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【イ】『星の祭典』

1『星見町行事録』:2018/10/23(火) 02:11:53

☆☆☆  お祭り会場へようこそ  ★★★

・当スレッドは『七夕』『正月』『クリスマス』『ハロウィン』など、
 板全体でのPC向けイベントに用いるためのイベント専用スレです。

・特に時季の定めのない『社交パーティ』などの開催も可です。
 
・季節のイベントである必要は特にありませんが、
 ご自身のシリーズミッションなどに絡む内容であれば、
 ご自身の運営するミッションスレの利用を推奨します。

・参加条件が限られる、また参加者を固定するイベントは、
 ご自身でスレを建てるかフリーミッションスレでどうぞ。
 当スレは原則『途中抜け』『途中入り』自由のイベント用です。

・PL向けのイベントは当該スレでどうぞ。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1466002084/

63小石川文子『スーサイド・ライフ』:2018/12/29(土) 17:03:34
>>51

耳に響いた言葉が、緩やかに心の中に染み透る。
その意味を噛み締めるように一瞬だけ目を閉じ、また開く。
再び開かれた瞳の奥には、確かな意思が宿っていた。

  「……ありがとうございます」

感謝の意を込めて、丁寧に一礼する。
それから頭を上げて、遠ざかる背中を見送った。
彼には、これからも変わらず元気でいて欲しいと心から思う――。

   ――私も……彼を見習わないと……。

強い気持ちで生きていくために、自分も元気でいなくてはいけない。
その一つとして、まずは今の催しを楽しもう。
少し会場を歩いてみることにする。
もしかすると、他にも見知った人がいるかもしれない。
知人を見かけたのなら、挨拶をしておきたい。

64スミシー『ザ・ウィズ』:2018/12/29(土) 17:33:24
>>62(美作)

肉と野菜をいい配分で皿に盛るのに、
けっこー苦戦してたところに声がかかる。

「あっ、どもッ! ステキなパーティナイトッスね……!」

しかもその相手がかなりの美人と来た。

「……あれ? えーっと、名前出てこねえ。
 どっかで喋った事あったッスよね?
 なんつーか、聞き覚えのある声なもんで」

         「あ、これはナンパじゃあねえッスけど」

           ヘラッ

思い人がいないでもないのだが、
単純にテンションは上がるわけだ。

ただ、声の聞き覚えはそれとは別のハナシ。
もっとも……顔には見覚えがない、のだが。

「オレみたいなので良ければ、ってのは、
 声かけてくれたあんたに失礼ッスよね」

「それ、何飲んでんスか? ワイン、には見えねーっスけど」

ともかくノリノリでお相手をさせてもらう事にした。
今のところ、不審者以外で知り合いらしい知り合いも来てないし。

65美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2018/12/29(土) 19:42:20
>>64

「これ?『シェリー』よ。スペイン産の白ワインね。
 作り方がちょっと変わってて、熟成させるからこんな色になるらしいわ」

「っていっても、私も詳しくは知らないの。
 でも、口当たりが良くて飲みやすいから好きなのよ」

「ただ、結構強いのよね。飲みやすいから、ついつい深酒しちゃう事もあって。
 ここで酔い潰れないように気を付けなくちゃね」

    クイッ

話の合間に酒が喉を通る。
適度に高揚する感覚が心地良い。

「なるほどねえ……。もしかすると、そういう事もあるかもしれないわね。
 『デジャビュ』ってヤツ?ちょっと違うかしら」

       フフッ

何事かを納得したような表情で笑みを浮かべる。
あまり多くはないものの、そういう人は確かに時々いるのだ。

「せっかくだから当ててみてくれない?酒の肴の、ちょっとした余興よ。
 ちなみに、あなたと私は『初対面』。少しはヒントになるかしら」

「ああ、ひょっとすると――目を閉じた方が分かりやすいかもね。
 目を閉じて耳を澄ませば、目で見えない真実が見えてくるんじゃない?」

         スッ

   「今日も、あなたの隣に『電気カナリア』の囀りを――ってね」

青年の耳元に音もなく顔を近付け、小声で囁きかける。
それは、放送を始める時にいつも口にしているフレーズだった。

66『星々交わり、日が昇る』:2018/12/29(土) 19:49:48
>>59-60(メイド)

アリーナ、あるいはパーティへの懸念や不安を口にする二人。
タタラにも見えているように、スタッフは前の方にいるし、
なんなら常原が指揮している黒服達もスタッフなので、話は聞けそうだ。

また、先ほどなにげなしに入り込んだ『バックヤード』も、
何かしら主催者達にとって重要なものがある可能性はあるだろう。

>>61(石動)

パーティも珍しいし、来ている連中も珍奇なのがチラホラいる。
流石に年上が多そうだが……わりと未成年者の割合も高く、
ソフトドリンクなどのサービスも充実しているようだった。
そして少なくとも……賑やかなのは、間違いない。

・・・比較的石動と年代が近いと思われるのは、あそこで踊っている一団(>>33 >>43)だろうか?

>>62(美作)

せっかくなので軽い火遊びに打って出る事にした。
ちょうどメイド男は別のメイドと話し込んでいるようだし、
そういう意味でも一人で食事をしている彼は手頃な相手だった。

>>63(小石川)

知人を探す小石川。
ドリンクコーナーで所在無さげに佇むあの少女(>>22)は、スカイモールで会った『ココロ』だ。
今のところ他に知り合いを見つけられていない様子なので、話しかけやすいといえばやすいだろう。

☆現在のプレゼント
1.ネイルケアセット(夢見ヶ崎)
2.花飾りつきの幸運のお守り(朱鷺宮)
3.パワフルと言うネーム入りバスタオル(朝山)
4.星見の隠れ郷の湯 温泉の素(ムーさん)
5.新発売 和食尽くしの星見金平糖(エッ子)
6.星見の岬 砂時計(城生)
7.穏やかな月光りに照らされる海の描かれたマグカップ(小林)
8.輝く木漏れ日に虹が掛かる海の描かれた受け皿(ヤジ)
9.栄養ドリンク12本入りの箱(杉夜)
10.ハンドクリーム(ココロ)
11.お手製のキュートなマフラーと手袋(常原)
12.手製のポプリ(小石川)
13.ストラップ付きバードコール(美作)
14.コルクオープナー(タタラ)
15.初夢宝クジ10枚(スミシー)
16.財布(水瀬)
17.シャチのぬいぐるみ(石動)

67小石川文子『スーサイド・ライフ』:2018/12/29(土) 21:27:03
>>66
>>22

   ――あの人は……。

少女の姿を見て、夕日に照らされた展望台が脳裏に思い浮かぶ。
あの時の私は、少し気持ちが弱くなっていた。
だから、彼女に話を聞いてもらったことで気分が楽になったことを覚えている。

  「……こんばんは、ココロさん」

           スッ……

ドリンクコーナーに歩み寄り、穏やかな声色で呼びかける。
挨拶と共に頭を下げて、それから静かに顔を上げる。
今日の服装は、あの時と同じ喪服と帽子だった。

  「小石川です――以前、スカイモールで話を聞いていただいた……。
   覚えていらっしゃいますか?」

あの頃の私は、日に日に大きくなっていく『衝動』を抑えきれずにいた。
迷った末に『音仙』と名乗る女性の下を訪れ、胸の内にある『揺らぎ』を吐露した。
そして――自身の中に眠る『スーサイド・ライフ』の存在を認識した。

  「また……お会いできましたね」

柔らかく言葉を紡ぎながら、憂いを含んだ慎ましい微笑を少女に向ける。
彼女と話をした時、自分はスタンド使いになったばかりだった。
改めて振り返れば、随分と久方ぶりの再会のように思う。

68スミシー『ザ・ウィズ』:2018/12/29(土) 22:08:13
>>65(美作)

「へェ〜これがシェリーってやつッスか。
 たいてい決まった酒しか飲まねーんで、
 こういうのの区別はつかねえんスよねェ」

(……なんつーかめちゃくちゃグイグイ来る人だなァ〜〜オイッ!
 遊び慣れてる、っつーか、初対面に気後れがねえっつーか)

(にしてもこの声ッ)

スミシーは見た目に反し『チキン』で、
グイグイ来られると上手く捌けないのだ。

(耳に引っ掛かるぜ! 合コンかなんかで会ってたかァ〜ッ……!?
 いや、もうちょいよく聞く声の気がするんだよな……!)

「……そッ、そう『挑発』されちまうと、
 否が応でも当てなきゃってもんですけど」

         「……!?」

(……このセリフッ! そうだ、セリフだ!
 この人の声を聞いたのは会話じゃあねえ、
 オレが一方的に聴いたッ! リスナーとして!)

ここまでされれば、誰だって分かる。
つまりこれはクイズってわけじゃなくて、
楽しい会話の一環ってワケだと気付いた。

(弄ばれてるぜ……相手は喋りのプロとはいえ、してやられてるッ)

「ま……マジかよォ〜」

「『ファン』ですぜ、オレはあんたの……!
 そこまで詳しいってもんでもねーけどさ」

ヒマしてラジオを聴くことはそれなりにあるし、
地元愛が強いスミシーは地元発の有名人に詳しい。

「っと、せっかくのオフにあんま騒ぐのもわりーッスよね。
 しっかし、驚きだぜ……ここにいるってことはあんたも『スタンド使い』」

                 「ッスよね」

などと言いつつ、やや顔を離す。
有名人が相手ってのは気後れするのだ。情けない話だが。

69ココロ『RLP』:2018/12/29(土) 22:22:07
>>67(小石川)

(……一向に知ってる人も見当たらないし、
 それに、皆盛り上がっている感じだし、
 私、『場違い』な所に来たんじゃあ……?
 よ、よく考えたら『アリーナ』なんてよく知らないし)

            (……か、帰ろうかしら。
             でも、せっかくのパーティだし、
              試しに誰かに話しかけて……)

    キョロ
           キョロ

意を決そうと(決するとは言ってない)しつつ周囲を見渡していると、
ちょうどそこに、知った顔の女性が近づいてきたので――――

「あっ」

「こ……小石川、さん。ええ、もちろん覚えてます。
 あの時……また、どこかで会える気がしてましたけど」

(す、ストーカーみたいな事言っちゃったわ……
 でも、あの時……本当にそう思ったんだもの、事実よ)

あの時の事が記憶の水面に浮かび、笑みを浮かべる。

(それにしても小石川さん……あの時よりも、顔色が良い気がするわ。
 き、気のせいかもしれないし……こんなこと、口には出せないけれど)

久々の再会――――のように思える。
あの頃の彼女とは、何かしら違うようにも見える。良い意味で。

「……こんなところで、会えるなんて」

「あっ、いえ、こっ、こんなところだなんて……
 このパーティを貶しているわけじゃあなくって」

         「ご、ごめんなさい変な事言って」  

先ほどまでのやや暗い気分に引きずられつつ。

「そ、そうじゃなくって……貴女も、
 ……『スタンド使い』、だったんですね」

                  スッ ―――― ♪

             「私と、同じ」

指先が宙を叩くと、空間に音の花が咲く。『エアピアノ』のスタンド『RLP』。
かつては『弱い』自分の、厭う力だったけれど――――今は『誇れる』ものの一つだった。

70小石川文子『スーサイド・ライフ』:2018/12/29(土) 23:54:29
>>69

      コクリ……

少女の謝罪に対して、穏やかな微笑みを消すことなく軽く頷く。
大丈夫――そのような意味が込められた所作だった。
言葉として口に出すよりも、そうして伝えた方が好ましいように思われたから。

  「――とても綺麗な音色ですね……」

スタンドによって奏でられたピアノの音を聞いて、思わず目を細める。
同時に、少女がスタンド使いであることも理解した。
あの時の邂逅も、スタンド使い同士の繋がりによるものだったのだろうか。

  「はい――」

       スゥッ……

言葉と同時に、その左手に発現する一振りの『ナイフ』。
それは、『生と死の間』を彷徨い歩く自身の精神が生み出した力。
初めて目にした時、自らの精神の象徴として自然に受け入れることができた。

  「『スーサイド・ライフ』――そう呼んでいます……」

『ナイフ』のヴィジョンは、すぐに霧散した。
あまり長く出しておくのは良くないことだ。
楽しむための催しなのだし、この『形』は尚更この場に似つかわしくない。

  「ココロさんは、ピアノの心得がおありなのでしょうか?」

  「あの――そう思ったものですから……」

スタンドは本体の精神に根ざしたものであると聞いている。
そして彼女は、ピアノに関わるスタンドを持つ。
それは、彼女がピアノと何らかの結びつきを持っているせいなのかもしれない。

71美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2018/12/30(日) 00:32:33
>>68

「アハハ、ゴメンなさい。嬉しかったもんだから、ついね。
 私の事を知っていてくれる人に出会うって、あんまりないものだから」

   フフッ

ゆっくりと顔を離してから、至って楽しげに笑う。
これでも、一応は業界の人間の端くれ。
こうしたコミュニケーションにも多少は慣れている。
もっとも、今は『酒の力』というのもあった。
だから平時と比べると、勢いが『やや強め』なのだ。

「ホントに嬉しいなあ……。私の声、聴いてくれてるのね。
 それを実感できた瞬間が、私にとっては最高に喜びを感じる瞬間なのよ」

「だから――私は今、物凄く幸せな気分なの」

リップサービスなんかじゃなく、あくまでも本心から出た言葉だ。
私にとって、支持してくれる人の存在は何よりも大事なもの。
その人と出会える事は、何物にも変えられない掛け替えのない事なのだから。

「そういう事になるわね。そして、あなたも同じ」

       「――って考えてもいいのかしら?」

              ――――シュンッ

言葉と同時に、肩の上に『小鳥』が乗る。
生物感とはイメージとは対照的な『機械仕掛けの小鳥』だ。

「『プラン9・チャンネル7』――それが『この子』の名前よ」

本体とは反対に、『小鳥』は実に無口だった。
囀る事もなく、肩を止まり木にして静かに留まり続けている。

「ちなみに、私の名前は……っと、それはご存知だったわよね」

「ところで――良かったら、あなたのお名前を教えて欲しいな。
 私のファンでいてくれる人の名前は、是非とも聴いておきたいの。
 
「無理にとは言わないけど、とっても励みになるから――ね」

72ココロ『RLP』:2018/12/30(日) 01:24:44
>>70(小石川)

                  スゥー
                      ハァー

小さく深呼吸をして、笑みの意味を噛みしめる。

「『スーサイド』……『ライフ』」

「あ、ありがとうございます……見せてくれて。
 私、勝手に見せてしまって……さ、催促したみたいで」

(意外……いえ、何かしら、意外じゃあないわ。
 『ナイフ』……こ、このヒトにしっくりくるような……
 きっと、『戦うためのナイフ』じゃあ、無い気がする。)

         (……ひ、人のスタンドに、
           変な決めつけをするのも、
            良くないとは思うけれど……)

(きっと……小石川さんの、とても『大切な何か』の、能力なんだわ)

霧散したヴィジョンに、
それ以上深く触れはしない。
それは礼儀に反すると、なんとなくおもったのだ。

「…………あ、ありがとうございます。
 ピアノには、私、自信が持てるんです。
 も、もちろんプロの人よりは、下手かもしれないけど」

空中に浮かんだ鍵盤は、もう消えていた。

「けれど、人を、喜ばせる事は……出来ますから」

「思い上がりかも、しれない、ですけれど……
 喜んでくれた人がいるっていう事は……本当だもの」

                ニコ…

自分自身にも、昔よりは自信が持てる。
『自分を好いてくれた人間』が、たくさんいるから。
もし何かを間違えてしまっても、その灯火があるから、
辿るべき心の五線譜にはきっと戻って来れるし、戻ってくる。

・・・もちろん、それでも、間違える事への不安はあるけれど。

73スミシー『ザ・ウィズ』:2018/12/30(日) 01:36:53
>>71(美作)

「『星見町』発の現役DJなら、
 聞かねー理由がねーってもんスよ。
 その声! 『聴きやすい』んスよねェ」

      「ラジオには超・重要だぜ」

世界一好きとかではないが、
実物が目の前にいれば、
誉め言葉が浮かぶくらいには好きだ。

「あ〜、っと」

「オレの『スタンド』はアンタのと違って、
 角から角まで可愛げってのがねェもんで……
 ここで発現したら、色々と『台無し』になっちまうんス」

『ザ・ウィズ』。
与えられた魔法の力は『大袈裟』だ。
そしてスミシーの陽気を感じさせないほど、無機質だ。 

「なんで、出せはしねーッスけど」

                  ザ・ウィズ
           「名前は、『魔法使い』」

「んでもって、オレは喜屋武 角(きゃん すみ)
 ――知り合いには、『スミシー』なんて呼ばれてますね」

もう一つほとんど数人にしか呼ばれないあだ名もあるが、それは置いておく。

「名前一つで張り切って貰えるなら、
 こんなにありがてぇ話はねえ〜ッスよ」

       「まさしくオレも、『幸せな気分』ってヤツッスねェ〜」

74常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2018/12/30(日) 01:40:14
>>60
「俺の『スタンド』は『家政婦』のそれ、
 なので戦いに興味もありませんし、剣闘士やる気はないですね 戦いは忌むべきですよ」

         モグモグ

  「しかし、『主催者』は俺たちの事を知っているわけですね、
   こちらからアリーナに伺った記憶はないのに…不気味ですよ俺」

         ムシャムシャ    ウン オイシカッタ

   「ま、ただでさえ能力者は、危ない目に逢うことがですし、ね」
   「面識を広げることは悪いことではないでしょう!!!!!
    メイドとして動けるので!!!パーティじたいは嬉しいですし!!!俺!!」

   「そんなわけで俺はそろそろ業務に戻りますよ!!
    タタラさん、お話は楽しかったですけれど次に会うときはアレですからね!!アレ!!!」
   「―――ライバルからね!!!!!!!敵かもしれないですよッ!!!俺!!!」

