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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その4
73
:
『伝播のG』
:2020/06/12(金) 01:09:24
>>71
(林檎)
「ええ、『あなたも』ね」
それが、くるみの答えだった。
おそらく『推測』は正しい。
そして、彼女の『力』だけでは解決出来ない問題である事も、
また事実なのだろう。
「――――ありがとう」
ニコッ
「『パーソナリティー』が、いつまでも暗い顔してちゃダメね」
やや明るさを取り戻した様子で、くるみが笑う。
林檎の励ましが効いたようだ。
共に歩く空織にも、それは届いている。
>>72
(空織)
「ありがとうございます。
私からも、出来るだけのお手伝いはさせて貰いますよ」
ニコッ
くるみの表情も、最初よりは幾らか柔らかくなっているようだ。
林檎のエールもあるが、空織の落ち着きある言葉も、
場の空気を和らげる事に一役買っている。
そして、空織は考える。
『スタンド使い』を必要とする事情。
『一般人』では『スタンドの問題』には対処出来ない。
くるみの言う事情とは、おそらくは『スタンド絡みの問題』だ。
だからこそ、空織達は呼ばれたのだろう。
>>(両者)
「――――大きな声じゃ言えないんですが、
数日前に『放送事故』が起きたんです。
『私の番組』じゃあなかったんですけど。
本番中に、放送が数秒間ストップしちゃったんですよ」
「幸い『それ自体』は、そこまで大事にはならなかったんです。
ただ…………」
二人が座ると、くるみは話し始めた。
『放送事故』――それが事件の発端だったらしい。
彼女は、更に話を続ける。
「ただ、『その前』が問題で。
事故が起きる一日前に、
ウチの局に『メール』が送られて来たんです」
「……『明日の放送中に些細なトラブルが起きる』――
そういう内容でした」
くるみは、一旦そこで話を区切った。
何も起きなければ、『タチの悪い悪戯』で済まされただろう。
しかし、『そうはならなかった』という事だ。
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