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【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】

1 『星間通信局』 :2016/02/21(日) 21:16:04
★―――――――――――――――――――――――――――――――――――――☆

  このスレはPC間の電話、メールアプリなどでの連絡や交流、                     
  およびPCの利用するSNSやネットコミュニティの描写に使用できるスレです。
  特定の相手を指定して連絡する場合、相手にそれが分かるように書くことを推奨します。

  PCを介さない、PL同士の連絡は『点呼スレッド』でどうぞ。
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051129/

  また、描写として『ネット上の匿名の声』を持ち出すのは問題ありませんが、
  自キャラや自分の活動を過度に、また不自然に持ち上げさせたり、
  特定のキャラや板上の活動を一方的にsageたりするのに使うのは非推奨です。
  マナーを守って、楽しいネットライフを!

☆―――――――――――――――――――――――――――――――――――――★

73 村田 瑛壱『ディズィー・スティック』 :2020/06/08(月) 02:18:44
>>72
カツ
   カツ  コツ
コツ
   カツ カツ・・・

すり減った革靴の踵が床を叩く乾いた音が地下通路に響き、そして止まる。

コン  コン コン

「・・・開けるぜ・・・」

『扉』をノックしてしばらくの後、言葉とともに『扉』を開けようと試みる。

74 藤原しおん『ウィスパーズ』 :2020/06/08(月) 03:21:58
>>73

「―――――――どうぞ。お入りください」



                 ギ  ィィイ ・・・



電話口の向こうで、聴いた声だった。
ドアを開けると――――


                      コポ ポポポ ・・・


広がるのは、『洋室』だ。
暖色系の色使いで統一された、ごく普通の、一室。
熱帯魚がゆっくりと泳ぐ水槽の、エアポンプの音。
それだけが無機質な音として空間を満たす。
甘い匂いは『紅茶』を連想させ、室温もごく快適。

ごく、『日常的』な光景。

……そんな部屋の中心に、それがあった。
一対の椅子で挟まれた、テーブル。
片側の、入り口側に置かれた椅子は空いている。

向かいの椅子に、女がいる。

「初めまして―――――『村田』さん。
 ここまで来ていただいてどうもありがとうございます。
 私の名前は……『藤原(ふじわら)』……『藤原しおん』」

若い女だった。――――『笑み』を浮かべている。

灰色がかった髪、前髪が伸びて目に半ばかかっており、
細身な体躯を覆う衣服は、部屋の印象と同じく暖色系のもの。
椅子に座っている事もあってか、『小さい』印象の女だった。
立っている村田からすればなおさら、『見下ろせる』。

しかし『村田』は、それと同時に――――『見上げる』べき『存在』にも、気付ける。

        キィィ

「あるいは――――『音仙』と。そのように名乗っております」


                         イィィィ   ィィ  ・・・

それは、彼女の背後に聳えたつ『樹』だった。樹――――だが、『有機体』ではない。
無数の『音響機器』が組み合わさって大樹を構成し、『蔓』のように伸びたコードは彼女の肩や頭に垂れる。

                            ・・・これは、『何』だ? 『非日常』。

75 村田 瑛壱『ディズィー・スティック』 :2020/06/08(月) 04:05:29
>>74

「・・・ッ・・・・・・!」

部屋の中にあふれる『日常』と、聳え立つ『非日常』が織りなす『不協和音』に言葉を失いかけるが…

「・・・これは、菓子折りでも持ってくるべきだったかな・・・?」

敢えて軽口でもって目の前の光景に応える。
ここはすでに鯨の腹の中・・・この程度の去勢など、何の意味も持たないだろうが。

「あんた、俺のことは『知っている』ようだが、『礼儀』だからな。」

言ってから『扉』を閉め、深く一呼吸した後、『音仙』に向き直る。

             ムラタ エイイチ
「俺の名前は『村田』。『村田 瑛壱』。」

「あんたに、『聴き』たいことがあって来た。」

立って『音仙』に相対したまま、大樹の蔓と彼女の髪が隠すその顔を、しっかりと見据えて言葉を発する。

76 藤原しおん『ウィスパーズ』 :2020/06/08(月) 22:17:39
>>75

「次に来ることがあれば……『カステラ』をぜひ。
 ザラメが付いているやつだと更に良いですが、
 まあ、でも、学生さんにお菓子を要求するのも……
 大人としては、あまりこう、体面が良くないですよね。
 だから手土産は、お気持ちだけでも……エエ、もちろん今日も」

               『シュル』

          『シュル』

『蔓』の内数本の先端が、『村田』の周囲に泳ぐ……
幾つか付いた『蕾』は、『スピーカーマイク』を思わせる意匠。

「キミについては『聴いて』ますが……私は『全能』ではありません。
 安心してください『村田』君、『言っていない』ことまでは、知りませんから」

「例えば、その礼儀正しさは……今初めて知りました。
 かなり『不良』なのかな……と、内心怖かったんです、エエ。
 まあ、『小林』君や彼の友人もけっこうしっかりしてますし、
 『不良』こそ礼儀を弁えているという見方もあるでしょうが……ネ」

「……失礼、また話が長くなってしまいました」

部屋に幾ばくの生活感があるように、
藤原しおんの言葉にもまた『平凡』な響きはある。
何かを隠すための物――――でもなく、それも間違いなく、彼女の性質なのだろう。

「ここには……みな何かを『聴き』に来ます。
 そして、私自身も……皆さんの『心音』を聴く。
 それが私の、『ウィスパーズ』の能力の一環」

「椅子にどうぞ。……ああ楽にして。私、草食系なので……取って食いはしませんよ」

促す手の先は、彼女に対峙する『椅子』。
言葉通り『敵意』や『警戒』は見えない。『超然とした余裕』という風でもない。『延長線上の存在』。

               ・・・その視線には『見下ろさず』見据える村田への、好意さえ感じる。

77 村田 瑛壱『ディズィー・スティック』 :2020/06/08(月) 22:35:43
>>76

空間を泳ぐ『蔓』に身構えるが、
『音仙』の言葉と振る舞いに、少しだけ気持ちを軽くする。
とはいえ、村田が今『呑まれて』いることには変わりがない。

「別に、不良を気取ってるわけじゃあない。とはいえ、優等生を自負するつもりもない。」

「普通に生活して、ほどほどに『悪さ』するってだけのことだ。」

音を立てないように椅子を引き、浅く腰掛ける

「・・・それで、『聴く』っていうのは?」

78 藤原しおん『ウィスパーズ』 :2020/06/08(月) 23:21:33
>>77

椅子には既製品と思われるクッションが敷かれ、
座り心地はほどほどによい。家でも再現できそうなレベルに。

「『悪さ』……エエ、それもまた『青春』でしょう。
 私はあんまりそういうことはしなかったですけど、
 特に『正義』を志しているものではないですし……
 法に反した事の経験があるとしても、キミの『礼』に変わりはない」