   「さらばッ!!!!!!!!」     


       タッタッタッ …

   そう言って常原は、タタラの横を去る。去ろうとする。

 …しばしの逡巡。 
 これが守るべき『ご主人様』たちであれば、わざわざ危険に近付けるようなことは言わない。
 しかし『タタラ』は『メイド』である。職務意識の違いこそあれど。彼女が『主人を守る』ものであるなら……

    「………暗躍するやつはアリーナの他にもいる 」

    「 『紡ぎ手』 」
    「気を付けろよ、あの燕尾服の女に………あと、俺にも」

    「俺は、既に、もしかしたら……屈しかけて……」

 小さく呟いておく。彼女には聞こえていただろうか。

75タタラ『インスタント・カルマ』:2018/12/30(日) 01:53:05
>>74(常原)

「『情報を得るスタンド』があるのかも、
 しれませんワね。なにせ超能力ですもの」

「少なくとも害意は感じませんし、
 強制力のような物も無かった。
 酔狂の類にしては、大規模すぎるだけで」

          「嬉しくて楽しいのは事実」

       フ フ

笑みを浮かべて、ショートケーキを一つ取った。
どんどん補充されてくるケーキは天国そのものだ。

「敵ではない事を祈っていますワ。
 ライバルでしたら、別に構いませんけど」

        「それでは、良いパーティを。
          ご機嫌麗しゅう、常原さま」

そして呟き声に、返す。
去る常原の背中に語る。

「……安心なさい。
 『人吉多々良』の『インスタント・カルマ』は、
 どのような人間にも等しく『地獄』を見せる」

         「そういうふうに、出来ている。
          役者でさえ、狂言回しでさえ」

                     ピィ    ―――  ン

一瞬、虚空から逆さづりにされた『ヴィジョン』が浮かび、消える。 
燕尾服の女――――謎めいた存在は、頭の中から消さない事にした。

76小石川文子『スーサイド・ライフ』:2018/12/30(日) 16:33:05
>>72

  「いえ……こちらこそ見せて下さったことに感謝しています……」

彼女の演奏には、きっと人を幸せにすることのできる力がある。
実際に聴いたことはなくとも、それは察せられた。
そのことは、少女の表情が物語っている。

   ――本当に優しい笑顔……。

ピアノについて語る彼女の笑顔を見て、胸の奥で感じ取る。
その表情は、見る人を安らかな気持ちにしてくれるものだ。
だからこそ、彼女の演奏には力があるのだろうと思えた。

  「人を喜ばせる――とても素敵なことだと思います……」

私の力は、自分自身の『解決手段』に根ざしたもの。
他の誰かを幸せにするような力ではない。
それを実現できる彼女の力は、尊いものだと感じた。

  「私にも……いつか聴かせていただけますか?」

         ――フワ……

ほんの少しだけ、少女の方へ歩み寄る。
同時に、仄かな花の香りが緩やかに漂う。
その匂いは、鎮静作用を持つと言われるラベンダーの芳香だった。

  「誰かの心を潤すことのできるココロさんの演奏を……」

77美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2018/12/30(日) 17:46:49
>>73

まもなく、肩から『小鳥』が消える。
元々、『挨拶』のつもりで出しただけだったのだから。

「『聴きやすさ』ね。要点を押さえてると思うわ。
 私達も意識してるポイントの一つだから」

「ありがとう。褒めてくれて」

褒め言葉は素直に嬉しい。
気分が良いと、それだけお酒も進むわね。

「『スミシー』……」   
             「『ザ・ウィズ』……」

聞いたばかりの名前を、呟くように繰り返す。
それから、明るくニコリと笑ってみせる。

「『スミシー・ザ・ウィズ』――『魔法使いのスミシー』ね。
 イケてるじゃない。そのまま『デビュー』できそうな名前だわ」

昔の記憶が、瞬間的に頭の中を過ぎった。
もっとも、彼を含めた大勢の人は知らない事だろうけど。

       「――っと……」

自分が喋りかけた内容に気付き、ほんの少しだけ言葉を濁す。
程よく酔ってきたせいか、うっかりつまらない事を良いそうになったわ。

「何ていうか――そう、例えば『マジシャン』みたいにね。
 手品はお得意かしら?」

    フフッ

誤魔化すように、やや悪戯っぽい表情で笑う。
そして、ローストされたマカダミアナッツを皿から手に取り、口の中に放り込んだ。

78朝山『ザ・ハイヤー』:2018/12/30(日) 20:19:47
>>39(夢見ヶ崎PC)
>>72(ココロPC)
>>76(小石川PC)


 〜〜〜♪ ♫

ぬぉおおおおおおお!! 情熱のダンスッ エクリプス・ダンスを
踊りすぎて今やテンションはハイテンションよりも上の
ハイハイテンションになってるっス! 

「ん?  あーーーーー!!!
小石川おねーさんに、スイカ割りのおねーさんっス!」

知り合いの二人を見つけたっス! だから、さっき悪のダンスをして
友達になったユメミンを紹介するっス!! ユメミンの手を引っ張って
二人のほうへと走るっス!!

「二人共楽しんでるっスか! わたしはとーっても楽しいっス!!!
こっちはさっき友達になったユメミンっス!! これによって
トライアングルからスクウェアフレンドへと改革になったスぅぅうう!!!」

   タタタッ   〜〜♫ ♬   ブゥン!!

 クルクル タンッ  シャキーン タンッ  テンテテンッ!

 祝!! スクウェアフレンド同盟結成による喜びの
ニュー・エクリプスダンスっス!!!

『ザ・ハイヤー』を発現しつつ、『再分配』による超高速ダンスっス!!!

79スミシー『ザ・ウィズ』:2018/12/31(月) 00:04:43
>>77

「良いもんは褒めねーと、
 なんのための口かわかんねーッスから」

           ニィッ

「『デビュー』?」

「え、ああッ、手品師としてッスか?
 そりゃマジックショーに出たりとか、
 そういうバイトみてーな経験はありますけど」

(なんか、唐突だな……酔ってんのかな?
 オレも酒入ってるから裏ってもんが読めねーぜ)

酒が入ってなくてもさほど読めないが、
まあそれはそれだ。気分の話ってわけだ。

「手品が得意ってもんじゃ、ないんスよね。
 なにせオレのスタンドは『魔法』なんで」

「『観客』を置いてけぼりにしちまう、っていうか」

ここが外なら、昔よくやっていたように、
実際にその『魔法』を見せびらかすものだが、
あいにくそういう『パーティ』ではないのだし、自重する。

「……オレもナッツでも貰うかな」

皿に盛った肉にかぶりつく空気でもないので、
なんとなく途切れた話の合間にナッツを口に。
酒もあって、味を批評するにはあまりにも浮いた気分だ。

80ココロ『RLP』:2018/12/31(月) 00:44:18
>>76(小石川)

「もっ……もちろんです。私の演奏で、
 誰かが……喜んでくれるとしたら。
 演奏しない理由が無いわ……そのための『RLP』」

   「……な、なんて。少し恰好をつけ過ぎたかしら」

嘘偽りはないけれど、
なんだか大言を言ってしまった気はする。

「けれど……いつかきっと、聴かせますから」

けれど、ピアノについては、『謙遜』がむしろ失礼。
プロのような腕前じゃあない。けれど『価値』を、皆がくれた。

(…………そ、それにしても、この人……良い匂いがするわ。
 私は? 私はどうなのかしら……ちゃ、ちゃんと身体洗ってるし、
 今日はパーティだから、それなりの身だしなみも、してきたつもりだけど)

           (……そ、そんなに、気にする事ないわよね)

そして小石川の芳香にあわやネガティブ突入と思われるも、
ラベンダーの『鎮静作用』のおかげか、彼女自身の『包容力』の賜物か、落ち着く。

・・・落ち着いたところに。

>>78(朝山)

「ひ、ひぃっ……!? あっ、貴女は確か――――」

(そ、そうだわ! 今年の夏にスイカ割をしたわ……!
 こ……ここにいるということは、スタンド使いなのね。
 そ、それにこの場で新しい友達を作っただなんて、
 やっぱりすごくコミュニケーション能力が高い子なんだわ……)

いきなり大声で呼ばれたので、驚いた。
あの時と同じだ。あの時は――――楽しかった。

「え、ええ、楽しんでいるわ……とても。
 あ、貴女もとっても楽しいみたいで……何よりだわ」

(何だか偉そうな言い方をしてしまったかしら……って。
 ちょっ……ちょっと、踊りがキレが良すぎるわ……!
 ほ、ほこりとか舞って……は、いないかもしれないけど。
 そ、そうよね。綺麗な会場だもの、汚れてる前提は悪いわ)

          (そ、それにしたって)

(こ……この子、エネルギッシュ過ぎるわ……!
 う……羨ましい、のかもしれない。私には無い物よ……あっ)

「……あ、そ、そういえば……!
 私たち、お互いに名前を知らなかったわね。
 ご、ごめんなさい、あの時は自己紹介の前に、帰ってしまって」

(ムーさんでも、のんちゃんでも無いはずよね、この子は……)

              「わ……私は、ココロ。
               水溜 意(みずたまり こころ)と言うの。
               も……もしよかったらだけれど、
               貴方のお名前も、聴かせてもらっていいかしら」

踊りを茫然と見ていたが、ふと、その少女の呼び名を知らないと気付いた。
せっかくの親睦パーティなのだし、それくらいの縁は深めておくべきだと思うのだ。

81『星々交わり、日が昇る』:2018/12/31(月) 02:40:21

           ワイ

                 ワイ

パーティも中盤に差し掛かろうとしており、
プレゼントはすでに、ちょっとした『山積み』だ。

「まだプレゼント置いてない方〜っ、
 まだまだ受け付けてますんで、
 今のうちに置いてっちゃってくださ〜〜い」

とのことだ。

>>54(朱鷺宮)

話しかけた相手(>>49)はどうやら、
ちょっと『取り込み中』のようだった。

他の話し相手を探すなり、
パーティをただ楽しむなり、
主催とより深く絡むなり、
他の事をするのがよさげだ。

>全体

         ガララララララ…

前方に『絵馬』ようなものが運ばれてきている。

     ≪…………≫

運んできたのは謎めいた『着ぐるみ』の存在だ。

そういえば『2019年の抱負』を書くコーナーも、
常設されているようだったが・・・いかんせん地味だった。

企画倒れにならないよう、目立つ場所に持って行こう、という腹か。

82美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2018/12/31(月) 02:50:05
>>79

「アハハ、お客さんをほっぽっちゃうんじゃあ『手品師』としては『失格』よねえ」

「でも、『魔法使い』としては『一流』――そんな感じかしら?」

   プハァ

酒を呷り、軽やかに笑う。
何かを誤魔化すような雰囲気は、既になかった。

「そう、良いものはキチンと評価してあげなきゃいけないわね。
 このナッツ、塩加減が丁度いいわ。火の入れ方も悪くないし」

     ポイッ

ナッツを口に運びながら、再び話し始める。
ラジオで喋っている時のように、淀みのない口調だった。

「見た所、深めに焼いてあるわね。表面がキツネ色になってるでしょ?
 ロースト仕立てのヤツだと格別なんだけど、まぁそこまでは望まないから」

「自宅で作る場合は、オーブンがあるとお手軽よ。
 塩味以外だと、辛いものが好きなら唐辛子なんかも良いわね。
 甘い味付けにしたい時には蜂蜜もオススメしておくわ」

ナッツを口にしながら喋り続けていたが、そこで言葉を区切った。
スミシー青年に向けて、明るく気さくに笑いかける。

「私にとって、口は大切な『商売道具』ね。
 この口で色々と喋って、聴いてくれる人に楽しんでもらう」

「それが美作くるみの使う『魔法』――――
 もちろん『本物の魔法使いさん』には及ばないけどね」

       ピンッ――
              パクッ

おもむろに、一粒のナッツを指で真上に高く弾き飛ばす。
その場から動く事なく、落下してくるナッツを危なげなく口で受け止めた。

「と――――まぁ、口には『こういう使い方』もある訳だけど」

          フフッ

『口キャッチ』は、アイドル時代からの特技の一つだった。
見せる場があまりないパフォーマンスだが、歌唱力と同じく、
こちらの腕前も衰えてはいない。

83夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/12/31(月) 10:54:18
>>78

「ほうほう、この『アリス』のステップについてこられるとは……。
 『アッちゃん』よ、なかなかやるな!!」

どうやら『ニックネーム』が決定したらしい。
朝山が普段から呼ばれているものとは違うが、そんなことは当然知るはずもない。
もし知っていたとしても、それに従ったかどうかはまた別の話になる。

「しかし!!まだまだこんなもんじゃないぞ!!ヨルはながい!!
 こっちもホンキでいかしてもらうぜ!!」

『モーニングマウンテン』と『アリス』――
ある意味、最も出会ってはいけなかったであろう二人の邂逅。
パーティーの雰囲気によって高められた二人のノリと勢いは、
危険な『相乗効果』を生み出していく。
それは、この平和な親睦の場に大いなる『混沌』を引き起こすのであった……。

>>80

そして、『アッちゃん』と一緒にココロの下へやってきた。
言うまでもなく、二人の間に立って場を落ち着かせようなどという考えはない。
結果――『混沌』は、さらに加速する。

「――――イィェェェ〜〜〜イ!!!!
 ウチらはスーパーフレンドリーユニット『アッちゃん&ユメミンinパーティーナイト』だ!!
 さぁさぁ、キミもワレワレのナカマになろうではないか……。
 フッフッフッ、キミも『アレ』なんでしょ??
 わたしも『アレ』だからさぁ〜〜〜。ね??」

       ズギュンッ

『アレ』というのは『スタンド使い』のことだ。
さっきはなんか勘違いされてしまったみたいなので、
今回は『ドクター・ブラインド』を出しておくことにしよう。
『アリス』は、ひびイロんなコトをまなんでいくのだ。

「わたしは『ユメミン』または『夢見ヶ崎』あるいは『アリス』
 もしくは『明日美』ウラのカオは『アルカラ』」

ダンスは一旦『アッちゃん』に任せて、ココロに向かってズイズイと近付いていこう。
これで『アッちゃん&ユメミンwithココロinパーティーナイト』のカンセイだ!!
マチのジッケンをてにいれるトキもチカイぞ!!

「――スキなのえらんでいーよ」

そういうことらしい。
つまりは自己紹介というやつだ。
ブルーのサングラスの奥で、好奇心の強そうな瞳が輝いている。

84朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2018/12/31(月) 11:11:48
>>81
「ふむ、皆さん忙しそうなんですねー…」
そう言って軽く首を振り、ふときぐるみの方に目線が行く

「あら、来年の抱負なんてのもあるじゃないの。
 せっかくだからあれを試してみようかしらね。」
そう言って笑美は、お皿などをとんとおいて
抱負のコーナーへと歩いていく。
どんな物があるだろうかと確認するつもりだろう

85小石川文子『スーサイド・ライフ』:2018/12/31(月) 11:13:04
>>80

『RLP』と呼ばれるスタンドと、本体である少女。
そのどちらも、私にはないものを持っている。
だからこそ、彼女が秘める輝きが強く感じられるような気がした。

  「……ありがとうございます」

柔らかく微笑み、感謝の言葉を口にする。
その表情には、先程の少女と同じような笑顔が表れていた。
以前に出会った時と比べると、確かに顔色は良くなっていたのかもしれない。

  「その時が来るのを楽しみにしていますね……」

これは、自分にとって再会の約束でもある。
もちろん、少女に対して強制するようなものではない。
ただ、いつの日か訪れる機会として胸の内に残しておきたかった。

>>78

  「こんばんは……朝山さん」

  「ええ、お陰さまで……。私も楽しませていただいています……」

何度か出会ったことのある知人を見かけ、お辞儀と共に挨拶を返す。
こうして知っている相手と再会できることは、大きな喜びだった。
自然と表情が綻び、口元が柔和な微笑を形作る。

  「――こんばんは」  

一方で、彼女が連れている少女とは初対面だった。
丁寧に頭を下げて、同じように挨拶する。
それから少し後ろに下がり、ドリンクコーナーからカモミールティーを選んだ。

>ALL

後ろの方で、三人のやり取りを静かに見守っている。
同年代の少女達が集まっているのを見て、気を遣ったらしい。
その手の中には、湯気の立つカップがあった。

86宗像征爾『アヴィーチー』:2018/12/31(月) 11:51:11

気付けば会場に立っていた。
恐らくは、これも何らかの能力という事か。

「――まだ終わってはいないようだな」

軽く視線を巡らせる。
この場に揃った人間が全員スタンド使いという事なのだろう。

「『生菓子』だ」

「そちらの裁量で適当な場所に置いてくれ」

「気温の低い季節だが、ここは暖房が効いている」

担当する人間を見つけて、途中で購入した『贈答用カステラ』を渡す。
食い物ならば、手にした者が処分に困るという事も少ないと考えた。

「主催者側の人間は――奥の方か」

『アリーナ』関係者らしき一団に向かって歩く。
目的は単なる挨拶だ。

87スミシー『ザ・ウィズ』:2018/12/31(月) 15:35:02
>>82(美作)

「まッ、そんなとこッスねェ。
 スタンド使い全般として『一流』とは、
 とても名乗れねーッスけど」

         ヘラッ

自分より強大なスタンド使いはいくらでもいる。
スタンドの強さもだし、生き方についてもだ。
スミシーはいつも『二番手』『三番手』に甘んじる。

「へぇ……詳しいんスね。
 『ナッツ』なんてオレからすりゃ、
 名前と味しか知らねーもんだが」

「『口だけ』じゃなくて『頭』もねえと、
 そーいう仕事は出来ねえってコトッスね。
 日ごろから勉強してるんだろうしさぁ」

       「あんたもやっぱ、『本物』だぜ」

雑学に感嘆しつつ、ナッツを手に取る。
そもそもこれがなんて名前かも怪しい。

「オッ、それオレも昔練習してたッスよ。
 ナッツとかじゃなくて、スナック菓子でだけど」

・・・

・・・・・・などと、楽しんでいたところに。

「ン」

「来年の『抱負』(>>81)?
 そんなコーナーあったっけか」

前の方に現れた新コーナー(新ではない)に気付く。

「すんません、あーいうのは、
 参加したいタチなもんで。
 ちょっと書いて来てもいいッスかね」

88ココロ『RLP』:2018/12/31(月) 15:51:28
>>83(夢見ヶ崎)
>>85(小石川)

小石川に確かに、大きく頷いた。
約束は守るためにある。いずれ果たそう。

――――それより目の前の『混沌』だ!

