかりは受けてみなければわからないが)

『雑草』と『蛍光灯』、双方の変化に注意する。

794夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/09(火) 00:05:24
>>791-793

「フフフ、チョロいチョロい」

『見えないもの』の動きが手に取るように分かる。
これが『超人的感覚』の真髄だ。
『位置情報』のアドバンテージは、こちら側が握っている。

「ほうほう――――」

『共有』している『グリムの視界』で、
『アージェントのスタンド』を見る。
ああいうタイプか。
本体を強化されるのは面倒だが、
逆に言えば他の部分は生身。
一撃でも直撃すれば、それだけで終わる。
『グリム・ランタン』なら十分に当てられるはずだ。
ただ、何か仕込んでいるのは明白。
それが済む前に片付けるのが理想だが、
そう都合良くはいかないだろう。

「グリム、『みっつ』うごいてる。
 『アージェント』じゃない『ナニか』。
 『かるくてうすいモノ』がジメンを『はってる』みたい」

「イマはゼンブ『ほくせい』ほうこう。
 だいたい『アージェント』のまわりにいるっぽい」
 
「アッチが『ふいうち』ねらってるんなら、
 『きづいてないフリ』しといたほうがよさそうだよ」

引き続き、『振動探知』を続行。
『アージェントの動き』よりも、
隠れるように進む『正体不明の何か』の方が、
警戒の優先度は高い。
また、『オブシディアン』も気になるところだ。
動く様子がないのは、動かないのか動けないのか。
『ジャック・ホワイト』の方も、まだ何かあると見た。

「チャンスがあったら、
 コッチからもフイウチしたいトコだけどさぁ」

現在位置から、
『アージェント』を『狙撃』できる可能性はありそうだろうか?
少なくとも、スピードや精度は問題ない。
彼我の距離はあるが、
相手が近付いたタイミングを狙えば解決する。
この場で最も障害となるのは、やはり『遮蔽物』だ。
一瞬でも木陰から姿を現すようなら、
その瞬間に撃つ事は出来そうか?

「――――それか『ハサミうち』か」

もしグリムが『向こう側』へ渡るのなら、
こちらに残った自分とグリムで、
『アージェント』を『挟撃』する策も考える。
当然、その場合は『オブシディアン』が黙ってないだろうが。
それならそれで、最悪『一対一』に持ち込む事は出来る。

795『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/09(火) 10:53:36
グリムPC
 申し訳ありません。
念のために確認ですが、反対側へ足を踏み入れる。こちらはマップ上だと。

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□★□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  ?=何かが這いずり回ってる。
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン
∴■□□∴□∴□∴□∴□〇■∴  ●=アージェント
∴■□?□∴□∴?∴□□□■∴  ☆=アルカラ
∴■∴□∴●∴?∴□∴□∴■∴  〇=グリム
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  大半が『果樹』となっている。
∴■□□□□□□☆□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

の位置でよろしかったでしょうか?

796グリム『グリム・ランタン』:2022/08/09(火) 12:29:04
>>795
その辺りの位置を想定しておりました。

797『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/10(水) 09:42:11
>>796(回答感謝)
>>793-794

まず、『グリム』の行動の結果だ。
 君は名の通りのスタンド。『グリム・ランタン』の命の蝋燭を仕込んだ
蛍光灯で生い茂る雑草に触れる。
 撫でるように青々とした幾多の環境でもしぶとく生える草は、蛍光灯の
力に抗うことなく、カサリと揺れる。見た所、現時点では只の雑草でしかない。
 爆発したり、オジキ草が如く大きさに変化が起きたりなどはしない。
蛍光灯は問題なく、無事なままだ……。

次に『アルカラ』だ。
 君の能力を相手は把握してない。汚いやり口で、誰かしらに金で情報を
買ったりなどすれば、以前のドクター・ブラインドの能力なりは知ってる
可能性は無きも非ずだが、初公開のドクター・アリスの全貌を彼女が
知る術など無いのだから。今は流石に果樹園の木々が邪魔すぎて
狙撃は難しい。ただ、木陰に出てくるチャンスがあれば、可能だろう。

さて『グリム』。君はジャングルたる果樹園を横切った。そして
其処は開けており、『オブシディアン』が良く見える。当然、相手も
君が果樹園を抜けたのを確認する。敵側の果樹園のない地面の大半は
既にアージェントが仕込み済みらしく、茫々と雑草で埋め尽くされている。

オブシディアン「ぉ……! あ、アージェント……敵……が!」

軽く目を見開き、焦る口調で叫ぶような彼に。果樹園から怒鳴り声が返された。

アージェント「一々喚くな、相棒! とーぜん、んな事想定済みだろぉがっ。
お前はお前のやるべき事を四の五の言わずにやればいい!」 ドガァ!


オブシディアン「ぅ……り……了解! ぬ……むぅ……ぅん!!
――『メグ・ホワイト』ぉおっっ!!」

 ――ドンッッ゛!

オブシディアンは、ガトリング銃を構えると『砲撃』をした。

最初に見た時の、カラフルな動物めいたデザインのミサイル。それが放たれた
グリム(君)にではない。アルカラの方向だ! だが、直ぐアルカラも
同時に気付くが、銃弾と同等の速度で放たれたソレはアルカラの手前の
果樹園の上で、ドゴンと鈍い刺さる音ともに着弾した。
 失敗したのだろうか? だが、それにしてはオブシディアンの顔には
君が直ぐにでも襲い掛かれる距離である焦りと怯えに緊張以外では
今した行動を後悔する様子は無さそうだ。


アージェント「ちぃ! てめぇの始末は後からだ……」

果樹園の中を忍ぶようにステップを踏みつつ能力の領域を広げていたらしい
振動を感じてたアルカラ。君は、アージェントが吐き捨てるように
自分へ言い捨てたのを感じると共に、彼女が一番近くの木々を蹴りつけると共に
オブシディアンの居る反対方向へ駆けていく振動を感じ取る。
 どうやら、先に『グリム』に狙いを定めるようだ……!
『這いまわる何か』も、彼女の後に続くように移動する振動を探知する。

  ?『……banjyaa……』

っ!? ミサイルが着弾した木々。その上から何かの声らしきものを
アルカラは聞き取った……!

798『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/10(水) 09:45:31
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□★□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  ?=何かが這いずり回ってる。右の?に二つ聞こえる
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン
∴■□□∴●∴□∴□∴□〇■∴  ●=アージェント
∴■□?□∴?∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴▽∴□∴□□■∴  全てが『果樹』となっている。
∴■□□□□□□☆□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ▽=何物かが大樹の上に居る。
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

799<削除>:<削除>
<削除>

800グリム『グリム・ランタン』:2022/08/10(水) 20:21:59
>>797
「反応は無し・・・だが『何もない』という事はあるまい」

(何らかの『仕込み』は間違いないが・・・。
 『雑草』そのものは『サポート』か? 何かを活かす為の・・・・・・)

「ッ・・・! 『アリス』・・・」

『ミサイル』それ自体の被害がない事には安堵する。
だが、それだけでは終わらないであろう事は『オブシディアン』の表情を見れば分かる・・・。
あれは『仕事』を完遂している顔だ。

「なら俺も『仕事』をしなければな・・・!」

自らの『領域』を作り、そこで動く『何か』を仕込む・・・。
放置していれば幾らでも『手数』が増えていくのは明らかだ。
まずは――。

「お前からだ。近接戦は不得手のようだからな・・・」

『オブシディアン』へと一直線に進む。

801夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/11(木) 00:32:35
>>797-798
>>800

随分あっさり近付けた――
それが『オブシディアン』に対する第一印象だ。
『飛び道具のスタンド』を持ってるなら、
遠距離から撃ちまくるのが一番強い。
てっきり、『果樹』を遮蔽物として利用しつつ、
ひたすら乱射してくると思っていた。
わざわざ生やした『果樹園』も、
大してバリケードとしての機能を果たしていない。
こうも簡単に接近を許すというのは、どうにも不可解だった。

「どうしたどうした『オブシディアン』??
 チョーシわるいのかァ??
 それとも『おシバイ』してんのかァ〜〜??」

最初に考えたのは、
わざとビビッたフリをしているという可能性。
しかし、それにしたって『棒立ち』はないだろう。
もう少し何かするのが自然だ。
やはり、この『ジャック・ホワイト』そのものは、
『ただの木』でしかない。
『ここから何かをする』のが、
『ザ・ホワイト・ストライプス』の本領なのだろう。

「ほらほら、いそげいそげ!!
 さっさといかなきゃ、
 『ハートのジャック』がクビをはねられるぞ!!」

『アージェント』に向かって叫びながら、
『メグ・ホワイト』の着弾を確認した。

「ダイジョーブだよ、グリム。コッチはコッチでなんとかする」

木の上に『敵』がいる事は明らかだ。
夢見ヶ崎本体は、
『スタンド』の『2m後ろ』に下がっている(>>790)。
直接こちらに飛んできたとしても、幾らかの猶予はあるだろう。

「ずっとナニもないっていうのもタイクツだし、
 せっかくの『ステージ』なんだからさぁ〜〜」

頭上を見上げたとしても、生い茂る葉が邪魔になって、
『敵の姿』を目視する事は難しそうだ。
だから、そちらは見ずに、『振動探知』に全神経を集中する。
『振動』というのは、何も『地面を踏む音』だけではない。
木を揺らせば、その『振動』は地面に伝わり、
『ドクター・アリス』まで届く。
ましてや、『すぐ近くの木』だ。
それを捉えられないなどという事は、万に一つも有り得ない。
たとえ見えていなくとも、ほんの少しでも動いた瞬間に、
『振動の種類』から『何をしようとしているか』を推察できる。

「――――いっしょに『ダンス』してくれる??」

              グ ッ

獲物に飛び掛る寸前の豹のように、
『ドクター・アリス』が『四つん這い』の構えを取る。
四肢の力を最大限に使って、即座に動き出す準備だ。
この状況では隙を晒した側がやられる。
無駄な動きはせず、『後の先』を狙う。
その際、本体は『ペットボトル』を胸の前に持ち上げておく。

802『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/11(木) 13:57:05
>>800-801

>お前からだ。近接戦は不得手のようだからな・・・

オブシディアン「グ……む……むぅぅ……」

君(グリム)は更にオブシディアンにスタンドと共に接近する。
(※細かい記述が無いので、スタンドはグリムの傍に居ると解釈)
 今の距離、約2〜3m。すぐスタンドで攻撃を仕掛けれる
『超嗅覚』でも、彼の放つ肉体の匂いが細やかに理解出来る。

『妙だと』感じれた事が2点ある。
まず1点。オブシディアンから『緊張』の匂い。つまり硫黄に近いものが
垂れ流されている。他に感じ取れる匂いは、君が超嗅覚を初めて使用する為に
参考とするものが居ないので断定出来ないが。試合に自ら参加してるにしては
後方から野次を飛ばすアルカラの言葉通り『戦意があまりに低い』ようだ。

2点目。それは『真横からの匂い』
 焼けるような、匂いを色彩で表すとなれば血のような赤色であるだろう。
そに香りは急加速で、吹き荒れる風を感じさせる勢いと共に君の鼻へ警報を送っていた。

    ――ダッダッダッダッ゛!!
 
 アージェント「鬼さんこちらって、さっき言ったろ?」

           ダッダッダッッ゛!!

 アージェント「邪険にすんなよ。 ――腸(はらわた)飛ばしたくなるぜ!!」

肉食獣を思わせる笑みを浮かべ、アージェントが急接近(スB)だ!
  『グリム・ランタン』でオブシディアンを攻撃する事も可能だが。
そうすると、間違いなくアージェントの急襲が成功すると言う距離!
 そして、アージェントの匂いに君や君の未知のスタンドに対する
恐れや警戒、躊躇といったものは一切ない。ただ闘争心と殺意に敵意Max・mixの
コロンを纏いつつ突撃しようとしているぞ!
 それと、彼女は片腕に抱えるように『リンゴ2,3個』を持っている。
先ほど果樹を蹴って入手したものだろう。

ー ー ― ― ― ー ― ― ―

さぁ、対して果樹の密林の向こうにいる君(アルカラ)だ。
 敵、オブシディアンが牽制か? いや確実に何かしらの勝利の為に放ったミサイル。
『メグ・ホワイト』と呼ばれし何か。

 >――――いっしょに『ダンス』してくれる??

     パクパクパクンッ! シュッッ タンッ ……ッ

『ドクター・アリス』を攻撃態勢へ移らせ、アルカラも道具を構える。
何か高速で木々の上で銜える音と、跳躍の音。
 そして、現れたのは……。

 シャリ シャリ モキュ シャリシャリ ゴクンッ
『danba? dan! megu danba suki!』

 ……ゴゴゴゴゴゴッ

?? 木々が一度振動し、そこから地面に降り立ったのは
妙な獣ちっくなスタンドだった。
 『リンゴ』を何個も頬張り、それをゴックンと飲み込み君と君のスタンドを
しげしげと見つめ、ダンスと言う言葉に好奇と関心を示す声を放つ。
 姿のイメージはリ〇&スティッ〇の、あのスティ〇チだ。

こいつが『メグ・ホワイト』のようだ。そして、このスタンドは奇妙にも
『ドクター・アリス』に攻撃を加えるでもなく、君の言葉に応じてるのか
腰をクネクネして両腕を振って、陽気に踊る仕草をしている。
攻撃の意思や敵意も見られない……何だ、このスタンドは?
 超感覚からは、このスタンドが『お芝居』をしてるようにも思えない……。

803『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/11(木) 13:59:54
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□★□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□〇□□■∴∴∴  ?=何かが這いずり回ってる。一か所に居る
∴∴■□□□□●□□□□■∴∴  ★=オブシディアン
∴■□□∴?∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント
∴■□□□∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  全てが『果樹』となっている。
∴■□□□□□□▽□□□□■∴
∴∴■□□□□□☆□□□■∴∴  ▽=『メグ・ホワイト』
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

804グリム『グリム・ランタン』:2022/08/11(木) 20:23:39
>>802
「オーケー・・・『射程距離』だ。しかし・・・」

『オブディシアン』を見据え、双方の距離を測る。
『スタンド』を飛ばせば『攻め込める』、双方の位置関係。
『アリス』の与えてくれた『超嗅覚』は、彼の『意欲の無さ』を感じ取れた。
2つの情報を合わせれば、『攻め入る』のが得策・・・。

「・・・・・・勿論カバーに入ってくるな。
 『ママ』が『尻拭い』しに来たというわけだ」

・・・だが『アージェント』がそれを許さないだろう。
自らの守りを捨てては、一瞬で『食われる』・・・そんな凶暴性を感じる。

「『2vs1』。どちらかに集中すれば、どちらかに隙を『突かれる』・・・。
 だから俺は・・・『こうする』」

『グリム・ランタン』が持つ『杖』と『蛍光灯』を逆手に持ち替え、そのまま『グリム・ランタン』を跳躍。
『スキーのストック』の要領で、地面に『杖』と『蛍光灯』を当て、押し込み、
姿勢の維持と、加速を行い、『オブディシアン』に飛び蹴りを放つ。(破ス精BBB

スタンドの『射程距離』を活かした『距離詰め』・・・だが目的はそれだけではない。
スタンドを先行させれば、勿論『グリム』はがら空きになる。
『アージェント』がそれを見逃さないだろう。
    、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
「・・・『獲物を狙う時が一番守りが薄い』」

だが、それは『逆もしかり』だ。
『オブディシアン』に放った飛び蹴りの『反動』で、
『グリム・ランタン』を、こちらを狙うであろう『アージェント』に飛びかからせる。
『オブディシアン』のスタンドヴィジョンでこちらの蹴り足を掴んだりする事はまず無理だろう。

805夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/12(金) 05:51:41
>>802-804

『視覚共有』によって、『グリムの視界』は見えている。
グリムは『本格的な攻撃』に移ったようだ。
状況は『二対一』になりつつあるが、
『グリム・ランタン』なら跳ね返せるだろう。
そうは思っているが、
本当に『このまま終わるのか』という懸念もあった。
だが、この距離からでは今以上の『援護』は厳しい。
いざとなれば『例の権利』を使うが、それは『最後の手段』。
『あと一押しで確実に勝てる時』か、
『本当に危なくなった時』に残しておきたい。

  「ん〜〜〜〜〜〜??」

              ――――――タンッ

相手の落下を感知し、
『ドクター・アリス』が瞬時に立ち上がる。

「キミ、『フシギのクニ』のイキモノ??」

          ジィッ

「それとも『ノスタルジアトピア』のナカマかな??」

『ロブソン』くん、ゲンキにしてるかなぁ??
あと、『オリバー』くんと『リリーホワイト』も。
ひさしぶりに、ミンナにあいたくなってきた。

「でも、コレなら『アンゼン』そうだし――――」

        パ ッ

『ドクター・アリス』が両手を開くと、
握っていた『チョコレート』が地面に落ちる。
『メグ・ホワイト』について分かっている事は、
『高速のスピード』と『リンゴを食べる』という事だ。
そうする事で何かしらの変化が起きるのかは不明だが、
もし『食べ物』に反応するなら、
『チョコ』にも関心を示すかもしれない。
そうでなかったとしても、
『武器を捨てた』事をアピールする効果はあるだろう。
この『布石』を『次の動き』に繋げる。

    「ほっといてもヘーキだな!!」

           クルッ

続いて、『やる気』を失ったかのように、
本体と共に『ドクター・アリス』が背を向ける。
もちろん本気ではなく、手元を見せない状態にした上で、
『両手』から小指の『ネイル』を取り外す。
同時に、『超触覚』で『地面の振動』を探知。
『メグ・ホワイト』が動きを見せれば、即座に対応できるように。
そのために、『無防備な背後』から襲って来るように仕向ける。
接近する『グリム』の迎撃より優先した事から判断しても、
こいつは明らかに『脅威』であるはずだ。
どう考えても『無害』な訳がない。

806『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/13(土) 16:38:04
>>804(レス遅れ失礼しました)

、、、、、、、、、、、、、、、
>『獲物を狙う時が一番守りが薄い』

アージェント「ああ」

君(グリム)の思考や行動は、この戦況において正しいだろう。アルカラが森の
向こうより待機してる事も踏まえ、実質2vs1の状況。戦意が低く、それでいて
遠距離攻撃が可能なオブシディアンを最初に再起不能の攻撃を加えて
襲い掛かるアージェントにもスタンドのスペックを活かし攻撃をする。

アージェント「――本当『同意』だよ」

  ギンッッ シュルゥ シュルゥ ギュルルゥンッッ!

