[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その4
70
:
『伝播のG』
:2020/06/11(木) 23:45:08
>>68
(林檎)
「ありがとう。
是非これからもご贔屓に――と言いたい所だけど、
『宣伝』は、このくらいにしておかないとね」
『依頼者』は『美作くるみ』。
『一般人』が『アリーナ』と関わりを持つ機会は少ないだろう。
逆に言えば、『力を持つ者』なら有り得ない事ではない。
「『悩み』というか何と言うか……。
今ちょっと『厄介な問題』を抱えていてね。
相談に乗ってくれると、本当に助かるわ」
そう言って、くるみは苦笑いをして見せた。
以前の彼女は、至って明るい雰囲気だった。
気さくな様子は今も変わらないが、『困り事』があるせいか、
前に出会った時ほどの明るさはない。
>>69
(空織)
目の前に立つ『美作くるみ』は、
どう見ても『上層部の人間』には見えなかった。
しかし、『アリーナ』と何らかの『コネ』があるのは確かだ。
彼女が『依頼者』なのは、その繋がりと無関係ではあるまい。
「これはこれは、ご丁寧に……」
「空織さん、改めてよろしくお願いします」
スッ
空織の名刺を受け取り、
くるみが『自分の名刺』を差し出してきた。
『Electric Canary Garden:パーソナリティー美作くるみ』とある。
名刺の隅には、
『デフォルメされたカナリア』のイラストが添えられていた。
「この前、街中で『スクーター』が故障しちゃいまして。
それを直してる時に、少しお話をさせて貰ったんですよ」
『そういう事』のようだ。
くるみの世間話は、そこで終わった。
砕けた表情だった彼女の顔に、真剣な色が混じる。
>>(両者)
「とりあえず、『事情』をお聞かせします。
立ち話も何ですし…………『詳しい話』は向こうの方で」
くるみは奥の方を手で指し示す。
正面がガラス張りになっており、
椅子やテーブル、ソファーなどが置かれた応接スペースだ。
歩き出そうとした時、くるみが立ち止まった。
「お二人とも、これを首に掛けておいて貰えますか?」
手渡されたのは、ストラップ付の『カードホルダー』だ。
その中に『入館証』が収められている。
外部の人間が局内を動く時には、これが必要になるらしい。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板