「ど、ど……どうも……!?」

(人型のスタンド……なんだかおしゃれな感じだわ。
 この子の恰好もおしゃれだし……本体に似たのかしら)

不安のフィルタがはがれかけた緑がかった瞳が、笑みに細まる。

(アリス……は、服よね? そ、そういうあだ名よね?
 ユメミンは苗字だとして……『アルカラ』って、何?
 わ、分からないわ……あだ名がたくさんある子なのかしら)

(……でも、苗字で呼ぶのは悪い事じゃあないわよね。
 好きに呼んでくれって、この子が言っているんだし。
 なんだかんだ初対面の相手は苗字呼びが『落ち着く』わ)

 ミズタマリ
「『水溜 ココロ』よ。……よ、よろしく、夢見ヶ崎さん。
 ええと、ココロって呼んでくれて良いわ……
 あ、いえ、もちろん水溜でもかまわないし、
 好きに呼んでくれれば……それが一番良いわ、ええ」

(呼んでくれていいなんて偉そうだったわ……
 でも、こっちは苗字で呼んでいるから、
 え、遠慮させてしまうような気がするし……
 ……遠慮って、私、そんな大物でもないわよ。
 何も言わなくっても普通に呼ばれてたんじゃ……)

なにげない名前を呼ぶのにも、ココロは色々考える事もある。
たいていは条件反射的に苗字で呼ぶのだが、たまには過程があるんだ。

「そ、そうね、私も『スタンド使い』」

               ――――♪

ともかく空間を滑るように打鍵し、
『ドレミファソラシド』を奏でた。

(それにしても……テンションが高い子だわ。
 わ、私が低すぎるだけかもしれないけれど……
 こういうのを『パリピ』というのかしら……!?
 で、でも、パリピのパリって、確かパーティだし……
 パーティに参加してるなら、そうあるべきなんじゃないの?)

       (で、でも私、こんなふうに出来るかしら……?
         そ、それに、小石川さんも落ち着いてるし、
           落ち着いて楽しむのも『アリ』よね……!?
            こ、小石川さんを言い訳にするようで、良くないけど……)

89『星々交わり、日が昇る』:2018/12/31(月) 16:09:50
>>84(朱鷺宮)

皆食べるのに、あるいは話すのに忙しいらしい。
抱負のコーナーには書く為らしい高級そうな紙と、
ボールペン、色ペン、筆ペンといった各種筆記具、
それから書き終えた後に使うためか、手の消毒液がある。

      ≪…………≫

                ≪…………≫

それを運んできた着ぐるみたちは、
バックヤードの方へ撤収しつつある。
代わりに歩いてきたのは『執事』風の青年だ。

「ここは2019年の抱負を書くコーナーです。
 一応言っておくと『初詣』ではないので、
 『神頼みで叶えたい事』ではなく……
 『意気込み』を書き込むのがベターでしょう」

「勿論その辺りは、自由ですが。一応言っておきました」

                 ペコォー

恭しく頭を下げられる。書くなら今からでも、書けそうだ。

>>86(宗像)

見覚えのない者が大多数であり、
その全てが恐らく『力』を有している。
末恐ろしくも、可能性に溢れた光景だ。

「畏まりました、お客様」

真面目そうな黒服スタッフに言伝し、
奥――――『アリーナ』の一団に近付く。

「……」

顔見知りの『吾妻』は姿が見えないが、
先ほどちらっと視界の隅にいた気もするし、
彼の派閥が主催か、主催の一部らしい。

彼と遭遇していれば否応なしに、
多少は『シリアス』なムードになるだろう。
今席を外しているのは幸なのか不幸なのか。
もちろん探しに行けばすぐに見つかるはずだ。

今いるのは黒服達と、メガネを掛けた女だ。
スーツではなく『和』の正装に身を包んでおり、
年明けに向けての強いモチベーションを感じさせる。

「どうもぉ〜、パーティ楽しんでますぅ?」

西の方のものと思われる独特なイントネーションで、向こうから声がかかる。

☆現在のプレゼント
1.ネイルケアセット(夢見ヶ崎)
2.花飾りつきの幸運のお守り(朱鷺宮)
3.パワフルと言うネーム入りバスタオル(朝山)
4.星見の隠れ郷の湯 温泉の素(ムーさん)
5.新発売 和食尽くしの星見金平糖(エッ子)
6.星見の岬 砂時計(城生)
7.穏やかな月光りに照らされる海の描かれたマグカップ(小林)
8.輝く木漏れ日に虹が掛かる海の描かれた受け皿(ヤジ)
9.栄養ドリンク12本入りの箱(杉夜)
10.ハンドクリーム(ココロ)
11.お手製のキュートなマフラーと手袋(常原)
12.手製のポプリ(小石川)
13.ストラップ付きバードコール(美作)
14.コルクオープナー(タタラ)
15.初夢宝クジ10枚(スミシー)
16.財布(水瀬)
17.シャチのぬいぐるみ(石動)
18.贈呈用カステラ(宗像)

90朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2018/12/31(月) 17:38:36
>>89
「なるほど…来年の抱負ね。
 来年のことを言うと鬼が笑う…みたいな言葉もあるし、
 年を越す前に書いちゃってもいいかしらね。」
そう言って軽くペンを手にとった。

「わかりました。
 せっかくだから書いてみますね。」
と言ってサラサラと字を書き始めた。
少し考えたようには見えたが
それにしても書くのが早いようである。

「私はいつもどおりこんな感じで行ってみたいわね」
と言って速やかに抱負を書き込んでいった

…内容は
<家族みんなが大変なこと無く
 一年を無事に過ごしてほしい。
 もちろん自分も含めて。
 ただ、特に娘は幸運になってほしい。

     朱鷺宮 笑美>

…書かれたメッセージは特に最後あたりが切実な感じがした。

91美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2018/12/31(月) 19:46:49
>>87

「どうぞ、いってらっしゃい。楽しかったわ。素敵な時間をくれてありがとう」

『来年の抱負』にチラリと視線を向ける。
私も、後で書いてみようかな。
リスナーが増えますように……っていうのは、七夕の時にも書いたわね。

「それじゃ、また何処かでお会いましょう――『魔法使い』さん」

彼のお陰で楽しい時間が過ごせた。
一人酒もいいけど、誰かと一緒に飲むお酒はまた格別。
これが恋人だったら言うことなしなんだけど、ね。

  「ああ、そうそう……」

      「あなた、なかなか『キュート』だったわよ」

                    「 『Have a nice time ! !』 」

         ――――パチッ☆

最後に再びウインクを送り、『来年の抱負』に向かうスミシーを見送った。
いつの間にか、グラスは空になっている。
代わりをもらってこなきゃ。

「『ラム』をいただけるかしら?色は『ゴールド』が良いわね。
 ストレートでグッといきたいわ」

程よい香りと琥珀色が特徴の『ゴールドラム』を受け取ろう。
顔を見れば、ほんのりと頬に赤みが差しているのが分かる。
良い具合にアルコールが回ってきて、今の気分は『ほろ酔い』だ。

92『星々交わり、日が昇る』:2019/01/01(火) 00:30:42
>>90(朱鷺宮)

      サラサラ

真剣な願いを込めて、
来年の抱負を書き終えた。


≪……≫

               ≪……≫

着ぐるみがそれを受け取り、飾り付ける。
2019年――――『来年』の事のようだが、
なんとなく、『鬼は笑わない』ような気もした。

>>91(美作)

『スミシー』に別れを告げ、次の酒を取りに行く。

「『ラム』の『ゴールド』ですね。どうぞ」

問題無く、差し出された。
気分も良くなってきたわけだが、
さて、このあとどうするべきだろう。

>全体

「プレゼントの募集、そろそろ打ち切りま〜す!
 何か持って来たヒト、早めに置きにきてくださ〜い」

どうやらパーティも、少しずつ佳境に向かいつつあるようだ、

93スミシー『ザ・ウィズ』:2019/01/01(火) 00:38:28
>>91(美作)

「こちらこそ、2018年最大の思い出ッした。
 『Electric Canary Garden』楽しみにして――」
 
      「る、ッス! どもっした!
               ――――よいお年を、ッス」

(最後まで弄ばれちまったぜェ〜ッ……
 『新年』に向けて……いい思い出にはなったけどよ)

そして2019年の抱負へと向かう。
書く事は、極めてシンプルだ。


【 来年もシゴトとシュミを完全に両立! 

                   スミシー】


「こんなもんでいいよな、抱負ってヤツはよォ〜」

            「……来年も頑張らねえとな」

後は来年に向けて、今日は英気を養おう。

94宗像征爾『アヴィーチー』:2019/01/01(火) 00:56:42
>>89

吾妻個人に用があって来た訳ではないので『アリーナ』の人間なら誰でも構わない。
もっとも顔を合わせたら挨拶ぐらいはするつもりだ。

「――今、来た所だ」

「『服装規定』の心配は要らなかったようだな」

他の招待客達の姿を一瞥して感想を漏らす。
俺の格好はカーキ色の作業服だが、この面子の中なら問題は無いだろう。

「不躾な質問で悪いが、あんたは俺の事を知っているか?」

吾妻と同じ派閥なら、能力も含めて知っている筈だ。
知らないとすれば、奴とは別の派閥という事になる。

「もし知っているなら名乗る手間が省ける」

「知らないなら、礼儀として今ここで名乗らせて貰いたい」

この言葉には相手の名前を聞くという意味もあった。
名前程度なら普通に尋ねても話すとは思うが。

95夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/01/01(火) 02:19:27
>>88

「『ミズタマリココロ』…………」

「『ミズタマリ』…………『ココロ』…………」

相手の名前を聞いて、何やら悩み始めた。
その表情は、一転して真剣そのものだ。
ただ、考えていることが深刻だとは限らない。

  (……タマちゃん……ぶなんすぎる……)

      (……マリン……いまいちインパクトがよわい……)

             (……タマリン……コレもなんかちがうな……)

    「よし――――」

「アイショウの『マリコ』をりゃくして、『マリちゃん』ってよぶことにしよう!!
 はじめましてよろしく『マリちゃん』!!
 コレで『アッちゃん&ユメミンwithマリちゃんinパーティーナイト』のたんじょうだ!!」

グループ結成と合わせて、今考え付いたニックネームを発表した。
どうやら、まずこのように(『ミズタ【マリコ】コロ』)真ん中部分で区切ったらしい。
そこから『コ』を抜いて、『マリ』になったようだ。

「おぉ〜〜〜!!マリちゃんは『ピアノ』のスタンドなのか〜〜〜。
 こんなのみたコトない!!やるな、マリちゃん!!」

今までに見たことのないタイプのスタンドを目にして、テンションが上がる。
まぁ、そんなに多くのスタンドを見てきたってわけでもないのだが。
そして、訂正するなら今の内にしておかないと『マリちゃん』で定着する気がした。

    「わたしの『ドクター』は『みみ』がチョーいい!!」

         「『はな』もチョーいい!!」

    「――――だいたい、そんなカンジ!!」

          ビ シ ィ ッ ! !

『ドクター』と一緒に、かっこよくポーズを決めておこう。
会場に来た時にジョーキちゃんに撮ってもらったのと同じポーズだ。

ナニゴトもダイイチインショウがダイジだからな。
ダンスできたえたムダのないうごきが、ココでもいかんなくハッキされている。

なお、このポーズ自体がムダだということを本人は気にしていない。

>>78

「もしや、あれはイマはうしなわれたとされる『イニシエのステップ』……!?
 『けいしょうしゃ』がそんざいしなくなったため、
 レキシのヤミにほうむられたときいていたが……。
 まさか、このめでソレをみるコトになろうとは……!!」

意味ありげな口調で捏造された背景を語った。
ついでに、『ドクター』の『超人的聴覚』を使って、
何か面白い話でもないか周りの話し声に聞き耳を立ててみる。
ぼうけんしゃ『アリス』は、ぬけめがないのだ。

96『星々交わり、日が昇る』:2019/01/01(火) 02:51:25
>>94(宗像)

「『ブレイコウ』やからなぁ。
 ヨロイとか着てこんねやったら、
 どんな格好でもかまへんよぉ」

    ニコォ

「今日は仕事帰り?」

そもそも『大人』が少ない事もあり、
ドレスやスーツを着ている者も少ない。
メイド服を着た男まで、いる始末だ。

「想像で答えてええかぁ〜?
 そーいうのはよくあらへんやろうし、
 間違っとったら悪いから名乗ってぇ〜な」

       「あ、先名乗った方がええな。
        アリーナ『漣派』のトップ、
        『漣 世未美』って言いますゥ〜」

>>95(夢見ヶ崎)

たとえば前の方で話している『作業服』の男と、
見覚えのない『アリーナ』らしき和服の女の会話(>>94)。

あるいは『抱負』コーナーでスタッフに話しかける女性(>>90

そういった会話は聴こえてくる。
あとは、スタッフたちの会話だろうか?

「『音仙』はここに来てたりしないのか?」

「さあな……上からは深く聞いてないが、
 この会場を用意したのは向こうらしい。
 どこかで見てるか、『聞いてるか』……」

「しかし、噂では能力は『音』のはずですよね?」

この会場の『なりゆき』を問うような会話や、

「……出』は、再現できないですよぉ。
 『テーマ……しか再現出来ないのが、
 私の……ピア』……だって…………でしょぉ?」

これはやや遠いが――――バックヤードの方から聞こえてくる声だ。

97ココロ『RLP』:2019/01/01(火) 03:25:17
>>95(夢見ヶ崎)

「ま……『マリ』ちゃん……!?
 そ、そんなふうに呼ばれたのは初めてだわ」

大体の人はココロ、と。そう呼んでくる。
ココロさん。ココロちゃん。ココロ。
あるいは学校などでは水溜、と呼ばれる。

「マリちゃん……」

(まり……まり……み、水溜の、『まり』……!?
 本当に初めてな気がするわ、そんな呼ばれ方。
 私……ちゃ、ちゃんと『反応』出来るかしら……!
 いえ、大丈夫よ。この子がつけてくれた名前だもの、
 き、きっと……急に呼ばれたりしなければ大丈夫……)
 
         (それに……)

「な、なんだか嬉しいわ。オリジナルの『あだ名』って、
 そんなに、つけられた事なかったから……特別な感じで」

(い、いやな気は、しないもの……むしろ嬉しい気がするわ)

耳慣れない響きにやや困惑しつつも、受けとめる。
『拒絶する』なんて選択は、ココロにはない。

「そうね……わ、私の『RLP』に似たスタンドって、
 あまり見たことが無いかもしれないわ……
 『楽器のスタンド』なら、他にもあるのだけれど」

脳裏に浮かぶのは『朝顔の絡んだトランペット』。

(……ど、どんなスタンドかは言わないのが礼儀よね。
 わ、私のせいで嫌な思いをさせるわけにいかないし。
 自分のスタンドも……い、言わない方が、
 安全ではあるのでしょうけど……でも、この子は)

「能力は……能力は、私が好きな……
 小さくって『可愛い物』を『友達』にすることよ」

        「この、演奏で」

                 ――――♪

「大体……そんな感じ、よ」

「あ、貴女が、教えてくれたんだもの。
 私も教えないと、不公平……よね」

笑みを浮かべた。

勿論スタンド使いだらけのこの会場で能力を話すのは、
立ち聞きをされる可能性だってあるし……少しは不安だ。

でも不安より優先することだってある。不安でも、不安なままやる。

98朝山『ザ・ハイヤー』:2019/01/01(火) 22:38:58
(小石川・夢見ヶ崎・ココロPC)

「私は朝山 佐生っス! 清月の中学二年生っス
権三郎と、お父さん お母さんの四人家族っスっ
スタンドは『ザ・ハイヤー』って言うんっス」

 踊りながらココロおねーさんに自己紹介するっス!
ついでに友達になったばかりのユメみんにも詳しい
プロフィールを話しちゃうっス!

 「あー! 今年の抱負っス!!
ちょっと書いてくるっス!!」

 三人に言いつつ絵馬へと駆けるっス!
んーっと、えーっと……よし、決めたっス!

 カキカキ!!

〈今年も一年 みんなにパワフルで過ごすっス!  
       朝山佐生     〉

 「これで良しっス!」

99常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2019/01/01(火) 23:16:36
>絵馬

「む!!!新年の抱負!!!!!!」
「ちなみに去年の抱負は『 可憐に 』でしたよ俺!!!!!!!」

「ことしは……」

     カキ  カキ

          『 奥ゆかしく 』



「こういう男になりますよ俺は!!!!!!俺!!!!!!」

      ウォォォォォォオオオオ!!!!

『可憐なメイド』から!! 
 『可憐かつ奥ゆかしいメイド』になってみせる!!!!!!!
まずはホールのお仕事を、奥ゆかしく、こなす!!!!
うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!

「何かお困りのことがあればお申し付けください!!!!!俺!に!!!!!!!」

100夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/01/02(水) 00:31:08
>>97

「うんうん!!きにいってもらえてなによりだよ!!マリちゃん!!」

満足したように大きく頷いた。
好きなように呼んでいいと言われたので呼んでみた。
とはいえ、どうせなら相手にも喜んでもらえた方がいいのだ。

「ほうほう??ふっしぎ〜〜〜!!『マリちゃん・イン・ワンダーランド』かぁ〜〜〜。
 ヒトのカズだけスタンドがあるってコトですな〜〜〜。おくがふかいよねぇ〜〜〜。
 キョーミがつきないなぁ〜〜〜」

とても興味深そうに能力の説明を聞いて、頬を緩ませた。
『可愛い物』を『友達』にする能力なんていう力があるとは思いもしなかった。
改めて、スタンドの奥深さを知ることができた気がする。

(やっぱり、このセカイは『ワンダーランド』で、そこにやってきたわたしは『アリス』なんだ)

あの日、初めて視力を得た時から、この光に溢れた世界は『不思議の国』だった。
なにより、スタンドはオモシロい。
こんごも、ドンドンみつけていこう!!