!? な、何と! 『グリム・ランタン』が杖と蛍光灯を扱い跳躍をする瞬間に
起きたのは……『雑草が杖、蛍光灯、スタンド、グリムの足』へと『草結び』をしたのだ!
>802 必殺 草結び

パワーは成人男性がしっかり握りしめるぐらいの拘束力だろう。グリム・ランタンの
力ならば無理に振りほどき、草を引きちぎって跳躍は可能だ。だが、軽視出来ない問題。
それは『跳躍の初動が幾らか殺される』と言う事。それは、オブシディアンが
『ザ・ホワイト・ストライプス』を盾にするよう構え、更にアージェントが
グリムへと確実に蹴りの猶予を与える事になる……!

        ――『『ガギィン(ドゴォ)ッ!』』

ザ・ホワイト・ストライプスを蹴りつけるグリム・ランタンの音。と、同時に
横腹を蹴りつけられグリムは痛みを覚えた。
 アージェントのスタンド靴による衝撃……気絶する程では無いが
気を抜けば痛みで意識が崩れかねない鋭いダメージ(パス:ⅭB)だ!

また、理解出来た事も他にある。『ザ・ホワイト・ストライプス』の耐久力は
恐らく『グリム・ランタン』の破壊力に拮抗する頑丈さがある。完全に破壊するなら
グリム・ランタンのラッシュをお見舞いしなければならなさそうだ。

黒き戦乙女は攻撃を成功すると共に。その反動で君から50㎝ほど
距離を置いて、リンゴを一つオブシディアンに投げ渡し呟く。

アージェント「おい、さっさと今のうちに離れて『メグ』を呼びな、相棒。
マンモーニ呼ばわりされたままで終わりたいって言うなら、別だがよぉ」

オブシディアン「ぅ……す……すまん。め……『メグ』!
こっちに来るんだ、メグ!」

オブシディアンはマップ左へ下がり、大声で『メグ・ホワイト』に呼びかける。
蹴りの攻撃は、軽くない。だが、相手は追撃をしない……その不可解さを
感じる前に、アージェントは『超嗅覚』を用いずとも理解出来る程の
怒りを放散させる感じで、中指を立てつつグリムへ告げた。

アージェント「てめーは『89位』の称号を舐めた発言したからなぁ……!
なら……思い知らせてやらねぇといけねぇよなぁ!! 
 残り!! 88発!! ケリ付ける前にぶち抜蹴る!!!」

ー ー ― ― ― ― ― ― ー ― ― ― ― ー

>ほっといてもヘーキだな!!

『感覚共有』により、グリムの状況は芳しくない。だが、不思議な世界を
幾つも渡り、歴戦の戦士と既に称して過言ではないアリスの君は焦らない。
アルカラは演技をする。『メグ・ホワイト』は相手が放ったミサイル。
つまり『攻撃』なのだから、絶対に何かこちらに危害を与える。
 喋りつつ背を向け、『チョコ』を落とす。そして『超感覚』による
何時でも防衛の構え。さぁ、何をするか?

メグ『waw?』 クン クンクン パクッン

メグ『……wooow!』パアァァァアァ

  バシュゥン!!

メグ『wau! megu kore suki! megu mooto hosii!』

???

起きた事象は少し理解し難い。まず『メグ・ホワイト』は目にもとらない。
かつてレーンと言うアリーナの闘士とは呼べない難敵の光球に匹敵する
スピード(スA)で君の足元に移動する。だが、攻撃はしない。
 チョコを大層お気に召したらしく。もっと欲しいと大きなベロを出して
子犬のように菓子をねだる。その様子は、全くもって『敵』らしくない。
 超感覚で、森の向こうからオブシディアンが。この役に立つか不明な
スタンドを呼ぶのが聞こえる。『メグ・ホワイト』は一瞬そちらに首を向けたが
チョコの魅力のほうが上回ったのか、舌をハッハッと出して君がチョコを更に
くれるんじゃないかと期待して待機している。

……この『スタンド』は……もしかすれば『利用』する事が可能なのかも知れない。

807『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/13(土) 16:39:53
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□★□●〇□□■∴∴∴  ?=何かが這いずり回ってる。一か所に居る
∴∴■□□□?□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン
∴■□□∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント
∴■□□□∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  全てが『果樹』となっている。
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□☆□□□■∴∴  ▽=『メグ・ホワイト』
∴∴∴■□□□□▽□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

808夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/14(日) 08:50:56
>>806-807

        「 グ リ ム ! ! 」

咄嗟に呼び掛けたものの、現状に焦りはない。
パッと見だと『二対一』のようだが、あれは実質『一対一』だ。
『アージェント』が慌てて駆けつけた事から見ても分かる。
そして、グリムのお陰で、
『アージェントのスタンド』も読めてきた。
『スピード』も『パワー』も『能力』も。
『靴』で踏んだ場所に『雑草』が生え、
それを使って邪魔しながら本体が攻撃する。
大体そういうやり方なんだろう。

「――――――おん??」

後ろから襲ってきた瞬間に、
『ネイル弾』をブチ込んで『聴覚移植』する計算だった。
あくまでも『相手からの攻撃』を待ったのは、
こちらから攻撃する事が、
『逆効果』になってしまう可能性を疑ったからだ。
そのために、わざわざ『攻撃しやすい状況』を作って待機した。
しかし、『メグ・ホワイト』の動きは『予想外』だ。
同時に、ある意味『予想内』でもある。
『食べ物に関心を示した』という意味で。
どちらかというと、
『武装解除のカモフラージュ』がメインだったが、
こっちの方が『当たり』だったらしい。

「ま!!そんなに『いがい』でもないかな??」

『だいぶ前の記憶』が脳裏をよぎる。
『エアリー・フェアリー・ナンセンス』で戦った時の事だ。
弾の入ってない『サブマシンガン』を持たされた自分は、
『空っぽのマガジン』を手にして言った。

          こうしておもいっきり振ったら、

       シェイクした炭酸飲料みたいに

    弾が溢れてくるとか?とか??

全く期待していなかったのだが、
冗談交じりに『マガジン』をブンブン振ってみると、
本当に『弾が湧いてきた』。
その時に思った事がある。
『何でもやってみるものだ』――――と。

         「『メグ・ホワイト』」

『オブシディアン』が『メグ』を呼んでいるが、これも妙だ。
だったら、最初から自分の近くに出しておけばいい。
相手側にも、何か『予想外の事』が起きたのか??

     「キミをいかせちゃったらさぁ〜〜」

              ゴソッ

  「『メンドくさいコト』になりそうだよねェ〜〜」

ポケットから『チョコレートの袋』を引っ張り出し、
見せびらかすようにして掲げる。
『アージェント』が『オブシディアン』にリンゴを渡した事からも、
『メグ』は『食べ物で釣れる』のが分かった。
そして、リンゴよりもチョコの方が、強く興味を引けるらしい。

    「わたしはキミの『トモダチ』だよ」

             ポイッ

  「だから、『トモダチのシルシ』に『コレ』をあげよう」

チョコを一粒つまんで、『メグ・ホワイト』に放る。
コイツが向こうに行ってしまったら、敵側が有利になる。
それを阻止するためには、
ここで『足止め』しておかなければならない。

809グリム『グリム・ランタン』:2022/08/14(日) 17:15:02
>>806
「何――ぐ、ぬッ・・・!」

『アージェント』の蹴りを受け、思わず膝をつく。
動きのなかった『雑草』・・・まさか細かく『操作』出来るとは。

「やられたな・・・完全に不意を突かれた。
 上手くやれると思ったんだが・・・・・・」

とはいえ、この痛み。相手の手札を一枚『明かした』と考えれば、『等価』だ。
ゆっくり動くなら兎も角、『素早い動き』は出鼻を挫かれると見た方がいい。

「そんなに蹴りたいなら『急いだ』方がいいぞ。
 お前が倒れる方が早いだろうからな」

『アージェント』には間に合わなかったが、
蹴りの反動で『グリム・ランタン』は戻ってきてるだろう。
先程から握っていた(>>800)エナジードリンクをコートの中から素早く空中に放り投げ、
それを『グリム・ランタン』の杖の先端で『打つ』。『ティーバッティング』の要領だ。
優れた『精密動作性』で、『アージェント』・・・更にはそのさきの『オブディシアン』を見越し、真っ直ぐに飛ばす。

(『二択』・・・だ)

勿論『仕込み』はある。
打撃の瞬間に『蝋燭』を埋め込み、柔らかい『アルミ缶』が打撃で『破壊』されるのを『延命』。
『アージェント』が避けようが、受け止めようが・・・。
その瞬間に『蝋燭』を消し、中身を撒き散らして、ブッかける。

(『蝋燭の炎』は確実に見られてしまうな・・・。
 ま、ここは能力の『見せ所』だろうよ)

810『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/15(月) 10:15:12
>>808-809

君(アルカラ)の考察。それは、きっと的を得ている。
 アージェントの能力(二グロ・スピリチュアル)。速さが常人並みに上がる
黒く小さな傷が夥しい靴のスタンドは『雑草』と言うフィールドを形成してこそ
自分の勝率を上げる。逆に言えば、優位な領域が無くなれば速さがあるだけの靴だ。
とは言え、オブシディアンのジャック・ホワイトによって時間稼ぎもされた手前。
あちらのフィールドは雑草まみれ……グリムの立ち回りと、いざと言う時の
予め決めた『保険』を、何時どうやって有効に使うか肝心だ。

そして『メグ・ホワイト』

君は『予想外』の事と考えるが。まず推理するにあたってだ。
『普通の状況』……試合となれば、普通未知のスタンドが立ちふさがれば
攻撃的な行動をするだろう。だが、君は完全なる意図はなかったものの背を向け
お菓子をメグの前に置くように落とした……これは『普通でない行動』だろう。

相手が想定した動きでないからこそ、君にとって、アリスの様々な世界。
時に恐ろしい魔物めいたものや強敵も切り抜けてきた君には『運が』確実にある。

メグ『wou! to、tomo、da chi!』

素直に、メグは喜び復唱してチョコを咀嚼する。明らかに『餌付け』され
アルカラに対し急変して襲い掛かる片鱗も無い。

オブシディアン「メグ! どうした!? は、早く来てくれ! 
『リンゴ』もちゃんとあるぞ! メグ!」

果樹の向こう。グリムとの感覚共有でも理解出来るが、明らかに焦った声で
『メグ・ホワイト』を呼ぶ声がする。
 少し、首を傾げ呼ばれたスタンドはオブシディアンの居る方角に顔を向けるも。
チョコをさっきより味わって食べてゴックンと飲み込むと、アルカラを指さし呟く。

メグ『woww……obu……ringo
demo……megu……ringo……ima、ii
sore! sore、hosii……』

……また、新しい発見だ。
『メグ・ホワイト』は、本体の指示を決して従うような存在でない『自動操縦』か
自立に近い動きをしている。そして、優先順位を決めるのは、先ほどの『リンゴ』と
言う発言からしても……恐らく、そう言う事だ。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

オブシディアン「……どうしたんだ!? メグ! メグ良い子だから!
戦ってるのなら、すぐ止めて、こっちでリンゴを食べよう!」

アージェント「来ないってんなら、戦ってんだろ……または
私らにとって『最悪』な事が起きてるんだろうさ」

アージェントは、君(グリム)の挑発に応じる事なく。眼鏡の奥の瞳は
睨みつけるようにして注意深くグリム・ランタンと君の挙動を見逃さない。
 
 パッ!

アージェント「――フッッ」 タンッ!    ピョォ~ンッ!

君がグリム・ランタンによる『ティーバッティング』。
それを行うのと同時にアージェントは『跳躍』した。単なる跳躍にしては
余りに『飛距離が高い』! まるで草自体がトランポリンか何かのようだ!

1m半程の高さ。足を股関節ストレッチするように足裏を合わせる形の体勢となると
アージェントは自分のスタンド、二グロ・スピリチュアルの足部分で
エナジー・ドリングが当たる角度で出した! どうやら、空中でも相手の飛び道具に
合わせて動ける程度の精密性。グリム・ランタンと同等(精:B)にはあるようだ。

 ――ドシューーゥゥウ! ガギィ……!
 エナジー・ドリングと、二グロ・スピリチュアルの足先が衝突する……!

 パシャ―――zノァア!

アージェント「はッッ!」

 そのまま、衝突の勢いに拮抗せず、あえて乗る事を選んだのだろうか。
アージェントは後方に勢いよく一回転しつつ下がって地面へ着地しようとする。

さぁ、どうするか? 着地の瞬間は隙だらけと考え追撃に動くか……または
他の行動をとってみるのも良いかも知れない。

811『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/15(月) 10:17:13
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□●□□〇□□■∴∴∴  ?=何かが這いずり回ってる。一か所に居る
∴∴■★□?□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン
∴■□□∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント
∴■□□□∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  全てが『果樹』となっている。
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□☆□□□■∴∴  ▽=『メグ・ホワイト』
∴∴∴■□□□□▽□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

812夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/16(火) 22:22:23
>>810-811

『メグ・ホワイト』を見て、『額に半月を持つ猫』を思い出す。
『エアリー・フェアリー・ナンセンス』の敵だったヤツ。
もしかすると、『あれ』と似たような感じかもしれない。

「――――――『よし』」

『アージェント』が『エナジードリンク』を浴びたらしい事が、
『グリムの視界』を通して分かった。
『オブシディアン』の方は、ほぼ動いていないので、
わざわざ『探知』せずとも位置は割れる。
これで最低限の『準備』は完了。

「ジブンでいうのもナンだけど『もってる』よね〜〜」

             ニヤッ

「われながらやるな!!さすが『アルカラ』!!」

        「いや、『アリス』だ!!」

確かに『運は良かった』。
だけど、それだけじゃあない。
実際に行動する前に、
『あらゆる可能性』を想定したからこその結果だ。
これまでの『経験』が活きている。
溢れる『好奇心』に後押しされて、
様々な世界を渡り歩いてきた成果が、
存分に発揮されている事を実感できた。

「ホラ、こっちこっち。いっしょに『チョコ』たべようぜ??」

       スタ スタ スタ スタ スタ

『メグ・ホワイト』に呼び掛けながら、
チョコを持って『北西方向』へ歩いていく。
『アージェント』の側面辺りを狙えるような位置を目指し、
ひとまず『果樹園』の入口付近に踏み込もう。
足元に『雑草』があれば、『ドクター・アリス』の『爪』で『刈る』。
パワーがあっても『草は草』だ。
『刃物』なら、力ずくで引きちぎるよりも簡単に、
『罠』を除去できるだろう。

813グリム『グリム・ランタン』:2022/08/18(木) 18:38:28
>>810
「『予想外』の事が起きていると見えるが、大丈夫か?
 『2vs1』――では無くなったようだ」

『エナジードリンク』は『ターゲット』にかかった・・・。
これでこちらの『仕込み』も一段階は進んだわけだ。

『グリム・ランタン』を半身にして、『蛍光灯』を前に出し、
『杖』を下げながら、ゆっくりと前に進む。
もし『草』に足を取られても、直ぐに反応できるようにしつつ・・・。

  クン クン

(さて・・・)

『超嗅覚』を利用し、周囲の匂いを再確認。特に『草』の匂いだ。
例えば、匂いが強く感じる方向があるとか・・・。
先程の『草結び』もそうだが、操作の前兆を掴めるなら有利に進む。

814『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/19(金) 17:47:23
>>812-813

>ホラ、こっちこっち。いっしょに『チョコ』たべようぜ??

メグ『〜〜♪』スタ スタ スタ スタ スタ

君(アルカラ)は『メグ・ホワイト』を誘導しつつ前進する。無論、手抜かりなどしない。
目前の『雑草』も『ドクター・アリス』の、このような時に役立つ鋭利な爪は
即席の草刈り鎌として有効だ。雑草は切断されると、切断された部位から一瞬にして
消失する。残る雑草部分の根本は再生する様子は無さそうだ。

そして『メグ・ホワイト』は鼻歌交じりで掲げるチョコへ顔を近づけ鼻部分を
ひくひくしつつ舌を出して無警戒で同じ歩調で歩く。
 やはり、君の想定通りだろう。このスタンドは、まだ少し遠くで呼びかける
本体の指示を聞くより、『餌付け』した君の言う事を素直に聞いてる。
 とは言え、どこまで『言う事を聞くのか?』と言う疑問もあるが……。

ー ー ― ー ― ― ― ― ― ー

君(グリム)は第一の『仕込み』を終えた。あらかじめアルカラことアリスと
決めたもの。追撃せずアージェントが地面に降り立つのを見守る。

  ――タンッ ビヨォ〜ォォンッ!!

 ガシャン   ギュルルゥンッッ!