                『シュルルルル』

『村田』が椅子に着いたのが契機か、
蔓はその量を増やし、幾つもの『花』を咲かす。
蕾がそうであったように、『スピーカーマイク』の花を。

「ああ、すみません……説明不足でした。
 『聴く』……というのはカウンセリングとかではなく」

         『シュル』

               『シュル』

「『ウィスパーズ』……キミにも見えているであろう、
 この『樹』の持つ『特別な能力』を使う、という意味です」

『ウィスパーズ』。
藤原しおん――――『音仙』は背後の樹を手で示し、微笑む。

「『スタンド』は精神の発現、具現化……
 それはおそらく、小林君たちから聞きましたよね。
 マア、諸説あるうちの一つではあるのですが、
 説得力のある説です……そうであるからこそ、
 私は『他人のスタンド能力がどういうものか』を知れる。
 それが、まだ『目覚め切ってはいない』ものであっても、ネ」

「より端的に言えば―――――私は『特定の条件』で、『人の心の声』を聴けます。
 表層意識より、もっと、もっと深い……心の底に溜まる澱、希望や願望。怨嗟。不屈の意志。妄念」

                                      スタンド
                   「それらから生まれる……『特別な才能』の、『産声』」

日常を帯びた彼女の声は、『非日常』そのものの『世界観』を語る。
それを妄想、創作と一蹴できないのは、村田が見ている『光景』が十分に示している。

「そうしてキミの『スタンド』を聴きとり……キミに『分かりやすい形で聴かせる』事で、目覚めを促す」
 
「そのようなことをするのが……エエ。『音仙』と名乗る、私の持つ『特別な才能』の一環、という事です」

79 村田 瑛壱『ディズィー・スティック』 :2020/06/08(月) 23:35:09
>>78

「これも・・・『スタンド』なのか」

『ウィスパーズ』と、彼女は『大樹』を呼んだ。そういう『名』なのだろう。

「あんた、電話でこう言ったよな。」

〜「キミの『用件』は、私にも価値がある」〜

「・・・俺の要件はそう、あんたに『聴い』てもらい、『聴かせて』もらうことだ。
でも、それがあんたにとって、なぜ『価値』がある?そこのところが、いまいち解せねぇ。」

80 藤原しおん『ウィスパーズ』 :2020/06/08(月) 23:48:22
>>79

「ええ、私の『スタンド』です……『珍しい』形ですが、
 人の『心音』が千差万別なように、その具現化もまた同じ。
 別に私が樹のような女、という意味ではないですケド。
 小林君だって、『ブリキの金魚のような少年』ではないように……ね」

講釈を垂れる『音仙』。
背後の『大樹』そのものは動く様子もなく、根を張る。
自ら出向かず村田を『呼び寄せた』藤原しおんと、
あるいはそれは相関する性質なのかもしれない。

「……ああ」

「私は『興味深い音』を、聴くのが好きなんです。
 普通の人間と『スタンド使い』では、少し違う。
 つまり……『趣味』と、ほとんどそう言っても良い」

「それが一つ……次に『慈善』。
 力を秘めながら『使い方』を知らない者というのは、
 『力の使い方を知る者』に、『カモ』にされてしまうもの。
 『見えるだけ』……キミのような状態は、とても危ない。
 であれば、いっそ目覚めさせ……『使い方』を知れば『自衛』できる」

                           ニコ…

笑みを浮かべて、『大義』を語る。
小林らの話が本当なら、『力を持つ悪』も存在するのだろう。
自衛は必要――――だが『音仙』は、さらに笑みを深める。

          「そして『実益』」

「私が『聴き』目覚めさせる『スタンド使い』たちは、
 みな、はじめから『素質』がある者です……
 つまり『私のあずかり知らぬところで目覚めるかもしれない』」

『村田』が――無自覚に『リヴィング・イン・モーメント』を見たように。
あるいは己の中に眠る『才能』が、自然に目覚める日も来るのかもしれない。
5年後か、10年後か、30年後か・・・『ヤジ』も語ったように。

「そうなれば……『正体の知れない使い手』が、一人この世に増えますよね。
 私は、その、『心配性』でして……なら、『自分で目覚めさせれば、知った使い手』」

                     「……そこに『価値』がある。
                       三つの『価値』……『ご納得』は、いただけますか?」

81 村田 瑛壱『ディズィー・スティック』 :2020/06/09(火) 00:01:53
>>80

「なるほど、『よくわかった』よ。」

「『小林とヤジ』が言ってたことも、ウソじゃあないらしいってことも、な。」

『組織』。『悪人』。
平和な街―そう思い込んでいたこの町が、水面下ではそんなことになっていようとは、露ほども知らなかった。
・・・そして、今までの自分が、いかに『危険』だったかも。

「・・・俺みたいな人間は、多いのかい?
『見える』だけ・・・自覚なく、その『スタンド使い』になるってやつは?」

82 藤原しおん『ウィスパーズ』 :2020/06/09(火) 00:22:24
>>81

「お分かりいただけて何よりです……
 『納得』して貰うためにわたしが尽くせるのは、『声』だけですから」

                 スゥ ・・・

両手を組んで、髪の隙間から『村田』を見据える『音仙』。

「……『少ない』です。
 普通は『見えもしない』……『そのまま終わる』か、
 『見えないうちに何かを求めてここに来る』か。
 見えない者は『巻き込まれる』事もあまりないのです。
 この町は『表向きの平和』を、間違いなく保っているから」

「『見えてはいても使えない』というのは、『ごくわずか』な例。
 そこから『見えないまま自然に目覚める』のは、ほぼ聞きません。
 『スタンド使い』に片足を突っ込んでいる以上、
 同じ『スタンド使い』達とは……『惹かれ合う』のが運命。
 小林君たちも言ったように……『危機に瀕して目覚める』か」


         「『危機に?まれて終わるか』」


    『シュル』  『シュル』

                 『シュル』

「……キミはそのどちらにもなりません。今日ここで『知る』から」

                     「『その世界』を、ね……『心の準備』は?」

83 村田 瑛壱『ディズィー・スティック』 :2020/06/09(火) 00:31:47
>>82

「『終わる』・・・か。」

「どうやら、『小林』たちには、あとでたっぷり礼を尽くさにゃならんらしい。」

「『音仙』・・・あんたにもな。『カステラ』だったよな。覚えておくよ。」

グッ  グッ  ビシッ !