>>98

「あ、いってらっしゃい」

元気よく駆け出す我が友『アッちゃん』を見送った。
見送り方が妙にアッサリしていたが、それにはワケがある。
会場内の音の中に、いくつか気になるものを発見したからだ。

>>96

(ふむふむ…………)

まず黒服達の会話に耳を傾ける。
話題の中心にいる人物の名前には聞き覚えがあった。
自分の中で眠っていた『ドクター・ブラインド』を目覚めさせたヒトだ。

(『トモダチ』かな??)

『音』の能力と、この会場。
考えてみても繋がりらしいものが見えない。
となると、音仙の仲間か何かなのだろうか。

      フムフム

それから、もう一つ気になるものがあった。
会場の裏から聞こえてくるらしい話し声。
こういうのがミミにはいると、『アリス』のコウキシンはヒジョーにシゲキされてくるのだ。

「おっとっとっ、どうやら『シロウサギ』をみつけてしまったようだ。
 『アリス』は『シロウサギ』をおいかけるもの。いかねば!!マリちゃん、じゃまた!!」

ココロに別れを告げると、バックヤードから聞こえる音に近寄りつつ耳を澄ます。
あんまり近づきすぎてバレないように注意しよう。
じゅうようなヒミツをしったせいで、いのちをねらわれてしまうかもしれない……!!
今の気分は、大物が集まるパーティーに潜入したスパイだ。
コードネーム『アリス』からサクセンホンブへ、ただいまよりニンムをすいこうします……。

101宗像征爾『アヴィーチー』:2019/01/02(水) 00:32:56
>>96

どんな格好をしていようと個人の自由だ。
それが直接の迷惑に繋がらないなら特に問題は無い。

「ああ、『配管工事』をやってる」

吾妻の上司であれば恐らく知っているだろう。
知らないなら吾妻は『漣派』ではない可能性が高い。

「――宗像征爾だ」

淡白な口調で簡潔に名乗り返す。
派閥が別でも同じ『アリーナ』なら知っていても不自然ではないか。

「見た所、他の派閥の人間もいるようだな」

今はいないと思うが視界の隅で吾妻を見かけた方向に視線を向ける。
これで派閥に関しては確認が取れるだろう。

102美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2019/01/02(水) 00:55:00
>>92

「ありがとう」

    クイッ

グラスに満たされた琥珀色に輝く液体を、小気味良く喉に流し込む。
何だか普段より酔いが回るのが早い気がするわ。
この場の雰囲気のせいかしら。

「さてと――せっかくだし私も一筆して来ようかな」

ほろ酔いの良い気分のまま『抱負』のコーナーへ向かう。
幸い、まだ足取りはしっかりしている。
もっとも、素敵な人に介抱してもらうのも、それはそれで悪くないかな。

「んー……」

      『今後もリスナーが増えますように』

少し考えたけど、やっぱりこれが一番でしょうね。
新年の抱負というよりも、常に掲げている目標と言った方が適切だけど。
書けたら渡しておこう。

「後は、飲んで食べて喋ってって感じかしらね」

周りを見てみよう。
近くに誰かいないかな。
終了時間まで『壁の花』になるのも切ないし。

103天雨 サトリ『10cc』:2019/01/02(水) 13:00:10

(スタンド使いとしての私は未熟!
 そして、コネクションも存在しない。
 それは利点でもあるけれど……
 暗殺者になるつもりでもないのだし、
 私としては、顔は広い方が有意義ですわ)

(スタンドとは別の表の顔も皆様あるのでしょうし)

そういう算段で、この会場に乗り込んだ。
緑を基調にしたロリィタ調のドレスは、
この会場の中では比較的『正装』の部類だろう。
当然、私的な集まりであると見込んでの服装で、
正式な場であればもう少し格調高いものを選ぶが。

「プレゼント、ここに置いておきますわ。
 食品なので、出来るなら冷蔵して下さいまし」

ホスト側の人間と思われる黒服に声をかけ、
家の品である『フルーツゼリー詰め合わせ』を置く。

「…………よし」

さらに2019の抱負も、しっかりと書いておいた。
内容は「将来的に向け自己投資を怠らない」こと。

それから……話し相手を探すため、会場を回る。
ここに来た以上楽しむのが礼儀というものだが、
それは一人でではなく、他人と楽しむということだ。

104ココロ『RLP』:2019/01/02(水) 15:56:34
>>98(朝山)

「よろしくね、朝山さん……あっ」

      「い……行ってらっしゃい。
       まっ、また会いましょう!」

(い、行ってしまったわ。す、すごくパワフルな子だわ……)

>>100(夢見ヶ崎)

「そ……そうね、スタンドは本当に、色々な能力があるわ。
 いえ、別に詳しいとか、そういうわけじゃあないけれど……」

         「で、でも、知ったかぶりではないのよ」

(知ったかぶりではないけど、自慢みたいになってしまったわ……
 べ、別に私が偉いから知っているというわけでもないのに……)

スタンドの中で、似た力はあまり聞かない。
なにせ……8つ集まっても1つの被りもなかったほどだ。
人の『心』、その在り方の数だけ『力』はあるのだろう。

「あっ……夢見ヶ崎さんも行くのね。
 い、行ってらっしゃい。
 またどこかで会え……会いましょうね」

         「それじゃあ……また」

そういうわけでまた一人に戻った。
とりあえず、抱負を書いたりする前に飲み物を飲む事にしよう。
ずいぶん話した気がするし、少しの間は一人でゆっくりするのもいいかもしれない……

(……なんて考え方、つ、つまらないかもしれないけれど。
 どちらにせよ喉は乾いたわ……ま、間違えてお酒飲んだりは、しないようにしなきゃ)

            (し、しないわよ、そんなベタな間違い……)

105『星々交わり、日が昇る』:2019/01/02(水) 19:19:30
>>99(常原)
>>102(美作)
>>103(天雨)

仕事をこなしつつ困っている人を探してもいる常原と、
話し相手を求め『何かを探す』ように動く美作と天雨。
ちょうど同タイミングで、2019の抱負を書き終えたこともあって。

――――三者の視線が、交錯する!

>>98(朝山)

朝山の視線はとくに交錯していないが、
↑の3人の様子はもちろん見えている。

>>100(夢見ヶ崎)

新しい友達とは別れ、ひとり白兎を追う『アリス』。
バックヤードにはさしたる警備もないようでたやすく侵入出来た。
客数の多さや、謎の仕切りを見せるメイド男の登場で、
黒服たちはホールに掛り切りだ、というのもあるかもしれない。

話し声は無くなっていた。
代わりに、窓の外から音楽が聴こえる。
会場の窓はカーテンで遮られていたが、
この廊下の外は――――

         『キラキラ』

      『キラキラ』

さながら……『不思議の国』のように!
メルヘンだけが広大に広がる『遊園地』だ。

空は入口となったプラネタリウムにも似た、星羅を映す天蓋で覆われ、
流れる音楽はオルゴール調。……明らかに星見町ではない、異質な世界。

・・・声は聞こえなくなっていた。
が、方向は覚えている。この廊下の先でいいはず。

いつのまに、だろうか。夢見ヶ崎はすでに『兎の縦穴』を落ちていたのかもしれない。

>>101(宗像)

「このサッムいのにお疲れ様ですぅ〜。
 宗像サン、アリーナに詳しいんやねえ」

      「あ、思い出した」

「そういえば噂に聞いとったわぁ〜。
 つい最近、シゴト手伝ってくれたとか〜」

トゲのない反応が返ってきた。
どこまで本気なのかは、分からない。

「せやね〜、一つの派閥だけやと、
 こんだけの規模は回されへんわ」

「宗像サンは『音仙』の特別ゲスト、って感じなんかなぁ?」

漣の視線が、探すように宙をさまよう。
この会場に音仙、藤原しおんは見当たらない。

☆現在のプレゼント
1.ネイルケアセット(夢見ヶ崎)
2.花飾りつきの幸運のお守り(朱鷺宮)
3.パワフルと言うネーム入りバスタオル(朝山)
4.星見の隠れ郷の湯 温泉の素(ムーさん)
5.新発売 和食尽くしの星見金平糖(エッ子)
6.星見の岬 砂時計(城生)
7.穏やかな月光りに照らされる海の描かれたマグカップ(小林)
8.輝く木漏れ日に虹が掛かる海の描かれた受け皿(ヤジ)
9.栄養ドリンク12本入りの箱(杉夜)
10.ハンドクリーム(ココロ)
11.お手製のキュートなマフラーと手袋(常原)
12.手製のポプリ(小石川)
13.ストラップ付きバードコール(美作)
14.コルクオープナー(タタラ)
15.初夢宝クジ10枚(スミシー)
16.財布(水瀬)
17.シャチのぬいぐるみ(石動)
18.贈呈用カステラ(宗像)
19.フルーツゼリー詰め合わせ(天雨)

106美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2019/01/02(水) 20:50:51
>>105

「……あら」

ちょうど居合わせた二人の顔を交互に見比べる。
何だかタイミング良く視線がぶつかっちゃったみたい。
どうしようかしらねえ。

>>99
>>103

「――――お二人さん、今お暇?」

ラフなアメカジファッションに身を包んだ二十台半ばの女が、
二人に対して口火を切る。
その手には琥珀色の液体が注がれたグラスがあり、頬は赤みが差していた。
どうやら、少々良い気分になっているようだ。

「良かったら、ちょっとお喋りでもしましょうよ」

「断られたら――――私、泣いちゃうかも」

そう良いながら目元を指で撫でて、涙を拭う真似をする。
いささか酒に酔った女とメイド男。
アルコールのせいもあり、話しかけた当人は、
この二人を天雨がどう思うかは知る由もなかった……。

107夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/01/02(水) 21:14:02
>>105

「さてさて、『ウサギちゃん』はどこかな??」

キョロキョロと周りを見回しながらバックヤードを進む。
賑やかな場の裏側というのも、いくらかの興味はある。
しかし、一番気になるものといえば、やはり先程の声だった。

    「――おん??」

                「お」

            「 おおおおお!! 」

    「 お お お お お お お お お お ! ! ! ! 」

めのまえにひろがるのは、まさしく『ワンダーランド』!!
わたしこと『アリス』は、いま!!『フシギのくに』にとうたつした!!
とうたつきねんに、ここに『アリス』ってかいた『はた』をたてよう!!

「いざ!!ユメとロマンあふれる『ぼうけんのセカイ』へ!!」

最高潮に達したテンションのまま、バックヤードもとい『不思議の国』を突き進む。
はたして、このさきにまちうけるモノとは??
『アリス・イン・ザ・パーティナイト』は、まだまだつづく!!

108朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2019/01/02(水) 21:21:14
>>92
「フヒヒ。とりあえずこれできっとあの子も幸運になるわよね。
 そうだと良いんだけど…」
なんだかんだで自分の娘のことを
何よりも気にかけていたらしい。
だからなのだろうか。きっと良いことがあるだろうという自身があった。

「さて…
またパーティの方に戻ろうかしら」
と言って一旦会場の方へと歩いていく。
見ればプレゼントが沢山積まれているのだとわかった。

「あらあら、本当にいっぱいいるのねえ。」

109宗像征爾『アヴィーチー』:2019/01/02(水) 22:09:57
>>105

話を聞く限り吾妻は『漣派』ではないようだ。
だからどうという事もないが、吾妻の上司は別という事になる。
見かける事があれば何か言っておくか。

「いや、俺も他の招待客達と大した差は無い」

「この場に来た経緯には多少の違いがあるかもしれないが」

スタンド使いの集まりがある事については『藤原』から聞いていた。
関係上『アリーナ』側から連絡が来る可能性もあっただろう。
もっとも、俺が重傷だった事を考えれば無かったとしてもおかしくはない。

「――だろうな」

漣が視線を向けた方向を眺めて相槌を打つ。
ここには多種多様なスタンド使い達が一堂に会している。
集まるのがスタンド使いである以上、単に場を仕切るというだけでは足りない。
何かが起こった時に、それを治められる能力も求められる。
そういった意味でも一つの派閥だけでは人手不足なのだろう。

「あの女が姿を見せる事は無いだろう」

「何しろ物ぐさな性格らしいからな」

無論それより大きな理由は考えられる。
本人も言っていたが、藤原は微妙な立場にいる人間だ。
『アリーナ』関係者を含めた大勢が集まる場に堂々と姿を現すとは思えない。

110常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2019/01/02(水) 22:52:56
>>102(天雨)
>>106(美作)
眼帯メイド服の漢、そしてふたりの目が合う!


目が合った!奥方たちがお困りやもしれぬ!
そう思うと、常原ヤマトは動かずにはいられない!!!
コップに水を一杯注ぎ、お盆に載せ、素早く移動!!!


   タタタタタタタ――― ッ


「何かございましたか!!俺が来ますよ!俺!!」


>天雨
「ようこそ!パーティは楽しんでいらっしゃいますか?」
「素敵なお召し物ですね (カワイイ服ですよ!!!!!!!!!!) 」

 メイド男、見た目に反して優美にお辞儀をしてくる!!!!


>美作 
>「断られたら――――私、泣いちゃうかも」

「なっなかないで!!!!!俺がおしゃべりします!!おしゃべり!!」
「たくさん飲まれたようですね!!!お水を持ってきましたよ!!!」

 メイド男、水の入ったコップを見せる!!こんな不審者の差し出す水を美作は受け取るのか!?

111天雨 サトリ『10cc』:2019/01/02(水) 23:45:27
>>106(美作)
>>110(常原)

「ええ、楽しませていただいておりますわ。
 これもスタッフの皆様のご尽力の賜物、
 このような場にお呼び頂き感謝致します」

(…………私、試されているのかしら?
 このメイド男……見た所仕事ぶりは確か。
 おそらくスタッフなのでしょうけれど、
 この服装はいくらなんでもふざけている。
 果たして素直に褒めて良いものなのか?
 上に立つ者には必要な判断力、ですわね)

「お褒めいただき、恐縮ですわ。
 ええ、貴方の衣装も、すて…………
 いえ、とてもユーモラスですわよ。
 ……仮装パーティの趣もあるのかしら?」

ひとまずそのような答えを返し様子を伺う。
そしてもう一人……

「お酒は嗜む程度ですけれど……
 お話でしたらお付き合いしますわよ」

酔っ払っているらしい女性については、
特に見咎める理由もないだろう。
ここは宴の席だし、泥酔という風でもない。

「それで、何のお話をしてくださいますの?
 それとも、そこの彼がお話をした方がよろしくって?」

流れ的には彼女が何かしらを話したいのだろうが、
このメイド男の話に興味が移る可能性は、そこそこある。
とりあえずでしゃばって自分が仕事論など語るのは違いそうだ。

112『星々交わり、日が昇る』:2019/01/02(水) 23:47:36
>>107(夢見ヶ崎)

バックヤードの外に広がる不思議の国にやる気をたぎらせ、
燃えるような思いで廊下を突き進んでいくアリスこと夢見ヶ崎。

《…………》

      《………………》

向こうから、着ぐるみが2体ほど姿を現した。
ネズミとネコのようなデザインではあるが、
どこか儚く、『スタンド存在』だと分かる。

          ジリ…

      ジリ…

にじり寄ってくるが……危険性は感じない。
テーマパークで着ぐるみが寄ってきて、
それが悪役だとして……怖いとは思うまい。

そういう感覚だ。直感でしかないが、『無害』なように感じる。

>>108(朱鷺宮)

文字を書いただけで運命は好転しないが、
意志を抱き、負い、一年を過ごすなら、
『行動』が結果に繋がることはあるだろう。
あるいは『娘』の行動次第かもしれないが、
それを支えるのが『親』の役目とも言える。

「予想より沢山集まったみたいで、
 何よりってところですよね!
 もうじき締め切っちゃうんで、
 お知り合いで置いてない人いたら、
 ひと声掛けてあげてくださいね!」

最初に会ったカルそうな青年が、
プレゼントを眺める朱鷺宮に声をかけた。

お知り合いがいるかは分からないが、
話せる相手はまだいるのかもしれない。
もちろん一人で穏やかに食事を楽しむのも、
パーティの『楽しみ方』の一つとは言える。

>>109(宗像)

宗像がこの集まりを聞いたのは、
藤原しおんからの『連絡』によるものだが、
特に『特別扱い』するものは感じなかった。
なお吾妻からも同様の連絡があったので、
ちょうど話題に出ている両者の誘いである。

「ああ、そうなん〜。子飼いの部下、ってわけとはちゃうんやね」

そういうのも、いるのだろうか。
適当なことを言っている可能性もある。
口調は掴み所がなく、真偽の境は妖しい。

「とはいえ、性格まで知っとるんやねぇ〜。
 あたしは会ったことも無いのになあ。
 宗像サンのコネで会ったりは……出来へんねやろなぁ〜」

         「折角やし一目、見てみたいんやけどな〜」

心底、残念そうに漣は語尾を伸ばす。
未練を表しでもしているのだろうか?
それ以上、何かの要求はないようだが……

113美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2019/01/03(木) 00:27:25
>>110
>>111

「ちょっと強かったけど、たくさんって程じゃないわよぉ。
 だって、まだまだこれからだから」

    クイッ

「まあ、普段より酔いが回るのが早いかなって気はするけどねえ」

     アハハハ

言葉の途中で、グラスの酒――『ゴールドラム』を喉に流す。
それから、機敏な動作で水を差し出すメイド男を見つめる。
まもなく、その視線がコップの方に下りていった。

「気が利くじゃない。
 そうねえ、お酒だけ飲んでると味わいってのも分からなくなってくるものね。
 水で口直しをすると、またお酒が美味しく感じられるって事ねえ」

      スッ
          グイィッ

手を伸ばし――――何の躊躇いもなく水入りのコップを受け取る。
飲み干し、空になったコップを常原に渡した。

「ありがとう、ちょっとスッキリしたわ」

確かに格好が普通じゃないのは分かる。
何かの罰ゲームなら分からないでもないが、そんな感じでもなさそうだ。
ただ、たとえ格好が変わっていても、
他のスタッフからお咎めを食らってる風でもないし。
だったら、別に大丈夫なんじゃないかなと思ってるのだ。