アージェント「ふんっ 来ないかっ! 慎重だな」

むむっ! アージェントは地面に降り立つと共に、先ほどより遥かな
跳躍力を以てして金網のある高さ3m程まで上昇すると共に
彼女のスタンド靴、『二グロ・スピリチュアル』の靴裏が金網を踏むのと同時に
金具部分へ雑草が生えると共に、靴と一体化して固定し。更に彼女の手元には……。

アージェント「馬鹿の一つ覚え見たいに突撃したら
『コレ』を味合わせてやろうと思ったのによぉ」

アレは……『投げナイフ』だ! 2本の投げナイフ……それを手元で遊ばせるように
回しつつグリムを冷たい目で見下ろしている。
>810メ欄:草は戦士を護り包み跳ばす

そう言えば、接近すると共に微かに感じれた気がしたとグリムは思った。
『鉄の匂い』。それはアージェントが雑草の上に着地すると共に二本が
彼女の跳躍する位置と同じ部分に向かい、一本はオブシディアン方面に
移動したのを。
 恐らく……彼女の扱う『雑草』は重たいものは難しくとも、人が手で
持てる程度の重量であれば、雑草に『運ばせられる』のでは? とグリムは
『超嗅覚』の恩恵で予測出来る。

アージェント「相棒……『メグ』が戻ってこないなら、私らでこいつ
ぶっ倒して、もう一人も仕留めなくちゃならねぇんだ。
 ――何時まで、そのままでいるつもり?」

オブシディアン「…………ぅ……お……俺は」

アージェント「ちっ……まーいいさ。どちらにせよ、お前(グリム)は
私の獲物だ……切り刻みか、踏み潰すか、蹴り砕くか。どう料理されるか恐怖しなぁ!」

啖呵を切りつつ、アージェントは挑発を込め投げナイフで首を切る仕草と共に向けた。

雑草を扱う戦士……投げナイフと言う武器が、果たして何処まで彼女の優位を
上げるのか不明だ。だが、グリムも能力は未だ明かしてない。故に、アージェントも
強気な態度だが警戒は怠っていない。『匂い』がそう教えてくれてるぞ。

そして、依然として『オブシディアン』はスタンドの武器を使用したりサポートもなく。
敵意も戦意も低い様子で戦況を見守っている。……君達にとっては不利でなく
有利でしかないが……?

815『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/19(金) 17:50:44
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■●□□〇□□□■∴∴∴  ナ=投げナイフだ! 二本はアージェントが所持
∴∴■★ナ□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン
∴■□□∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント
∴■□□□∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ
∴■∴☆∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  全てが『果樹』となっている。
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ▽=『メグ・ホワイト』はアルカラの足元に居る。
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

816『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/19(金) 17:58:08

尚、グリムが『ドクター・アリス』に譲渡されてる『超嗅覚』で
『雑草』がアージェントが能力を事前に使用する前に『匂い』で
発動が予想されるか確認してみたが。全体的に草の匂いは強いものの
アージェントが跳躍した瞬間や、草結びで拘束された瞬間でも特別に
草の匂いが強まったと言う感覚はしなかった。

『匂い』で敵の攻撃の前兆を予知すると言う事は難しそうだ。
 とは言え『グリム・ランタン』ならば。もっと『簡単な方法』で
この能力を打開する事も可能かも知れない。

817夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/19(金) 19:41:18
>>814

『ニグロ・スピリチュアル』が生み出した『草』は、
『爪』で容易く刈り取れた。
これが分かったのは大きい。
こうして『草刈り』しながら歩けば、
安全を確保しつつ前進できる。
『ドクター・アリス』の射程『5m』と、
『ネイル』の射程『5m』を合わせると、
『最大攻撃射程』は『本体から10m』。
既に『射程内』に入っている。

    「――――ほいよっ」

       チョコンッ

『メグ・ホワイト』の舌の上に、チョコを一粒乗せる。
さっきのスピードを考えると、
敵に回すと厄介なのは間違いない。
これは予想だが、
本体の『オブシディアン』を攻撃したりすれば、
さすがにチョコよりも優先して助けに行くだろう。
つまり、狙うべきなのは『アージェント』という事になる。
ただ、『相棒』が倒れたら、
『オブシディアン』も『本気になる』という懸念はあるが。

(ほうほう――――)

そして、『視覚共有』で『アージェントの動き』を見た。
『跳躍』は先程も見た技だが、
自分自身を『固定』するのは意外な策だ。
思った以上に『応用力』が高いのかもしれない。

(ナンかねらってるっぽいな??)

『アージェント』が『ナイフ』を手にした事で、
『地面を這っていたもの』の正体が分かった。
ベリルは『投げナイフは三本セットで支給できる』と言った。
『振動の数』が『三つ』だった事とも一致する。
『二本しか回収しなかった』という事は、
『残りの一本』は仕込んであるのだろう。
だが、『不意打ち』というのは事前に知られてしまっては、
その効果はなくなる。

(グリムのコト、アリスは『しんじる』よ)

最初に『気付いた』のは、『ドクター・アリス』だ(>>791)。
その情報は、『グリムにも伝えてある(>>794)』。
だから、『信じられた』。
そして、自分も警戒している。
『視界』は『共有』でカバー出来るので、
念のため果樹の陰に隠れておこう。

(『オブシディアン』がジャマだなぁ)

隙を見て、
『アージェント』に『ネイル弾』を命中させたいところだが、
現在位置からだと、ちょっとメンドくさい角度になる。
当てられなくもないが、失敗する可能性も否定できない。
ここは万全を期しておくべきだろう。

         ガシッ

『ドクター・アリス』が『東側の木』に『上る』。
『アージェント』の視線がグリムに向いているなら、
こちらを発見される事はないだろう。
『狙撃』するなら、『高い位置』からの方が確実だ。

818グリム『グリム・ランタン』:2022/08/20(土) 19:22:41
>>814
「『慎重』ではなく『当然』だな。
 分からんか? これは『コンビ戦』だ・・・。
 お前の『仕込み』・・・俺一人が『感じている』訳では無い」

『アージェント』に話しかけつつも、『オブディシアン』に目線を向ける。
『オブディシアン』はいまだ動かない。とは言え、『無視』は出来まい。
『アージェント』は見ての通り、激情型のファイター・・・。
そんな彼女が、相棒に選ぶのだから・・・・・・。

(この手のタイプは『爆発』した時が『怖い』。
 倒せるならさっさと倒したいんだがな。
 当然、『アージェント』はそんな事は理解している訳だ)

能力は大体、分かった。
こちらの動きを制限し、自らをサポートする『雑草』。
かなり自由に操作できる・・・第二、第三の『手』みたいな物だ。

(さて・・・・・・『力押し』ではどうにもな。
 この『草』・・・もう少し調べた方が良いか?)

ジリジリと足を進めながらも、
後ろ手に隠した『杖』で『草』に触れ、『蝋燭』を設置してみる。

819『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/22(月) 10:37:20
>>817-818(レス遅れ失礼しました)

君(アルカラ)は、ほいっと言う掛け声と共に『メグ・ホワイト』の舌へチョコを一粒。

メグ・ホワイトは嬉しそうに一声鳴いて、チョコを飲み込む。

オブシディアン「! メグ……? メグ、近くに居るのか!? 何故来てくれない!」

そして、その声はオブシディアンにも聞こえたようだ。金網を囲む周囲からは
声援や実況解説が君達の行動を阻害しない程度の説明を大声でしてるものの
それでも既に君やメグ・ホワイトの距離は敵に近い。正確な位置までは
把握出来てはまだ居ないだろうが……。
『ドクター・アリス』は木へ登る。
 そして、オブシディアンの声を皮切りに……『跳んだ』
誰が? 決まっている……。

 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

>分からんか? これは『コンビ戦』だ・・・。

「――あぁ だから」

 ダンッ   『ギュゥンッ』

アージェント「お前は、此処で『脱落』するのさっ 蹴り『刻まれて』なあっっ!!」

!! 金網を蹴り跳躍、と同時に……その投げナイフの柄の部分を足元に
投げると共に、前へ出した『二グロ・スピリチュアル』の靴裏に触れる……!
 そうだ! 相手は『投げナイフ』と『二グロ・スピリチュアル』を金網と
同じ要領で『固定』した! つまりコレは即席の『ナイフ付きシューズ』だ!

  ダンッッ゛   グィ〜〜ン゛

アージェント「lady……ッ」

 ナイフ付きシューズを装備したアージェントは、降り立った雑草が沈み込む
勢いで着地。前傾で屈伸した姿勢で君を睨みつけつつ足に力を籠める……!

君(グリム)との距離は1m程。だが、相手は確実に『猛襲』の姿勢。
 何一つ隠す事のない荒れ狂う闘争のフェロモン臭を四肢へ纏っている!

『雑草』へ『蝋燭』は仕込ませた……さぁ、次が重要だ。

820『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/22(月) 10:40:46
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□●□〇□□□■∴∴∴  
∴∴■★□□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン 屈んだ姿勢に移ってる
∴■□□∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント 刃シューズ装備
∴■□□☆∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 上の果樹にドクター・アリス
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム 
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  全てが『果樹』となっている。
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ▽=『メグ・ホワイト』はアルカラの足元に居る。
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

821夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/22(月) 22:15:32
>>818-819

樹上に陣取った『ドクター・アリス』は戦局を観察する。
『アージェント』は攻撃態勢。
そして、グリムは『迎撃』の構え。
だが、『残り一本』があるはずだ。
『グリム・ランタン』相手に、
それを使わずに勝てるとは思っていないだろう。
敵側タッグは、この局面で必ず最後のカードまで切ってくる。
『ナイフシューズで仕留める』と宣言したのも、
隠し玉から注意を逸らすためかもしれない。

(おっとっとっとっとっ、みつかっちゃったよ〜〜)

まぁ、いくら遮蔽物があるとはいえ、
これだけ近付いたら気付くだろう。
だが、逆に好都合。
これによって、『オブシディアン』の集中力を、
ある程度まで散漫にする事が出来る。
『メグ』を気にした分だけ、
『相棒に対する援護』は疎かになるのだから。
とはいえ、正確な位置を特定されるのも面倒だ。

「『スパイごっこ』しよう。
 『メグ』と『アリス』は『エージェント』だ。
 いま『ヒミツキチ』に『センニュウ』してる」

「だから、コエだしちゃダメだよ。
 アシオトたてずにコッソリコッソリあるこうね」

舌にチョコを乗せた後で、小声で『メグ』に耳打ちする。

(そんでもって、『コッチ』は――――)

          ス ゥ ッ

『アージェント』に狙いを定め、
『ドクター・アリス』が両手で『指弾の構え』を取る。
『こっちの切り札』は、まだ使わない。
頭の中にある『理想的な流れ』は『こう』だ。

『照明』が落ちている『5秒間』の間に、
『アージェント』と『オブシディアン』を『同時に倒す』。

完全に同時でなくとも、最低限『アージェント』が『ダウン』、
『オブシディアン』が『ダウン寸前』くらいは狙っていきたい。
その理由は、相手を『強くさせないため』だ。
『アージェント』が倒れて『オブシディアン』が『爆発』するなら、
その様子を見せてはいけない。
『オブシディアン』が窮地に陥って『メグ』が『心変わり』するなら、
その様子も見せてはいけない。
『何が起きたか分からない内』に『終わらせる』。

822グリム『グリム・ランタン』:2022/08/23(火) 20:25:47
>>819
「・・・来い」

『グリム・ランタン』の陰に隠れて、>>813でメジャーに杖で触れておいた。
『切断』されたメジャーでは、『長さを測れない』――『機能』が失われる。
『蝋燭』を仕込まれたメジャーは、『切断』されない『頑丈な紐』になる。

(『武器』を支給される――まあ、飛び道具でなければ八割『刃物』を選ぶさ。
 『切れない物』を用意する必要があった・・・・・・。
 『殴打』なら『蛍光灯』で受けれる。『刃物』はメジャーで・・・『想定内』だ、ここまでは)

メジャーを手早く『杖』に結びつけ、アージェントに『杖』を振るい、メジャーを鞭のように叩きつける。
『投げナイフ』と『二グロ・スピリチュアル』――能力を利用して作った『必殺の武器』。
『自信』があるだろう。それを用いて『切り払う』なら――『絡め取れる』。

(さて・・・)

目線は勿論『アージェント』だ。
ただ、足元では『蝋燭』を仕込んだ『草』を踏みつけ、グリグリと捻ってみる。
普通ならこれで『破れる』ので、『蝋燭』が灯るはずだ。

823『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/24(水) 20:19:58
>>821-822(レス遅れ失礼しました)

>『スパイごっこ』しよう

君(アルカラ)の言葉に『メグ・ホワイト』は楽しそうな顔でコクコクと
縦に頷くと、次の瞬間にはわざとらしさも感じられる真面目な顔で
忍び足と首を左右に振って警戒する素振りをする。指示された遊びを
忠実に応じてるようだ。オブシディアンが何度が呼びかけるものの
それより君の言葉を優先してくれている。

『ドクター・アリス』はスナイパーの如く静かに機会を伺い待機する。
君の視界でも『共感覚』でも、既にその『火蓋』は切られていた……。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

アージェント「――fireッ」 ダァーーzノッッン!


! 君(グリム)も既に想定していたが、彼女の強襲は早い。
自身の仕込んでいた戦地たる地面の『雑草』、それがトランポリンのように
彼女の跳躍力を増し、一挙に君の方に跳び、肉薄!
 彼女の下で千切れた雑草より『蝋燭』が蠢くのを尻目に、その両の足が
今にも振りぬかれようとするのを認識する。

オブシディアン「――ぬぅッ」 バシュッ!

そして、同じタイミングでオブシディアンも動く!
先ほど(>820)彼が屈み拾い上げたのは……『投げナイフ』!
 アージェントが装備していた時に無かった残り一本の隠し武器。
彼女が雑草で動かし操作してたのを渡したのだろう。そして、今の
攻撃のタイミングで、牽制もしくはアージェントが君との攻防による
隙で少しでも負傷をさせる確率を上げる為のもの……!

アージェント「さぁ……8(バチ)8(バチ)に
強烈なのを味わいなぁ……!」

 ババババババババババッッ!!

 早い……! 能力を応用した二グロ・スピリチュアル(靴)とナイフの
刃のラッシュ(パス精:CBB)!!

 合わせるように……グリムも『切れないメジャー(鞭)』と
言う武器を振り払う!

(※文章には無いが、手を抜く意味が無い為にパス精:BBB
でメジャーを振ると解釈する)

 パチィィィンッッ! と言う音と共にメジャーは
アージェントを強かに打つ! 太もも付近だろうか? 
ラッシュの前に鞭の攻撃が当たった為に、君に刃ブーツの命中する前に
足の勢いが殺されてグリムへラッシュが当たる事は無かった。
 彼女は顔を歪めつつも瞳の光は衰える事なく戦意の焔を宿し君を見下ろし……!

アージェント「――チェェヤアッ゛ッ゛!!」

 そのまま未だ跳躍の時の勢いが死なないままに
当たったメジャーの動きが止まった事も合まって好奇とばかりに
君の一番命中しやすい面積。即ち胴体向けて水平に体ごと勢いつけて
蹴りを振りぬく!!(パス精:CBB)
 さぁ、この攻撃にどう対処する!?

824『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/24(水) 20:22:17
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□●〇□□□■∴∴∴  
∴∴■★□ナ□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン ナイフ投擲
∴■□□∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント 刃シューズ装備
∴■□□☆∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 上の果樹にドクター・アリス
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム 
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  全てが『果樹』となっている。
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ▽=『メグ・ホワイト』はアルカラの足元でスパイごっこ中
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  ナ=ナイフ 投げられた。グリムの足元目掛け飛来中
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

825夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/25(木) 05:30:46
>>823

『ニグロ・スピリチュアル』の動きは侮れないが、
正面からの激突なら『グリム・ランタン』に分がある。
しかし、戦局は『二対一』。
『アージェント』と『オブシディアン』の両方に、
同時に注意を払う事は難しい。

           (――――――『BANG』ッ!!)

     それは、敵も『同じ事』だ。

        ビシュゥッ!

『ハンカチ』に移植していた『超人的聴覚』を解除。
直後、『アージェント』めがけて、
『右手のネイル』を発射する(パス精DBB)!!
今の瞬間、敵タッグの意識は、
『グリム一人のみ』に向けられている。
『ドクター・アリス』の性能なら、
この状況で『狙撃』を外す事は有り得ない。
狙いは『聴覚移植(>>821)』。

(『ドクター・アリス』――――『メガ・ボリューム』)

命中したなら、会場内の『騒音そのもの』が、
何倍にも増幅された『音の攻撃』となって、
『アージェント』に牙を剥く事になる。
しかも、『全力の攻撃』の最中の『完全な不意打ち』だ。
確実に『隙』が出来るだろう。

(『そろそろ』かな…………)

ただ、『ネイル』が飛んできた方角から、
『ドクター・アリス』の居場所は割れる可能性が高い。
だから、念のために『奥の手』を使う心構えもする。
もちろん『会場のブラックアウト』。
『超人的嗅覚』を持つグリムには、
暗闇の中でも『アージェントの位置』が正確に分かるはず。
場合によっては、一気に畳み掛けてしまうチャンスになる。

           スッ

残る左手の照準は、事前に『オブシディアン』に向けておく。
いざという時には発射するが、主な目的は牽制だ。
もし『ガトリング』をブッ放そうとしても、
既に攻撃態勢に入っている『アリス』の方が明らかに速い。

826グリム『グリム・ランタン』:2022/08/25(木) 19:02:29
>>823
「想定通りには行かないが・・・まあ、よし」

『杖』(鞭)とは逆の手で構えていた『蛍光灯』を盾代わりに、『アージェント』の一打を受ける。(パス精BBB
『アージェント』はまだこちらの能力の『本質』は捉えていないだろう。
何らかの能力が付与されていると予想はしているだろうが、自分の蹴りである程度『壊せる』と予想している筈だ。
力を込めて、『蛍光灯』と蹴りを拮抗させたい。

「君の『蹴り』――『スタンド』では『壊せない』ぞ・・・残念だが」

これは事実だが、『アージェント』の『蹴り壊してやる』という『負けん気』を引き出せれば幸いだ。


(チッ――)

そして、同時に『オブシディアン』がナイフを投げているのは確認した。
とはいえ、手が回るか――『アージェント』と対峙している今、下手に体勢は崩したくはない。
避け、受け、どう動くか。

(なんにせよ、無防備に『受ける』わけにもいかないか!)