制服の襟首をつかんで引っ張り、正す。
『風間』の車に乗り、『シートベルト』を締めたときのように。

「・・・『お願いします』。」

『風間』はこうも言った。『余計なことはするな』、だ。

84 藤原しおん『ウィスパーズ』 :2020/06/09(火) 00:59:04
>>83

「恩を売るつもりは、ありませんケド……
 恩に感じてくれるのでしたら、受け取ります。
 小林君たちとは……仲良く、してください。私からはそれだけ」

     「あとは」

              キュイィィィ ―――― ・・・

「――――――――――――『聴き終わりました』。ありがとう」

ぽつりと『音仙』が言葉を漏らす――――

「キミははじめから、『そのため』にここに来た人。
 それに世間話は……キミも、もう十分でしょう。
 知りたいのは『本題』…………耳を澄ませて、お聴きください」


         キィィ      ―――― ・・・ィィン


ひときわ『醒める』、音が鳴った――――『村田瑛壱』は、それで『成った』。

「―――――――『ディズィー・スティック』」


『名前』だ。 


「『そう名付けた』ではなく……これには『名前があった』。
 不思議な感覚ではありますが、『そう感じます』。
 ……その『使い方』は、今『聴かせた』通り変幻にして自在」

      /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''

     ・・・・
『己の傍に立つそれの名前だ』と、直感的に分かった。
『初めて聴いた』筈なのに――――『初めからあったように』。


「『棒』……生活、人類のあらゆる文化に根差す『普遍的な形』でありながら、
 『武術』においては『槍』にも『ナギナタ』にもなり、『無限の可能性』を持つ『武器』。
 表には出さずにいる『熱』を秘めた、キミらしい形、という事でしょうか……?
 ……まして『ディズィー・スティック』は、世界のあらゆるものを『それ』に変える力」

                  「キミの世界は……『可能性に満ちている』」

『心音』の『解釈』は、『音仙』のもの――――『本質』は、『村田瑛壱』が『知っている』。

85 村田 瑛壱『ディズィー・スティック』 :2020/06/09(火) 01:19:24
>>84
         キィィ      ―――― ・・・ィィン
『醒める音』。
        【 グシ ャ ッ  バ ァ ッ!!!】
『爆ぜる音』。
        【今回も『成功』だ・・・・・・・・・なかなか幸先が良いぞ。】
『男の声』?
        【━━━━━『スタンド』の名は、『―――――――――――』。】

よく聞こえなかった。しかし、『解』った。

      /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''

「・・・『ディズィー・スティック』。俺の・・・『スタンド』。」

見たことはない。こんな『力』があることを、今まで知りもしなかった。
だが、その言葉は、口からこぼれだした。

「・・・『待たせた』な・・・・・『ディズィー・スティック』。」

たぎりを感じる新たな『力』に、どこか遠い懐かしさを感じながら、そうつぶやいた。

86 藤原しおん『ウィスパーズ』 :2020/06/09(火) 01:35:14
>>85

「キミは『スタンド』を知った…………『もう戻れない』。
 ですが、それは『呪い』でなく『祝福』でもある事を、
 キミは既に理解している……恐らく、私の考え以上にね」

            『シュル』

                『ルルル』

無数の蔓が、『巻き取りコード』のように大樹へと戻る。
『用件は済んだ』という事だろう。

『ディズィー・スティック』……『ずっと目覚めを待っていた』。

「……私に出来るのは、ひとまずここまで。
 力を使ううち、『疑問』や『不明』が浮かぶ事があれば、
 その時は、私がまた役に立てる事もあるでしょう。」

「『使い方』はお判りでしょうが、
 『使い道』も……それこそ『無限』です。
 『悪さ』は、しすぎないように……
 『悪』があれば、『正義』もある。
 もっとも、キミに心配は無用でしょうけど」

           「……お帰り……いえ、『門出』はあちらの『扉』から」

藤原しおんの笑みには最低でも『三つ』の『意味』があるのだろう。
……『村田瑛壱』がこれからどうするかは、まさしく『星の数』ほどに無限大だ。

―――――――――――――――――――――――――――――――
☆話の流れ上『音仙』が供与を行った形になっていますが、
  『他板のスタンド』は一律以下のスレで『質疑』を行います。
  予めご了承ください。
  質疑対応自体は原則『音仙』=薬師丸がしますので、
  当該スレ内で『音仙に質疑に来たもの』としていただいても構いません。

【他】『特殊供与スタンド・質疑・成長スレッド』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1518530384/

87 村田 瑛壱『ディズィー・スティック』 :2020/06/09(火) 01:42:14
>>86
「・・・しばらくは考えてみる。『力』の使い方・・・」

「『どうあるべき』か。」

カツ!   グッ

「・・・改めて、世話になった。とびきりの『カステラ』、楽しみにしててくれ。」

『音仙』へ一礼ののち、扉へ向き直って開け放ち、振り返らずに出ていく。

88 藤原しおん『ウィスパーズ』 :2020/06/09(火) 01:48:47
>>87

「キミがこれから奏でる『音』と同じくらい……楽しみにしていますね」

                  ギィィ  ・・・

                            バタン

ドアを出た先には、『星見町』が広がる。
今までと同じ町――――しかし今は『知っている』。

道行く人間には『秘めた』者がいる。
町の陰には『悪』の『残滓』が燻る。
対抗するかのような善意の星々と、
『アリーナ』なる、謎めいた『正義』。

それらを内包しながら、『平和な町』は生きている。

        ――――『村田瑛壱』の物語は、この小さな町で『続く』。

89 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/06/25(木) 22:16:36
>塞川『クリスタライズド・ディスペア』

鉄夕立から『LINE』メッセージが届いた。



こんばんは。いかがお過ごしですか?