そして現在、美作くるみは酔っていた。
そのせいで、通常と比べると判断力が低下している事も、
躊躇いのない一因だったのかもしれない……。

「とってもキュートなお洋服ね。しかも、あなたに似合ってる。
 そこがスゴく良いと思うわ。私も、そういうの着てた事あったっけ……」

昔を思い出し、やや遠い目をする。
しかし、泣き出す事はなさそうだ。
少なくとも、今の所は。

「――――ところで、あなたも随分と可愛らしい格好よねえ?」

何気ない口調で、メイド男の服装に話題を向ける。
酔っているせいで、天雨がぼかして評した事には気付かなかった。
それがどのような結果をもたらすのかは、おそらくすぐに分かるだろう……。

114夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/01/03(木) 01:00:35
>>112

         ズザザッ

「『ウサギ』かとおもったら、『ネコとネズミ』だった!!
 さっそく『フシギのくにのじゅうにん』のおでむかえか??」

ここは『遊園地』だ。
遊園地なら、着ぐるみのマスコットはつきもの。
そう考えると、着ぐるみが出てくるのは自然なことなんだろう。

「やあやあ、はじめましてネコさんとネズミさん。
 わたしはちょっとだいじなようがあるので、これで!!
 またこんどあそぼうね!!」

この奇妙な着ぐるみ達も気になる存在ではある。
しかし、今は先を目指すことが先決。
名残惜しくも着ぐるみ達に別れを告げて、さらに遊園地を進むことにする。

「さぁさぁ、つぎはナニがでるかな??」

引き続き『音』にも注意しておく。
何か聞こえたら、そちらの方に行ってみたい。
何もないなら、とりあえず真っ直ぐ進もう。

115宗像征爾『アヴィーチー』:2019/01/03(木) 01:13:27
>>112

藤原は、自分の手勢は少ないと言っていた。
逆の言い方をすれば、多少はいるとも解釈出来る。

「俺は単に雇われていただけの人間だ」

「期待させて悪いが、コネと呼べる程の繋がりは無い」

相手の方に、これ以上の話は無さそうだ。
俺も、他に言うべき事は無い。

「――そろそろ俺は行く」

「言うのが遅れたが、この会場に入れてくれた事に感謝する」

軽く一礼して、その場を立ち去る。
ひとまず、同じ会場内にいるであろう吾妻を探す事にする。

116常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2019/01/03(木) 18:06:15
>>111(天雨)
>>113(美作)
君たちの前に立つ男のいでたちは異様だ。
ふつう、男性がメイド服を着せられれば、

…たとえば『文化祭とかでメイドのコスプレをさせられた』とかならば、
恥とか開き直りとか変なテンションなどの感情とか、スカートに不慣れなかんじとか、
そういうものが表に出ている場合が多い。

では、ふたりの女性の前に立つ『眼帯メイド男』はどうなのか……

 
 「……はい!!!!!かわいいですよね!!!!メイド服!!!!」
 「俺が自分で仕立てましたよ!!!針仕事なら俺にお任せあれ!!!!」

そう言ってくるりと回ってみせた。スカートに不慣れな様子はない。
まっすぐな眼をしている。この男『マジ』だ。
自分を『変人』だなんて思ってもいない、そんな眼をしている。

 「『似合ってない』『コスプレ』『ふざけてる』との仰せもいただきますが」
 「これは『メイド服』そのものの『普及度』『認知度』の問題とも考えます」
 「『メイド』!!減少の一途を辿っています!おふたりは『本職のメイド』を、ご覧になったことは?」
 「この街にも『流浪の家政婦』はいます、 しかし絶対数が少ない!」
 「……これも時代の流れやもしれません」

 「そんな訳で俺、『仮装』ではなく『本職』のメイドなので!!!」
 「フロアのスタッフとして(無断で)働いてますよ俺」

そう演説しながら、美作から空のコップを受け取り、ふたりに尋ねる。
(ちなみに美作の飲んだ水は普通のミネラルウォーターであった。異物は入っていない)

  「そちらの『お嬢様』は、お飲み物などは?まだ何も口にされていないでしょう?」
  「すぐにお持ちします」
  「そちらの『お嬢様』も、ナッツなど、お酒に合う物を運んでまいりますよ。如何でしょう?」

117朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2019/01/03(木) 18:37:38
>>112
「私の幸運を分けてあげたいわねー…」
と、少しさみしげに答える一方で
先程の青年に声をかけられる。

「あらあら、盛況みたいでなによりですね。
 知り合い…まぁとりあえずやってみますね。
ありがとうございます」
軽く会釈して周囲に目を向ける。

知り合いと言えるほどの人物がいるかどうか…
あたりを確認してみる。

「ふむ…知り合い……
 と、」
ひとまず人がある待っている席に顔を向けてみた。
「なんだか楽しそうね。」

見れば>>116のあたりに
さきほどのメイドの男性がいるようだ。

118『星々交わり、日が昇る』:2019/01/03(木) 22:54:59
>>114(夢見ヶ崎)

着ぐるみが道を開けた。そして――――真っ直ぐ進むと。

        『スタ』

「アハハハ、もういいよ。かくれんぼはおしまぁい」

   「『いかれ帽子屋』が出るわよぉ〜〜〜!」

               『スタ』

                    『スタ』

「いかれてもないし、帽子は売ってないけど、
 不思議の国ではだれもがイカれてるんだわぁ!
 あ、アリスって真面目に読んだの一回だけだから、
 アリスファンのノリに合わせられなかったらごめんね」

廊下の奥から歩いて来るのは、『パレード』の『先導』のような、
あるいは『鼓笛隊』のような、華美でメルヘンな衣装を着た少女だ。
背の高い帽子をかぶっており、なるほど『マッドハッター』と言えなくもない。

「ねえ? 無理やりアリスに例えていくならだけど
 しおんは、『ハートの女王』ってところかしら」

       「太ってるどころかガリだけど」

                    「『首を刎ねろっ』」

              ヒュンッ

手に持った『ステッキ』を宙に振るい、一回転させて地面をたたく。

「ねえ、『首を刎ねろっ』」

           「しおんが言いそうじゃない?」

藤原しおん――――『音仙』とは、明らかに別人だ。
これが『仲間』なのだろうか? 異様な笑みで賛同を求めてくる。

「……言いそうじゃないかな? とりあえず、どうする? この奥は『お茶会』してるけど」

                         「お邪魔したい?」

>>115(宗像)

「それなら、しゃーないなぁ。ああ、ええ、ええ、お礼なんかええよぉ。
 あたしが招待したんやったら、ちゃんと入場料とか取っとるとこやから〜」

            「別に『あきんど』ってわけとちゃうで。
              『もらうもんはもらう』ゆーだけのことで」

関西弁で勘違いされたことでもあるのだろうか?
妙な弁明を挟みつつ、一礼には同じく、一礼が返された。

            ザッ

              ザッ

吾妻を探すと――――すぐに見つかる。

「ん、あっ! どーもどーも!
 ケガしてるとは思ったんですけど、ダメ元で呼んだんです。
 そしたらぴんぴんしてるみたいなんで、ビックリしますね!」

           「ともかくようこそ、オレらのパーティへ。
             ウラオモテ無しで歓迎しますよ! 宗像さん」

持ち込まれたプレゼントらしい『ゼリー詰め合わせ』を、
近くにいた、部下らしい黒服に代わりに運ぶよう指示して、
吾妻は宗像の方に向き直る。『パーティスーツ』は妙に決まっていた。

119天雨 サトリ『10cc』:2019/01/03(木) 23:05:55
>>113(美作)
>>116(常原)

「貴女も、とてもお似合いでしてよ。
 『円熟』に合わせて装いを変えるのも、
 人生の楽しみかな……と思っていますので」

   「この服は今の内に楽しんでおきますわ」

いつまでも似合うとは思っていない。

「……」

(『も』って! この天雨サトリのファッションセンスと、
 この男のメイド服が『同じくらい可愛い』と仰いますの!?)

「『メイド』でしたら……父が戯れに雇っておりますわ。
 ……『家政婦』と言い換えた方が、本質的だけれど。
 貴方のような『本物のメイド』を見た機会は、そう多くないですわね」

        (……ただ、この所作。言葉。
         ふざけた服装ではある、
         それは否定できないけれど、
         『そうである』事を誇っている。
         ふざけるための衣装ではない)

この男は、いつまでもメイド服を着てそうだが。
悔しいが『サマになっている』……酔狂ではないのだろう。
よそのパーティや、実家で見たメイドというのは、
家事を請け負う女性がそういう制服を着ていただけで、
常原のような『気配り』『所作』の持ち主は、そう多くはない。

「ええ。この天雨サトリが認めましょう、貴方は『本物』だと。
 『アルコール』の気分なので、何か『果実酒』をいただけまして?」

(……これで恰好が『執事』なら、我が家で雇ってもいいくらいですのに!)

>>117(朱鷺宮)

「――――ご機嫌よう。素敵な夜ですわね」

       ペコ

(スタンド使いは『若者』が多い印象だけれど、
 これくらいの年齢の方にもいらっしゃいますのね)

        (表に出るのが若者なだけ、かしら)

視線を感じたので、丁寧に頭を下げる。

120美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2019/01/03(木) 23:38:06
>>116
>>119

「アハハ、ありがとう。そう言ってもらえるとホントに嬉しいわ。
 年は取りたくないものだけど、取ったら取ったなりの楽しみもあるって考えれば、
 憂鬱な気分も少しは薄れるってものよねえ」
 
「人生、何事もポジティブでいかなきゃ。
 過ぎた『過去』は戻ってこない。だからこそ、『今』を大事にしてあげなきゃね。
 そうしないと、その内に『今』さえも『過去』になってしまうんだから」

時折頷きながら、一人で少々熱っぽく語る。
酒は心の箍を緩める。
その作用が、美作くるみの心にも働いていた。

「あー……。確かに『本職のメイド』にお目にかかった経験はないわね……」

「……なるほど」

淀みのない演説に暫し圧倒され、言葉少なに相槌を打つ。
さっき渡された水で、酔いが少し醒めてきたのもある。
頭の中が、徐々に冷静になってきた。

(でも考えてみれば、おままごとが好きな男の子だっているでしょうし、
 かけっこが好きな女の子だっているでしょう。
 それほど不思議な事じゃないわ、きっと)

          グイィッ

そのように自分を納得させ、手の中の酒を一気に呷る。
別に酒に逃げた訳じゃないわ。
たまたまよ、たまたま。

「あら、いつの間にかグラスが空っぽになっちゃってるわ。
 アハハハ。おつまみと、ついでに新しいお酒も持ってきていただける?」

「お酒の種類は適当に見繕ってもらいたいわ。お手並み拝見といこうかしら」

自分で空にしたグラスを軽く振って、軽やかに笑う。
どうやら、酔いが戻ってきたようだ。
また、その頭の中では、ロリィタ調ドレスの女性と同じような事を考えていた。

(――――これで服装が『スーツ』なら、もっと良かったんだけどねえ)

>>117

「こんばんは。それから、はじめまして」

同じく視線を受けて、女性に挨拶する。
見たところ、自分よりも一回り以上は年上のようだ。
この会場にいるのは自分と同じくらいか年下が多いので、やや新鮮に感じる。

(穏やかというか落ち着いた感じの人ね。『円熟』に合わせて、か……。
 私も行く行くは、こんな風になれたらいいんだけどねえ)

121朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2019/01/03(木) 23:59:43
>>119(天雨)
「あら、どうもごきげんよう。
お邪魔をしてしまいましたか?」
サトリに声をかけられ、彼女は軽く頭を下げる。

「せっかくですから、一緒に楽しもうかなと思いまして…
 ここにはいろいろとあるみたいですし」
と言って、近くにあるジュースを軽くグラスに注ぎ込む。

>>120(美作)
「そちらのお方もはじめまして。
なかなか楽しい催しですね。このパーティも」
ジュースをくいっと飲んでから彼女に向けても返事を返した。

(この人達も『スタンド使い』…
 一見すると見えないのだけれどね…
 と、私もそう見えているのかしら?)
と少し首を傾げたところで

「あれだけプレゼントがあるとなると…
このあとシャッフルして皆様にプレゼント、みたいな感じでしょうかね?」
何気なしにプレゼントが積まれたコーナーを見ながら聞いてみた。
さりげなく、プレゼントを持ってきたかどうかを聞いてるような感じである。

122夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/01/04(金) 00:10:31
>>118

        「このムスメのクビをはねよッ」

           「なぜなら――――」

      「このワタシが、そうきめたんだから」

傍らに立つ『ドクター・ブラインド』が爪を振って『切り払うマネ』をする。
その横で、腰に両手を当てて胸を張る。
わたしは『アリス』であるとどうじに、このしゅんかんは『ハートのじょおう』でもあった!!
ベツにイミはないけど、『ノリにいってはノリにしたがえ』ってコトワザもあるし。
ない??じゃあ、つくろう。

「しおんちゃんは『ハートのじょおう』っていうか、どっちかというと『チェシャねこ』??」

「なんかイミシンなトコとか。『フシギのくに』の『ガイド』ってカンジするし」

「『アリス』にとっては、だけど」

『アリス』と言うところで、自分を指差してみせる。
なぜかというと、わたしは『アリス』だからだ。
そして『アリス』にとって、しおんちゃんは『スタンド』という『ワンダーランド』のガイドなのだった。

「いいねいいねぇ〜〜〜。おちゃにあうおかしはナニかな??」

さながら友達の家に遊びに来たような気安さで、少女の誘いに乗る。
ここでことわるなど、あろうハズがない。
とうぜんいく。

「ふむふむ――――」

それから、彼女の衣装に視線を向けた。
これは……なるほど……。
そうか!!

「――――やるな!!」

一言、短く賞賛の言葉を送った。
『シロウサギ』をおって『フシギのくに』にたどりついた『アリス』は『ボウシや』にであった。
さて、つぎはナニがでるかな??

123宗像征爾『アヴィーチー』:2019/01/04(金) 00:39:13
>>118

「昔から体は丈夫な方だからな」

「それに腕の良い医者がいる」

『第五外科』に関しては多少ぼかした。
知られて困る事ではないし知っていても何ら不思議は無いが、
言わなければならない事でもない。

「どうやら、なかなか盛況のようだ」

「ひとまずは成功と言った所か」

何を以って成功とするかは判断の基準によって変わる部分でもある。
だが、現状を見る限りでは成功と呼んで差し支えないだろう。

「今しがた『漣派』の代表者に挨拶を済ませて来た」

「――あんたの上司は出払っている最中か?」

吾妻が『漣派』でないことは分かっている。
物のついでに、吾妻の上司と顔を合わせておくのも悪くない。

「そういえば――あの男はいないだろうな」

「例の一件で俺と同じ場に居合わせた、あんたの部下だが」

124常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2019/01/04(金) 00:42:54
>>119(天雨)
「 (おおと、お嬢様も『本物の』『お嬢様』、でございましたか) 」
「 (腕の見せ所ですよ!!!!俺!!!!!) 」

「……おほめ頂き有難うございます」


メイド男は胸を張る。メイド服は、胸元に露出のあるデザインだった。
様になっているかもしれないが、ふざけた服装である。


>>120(美作)
「過去は…そうですね…」
「俺も昔は『黒の革ジャンに眼帯、ナイフを懐に、路地裏を駆ける』みたいな頃もありました……」

「ウオオ――――――ッ!!黒歴史!!!!!!!」
「でも今はお天道様に胸を張って生きてますよ!!!今に生きる!!!俺!!!!!」


 メイド男は胸を張る。メイド服は、胸元に露出のあるデザインだった。
 こんな格好をしているのは、男にとっては『黒歴史』ではないらしい。


>美作、天雨

    ニコ ニコ

 「はい、果実酒と、…何かしら『強いの』で、よろしいでしょうかね……畏まりました」
 「すぐお持ちしますね!!!!!!」

『スーツの執事ならよかったのに』という二人の心中はいざしらず、
常原は笑顔を浮かべながら、いったんその場を離れる。しばらくしたら戻ってくるだろう。

(PLより:戻るまでお二人で会話しててください、タイミングを見て乱入します)

125美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2019/01/04(金) 00:59:51
>>121

「そうでしょうねえ。ちなみに、私が持ってきたのは……。
 あ、これを言っちゃうと後の楽しみがなくなっちゃうかしら?」

女性の視線につられて、同じようにプレゼントの山に目を向ける。
それから、ややもったいぶった口調で話し出した。
実際は、言うのを惜しむ程の品でもないのだが。

「私、『バードウォッチング』が趣味なんですよねえ。
 『鳥の囀り』とか、そういうのを聴くのが好きで。
 だから、それに関連したモノを置かせていただきました」

     フフッ

カナリアの囀りを思わせる澄んだ声で、軽やかに笑う。
それと同時に、肩に『小鳥』が現れる。
ただの小鳥ではなく『機械仕掛けの小鳥』だ。

「あら……こんな所にも鳥が?」

冗談めかして肩の上の『小鳥』に視線を落とす。
無機質なフォルムの『小鳥』が鳴く気配はない。
スタンド使いが見れば、それがスタンドである事は一目瞭然だろう。

126天雨 サトリ『10cc』:2019/01/04(金) 01:20:19
>>120 >>125(美作)
>>121(朱鷺宮)
>>124(常原)

「よろしくってよ。私、褒め言葉は惜しみませんの!」

(本当に恰好さえマトモでしたら……)

「ええ、お願いいたしますわね。
 種類は、特にこだわりませんので。
 あとから文句など当然言いませんわ」

常原を見送り――――二人の婦人に向き直る。
ここでは自分が一番、年下ということだ。
もちろん年功など自分の才知には関係ないが、
時の重みが醸し出す『大人っぽさ』は及ぶものではない。
この前も子供と間違えられたし、その辺を学びたいものだ。

「またまた……まだお若いでしょうに。
 けれど私より多くの『今』を大事にしてきた、
 既にそういう『含蓄』があるように思いますわ。
 勿論、過去を詮索したりはしませんけど」

      フ

美作の熱っぽい語りを邪魔しない程度に返し、朱鷺宮に笑む。

「いいえ、お邪魔だなんて。
 この天雨サトリ、来るもの拒まずですわ。
 ぜひご一緒に楽しませてくださいまし、奥様」

     「……本当に、色々御座いますわねえ。
      とくに、あの色とりどりのプレゼント。
      実は、私も一つお持ちしましたの。
      もし当たったら是非、楽しんでくださいまし」

「それにしても、バードウォッチングとは高尚なご趣味ですわね!
 ……私は、道楽程度ですが『ガーデニング』を趣味としておりまして」

                ポンッ

手に発現されるのは――――『アンティーク調の如雨露』のスタンド。

                    「奥様は、何かご趣味は御座いまして?」

127『星々交わり、日が昇る』:2019/01/04(金) 01:55:08
>>122(夢見ヶ崎)

              パチパチパチ

小さく拍手をしてから、夢見ヶ崎に背を向けて歩き出した。

「うんうん、大事なのは『夢』がある、ってことなのよね。
 そういうノリの良さもだし、あの着ぐるみへの対応もだし、
 ――――しおんの『お気に入り』の一人ってだけのことはあるわ」

               トテ
                 トテ

「ついてきなさいよぉ、ア〜〜〜〜リスゥ。
 なにせ『チェシャ猫』がお茶会にいるなんて、
 本当に『未知のティーパーティー』だと思うから」

                トテ

「あ、一応言っとくけど『アリス』がテーマのチームとかじゃないんで、
 『三月ウサギ』とか『眠りネズミ』みたいなのはいないから、先言っとくね」

         「お菓子はなんだっけ、マカロンとか?
          しおんは『ようかん』とか好きだからさ、
          そういうのもあったと思うんだけどぉ。
          一応『チュロス』とかなら出せるから、
          そういうのでよければ好きに食べてってよ」

  
        ガチャ


「『夢見る少女』一名様ご案内ぃ〜〜〜〜〜〜〜っ」

ドアを小さく開け、半身になってその中に入り込む『イカれ帽子屋』。
奥から手招きするその顔は悪戯っぽいが、危険はなさそうだ。どうする『アリス』?

