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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

86『きらきら星を追え!』:2016/06/09(木) 00:00:34
>>85
>一緒に行きましょう。私でよければ
パァァ―…!
「ありがとーう! 正直、断られても仕方がないと思ったけれど。嬉しいわー!
 そうと決まれば善は急げよ!」
グッ! パチンッ
 「さっそく行きましょう!」
立ち上がり、片手をグッと握りウインクする興味は。つむじ風のように
会計を手早く貴方の分まで済ませて駐車していた車へと乗りこみ
貴方と共に工場へと向かう。忙しないと思えるが、その熱意と迅速な
行動と決断力が彼女なりの魅力なのかも知れない。
 「アポはしてないけれど、まぁ電話で拒否られてるからね。
直接乗り込んで強引にでも中を見させて貰うわ。
ジャーナリスト魂を舐めるなよ! ってね!!」
 そう鼻息荒く、ハンドルを切る彼女は運転中ずっと気炎を昇らせていた。


……昼下がりとなり、貴方たち二人は『H湖』近くにある一つの煙突が昇る
平均的な学舎の体育館程度の大きさある工場へと車は着いた。

「ホームページに記載してるのが正しいのなら、此処が工場地の筈よ。
星屑金平糖の魅力の一つは、天然の自然水である澄み切ったH湖の水を
利用して氷砂糖と組み合わせ生成してます……って説明書きが載ってたけど
それだけで何万種類もある味の表現の秘密の答えには、なっちゃいないものねぇ」

 話しつつ興味は車から降りる。そして鉄柵のついた入口へと彼女は近づく。
「いよいよね……今更だけど緊張してきたわ」
 金平糖工場の入口の柵には錠やチェーンなどで縛られてもせず。力を押せば
どうやら簡単に開きそうである。

「どうする、子石川さん? 私が先に入っていこうかしら」

 無理に手伝いを頼んだ遠慮もあってか、興味は無理に貴方を中に一緒に
連れていく方策を除いた上で、そう告げた。


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