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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2
725
:
小石川文子『スーサイド・ライフ』
:2017/10/19(木) 00:59:27
>>722
「……あれ……は……?」
視界が捉えたのは、少なくとも猟師の人ではなかった。
外見は人に似ていても、身に纏う雰囲気が否応なしに人ならざる者を意識させる。
見慣れた日常の対極に位置する非日常の存在。
まず頭に浮かぶのは、スタンドの存在だった。
自分自身がスタンドを持つ者だからこそ、その可能性が真っ先に思い浮かぶ。
そうだとすれば、彼らは何のために現れたのだろう……。
少し前に、ペイから聞いた話を思い出す。
この店で働いていた従業員が辞める時、この店は潰れると告げたことを。
あるいは――たった今、湖から現れた彼らが、そのことに関係しているのだろうか……。
「――ペイさん……?」
慌てた様子で店内に駆け込んだ彼女の姿を目で追う。
突然、奇妙な何かが近付いてきたら、驚いてしまうのは無理もないことだと思う。
ただ、今の彼女の反応は、何か少し違っていたような気がする……。
カタッ……
椅子から立ち上がり、ペイの後を追って店の中に入る。
湖から現れた何かと、他の四人のことも気にかかる。
ただ、今は一人でいるペイのことが心配だった。
「……大丈夫ですか?」
彼女を不安にさせないように静かに声を掛け、同時に店長の姿を探してみたい。
もし何かが起こるのであれば、彼にも伝えておいた方がいいかもしれない。
できるだけテラスの方にも気を配り、四人の様子にも注意を払っておきたい。
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