『杖』を『グリム・ランタン』の手の中でグルリと回し、『メジャー』をこちら側に持ってくる。
自分の手で『メジャー』を掴むことが出来たなら、それをピンッ!と両手で伸ばして、ナイフを受けたい。

827『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/26(金) 19:20:34
>>825-826
(描写が抜けてたので申し訳ないが、闘士入場と共に赤と青の入り口は
包囲してるリングと同様に、アリーナの整備員が金網で入口部分を閉じてると言う形です)

さて、『アージェント』としてはだ。君(グリム)の事を
『近距離パワー型スタンドの使い手』であるとは認識していた。
彼女も決して馬鹿では無い。だが、スタンド使いである前にアリーナの闘士だからこそ
未知数の能力に腰を引けるなどあってはならない。だからこそ、勇猛果敢に
自身の力『二グロ・スピリチュアル』の力を活かした全身の力をフルに使っての
蹴りをお見舞いせんと放った……が。

>君の『蹴り』――『スタンド』では『壊せない』ぞ

 ガギィーーー……ンッ

アージェント「! ッ物体を壊せないように」
                  『BANG』
                 ビシュゥッ!   ドン……ッ!
              「ガッッッ゛!!?」

 宙で蹴りと壊れぬ蛍光灯が交差し、その衝撃はグリム・ランタンを通して
君(グリム)自身にも生半可でない威力の震えを伝えたが、無傷!

代りに、硬直する彼女の横から何か小さな物体が攻撃と防御の硬直の
完全な隙と共にアージェントを襲い、呟いた語尾と表情は歪みきる!
 多分、相棒(アルカラ)の狙撃だ……アージェントを敗北へ濃厚にさせんとする一矢!
 
グリムの狙い通り。アージェントとの攻防は君が完璧に軍配が上がった。
……と、なれば良かったが。

スタンド使いによるスタンドのスペックと本体の動きに関してたが。
『グリム・ランタン』はパス精:BBBの近距離パワーとしては間違いなく上位の
人型スタンドである事は間違いない。
『斧』や『ハンマー』等、大型の『道具』を駆使した人間が発揮出来る『破壊力』
移動速度は『猛獣』や『小型二輪』並み。
『訓練を受けた人間並み』の精密動作性。

まず間違いなく『グリム・ランタン』に対して『投げナイフ』が投擲されたなら
アージェントの攻撃を防ぎつつ、ナイフを防御するのも問題なかった筈だ。

……だが。

 ――ザシュッ……ッ

・・・・・
君の行動は。君(グリム)の動きは人の域は超えれない。
グリム・ランタンが投げナイフを杖で弾くとかなら、普通に弾き落としただろうが
君が切れないメジャーで受け止めると言うのは、少々難しい行動だ。

故に、投げナイフは投げナイフとしての機能を活かし。僅かにだが
君(グリム)の二の腕を浅く切りつけ後ろへと重力に従い落下するのが
超嗅覚からも伝わった。オブシディアンと君の攻防に関しては
オブシディアンが少々優位をこの瞬間だけは得たと言うべきか。
 だが、この戦況の中心であるアージェントは意識が遠のくような顔で
『グリム・ランタン』の前で着地する。……すぐ動けると思えない。
これは『好奇』だ!

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

オブシディアン「!? アージェント……ッ」

君(アルカラ)の『狙い』は見事にこの戦況を大きく優勢へ変えるのに成功した。

アージェントとグリムの攻防。その隙を突いた『超聴覚』。
 この歓声と野次、大音量が犇めくアリーナ闘技場において初めて受ける彼女からすれば
音の爆弾を受けたに等しい。一瞬意識が眩んだ顔でパワー型スタンドのグリム・ランタンの
前に着地する。
 オブシディアンは、そんな彼女の異変に声を投げかけつつも自身のスタンド
ガトリング銃たる『ザ・ホワイト・ストライプス』で援護をする様子もない。
 投げナイフも投げ終え、彼には武器らしい武器は無い。
ドクター・アリスも念のために標準を合わせる。観客席や実況も今のやり取りに
興奮の声と大歓声だ!

『……obu……?』

と……『メグ・ホワイト』は『ドクター・アリス』が本体たるオブシディアンに
指弾の構えをしてるのに気づいたのか、少し不安そうな声と共に
君(アルカラ)とオブシディアンに、アージェントやグリムにも視線を彷徨う。
 君を敵だと認定した訳ではないようだが……。

828『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/26(金) 19:40:26
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□●〇□□□■∴∴∴  
∴∴■★□ナ□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□□∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント 地面に着地、重症
∴■□□☆∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 上の果樹にドクター・アリス
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム 
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  全てが『果樹』となっている。
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ▽=『メグ・ホワイト』はアルカラの足元
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  ナ=ナイフ 地面に落ちた
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

829グリム『グリム・ランタン』:2022/08/26(金) 20:28:40
>>827
「グッ・・・」

『メジャー』を手放し、切られた二の腕を思わず抑える。
とっさの行動にしては、無茶が過ぎた。
一瞬でも腕を使えなくさせられるのは、致命的――。

「『アリス』か・・・!」

だが、『アージェント』の苦悶の表情。
お互い『相棒』の一撃が上手いサポートとして働いたが、
軍配が上がったのはこちらのようだ。

「・・・・・・すまんな。君から『強烈なの』は、一発も受けてやれん」

 グ  グ

先程『アージェント』の一撃を受けた、『蛍光灯』を大きく振りかぶり、力を込めて――。

「だが、代わりに拍手を返そう。健闘を称え――『88(パチパチ)』とね」

――振り下ろす!(パス精BBB

830夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/27(土) 01:18:37
>>827

『ドクター・アリス』を『近距離型』だとは思っていても、
『飛び道具』がある事までは予想しなかっただろう。
遠距離からの『移植』は、『成長』で得た新たな戦法だ。
『5m』までしか届かないのが欠点だが、
近付かなくても攻撃できるようになったのは大きい。

「イカした『サウンド』でしょ??しばらく『たのしんで』てよ」

『アージェント』が倒れるのは時間の問題だ。
この段階になっても『オブシディアン』が何もしないという事は、
『ザ・ホワイト・ストライプス』自体には、
本当に戦闘力がない可能性が高い。
多分、完全に『メグ・ホワイト』に依存してるんだろう。

  「おっとっとっとっとっ、『まちがえちゃった』よ〜〜」

              スイッ

     「『メグ』、おしえてくれてサンキュー」

『ドクター・アリス』の左腕を動かし、
『指弾』の照準を『リンゴ』に移す。
やっぱり『本体』を狙うような素振りを見せると、
さすがに反応するか。
それを確認できたと考えれば無駄にはならない。

「おりこうさんの『メグ』には『ごほうび』あげなきゃね」

     バ ラ ラ ラ ァ ァ ァ ァ ァ ッ

『残っているチョコ』を、自分達の後方(南側)に『全てバラまく』。

「『たからさがしゲーム』だよ。
 いまから、ココが『まっくら』になるからさ。
 『ニオイ』だけで『ゼンブのチョコ』をさがせたら『メグのかち』」

『次の行動』のために、グリムとの『視覚共有』を解除。

「わたしが『ひとさしゆび』をたてたら『スタート』だよ。
 ゼンブさがせるかな??」

『次のグリムの一撃』が決まれば、
『アージェント』は倒せるだろう。
その『直前』を見計らって『合図』を出し、
会場全体を『ブラックアウト』させる計算だ。
周囲が『暗闇』に包まれた瞬間に、『ドクター・アリス』が動く。

831『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/29(月) 08:39:00
>>829-830

>代わりに拍手を返そう。健闘を称え――『88(パチパチ)』とね

アージェント「……さ……っ゛」

           ブゥン――ッ!

アージェント「せっ……!!ッ゛」

君(グリム)の相棒(アルカラ)が掛けた能力。君の場合は周囲の状況を隅々まで
知れる『恩恵』。そして、彼女が今かかったのは『呪縛』
 頭から震わせ、全身が痺れるように緩慢な動き。どう見たって嗅いだって
ベストな状況の筈がない。それでも反撃を直ぐに繰り出そうとするのは意地か
アリーナの闘士としての矜持か?

 『グリム・ランタン』に対し、振り下ろすのより僅かに遅れつつも
そのスタンドの胴部目掛け姿勢を低くしての前蹴り(パス精:ⅭBD)を繰り出す!
 このまま互いの攻撃が交差すれば、まずアージェントが予想する折れない
蛍光灯は浅くなくも頭部に命中するが、刹那のタイミングでグリム・ランタンに
蹴りがヒットし後方へと其の威力で逃げようと言う思惑あっての攻撃だろう。
 少なくとも、この交差では確実にアージェントが『深手』を負うだろう。

― ー ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

>『たからさがしゲーム』だよ

メグ『game……megu……game……sukiッ』

メグ・ホワイトは君も予想する通り、自動操縦又は自立型で本体の指示より
己のルールに沿って動くスタンドだ。

君の『チョコの餌付けを交えた遊び』は、メグ・ホワイトにとって好感触だ。
 破顔して舌を垂らしつつ、素直に頷く。オブシディアンも、呼びかけるところでなく
頼りにしてるであろう女戦士の危機にメグの名の代わりに彼女の名を叫ぶ。

このまま順当にいけば……何事もなく『勝利』を迎えるだろう。

832『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/29(月) 08:41:27
(レス遅れ申し訳ありませんでした)

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□●〇□ナ□■∴∴∴  
∴∴■★□□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□□∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント 重症
∴■□□☆∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 上の果樹にドクター・アリス
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム グリム・ランタン
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  全てが『果樹』となっている。
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ▽=『メグ・ホワイト』
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  ナ=ナイフ 地面に落ちた
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

833夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/29(月) 21:37:12
>>831

あの状態から即座に切り返してくるのは立派だ。
しかし、あくまでも咄嗟の対応であり、
『アドリブ』の域を出ていない。
それとは対照的に、こちらは『プラン』に従って動く。

   「よぉ〜〜し」

         「じゃあ、いくよ〜〜」

                     ピ ッ !

自分自身の右腕を高く上げて、勢いよく『人差し指』を立てる。
最初に決めておいた『サイン』だ。
『アージェント』や『オブシディアン』だけでなく、
位置的に『グリム』にも見えないだろうが、
事前に話し合っているのだから問題はない。

        バ ッ ! !

会場が『暗闇』に包まれた瞬間、
『ドクター・アリス』が『跳躍(>>825)』する。

                  ビシュゥッ!

跳んだ直後に、左手の『指弾』を発射(パス精DBB)!!
狙いは――――『オブシディアン』だ!!
命中と同時に『視覚移植(>>830)』を発動させ、
『光に弱い性質』を付与。
『真っ暗な状態』では、
当たった時に軽い痛みを感じるくらいで、
『何をされたか』も分からないだろう。
だが、『光』が戻った瞬間、両目を『焼かれる』事になる。

           タンッ

そのまま『ザ・ホワイト・ストライプス』の上に着地し、
『ガトリング銃』を『踏み台』にして更にジャンプ。
すれ違いざまに、
右手の『爪』で『オブシディアン』を軽く小突き、
続けて『超人的触覚』を『移植』。
これら一連の動作を流れるように行い、
最終的に『オブシディアン』の側面に回り込みたい。

  (『ジュンビ』はできた)

            (ツギで『きめる』)

『オブシディアン』の現在位置は『壁際』。
『北』と『西』は塞がっている状況だ。
『南』に行くと『戦場』から遠ざかってしまうから、
残る『東』を押さえてしまえば『追い込める』。

834グリム『グリム・ランタン』:2022/08/29(月) 22:30:50
>>831
「その意思の強さ、立派な物だ。素直に感服するよ。
 まあ――あがいても、どうにもならんが」

『杖』の先端を地面に向ける形で『前蹴り』をガード。(パス精BBB
『蛍光灯』を振り下ろしている最中だが、盾にする程度のシンプルな動きであれば可能だろう。
振り回される『メジャー』も、邪魔にはならないはずだ。

「さて、君のスタンド・・・どうだろう? 他人から『能力』を使われたら違和感を覚えるのか?
 俺の『能力』はもう仕込んでいたが・・・気づいていたか?」

先程から『蝋燭』を足元の『雑草』に仕込み、色々と試していた。
踏みにじり・・・『蝋燭』が灯っているのなら・・・。
防御の際に『杖』の先端を向ければ、それだけで『解除』の準備が出来る。

「・・・彼が投げた『ナイフ』、『布石』じゃあないか?
 『ナイフ』を運べるのは、さっき見せて貰った」

人知れず『ナイフ』を運べる『操作性』。一瞬であれ『グリム・ランタン』を縛り付ける『パワー』。
自分の背後に落ちた『ナイフ』が『何もしない』だなんて、あり得ないだろう。
だが――自分の『足元』の『雑草』は、『終わりを免れている』だけだ。

「だから・・・『前に進む』」

やることはシンプルだ。
『杖でガード』。『その杖で足元の雑草の蝋燭を消す』。そして、『一歩前に出る』。
自分の後ろに『雑草』の『空白地帯』を作り、『ナイフ』に対する『保険』とする。

835『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/30(火) 10:09:03
>>833-834

>だから・・・『前に進む』

              ――ゴォ  グ シャァッ!

アージェント「――ゴ……ッ゛……」

君(グリム)に驕りは一切生じない。相棒(アルカラ)も同様だろう。

アージェントの破れかぶれにも見える蹴りを杖で防ぐ……成功
 杖で足元の雑草の蝋燭を消す……問題なく成功。嗅覚で鉄の匂いが背後に
移動していたのを感じたが、雑草の消えた場所で止まる。やはり、何らかの
布石としては準備してたのだろう。もっとも、君の能力やアルカラによる援護で
無駄で終わったようだが……。
 
 簡潔に結果を示そう。『アージェントの頭部に蛍光灯は直撃した』
蹴りは防がれ、そして反動で後方に退避しようにも本調子でない事と
グリム・ランタンの動きであれば、十分に回避させる事なく本体へ一撃を加えられる。

スタンドによる破壊不能と化した蛍光灯は警棒の如く、重い。それを銃弾のような
速さと威力で受けるのだ。生半可なダメージでは済まされない。

 急激に後ろの地面に転倒。能力による雑草の恩恵によって軽く跳躍し
地面に倒れる勢いでのダメージは軽微で済んだようだが、直ぐに周囲から
草の匂いが薄まり、視覚内でも辺り一帯の雑草が縮まって成長が逆戻りして縮小
消失するであろう光景を見る。とは言え、その途中でアルカラが予め決めた
合図を発動したらしく、アリーナ地下闘技場の照明一帯が消える。
 だが『二グロ・スピリチュアル』のスタンド能力が解除されたと言う事は
アージェントが気絶、再起不能状態だと言う事だ……。

― ― ― ― ― ― ― ― ー ― ―

 ピ ッ !

 照明が消える! その瞬間の前に、君の共感覚でも視覚内でも
アージェントがグリムの一撃で吹き飛んで倒れるのを見届けた。
 闇の中でも『ドクター・アリス』は目標を見誤る事はあり得ない。

大樹から飛び立つスタンド、その間に揺れた木々から果樹が数個落ちる。
超感覚を駆使し、闇の中であっても伝わるオブシディアンの大きな像の前に
跳んで、ガトリング銃を足場に。その間にも『移植』は神業の速さで済ませた。

オブシディアン「アージェント! しっかり……ッ……停電? な、なんだ??」

オブシディアンは君に注意を払わない。大ダメージか再起不能に近い一撃を
繰り出された直後に闇によって状態がわからない相方に意識を全て向けてる。
 闇が明ければ、直ぐに自分の異常に気付くだろう。
ほぼ『詰み』に近い……。


              
                ―――パッッ!

オブシディアン「アージェ……!!? ぐぁぁ゛嗚呼……ッ!」

闇が明ける。オブシディアンは、直ぐに自分の両目を片腕で庇い蹲る。

アージェントも微動だにせず大の字で倒れており、その際に解除によって外れた
足のナイフも脇に転がってる。

解説『おー--っと!! アルカラ選手、前もってこちらは聞いてたが
見事に停電の作戦でオブシディアン選手に対してダメージ!
 身動きができなー---い!!
89位のアージェント! 初参入のグリムのスタンドとその能力に為す術なく
打ち破れたあああああ!! 強い!! 強いぞー--!!! 二人ともー--!!!』

ベリル『……決着、かな。アージェントも能力を解除して辺り一帯の
雑草は既に見た所消失している。素性が不明で少し心配だったが
オブシディアンと言う奴も始終戦意の低いのが不思議だったが、あの間合いと
アルカラの能力で縛られた状態で勝ち目があるとは思えない』

オブシディアン「……っ……モウ……イイ」

     ……こう さん……だ。

直ぐ傍の『ドクター・アリス』は、歓声の中でオブシディアンが掠れ声で
そう口にするのを聞いた……。

836『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/30(火) 10:12:06
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□●□〇ナ□□■∴∴∴  △=ドクター・アリス
∴∴■★□□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□△∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント 気絶? 能力は解除されたようだ
∴■□□☆∴▽∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム グリム・ランタン
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  全てが『果樹』となっている。
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ▽=『メグ・ホワイト』
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  ナ=ナイフ 雑草手前で落ちた。もう動かない
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

837夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/08/31(水) 02:11:33
>>835

『ドクター・ブラインド』の『視覚移植』は、
対象に『10秒間』の『盲目化』をもたらすものだった。
だが、『ドクター・アリス』の『視覚移植』は、
『光に弱い性質』を与える事で、
『間接的なダメージ』を『眼』に与える。
そのため、『制限時間』である『10秒』を過ぎても、
『見えないまま』なのだ。
眩く輝く『光の奔流』が『目の前の世界』を『消し飛ばす』。
『これ』が――――――。

  「『ドクター・アリス』――――『ブラックアウトact2』」

これで『オブシディアン』は『何も見えなくなった』。
しかも、『光のダメージ』によって、絶大な『隙』を晒している。
そのチャンスを逃す『アルカラ』ではない。
『オブシディアン』には、『超触覚』を『移植』済み。
『痛み』を『ブースト』させた『爪のラッシュ』で切り刻めば、
大して時間を掛けずに意識をブッ飛ばせるだろう。

    「――――――あ、そう??」

しかし、予想外の言葉に攻撃の手が止まる。
確か、『降参』を宣言した相手を攻撃すると、
『ルール違反』になった気がする。
ただ、まだ『油断できない』。

「でも、『コトバだけ』じゃダメだよ??
 『それなりのタイド』ってモノをみせてくれなきゃねぇ〜〜」

取り外した『ネイル』の位置は、何となく把握できる。
『オブシディアン』に当てたヤツは、近くに落ちているはずだ。
それを拾う。

「お〜〜〜〜〜〜い!!
 『カイセツ』の『ベリル』さ〜〜〜〜〜〜ん!!」

頭上を見上げ、そこにいる『ベリル』に向かって叫ぶ。

「『オブシディアン』はこういってるけどさぁ、
 ホンキで『コウサンする』なら、
 『ノウリョクをカイジョ』しなきゃダメだよねぇ〜〜??
 そうじゃないと『フェアじゃない』でしょ??」

