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【ミ】『忘れじの瑕、コメットテイル』
415
:
『サヨナラ_エレジィ・タウン』
:2019/10/27(日) 02:29:44
>>413
(小石川)
存在しないはずの、『4人目』。
敵の能力は『読めない』が、『推測』は出来る。
スタンド能力は、ある程度の幅はあっても『一人一能力』。
『分解』を引き起こしていた『デストルドー』や、
『攻撃能力』と思われる『フレッシュ&ブラッド』に、
人数を増やしたり、隠蔽したりする側面は想像し難い。
勿論『可能性』はあるだろうが――――
『矢田』:
「…………わかりましたッ。呼んできますからッ」
矢田は言葉通り、運転手に声を掛けに戻る。
すぐに戻ってくるだろう。その前に天雨と緑里が、こちらに来た。
『天雨』:
「交渉の役目、お見事でしたわ。
……バスガイドと運転手にさえ話が通れば、
あとは敵スタンド使いだけが『課題』ですわね」
『緑里』:
「一番デカい課題、ですけどねーーー。
避けるにせよ、話すにせよ……倒すにせよーーー」
>>414
(黒峰)
『出雲』:
「『刃』に限らず、古代から……『隕石』やその加工品ってヤツは、
特別な意味……『神秘』が、つきものだったそうッス。
それはただ単に物珍しさからじゃあなく……あの『刃』みたいに、
『神秘の現象』を実際に引き起こしてたから、かもしれない」
ここにあるのはあくまで、『ひと時の夢』に過ぎないと出雲は語った。
現実では失われたといい、持ち出せないソレでさえ、このような『騒動』に繋がっている。
『そんなものがあった』のだ……おそらくは、過去にいくつも。或いは、今も。
『出雲』:
「味方は……………残念でもないッスけど、いないッス。
外の世界にいる人間の中で、ここのことを伝えてるのは、
ここを作った人間だけ……あいつは急に呼び出せるわけでもない。
そしてこの世界の住人には、『外絡みのトラブルの話』をしても今一通じない。
それは、おれとしても……本来は、悪くない話では、あるんスけど」
「……とにかく、『阻止』するために動けるのはおれだけ、ッス」
出雲の言葉には若干の含みが感じられたが、
それは今追及するには、あまり時間がなさそうだ。
小石川が話を終え、バスガイドが『運転手』に何かを報告している。
>両者
そうして・・・バスガイドの矢田は、無事に『運転手』を引き連れ戻ってくる。
小石川と黒峰。天雨、緑里、出雲。この5人に加え『運営側』の二人。
話し合うのに必要な、つまり……『動ける』面々は揃った。
何もなければ、このまま方針を定め――――『存在しない町』の物語が、『結末』へ走り出す時が来る
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