したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その4

691『伝播のG』:2020/11/08(日) 06:17:35
>>689(空織)

「ない事はない。『いつも』という訳ではないが」

「何か『取り込み中』なんじゃあないですかァ?
 偉い人と話してるとか」

「…………『制作室』にはいなかった?
 ごめん…………ちょっと分からない…………」

空織の問い掛けに対して、三者三様の答えが返ってきた。
そして、弥生に視線を向ける。
彼女は思い悩んだ表情をしており、
顔を見られている事にも気付いていないようだ。

「我々の連絡先を教える。
 用事がある時に電話なり何なりしてくれ。
 それでいいだろう」

弥生の代わりに、曽我が答えた。
そして、弥生以外の二人の連絡先を伝えられる。
それが済んだ時点で、曽我が出て行った。

「そんじゃ、俺も。お疲れ様です。
 えーと、『誰さん』でしたっけ?
 ま、いいや。林檎ちゃんにも伝えてますけど、
 必要な時には手伝うんで、遠慮なしに言って下さいよ」

「私…………制作室にいるから…………」

        ――――バタン

曽我に続いて園部と弥生が『Bスタジオ』を去り、
空織だけが残される。

>>690(林檎)

「――いえ、こちらは何もありません」

無線には澤井が出た。
警備室には異常はなさそうだ。
鍋島が向かったのは、階段に近い方向だった。
ただ、すぐ目の前に階段がある訳ではない。
そこに行くには歩く必要がある。

        pururururururu…………

その時、林檎のスマホに着信が入った。
誰かが電話を掛けてきている。
『知らない番号』だ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板