「わたしも『オブシディアン』に『ノウリョク』つかってるんだよね。
 だからさぁ、きちんと『タイジョウ』してくれないと、
 ずっと『カイジョ』できないままじゃん??
 ソレって『ノウリョクのムダづかい』だよねぇ〜〜??」

そこまで言って、視線を『オブシディアン』に戻した。

「マジで『コウサン』するなら、いますぐ『カイジョ』して。
 『3びょう』だけまってあげる」

    「『カイジョしない』なら『カイジョさせる』よ」

『警告』を与えながら、『メグ・ホワイト』の様子を確認する。
『会場の暗転』によって、『メグ』には、
『アリス』が『オブシディアン』を攻撃する光景は見えていない。
おそらく、『敵対状態』には入っていないとは思うが、
『用心』はしておく。

>>(グリム)

「ホントに『カイジョした』んならさ、
 たぶん『ザッソウはきえる』よね」

『アージェント』を打ち倒したらしい『グリム』を一瞥する。
一見すると、決着はついたように思えた。
しかし、安心するのは早い。

「でも、『ザッソウがきえた』からって、
 『カイジョした』とはかぎらないよねぇ」

『能力を解除した振り』をして不意を突く。
そういう可能性が十分に考えられるからだ。
これまでの経験上、
『最後の最後』で何かやってくる相手は多い。

「『アージェント』って『ザッソウ』を『あやつれる』んだよね??
 ジユウにコントロールできるってコトは、
 『セイチョウさせる』だけじゃなくて、
 『そのギャク』もできるんじゃないかなぁ??」

つまり、『成長の逆戻り』も、『操作の範囲内』の疑いがある。

「『ジャッジ』がはいるまでは、
 まだ『シアイ』は『おわってない』から、
 『おつかれさま』は『おわったあと』にとっとくよ」

   「いわなくてもわかってるとおもうけど――――
    『アリス』も『ユダンしてないよ』ってコト」

838グリム『グリム・ランタン』:2022/08/31(水) 17:26:53
>835
「俺の足を・・・『アキレス腱』でも切れていれば、戦局は変わったかもしれないな」

体を半回転させ、『杖』を『アージェント』に向けながら、
背後にあるであろう『ナイフ』を『蛍光灯』で弾き飛ばす。
念には念を――だ。無駄な追撃をするつもりはないが、驚異は取り除いておくに限る。

>>837
「『アリス』か――先程は助かった。
 『アージェント』の反応が遅れなければ、
 こうも綺麗に攻撃は決まらなかっただろうからな」

いつの間にか『アリス』の方も、『オブディシアン』を圧倒しているようだ。
味方ながら、なんとも恐ろしい。

「無論だ。勝敗を決めるのは俺達ではなく『アリーナ』だろう。
 ゴングが鳴るまでは警戒はしておくとも」

『アージェント』の雑草は消えたが・・・。
『ニグロ・スピリチュアル』そのものが消えてるかどうか、一応注意して確認しよう。

839『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/31(水) 19:41:14

――ゴォ  グ シャァッ!

  『決着――――ッッ!! 今宵、アージェントに対する挑戦を見事に制覇したのわあああぁぁ!!!

・・・・・・・・
ベリル・ストック! エクリプスとの幾度の死闘も潜り抜けた猛者その人だあああ!』

 ……懐かしい、忌まわしい光景だ。
見下ろす冷たい目と、靡く血のような赤い髪。

場内は奴を称える声を満たし、私に対する嘲笑と野次が鳴り響く。
 医務室で、全ての負傷は完治される。だが、私が受けた『傷』は直らない。
永遠に、このアリーナで生き続ける限りベリル・ストックと言う相手に負けた。
その瑕は決して消えない。人々が覚え続ける限り、忘れない限り。

あいつに負けた瞬間。私は『黒』い場所に追いやられる。
 子供の頃は、心無い奴らが肌の事で私や家族を馬鹿にした事もあった。
私が何か悪い事をすると、親は真っ暗い場所に閉じ込めて反省を促した事もあった。

『黒』は嫌いだ。だから『白い』場所へ憧れ焦がれる。
 あの時、ベリル・ストックは眩しい白の中にいた。勝利を称えられる白の場所で。
なのに、奴の顔には喜色の影は無かった。
 私に勝った癖に、不満足なあの顔。溜らなく、それが嫌だった。
『白』の場所を受け入れない、そんなあいつが新参のガキ見たいな奴に『黒』い
場所へ突き出されたのに関わらず、私に勝った時よりも晴れやかな顔を浮かべていたのも。
全部、憎らしかった。

 シクシク     シクシク……。

煩わしい泣き声だ。故郷の、私の家の近くに住む無駄にでかい白い男。
 何時も住んでる場所では一番の大男の癖に、小心者で喧嘩も出来ない弱虫。
弱者と誹られる、私の大嫌いな『黒』い場所に居る奴。
 あいつが傭兵なんぞに就くと聞いた時は、槍でも明日降るんじゃないかって思った。
ただ数年足らずで故郷に逃げるように帰った時は、やっぱりなと安堵もしたが。
 
けど、アリーナで負けて久しぶりに帰って奴を見た時。あいつが更に
黒い場所で蹲ってるのを見た時は、心の中でずっと燻っていた私の中の
黒色の炭見たいなものが一気に燃え上がった。
 本気で能力を活用できれば、アリーナでも上位に昇りつめられる可能性がある
そんな力を所有してるのに『PTSD』なんぞ負って再起不能になりかけてるあいつが
自分の中の未来を重ねてるように思っちまったのかもな。

私は必ず、この世界で『白の場所』へ君臨する。決して黒に染められない白に。

何をしようと、例えどうなろうとも私は私だ。アリーナの……
   白金
『アージェント』は決して……黒を赦しなどしないのだからッッ。

840『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/31(水) 20:15:43
>>837-838

>ホンキで『コウサンする』なら、
 『ノウリョクをカイジョ』しなきゃダメだよねぇ〜〜??

ベリル『あぁ、当然だな』

解説者『oh oh oh! そうだぜぇぇ腰抜けオブシディアン〜〜〜ッ!
youの遅延行為は、このチェックメイト状態じゃあ、まー-ったくの無意味!
観客が盛り下がる前に、素直にとっとと降参もmeは吝かじゃない!
 アリーナはリンチショーを望んじゃいないんだぜ!』

   ブー ブー!

そうだそうだー!   てめーオブシディアン! 
           お前に賭けてたってぇのに最後までチキンかー!
    この腰抜け野郎ー!

 こ・う・さ・ん! こ・う・さ・ん! こ・う・さ・ん!


オブシディアンが余りにも試合としては『無様』な立ち回りであったからだろう。
 普段なら、余り試合で選手に声援を投げかけても責めるような品位のない行動を
しない筈だが観客の質が毎日最上である訳でもない。今日は幾らか全体的にマナーが
些か良くないのだろう。会場全体で虐めのようにオブシディアンを責めるコールだ。

『超嗅覚』でも、視覚内でも解るがオブシディアンは脂汗を流し
ストレス臭を発しつつ、涙をポタポタ流しつつ能力を解除しようと試みてるようだが
いかんせん精神的なものなのか、解除と発現が同時にされるような
随分と不安定な挙動をして、震え声と共に少し大きめに宣誓しようとする。

オブシディアン「こ……こうさ」


         ――やめろぉおおおお!!!!!!!!


瞬間、比較的近くにいるアルカラや、グリム。どちらも鼓膜が破れかねない
制止の声を聴く。会場の降参コールも一瞬静まる。

ベリル『……アージェント』

叫んだ主を読み上げるベリルに構わず、血反吐が出るような声で彼女は続けた。

アージェント「どいつもこいつも……ッ゛ ふざけた事を言いやがってよ゛っ
相棒……ッ゛ てめぇはこのまま終わって満足か!?
黒(敗者)のまま、永遠に角に縮こまって言われ放題のままかっっ゛!
 私は御免だ……ッ゛ お前が拒絶しようともっ!
私は『白』のままに生きる! 『黒』のままに生きるぐらいならッッッ゛
――『白』のままに死ぬ事も辞さない!!」

 ――ズッ……ッ!

オブシディアン「アージェ、お前、何する気……ッ
まさかっ、アージェント!! やめろ!!
『それだけは決してしちゃ駄目』だ! やめるんだ!!」

見えてない彼には何を彼女がしようか分からない。だが、その
並みならぬ鬼気迫った声で勘づいたのだろう。

君達二人は、彼女の挙動に注視する。直ぐに、何を彼女がしようとしてるか理解出来た。


――『林檎』だ。彼女は、大事に脇に抱え込むように所有していた
『林檎』を既に掴み、口に運んでいた。

そして、誰に止められる事もなく。


                   ――シャリッ

一口、齧った。

            ……ドクンッッ!

841『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/08/31(水) 20:22:18

尚、君(アルカラ)が見た限り『メグ・ホワイト』はオブシディアンを
君が攻撃するのは暗闇内で目撃はチョコ探しゲームもあって目撃は避けられた。
 その為、チョコを全て見つけ口につつ『ドクター・アリス』が木から飛んだ時に
落ちたリンゴを二個程両手で拾って持ってるメグは。オブシディアンの様子と
アージェントの只ならぬ様子を心配そうに見てる。

アージェントは、本当に一時的に数秒は気絶してただろう。グリムには
彼女が倒れた足元のスタンドが解除されたのを見たし、リンゴを口にするのと
ほぼ同時のタイミングで彼女が二グロ・スピリチュアルを再発現するのを視認した。



∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□●□〇□ナ□■∴∴∴  △=ドクター・アリス ネイルは拾った
∴∴■★□□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□△∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント 『林檎』を齧る
∴■□□☆∴▽∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム グリム・ランタン
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  全てが『果樹』となっている。
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ▽=『メグ・ホワイト』
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  ナ=ナイフ アージェントの両脇にも転がってる
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

842夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/09/01(木) 06:07:35
>>840

今の『アージェント』を見てると、『懐かしい感じ』がする。
初めて『アリーナ』の試合に出た時の事を思い出す。
『選手』としてだけじゃなく、『スタンド使い』としても、
『初めての戦い』だった。
その時の『ベリル』も、ギャラリーに向かって、
『同じような事』を言ってたっけ。
なんていうか、意外と『似た者同士』なのかもしれない。

「『オブシディアン』――――『いいコト』おしえようか??」

「『アルカラ』が、はじめて『しあい』にでたときのコト」

『視力』を失った『オブシディアン』を正面から見つめながら、
『ドクター・アリス』が腕を伸ばす。

「わたしの『あいて』は『ベリル・ストック』だった」

「そのときは、まだまだ『アルカラ』もミジュクモノでさぁ。
 おもいっきり『イイの』をくらっちゃって、
 『コウサンしろ』っていわれたんだよね」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

「――負けを認めろ、アルカラ。
 それ以上、ルーキーのお前を嬲る趣味は私にはない
 お前のスタンドは、スピードも精密さも私の『シンプリ―・レッド』と同じ。
 能力に関しては、まだ看破出来ないものの。
 殺傷能力が高ければ直ぐに発動してる筈
 お前のスタンドは、どちらかと言えば補助系であると私は踏んでる。
 繰り返す……認めろ。
 お前は未だ伸びしろがある。幾らでも這い上がる事が出来る
 大海に飛び込むのに、お前はまだ早すぎる稚魚であったと言うだけだ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

       「それで、わたしは『ギブアップ』した」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

      ギブアップ
「でも――『降参』する。
 ベリルが言う通り、私はスタンド使いとしては未熟だった。
 まだ身体は動くし頭も働くけど、
 今のでやってやろうっていう気も失せちゃった。
 アリーナの存在を確かめる目的は達成してるから、
 欲張るのは止めて引き上げることにするよ。
 ここで無理に粘って病院送りになっても損するだけだし。
 私は人生を楽しみたいから、貴重な時間を無駄にしたくないの」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

  「でも、わたしはベリルに『わたしをわかってもらいたかった』から」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「私を動かす意思の力は、『麻疹』なんかに例えられるようなものじゃない。
 私は、それを理解して欲しかった。
 だから、私に対する認識を、今この場で改めて欲しい。
 そうじゃなければ、私は『続行』しなればいけなくなる。
 あなたに私を理解してもらうためには、それ以外にないから」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

   「だから、『わかってもらえてない』なら『つづける』っていったよ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
              プライド        キャリア
「私には、選手としての『誇り』も、守るべき『戦歴』もない。
 でも、『安い好奇心だけで首を突っ込んだ愚かな小娘』と思われ続けるくらいなら、
 私は迷うことなく、観客の前で嬲られ甚振られる方を選ぶ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

    「『どっちをえらぶか』は『ベリルにまかせる』ってさ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

「どっちを選ぶかは任せるよ。私は、それに対応する方を選ぶ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

        「――――――『そういった』んだ」

843夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/09/01(木) 06:08:46
>>842

  「『つづける』か、『おりる』か」

              ――――――ビシュゥッ!

    「『どっちをえらぶか』は『オブシディアンにまかせる』」

既に準備(>>837)していた『指弾』を発射(パス精DBB)。
当然、『アージェント』を狙う。
目的は『視覚移植』。
外れても構わない。
すぐ近くには『グリム』がいる。
一瞬でも注意を逸らせれば十分だ。
もちろん、『これだけじゃあない』。

           ダッ!!

発射と同時に『ドクター・アリス』が距離を詰め、
『八本の爪』を閃かせながら、『アージェント』に接近(スB)。
『アージェント』は『グリム』と対峙していたのだから、
角度的に『斜め後方』からの急襲という形になる。
『グリム・ランタン』と『ドクター・アリス』の『挟み撃ち』だ。

「もしも〜〜〜〜し??きこえてますかァ〜〜〜〜??」

         スゥゥゥゥゥゥ………………

  「 ア ー ジ ェ ン ト ! ! ! ! ! ! 」

さらに、本体自身で『シャウト』をブチ込む。
ただ『叫ぶだけ』の行動だ。
『スタンド』を操作しながらでも問題なく出来る。

>>838

「――――――『グリム』!!」

  「『コレいじょうない』ってくらい!!
   『ゼンリョク』で『シャウトして』!!」

     「それが『アージェント』への『コウゲキ』になる!!」

これだけの言葉でも、
『能力』を知っている『グリム』には伝わるだろう。
本体が叫ぶだけで『威力』を底上げ出来る。
利用しない手はない。
『二体のスタンド』+『二人の本体』=『4対1』!!
『アージェント』が何かするなら、
その前に『こちらの最大出力』を叩き込んで、
今度こそ本当に終わらせる!!

844グリム『グリム・ランタン』:2022/09/01(木) 19:27:45
>>839-841
>>843
「本気の『殺し合い』では無いから、そうやって『悪あがき』出来るのだろう。
 また次のある『試合』をやっていると言うのに・・・その癖、死んでも勝ってやる、と言うのか?」

呆れたように『アージェント』の姿を見つめる。
これが『アリーナ』でなければ、さっき気絶した後に、致命の追撃で終わりだった。
あるいはそれを理解しているからこそ、受け入れられないのだろうか?

「さっきの執念には、戦闘者として敬意を払いたいと思ったが・・・。
 今の君は・・・醜いぞ――」

「――『アージェント』ッ!!」

『グリム・ランタン』を先行させ、再度『蛍光灯』で殴りかかる。
合わせて、『アリス』の言葉通り、相手の名前を叫ぶことで、聴覚にダメージを与えよう。

845『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/02(金) 10:29:27

  ドックン

この『感覚』は、何だ?

途轍もなく、周囲の視界が、人の動きが遅く感じる。
 あいつ等(アルカラ・グリム)の動きも……周囲の観客も、相棒すらも。
声も、自分の心臓の音すらも、全てが遅く、それでいてはっきり感じ取れる。

 …………そうか、これが『禁果(リンゴ)』の『力』

――なぁ、アージェント。覚えておいてくれ
 ジャック・ホワイト。その果樹の実……それを食する事が許されるのは
『メグ』だけだ。間違っても、人は食べじゃいけない。
 ……食べるとどうなるって? 俺は、俺は……俺は一度だけメグに頼んで
切れ端の欠片。本当に赤ん坊の爪程度のものを分けて食べさせてもらった事がある。
 その瞬間、俺に起きたのは凄まじい頭痛に激しい動悸。直ぐに吐き出したから
それだけで済んだものの本当に死ぬかと思ったんだ。
 ……怖い事を言わないでくれ。
確かにちゃんと口にした場合、メグ・ホワイトのように強靭な力や速さを
得られるかも知れない。大地のエネルギーを吸った果実は力を秘めているからな。
 然し、命の保証なんて出来る筈がない。何か起こるかなんて俺には想像もつかない。

なぁ、相棒(オブシディアン)

私はお前の事が心底いつも苛々感じていた。力も背丈も兼ね備えていながら
虫やら鳥に小動物が好きで女々しい、私に一度も勝った試しもない軟弱者の癖に
何時も気付いたら私を見守るような、お前の視線が堪らなく不愉快だった。

 この試合で、一番近くの場所で見ていろ。

白(未来)を掴み取る私を見れば、お前のその眼差しだって変わる筈だよな。

846『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/02(金) 11:03:28
>>843-844

君達(アルカラ・グリム)の行動は早かった。判断に間違いは無かった。

アルカラが『ドクター・アリス』で放つ指弾。それと共に
まだ機能が生きてるであろう『超聴覚』の呪縛を駆使した『シャウトアタック』

 >ア ー ジ ェ ン ト ! ! ! ! ! !
 >『アージェント』ッ!!


