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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2
732
:
小石川文子『スーサイド・ライフ』
:2017/10/20(金) 23:51:48
>>729
コク……
無言でペイに頷く。
急いでいるのに引き留めていては申し訳ない。
きっと、彼女は人より鋭い勘の持ち主なのだと感じた。
だからこそ、湖から現れた異形に対して素早く対応することができたのだろう。
店長への注意も、彼女に任せておけば心配ないと思える。
スゥッ……
スラァァァァァ―――z____
意識を集中し、利き手である左手に『スーサイド・ライフ』を発現する。
鈍い輝きを放つ一振りのナイフ。
生と死の挟間に佇む自身の精神を象徴するヴィジョン。
ザグゥッ!
スゥゥゥゥゥ―――z____ッ
スパッ
その刃で『右目』と『右耳』を切り落とし、扉を少し開けてテラスへ進ませる。
目と耳がなくなった部分は、帽子を右側に傾けることで外からは見えないように隠しておく。
危険が迫った時のために、
テラスと店内の両方の状況を把握している人間が必要になるかもしれない。
自分は店内に留まり、ペイと店長の会話に耳を傾ける。
パーツ
もし聞き取りにくいようなら、『部位』の射程距離に気をつけながら声のする方に近付きたい。
ペイの言う通り、あの何かの出現には嫌な予感を覚える。
まるで、大きな嵐が訪れる前触れのような……。
不安な気持ちが高まると共に、『スーサイド・ライフ』を握る手に、自然と力が篭る。
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