(片手を上げる、剣道防具姿のキャラクタースタンプ)

90 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2020/06/25(木) 22:24:28
>>89
メッセージに『既読』がつくのを確認する間もなく、
『夕立』のスマホに『電話着信』が入る。

「あんたから『連絡』を寄越すとは、珍しいなァ……『夕立』。
人肌がコイしくなったか? ン?」

通話に出たのを確認したなら、
挨拶もそこそこに、一方的に切り出す。

「『要件』はなんだ」

91 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/06/25(木) 22:34:50
>>90

『リビング』を出て、自宅の縁側の方へ。スマホの着信ボタンを押して、通話を始める。

「塞川さんこそ、性急ですね。あるいはオレと同じ気持ちでしたか?」

家族以外の女性で、ここまで冗談を返せるのはまだこの人くらいだろうな、と思いつつ。
本題を問われて、少しの間押し黙る。

「…大した要件ではありません。本当に、ただ『近況』を聞ければと。万が一、何らかの『通り魔』の情報が得られれば」

「こちらは、同じく『スタンド使い』でかつ、事情を知る仲間ができました。
 夢見ヶ崎明日美、斑鳩翔。一人は高校一年生で、もう一人はオレと同い年です。
 二人とも良いヤツです。何らかの機会でお会いしたら、よろしくお願いします」

「あと、妹がまた『ピアノ』を再会するようです。今日は先生だけでなく『調律師』の人も来てくれて、
 その人もまた、妹の心を共に支えてくれると仰ってくれました。…少しずつですが、きっとこれから心の傷も癒していけると思います」

「…それと」

一旦言葉を切る。

92 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2020/06/25(木) 22:49:54
>>91
「あー? あんた、意外と面白い性格だなァ。
普段は、猫被ってやがるのか?」

意表を突かれたように一瞬押し黙り、
ケタケタと笑いながら会話を続ける。

「『通り魔』……悪ィが、私の方では何の情報もない。
色々探させてはいるんだが……やはり、『スタンド絡み』は中々上手くはいかねーな。
ま、まだ『アテ』はある。あんたの方から掛けて来たなら丁度良いぜ。
あれから『一月』……そろそろ頃合いだろ」

「あ? そーかい。 『スタンド使い』の『仲間』……ねぇ。
そんな事を、軽々に教えていいのか?
私みてーな怪しいヤツによぉ〜〜」

「ふん。そりゃ、めでたいハナシだな。
『調律師』か………」

「それと……なんだ?」

93 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/06/25(木) 23:10:23
>>92

「オレだって、いつまでも慣れないままではいませんよ。会った回数や時間次第では、流石に耐性が付いてきます」

極端に女性との関わり合いが少ないから緊張するのであって、それが増えていけばいずれは慣れる。
ましてや塞川さんは、共に命を懸けて戦った間柄なのだから。
…もちろん、やはり初対面の女性は苦手だが。ついでに、電話口だと少し気が楽になるのもある。

「…そう、ですか。いえ、塞川さんが謝ることなどなにもありません。
 協力して頂いているだけでもありがたいですし、それに仰る通り。『スタンド使い』の事件ですから」

『スタンド』は一般人には全く見えないし、何が起こっているのかも分からないだろう。
あまりに証拠が残らない、『通り魔』や『暗殺』などに向いている超能力だ。

「塞川さんを怪しいヤツだと思っているのなら、そもそも相談していませんよ
 …万が一、あなたが狂って、罪のない人間を傷付けるようになったら、オレがあなたを斬ります」
「もし逆にオレがそうなってしまったら、その時はよろしくお願いします」


「…それと。この前塞川さんと会った後に、色々と考えたんですが」
「オレ、『警察官』を目指そうと思います」

あの事件を、『立石』さんを、その後の顛末を踏まえて出した結論だ。

94 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2020/06/25(木) 23:23:52
>>93
> …万が一、あなたが狂って、罪のない人間を傷付けるようになったら、オレがあなたを斬ります」
>「もし逆にオレがそうなってしまったら、その時はよろしくお願いします」

「くだらねーことを言うな。
私がおかしくなっちまったなら、あんたの好きにすりゃいいが。
あんたがそうなっても、私はケツを拭いてはやらねーぞ。
精々そうならないように……自分の身も自分の心も、自分で守りな。
あんたの『心』がぶっ壊れないようにする手伝いなら、私もしてやってもいい」

低い声で凄むように言って、溜息をつく。

「こうやって、若人の話を聞いてやったり、とかな。
ン? 『警察官』? いいんじゃあねーか。
向いてるよ、あんたみたいな糞真面目な奴はな」

「そして……そう、『警察官』だ。
『立石』……あいつに話を聞くことは、できねーかな?
そろそろ、ある程度は回復してるだろうよ。
くたばってなきゃあな」

95 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/06/25(木) 23:35:46
>>94

>「くだらねーことを言うな。
>私がおかしくなっちまったなら、あんたの好きにすりゃいいが。
>あんたがそうなっても、私はケツを拭いてはやらねーぞ。
>精々そうならないように……自分の身も自分の心も、自分で守りな。
>あんたの『心』がぶっ壊れないようにする手伝いなら、私もしてやってもいい」

「…そう、ですね。そうならないのが一番、だとは思っているんですが…」

自分は、アリスにもそうだった。自分が死んだ時、今は自分が狂ってしまった時。
どうにも悪い方向を予想して、発言してしまうことがある。そうなりたくはない、と思っているのに関わらず。
それが例えあり得る未来だとしても、こうして他人に手間をかけさせるのは良くないだろう。
…壊れてからでは遅いのだ。そうなる前に助けてやる、と彼女は言ってくれている。

「すみませんでした。いえ、お手数をかけるような事にはならないと誓います」

>向いてるよ、あんたみたいな糞真面目な奴はな」

「ありがとうございます。…どうでしょう、中には植物状態になるまで昏睡が続く人もいますから」
「目覚めてくれたなら、大きな手掛かりになりますし、何よりオレも安心できます」

