[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】
741
:
百目鬼小百合『ライトパス』
:2022/09/26(月) 21:55:53
>>740
「いきなり連絡しちまって悪いねぇ」
電話口から聞こえてきたのは低い女の声だった。
若い声色ではない。
名前を見ずとも、
三刀屋よりも年長者である事は察せられるだろう。
「アンタに今ほんの少しだけ暇があって、
頭が寝ぼけてなけりゃあ、
ちょいと伝えときたい事があるのさ」
ザッ………………
その時、小さな物音を耳にして、背後を振り返る。
どうやら『もう一人』残っていたようだ。
開襟シャツに着崩したスーツ。
チンピラの中でも、やや位が高い人物らしい。
剣呑な表情で百目鬼を見据える男の手には、
『白鞘の短刀』が握られていた。
「『往生』しろやァ――――――ッ!!!!!!」
ブ ォ ン ッ
咄嗟に身をかわした直後、風を裂く唸りと共に、
刃の切っ先が虚空を薙ぎ払う。
「おやおや、そいつは『銃刀法違反』だよ」
再びスマホを顔に近付け、何事もないように通話を続ける。
「『詳しい話』は電話じゃあ言いづらい。
アンタの都合が合えば、直接会って話をしたいと思ってる」
「この…………『腐れ鬼女』がッ!!」
ド ヒ ュ ゥ ッ
容赦なく突き出される刃。
それを『正道』の『警棒』が叩き落す。
人間が行える動作を遥かに超越した速度だった。
「簡単に言うと『スタンド』絡みだよ」
ドッグォッ!!
返す刀で、男の顎めがけて『正道』が『左の拳』を叩き込む。
「――――興味あるかい?」
ド サ ァ ッ
電話口の向こうから、人間が路上に倒れる音が響いた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板