[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その4
200
:
『伝播のG』
:2020/06/28(日) 23:28:44
>>198
(林檎)
『残り時間』は半分。
ちょうど『折り返し地点』だ。
林檎だけではなく、相棒の空織にとっても。
「どうも。空織さんは局の外にいらっしゃいますよ。
ついさっき急いで出て行かれまして」
林檎の『和ゴス』的な格好を見ても、
高屋敷の態度は落ち着いていた。
やはりベテランだからだろうか。
彼の話によると、空織は『何か』を追っていたらしい。
「『資料室』の鍵は…………今日は使っていませんね。
そのカメラでしたら、『これ』になります」
高屋敷がモニターの一角を指で指し示す。
そこには『グレムリン』を見失った辺りの映像が映っていた。
三つの部屋が全て見えているようだ。
>>199
(空織)
「君が『探偵』で、既に弥生から話を聞いているなら、
大体の事情は知っているだろうから、
詳細は省かせてもらう」
「放送中にマイクが不調を起こし、
代わりを用意するまでの間、音楽を流して対応した。
その時、私は副調整室にいたが、
『トラブル以外の何か』は起きなかった」
曽我の証言は、これまで何度も聞いてきた内容と同じだ。
事件発生当時、現場で目立つような事は起きていなかった。
その点は間違いない。
『グレムリン』――――『原因不明の故障』を引き起こす妖精。
犯人のスタンドが『それ』を由来にしているならば、
明らかな『細工の跡』を残しているとは考えにくい。
「君にも仕事があるだろうが、
弥生の事はあまり刺激しないでやってくれ。
せっかく『怪我』が治ったというのに、
またトラブルに見舞われてしまった」
曽我は、弥生の心情を気遣っているようだ。
弥生の評価は、おそらく正当なものなのだろう。
同時に、『今まで聞いた事のない単語』が、
彼の口から発せられた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板