 アージェント「―ーるせぇな……私のファンか?」


指弾を放つのと同じタイミングだった気がする。
 アージェントは倒れ伏したまま両足を地面にタンッッ! と足付けた。
そんなに早いとは感じられたなかった気がする。だが、その反動は
見た目に依らずに強かったようで、そのままアージェントは予備動作なく
逆立ちの状態へ移行し、その両足を柔軟に180度近くまで開脚させる。
 何の意図があって? それは、すぐ解った。
彼女は君たち二人の方角向けて『二グロ・スピリチュアル』の靴底のある
部分を向けている。そして、それは君達の大声と共に……。

 ニュッッ…グニィィィイイイボッッッォオオ゛オ゛ッッ!!

!!? 二グロ・スピリチュアルの足裏から夥しい量の雑草。
今までの数なんて目じゃない。その足裏から人間二人分は容易にあると
思える量の草が生えたのだ(スA)
 その突如出てきた雑草のカーテン、いや防護壁とも言える質量に圧倒され
グリム・ランタンも、そして指弾の攻撃も不発へと終わった。
 
アージェント「…………あー……そうだ。
・・・・・・・・
植物は音を愛する
 そうだなぁ……何でこんな簡単な事、気づけなかったんだろ」

         ――ざわり

アージェントの声は淡々としている。だが、先程の慟哭のあった激情の
様子と打って変わって、静かな、それでいて何か次の瞬間には爆発しかねない
危険物を目の当たりにしたかのように観客席の者たちは固唾をのんで見守る。

 アージェントは、そのまま開脚逆立ちと言う、雑技団並みの軽々とした
器用な動きを戻し、宙で一回転して両足で着地する。


アージェント「――さぁ……」

      ピキ ピキ プチ プチ

アージェント「どいつからだ」

その顔面と露出した黒い肌に血管……いや『神経』を浮き上がらせ
異様に哂いを浮かべ、アージェントは無手で構える。


さぁ……『最終ラウンド』の開始だ……ッ!

847『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/02(金) 11:11:07
『メグ・ホワイト』とオブシディアンも、アージェントの異変に対応できないでいる。
もっともオブシディアンは視界が閉ざされてる為に動く事は不可能だが……。



∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴  ▽=グリム・ランタン
∴∴∴■□●▽〇□ナ□■∴∴∴  △=ドクター・アリス 
∴∴■★□□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□△∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント 様子が変わった
∴■□□☆∴▽∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム 
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 成長はほぼ終えた
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  全てが『果樹』となっている。
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ▽=『メグ・ホワイト』
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  ナ=ナイフ アージェントの両脇にも転がってる
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

848グリム『グリム・ランタン』:2022/09/02(金) 20:25:02
>>846
「無論――俺からだ」

『雑草』に押された『グリム・ランタン』を一歩後ろに引かせ、自分の元に戻し、
先程から何度も使用していた『蛍光灯』を『アージェント』目掛けて投擲する。(パス精BBB

「何に『命』を賭けるか・・・それは個人の自由だが。
 『自殺』したいだけなら、俺達を使うのは止めて欲しいがな」

849夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/09/03(土) 05:08:05
>>846-848

            「ふーん」

   ブ ワ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ッ

興味のなさそうな言葉とは裏腹に、
『雑草』の伸びるスピードに劣らない勢いで、
『ドクター・アリス』の『金髪』が激しく波打つ。
『本体のメンタリティ』が『ヴィジョン』に反映されているのだ。
『成長したスタンド』が『現在の本体』に追いつき、
『同調』した結果なのかもしれない。

     「『パー』が『チョキ』にかてるかな??」

             《 L(エル) 》

       「いいや!!『かてない』ね!!」

《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》

《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》

《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》

《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》

《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》《 L(エル) 》

ズバババババババババババババババババババババババババ

ババババババババババババババババババババババババババ

ババババババババババババババババババババババババババ

ババババババババババババババババババババババババババ

バババババババババババババァァァ――――――――ッ!!

生えてきた『雑草のカーテン』を、
『爪のラッシュ』で切って切って切り刻む(パス精DBB)。

「『チリもつもればヤマとなる』っていうけどさぁ〜〜〜〜」

「『ザッソウ』がつもっても、
 『クサむしりのアト』にしかならないんだよねぇ〜〜〜〜」

『ニグロ・スピリチュアル』の『天敵』は『刃物』だ。
その『脅威』を思う存分に知らしめてやろう。
『こちらに対する優先度』が上がれば、
相対的に『グリムに対する警戒』は下がる事になる。

(あと『2かい』のこってる)

そして、こっちには『暗転』がある。
既に一度『見せている』が、
それは『オブシディアン』に対してのみだ。
『一回目の停電』の時、
既に『アージェント』は『倒れた後(>>835)』だった。
『オブシディアン』にとっては『二度目』でも、
『アージェント』にとっては『初見の攻撃』。
事前に予想しておく事は『不可能』。

「『グリムせんせい』が『あいてしてくれる』ってさ」

      ――――――シャキィッ

「じゃ、わたしはチョット『きゅうけい』してよっかな」

見せ付けるように『爪』を構えたまま、
『ドクター・アリス』が敵の動向を注視する。
『両手』に意識を向けさせるためでもあり、
即座に動き出せる『隙のない体勢』を示しておく事で、
『アージェント』を牽制する狙いもある。
『超人的触覚』は『解除』した(>>842)。
つまり、再び『振動探知』が可能になるという事だ。
もし見えない場所で何かしていても、すぐに分かる。

850『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/04(日) 10:31:27

 ドックン ドックン

『今まで感じた事のない』感覚だ。初めてアリーナで闘士として出場して
白星を飾った時、警護チームとして働き危険な犯罪組織の末端の銃を所持していた
何人かを屠った時でも感じたことのない。今なら何でも出来る……そんな全能感。

頭から足先まで流れる毛細血管の隅々の血の流れが、肺の収縮が
少し手足や指先を動かす骨の振動に筋肉の微細な動きまでが感じ取れるようだ。
 
 ドックン ドックン ドックン……ッ!

果実についての理解が追いつく。コレは『神の果実』だ

『二グロ・スピリチュアル』の新たな可能性が、私の可能性が
白い光の先に幾多も知らない先の光景を映し出している。

 だが、煩わしい黒点が『三つ』も直ぐ足を一歩踏み出し手を伸ばせば届く距離で
何かをしている。私の白い世界に虫食い穴のように、シミのように動いてる。

 ……黒は赦せねぇ

 ――黒は消さなくちゃいけねぇ……!

851『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/04(日) 10:53:54
>>848-849

『二グロ・スピリチュアル』の足先より生じた夥しい音を吸収して
ぼうぼうと伸ばされた雑草。圧はあるものの傷つける要素はない。
 本体である君(グリム)の元に戻したグリム・ランタンに投げやりの如く
構えさせ『蛍光灯』をアージェント目掛け投擲!

そして、君(アルカラ)もまた君に出来る行動を行う。
 『ドクター・アリス』の力(爪)を駆使した渾身のラッシュ攻撃!
草刈り機を彷彿とする様子で、先程の音波攻撃を防ぎ草のカーテンとして
地面に設置された雑草の防護壁を見る見ると横に寝かす。
 それに対し、アージェントは反応し得ない。
ドクターアリスが構えても。直ぐ自分の真横に蛍光灯が迫っていても……。

余裕からか? いや、超嗅覚や他の感覚から読みほどいても
 今まで嗅いだことのないパワーある刺すような気配やアドレナリン臭
静かながら大型の肉食獣めいた長く低い呼吸音には油断の気配はない。

 ――――バッ      チャキンッ……

 「あー……決めた」

!……屈み転がっていた投げナイフを掴み両手で×の形で交差するようにした。
瞬きする程の速さで、気づけばあっと言う間だった。
 前傾姿勢、クラウチングスタートの体勢。蛍光灯は彼女の真上を通過する
軌道だ……現時点で、彼女の上にある。

 「『てめぇ(グリム)』だ……最初の宣言通り……な」 ……ギロリ。


アージェントは、多くの管が浮き上がっている眼球を一つ動かし
君(グリム)へ焦点を合わせて告げる。

あの目にも止まらぬスピード(ス:A)……危険だ!
 果実の力を得た事で、間違いなくスピードはドクター・アリスを
グリム・ランタンを超える瞬発力や、速度を得ている!
 パワーや、精密性まで上がったかは不明だ。少なくとも、スタンド自体は
元のスタンドの形状をしている。足先を覆う靴の形のまま。
 それ以外はアージェントの服装は動きやすい露出多めの防御の薄い服装だ。
どうにか工夫をして、カウンターなり確実に攻撃を当てられれば……。

852『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/04(日) 10:56:46
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴  
∴∴∴■□●□〇□ナ□■∴∴∴  △=ドクター・アリス 
∴∴■★△□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□□∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント ナイフを構え……屈む
∴■□□☆∴▽∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム スタンドも傍に
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  ▽=『メグ・ホワイト』
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  ナ=ナイフ
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

853グリム『グリム・ランタン』:2022/09/04(日) 20:35:25
>>851
「『アリス』!」

『アリス』の名を呼んだ後、視線を送り、一回頷く。

「――『任せる』」

『アージェント』の変化、変貌。
自分は深く把握しては居ないが、『オブディシアン』の能力が関わっているのは間違いないだろう。
標的がこちらに定まった以上、その『解決策』を探らせる為に出来ることは、徹底的な『時間稼ぎ』だ。
『切り札』にして『基本』ではあるが、『グリム・ランタン』にはそれが可能である。

勿論、『負けてやる』なんてつもりは、一欠片だって無いが。

「同じ相手に一日でニ回も負けるつもりか? 元気があって良いな」

『アージェント』の上を飛ぶ『蛍光灯』に『杖』を向けて、『蛍光灯』に仕込んでいた『蝋燭』を解除する。
『蝋燭』が消えた『蛍光灯』は、直ぐに『終わり』を迎える。
『アージェント』から受けた打撃、棍棒代わりに使った一撃・・・。
いずれも、『蛍光灯』を『割る』には十分すぎる衝撃だった。

『蛍光灯』が『蝋燭』を仕込むことで壊れない理由は前述(>>793)の通りだが、
同時に、内部は『真空』に近い状態になっている。
『蛍光灯』が『壊れる』瞬間、内部の『真空』が一旦周囲の空気を吸い込み、『爆縮』を起こす。

要は『アージェント』の真上で、『蛍光灯』は『破裂』する。
ある程度の『音』、そして勢いを持った『ガラス片』が撒き散らされる形になる。

854夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/09/05(月) 09:04:31
>>851

手招きして、『メグ・ホワイト』を自分の下に呼び寄せる。

「『ナンバー90』だっけ??いや、『89』か??」

『アージェント』の狙いが『グリム』に確定した直後、
『ドクター・アリス』の『両手』から『親指のネイル』を取り外す。
『アージェント』は凄まじい『スピード』を手に入れた。
しかし、『アルカラ』は、それを恐れない。

「ソレ、わたしに『くれる』とかいってたよねぇ??」

視力を得た瞬間から、『夢見ヶ崎の目』は、
『光に溢れた世界』に向けられた。
『スタンド使い』として、『光の国のアリス』として、
巡り歩いてきた『世界』の数が、『夢見ヶ崎明日美』を強くした。
そして今、本体に追いついた『アリスの眼』も、
『同じ世界』を見つめている。

「『てばなすカクゴ』しといたほうがいいよ」

>>853

『グリムの視線』を受けて、
こちらからも『アイコンタクト』を送る。
最初に『アージェント』に『超聴覚』を『移植』した『ネイル』は、
『グリムの近く』に落ちているはずだ。
目線の動きで、その『位置』を『グリム』に伝えておく。

   「『グリム』――――」

『アリス』の『ネイル』は、『アリス以外』が使ったとしても、
『効果』は同じ。
もちろん『グリム・ランタン』も例外じゃない。
それが『最後の一手』になれる。

         「『まかされた』」

『パートナー』に向けて、力強く頷き返す。

855『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/06(火) 10:34:42

 ドクン ドクン……ッ゛

――お前は嘘をついて生きてきたか?

 4,5戦はアリーナで順調に連戦連勝を繰り広げた。
『二グロ・スピリチュアル』と、私の戦闘技術。一気に70位程度にまで
駆けあがるのは造作もなかった。
 
――ベリル・ストック。鮮血の猟犬、かつてエクリプスの親玉って言うのが
アリーナに消され瓦解するまでに小物大物含めて対峙し活躍してた一人。
 大して死線を潜り抜けず裏方に徹してたんだろうって揶揄する話も聞いたし
私は噂の真偽に関わらず、全力で血のつながった誰であろうと挑み、勝つ。
 そう意気込んでいたが、あいつの攻撃(質問)には一瞬隙を作った。

それが奴の戦術だって言うのは後から情報屋なりで調べて理解したし
敗北したのは私自身の責任だ。怨みも、ましてや殺意など抱く気もない。

ただ、私が気に入らないのは奴が『白の場所』に居ながら
そこを居場所と思わない事と、その質問の意義だった。

・・
ウソか。

ガキんちょの時に、多かれ少なかれ嘘の一つや二つ、今まで生きてきた人間で
嘘を吐いた事のない奴なんて存在しない。
 だから、正しい回答は何度も嘘なんて覚えてないぐらいに吐いたさ馬鹿野郎。
そう即座に言い返してやれば良いってのは解る。けれど、引っかかるんだ。

あいつの目が、あの時に私を黒の傍に追いやった奴の目が今も問いかけてる。

・・
今も お前は 嘘をついて生きてるんじゃないか? ってな。



…………そんな事はない。私は追い求めている、『白の居場所』を。

黒いものを全て消し去り、白だけが正しい。……それがアージェントだ!

856『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/06(火) 11:07:46
>>853-854

君(グリム)は君の力、『グリム・ランタン』の能力の真髄を見せつける。
 アージェントの頭、背中に向け既に蛍光灯が受けるべき『結末』
すわ即ち、アージェントの攻撃、グリムの攻撃によって破損し
・・・・・・
飛び散るべきだった結末だ!

 ボォンッッパキィィンッズシャズシャ!

アージェント「……ッ疾!」 ゴォッッ゛!

『蛍光灯』は疑似的に爆発するかのような衝撃音と共に蛍光灯のガラスの
無慈悲なシャワーを彼女へ降らせる。
 首筋、背中。また蛍光灯に含まれる微量の水銀も彼女を覆うように舞うものの。
体中から浅く血が飛び散りつつ、彼女は風を発生させながら地面を駆けた!

 水銀特有の色が舞い散る様子が彼女の超高速の瞬発が如何に強力が物語る。

 ――ドゴォ  パラパラ……!

真横の木々が揺れたッ。だが、そこへ目を走らせても彼女の姿は一瞬
残像らしきものが見えたが見当たらない……そして。


          「よぉ……」


          「――覚悟は、いいか……っ゛」


 ……ッ!!

グリムは、背後を取られた!
 木々に向け突っ込むようにしつつ、その大樹の背を蹴りつけた反動で
半ば強引に体の向きを変えてグリムの背中を取る位置へ移動をしたようだ。
 凄まじい速さを獲得したものの、繊細な方向転換は難しいのだろう。

また『超嗅覚』でも妙な『匂い』を捉えた。
 最初に駆けだした位置から木々、そして君(グリム)の背後を取る位置にも
雑草が生えてる。それは能力によるものだから可笑しくも何ともない。
 君の背後より感じる匂い。雑草……そして、彼女の体から流れてるのだろう。
血の匂い。その混ざり合った匂いは、血特有の鉄分の匂いよりも遥かに濃い
『鉄の匂い』を感じられるのだ……。


― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

一度、真横にある木々が地響きを起こしながら揺れ、次の瞬間には
血だらけのアージェントが嗤うような顔でグリムの後ろを取っていた。

それ程の高速ならぬ神速を君(アルカラ)は目撃した。

メグ『…u…a……je』 ビュゥン……。

アルカラの手招きで、メグ・ホワイトは俊敏に君の傍へ寄る。そして
心配そうに、果実を口にして豹変しているアージェントを見るものの
自動操縦ゆえか、見守るのみで自分から彼女をどうしようと言う気もないようだ。

『ネイル』は間違いなく落ちているのを確認する。

・・・
使い処は……君と彼が知っていよう。

857『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/06(火) 11:10:53
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴  
∴∴∴■□□□〇●ナ□■∴∴∴  △=ドクター・アリス ネイル外す
∴∴■★△□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□□∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント 流血状態
∴■□□☆∴▽∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 傍にメグ・ホワイト
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム スタンドも傍に ネイルも落ちてる
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  ナ=ナイフ
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

858夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/09/06(火) 16:29:34
>>856

『メグ・ホワイト』が攻撃に使えない事は分かっている。
だが、『メグ』は『アルカラ』を『友達』と認識した。
目の前で襲われる『友達』を、
何もせずに棒立ちで見ているなんて事があるか??
要するに『夢見ヶ崎本体』が狙われた場合の『保険』だ。
『アルカラ』は『さきのさき』まで『ケイサン』してんだよォ〜〜!!

「ねえ――――――」

もちろん、それ以外にも『狙い』がある。
『メグ・ホワイト』を直接的に利用する事は不可能。
だったら、『間接的に使えばいい』。

「『アレ』ひろってきてくれる??」

『アージェント』の背後に落ちている『ナイフ』を指差す。
この指示は『攻撃じゃあない』。
単に『落ちているものを拾ってもらう』だけ。
だけど、『アージェント』にとってはどうだ??
『同じスピードの存在』に、
一瞬とはいえ『背後を取られる』のだ。
当然『隙』が出来るだろう。
しかも、『これだけ』じゃないぞ!!

「わたしが『サイン』だしてからね」

       ピッ!!