>>123(宗像)

「そうなんですね、いや〜よかったというか、
 不幸中の幸いって言うんですかね!
 もう知らない仲でも無くなりましたし、
 元気でなにより――――ってカンジです!」

     「深い事情は『探り』はしませんよ」

良心と取るか、『もう知っている』と取るか、
微妙な所だが、吾妻に悪意はないようだった。

「あ〜、漣さんに会われたんですね!
 うちの代表はちょっと外してますけど、
 別に用事ってワケでもないと思うんで、
 待ってもらえるならすぐ呼んできますよ」

「それで――――ああ! 彼ですね。いますけど、話す事とかある感じです?」

             「あるならついでに探して来ますよ!」


>全体

会場にいる者は黒服が『プレゼント』の回収を始めているのを確認出来る。
まだアナウンスは無いが、もしかするともうじきに『しめきり』なのかもしれない。

128夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/01/04(金) 02:44:25
>>127

「ほうほう、わたしもしおんちゃんはスキだぞ。
 『いっしょにあそんでもいいひとリスト』にいれてるし。
 『てづくりトウフたいけん』できるみせしってるんだけど、しおんちゃんいかないかな??
 このまえ『イズミン』とデンワではなしたみせなんだけど」

「『ミチのティーパーティー』ねぇ〜〜〜。
 『アリス』のハートにガツンとひびく、なんともみりょくてきなフレーズ。
 きたいしちゃうぜ??」

あれこれ言いながら、少女の後についていこう。
その間も、キョロキョロと周りは見ているわけだが。
しかし一番の関心事は、『チェシャ猫』がいるらしい『ミステリアスなお茶会』にある。

「オモシロいのがでてくればモンクはいわない!!
 『アリス』はききわけのいいコなのだ」

「『ほうじちゃプリン』ある??
 パンのみみにバターぬってサトウまぶしてやいたヤツでもいいけど」

注文をつけてはいるが、実際は出てきたら大体は食べる。
そうこうしている間に、ドアの前まで来た。
目の前に『未知』があれば飛び込む――それが『アリス』だ。

「よやくした『アリス』ですけどもぉ〜〜〜。せきあいてますかぁ〜〜〜??」

ゆえに、臆することなくドアの向こうに足を踏み入れる。
『フシギのくに』のなかをあるく『アリス』がみつけた『もっとフシギのくに』。
『シロウサギ』をおいかけたさきにいたのは『チェシャねこ』なのか、ナンなのか??

129宗像征爾『アヴィーチー』:2019/01/04(金) 03:11:39
>>127

吾妻の態度は特に気にしない。
こちらも奴に対して疑って掛かるような理由が無い。

「以前にも言ったが『アリーナ』には個人的な関心を持っている」

「いつか機会があれば『アリーナ』絡みの仕事も引き受けるつもりだ」

スタンドを得たからには、それを活用するべきだと考えている。
今後、スタンド使いとしての仕事は『副業』として続けていく気でいた。

「話という程でもないが、そちらの代表共々あの男もいるなら挨拶しておこう」

あの後、吾妻を通して礼は言っておいた。
だが、礼儀としては自分の口から言う方が好ましい。

「すぐに呼べるのなら頼む」

「俺は――ここで待とう」

吾妻を待つ間、飲み物の中から適当なウイスキーを手に取った。
銘柄に拘りは無いので、最初に目に付いた物を選んで飲み下す。

130朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2019/01/04(金) 09:38:16
>>125
「フヒヒ、そうかもしれませんね。
 ここは貰ってのお楽しみという感じで…」
余裕を崩さず答える。
大人の余裕のようなものが感じられる。

「バードウォッチングですか、いいですねー。
 私もたまに公園に散歩に行くことがありますけど
 たまに聞こえる鳥の囀りは確かに和みますよ。」
プレゼントの詳細、らしいことを聞いて微笑みながら
自分の話をすると、ふと肩に止まった小鳥を見て

「あらあら、たしかに可愛い小鳥さんが居ますねー…
 この子はもしかして、『あなたの子』なのでしょうか?」
ニコニコしつつもすこし不思議そうな顔で答える。
彼女はここに招待された人々の『共通点』を聞いている。
なので何かが出てきても動じないようにしているようだ。

>>126
「ええ、サトリさんありがとうございますね。」
と言ってまたジュースをグラスに注ぐ。
ワインを飲むかのように優雅である。

「あなたのご趣味はガーデニングなのですねえ。
 私は詳しくはありませんが、お花も好きですよ。」
ふと、彼女の手から突如現れた『如雨露』の姿も確認する。
そういう流れ、の・ようなものを感じたのだろうか

「そうですね。私はテニスとか…映画鑑賞とかですね。
 好きな映画は…痛快な戦争映画などですが。
 
 ドォン!
 
 果たしてそういう趣味と『関係ある』のかはわかりませんわね。」

そう言って彼女の背後から現れたのは『人型』のスタンド。
顔を覆う酸素マスクとゴーグルにアクアラングを背負う姿は
まるで水中で作業を行う『工兵』のような風貌である。

「一番は、娘のことをいろいろ考えることですけどね。」
相変わらず彼女は穏やかな雰囲気である。
後ろに現れた『工作兵』とのギャップすら感じられる。

131『星々交わり、日が昇る』:2019/01/04(金) 22:38:57
>>128(夢見ヶ崎)

扉の奥は――――外の遊園地に侵蝕されたような、
これまでの室内とは明らかに毛色が異なる『部屋』だった。

「・・・・・・誰だ、そいつ」

       ガタ   ガタ

「知らんやつと茶を飲む趣味なんぞ無いし、
 この『マシュマロ』を分けてやる気も無い。まるで無い」

          「皆無」  「絶無」

椅子の一つは、癖ッ毛の激しい男が姿勢悪く揺らし、

「マア……たまにはいいじゃあないですか。
 『年末年始』くらい……ね、内輪じゃなくっても」

いくつか空いたままになった席の向こう、
最奥に座っているのは――――『藤原しおん』。

「え〜〜『ほうじ茶プリン』は備蓄がない気がするわ。
 『抹茶スイーツ』ならある程度あった気がする、かしらぁ」

    「席は幾つも空きが有るのよ。
     たまには埋めてやらないとねぇ〜〜〜
     だから、好きなとこ座っていいよぉ。
     こんな連中と過ごすパーティで良いなら」

先ほどまで板賑やかな会場とは転じて、
静かで、どこか『まつりのあと』のような、
独特な空気があった――――楽しいかは謎だ。

もしここに残るのであれば、『年末年始の祝い』とは、
また違ったような話になってくるのかもしれなかった。

(★椅子に座り、この面々と茶会をする事を選ぶ場合、
  年末年始から本質的に離れた内容になるので、
  スレ移動が発生します。希望すれば戻っては来れますが、
  このイベントはもうすぐ終わるので、恐らく戻って来られません)

>>129(宗像)

「そういう事なら、連れてくるんで。
 ちょっと待っててくださいね!
 あ、帰ってくるまでに泥酔はNGで!」

         スタスタ

早歩き気味で、吾妻がその場を去る。
ウィスキーの味は――――上等な気がする。
宗像が『酒精』に強いのならば、という話だが、
繊細な味わいがある……ような気がする。

           スタスタ

そして、すぐに向こうから人が来た。

「……お初にお目にかかるッ」

「アリーナ『桜島派』代表、『桜島明人』であるッ!」

           「ど……どうも。お久しぶりです」

赤いパーティスーツを着た『熱血漢』風の男と、
その後ろから遠慮がちに近づいて来る――あの時の『黒服』だ。

>全体

「プレゼントの受付、ここで締め切りまぁぁーーーーーーーーす」

と、アナウンスがあった。
ここまでに集まったプレゼントは――――以下の通り。

☆現在のプレゼント
1.ネイルケアセット(夢見ヶ崎)
2.花飾りつきの幸運のお守り(朱鷺宮)
3.パワフルと言うネーム入りバスタオル(朝山)
4.星見の隠れ郷の湯 温泉の素(ムーさん)
5.新発売 和食尽くしの星見金平糖(エッ子)
6.星見の岬 砂時計(城生)
7.穏やかな月光りに照らされる海の描かれたマグカップ(小林)
8.輝く木漏れ日に虹が掛かる海の描かれた受け皿(ヤジ)
9.栄養ドリンク12本入りの箱(杉夜)
10.ハンドクリーム(ココロ)
11.お手製のキュートなマフラーと手袋(常原)
12.手製のポプリ(小石川)
13.ストラップ付きバードコール(美作)
14.コルクオープナー(タタラ)
15.初夢宝クジ10枚(スミシー)
16.財布(水瀬)
17.シャチのぬいぐるみ(石動)
18.贈呈用カステラ(宗像)
19.フルーツゼリー詰め合わせ(天雨)

もしかしたら他にも何かあるかもしれないが、あるだろうか?
(☆『プレゼントだけでも欲しい』というPCがいれば、PC名とプレゼント内容をこのレスに返レス下さい)

132美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2019/01/04(金) 22:48:05
>>126
>>130

「『ガーデニング』っていうのも洒落た趣味じゃない、天雨サトリさん。
 素敵なお庭に小鳥が舞い降りるなんてのも風情があるわねえ。
 同じ『自然』だけど、またちょっと趣が違って……。
 あれ?私ってば、名乗ってたかしら」

「『美作くるみ』よ。美作でもくるみでも、お好きにどうぞ。
 私は、くるみって呼んでもらえた方が嬉しいけど。アハハハ」

「――ところで、あなたも素敵なものをお持ちのようねえ。
 ご趣味が『ガーデニング』っていうのも、何となく頷ける気がするわ」

笑いながら自分の名前を告げ、現れた『如雨露』に視線を移す。
当たり前ではあるけど、自分のスタンドとは全く異なるヴィジョン。
きっと能力も同じように違うのだろう。

「お褒めいただいちゃってどうも。『この子』は私も気に入ってますから」

可愛い小鳥という言葉を褒め言葉だと解釈した。
機嫌良さそうに、赤みの差している頬を緩ませる。
よく見れば背中にマイク、口内にスピーカーがある事に気付くかもしれない。

「ええ、まあそう思ってもらえたら間違いはないでしょうね。
 この子が挨拶できないので、僭越ながら私が代わりに。
 『プラン9・チャンネル7』――それが『この子』の名前です」

『機械仕掛けの小鳥』は微動だにしない。
ただ黙って肩の上に止まり続けている。
本体とは対照的に無口のようだ。

「テニスとは、小粋なスポーツをなさってらっしゃるようで。
 スポーツらしいスポーツって、そういえば最近やってないなあ。
 映画なら、私は大抵のジャンルは見るんですけど――」

そこまで言った時、女性の背後に立つ人型のヴィジョンを目撃した。
この温厚そうな女性とは、一見すると不釣合いにも思える姿のスタンド。
酔った頭でも、そこに大きなギャップがある事は感じられた。

「随分とたくましい方を連れてらっしゃいますねえ。
 何だか羨ましいな」

「私も、そんな人が傍にいてくれたらなって意味でね。
 最近、そういうのがなくて、ちょっと心が乾いちゃってて。アハハハハ」

しかし――酔っている事もまた確かだった。

133夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/01/04(金) 23:51:38
>>131

「わたしのナマエは『アリス』。または『ユメミガサキアスミ』。
 シュミは『マチあるき』と『フシギさがし』。
 トクギは『ミネラルウォーターのめいがらあて』。
 さいきんきになってるのは『みずうみにすむUMAのコト』。
 とくいなりょうりは『セロリとレモンのヨーグルトドリンク』」

   「これで『しらんヤツ』から『しってるヤツ』になったワケだ。
    つまり、マシュマロをもらってもいいってコトだな!!」

物欲しそうな目で、男の近くにあるであろうマシュマロを見つめてやる。
やいてたべると、トロリとしてさらにおいしい。
しおあじのビスケットにはさむと、あまさがひきたってまたグッド!!

   「まぁまぁ、そうカタいコトいいなさんな〜〜〜。
    しおんちゃんもこういってらっしゃるコトだし、
    たまにはこんなのもイイんじゃないですかね??」

            ガタ

   「きくところによると、『アリス』もそうおもってるらしいよ??
    とおりすがりの『シロウサギ』にきいたハナシだけど」

             トスッ

   「あ、しおんちゃんひさしぶり。ゲンキだった??
    オモシロいコトやってたからきちゃったよ〜〜〜」

ほざきながら、遠慮なく手近な椅子に座る。
とりあえず、マカロンとかチュロスとかようかんとか食べよう。
お茶も飲もう。

134宗像征爾『アヴィーチー』:2019/01/05(土) 00:30:33
>>131

自分が酒に関して造詣が深い人間とは思わないし、頻繁に口にする訳でも無い。
だが、安酒とは違う質の高さのようなものは何となく感じる事が出来た。

「宗像征爾だ」

「――招待に感謝する」

二人を見てショットグラスをテーブルに置き、桜島に一礼と共に挨拶を返す。
続いて、その後方に立つ黒服に視線を移す。

「あんたも達者だったようだな」

「例の一件では世話になった」

この男には危険な役目を押し付けた。
成り行き上の協力関係ではあったが、助けられた事は事実だ。

「――感謝する」

黒服に対して、桜島に対して向けたものと同様の礼を行う。
階級の上下による差をつける気は無い。

135天雨 サトリ『10cc』:2019/01/05(土) 00:40:13
>>130(朱鷺宮)
>>132(美作)

「それでは、お言葉に甘えてくるみさん、と呼ばせて頂きましょう。
 そして……私に似て素敵な、この如雨露の名前は『10cc』ですわ。
 ガーデニング趣味が高じたのか、運命というものかは分かりかねますけれど、
 とても気に入っていますの……今までにない景色を、作ってくれますから」

「『能力』は秘密ですけれど、ね」

冗談のような自尊が入ったが、目は本気だ。
それから朱鷺宮のスタンドに目を移す。

「あら、あら、まあ! それが奥様の……
 頼りになりそうな『ボディーガード』ですわね」

(戦争映画というのは、少し意外だけれど……)

「それに、ご息女がいらっしゃいますのね!
 ご家庭とご趣味を両立出来るというのは、
 とても素敵に思いますわ……憧れさえします」

「もっとも、私も今の所、お相手が見つかる予定は無いのだけれど!」

家庭円満なのであろう朱鷺宮と、
独り身を寂しがっているらしい美作。
同時に相手取るのは中々手強そうだ。

「私も出会いらしい出会いも御座いませんし、スポーツとも疎遠だし。
 それこそ、地域の『テニスサークル』でも探しましょうかしら?
 新しい知り合いも出来て、趣味も増えて、一石二鳥かもしれませんわ」

         「奥様は個人でやってらっしゃるんですの? テニスは」

今のところ本気でテニスに挑戦するつもりは無いが、話のネタには良いだろう。

136『星々交わり、日が昇る』:2019/01/05(土) 01:08:16
>>133(夢見ヶ崎)

年の瀬の寂寥も、年初めの祝賀ムードも、
何一つ関係のない『夢と魔法の国』の中で、
夢見ヶ崎は『音仙』達の内輪ノリに巻き込まれて行く・・・

           →派生イベント『夢と望郷のアリス』へ。

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1511075107/748
(★次レスはこちらにします。少々お待ちください)       

>>134(宗像)

「こちらこそ、ご来場いただき感謝する。
 『所属』は違えど町の脅威に立ち向かい、
 そのために『死力』を尽くしたその功績ッ!
 人伝いに聞いただけの身で恐縮ながら、
 心より『敬意』を表したいッ!!!」