『通り魔』に協力してた疑いのある切江と違い、『立石』さんは純粋に警察官だった。
死なないでいてほしい。もし亡くなってしまったなら、『通り魔』に謝罪をさせる相手が一人増える事になる。

「…まぁ、自分はこの辺りです。今度、『警察署』に赴いて『立石』さんの容態を伺ってきます」
「幸い、以前訪れた時に知り合いもできたので、門前払いとは行かない、と思いたいです」
「お話を聞いて頂き、ありがとうございました、塞川さん」

塞川さんから何もなければ、そのまま通話を終了しよう。あまり夜に長話、というのも宜しくない。

96 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2020/06/25(木) 23:52:11
>>95
「『植物状態』……イヤなこと言うなァ〜〜」

言いつつ、『鉄』の言い草に、
再度大袈裟にため息をついてみせて、言葉を続ける。

「だから、『私にも噛ませろ』っつっただろーがよ。
明日だな? 私も行くぜ。
……『警察署』に行かなくても、『立石』の『携帯』があったろ?
まずは、そこに掛けてみな」

「『立石』以外にも……『木山』、そして『加佐見』……、
話を聞きたい奴は、まだまだいる。
私自身、その『通り魔事件』。
その内容には、今一腑に落ちていない点が多いんでなァ」

「……ってとこだな。
そして、あんたの『妹』……『注意』しろよ。
まだ『妄想』の域は出ないが、『時雨蛙』。
そして『切江』の死にざまを見ると、どうしてもな」

それだけを伝えて終話。

97 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2020/06/29(月) 20:44:39
鉄 夕立『シヴァルリー』 へ以下のようにメッセージを送る。

=========================

現在の確認事項
〇鉄朝陽への通り魔事件
→いつ、どうやって
→→『星見ピアノコンクール』との関係

〇切江と鉄朝陽・鉄夕立との接点
→『鉄朝陽』は『切江』のことを知っているのか。

→『切江』が両者の事を認識したタイミングは?

〇『星見ピアノコンクール』
→『鉄朝陽』が体験した事
→→起こった『耳鳴り』や『眩暈』について


今後の調査事項
〇切江について(加佐見・木山へ確認)
→『作風』が変化したタイミング
→→『星見ピアノコンクール』との関係
→→→そもそも『出席』していたのか。

→『通り魔』との関係
→→『協力者』だったのか?
→→『目撃者』だったのか?
→→『被害者』だったのか?
→→→『切江』に『傷』はあったか。
→→→→『鉄朝陽』が再び襲われる可能性

『現在の確認事項』のうち、妹へ確認可能なものは確認すること。
本人にとっちゃ『嫌な記憶』だろうが、解決には必要不可欠であり、
適任はあんたしかいない。


=========================

「………こんなモンか。
ま、こんな事は、ただの『整理』でしかねえ。
『スタンド使い』の『犯罪』………その真実へたどり着くのに必要なのは『飛躍』だ。
そこは、前回の事件で『FAX』へ一早く着目した、あいつの発想力に期待するぜ。
しかし……『耳鳴り』や『眩暈』、そして『刃』……か」

98 両角 晶『アモン・デュール』@電話か書類による連絡 :2020/07/01(水) 00:52:56
>猫柳 柚子さん
バーテンダーの経験があります、両角 晶(もろずみ あきら)と申します。
この度、バー『黒猫堂』にバーテンダーとして雇っていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか?

〜〜〜備考〜〜〜
せっかくのバー設定なので、話を横に広げて見るのも面白いのではないかと思い、提案します。

99 猫柳 柚子『カーマ・カメレオン』 :2020/07/01(水) 01:25:48
>>98

ご相談頂きありがとうございます。
以下の点がありますので、その点だけご承知頂きたいのですが、大丈夫でしょうか?

・『黒猫堂』は所々にレトロ感のあるバー。純粋なバーではなく、『ホステス』がいる。
・場所は『歓楽街─星見横丁』の一角にある。和洋多種のお酒があり、予算は選ぶお酒次第。
・その店で一番有名な『蜜柑』というキャストがいたが、突然失踪した。噂では男と駆け落ちしたと言われている。
 その息子は店長と相談して、女装をして同じ『ホステス』として働いている。

100 両角 晶『アモン・デュール』@電話か書類による連絡 :2020/07/01(水) 07:56:56
>>99
>以下の点がありますので、その点だけご承知頂きたいのですが、大丈夫でしょうか?
大丈夫です。

こちらの大まかなキャラ設定は以下になります。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050739/102

『黒猫堂』内での両角の働きは以下のような感じでどうでしょうか?
・バーテンダーなので源氏名はない。
 『両角(もろずみ)ちゃん』や『晶(あきら)ちゃん』、などと呼ばれている。
 もし、源氏名が必要な場合は『晶(しょう)』と名乗っている。
・基本的にはバーテンダーとして、カウンターで、多様なお酒やカクテル、ドリンクを提供している。
・バーテンダー以外にも、ボーイとして働いたり、簡単な料理を作ったり、とその場に応じた働きをする。
 ただし、『ホスト』のようなことはしない。
・酔っ払いが暴れた場合などに、バウンサー(用心棒)として働くこともあるが、極めて稀。

101 猫柳 柚子『カーマ・カメレオン』 :2020/07/01(水) 20:54:57
>>100

はい、全て大丈夫です。
『源氏名』はなくても大丈夫なので、林檎と柚子は『晶さん』と呼んでいる設定にします。
よろしくお願いします。

102 両角 晶『アモン・デュール』@電話か書類による連絡 :2020/07/01(水) 21:35:07
>>101
ありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いします。

103 『テレビ報道』 :2020/07/07(火) 23:48:22

――――ムシャクシャしてやった、そう供述しております。

運行中の『路線バス』で刃物を振り回したとして、
『新塚英夫(27)』が銃刀法違反の現行犯で逮捕されました。
乗客によって取り押さえられ、怪我人はいませんでした。

容疑者は『押し買い事件』の詐欺グループに所属しており、
先月、複数のメンバーと共に、『詐欺罪』で逮捕されていました。
しかし、『執行猶予』が認められ、釈放された矢先での事件となりました。

新塚容疑者は事件に対し、『無職でムシャクシャしてやった』、
『何人も巻き込んでやるつもりだった』、『麦茶が飲みたかった』と供述しており、
また、同市内で起こった傷害事件との関与も仄めかしております。

―――――ご意見番の皆さん、今回の事件については?

