したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その4

1名無しは星を見ていたい:2020/05/23(土) 19:46:51
短編、単発のミッションなどにお使いください。
長編やシリーズものの予定でしたら、自分のスレで行うことをお勧めします。

499『伝播のG』:2020/09/07(月) 22:24:20
>>497(空織)

「お考えは分かりました」

「失礼ですが、空織さん――――」

「あなたは『確信』をお持ちではないでしょう」

露木が静かに告げた。
職業柄か本人の性質かは不明だが、
彼は空織の内心を見抜いている。
互いの視線が交差した瞬間、空織には『それ』が分かった。

「…………ただ、その『可能性』を強く疑っておられる」

返ってきたのは『了承』ではなかった。
だが、露木は思案している。
彼を説得するには、もう一押しか二押しという所だろう。

          ス

不意に、露木は片手を上げ、掌を空織に向けた。
制止するような動作。
それから、彼は空織ではなく、林檎の方に向き直った。

「空織さん、少々お待ちを」

「『林檎さんに』お聞きしたい事があります」

>>498(林檎)

          ス

露木は、上げた片手を空織に向けた。
制止を意味する動作。
それから、彼は林檎の方に向き直った。

「結構です。それよりも、お聞きしたい事があります」

駆け引きを続ける空織を援護するため、
林檎は『証拠作り』を提案する。
案の定、露木は話に乗ってこなかった。
露木の声色には、
そんな林檎の内心を見透かしているような響きがある。

「どのようにして『制限』するおつもりですか?
 詳しい内容を教えて下さい」

「仮に私から話を通すとしても、
 話の中に不透明な部分があっては、
 『実現は難しい』と言わざるを得ません」

露木が空織ではなく林檎に尋ねたのは、
『林檎の意思』を確認するためだろう。
そして、彼に協力を求めるためには、
『計画』を打ち明けなければならない。
選択の権利は『林檎』にある。

500猫柳 柚子『カーマ・カメレオン』:2020/09/07(月) 22:32:54
>>499

「『防火扉』を警備室の制御板から操作してほしいの。あたしたちどちらかの合図で、すぐに下ろせるように」
「もしAスタジオで待機してなければいけないのなら、『澤井さん』を説得するのを手伝ってほしいの」

淀みなく答えるよ。信頼は大事だからね。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板