[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【ミ】『忘れじの瑕、コメットテイル』
128
:
『サヨナラ_エレジィ・タウン』
:2019/04/26(金) 01:13:57
>>124
(黒峰)
「なんで? なんでよ、投稿とかしなくてもさぁ〜。
俳優とか……芸能人のアカウント見たりするじゃん。見ない?」
「てかあんたテレビとか見るの?
寝ながら点けてるとかナシでね」
目に見えた範囲ではとりあえず『ガラケー』のようだったが、
誰彼なく携帯を見える位置に持っているわけではないため、
実際のところの『シェア率』は、今のところはよく分からない。
ただ、偶然で済ますには妙に『ガラケーが多い』ような気はした。
>>125
(小石川)
図らずも――――というわけでもないが、『予定外』を知ってしまった小石川。
だが、『予定外』の塊であるスタンド使いの自分や『天雨』などはともかく、
他の人間がこのような異常事態を、素直に受け入れてくれるかはあやしいところだ。
伏せておく、という判断は、おそらく正しいものと思われた。
「そう、『予定外』――――好きではない言葉ですけれど、
この状況を見せられれば、納得するほかにはございませんわね」
平静を装っているのがわかる声色で、
天雨は窓の外の風景を眺めながら答える。
「私も、様子を見るのに賛成ですわ。乗客も『子供』が多いですし、
『パニック』に陥るよりは『予定通り』を装うほうがいくらか安全でしょう」
目と耳をポケットに入れる様子にやや目を細めつつも、
天雨も小石川の考えに同意しているようだ。とりあえず『協調』出来る。
「・・・『迷い込んだ』なら、まあ、出ればいいとして」
「『引き込まれた』なら厄介でしょうね。何が目的かにもよるにせよ」
霧の中の奇妙な町、紅鏡町。それが何を齎すのかは謎ばかりだが、『何かある』。
それは間違いない――――とはいえ、赤い街並みと澄んだ空気は旅行先としては悪くない景観だった。
>>126
(宗海)
自身の『スマートフォン』も『圏外』のようだ。単純に『電波が悪い』のだろうか?
山中などは今も電波が通じない場所はあるものの、ここは仮に『田舎』だとしても町中だ。
「ギリシャだったか、スペインだったか――――――
日本にもこういう町があったなら、もっと宣伝してくれればいいのに」
「それとも、そうですね、全部『セット』なのか……
だとしたらこの旅の内に堪能し尽くさなくちゃ」
幸いか、『無粋』な言葉にも刈崎は前向きな反応だった。
目が痛いような下品な赤ではないが『奇抜』な情景であるのは間違いない。
町単位でこのような『セット』を作るあたり、相当な『予算』と『やる気』があるのだろうか。
あるいは元からこういう『セット』なのか・・・いずれにせよ、調べるための端末は今は使えない。
>>172
(ヨロズ)
他の乗客たちも、ヨロズたちに何か干渉してきたり、割り込んできたりはしない。
寝ているからというのもあるし、座席の制約もある。人間関係で何かあるとしても降りてからだろう。
>全体
プシュ ゥゥゥ ――――― ッ ・・・
やがてバスは完全に停車しきり、添乗員の案内で一同は荷物を手に『ロータリー』へと降りていく・・
「大きな荷物ありましたら、え〜……宿泊施設に行くまでバスで預かっておきますよ〜ッ」
眠っていた『ヤス』なども目を擦りながら外に出て、辺りを見渡し始めていた。
『20人』。
ひとまずは何事もなく、バスに乗っている全員が謎めいた『赤い町』に降り立とうとしている。
何か理由があって残っておきたいとか、少し待ってほしいなら、申し出れば多少は問題ないだろう。
ヒュ
オ オ オ ・・・
なお、この付近にはあまり人気がない。
バスを泊めたのはそういう理由もあったのかもしれないが・・・
ザッ
ザッ
バスを降りた者にはこちらに向けて歩いてくる人影が見える。
黒い髪を覆うように『赤い飛行帽』を被り、カメラを首から提げた若い男性のようだった。
「…………」
その陽気そうな表情は、降り立った大所帯にか、別の何かにか、どこか『驚いている』ようにも見える。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板