そう言いながら、『人差し指』を立てる。
これにより、『二度目の暗転』を発生。
突然の『暗闇』が起きた直後に、
『メグ』が背後に回る事になる。
つまり、『二重の隙』が生じる訳だ。
さらに付け加えるなら、『真っ暗』になっている状態では、
後ろにいるのが『メグ』かどうかも分からないだろう。

859グリム『グリム・ランタン』:2022/09/06(火) 20:21:28
>>856
「――ッ! 疾いッ・・・!」

(恐るべきは『リンゴ』――『禁断の果実』の力か。
 身につくのが『知恵』ではなく『暴力』というのは皮肉だが――)

分かったことが二つ。

『スピードはあるが制御は効かない』。
『肉体の強度が上がったわけではない』。

わざわざ大樹を蹴りつけての方向転換を行ったこと。
そして、反応できなかった自分に、
直接ぶつかって来なかったことからこれは間違いないだろう。

(つまりは、『人間』の『倒し方』と同じ――と考えれば良い)

「――『見失う』だけなら、『リンゴ』に群がる『蝿』と同じだな。
 今回は『蜂(ハチ)』みたいに刺せるのか?」

先程、『グリム・ランタン』を自分の手元に下げた時(>>848)、
『杖』に結ばれた『メジャー』の先端に手持ちの『ラムネ瓶』を結んでおいた(>>848 メ欄)。
先程の『メジャー』が即席の『鞭』ならば、今度は即席の『分銅鎖』だ。
先端に付けた『ラムネ瓶』の重りが、より勢いよく『メジャー』が相手に絡みつく手助けをする。

(とは言え、こうも近距離に入り込まれるのは『想定外』だが・・・!)

振り返りざま、『蛍光灯』を割るために向けていた『杖』を『アージェント』に向けて振る。(パス精BBB
単なる『杖』の一撃ではない。
その勢いで振り回される『メジャー』が『アージェント』に巻き付き、行動を阻害する。

(この『匂い』。今までにない『匂い』だ。何かを狙っている――のか?)

860『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/07(水) 17:52:13

 ドックン……ドックン…ッ゛

うなじ 背中の半分 両腕の上腕 頭部にも少し破片が掠めた。

それより一番応えるのは『自分の骨』だ。駆ける瞬間に自分の体に
負荷が掛かる。普段の二グロ・スピリチュアルの速度でも脚力だけが
増してるだけで全身に掛かる空気抵抗なり体への負担は軽減されない。
 それを、更に体験した事のない速度を受けるのだ。

恐ろしいと感じられる程の力、制御できない程の力。自壊する禁忌の力。

・・・・・・・
それで構わない

それ位なければ『白』は掴み取れないだろう。『黒』から解き放たれないだろう。


 例え、この命が尽きようとも

曲げられないものがある。退いてはならない大切なものが存在する。

861『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/07(水) 18:16:29
>>858-859

君達のタッグコンビネーションは、このアリーナでも余り見ない程に
堅実であり、それでいてどんな強敵でも打倒出来る力がある。

君(アルカラ)の推察、そして隠してる切り札の発動。
 『メグ・ホワイト』が餌付けをしても、直接の戦闘をけしかけるのは
困難であろうと言う考えも、暗闇を作り出そうと言う思考。

君(グリム)のアージェントの分析。現在の状態と
冷静なグリム・ランタンによる能力を用いての武器による迎撃も。

アージェント「――黒き……革命家 そして『鉄草花』」

 それが……私の名だッ    ――ギンッ

彼女が目に力を込めたと同時だった。

 ギュルゥゥン  ガギィンッ!!

! 草結び、最初の急襲でオブシディアンに攻撃を加えようと君(グリム)が
した時に雑草によって初動が防がれた時と同じ、草結びっっ!

だが、今度は先ほどと異なる部分がある。草の色はアージェントの
流れ出た浅くない量の出血、そして君に投げられたナイフの掠めた傷の血。
 それも合わさって零れ出た血が雑草に沁み込んだ結果、幾らかの雑草は
『黒く染まっていた』、その草がグリムとグリム・ランタンを縛り付ける拘束力!
先程の比ではない! まるで手錠でもされたかのような力で君と君のスタンドの
四肢を縛り付ける! ラムネ瓶の疑似鎖分銅はアージェントに振りぬかれる前に
地面を力なく垂れる。同時にアルカラの牽制の行動で背後へ高速でメグが移動し
照明が消えるが……。

アージェント「『わかっている』ぞ、メグ……そして、貴様を
『終わりに』する位置も……はっきりとぉ!!!」


……ッ、暗闇の中ではっきりとアージェントは宣言して攻撃の体勢に
移る気配を嗅覚で君(グリム)は感じ取った。

何故、理解出来るのか? 何故君の正確な位置とメグであると断言出来たのか?

禁断の果実の影響か? ……そう言えば、彼女は未だ『超聴覚』を
受けたままであったかも知れない。それが原因なのだろうか?

君達の行動に何か失敗があったのか不明だが、少なくともアージェントの
勢いを削るのに少し足りなかったのは事実。
 このまま、まともに次に起きる攻撃を受ければ……君(グリム)の
命運が危ういのも確かな事実だ!

862『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/07(水) 18:19:17
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴  
∴∴∴■□□□〇●▽□■∴∴∴  △=ドクター・アリス ネイル外す
∴∴■★△□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□□∴□∴□∴□∴□□■∴  ●=アージェント 流血状態
∴■□□☆∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム スタンド共に拘束 ネイルも落ちてる
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  ▽=メグ・ホワイト ナイフは拾った
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

863夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/09/08(木) 09:29:42
>>861

さっき『カーテン』だされたときにおもったんだよね。

  ――――『超人的聴覚』を与えたまま??

もう『オトがつかえない』んなら『カイジョしちゃおうかな』って。

      ――――まさか『解除し忘れた』??

なんで『そのまんま』にしといたとおもう??

           ――――いいや!!『違う』ね!!

「あぁ――――やっぱり『わかる』んだ」

今、『アージェント』は『超聴覚に頼ってる』。
『こっちの動き』を見破った事で、それが『確定』した。
じゃあ、その力が『いきなりなくなった』ら??

「なら、『ナニもモンダイはない』な!!!!」

一つしかない『懐中電灯』の電池が、
『洞窟探検中』に切れたようなもの。
『暗闇』の中で『頼りにしてたもの』が突然消えたらどうなる??
『咄嗟の反応』に『遅れ』が出るよなァ〜〜〜〜??

「『アルカラ』は『さきのさき』まで――――――」

なぜ『超聴覚』を『解除しなかった』のか。
それは『超聴覚に頼らせるため』。
そうするように仕向けた上で…………。

「『ケイサン』してんだよォ〜〜〜〜!!」

『一番いいタイミングで解除するため』だ!!!!

      ド ヒ ュ ゥ ッ ! !

『聴覚解除』と同時に、『ドクター・アリス』が、
高速かつ繊細な動きで音もなく地面を蹴る(パス精DBB)。
そこには『カーテン』で防がれた『ネイル』が落ちているはず。
『アージェント』めがけて『ネイル』を蹴り飛ばす(>>849)!!

             タ ン ッ

さらに流れるような動作で、『軸足』だけで『南東』に跳ぶ。
『アージェント』は『速い』けど、それは『足の動きだけ』。
もし『手の動き』まで『高速化』しているなら、とっくの昔に、
『グリムの背中』に『ナイフ』が突き刺さってなきゃおかしい。
『グリム』に『トドメ』を刺そうとする時は『ナイフ』を使うから、
当然それは『手の動き』になる。
だから、『ネイル』が着弾する方が『速い』。

     ビ シ ュ ッ !

               ビ シ ュ ゥ ッ !

跳躍に合わせ、両手で『指弾(>>858)』を放つ(パス精DBB)。
『一発目』から『射撃位置』を変えての『二連射』。
『攻撃の角度』が変われば、
『対処しなきゃいけない方向』も変わる。
闇の中を飛ぶ『不可視の弾丸』。
蹴りによる『一発目』には対処できても、
『二発目以降』に対処するのは困難。

『解除』によって、『超聴覚』は『アリス』に戻ってくるので、
狙いの精度は、さっきとは比較にならない程『正確』になる。
『片手間の回避』などさせない。
『全力の対応』を要求する。
一発でも当たった瞬間に『視覚移植』。
当たらなくても、『それはそれでいい』。

864グリム『グリム・ランタン』:2022/09/08(木) 19:36:04
>861
「ぬッ・・・これは・・・!」

(新しい『能力』・・・。
 いや、先程は発揮できなかった・・・『血』を用いた変化か!)

「フッ・・・・・・フフッ。この俺を相手に『終わりにする』とはな。
 忠告しておく・・・『無理』な事は止めておけ――とな!」

足の力を抜き、『地面にしゃがみ込む』。
だが、『腕』は位置をキープ・・・しゃがみながら、『バンザイ』の状態を取る。
『雑草』は地面から生えてこちらを拘束している・・・。
ならば、『腕』には、『バンザイ』の状態から地面までの『フリースペース』が出来る筈だ。

先程の一瞬の『アイコンタクト』で、『アリス』の『ネイル』の位置は把握済み(>>853-854)。
『雑草』が『腕』を引っ張り、地面に縛り付けるまでの間に、腕を伸ばして『グリム・ランタン』で『キャッチ』!
『手首のスナップ』を利用し、『アージェント』の『匂い』の方へと投擲する(パス精BBB

865『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/10(土) 10:44:57

 考えれば……いつも 私は   ――否

・・・・・
わたしたちは、孤独だった。物心ついた頃より、ずっとな。

人種差別 女と言う体 下層階級 そう言った自分の力では変えたくても
変えるのは容易でない大きな壁。そいつに踏まれ続けてきた、踏まれて、何時も
泥まみれで起き上がってきた。何時か、自分の力でその踏みつけてきた全てを超える為。

力が目覚めたのは思春期の頃だった。あいつも、大体同時期だった。
 アメコミめいた力を最初に発現した時は、やっぱりまだまだ子供だったんだろうな。
色々はしゃぎまくって、それで無茶も半ばした。
 そんな記憶の中で一点、何時も回想の中で消し去りたい『黒い記憶』が掠める。

まだまだ無邪気な顔で、私があいつに力を見せびらかす。それを何時もの
温厚な笑みで見てるあいつに私は『第二の力』を発動させて見せた。
 草に自分で切りつけた腕から滴る血が落ち、ワイヤー程の強靭な繊維と化した草は
攻守に長けた私の自慢の能力だ。

 ――頼むから、自分でその力をみだりに使わないでくれ。

あいつは、そう久しく険しい顔で、私を説き伏せた。
 あの表情をするのは、本当に久しぶりだった。ずっと前に可愛がっていた
小鳥なり栗鼠を誰かに痛めつけられた時。私が男子の何人かに嘲笑されていた時

それと同じぐらいの歪めた顔に、厳しい声。
 無性に、それが腹立たしくて、それ以降はけれど素直にあいつの目の前で
力を発動する事は無くなった。

……なんで、今更こんな事を思い出すのかな。

あぁ……血が流れてるからか。でも、痛みより この沸騰しそうな血流を
抜けていく脱力感の方が心地良い。

 もっとだ……私は……もっと『白の場所』へ駆けあがる為に足を動かさないといけない。

866『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/10(土) 11:16:31
>>863-864

アルカラは考える。いまアージェントは自分の呪縛による『超感覚』を
逆に利用して、グリムを追い詰めている。
 故に停電状態で『超聴覚解除』を行えば、だ。相手はグリムの正確な位置を
定める事が出来ず、攻撃の軌道は外れる、若しくは最低でも狙いはぶれて
グリムへのダメージは最低限に抑えられる、と。

アージェント目掛け『ドクター・アリス』の精密な蹴り。ネイルが飛ぶ……ッ

   ――ググッ……   「――  一……生」

 それと共に、君(アルカラ)は感じ取った。解除され自分の中のソナーに等しい
音の波が、アージェントの片足がシュートを決める名サッカー選手さながらに
高々と後ろに振り上げる音を。

その迷いない姿勢、グリムを駆除せんと意思が込められた気配と共に
君は……『既視感』を一瞬、超感覚の中の直感が激しい戦闘で刺激を受けた故か
かつての『共闘』した存在を脳裏に掠めた。指弾を放つと共に鮮明に思い起こす人物像。

      ――その名は……『天雨 サトリ』



>忠告しておく・・・『無理』な事は止めておけ――とな!

アージェント「そうだな……なら代わりに、こう言おうか。
 ――『可能』なら―――死ぬなよッッ゛!!!」


         ゴォッ――ッ     ――ゴギャァ!!!


……万歳の状態で『フリースペース』体の動かす余裕を作る。
 これは上手い動きであっただろう。これによって腕を動かせて
やろうと思えばアージェントの蹴る場所に目掛け杖を突き出すなりして
蝋燭の能力を使用すれば、壊れない最強の盾となった杖がアージェントの
片足に強烈な速度(スA)の一撃の反動を逆に受け自滅して今度こそ
動く事もままならない状態へ陥っただろうから。

だが『そうならなかった』。君は『グリム・ランタン』でのネイルの
スナップによる投擲を優先した。着弾は、しただろう。
 その前に強烈な衝撃、痛みを感じる暇があったか不明だ。

木々のある方面へと体とスタンドが投げ出される。受け身を取る事も出来ず
横倒しになる。強固なスタンドに蹴りが命中したのが幸いだったのだろう。
 本体ならば気絶しても可笑しくなかったが、幸い意識はある。
少し遅れて、自分がアージェントに蹴りを見舞われたのだと言う自覚と共に
君は左肩部分に激痛が少し遅れて感じた。『肩を破壊された』……ッ。

アージェント「…………私と……私たち(雑草)は
これで何度も窮地を脱し……何度も危ない場面も渡りぬいて生きてきた……ッ゛」

アージェント「どれだけ、てめぇらの絆なりコンビネーションが固くても……!
どれ程目が見えず、貴様等の小手先の能力で体を縛られても……!
 ――アージェント(白金)は、決して……黒(敗北)には晒されねぇッ!!!」

 ――ドンッ    ニョキニョキィ……ッ

アージェントは血まみれの修羅さながらの気配のまま、グリム・ランタンを
蹴りぬいたものの、強烈な反動は流石に殺すことは出来ず酷い内出血が見られる
片足で強く地面を叩き周囲に雑草を展開しつつ、吠える。

蹴る事のみに意識を割いてた為に、彼女はアルカラやグリムの弾丸を
避けなかったし、避ける気も無かっただろう。移植は、どちらも成功した。
 それでも……グリムの重傷は……痛い! 鬼気迫り命を賭して戦う気である
彼女が未だ動ける戦況は、とても……痛いっ!

867『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/10(土) 11:22:06
(※どうでも良いが、一生……一脚! と必殺技を叫びつつ蹴る描写だったが
一脚が抜けていた。そんな感じの必殺ハイキック『パス精:CAB』で
グリムは蹴り飛ばされた)


∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴  
∴∴∴■□□□□●▽□■∴∴∴  △=ドクター・アリス 
∴∴■★△□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□□∴□∴〇∴□∴□□■∴  ●=アージェント 流血 超感覚移植
∴■□□☆∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム スタンドと共に左肩骨粉砕。全身に軽い打ち身
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  ▽=メグ・ホワイト ナイフは拾った
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

868グリム『グリム・ランタン』:2022/09/10(土) 23:14:03
>>866
「ぬ、ぐッ・・・うおおおッ・・・!」

強化された身体能力から繰り出される、強烈な一撃・・・『左肩』が破壊される。
今試合で始めて貰った『重い』打撃だ。

「中々に『響く』・・・。
 いや、『折れてる』訳だから・・・『強がり』は言えないな」

「・・・フゥ〜」

右手で『杖』を支えにし、大きく息を吐いて、立ち上がる。
正直つらい所だが、『満身創痍』ではない。まだ立ち上がれるからな。

「さて・・・『まだやれる』ぞ。『右手』は『無事』だ。
 お前のお陰で『能力条件』も満たせた」

『杖』を『自分自身』に触れさせ、『蝋燭』を仕込む。
見えては居ないかも知れないが、意味はある。

(まあ・・・『ブラフ』だ。
 とは言え、先程の攻防で俺の能力の『頑強さ』は理解している筈。
 少しでも『鈍って』くれるなら・・・)

869夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/09/11(日) 10:00:51
>>866

『アージェント』は『グリム』に重傷を負わせたが、
『それしか出来なかった』。
どう足掻いても『回避不可能』だと察したんだ。
『どうせ食らうんだったら蹴ってやろう』。
そういう考えで動いた事は、大体想像がつく。
要するに、『アージェント』には『他の選択肢』がなかった。
ここまで追い詰められたのは、『グリム』のお陰だ。
だからこそ、『グリムの行動』は無駄にしない。

      「『グリム』!!ナイス!!」

『ネイル』の位置は、全て感覚的に理解できる。
『位置の変化』によって『拾われた事』が分かるし、
『投げられた事』も分かる。
そして、『途中で止まった』という事は『当たった』という事だ。

「――――そこで『ズドン!!』だ!!」

『グリム・ランタン』が投げた『ネイル』で『視覚移植』を発動。
これで『仕込み』は完了する。
それ以外は不要。
余計なセンシング能力をくれてやる気はない。
『雑草』と『繋がってる』と分かった以上、なおさらだ。

   「うるせーなぁ〜〜〜〜」

           「わたしの『ファン』か??」

『アルカラ』は『アージェント』の事情を知らない。
でも、これだけは言える。
『命を取られない場所』で『命を賭ける』なんていうのは、
決して『覚悟』とは言わない。
ただの『ヤケクソ』だ。
本当に『上を目指す』っていうんなら、
負けたって『再スタート』すればいい。
死んじゃったら、そこで『オシマイ』じゃん。
それとも、一度や二度負けたくらいで、
どうでもよくなるような『夢』なのか??

