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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

613『赤に 紅に 朱に 丹に舞え』:2017/08/02(水) 22:38:37
>>612

    ――ベリル・ストック   27歳。出生 フィリピン
彼女は生まれつき、『嘘を見抜く』性質を宿していた。それは、既に
その能力を有するスタンドを抱えていたからか、若しくは先天性の物かは推測の域になる。
だが、確かな事は。彼女は、その力によって『祝福(呪縛)』された事だろう。
 多くは彼女のプライバシーを尊重して筆記はしないが、彼女はこの力により
愛する人の言葉を、信頼する仲間の態度に対し、また多くの対人関係の中で自分の希望とは
真逆の結果を受けた。それが、彼女が嘘を憎み嫌う事に拍車をかけ。皮肉にもその能力は
ますます力を高める事になる……そして、今ここに。

>う る さ い ッ ! ! ! 
アリーナ   ギャラリー
>もう『闘技場』も『外野』も関係ない。これは私達の闘いだから
>お互いの心と心を賭けて、最後までやろう――ベティ

 「そ   う  だ……アルカラ
私は我がまま さ。  だ   が……この道しか、知らない 
  あ   り   が   と   う
此処からは……誇り を  賭けた……闘い  だ  」


  い   く   ぞ


『ベティ』は、夕日を背にして闘う荒野のガンマンのように。
貴方に背を向け少し距離を開く。約5m程まで距離を作ると再び向き直った。

 「……『シンプリ―・レッド』   ……もう、言葉 遊びは、しない。
ただ……お前を……倒す為だけに……私  は」

 R  e e D o o o o o・・・

彼女の片腕が、軽く掲げられる。同じように、深紅のスタンドは倣うように
鮮血の涙を流しつつ、機能する腕を上げて貴方に本体と共に一歩足を踏み出す。

    ヒュ  ォ   ォ    ォ……

血の香りが、淡い微風にのって流れてくる。片腕に、鉄輪の冷たい感触が襲う……


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