全く嘆かわしい事件ですね。
それでも尚、勇気ある乗客によって、血が流れなかったのが素晴らしい!

しかし、こういう輩を縛っておくのが刑務所だと思ったんですがね。
イカンでしょ、野放しにしちゃあ。怠慢だよね、お役所もさぁ。

まあ、今回は弁護士さんが頑張ったらしいですからね(笑)
でもねぇ、お客さんがこういう事件起こしちゃったらさ、
こう、ペナルティとかあるんじゃないかな。どうなの、そこ?
普通はさ、あると思うんだけど。ないの? ダメじゃん、ヤリ得だよね(笑)

―――――続きまして、今日の天気予報です。

104 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/07/26(日) 00:26:53
>『塞川 唯』『夢見ヶ崎 明日美』『斑鳩 翔』へ

こんにちは。『スタンド使い』である君たちの耳に入れておきたい事柄がある。
まず、ニュースを見ているものは知っているかもしれないが
妹を襲った『通り魔』は既に逮捕されたという事になっている。
実際その通り魔には、オレも遭遇した。
だが、恐らくそいつは偽物だ。
そいつは『短剣のスタンド使い』で、目の前でそのスタンドを発現した。
にも関わらず、その男はわざわざ犯行前に『現物の刃物』を購入している。
スタンドを知らない警察に対しても、分かりやすいように、だ。
何者かを庇うために、その行動を取った可能性が高いと思われる。

そしてその男が所属していたのが、とある『詐欺グループ』だ。
更に、その『詐欺グループ』全員が『スタンド使い』になっていた。
そいつらを『スタンド使い』に目覚めさせたのは、『降霊術』をあやつる『孵化』という人間だ。
『憑依』させられたものは、『人面痣』が浮かび上がる。その力を用いれば、『夢の世界』とやらにも行けるらしい。
その『詐欺グループ』の四人は、その『夢の世界』で虐殺を行い、自分たちの『王国』を作る予定だったようだ。
…もっとも、その内の三人は既に逮捕されている。しかも、全ての罪を認め、弁護も拒否している。
これも同じく、何者かの影があるだろう。

現時点で分かっていることはこの辺りだ。引き続き、また何か分かれば連絡する。
君たちも何か情報を得たなら、教えてほしい。よろしく頼む。

105 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2020/07/26(日) 00:49:50
>>104
以下のように返信。

=========================

なんだそりゃ? それは確かな情報なのか?
だが……あんたがどうやってその情報を得て、その真偽を確かめたのかは知らんが、
それが全て正しいと考えるなら、
あんたの妹を襲ったのは、『通り魔』なんてもんじゃあない、
もっと大きな『なにか』の一部だって事だろう。
そして、あんたの妹が襲われたのは、まだ『途中』かも知れないってことを、真面目に考えなくちゃあな。
妹には、何か変わった様子はないのか?


=========================

106 一抹 貞世『インダルジェンス』 :2020/07/26(日) 02:58:44
>>103
「新塚英夫…? 『あの夢』の後に捕まったウル星の仲間でしょうか」

「えっ、『執行猶予』で釈放されてる間にまた?
 ルンバとマスミの二人はどうなったのかな。
 片方はスタンド能力を失ったはず…」

「鉄先輩と連中が釈放されたらの話をしたせいでしょうか?
残りが来たら宗像さんか、鉄先輩に連絡して助けてもらわないと…」

107 斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』 :2020/07/26(日) 22:33:57
>>104

 *click*

そうか、夏の盛りに災難だったなァ君も
事は随分と根が深いらしいようで、僕としてもうっかり手を貸すのは吝かではないよ。l:Ь
家にも祖父母がいるし、彼らが安心して夜も歩けない町とか御免だからね。XD

 ――人が人を殺したり庇ったりする理由は大体『金』だ、そして大金を動かすなら『個人』でなく『組織』になる
 相手がチームで動いてるなら、こっちもタッグを組むべきだな。;)

ところで今度の休みに『カラオケ』いかないか?=D
学生は勉強が本分だと言うけれども、それはそれとして夏休みを楽しもうぜ
なんか持ち歌とか考えといてね。:)

 PS:『頭に角生えた奴』に気を付けてね、もういないとおもうけど!

 *click*

108 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2020/07/26(日) 22:59:41
>>104

    ピコンッ

『そいつら』について、わたしは『しってる』。

    ピコンッ

『ユメのセカイ』で『やりあった』コトもある。

    ピコンッ

『くわしいハナシ』は、こんどあったときに。

    ピコンッ

シブくキメてみた。どうよ??

    ピコンッ

『シロウサギのスタンプ』×5

109 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/07/28(火) 23:53:20
>>105>>107>>108(共通の返信)

更に追加で情報を得た。
まず、『悪霊』に憑依される『トリガー』が分かった。
これは何故かは分からないが…オレの妹、鉄 朝陽の『ピアノ演奏』を聴くことで、悪霊が肉体に入り込もうとしてくる。
この際に明確に『拒絶』をすることで、侵入を防げるようだが。
もし失敗した場合、悪霊は『人面痣』となって身体に入り込む。
『人面痣』は、その宿主を『数十秒』ほど操ってしまうようだ。

しかもそれだけではなく、人面痣を宿したものは『夢の世界』に引き摺り込まれる。
特別な外傷などなければ、誰かに起こされることにより『夢の世界』からは抜け出せるようだが。
万が一、誰かに幽閉された状態で『夢の世界』に送られてしまえば…一人で抜け出すのは難しいだろう。

塞川さんは知っているでしょうが、あの『切江』と『立石』さんの事件。
あれは『切江』が再生したピアノの音により、両者が悪霊に憑依され、互いを傷付けて発生したようです。
『夢の世界』で立石さんに会えました。もっとも、身体の治療ができない限りは、やはり目覚めることはできないそうです。

