[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その4
511
:
『伝播のG』
:2020/09/11(金) 22:06:20
>>509
(林檎)
「いや…………」
「まだ――だけど……」
林檎の問い掛けに対し、橋田は首を横に振った。
そして、彼は再びモニターを見つめる。
相変わらず何かを隠しているような雰囲気は残っているが、
協力しようという気はあるようだ。
その大部分は彼自身のためだろう。
申し訳なさそうな所を見ると、
彼なりに罪滅ぼしの意味も含まれているのかもしれない。
「何ですか?改まって」
二人に向き直った澤井が、
空織の呼び掛けに応じて近付いてきた。
それから空織は事情説明を始め、
澤井は真剣な表情で耳を傾ける。
やがて、澤井は申し出を了承した。
露木の時とは違い、スムーズに話を進める事が出来た。
その時、モニターを見ていた橋田の表情が変わった。
「あ…………」
「『あの人』だ…………」
橋田が腕を上げ、モニターの一転を指差した。
彼が指し示した先には、通路を歩く露木が映っている。
『橋田が見た男』というのは『露木』の事だったらしい。
彼の姿は、すぐにモニターから消えてしまった。
監視カメラの範囲外に入ったのだろう。
>>510
(空織)
「――――分かりました。それが必要な事なら協力します」
「高屋敷さんは見回りです。
今の話は、私から伝えておきますよ。
その方が手間が省けますから」
事情を聞いた澤井は、『了承』の意を示した。
高屋敷に対する説明も、彼に任せておけば問題あるまい。
これで作戦に関する『根回し』は、概ね完了した事になる。
後は、露木が『上役』と話をつけられるかどうかだ。
もし『上』から『却下』された場合、
『下』の人間である露木と澤井も従わざるを得ない。
「あ…………」
「『あの人』だ…………」
その時、橋田が腕を上げて、モニターの方向を指し示した。
林檎が橋田を取り調べた時に聞いていた、
『件の男』を見つけたらしい。
だが、モニターが澤井の陰になっていたせいで、
空織からは確認出来なかった。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板