         ビシィーーッ


頭を下げられた。
それから、促され黒服が前に出る。

「いやっ……そちらこそ、無事で良かったというか。
 無事ではなかったんだろうが、生きていて何よりだ」

        「こちらこそ、あの状況を脱するのは、
         1人では無理な事だった……礼を言う」

      ペコ

彼にも、頭を下げられた。
桜島はその様子を見て、満足げに頷いている。

「なんとも気持ちのいい男だッ!
 ――――是非今後とも、よろしく頼む!」

どうやら『表面的には』気に入られたようだった。
打算ではないにせよ、アリーナの仕事をするのなら意味はあるだろう。

137宗像征爾『アヴィーチー』:2019/01/05(土) 01:51:28
>>136

『桜島派』の代表である男からは、漣と対照的な印象を受けた。
それが何になるという訳でもないが、目に付きやすい点ではある。

「機会があれば『アリーナ』の仕事も引き受けたいと考えている」

「吾妻や『漣派』の代表者にも言った事だが、その際は宜しく頼む」

挨拶を済ませてしまえば他に果たすべき用事は無い。
三人の顔を順に見渡す。

「――俺からは以上だ」

「忙しい時に手間を取らせて申し訳なかった」

元々の目的は既に達成した。
特に用件がない以上、この辺りで会話を切り上げる事にする。

「いや――最後に一つだけ質問がある」

「差し支えなければ、あんたの名前を聞かせてくれ」

話の終わり際に、黒服に向かって問い掛ける。
これといって大きな理由は無いが、記憶の片隅に留めておくのも悪くは無いだろう。

138『星々交わり、日が昇る』:2019/01/05(土) 02:19:15
>>137(宗像)

「アリーナは常に『人』を求めている!
 『町』そして『人』との結びつきが、
 我々にとって大きな力になり、
 それが『星見町』を守る力になるッ」

「人が足りなければ、声を掛けよう。
 その時はぜひ、我らの側に付いて貰いたい」

        「有意義な時間だった!
          それでは、オレはこれでッ」


「名前? そんな事聞いてどうするんだ?
 ……『島田 康(しまだ こう)』だ。
 スタンド使いでも、幹部でもないが、
 もし何かの仕事でまた組むならよろしく頼む」

「……それじゃあ、仕事に戻る」

こうして、宗像は目的を果たし終える。
後はパーティを楽しむだけという事になるが、
それについても、そう長く続くものでは無さそうだ。

>全体

        ワイ
 
              ワイ

パーティ会場は少しずつ『終幕』に向かいつつある雰囲気だ。
話すべきことなどがあるのであれば、今の内に済ませておくのが良いだろう。

139宗像征爾『アヴィーチー』:2019/01/05(土) 03:08:25
>>85

三人が立ち去ってから、テーブルのショットグラスを持ち上げる。
そして、何の気なしに他の参加者を見渡した。

(あの女――前に見た覚えがある)

視界の端に喪服の女が見えた。
確か夏頃だったか、同じような人間を目にした記憶がある。

(奴もスタンド使いか)

それだけ考えた後で、すぐに視線を外す。
グラスを傾け、残っているウイスキーを一息に飲み干した。

140朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2019/01/05(土) 09:48:34
>>132
「映画は、たしかに私も色々見ますよ。
 ほら、子供と一緒に見るときは可愛いアニメ映画とか…」
そう言って軽く微笑んだ。
それでも不動の姿勢で背後のスタンドは立ち続ける。

「ありがとうございます。
 私もあまり能力?を使ったことがないので
 どれほどの力があるかはまだわからないんですけどね」
そう言って背後のスタンドへ向けて振り返る。
無機質な雰囲気を感じさせ、威圧感もどこかあるスタンドだ。

「あらあら、でもきっとそういう人はどこかにいるかも知れません。
 もしかしたら割と近くに…なーんて。あるかもしれないですよ。」
慰めと言うよりも軽口のような感じで微笑みかける。
母親らしい抱擁感ある言い方だ。


>>135
「うふふ、ボディーガードですか。
 たしかに頼りになりそうな御方かもしれませんわね。」
いかにも力がありそうなスタンドを見て、笑美もくすりと笑う。

「ええ。とっても大事な娘です。自分で言うのもなんですけども、
 とてもいい子なんですよ。ただちょっと星の廻りが悪いといいますか
 不運なことが起こるみたいで、それが心配で放っておけないんですよ。」
ちょっと困った様子で答える。心配そうな表情を見るにとても心配らしい。

「テニスサークルですか。この辺にも結構あるみたいですし
 きっと色んな人と出会えるかもしれませんね。
 私は、近くのテニスコートでテニス仲間の人とやることが多いですね。
 本当は娘ともやりたいんですけど」
うーん、と唸ってからまた答える
「不運なことがよく起こってしまうみたいで…
 一緒にできないのが悩みなんですよねー…」

141美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2019/01/05(土) 12:41:51
>>135
>>140

「テニスサークル……。そういうのとは今までご縁がなかったんだけど、
 新しい出会いの場としては新鮮でいいかもしれませんねえ」

「――って、出会いの話ばかりしてると常に愛に飢えてるように聞こえちゃうわね。
 いつもこんな事を言ってる訳じゃないのよ」

     アハハ

イメージダウンは避けたいので、軽く笑いながらやんわりと否定しておく。
酒の力は恐ろしいもので、普段は心の中だけに留めている事まで喋ってしまう。
裏を返せば、『いつもは言ってないだけ』とも呼べるが。

「でも、私の近くにいる男性って仕事の付き合いばかりなんですよねえ。
 ディレクターとかスタッフとか……。
 仕事と恋愛は混同しない主義なので、その辺に手を出すのは止めておきます」

「そもそも恋愛対象として見れるようなのがいないのよねー。
 みんな役割をキチッとこなしてるから、仕事は上手いこと回ってるんだけど。
 もちろん、私も含めてね」

今のところ浮いた話はないけど、仕事は順調。
それはそれで良い事よね。
そりゃあ、両立できてれば言う事ないんだけど。

「細かいドジなら、私も結構やらかす方なんだけど。
 この前も、スタジオにスクーターのカギ落としてたりとか……。
 それは不運じゃなくて、私の自己責任か」

    「――今はあるわよね?あれ…………」

          ゴソ ゴソ

             「あ、あったわ」

おもむろにスタジャンのポケットを漁り、そこからカギを引っ張り出した。
小鳥を象ったキーホルダーが付いている。
さっき口にしたスクーターのカギらしい。

「家庭を持つ人には、持たない人には分からない苦労もあるって事よねえ。
 独り身だと自分の面倒だけ見てればいい訳だし。 
 知ったような事を言うのも失礼だとは思うけど。
 お嬢さんが強く元気に育っていかれる事を、私からもお祈りします。
 ――ええと……」

屈強なスタンドを従えた女性の方を向いたまま、やや言い淀む。
女性の名前を呼ぼうとして、まだ知らない事に気が付いた。
それとも、自分が酒に酔ってド忘れしただけかもしれない。
そうだとしたら、聞き直すのは失礼だ。
そのような考えがあって、率直に名前を尋ねる事を躊躇い、
遠回しに聞く事にしたのだった。

142小石川文子『スーサイド・ライフ』:2019/01/05(土) 21:34:29
>>139

  ――あの人は……。

カモミールティーのカップを下ろした時、ふと見覚えのある姿を見かけた。
あれは、ちょうど七夕のことだったように思う。
沢山の短冊が飾られた笹の前で向かい合い、そしてすれ違った。

  ――彼もスタンド使い……。

考えを巡らせている間に、彼は背中を向けて歩いていってしまった。
黙ったまま、その後姿を見つめる。
心なしか、不思議と胸の奥に奇妙な共感のようなものが生じるのを感じた。

  ――もしかすると彼も……いえ……。

143『ニュー・エクリプス』+その他:2019/01/05(土) 21:50:09


「さぁーって、抱負も書き終わったし。ユメみん
悪のダンス勝負の続きっス!! 
 ……あれー? どっか行っちゃったスか」キョロキョロ

城生「どうかしたの? サッちゃん」

「んー、さっきの友達が居なくなっちゃったス
もしかしたら、先に帰ったのかも知れないっス」

ムーさん「まっ、パーティもそろそろ終わりそうだしな。
あんまり食べてなさそうだし、少し腹に入れたほうがいいぞ?」

エッ子「オムライスターメガ盛りバージョンがあっちに置いてたよ!」

「ぬぉ!? メガ盛りオムライスターっスか! そりゃあ食べずに
年は越せないっスよ!!」




小林「今年も宜しく 親友」

ヤジ「あぁ。……キナ臭い事が、どうにも起きてるようだし
出来りゃあ平和に収められるようにしときたいけどなぁ」


杉夜「…………金だ、やはり大金がいる。
くそっ けどどうやって稼げば良い? 事務系の資格なんて無い
運転免許だけじゃどうしようもないからなぁ 畜生っ……畜生」

平和を謳歌するもの

志しを結びつつ未来を案ずるもの

暗中を進んでいくもの   

様々な者達の一幕が織りなしながら パーティは終幕へ差し掛かる。

144天雨 サトリ『10cc』:2019/01/05(土) 22:26:19
>>140(朱鷺宮)
>>141(美作)

「へえ、不運が……そうなんですのね。
 私、実のところ占星術の類はあまり、
 詳しいものでも御座いませんし……
 何を出来るわけでも御座いませんけれど、
 美作さんと同じく、ご息女の息災をお祈りいたしますわ」

教養レベルで多少の知識はあるし、
スタンドがある以上一笑には付せないが、
星の廻り、と言われてもピンとは来ない。
今年だけで二回事故にあったとかだろうか?
だからテニスが出来ないというのも謎だ。

が、不幸話のようだしあまり追求はしない。
ここは祝賀のパーティであって井戸端ではないし、
彼女の娘の不幸を面白がって聞くのは多分間違いだ。

「テニスや、恋愛は例えとしても……
 何か新しい事を始めるというのは、
 いつも心惹かれるものですわよね。
 それにしても…………ディレクター?
 美作さん、不勉強で申し訳ないのだけれど、
 『アナウンサー』か何か、されてらっしゃいますの?」

「声と滑舌がとてもお綺麗ですので……邪推でしたかしら?」

宴席で仕事を聞くのも無粋な気はするが、
美作が先に口に出したことなので、
そこは突っ込んでも失礼には当たるまい。

なお、サトリは美作の素性については詳しくない。
有名人に疎いとかではないが、単にラジオの番組をさほど聞かないのだ。

「…………あら、そろそろ幕が降りる頃、なのかしら?
 とはいえ、だから何をするというわけでもないのですけど」

新しい繋がりもできたし、ある程度パーティを堪能出来た、とは思う。

145朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2019/01/06(日) 00:10:08
>>141
「ええまあ、色んな人と会えて楽しいですよ。
 男性の方もいらっしゃいますけど、基本紳士ですね。」
と言って微笑みかける。
最も彼女の雰囲気的にあんまり馴れ馴れしく出来ないのかもしれないが。

「そうね。でも子供の心配って結構苦労するけど
 悪くない感じよ。なんだかたくましく成長してる感じがするもの」
と、嬉しそうな顔で答える
娘を溺愛しているらしいことがよく分かる。

「ふむ、そうですね。ありがとうございます。
 えっと…はい」
どうやらある程度察したようで、彼女は穏やかに答える
「朱鷺宮笑美(ときのみやえみ)と言います。
 どうぞよろしくおねがいします。」
と、軽く会釈した。

>>144
「どうもありがとうございます。
 私もあの子のことは幸せになってほしいですからね。
 そのお気持ちは嬉しいです」
と、頭を下げる。


「あら、もうそんなお時間なのですね。
 楽しい時間はあっという間ですね。
 おふた方とお話をしていたら、なんだか楽しかったです。少しの間ではありましたが」
と言ってうなずいた。
新たなつながりを得られた喜びは彼女も一緒のようであった。

146美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2019/01/06(日) 00:39:02
>>144
>>145

「ええ、まあ近いと言えば近いわね。ラジオ番組をやってるのよ。
 いわゆる『パーソナリティー』ってヤツね」

ラジオ局にもアナウンサーはいるし、どちらも声を使う職業だ。
そう遠くはないだろう。
酔っているとはいえ、『前の経歴』について口を滑らせない程度の自制心は残っていた。

「アハハ、褒めていただいてどうも。
 あなたこそ立ち居振る舞いが洗練されていて、本物の上流階級って感じだわ。
 いえ――実際そうなんでしょうね?
 お父上が使用人を雇ってらっしゃるくらいだもの」

先程のメイド男との会話を思い出す。
もっとも、彼女の所作からは何処となく一般とは違う雰囲気が漂っている。
だから、メイドに関するやり取りを聞かなくとも何となくは察しただろうと思う。

「朱鷺宮――笑美さんですね。
 この場合、朱鷺宮さんとお呼びすべきかしら?それとも笑美さん?
 今はパーティーですものね。
 ここは親しみを込めて、下の名前で笑美さんと呼ばせていただきます」

「こちらこそ、よろしくお願いしますね。
 もしかすると――また何処かでひょっこり会うなんて事もあるかもしれませんから。
 例えば『テニスの最中』なんかに、ね」

       アハハ

至って明るい口調で言って、冗談っぽく笑う。
それから、こちらからも同じように会釈を返した。
そして、改めて周りの様子を見渡す。

「楽しい時間っていうのは早く過ぎるものよねえ。
 いやー、私こそお二人とこうしてお喋り出来て、とっても楽しかったわ!
 何ていうか、久しぶりにスッキリしたって感じ。
 これで、また仕事の方も頑張れそう。
 この出会いに感謝!ってね」

有意義な出会いだったと思う。
何も、異性との出会いばかり求めている訳じゃない。
こうした出会いも、自分にとってプラスに出来るのだから。

147『星々交わり、日が昇る』:2019/01/06(日) 01:44:59
>>139(宗像)
>>142(小石川)

見覚えのある顔、そして目には見えない共感。
平行線のように近付けども交わらない存在にも感じたが、
その『気付き』に意味が生まれる日も来るかもしれない。

>>143(ニュー・エクリプス)

新しい友達が何人も出来た。
食事はバラエティ豊かで、目も舌も楽しんだ。
なんて楽しい年の瀬なのだろう。
ここには何の『悪意』も『暴威』もない。
町の住民たちと『アリーナ』が築いた、平和の星だ。

――――だからこそ確かな警戒の『視線』が、潜んでもいた。

>>143(小林とヤジ)

町に影を伸ばす、あるいは運命に差す『暗雲』を懸念しつつ、
その先にある『日の出』を目指し、二人は今後も歩むのだろう。

>>143(杉夜)

歯噛みをしても、吠えても、その未来に立ち込める暗雲は事実。
それを払えるとすればあるいは――――『資格』を超えた『資質』が杉夜にも、ある。

>>144(サトリ)
>>145(朱鷺宮)
>>146(美作)

三人寄れば姦しいとはよく言ったもので、
それぞれの立場から『歓談』を楽しむ婦女三名。
ある意味では『パーティ』を誰より『普通』に楽しんでいた。
だが、彼女らにもそれぞれ普通じゃない『過去』や『今』がある。
それがいずれ交わる時が来るなら、この時間もただ『楽しい』以上の価値を持つ。

>全体

「えーーーーお楽しみのところ、大変申し訳ございませんっ!
 当パーティ会場はもうじき、『御開き』の時間となりました。
 最後に『プレゼント交換』を実施させていただきますが、
 まだプレゼントを出していない方、今だけ特別に追加で受け付けてます!」

          「次のアナウンスで交換を実施して!
            そのタイミングで自動的に締め切るので!」

                      「お早めにお願いしま―――――す」

148朝山『ザ・ハイヤー』:2019/01/06(日) 18:37:01
>>147

 「うんんっ!」

城生「今度はどうしたの?」

「強い『視線』を感じたっス! 強い目力なんっス……もしかしたら!
私とさっき友達になったユメみんが隠れて見てるのかも知れないっス!
 あ! もしかしたら町で会ったヒーローかも知れないし
ひえっチが覗いてるのかも知れないっス! 行ってくるっスー!!」

 『視線』のほうへパワフルに走ってみるっス!

149花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2019/01/06(日) 21:57:44
>>147

アナウンスに応じて、全身をレザーファッションで統一した赤毛の男が歩み出た。
『拳銃』らしい形が浮き出た包みを携えている。

「いやぁ、すまねェすまねェ。持ってきたんだが、飲んでる内に出すのを忘れてたぜ。
 ここに置いて構わねェか?
 ひいふうみい……これでキリよく『二十個』になったってこったなァ」

「見ての通り、中身は『ガン』だぜ。つっても、ガンはガンでも『モデルガン』だからよ。
 『マジもん』じゃねェから安心してくれ」
 
「だがよォ、なかなか作りはイイんだぜ?『ホンモノ』の手触りには敵わねェけどよォ。
 ハッハッハッ!おっとっとっ……」

実際は冗談ではない冗談を飛ばし、覚束ない足取りで歩いていった。
だいぶ酔っているらしい。

150『星々交わり、日が昇る』:2019/01/06(日) 22:01:06
>>148(朝山)

視線の先に行ってみるが……誰なのか分からない。
黒服が何人かいるが朝山に気を払う様子は無いし、
見覚えのない青少年達が何人かで話しているが、
やはり朝山には会釈する程度で、強い意志は無い。

「…………どうか、なさいましたか?」

話しかけて来たのは、スーツを着た渋面の男だ。
ダンディ、と言えば聞こえが良いかもしれない。
様子から察するに、『アリーナ』の人員だろう。

「会場の中で『走り回る』のは、御遠慮を。
 お嬢さん……『エネルギッシュ』は良いですが、
 それが『通じない』場もあるという事です」

         「……と、まあ」

「説教は、祝賀の席には似合いませんな。
 …………お楽しみいただけておりますか?」

厳しい物言いから一転、穏やかな笑みが浮かぶ。

>>149(花菱)

「ええ、是非置いてっちゃってくださいよ!
 っと、大丈夫です? 歩けますか?
 ヤバそうならお席まで案内しますケド」

      「って程では無さそうですね!
       楽しんでるみたいで何よりですよ」

ティーンエイジャーにも見える軽そうな青年が、
プレゼントを受け取った。これで『20個』だ。

☆現在のプレゼント
1.ネイルケアセット(夢見ヶ崎)
2.花飾りつきの幸運のお守り(朱鷺宮)
3.パワフルと言うネーム入りバスタオル(朝山)
4.星見の隠れ郷の湯 温泉の素(ムーさん)
5.新発売 和食尽くしの星見金平糖(エッ子)
6.星見の岬 砂時計(城生)
7.穏やかな月光りに照らされる海の描かれたマグカップ(小林)
8.輝く木漏れ日に虹が掛かる海の描かれた受け皿(ヤジ)
9.栄養ドリンク12本入りの箱(杉夜)
10.ハンドクリーム(ココロ)
11.お手製のキュートなマフラーと手袋(常原)
12.手製のポプリ(小石川)
13.ストラップ付きバードコール(美作)
14.コルクオープナー(タタラ)
15.初夢宝クジ10枚(スミシー)
16.財布(水瀬)
17.シャチのぬいぐるみ(石動)
18.贈呈用カステラ(宗像)
19.フルーツゼリー詰め合わせ(天雨)
20.モデルガン(花菱)

151朝山『ザ・ハイヤー』:2019/01/06(日) 22:13:28
>>150

「あ! こんにちはっス!!
自分朝山 佐生っス! 14歳っス! 清月学園の中学二年生っス!」

>『走り回る』のは、御遠慮を
>お楽しみいただけておりますか?