それと、こちらはアリスが知っているかもしれない。
『詐欺集団』の最後の一人、『松本尊氏』が夢の世界にいた。
身体ごと夢の世界に行って、逃亡していたようだ。中から外の情報は得られないらしく、他の三人の様子を訊ねられた。

ヤツの話では、『孵化』とは行きずりの関係のようだ。
たまたま出会い、『鮮血』を提供して『ピアノ』の音を聞かされて人面痣を宿しつつ『スタンド使い』になったらしい。

オレは『夢の世界』で友人の『音無ピエール』さんと戦った。
彼は無数の『悪霊』を憑依させられていた。ちなみに『夢の世界』で負った負傷は起きた時に治るようだ。
しかし、『死亡』の場合は分からないらしい。もしもあちらへ行ってしまった場合、留意してくれ。

その戦闘の際に、多少だが『孵化』の能力を読み取った。だがこれは憑依させた故の能力なのかもしれない。
原点とも呼ぶべき本体の能力はまた違う可能性がある。一応、ここに書き記しておく。

『殺意』を『研ぎ澄ませる』能力。
研ぎ澄ませた『殺意』は『殺傷』に対する、
天賦の『感性』を与え、『殺傷』自体への抵抗感を削ぐ。
人を殺傷する凶器であれば、その『殺傷力』を著しく高めるだろう。
本体の『降霊術』によって憑依させた『呪われた魂』は、
いずれも禍々しい『殺意』を秘めており、能力によって磨き上げれば、
本体の『殺意』を先鋭化させずとも、この能力を行使できるだろう。

そしてその音無さんが何故拉致されたのか、だが。
妹が出場していた『星見ピアノコンクール』、その会場となった『湖畔の多目的ホール』。
そちらの壇上にある『ピアノ』を調べようとして、謎の『二人組』に襲われたようだ。
その内の一人は、『孵化』かもしれない。今は郊外の施設に幽閉されているようだ。
ただ、そちらの救出は『アリーナ』の『タダヒト』さんに協力してもらっている。
恐らく、彼は助かるはずだ。

…去年朝陽の演奏を聴いた限りでは、素晴らしい演奏だった。
けれど、『スタンド使い』として目覚めた今の状態では、酷くノイズが走ったように聴こえた。
去年の段階でも、会場にいた人間の内の何人かが『体調不良』を訴えたようだ。
この事からして、あの『ピアノ』には何らかの仕掛けがあるようだ。
今年のコンクールまであと『3日』。それまでに、オレはあのピアノを調べに行く。
オレもついさっき、左腕と左肩に『人面痣』が取り憑いた。皆もそれぞれ気を付けてくれ。


(以下個別返信)

110 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/07/29(水) 00:10:18
>>105(塞川さん)

先程の情報を得たのは、『アリーナ』に所属する『タダヒト』さんです。
名前に反し、能力も立ち振る舞いもただ人ならざるものでしたが。
朝陽を襲ったのは同じく『孵化』の手のものなのか、それとも『ピアノ演奏』に脅威を感じた誰かは分かりません。
ですが塞川さんの仰る通り、まだ事件は全く解決していないと見ていいでしょう。
妹は、段々と心の傷も癒えてきています。
今は家のピアノもこの前お会いした『蛇尾川』さんに調律してもらい、上機嫌です。
…ただ朝陽も、去年の演奏に違和感を覚えているようでした。

>>107(斑鳩くん)

ああ、全くだ。
申し訳ないが、その際は是非とも協力を頼みたい。
キミとキミの『ロスト・アイデンティティ』は頼りにしている。
…何となく、『孵化』をこのまま放置すれば、この街にとって良くないものになる気がするんだ。

成る程、『金』か。
元より金目的で集まった犯罪集団だ、それもあり得る話だな。
それならば、その動きも追いやすいかもしれない。『タダヒト』さんにも相談してみよう。

『カラオケ』か、それもいいな。あまり人前で歌ったことはないが、斑鳩くんの歌は聴いてみたい。
『3日後』のコンクールまでに、一旦事態は落ち着くだろう。
その後は、『カラオケ』含めてどこかに遊びに行こうか。
キミも色々大変だったようだな、その際に色々話を聞かせてもらうよ。

>>108(アリス)

まさか、キミが『夢の世界』で彼らとやり合ったスタンド使いだったとはな。
今度会う時に、色々話を聞かせてもらおう。オレからも、これとは別に相談したいこともあるしな。
それまでに、互いの無事を祈っておこう。

…あぁ、中々にハードボイルドだな。名うての女スパイのようだ。
アリスの『情報収集力』には期待している、よろしく頼む。

(お辞儀をする剣道の防具を付けたキャラのスタンプ)

111 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2020/07/29(水) 20:38:58
>>109-110
『夢の世界』で『立石』だと?
それは、一応は良かった……と言っていいのか?
現実で快復すれば、脱出可能というならな。

だが、あんたの話……『辻褄が合わない』。
いや、浮いているというべきか……

あんたの『妹』は、なぜ襲撃された?
演奏を聴く事で『人面痣』を宿す……
ここだけを切り取れば、あんたの妹は完全に『孵化』側……
むしろ、その根源となっているという観点で見れば、
『孵化』という謎の人物、『そのもの』であってもおかしくはない。
違うか?

……というのも、ひとつの『可能性』としては考えられるって話だ。
だが、実際に起こっている事を考慮すれば、
むしろ『ピアノ』に仕掛けがある事は、間違いないだろうな。
あんたの『妹』の感じた『違和感』とは何だ?

調べようとするだけで『襲撃』………
そこまで『警戒』されているとなると、犯人は『ホール』、あるいは『ピアノ』。
どちらかの関係者である可能性が高いな。
全くの『部外者』が延々と『ピアノ』を見張るのは、不可能だろう。

今年の『コンクール』。『ピアノ』の調律は誰がやるのか?
こないだのキザったらしい男……『調律師』と言っていたな。
あいつから情報を引き出せないか?

