[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その4
496
:
『伝播のG』
:2020/09/06(日) 21:12:40
>>494
(空織)
「正直に申し上げますと、分かりません」
「『内部の可能性もある』とは考えました。
しかし、憶測です。
間違っている恐れもあります」
そこで、露木は言葉を切った。
彼は、真っ直ぐに空織の目を見つめる。
露木の表情には、
密かに探りを入れている空織の内心を、
見透かしているような色があった。
「空織さん――――
あなたにはあなたの考えがおありだとは分かっています」
「そして、私にも私の考えがあります」
「私は不確かな仮説を口にして、
事態を混乱させる事は出来ません」
くるみは情報の取り扱いには慎重だ。
おそらくは、露木も同じなのだろう。
『誤った情報』を流して、
取り返しがつかなくなる事を危惧している。
「新しい企画の構想です。
恐縮ですが、その内容についてお話する事は出来ません」
「『気付いた事』というのも、
これといって思い付くような事は何も…………」
>>495
(林檎)
くるみを仲介役にするというのは悪くない手だろう。
だが、やはり『確実』ではない。
誰に頼むにしても、相手を納得させる事は『必須』だ。
「『三週間前』…………ですか?」
「ええ、確かに聞いた覚えはあります。
Aスタジオの方は何の異常もありませんでした」
思い出しているような様子はあった。
客観的には自然に見える範囲だ。
その時、林檎には隣に立つ『空織の腕時計』が見えた。
放送開始まで残り『二十分』。
仮に『防火シャッターの利用』が却下された場合、
『代替案』を用意する時間は、あまりない。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板