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【供】『心音サイフォン』
84
:
名無しは星を見ていたい
:2017/02/20(月) 20:26:38
カキカキカキカキ…
「――男は歩いていた。長針は鎌首をもたげている
次に親と子の印が交差する時には、あの川辺に生える葦も眠るのだろう」
カキカキ ガリガリ シャッ シャッ…
「一つの部屋に、褪せた靴底のスタンプ付けて残し。その椅子に座る
角ばった鋭利な目の中に、およそ似つかしからぬ虚空を蝕めて。
だが、男は空っぽな中に何かを詰めたくて此処へ来たのだろう。
それが、また彼にとっての最良であろうとなかろうとも」
グリグリ シュッ カキカキ キュッ キュゥッゥ…
「男の瞳の中で、彼の人は波紋を落とすように揺らいでいた。
欹(そばだ)てている そう、その姿を見て思えた。いや、思い込もうとしていた
どちらでも良いように振り子を揺らしていたのだろう。
だが、目に見えぬ高位なる者へ罪人が懺悔するように。その男もまた
聞き入れてくれる事を、実は切に願っていたのかも知れない」
シャッッ シャッ カリカリシュリィ ガリガリカキ
「そして、男は筆を走らせて彼女へと喋りかけ
……いや。
――書き綴りながら、心を彫り浮かべるのだ」
――――――――――――――――――
1.小林 丈(こばやし たける)
2.男
3.18
―――――――――――――――――――
5.カキカキカキカキ……ピッ キュ
「彼は文字を壕(ほり) また時に埋めながら白紙に自分を誇示して……っと」
「……私の、あるかないか不明瞭な こころ と言う題名を
記す前に、貴方(藤原 しおん)に、一つだけ聞きたい」
「此処の形式からは外れてる行為であるだろう事は承知してるし
失礼であるとも自覚ある。ただ、どうしても知りたい」
「貴方が、今まで『こころ』と言う存在に触れ合った時に。
何を想い、何を胸と頭の中に浮かべ 産んで 描いたのか」
「不躾な詮索だとは思う。だが、一『作家』として。
私は、出会った人達の事を綴り、文章にする。
物欲や自賛や名誉でない。謂わば之を表すとなれば『誇り』だ。
貴方『藤原しおん/音仙』の事を、少しで良い。私に教えて頂けないだろうか?」
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