そして……調べに行くということは、
相手の待ち構えている場所へと自ら飛び込んでいくってことだ。
最大限の『戦力』で臨むんだな。
勿論、私も行く。

112 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/07/30(木) 21:30:53
>>111

万が一にも、オレの妹が『孵化』に加担しているということなど有り得ません。
ですが億に一つ、そうなってしまい、誰かの命を奪ってしまっていたなら。
オレが朝陽を殺して、兄としてオレも腹を切ります。

妹が感じた『違和感』は、音が高かったような。硬い空気が震えるような、と言っています。
感覚的なもので、あまり言語化はし辛いようですが、とにかく自分の演奏ではないようだ、と。

…確かに。『蛇尾川』さんなら、あるいは何かを知っているかもしれません。
後ほど確認してみます。塞川さんの仰る通り、関係者の可能性は高そうですね。

………最悪、命を落とす可能性もありますが。塞川さんは、何故そこまで手を貸してくれるのですか?

113 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2020/07/30(木) 22:16:58
>>112
=========================
責任とか、そういう感傷の話をしているわけじゃあない。
ありとあらゆる可能性を考慮しろということだ。
それに、『宿主を操る』という能力を考慮すれば、既に操られているとかな。
覚悟を持って臨まなければ、いざという時に判断が鈍る。

そういえば、あんたが『人面痣』に憑りつかれたのは何故だ?
メールでも送られてきたのか?

そして、私があんたを手伝う理由。
成り行きってだけじゃあ、不満か?
別に、あんたに惚れたとかってわけじゃあないから、安心しろ。

=========================

(………私は、あんたに救われたんだ、『鉄』。
あんたにとっちゃあ、何気ない言葉だったのかも知れないが。
今は、その行く末を私に見せてくれ)

114 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/07/30(木) 22:40:51
>>113

…感謝します、塞川さん。
この恩は必ず、何に代えても。ですので、必ず生き延びて下さい。

まず最初の、『左肩』についた『人面痣』ですが。
手掛かりを探して去年の『ピアノコンクール』の映像を、ビデオカメラで再生してみたんです。
すると、去年会場で聴いた時とは違い、不快感を伴う『ノイズ』が混ざって聴こえました。
そして、気がつけば身体を乗っ取られ、『夢の世界』へと拉致されました。
その際に付着したのが『左肩』で、そして夢の世界で『音無』さんに憑いた悪霊がまたオレに移動してきたのが、『左手』です。

その際に、音無さんには大量の悪霊が付いていました。長時間操るには、それだけの悪霊が必要なようです。
そして悪霊は人面痣として『実体化』していますが、一般人にはそれに気がつかないようでした。
なのでよほど全身をコートなどで隠さない限りは、長時間操られている人間は分かると思います。

115 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2020/07/30(木) 23:44:34
>>114
相変わらずの奴だな、あんたは。

そうか、自分で調べていてということなら、不審な点はないな。
切江への『メール』のように、意図的に聞かせられたなら、
そこから逆に辿れるかと思ったが……。

つまり『ノイズ』とは『スタンド』の『音』ということか。
それなら、聞こえた人間が少ないことにも頷ける。
……いや、だが『立石』も寄生されているって話だったな。
まあ、この辺りは考えても仕方のない部分か。

あんたの方では、残りの『戦力』に当たっておけよ。
『危険』が伴う話ではあるが、相談はするべきだ。

116 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/07/31(金) 00:47:42
>>115

そういえば塞川さんの推測通り、去年の『星見ピアノコンクール』には『切江』がいました。
悪霊の様子では、芸術家なども素養があるらしく、『スタンド使い』になりやすいようです。
今となっては、ヤツがスタンド使いだったかどうか、定かではないですが…。
一般人でも、体調を崩したりなどする人もいるようです。聴こえるのはスタンド使いには限らないようですね。

…承知しました。ひとまず、『蛇尾川』さんにピアノの件を訊ねてみます。

117 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2020/07/31(金) 23:34:38
>>116
潜在的に『スタンド使い』に近い人間が、反応するのかもな。
しかし、あんたの妹は自身の演奏の『音』に、『ノイズ』が混じっている事に気が付かなかった……。
その辺の『ルール』がもう少しはっきりとわかれば話は進むんだが、恐らくは難しいだろう。

訊ねるのなら、『警戒』だけはしておけ。
何故あんたの妹が『人面痣』を乗り移らせる『演奏』が出来るのかは依然として不明だが、
そこに近づく人間が『怪しい』ことには変わりはないからな。

118 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/08/01(土) 00:12:21
>>117

(おはよう!と片手を大きく挙げた、剣道の防具を付けたキャラクターのスタンプ)

先程調律師の『蛇尾川』さんに訊ねてみましたが、今年の調律は彼が担当するそうです。
そして去年のコンクールの担当者は『不明』だそうですが、その『調律』は酷いものだったと。

『ピアノ』本体に調律の関係ない仕掛けがあるのか、それとも直前に『調律』を上書きするのか。
あるいは・・・・・。
どちらにせよ、自分は今日『湖畔』の会場に向かおうと思います。
塞川さんのご都合の良い時間に合わせて行きますので、準備ができましたら連絡をお願いします。

119 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2020/08/01(土) 00:24:11
>>118
私は別に構わないが、2人で乗り込むつもりか?
会場の『ピアノ』は、どっちにせよ3日後までは動かない。
あんたに協力者がいるなら、そいつらとも連携すべきじゃあないのか?
少なくとも、その『タダヒト』とかって奴ぐらいはな。

120 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/08/01(土) 00:33:48
>>119

『タダヒト』さんは、『音無』さんを探す方に尽力するようです。
本人からも『調査』の方へ向かってくれと頼まれていますし、増援は望めないかもしれません。
…あれから考えてみましたが、やはり友人を命懸けの戦いに巻き込むことはできません。
幸い、敵は今のところ『二人組』と判明しています。数で不利になることはないと思います。

121 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2020/08/01(土) 00:39:42
>>120
あんたも、色々考えてんだな……。
『湖畔』の『コンサートホール』だな?
なら、2時間後に入り口の前で。

122 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2020/08/01(土) 00:54:46
>>121

命を懸ける覚悟というのは、誰しも持つものではないですし、持つべきだとも思いません。
…ですので、塞川さんには本当に感謝しています。
了解しました、『二時間後』に湖畔の『コンサートホール』で集合ですね。

(承知!と書かれたデフォルメサムライ風のキャラスタンプ)


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