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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その4
129
:
『伝播のG』
:2020/06/19(金) 21:07:59
>>127
(林檎)
「そうね……。
じゃあ、そうさせて貰おうかな」
「でも、『ライブラリー』までは案内するわ。
行きましょうか」
ガチャ
スタ スタ スタ スタ スタ
くるみが前に立って歩き出す。
ほどなくして、林檎は『ライブラリー』の前に着いた。
ドアのガラスから、向こう側が見える。
大きな棚が幾つも並んでおり、そこに男の後姿が見えた。
『CD』を手に取っているようだ。
「ほら、あれが『園部』さん。
局の中では若手だけど、腕の良い『ミキサー』よ」
「さて――私も『打ち合わせ』に行かないと……。
また何かあったら、遠慮なく呼びに来て」
「また後でね、林檎さん」
ザッ
そう言い残し、くるみは早足で立ち去っていった。
街で出会った時、林檎は彼女と『名刺交換』を済ませている。
何かあれば、直接連絡する事も出来る。
>>128
(空織)
「――――『バードウォッチャー』?」
「えーと…………『鳥』…………ですか?」
そう言って、『橋田』は首を傾げる。
特に止められなければ、そのまま立ち去るつもりらしい。
『澤井』は立ち上がり、ラジオ局を見上げた。
こうしている間にも、中で何かが起きていないとも限らない。
おそらくは、そのように考えているのだろう。
「まぁ、こんな事もありますよ。
まだまだこれからです。頑張りましょう、空織さん」
澤井が励ましの言葉を掛けてくる。
もしかすると、さっきの『お返し』かもしれない。
今頃、林檎はどうしているだろうか。
彼女と合流するか、それとも別々の方向から調査を続けるか。
どちらにしても、澤井には彼の仕事があるため、
別れる事になりそうだ。
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