「うわ! 御免なさいっス! 食べたり飲み物のんでる人に
ぶつかったら大惨事になっちゃうっスの、頭から抜けてたっス!」

ついつい走っちゃうっス! だから、今度からは気を付けるっス!!

「うん! とーーーーっても楽しいっス!! 友達もいっぱい参加
してるし、友達になれた子も居るっス!
 今年は一年間とーっても色んな事があったス! 暑い日は
おねーさんとスイカ割りしたし、海でとても良い匂いのする瓶を
貰ったお姉さんとも友達になったし、今日のパーティでは
悪の組織仲間の友達も出来たっス! パーティを開いてくれた人には
とっても感謝っス!
 ……あっ! おじさんの名前も教えて貰えたら嬉しいっス!
今日の出会いを記念にして、おじさんも私の友達になるっス!!」

 年齢とか、注意されたり、された側とかは友達になるのに
まーーーったく関係ないっス!! 今こそニュー・エクリプス
フレンド計画大進行っス!!!

152夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/01/06(日) 23:09:21
>>151

「ふぃ〜〜〜で、さっきの『アイツ』はどこかな??」

バックヤードを出て、パーティー会場に戻ってきた。
さて、つぎの『シロウサギ』をさがそう。
いるかな??

「――――おん??」

その途中で、『新年の抱負』を見かけた。
そういや、そんなのあったっけ。
ついでだから、かいておこう。

    サラサラサラサラ

「――――よし!!」

   『たくさんのシロウサギをみつける』

それを渡してから、また会場をブラブラ歩く。
そうこうしているとアッちゃんを見つけた。
あの男のことは、とりあえず置いとこう。

「アッちゃん、ひさしぶり〜〜〜!!なんねんぶりかなぁ〜〜〜??
 そつぎょういらいだから、10ねんくらい??なつかしい〜〜〜」

ほざきながら声を掛ける。
いっしょにいるのはおとうさんかな??
いや、カレシかもしれないな!!

153『星々交わり、日が昇る』:2019/01/07(月) 00:00:52
>>151(朝山)
>>152(夢見ヶ崎)

「これはこれは、ご丁寧に……
 私、如月ケイジ……43歳です。
 所属はアリーナ、『無派閥』でしてね」

如月はそう言い、朝山の話にただ笑う。
老いたものに特有の、表情の見えない笑いだ。

「……なんとも、毒気を抜かれました。
 『ニュー・エクリプス』……来年も、
 このような『平和なパーティ』が開けるよう、
 我々『アリーナ』一同心より祈っております」

 「ご友人がいらしたようなので、私はこれで」

            コツ  コツ

――――『釘を刺された』のか?

いずれにせよ、ご友人こと夢見ヶ崎と朝山は合流する。
夢見ヶ崎も問題なく抱負を書き終え、準備万端だが、


「それじゃあプレゼントの配布を行います!
 誰のプレゼントが誰のもとに行くかは、
 私たちでも把握して無いんで……泣いても笑っても!」

             「それが『お年玉』ですよ!」

「勿論危険物など無いかは検査済みなので安心するように!!!!」

――――ちょうど、そのときが『プレゼント配布』が始まるときだったのだ。

154『星々交わり、日が昇る』:2019/01/07(月) 00:01:14
>夢見ヶ崎
当たったのは――――『マフラーと手袋』だ。
とてもキュートなデザインで、どこか『手作り感』もある。
なんだか素敵なプレゼントだが、どこのだれが作ったのだろう?

>朱鷺宮
当たったのは――――『輝く木漏れ日に虹が掛かる海の描かれた受け皿』。
ハイセンスなようにも思えるデザインでありながら、普段使いも出来そうだ。
送り主は、けっこー『気が利く』&『気が回る』人物のような気がする。

>朝山
当たったのは――――『シャチのぬいぐるみ』だ。
凛々しい『海の王者』ではあるが、手乗りのあみぐるみは、
どことなくユーモアも感じさせる。いいプレゼントと言える。

>ムーさん
当たったのは――――これは、『コルクオープナー』だ。
ワインなどの開栓に使われる品で、学生にはやや縁遠いが、
それなりに格調高く、気兼ねなく使える程度には俗っぽいデザイン。
プレゼントに『実用』を求めないのであれば、わりと良い物かもしれない。

>エッ子
当たったのは――――『フルーツゼリー』の詰め合わせセットだ。
天雨というメーカー(屋号か?)の商品らしく、どうやら贈答用の高級品だ。
形が残るハッキリしたものではないが、舌と心を満足させる豪華さと堅実さを感じる。

>城生
当たったのは――――『ハンドクリーム』のようだ。
丁寧にラッピングされたそれは、送り主のやや過敏なほどの気遣いが籠る。
ただ、中身の品自体は比較的手が届きやすい既製品で、親しみやすさも感じられた。

>小林
当たったのは――――『宝くじ10枚』だ。
プレゼントでさらに当たりを求めるというのはなんだか入れ子構造だが、
ある意味では夢と魔法に満ちた粋な品……と、言えなくもないかもしれない。

>ヤジ
当たったのは――――『手製のポプリ』だ。
ラベンダー、アロマ、そういった穏やかな香りが心を落ち着かせる。
何処の貴婦人が作った物なのかは分からないが、仄暗い大人気を感じた。

>杉夜
当たったのは――――『ストラップ付バードコール』だ。
・・・バードコール。『鳥の鳴き声』のような音が出るもので、
バードウォッチングや森歩きで鳥との会話を楽しむために使う。
教養とセンスに富んだ逸品だが、杉夜にはあまり縁がない品にも思えた。

>ココロ
当たったのは――――『財布』だ。
小奇麗な包装に包まれており、質に関しても悪くなさそうだが、
なんとなく、こう、イビツで邪な意図が内包されているような気もする。

>常原
当たったのは――――『穏やかな月光りに照らされる海の描かれたマグカップ』だ。
どこか詩的で、日用品といった雰囲気ではない感じのマグカップなのだが、
使ってみる分には問題なく使えるし、むしろ持ち手などは取り回しの良さも感じる。
送り主は、なにかと『よく考えている』人物なのかもしれなかった。

>小石川
当たったのは――――『贈呈用カステラ』だ。
シンプルで、無駄が無い。『食べれば消える』物でかさばらない。味も良い。
どこか無骨すぎるような気もするが、曲がらない『芯』を感じもするチョイスだ。

>美作
当たったのは――――『栄養ドリンク12本入りの箱』だ。
日々の仕事に疲れた体に『チャージ』するにはこれ以上なく適役だが、
プレゼントに選ぶ辺り、送り主も心優しさと同じくらいの『激務』と戦っていそうだ。

>タタラ
当たったのは――――『星見の岬 砂時計』だ。
美しい土産品はプレゼントとしてとても素直な品で、過不足を感じさせない。

>スミシー
当たったのは――――『新発売 和食尽くしの星見金平糖』だ。
なんとも冒険的な品ではあるが、そのカオスさが強いエネルギーを感じさせる。

>水瀬
当たったのは――――結構本格的な『モデルガン』だ。
流石に造形の甘さはあるものの、スリリングなほど『本物』らしい。
転売とかしても売れるかもしれないし、飾るにも悪くはなさそうだ。

>石動
当たったのは――――『ネイルケアセット』だ。
石動には『未知の領域』かもしれないが、自分磨きには適した一品。
せっかくの新年、新しい可能性の光を追い求めるのも『アリ』かもしれない。

>宗像
当たったのは――――『花飾り付きの幸運のお守り』だ。
神社で適当に買ってきたものという風でもなく、数点入っている。
本当に効果があるのかは分からないが、他者を想う心を感じさせる優しい贈り物だ。

>天雨
当たったのは――――『パワフルと言うネーム入りバスタオル』だ。
天雨の雰囲気には似合わないような気もするが、有無を言わせない。
パワフルさで押し切るような豪快なプレゼントは、既に手の内にあるのだ。

>花菱
当たったのは――――『星見の隠れ郷の湯 温泉の素』だ。
祝賀パーティのプレゼントとしてはなんだか不思議な気もするが、
落ち着きと癒しを感じさせる。無難に良い物を引き当てたかもしれない。

155朝山『ザ・ハイヤー』:2019/01/07(月) 22:14:19
>>152-154

「あ! ユメみん遅いっス!! そりゃーもう十年ぐらい
待っていた気分だったっス! こっちはさっき友達になった
ケイジおじさんっス! あっ、わかったス。
 おじさんも、また今度いっぱい私とお喋りするっス!」

きっとお仕事が未だ残ってるっス。パーティを主催してる人の
手伝いをしてるダンディーおじさんなんっス。
 ……ん? そーいえば何で自分がニュー・エクリプスな事を
知ってたんスかね? ……んー! 多分わたしが知らない間に
喋ってたんっス! そー言うの、よくあるっス!!」

「うわーーーー!! ぬいぐるみっス!! 可愛いっス!
 ほら! 権三郎っ。可愛いシャチが当たったスっ!」

権三郎『パウッ!』

 権三郎も、お気に召したようっス!! 家に飾ってもいいし
権三郎の遊び相手にもなるし、とっても素敵なプレゼントっス!!



ムーさん「ほぅ……クリスマスや身内だけのパーティーなら
仕えそうだな。お神酒を開けるのにも使えそうだ」

エッ子「(*'▽')やっほぉぉおおおい!! フルーツゼリーゲット!
こりゃー、何日かは朝のデザートが豪華になりますなっ!」

城生「うわぁ……嬉しい。大事に使いますね」

 ニュー・エクリプスの仲間達も、プレゼントには各々に
笑顔を浮かべ満足そうだ。

156小林『リヴィング・イン・モーメント』:2019/01/07(月) 22:20:35
>>154

「宝くじか……温泉旅行の時と良い、良くチケットに縁がある」

ヤジ「へへ 俺のはもう大当たりよ。寝つき悪い時に置いておくのに
最高だ。なんなら宝くじが当たった日にゃあ、交換してもいいぜ?」

「学生寮に置くのなら、交換しなくてもいいだろ? 
ほぼ私と共同で暮らしてるようなものだし」

ヤジ「ははっ 違いねぇ。
……今日は 幸せに眠れそうだ」



杉夜「……バード……くっ 
お袋が もう少し症状が良くなれば森林浴とかするのに使える……
希望を持てって言う暗示か? それとも……もはやお前には
使う事の出来ないものだとって言う、遠まわしの中傷なのか これは……」


 男性陣は、素直に喜ぶもの その物に対し縁を感じるもの
絶望に苛まれ 神に怨嗟を唱えるもの様々だ

157夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/01/07(月) 23:09:37
>>154

「んん〜〜〜なかなかのできばえじゃないか。
 ハンドメイドは、きせいひんにはだせないアジがあるな〜〜〜。
 で――『アイツ』は、イマどっかいってんの??
 ま、イイのがあたったから、こんかいはトクベツにゆるしてやろう。
 ダレがつくったかしらないけど!!」

『白兎』を取り逃がしてしまったが、まぁまぁご満悦だ。
今が一番寒い時期だから、さっそく使おう。
ただし、マフラーだけだ。
手袋は使えない。
なぜなら、この『スーパーアリスティック』な『ネイル』がかくれてしまうからな!!
ちなみに『スーパーアリスティック』とは『チョーアリスっぽい』というイミのコトバだ。
みんなもおぼえよう!!

>>155

「いやぁ、スマンスマン。
 『シロウサギ』をおいかけてたら『フシギのくに』についちゃって、
 ちょっと『ティーパーティー』してきた。
 で、ナニがあたった??ふんふんほうほうふむふむ。
 ジャジャジャン!!わたしのはコレだ!!」

四人がもらったプレゼントを横から覗き込んだ。
そして自分のも見せびらかす。
ついでに周りの人の分も見ておこう。

158宗像征爾『アヴィーチー』:2019/01/08(火) 00:31:24
>>154

手の中に現れた御守りを見下ろす。
それは少なくとも意外な品物ではあった。

「――来るべき所を間違えたようだな」

この御守りにとっては他の者の手に渡っていた方が幸運だっただろう。
俺の所に来てしまった事が『こいつ』にとっての不運なのかもしれない。

「俺のような人間には勿体無い代物だ」

俺が持っていたとしても宝の持ち腐れになる。
皮肉としては適切かもしれないが。

「だが――受け取った以上は丁重に扱わなければ『義理』に反する」

御守りを元通りに仕舞う。
持ち歩く事は無いだろうが捨て置く事はしない。

159『星々交わり、日が昇る』:2019/01/08(火) 02:06:19
>>155(朝山)

よく考えればあちこちで『触れ回っている』んだし、
誰かが偶然聞いていたっておかしくもなんともない。
もしかするとそれを聞いたファンなのかもしれない。

――――『ニュー・エクリプス』。
かつて事情を知らずとも、
『蝕み』の末席にいた少女。
それを名乗る事の『意味』は、
この町では『生半可』ではない。

だが、今日は。仲間たちと過ごす今日は、そこに何の影もない。
パーティの幕は下りていくが、楽しい時間は望む限り続くだろう。

>>156(小林とヤジ)

宝くじは『当選』するかどうかわからないが、
それを含めて『太陽』を見せてくれるかもしれない。

ポプリを寝枕に置けば、月夜はいつも以上に、
情緒に溢れた思案と安らぎの時間になるかもしれない。

新年と言う未来へ歩むためには、悪くない第一歩のようだった。

>>156(杉夜)

プレゼントが『運命』を暗示するとすれば――――
これは杉夜とその母のどういう未来を暗示するのだろう?

バードコールは何も語らず、杉夜の手の内にただ眠っている。

>>157(夢見ヶ崎)

白兎は逃がしてしまったが、暖かい毛皮は手に入った。
そのウサギと毛皮に何か関係があるかは、置いておいて。

夢見ヶ崎が送ったネイルケアセットの行方も・・・
探せば分かりそうだが、まあ、野暮ではあるかもしれない。

>>158(宗像)


>全体

「皆さん、良いプレゼントは当たりましたか〜!
 嬉しい物も楽しい物もしっかり持ち帰ってくださいね!」

「忘れ物をした場合の窓口は設けてあるので安心するように!」

荷物の持ち帰りの話になっているし、
このパーティもそろそろ本格的におひらきのようだ。

160小石川文子『スーサイド・ライフ』:2019/01/08(火) 02:31:44
>>154

今ここにあるのは、誰かからの贈り物。
それが誰であっても、誰かが差し出したものが、こうして自分の手元に届いている。
それだけで、心なしか気持ちが温かくなるような気がした。

   ――ありがとうございます……。

心の中で、感謝の言葉を告げる。
それは相手には届かない。
けれど、この思いを心からなくしてしまうのは忍びなかった。

  「――……」

受け取った品物を見つめていると、ふと一つの後姿が思い浮かぶ。
ただの偶然と考えてしまうこともできる。
それとも、この贈り物から何かを感じたせいかもしれない――。

161美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2019/01/08(火) 03:44:09
>>154

「これはまた、随分と『実用的』なプレゼントねえ。
 ええ、ありがたいわよ。間違いなくね。
 疲れた日もこれを飲んで、バシッと決めてみせるわ」

              グッ!

    「――――『バシッ』とね!」

自信に満ちた表情で、同じセリフを繰り返す。
右手の親指も立っている。
言うまでもないが、まだ酔っている状態だった。

>>159

「ええ、しっかりと頂きました。
 だけど、一番持ち帰りたいのは『思い出』じゃないかしら?
 楽しい時間を過ごさせてもらえて感謝するわ。
 ホントに楽しかった。どうも、ありがとう」

「それじゃあ、私はこれでお暇させていただくわ。
 明日は『男性』と会う予定が入ってるものだから」

       フフッ

そう言って、意味ありげに口元を綻ばせる。
実際は、馴染みのディレクターと『年末特番』の打ち合わせをするだけなのだが。
パーティーの最後に、火遊びの『残り香』を置いていくのも悪くない。

「えっと、家のカギは……」

     「ちゃんと持ってるわね、うん」

           「それでは、皆さん――『 Have a good night!! 』」

162夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/01/08(火) 21:44:19
>>159

「さっそくマフラーまいてかえるか〜〜〜。
 ナイスタイミング!!
 ワタリニフネってやつだな!!
 そんじゃ、みんなバイバ〜〜〜イ!!
 アッちゃんマリちゃん、またあそぼうね〜〜〜!!」

新しい年が来れば、また新たな冒険が待っている。
『アリス』の旅は、どこまでも果てしなく続く。
この瞳の奥に、好奇心の『光』がある限り。


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