そんなヤツが立っていようと動いていようと痛くも痒くもない。

            「『エレガントさ』がたりない!!」

      「『10cc』みたいに」

二人のイメージが真逆だったから、その可能性を忘れてた。
それで『感覚共有』してるなら筋は通る。
だけど、そいつの『弱点』は知ってるぞ。
『感知』できるのは、『地上の動き』だけだって事を。
だから、『こうする』。

          ガシッ

すぐ近くにある『東側の木』にしがみつき、地面から離れる。

>>868

そして、『ドクター・アリス』の指先で、
『グリム・ランタン』の肩を軽くつつく。
『頼みたい事』がある。
『グリム・ランタン』のスペックなら、
片手が使えなくても十分に可能な芸当だろう。

《たぶん『ザッソウ』と『カンカク』がつながってる》

           ヒソ

《それと、『ヒカリ』がもどったらさ――――――》

       ヒソ

『ドクター・アリス』を介して、『グリム』だけに聞こえるように、
小声で『意図(メール欄)』を伝えたい。
『超聴覚』を解除したのは、
こっちの話を聞かれないためでもある。
あとは宣言通り、『光』が戻るのを待つ。
『アージェント』は『視覚移植』の効果を知らない。
『精神力で耐える』というのは、
事前に『予想』しているからこそ成立する方法だ。
『不意打ち』で目が焼ければ、当然『隙』が出来るだろう。
そこを突いて『終わらせる』。

870夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/09/11(日) 10:01:28
>>867

>>863において、『ドクター・アリス』は『南東』に移動しています。
それを踏まえれば、正確な現在位置は、以下のようになると考えています。
この認識が間違っていた場合は、訂正をお願いします。


∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴  
∴∴∴■□□□□●▽□■∴∴∴  △=ドクター・アリス 
∴∴■★□□□□□□□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□□∴△∴〇∴□∴□□■∴  ●=アージェント 流血 超感覚移植
∴■□□☆∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム スタンドと共に左肩骨粉砕。全身に軽い打ち身
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  ▽=メグ・ホワイト ナイフは拾った
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

871『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/11(日) 17:57:46


――ドックン……ドクン゛……ドックン……ッ゛

暗がりの中で、煩わしく耳を塞いでもずっと肌にこびりつく汚れ見たいに
泣き声が耳から離れない。

 誰が泣いてる? 相棒(オブシディアン)か? それとも私か?

足から生み出される無数の最後に枯れる事が定められている草が私に
あらゆる事を教えてくれる。暗闇の中でも点々と道しるべを紡いでくれる。

叶えたい『夢』 掴み取りたい『場所』

その為に血を流す事は決して苦しくは無かった。だが、きっと私が弱いからか
くずくずとタール見たいな淀みが胸の中を静かに広がっていくのが
何時しか自覚していた。夢を叶える為の過程が目的となりつつあった。

私は、我儘な手前勝手な癇癪起こしてるガキなままに体だけ成長して
心はクソガキのままなのか。
 
そんなガキのままでも、望みに足掛けられる力は少なからずあった。

白い場所、白い夢を追い求め……次第に自分の中で黒い部分が
広がっていき、自分自身を漂白したいと感じつつ……。

――なぁ、相棒。

『居場所』は、見つかるよな? 私の望みは、この勝利の先に、きっと――……。

872『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/11(日) 18:17:44
>>868-870(位置はそれで問題ありません)

君(グリム)は重傷を負った。だが『戦闘継続可能』なのは確か
 片腕は満足に振るえずとも、能力を使用すれば如何様にも立ち回り次第で
支援や前衛での相手も可能だろう。啖呵にも力が籠っている。

君(アルカラ)もグリム同様にアージェントに意気揚々と断言を交えて
スタンドを移動させ、仕込みを開始する。


対して、アージェントの行動だ。このまま追撃するか? それとも
超感覚移植をされた状態で狼狽えるか? その『どちらでもない』

アージェント「てめー(アルカラ)の能力は……聴覚、視覚ってなると
……『五感』、か」

彼女もアリーナの闘士として十分な実力を担っている。アルカラの攻撃を
肌で味わい、既に幾らか能力も看破しているだろう。

アージェント「もう私の時間は限られてるが……限られてる、が
――百も承知だ」

 タンッ

 ダダダダダッダッッダッッッ゛!!!!   ニョキニョキニョキッッ!!

        ―ザシュ ザシュッッ゛!!

! アージェントは駆ける!!(スA)

何処へ? 君(アルカラ)でもないし、位置を幾らか把握してるであろう
君(グリム)でもなく、ましてや戦闘不能に近いオブシディアンでもない。

 駆けるのは……周囲の地面!! アージェントの周囲一帯の地面だ!

風を巻き起こす程の早い速度で縦横無尽に動くと共に雑草は禁果(リンゴ)の
恩恵もあってか、1m半程の人が屈めば視認不可能な高さまで急成長する。

更に、彼女は動き回りながら『自分の体を持ってるナイフで切り付けてる』!

よって、駆けながら飛び散る血は自然と雑草に混ざり合い黒い鉄錆の雑草一帯の
カーテンが産まれる!!

 強烈な血と草の匂い……! 更に茂みへとアージェントは身を隠した……!
能力によって雑草は規則的に揺れ動き、アージェントがどの位置に居るかを
正確に把握出来ないようにさせている!

873『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/11(日) 18:21:43

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■※※※■■∴∴∴∴  
∴∴∴■□□※※※※□■∴∴∴  △=ドクター・アリス 
∴∴■★□□※※※※□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□□∴△∴〇∴□∴□□■∴  ※=雑草地帯。アージェントとメグの姿は見えない
∴■□□☆∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム スタンドと共に左肩骨粉砕。全身に軽い打ち身
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

874夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/09/12(月) 09:15:40
>>872

現在、まだ停電したままでしょうか?
それとも、もう明るくなっているのでしょうか?

875『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/12(月) 09:25:13
>>874(回答)
 申し訳ない、描写に抜けてました。行動も踏まえて
アージェントが身を隠した時点で停電は解除されたと考えてください

876夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/09/12(月) 14:08:04
>>875

回答感謝

>>872(GM)
>>(グリム)

『目が焼けた』のに怯みもせず、
何事もなかったかのように動けるのは妙だ。
こっちは、その瞬間に攻撃しようと狙ってたんだぞ??
いくら何でも『ノーリアクションすぎる』。
これも『能力の強化』に関係してるのか??
一貫性に欠けるような気もするが、
『そうだ』と言うんなら納得するしかないだろう。

《テキが『サク』をうってきたんなら、ぎゃくに『チャンス』だよ》

引き続き、『グリム』に耳打ちする。
本体は『南東』に移動。
ここまで『草刈り』しながら前進してきた以上、
そこに『雑草』はない。

《『ソレ』をやぶれば『かてる』からさ》

おいおいおいおい??そんなんで『かくれた』つもりかよ??
『みえにくくする』なんていうのは、
『シカク』にたよってるヤツにしかつうじないんだぜ!!
『ドクター・アリス』は『かくれんぼケンテイ1きゅう』だ!!

《『アリス』は『オト』をつかむから、
 『ニオイ』は『グリム』にまかせる》

精神を集中し、『超人的聴覚』を研ぎ澄ます。

《アイツ、『カウンターねらい』じゃないかなぁ。
 『みえないジョウタイ』でカクジツにコウゲキするんなら、
 そのてがイチバンいいから》

《『スピードがはやい』ってトコにもかみあってるし。
 コッチからしかけて、ソレにハンノウさせて、
 『そのスキにシメる』っていうのがよさそうなんだけど》

先程の『ぶつかり合い』。
『ハンデ』を負ったのは『グリムだけ』じゃない。
『アージェント』も『重い足枷』をつけられた。

《いまは『まだはやい』けど、もうじき『スピード』は『おちる』よ》

『アージェント』は『酷い内出血(>>866)』を負った。
今は無理してトップスピードを維持しているとしても、
そんな方法を永遠に続けられるはずがないだろう。
怪我した足で走り回ったら状態が悪化して、
遅かれ早かれ動きは鈍る。

《ところで、『さっきのハナシ』のつづきなんだけどさ。
 アイツ『みえてない』じゃん。
 だから『こっちのほう』がイイとおもうんだけど、どうよ??》

さらに、『先程の続き(>>869)』を伝えておく(メール欄)。

877グリム『グリム・ランタン』:2022/09/13(火) 19:48:20
>>869
>>872
>>876
「『破れかぶれ』――だな。『無茶な強化』をして追い込まれているからだろうが」

『アリス』の見解に同意する。
今の『アージェント』の状態は、つまるところ『整備不足のF1マシン』だ。
自分のパワーとスピードで少しずつ壊れていき、最後には『大破』する・・・。

「『完全にぶっ壊れる』までに、こちらを『叩き潰そう』って考えなんだろう。
 『仕掛けてくる』タイミングはそう遠くない筈・・・そこを『狙う』か」

今まで相対してきた中で、この局面で『打つ』手は何か・・・。
『アリス』に『アージェント』の『考えそうなこと』を小声で伝える。

(彼女の『雑草』は、あの状態になるとかなり『強固』だ。
 それこそ、『鉄の拘束』を思わせるほどにな。
 『頑丈』というだけでなく、『パワー』もある・・・・・・)

(あの雑草は『発射台』――と読む。
 『アージェント』を『砲弾』と捉え、『雑草』が『送り出す』。
 恐らく『可能』だ。『強化される前』は『ナイフ』を移動させていた・・・今なら、余裕だろう)

『アリス』の提案にも頷く。今の『アージェント』にとって、その『位置』は『致命的』な筈だ。

(『アージェント』は自分の速さに追いついていない。『視野の狭さ』も、普段以上。
 目を焼かれていれば、尚更――『目標』以外の物は『捉えられない』だろう)

伝えることを伝えたら、『グリム・ランタン』の『杖』を『雑草郡』に向ける。
何が飛び出してきても良いように、だ。

878『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/14(水) 10:11:15

 ドック゛ン゛……ッッ……ドックン……ッッ゛

黒のない光の奔流、直接眼窩の中をハンダゴテでも押し付けられてるかのようだ。

あいつ(オブシディアン)がずーっと目を抑えつけてるのも、同じ目に遭って理解出来た。

だが、今は。

・・・・・・・・
この状態では逆に、その痛みが、内側でない他者が与える苦痛が私を動かす原動力となる。

段々と、心臓から次々と透明の返しが付いた刃のようなものが血管を進んでるかのように
痛みが生じてきている。
 動かなくては、思考を止めなくては、目的だけを追い求めなくては気が狂いそうな痛みだ。

止まれば、きっと私は壊れるだろう。そして、止まり続けなくても同じ結末なのだろう。

でも、最後の最期まで。

私は自分のまま、アージェントのままだ。

この命を燃やせ、眩く、何よりも、誰よりも……!

879『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/14(水) 10:41:05
>>876-877


 ―――ガㇵッ ピチャ ピチャピチャ

鉄雑草で覆われた、アージェントの即席の領域。
 姿は見えない、されど君達には『ドクター・アリス』の力によって
敵の姿は見えずとも、視覚以外での勝利に繋がる貴重な情報が降ってくる。

まず『超聴覚』で聞こえたのは『吐血音』。『超嗅覚』でも
鉄草の茂みの中心地帯より強い血の匂いが聞こえてくるだろう。

 『aー……je!』  

「シッ……安心しろ、メグ。私はまだ動けるからな。
オブシディアンが動けない以上、お前だけが頼りだ。……はっ
んな、泣きそうな顔をするな。こんな自分で付けた切り傷なんぞ
なんでもねぇよ。私を誰だと思ってる?
 『杖野郎を先に仕留める』。腕を潰したと言えまだ元気が有り余ってるからな。
【お前は先導しろ】、奴の元に……」

超聴覚では、このような会話が草の奥でなされてるようだ。
 リンゴ(禁果)で超人的な力を付けたとは言え、予想通り肉体の内側は
ボロボロなのだろう。話の内容から、彼女は早急に君達の内の一人を
脱落させたいようだ……。


君(アルカラ)の移動は恙無く行えたし、君(グリム)も迎撃の用意は
出来ている。ただメグ・ホワイトがアージェントに協力するのなら
メグ・ホワイトは率先して攻撃しないとしてもグリムの位置へ真っすぐ
突撃してくる危険性はあるだろう……。

880『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/14(水) 10:42:43
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■※※※■■∴∴∴∴  
∴∴∴■□□※※※※□■∴∴∴  △=ドクター・アリス 
∴∴■★□□※※※※□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□□∴△∴〇∴□∴□□■∴  ※=雑草地帯。アージェントとメグの姿は見えない
∴■□□□∴□∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 
∴■∴□∴☆∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム スタンドと共に左肩骨粉砕。全身に軽い打ち身
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  
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∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

881夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/09/14(水) 19:55:34
>>877

《おぉ、なるほど〜〜。『そういうの』もあるよね〜〜》

           《『グリム』もナカナカやるなぁ》

『最後の大技に賭けている』という『グリムの読み』は、
概ね筋が通っている。
時間のない状況で『待ちの戦法』を選ぶのは、
確かに不自然だとは思っていた。
ただ、それでも『疑問』は残る。

《だけど、『みえてない』のに『ソレ』やるのって、
 チョーあぶないよね。
 ナンか『かんがえてる』とはおもうけどさぁ》

それを『失明状態』でやる気か??という事だ。
マジで『人間砲弾』を敢行するつもりだとして、
そんな『捨て身の攻撃』が使えるのは、
せいぜい『一回だけ』だろうし、
本人だって無事で済むとは思えない。
その一回で『二人を同時に倒す』なんていうのは、
どう考えても無理がある。

《『ゼッタイあてるジシンがある』っていうならベツだけど。
 ソレだって、ヒトリしかたおせなくない??
 『せめてヒトリだけでも』ってカンジでもないし》

『アージェント』は『勝ちの目』を捨てていないはずだ。
そして、勝つためには二人倒さないといけない。
そこら辺を考えると、『突撃戦法』は不確実すぎる気もする。
でも、まぁいい。
どんな手を使ってこようと、『その上』を行けばいいだけだ。

>>879
>>(グリム)

《ふたりがかりで『グリムをねらうソウダン』してるみたい。
 『まずツエヤローをしとめる』んだってさ。
 『ヤツのトコにセンドウしろ』っていってる》

《もうすぐ『くる』っぽいから『ジュンビ』しといて》

『超聴覚』で得られた情報を『グリム』に伝え、その後で、
さらに言葉を続ける。

《『アリスのチカラ』をわかってるはずのヤツが、
 ジブンから『ジョーホーたれながしてる』》

きっと、グリムも『同じような事』を考えているだろう。

《――――――『どうおもう』??》

             スッ

自身は『北東』に移動し、『グリム』に近付くと同時に、
『グリム・ランタン』に『ペットボトル』を差し出す。
『ペットボトル』に『蝋燭』を仕込んでもらうためだ。
『ドクター・アリス』は『先程の提案(>>876)』を実行に移す。
『バドミントンのプロ選手』が放つ『スマッシュ』の初速は、
『時速300km』という『超高速』に達する。
それに『生身の人間』が対応できる理由は――――。

882グリム『グリム・ランタン』:2022/09/15(木) 21:06:47
>>879
>>881
「八割方『フェイク』だろうな。
 中身までは分からないが・・・・・・」

『杖』を傾け、『アリス』の持ってきた『ペットボトル』に『蝋燭』を仕込んでおく。

「今この場で『何をしてほしいか』と考えれば・・・『観測手』か?
 『雑草』を使い、相方の位置を特定できれば、そこに向けて『攻撃』すれば良い」

「『メグ』――とかいう『スタンド』は『陽動』。
 或いは、そいつこそが『最初の一発』かもしれない」

仕込みが終わったら、『杖』を再度『雑草』の方へと向ける。

883『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/17(土) 14:27:33


――ドクン……ッ゛ ドックンッ ドッグン゛ッッ゛

胃か食道の何処らへんから滲んだ血が口から零れ出る。
 もう自分の意思で止める事は出来ないし、元より止まるつもりは無い。

禁果の力が天文的確率で今この瞬間に効力を失ったとしても、酷使した肉体が
回復はしない。夢半ばで死するか、夢を叶え死ぬか。どちらか二つに一つだ。

……追い求める夢は何処までも果てしなく遠く、理解者も居ないなか突き進む。

白く、無限に白い自分の心に曇りなき場所を追い求め。自ら望んで暗闇の中へ

笑えるじゃないか。えぇ? 相棒

綺麗なものを見たくて、限りなく手を足を汚す。こんな矛盾しきった人生に
一つでも華を飾ろう。その花の色は、きっと……この足で最期に立って目にした時。

――とても美しい純粋な色合いの筈だから

884『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/17(土) 14:43:17
>>881-882(レス遅れ大変失礼しました)

 相手の『会話』は超感覚で十分に聞き取れた。
草むらでメグ・ホワイトの力を借りて禁果の全てのリソースを引き出し
博打狙いで盲目状態の中で攻撃を加える。

それでも、会話が正しいのなら対応は出来る筈。二グロ・スピリチュアルと
血液の反応によって能力が著しく強化されたとして。本来の能力では
掌で携行出来るナイフ程度をスCで動かすぐらいだったのだ。
 更に早く動かせたとして、今は二グロ・スピリチュアル自体の速度によって
本体の機動力、足の速さが神速(スA)と化してる方が脅威なのだから。


  ザッ……!

っ草むらが、雑草が動き出す音。そしてアージェントの血の匂い……それが
超嗅覚越しでグリムは直ぐ近くだと感じた。

  ――ダッッンッ!!

雑草を抜け、一陣の黒い人影らしいものがグリム自体へ真っすぐ突撃してきた!
 やはり、会話通りに馬鹿正直に君(グリム)を狙ったのかも知れない。

君(アルカラ)も、奴(アージェント)らしい人影が突っ込む前に少し時間はある。
ペットボトルを差し出す事は出来た。蝋燭への仕込みも終えたと考えて良いだろう。

人影は物凄い速度でグリムに迫る……今からドクター・アリスを動かして
迎撃や援護は可能だろうか・・・?

885『禁果白黒コンビ乱闘!』:2022/09/17(土) 14:46:22
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■※※※■■∴∴∴∴  ●=スAで迫る人影 アージェントだろう
∴∴∴■□□※※※※□■∴∴∴  △=ドクター・アリス 
∴∴■★□□※●※※□□■∴∴  ★=オブシディアン 
∴■□□∴△∴〇∴□∴□□■∴  ※=雑草地帯
∴■□□□∴☆∴□∴□□□■∴  ☆=アルカラ 
∴■∴□∴□∴□∴□∴□∴■∴  〇=グリム スタンドと共に左肩骨粉砕。全身に軽い打ち身
∴■□∴□∴□∴□∴□∴□■∴  ∴=『ジャック・ホワイト』 
∴■□□∴□∴∴∴□∴□□■∴  
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴  
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴  
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴


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