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【ミ】『忘れじの瑕、コメットテイル』
247
:
『サヨナラ_エレジィ・タウン』
:2019/06/24(月) 01:11:57
>>243
(宗海)
「それは――――『懸念』ッスね」
「流石に事情を全部ゲロる気は、ないッスけど。……『共に進行』じゃないんス。
町に別から『危険』が入ってきたのと、あんたらのバスが来たタイミングが近すぎる。
別から来た危険はあんまりにもいきなりだったんで『正確な位置』までわからなかったんスけど、
それで警戒してる時に来たあんたらは、バスって目印もあって『察知』することが出来たってワケで」
「要するに――――『何かが起きたタイミングで』『普段来ないバスが来た』んス。
それなら……『何かを起こしたヤツの仲間』がそっちにも紛れてる、としてもおかしくはない」
「だから、言いがかりみてーッスけど警戒させてもらってました。
写真はその通りで。どんな人間がいるか、把握しときたかった」
そこまで『バスが来る』のが珍しいのだろうか。神経が過敏すぎるのか。
いずれにせよ、何か確信があるわけではないようだ――――バスについては。
「久遠さん――――と、『その他色々(エトセトラ)』ッスか。
…………ま、『弱々しい』ってのは話半分で受け取りますよ。
自分から『弱い』って言い出すスタンド使いは、だいたい『厄介』」
「それにその目。『修羅場』の一つや二つは、潜ってきてそうだ」
ザッ
「こいつは『イレテ・ユンヌ・フォワ』――――オレの『熱意』」
『カチッ』 『カチッ』
全身は見せない――――やはり、腕だけが重なっている。
そして、発現されたばかりのそれはすぐに解除される。
腕しかないスタンドという風でもないので、これも警戒の証だろうか。
「とにかく…………『未知の危険』の狙いは、まず間違いなく『流星刀』。
この町で悪党に『狙われる』のは――――こいつ、くらいしか思いつかないんでね」
オ オ オ ・・・
「ここでずっと待ってるのも考えたんですが、出来るならここに来る前に敵の正体が掴みたい。
もし敵がここに辿り着いて乱戦になったら、あの刀を守れる保証は……あんまりないッスし」
「・・・その手段があいにく思いつかないんスけど。
『もう片方』から来た連中はもう、分散してるだろうし」
>>244
(小石川)
緑里は、『目』の見える範囲で何かをしているような様子はない。
ただ歩いている……大きく広がるポンチョの下に両手を入れ、どこか『蝙蝠』のように。
「いいですよ〜、『森の入り口』だけ見て帰るのも謎ですからね〜〜〜っ」
ザッ
ザッ
道には、『足跡』がある。
森から出てきたであろう人間の足跡だ。
どうやら――――人の出入りは、かなり最近にでも、あるようだ。
反面看板らしい看板は無い。が、道の横に茂る草は刈られている。
おそらく送電塔の整備など、必要最低限の人間だけが使う道なのだろう。
「『森』ね〜、『送電塔』みたいなのさっき見えましたし、
それ用に整備してるんですかね? 『子供の遊び場』って風ではないですし」
「『遭難』とかしないように、しないとなァ〜〜〜」
ザッ
ザッ
ザッ
ザッ ・・・
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜、『ウソ』!」
「なぁ〜〜んでしたっけ、なんか小さい鳥ですよねェ〜?
バードウォッチング……あんま真剣に、やらなかったんだよなァ。
昔の彼女が探してたなあ。見せてやりたいとか言ってさ〜〜〜〜ッ」
「『主水くんウソつきだからちょうどいい』〜〜〜とか言ってェ」
「か〜〜〜わいい、子だったなあァ〜〜〜〜〜〜」
ザッ ・ ・ ・
しばらく、歩き続ける――――送電塔は、もう近い。
ふと、足跡が『横道』から出ている箇所が見えた。それより先、道には足跡がない。
・・・道の向こう、『送電塔』から来たわけではないのか?
そしてその方向を見れば、木々のはざまに『歪み』が見える。
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